JP2005042249A - エプロン - Google Patents

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Abstract

【課題】 背後等で紐を結わく必要のないエプロンを提供する。
【解決手段】 エプロン本体と、エプロン本体の両側上端部を取外し可能に、ばねの弾力で挟持する二つの少なくとも表面が金属又はプラスチック製の挟持具と、前記二つの挟持具を接続する少なくとも表面が金属又はプラスチック製の一本の紐とを備えることを特徴とするエプロンにあり、このエプロンは、取付け取り外しが容易であり、汚れても、水洗いして布やティッシュで簡単に拭い去ることができ、しかも、紐として鎖の使用を可能にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エプロン(前掛けを包含する)に関し、特に、容易に取外し可能で、汚れが容易に取り除くことが可能なエプロンに関する。また、本発明は、介護用のエプロンに関し、特に、容易に取外し可能で、汚れが容易に取り除くことが可能な介護用のエプロンに関する。
エプロンは、衣服の汚れを防止するため、又は装飾用に使用されており、本体部材は、胸部及び腹部を縫い合わせて形成されるか、又は胸部及び腹部を一体にして形成され、該本体部材を身体に取付けるために、胸部又は腹部に紐等の取付け部材が設けられている。紐の場合は、結び目が目立たないように、背部で、結わいたり、留めたりしている。また、エプロンの洗濯、脱水及び乾燥を容易にするために、エプロンはプラスチック製のシート又は布で作られている。
しかし、エプロンは、使用時の胸部及び腹部の汚れは避けられない。しかも、その汚れは目立ち易く、清浄にするには、全体を洗濯しなければならない。紐を使用した布製のエプロンの場合は、洗濯で濡れると乾きにくく、乾燥に多くの時間を要するために、洗濯後、直ちに使用することはできない。また、エプロンがプラスチック製のシート又は布で作られていても、紐等により背後で結わいて取り付ける構造となって、紐の両端部の折り返しが大きく形成されるために、洗濯後の脱水乾燥に時間を多く要して問題である。
実開平6−30113号公報。 実開平7−38119号公報。
エプロンは、背後等の目立たない箇所で止めるために、着けたり外したりするのに手間がかかり、特に、一人で着けたり外したりするのが難しく、問題とされている。そこで、胸部と腹部をファスナー等の留め具で分離可能に接続するエプロンが提案されている(実開平6−30113号公報参照)。しかし、この場合も、紐は、エプロンの胸部又は胸部及び腹部と一体に設けられ、背後で結んで留めるようになっており、エプロンを取外すのに問題である。
さらに、紐の先端に挟持具を取り付けて、前方で取外し及び取付けを行うことができるエプロンも提案されている(実開平7−38119号公報参照)。しかし、この場合も、紐は背後で結わえて止める構造となっており、取付けるには、一々結わかねばならず、また、取外すにも、結び目を解かねばならず、特に、手足の不自由な人や寝たきりの人の場合には、一人でこのようなことは難しく問題である。介添え人や介護人が、例えば、食事の際に、手足の不自由な人や寝たきりの人に、例えば、エプロンを着けたり外したりするには、一々、手足の不自由な人や寝たきりの人の体を起こして、背後で、エプロンの紐を結わえたり又はエプロンの紐の結び目を解いたりしなければならず、その作業は煩わしく、問題とされている。
本発明は、これらのエプロンにおいて,背後等で紐を結わくことの必要性に係る問題点を解決することを目的としている。
本発明は、背後等で紐を結わいたり、紐の結び目を解いたりする必要のないエプロンを提供することを目的とする。また本発明は、これらのエプロンを止める紐を、少なくとも表面がプラスチック又は金属で形成されている紐を使用して、例えば、汚れても、水洗いして布やティッシュで簡単に拭い去ることができ、しかも、紐として使用が難しい、鎖や数珠で形成された紐の使用を可能にするエプロンを提供することを目的とする。
