JP6517283B2 - 弾性材圧縮式洗濯バサミ - Google Patents
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Description
凸軸ハサミ片も凹軸ハサミ片も共に、結合基軸部の裏側外面部域を把持部とし、把持部域、従って結合基軸部の前端から挟持部先端に至る中間地を境にして、前方域を挟持部、後方域を胴部とし、結合基軸部を除く前方全域は両片相互対象に形成され、挟持部側から把持部、結合基軸部側へV字状に拡がって行く形で全体的外観が表れる。
挟持部において、把持部から連続する外面即ち表(おもて)面とその裏側で対抗的に接触開閉する挟持面との厚みは、先端から緩勾配状に後端地点において最大厚を成しており、この最大厚地点が接触回転軸部となる。
そこから結合基軸部前端までを成す胴部において、接触回転軸部地点で一気に薄厚になって結合基軸部前端まで大きく湾状に切り欠かれ、挟持面が閉じている時は左右に突き抜けたトンネル穴状に表れる。
結合基軸部において、凸軸ハサミ片の凸状結合軸片と凹軸ハサミ片の凹状結合軸片の両者は、対抗的に凹凸嵌合した状態の中央部で結合軸ピンによって結合されている。
凹状結合軸片において、左右両側は対抗的に嵌り合う凸状結合軸片の大部分を外から被う形で側面壁が立ち上がり、前後側は側面壁のほぼ半分の高さで半壁面が立ち上がっており、このように囲われてできた空間を圧縮室と呼称するが、圧縮室の床面即ち把持部の裏面側の前端寄りに、ソフトな復元力を持つ軟質樹脂塊のような弾性材を設けてある。
凸状結合軸片において、軸片幹部は凹状結合軸片の圧縮室のスペース幅に丁度嵌り合う厚幅塊で、後端縁が凹状結合軸片側へ向かって鍔状に突き出た押厚鍔が設けてあり、把持部に指先の力が加わった時、押厚鍔が圧縮室の弾性材を押圧すると共に、接触回転軸部を回転軸として挟持部が開き、把持部の指を離すと弾性材のソフトな復元力で押圧鍔を押し返し、挟持部が閉じて挟持面がピッタリ合わさるのである。
以上を特徴とする弾性材圧縮式洗濯バサミである。
等の弾性材の復元力を利用したものである。軟質樹脂は、C形の金属バネのように挟持片を開くにつれ段々と強さが加わる機械的な強さではなく、樹脂特有の継続したソフトな強さが続き、圧迫している途中で休んでも強く押し返されることはなく、金属バネと異なり強い力が要らない。なお、この強さは弾性材の使用量を加減することで調整出来る。
異なる結合軸片を有する二つのハサミ片が、一端側の結合基軸部1で対向的に嵌合して軸結合し、他端側に挟持面2を持つ挟持部3を配して成る洗濯バサミであって、一方のハサミ片は、凸状結合軸片4を有して凸軸ハサミ片5と称し、他方のハサミ片は凹状結合軸片6を有して凹軸ハサミ片7と称し、挟持部3側を前方、結合基軸部1側を後方として、以下説明する。
凸軸ハサミ片5も凹軸ハサミ片7も共に、結合基軸部1の裏側外面部域を把持部8とし、把持部域、従って結合基軸部1の前端から挟持部3先端に至る中間地点を境にして、前方域を挟持部3、後方域を胴部9とし、結合基軸部1を除く前方地域は両片相互対象に形成され、挟持部3側から把持部8、結合基軸部1側へV字状に拡がって行く形で全体的外観が現れる。
挟持部3において、把持部8から連続する外面即ち表(おもて)面とその裏側で対向的に接触開閉する挟持面2との厚みは、先端から緩勾配状に後端地点において最大厚を成しており、この最大厚地点が接触回転軸部10となる。
そこから結合基軸部1前端までを成す胴部9において、接触回転軸部10地点で一気に薄厚になって結合基軸部1前端まで大きく湾状に切り欠かれ、挟持面2が閉じている時は左右に突き抜けたトンネル穴状に表れる。
結合基軸部1において、凸軸ハサミ片5の凸状結合軸片4と凹軸ハサミ片7の凹状結合軸片6の両者は、対向的に凹凸嵌合した状態の中央部で結合軸ピン11によって結合されている。
凹状結合軸片6において、左右両側は対抗的に嵌り合う凸状結合軸片4の大部分を外から被う形で側面壁12が立ち上がり、前後壁は側面壁12のほぼ半分の高さで半壁面13が立ち上がっており、このように囲われてできた空間を圧縮室14と呼称するが、圧縮室14の床面即ち把持部8の裏面側の前端寄りに、ソフトな復元力を持つ軟質樹脂塊のような弾性材15を設けてある。
凸状結合軸片4において、軸片幹部16は凹状結合軸片6の圧縮室14のスペース幅に丁度嵌り合う厚幅塊で、後端縁が凹状結合軸片6側へ向かって鍔状に突き出た押圧鍔17が設けてあり、把持部8に指先の力が加わった時、押圧鍔17が圧縮室14の弾性材15を押圧すると共に、接触回転軸部10を回転軸として挟持部3が開き、把持部8の指を離すと弾性材15のソフトな復元力で押圧鍔17を押し返し、挟持部3が閉じて挟持面2がピッタリ合わさるのである。
本発明は、以上のような構成であり、以下、具体的な使用法を説明する。