即ち、本発明は、エプロン本体と、エプロン本体の両側上端部に取外し可能に取付けられている二個の留め具と、前記二個の留め具を繋ぐ一本の紐とを備えることを特徴とするエプロンにあり、また本発明は、上端部の少なくとも二箇所に留め受け部材を有するエプロン本体と、エプロン本体の上端部二個所の留め受け部材に、取外し可能に取付けられている留め具と、前記二個所に取付けられている留め具を繋ぐ一本の紐とを備えることを特徴とするエプロンにある。
本発明は、エプロン本体と、エプロン本体の両側上端部に取外し可能に取付けられている二個の留め具と、前記二個の留め具を繋ぐ一本の紐とを備えるので、従来のエプロンに比して、汚れても留め具の取付けを解除することにより、簡単に取外すことができる。また、本発明によると、紐は一本の紐であれば良いから、結ぶことが難しい又は結び目が大きくなるような、少なくとも表面が金属又はプラスチック製の鎖や革紐などを、エプロンの紐とすることができ、特に、紐が、少なくとも表面が金属又はプラスチック製の紐である場合は、取外して、水洗い又は洗剤等で洗って、例えば、乾いた布又はティッシュペーパーで拭って脱水することにより、短時間で使用可能にすることができる
例えば、留め具を挟持具とする場合は、例えば、手足の不自由な人の場合や寝たきりの人の場合に、エプロンの本体部材や紐が汚れても、例えば、介添え人や介護人等が、挟持具の挟持部を開いて、例えば、手足の不自由な人の場合や寝たきりの人から、エプロンの本体部材や紐を簡単且つ容易に取外すことができる。また、夫々取外した各部材について、洗濯等により清浄にすることができ、短時間で清浄なエプロンとして再度使用可能にすることができるなどという、優れた作用効果を奏するものである。本発明のエプロンは全く新しい製品であり、社会に寄与するところが大きいものである。
本発明において、エプロンの用語は、エプロン以外に前掛けを包含する。本発明において、エプロンは、エプロン本体と、エプロンを付けるためのエプロン取付け部材とを備える。本発明において、前記エプロン本体は、胸当つきエプロンや胸部と腹部が一体に形成されているエプロン本体等の従来のエプロン本体を包含する。さらに、本発明においては、エプロン本体は、胸部又は胸部及び腹部を覆う大きさのプラスチックフィルム、プラスチックシート、防水加工を施した布等とすることができる。
本発明において、エプロン取付け部材は、紐と該紐の両端部に取付けられている留め具とを備えている。エプロン取付け部材において、紐は、エプロン本体を体に被着させるときは、紐を首に懸けてその端部を胸上に垂らして、その両端部に取り付けられているエプロン本体保持用の留め具で、エプロン本体を胸部又は胸部及び腹部に保持するものである。この留め具は、エプロン本体の上部二箇所、例えば、上方の両端部を、夫々取外し可能に保持できるものであればよい。留め具によるエプロン本体の保持は、エプロン本体に留め具に係着可能の留め受け部材を取付けて、留め具を前記留め受け部材に取外し可能に係着してもよい。
本発明において、留め具は、少なくとも表面が金属又はプラスチック製であり、留め具に備えられているばねの弾力で取外し可能に挟持する挟持具とすることができる。この場合、エプロン本体を取外し可能に挟持する挟持具は、少なくとも表面が金属又はプラスチック製であり、一対の挟持部片を有し、前記挟持部片は、ばねを介装させて互いに軸支又は枢着されている挟持具とすることができる。このような挟持具としては、例えば、所謂洗濯バサミ又は物干しバサミなどがある。また、エプロン本体に取付ける取付け部材は、少なくとも表面が金属又はプラスチック製であり、ばねの弾力で挟持する挟持具とすることができる。このような挟持具としては、例えば、ターンクリップや目玉クリップなどのクリップがあり、また、安全ピンのようにピンをエプロン本体の生地に差込んで留める形態とすることができる。
本発明において、留め具をボタンとする場合には、ボタン穴がエプロン本体に設ける留め受け部材である。この場合、紐又は鎖の紐は、ボタンに直接連結又は固定することができるが、ボタンを取付けたプラスチック製のシート又はフィルムに紐の取付け用の孔等の連結又は固定手段を設けて、ボタンに間接的に紐を連結又は固定することが出来る。本発明において、取付け部材をはり合わせファスナーの一方の係合部材とする場合には、エプロン本体には、留め受け部材として、はり合わせファスナーのもう一方の係合部材が設けられる。この場合、紐又は鎖の紐は、ボタンのときと同様に、はり合わせファスナーの一方の係合部材を設けたプラスチック製のシート又はフィルムに、紐の取付け用の孔等の連結又は固定手段を設けて、はり合わせファスナーの一方の係合部材に間接的に紐を連結又は固定することが出来る。
本発明において、二つの留め具を繋ぐ紐は、紐を濡れ難く、汚れ難くするために、少なくとも表面が金属又はプラスチック製とした一本の紐とすることが出来る。この場合、紐は、金属若しくは合金製、プラスチック製、金属若しくは合金被覆材料製又はプラスチック被覆材料製のものとなる。本発明において、前記二つの留め具を繋ぐ紐が、耐食性を有する金属材料製の鎖部材とすることができる。本発明において、留め具を、夫々、ばねを介して、エプロン本体の端部を、ばねの弾力により挟持する、例えば、洗濯バサミや物干しバサミとして使用される挟持具や、クリップとする場合は、挟持具の一方の摘み部の端部を、鎖や数珠等の鎖部材の取付け又は固定可能の構造に形成することができる。
本発明において、エプロンを挟着する挟持具は、互いにばねを介装させて枢着又は軸着される一対の挟持部片で構成されており、各挟持部片は、一方の端部が挟持部となり、他方の端部が摘み部となっている。該挟持具は、摘み部双方を指で押さえて摘み部間の開きを狭めることにより挟持部間を開き、摘み部から指を離すことにより、ばねの復元力で挟持部を圧接させることができる。本発明において、一方の摘み部には、挟持具を紐に連結又は固定するために、紐を挿通させる挿通孔又は紐用の固定具等を備えて、紐の取付け部が形成される。本発明において、挟持具は、プラスチック製、金属材料製、プラスチック被覆物製又は金属材料被覆物製のものとするのが、汚れ難くできるので好ましい。
本発明において、紐は、折曲げ自在の柔軟な紐又は可撓性の紐であり、紐又は鎖とすることができる。紐又は鎖は、布製、編み物製、又は不織布製の柔軟性を有して、汚れ難く且つ濡れ難く、しかも、自由に曲げることができる皮革製、プラスチック製、金属材料製、プラスチック被覆物製又は金属材料被覆物製の紐又は鎖とするのが、汚れ難くできるので好ましい。金属材料製とする場合は、耐食性に優れた金属材料製、例えばステンレス製の鎖とすることができる。本発明において、鎖は、鎖以外に、ボールチェーン等の耐食性の数珠玉を耐食性の金属製の柔軟な紐又は線材により繋いで形成したものを包含し、また、セラミックス性の数珠玉プラスチック製の数珠玉、金属材料製の数珠玉、又は金属材料被覆若しくはプラスチック被覆を施した貫通孔が形成されている数珠玉の前記貫通孔に、曲がり易いプラスチック製、金属材料製、プラスチック被覆物製又は金属材料被覆物製の紐又は線材を通して、前記数珠玉を数珠状に前記紐又は線材により繋いで形成されたものを包含する。
本発明において、挟持具は、一本の紐の両端部に、夫々、一個宛取付けられており、エプロンの本体部材には、一本の紐に固定されている二個の挟持具を介して取付けられる。この挟持具を備える紐は、通常の紐を包含するが、通常の紐以外に、プラスチック製、金属製、プラスチック被覆物製若しくは金属材料被覆物製とすることができる。本発明において、エプロン取付け部材は、一本の紐を中間部で二本に枝分かれさせて、夫々の端部に挟持具を固定して、一方の一組の挟持具には、片側の胸部の二箇所又は胸部及び腹部を保持させ、他の一組の挟持具には、他方の片側の胸部の二箇所又は胸部及び腹部を保持させることができる。
本発明のエプロンにおいては、エプロン本体は、汚れが水洗いや洗濯により、容易に落とすことができるように、防水加工した布又はプラスチック製の布、フィルム又はシートとすることが好ましい。エプロン本体の挟持箇所は、挟持具の挟持により破損し難いように補強することが出来る。このような補強は、例えば、エプロン本体を形成する材料を重ねることにより形成することができる。