本製品は、図1のように横に置くとワニの口の形状をした洗濯バサミであり、従来品とは異なる形をしている。本製品を使用するには、両挟持部3を開き洗濯物に挿入して挟むわけであるが、両挟持部3を開くには、3通りの方法がある。これは、折り畳みハンガー等に本製品を取り付けた製品でも同様であるが、第1の方法は、片手で挟持部3と把持部8の中間部、両胴部9の中空部を右手の親指と人差し指で圧する、もしくは両胴部9の中空部を右から中指を挿入しながら、親指で支え拡大する。第2の方法は、両手をもって開く方法である。凸軸ハサミ片5及び凹軸ハサミ片7の胴部9を両手の親指、人差し指で持ってそれぞれ外側に引いて開く方法である。三つ目は、従来品の洗濯バサミと同じ方法で、上下の把持部8を指で押さえて開く方法である。いずれの方法を使用するかは、使用する人の年齢、身体状況及び手指の障害状況で選択することが出来る。
2 挟持面
3 挟持部
4 凸状結合軸片
5 凸軸ハサミ片
6 凹状結合軸片
7 凹軸ハサミ片
8 把持部
9 胴部
10 接触回転軸部
11 結合軸ピン
12 側面壁
13 半壁面
14 圧縮室
15 弾性材
16 軸片幹部
17 押圧鍔
18 ハンガーのフレーム
Claims (2)
- 異なる結合軸片を有する二つのハサミ片が、一端側の結合基軸部で対抗的に嵌合して軸結合し、他端側に挟持面を持つ挟持部を配して成る洗濯バサミであって、一方のハサミ片は凸状結合軸片を有して凸軸ハサミ片と称し、他方のハサミ片は凹状結合軸片を有して凹軸ハサミ片と称し、挟持部側を前方、結合軸部側を後方として、以下説明するが、
凸軸ハサミ片も凹軸ハサミ片も共に、結合基軸部の裏側外面部域を把持部とし、把持部域、従って結合基軸部の前端から挟持部先端に至る中間地を境にして、前方域を挟持部、後方域を胴部とし、結合基軸部を除く前方全域は両片相互対象に形成され、挟持部側から把持部、結合基軸部側へV字状に拡がって行く形で全体的外観が表れるのであって、
挟持部において、把持部から連続する外面即ち表(おもて)面とその裏側で対抗的に接触開閉する挟持面との厚みは、先端から緩勾配状に後端地点において最大厚を成しており、この最大厚地点が接触回転軸部となり
そこから結合基軸部前端までを成す胴部において、接触回転軸部地点で一気に薄厚になって結合基軸部前端まで大きく湾状に切り欠かれ、挟持面が閉じている時は左右に突き抜けたトンネル穴状に表れ
結合基軸部において、凸軸ハサミ片の凸状結合軸片と凹軸ハサミ片の凹状結合軸片の両者は、対抗的に凹凸嵌合した状態の中央部で結合軸ピンによって結合されており、
凹状結合軸片において、左右両側は対抗的に嵌り合う凸状結合軸片の大部分を外から被う形で側面壁が立ち上がり、前後側は側面壁のほぼ半分の高さで半壁面が立ち上がっており、このように囲われてできた空間を圧縮室と呼称するが、圧縮室の床面即ち把持部の裏面側の前端寄りに、ソフトな復元力を持つ軟質樹脂塊のような弾性材を設けてあり、
凸状結合軸片において、軸片幹部は凹状結合軸片の圧縮室のスペース幅に丁度嵌り合う厚幅塊で、後端縁が凹状結合軸片側へ向かって鍔状に突き出た押厚鍔が設けてあり、把持部に指先の力が加わった時、押厚鍔が圧縮室の弾性材を押圧すると共に、接触回転軸部を回転軸として挟持部が開き、把持部の指を離すと弾性材のソフトな復元力で押圧鍔を押し返し、挟持部が閉じて挟持面がピッタリ合わさるということを特徴とする弾性材圧縮式洗濯バサミ。 - 挟持面をのこぎり刃状や波型刃状に形成、また樹脂材を挟持面に塗布して滑り止め加工して、挟まれた洗濯物の落脱防止対策を施したことを特徴とする請求項1に記載の弾性材圧縮式洗濯バサミ。
Priority Applications (1)
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JP2017144051A JP6517283B2 (ja) | 2017-07-26 | 2017-07-26 | 弾性材圧縮式洗濯バサミ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017144051A JP6517283B2 (ja) | 2017-07-26 | 2017-07-26 | 弾性材圧縮式洗濯バサミ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019024588A JP2019024588A (ja) | 2019-02-21 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017144051A Active JP6517283B2 (ja) | 2017-07-26 | 2017-07-26 | 弾性材圧縮式洗濯バサミ |
Country Status (1)
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Family Cites Families (4)
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2017
- 2017-07-26 JP JP2017144051A patent/JP6517283B2/ja active Active
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