本発明において、エプロンを身に着けるときは、エプロン取付け部材の紐の端部を首から両胸に垂らして、前記紐の両端部に取付けた挟持具で、エプロン本体の端部を挟持して、エプロンを胸部に吊り下げることにより、エプロンを身に着けることができる。エプロンを外すときは、挟持具の挟持部を開いて、例えば、エプロンの胸部又は胸当部の端部を、前記挟持部から外すことにより、エプロンを取外すことができる。
本発明のエプロンは、例えば、手足の不自由な人の場合や寝たきりの人の場合に、エプロンの本体部材が汚れても、例えば、介添え人又は介護人等が、挟持具の挟持部の摘み部を押して、挟持部を開いて、エプロンの本体部材を紐から簡単且つ容易に取外して、洗濯等により清浄にすることができる。また、紐が汚れても、紐は、濡れ難く、また汚れ難いプラスチック製、金属製、プラスチック被覆物製又は金属材料被覆物製であるから、濡れた布で拭き取ったり、水を掛けて清浄にしたり、又は洗濯することにより、簡単且つ容易に清浄にすることができる。
この場合、本発明においては、紐に結び目がないので、例えば、首を持ち上げて、一方の側に抜き取ることにより、枕と首の間の隙間を通して、紐を簡単且つ容易に取外して洗浄することができる。また、取付ける場合も、例えば、首を持ち上げて、又は、枕と首の間の隙間を、一方の側から他方の側に紐を通して、紐を首の下を通して両胸の上に両端部を位置させて、該両端部に設けられている挟持具で、エプロンの胸部又は胸当部の端部を挟持することにより、エプロンを簡単に身に付けることができる。このように、本発明のエプロンは、一々結わく動作を必要としないので、エプロンの取付け及び取外しを簡単に行うことができる。
本発明のエプロンは、エプロン取付け部材の紐を結ぶ必要が無く、結び目を形成させないので、結ぶことが比較的困難な鎖や、数珠状の紐の使用を可能にさせ、また、結べても結び目が比較的大きくなるような革紐等の紐の使用を可能にさせる。また、本発明のエプロンは、取付け取外しの容易さに加えて、鎖や数珠の模様をいろいろと変えたり、宝飾で飾ることも可能となり、装飾上の多様化を齎すことができる。
本発明において、エプロン本体は、防水加工を施し又は施されていない無地の布又は装飾や柄のついた布製、又はビニール等のプラスチックの布、プラスチックフィルム、若しくはプラスチックシート製とすることができる。防水加工を施した布、プラスチックの布又はプラスチックフィルム、又はプラスチックシート製とすると、汚れた時の洗濯又は洗浄等により清浄にすることが簡単且つ容易となるので好ましい。
以下に、図面を参照して本発明の実施の態様を説明するが、本発明は、以下の例示及び説明により何らの限定を受けるものではない。
図1は、本発明の一実施例の挟持具を取付けたエプロンの正面図である。図2は、図1に示す実施例について挟持具を取付けたエプロンの左側上部を拡大して示す概略の部分拡大斜視図である。図3は、鎖を取付けた挟持具の側部を拡大して示す概略の部分拡大側面図である。図4は、図1に示す実施例において使用されている挟持具についての概略の斜視図である。図1乃至図4において、対応する箇所には同一の符号が付されている。
図1に示す実施例において、エプロン1は、エプロン本体2及びエプロン取付け部材3で構成されており、エプロン取付け部材3は、二個の挟持具4及び5と、これら挟持具4及び5を結ぶ紐のボールチェーン6で構成されている。本例においては、エプロン本体2の左側の上端部7は、挟持具4により挟持されており、また、エプロン本体2の右側の上端部8は、挟持具5により挟持されている。挟持具4及び5の挟持を解けば、エプロン本体2をエプロン取付け部材3と分離することができる。本例において、挟持具4及び5は、同一の構造物であり、共に、一方の端部が、エプロン本体を挟持する挟持部9となっており、他方の端部が、前記挟持部9の開閉を行う摘み部10となっている。本例において、挟持具4及び5の摘み部10の先端部は、ボールチェーン6の端部11を固定するボールチェーン固定部12となっている。本例において、ボールチェーン6の端部11はボールチェーン固定部12に、かしめ等により圧着固定されている。
図2は、エプロン1の左側上端部を拡大して示す図である。右側上端部は左側上端部と同様であるので省略されて図示されていない。そこで左側上端部について説明するが。図2において、ボールチェーン6の端部10は、エプロン本体2の左側上端部7を挟持する挟持具4のボールチェーン固定部12内を挿通した状態で固定されている。このように、左側上端部及び右側上端部の挟持具4及び5は、ボールチェーン6により繋がれている。
本例において、挟持具4及び5は、夫々、一対の挟持部片13及び14を備えており、夫々の挟持部片13及び14は、夫々の軸受け部15及び16に、ネジリコイルバネのコイル(何れも図示されていない)内を通されている軸17を回動可能に支持しており、これにより、挟持部片13及び14は、軸17により、互いに回動可能に取り付けられている。本例においては、ボールチェーン6の端部11を挟持具のボールチェーン固定部12に圧着させて固定しているが、ボールチェーンを使用しないで、折曲げ自在の柔軟な紐を使用して両方の挟持部を連結又は接続することができる。この場合は、例えば、図4に示すように、挟持具4及び5の挟持部片14に、紐挿通用の孔18、19及び20を形成し、さらに、紐挿通用の孔19と20の間に、紐を掛渡す桟21を形成される。この場合、ボールチェーン固定部12を紐挿通用の孔として使用して、例えば、この固定部12に紐を通して紐挿通用の孔20から取出し、桟21の上から紐挿通用の孔20に入れて前記固定部12から取出して固定部12に入る紐の部分と、紐の端部とを結わくことにより、挟持具に紐の端部を固定することが出来る。このように、固定部12と、紐挿通用の孔18、19及び20、並びに桟21を適当に組合わせて使用して、折曲げ自在の柔軟な紐の端部を挟持具に取付けることができる。このように、一本の紐部材の端部を二つの挟持具に取付けて、前記二つの挟持具を連結することが出来る。
本例において、挟持具4にエプロン本体2の左側の上端部7を挟持するときは、挟持具4の摘み部10を押して、前記摘み部10の間を狭めて、挟持部9を開かせる。この開いた挟持部9の間にエプロン本体2の左側の上端部7を差込んで、前記摘み部10から指を離すとばねの復元力により、摘み部10の開きが大きくなり、挟持部9は閉じて、エプロン本体2の左側の上端部3は、挟持具4の挟持部9に挟持させる。
図3に示す実施例において、挟持具4及び5は、摘み部10の先端部に、ボールチェーン固定部12が設けられている。ボールチェーン6は、その一方の接続端部11を、挟持具4の一方の摘み部10の先端部に設けられているボールチェーン固定部12に連結し、他方の接続端部11を、挟持具6の一方の摘み部10に取付けられているボールチェーン固定部12に連結している。
エプロン本体2の右側の上端部8を挟持するときは、挟持具5の摘み部10を押して、摘み部12の間を狭め、挟持部9を開いて、右側の上端部8を挟持部9の間に差込んで、摘み部10から指を離してばねの復元力により、摘み部12の開きを広げて、エプロン本体2の右側の上端部4を挟持部15間に挟持させる。
本例は以上のように構成されているので、紐のボールチェーン6は、一方の接続端部11に挟持具4が取付けられており、他方の接続端部11に挟持具5が取付けられている。エプロン1を取付けるときは、まず、ボールチェーン6を首から胸に垂らして、ボールチェーン7に連結する挟持具4及び5を、両胸の上に位置させる。挟持具4及び5が両胸の上に位置したところで、エプロン本体2の一方の上端部、例えば、左側上端部7を、挟持具4に挟持させ、エプロン本体2の他方の上端部、例えば、右側上端部8を、挟持具5に挟持させて、エプロン1を着けることができる。
エプロン1が汚れたりして、エプロン本体及びボールチェーン6を取外すときは、挟持具4に挟持されているエプロン本体2の左側上端部7を、挟持具4の摘み部10を押して、挟持部9を開いて、挟持具4から離し、また、挟持具5に挟持されているエプロン本体2の右側上端部8を、挟持具5の摘み部10を押して、挟持部9を開いて、挟持具6から離して、エプロン本体2を、紐のボールチェーン6から取外すことができる。取外したエプロン本体2及びエプロン本体2取付け部材3の紐のボールチェーン6は、洗濯等により清浄化できる。本発明においては、エプロン本体2及びボールチェーン6を、防水加工を施すなどして濡れ難くすれば、洗濯後の乾燥が短時間で行うことができる。
本発明のエプロンは、エプロン本体と、エプロン本体の両側上端部を取外し可能に、ばねの弾力で挟持する二つの少なくとも表面が金属又はプラスチック製の挟持具と、前記二つの挟持具を繋ぐ一本の紐とで形成されている新規なエプロンであり、特に、要介護の人、例えば、手足の不自由な人や寝たきりの人の使用に適した新規なエプロンである。
本発明のエプロンは、従来のエプロン本体の上端部を、ばねの弾力で挟持する少なくとも表面が金属又はプラスチック製の二つの挟持具で挟持し、この二つの挟持具を、夫々、紐の端部に取付け形成される。使用時は、挟持具にエプロン本体を着けたまま、紐の輪を通して被着することができ、また、挟持具が取付けられている紐を、エプロン本体から外して、紐を挟持具が両胸に垂れるように首に懸け、胸に垂れた挟持具でエプロン本体部を挟持して、エプロンを被着させることができる。エプロンが汚れたときは、挟持具をエプロン本体部から外して夫々を洗濯することができる。
本発明の一実施例の挟持具を取付けたエプロンの正面図である。 図1に示す実施例の挟持具を取付けたエプロンの左側上部を拡大して示す概略の部分拡大正面図である。 図1の実施例に示す挟持具において、鎖を取付けた挟持具の側部を拡大して示す概略の部分拡大側面図である。 図1に示す実施例において使用されている挟持具についての概略の斜視図である。
符号の説明
1 エプロン
2 エプロン本体
3 エプロン取付け部材
4、5 挟持具
6 ボールチェーン
7 エプロン本体部材2の左側上端部
8 エプロン本体部材2の左側上端部
9 挟持具5の挟持部
10 挟持具5の摘み部
11 ボールチェーン6の端部
12 ボールチェーン固定部
13、14 挟持部片
15 挟持部片13の軸受け部
16 挟持部片14の軸受け部
17 軸
18、19および20 紐挿通用の孔
21 桟

Claims (9)

  1. エプロン本体と、エプロン本体の両側上端部に取外し可能に取付けられている二個の留め具と、前記二個の留め具を繋ぐ一本の紐とを備えることを特徴とするエプロン。
  2. 上端部の少なくとも二箇所に留め受け部材を有するエプロン本体と、エプロン本体の上端部二個所の留め受け部材に、取外し可能に取付けられている留め具と、前記留め具を繋ぐ一本の紐とを備えることを特徴とするエプロン。
  3. 留め具が、少なくとも表面が金属又はプラスチック製であり、備えられているばねの弾力で取外し可能に挟持可能の挟持具であることを特徴とする請求項1に記載のエプロン。
  4. 留め具が、少なくとも表面が金属又はプラスチック製であり、一対の挟持部片を有し、前記挟持部片は、ばねを介装させて互いに軸支又は枢着されている挟持具であることを特徴とする請求項1に記載のエプロン。
  5. ばねの弾力で挟持する挟持具が、クリップであることを特徴とする請求項3に記載のエプロン。
  6. 留め受け部材がボタン穴であり、留め具が、ボタンであることを特徴とする請求項2に記載のエプロン。
  7. 留め受け部材がはり合わせファスナーの一方の係合部材であり、留め具がはり合わせファスナーの他方の係合部材であることを特徴とする請求項2に記載のエプロン。
  8. 前記二つの挟持具を繋ぐ紐が、少なくとも表面が金属又はプラスチック製の一本の紐であることを特徴とする請求項1に記載のエプロン。
  9. 前記二つの挟持具を繋ぐ紐が、少なくとも表面が金属又はプラスチック製の一本の鎖であることを特徴とする請求項1に記載のエプロン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006320616A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Wako Co Ltd 留め具
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