JP6516598B2 - 画像処理装置、携帯端末装置、システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
一般的にWifi(登録商標)、BLE等、無線機器は出力電波強度の値を変えることができる。出力電波強度を変えることで電波の届く範囲が変わるため、これを利用して無線接続が切れた場合に出力電波強度を強くし再接続処理を行う技術がある(特許文献1)。
一方、BLEは距離検知機能を有している。例えば、携帯端末が画像処理装置とBLE通信を行うようなユースケースにおいて、距離検知を行うことにより携帯端末から一番近くにある画像処理装置と通信を行うような使い方が可能となる。こういったユースケースにおいて距離検知の精度がよくない場合、ユーザが意図しない、つまり一番近い画像処理装置ではない機器と通信してしまうことになり、ユーザの混乱を招くことになる。
BLEの距離測定処理では、送信側が出力する出力電波強度情報をBLEで発信し、受信側が受けとった出力電波強度情報と実際に受信した信号の出力電波強度を測定した値を比較し、どのくらい減衰しているかによって判断を行っている。ここで自由空間における電波の伝搬損失Lの一般的な計算式を以下に示す。
L=(4πr^2/λ)^2 式(1)
π:円周率
r:距離
λ:波長
また、受信電波強度Prは以下の式(2)となる。
Pr=(1/L)Pt 式(2)
Pt=送信電力
式(1)、式(2)から、例として送信電力Ptを10mW、2.5mWとしたときの受信電波強度と距離との関係を示したグラフを図1に示す(π=3.14、λ=0.125(周波数=2.4GHz)として計算)。出力電波強度が弱い(ここでは2.5mW)の場合、距離が数m程度でグラフの傾きが0に近くなり、水平方向の直線に近い形となっている。したがって例えば2mと5mとでは同じくらいの出力電波強度になってしまい、距離の誤検知が発生しやすくなる。一方、出力電波強度が強い(ここでは10mW)場合は、弱い場合と比べてグラフの傾きが全体的に大きく、水平方向の直線に近くなるまで余裕がある。したがって、例えば2mと5mとは出力電波強度に差が出るため誤検知が発生しにくい。
実施形態1では、携帯端末300において画像形成装置との距離を測定し一番近い画像形成装置とのBLE接続を確立し通信を行うユースケースを用いて、距離検知精度を落とさないよう出力電波強度を制御する処理について説明を行う。
<画像形成装置の外観>
図2は、画像形成装置の外観例を示す図である。
スキャナ101は、照明ランプの発光によって原稿上の画像を露光走査して得られた反射光をリニアイメージセンサ(CCDセンサ)に入力することで画像の情報を電気信号に変換する。スキャナ101は、更に電気信号をR、G、B各色からなる輝度信号に変換し、輝度信号を画像データとして後述するコントローラ200(図3)に出力する。原稿は、原稿フィーダ105のトレイ104にセットされる。ユーザが操作ユニット103から読み取り開始を指示すると、コントローラ200は、スキャナ101に対して原稿読み取り指示を送る。スキャナ101は、この指示を受けとると原稿フィーダ105のトレイ104から原稿を1枚ずつフィードして原稿の読み取り動作を行う。また、画像形成装置は、原稿台ガラス110上に置かれた原稿を読み取ることもできる。プリンタ102は、コントローラ200から受け取った画像データを用紙上に形成する画像形成デバイスである。またプリンタ102は、異なる用紙サイズ又は異なる用紙向きに対応可能な複数の用紙カセット107、108、109を備える。排紙トレイ106には印字後の用紙が排出される。画像形成装置は、画像処理装置の一例である。
図3は、画像形成装置のハードウェア構成、特にコントローラの構成例を詳細に示す図である。
コントローラ200は、画像入力デバイスであるスキャナ101や、画像出力デバイスであるプリンタ102や、LAN10や、公衆回線(WAN)12と接続され、画像形成装置の動作を統括的に制御すると共に画像情報やデバイス情報の入出力制御を行う。
CPU201は、画像形成装置全体を制御するプロセッサーであり、ROM202に記憶された制御プログラム等に基づいて接続中の各種デバイスとのアクセスを統括的に制御する。更に、CPU201は、コントローラ200内部で行われる各種処理についても統括的に制御する。RAM203は、システムワークメモリであり、画像データ等を一時記憶するための画像メモリでもある。ROM202は、ブートROMであり、システムのブートプログラムを格納する。HDD204は、ハードディスクドライブで、主に、コンピュータを起動・動作させるために必要な情報(システムソフトウェアのプログラム)や画像データを格納する。これらのデータは、HDD204に限らず、電源が切れても記憶保持可能な記録媒体に格納さていてもよい。
図4は、携帯端末300のハードウェア構成を示す図である。
図4に示すように、制御部305には、デジタル信号処理部303、表示部306、操作部307、外部I/F部308、及び近距離無線通信部310が接続される。制御部305は、携帯端末300の機能を実現するための主要部であり、図示しないCPU、EEPROM、Flash、SRAM等で構成される。更に本実施形態では、制御部305は、近距離無線通信部310との間でコマンドやデータの授受を行うための近距離無線モジュール315を含む。デジタル信号処理部303は、マイク313を接続した音声入力部301と、スピーカ314を接続した音声出力部302と、アンテナ316を接続したRF入出力部304とに接続される。また、デジタル信号処理部303は、デジタル音声信号のエンコード、及びデジタル音声信号へのデコード等を行う。音声入力部301は、マイク313からのアナログ音声信号をデジタル信号に変換する。音声出力部302は、スピーカ314を制御して、受信したデジタル音声信号を音声として出力させる。RF入出力部304は、高周波送受信を行う。近距離無線通信部310は、制御部305の近距離無線モジュール315と接続され、アンテナ311を介して外部装置との間でデータ等の授受を行う。また、近距離無線通信部310は、受信した信号の出力電波強度の測定を行う。近距離無線モジュール315は、制御部305の一部として組み込まれたものであり、近距離無線としてBluetooth通信の場合、コマンドのやり取りを行うことにより、通信機能を制御する。制御部305は、近距離無線モジュール315によって測定された出力電波強度と、通信相手から受信した出力電波強度と、から信号の伝搬損失を計算し、通信相手との距離の計算を行う。表示部306は、ユーザに対して情報の表示出力を行い、LCDドライバ、LCD表示デバイス等で構成される。操作部307は、ユーザインタフェースであり、ユーザが携帯端末300に対して情報を入力するために使用される。電源部309は、バッテリ電源から各ブロックに必要な電力を供給する。
図5を用いて、携帯端末300において意図した画像形成装置とBLE接続を確立し、必要情報をやり取りすることでWifi接続を行い、プリントジョブを投げるケースにおける、携帯端末300の操作イメージについて説明する。なお説明するアプリケーションの機能や操作フローは一例であり、アプリケーションによって異なるものである。一例として、携帯端末300に付属するカメラを用いて取り込まれた画像等、携帯端末に保存されている画像データの印刷ジョブを投げるときの操作イメージについて説明する。
ユーザが印刷アプリケーションの起動を指示すると、携帯端末300は、図5(A)のように、印刷を行う対象によって、使用する機能を選択する画面を表示する。ここでユーザが「画像」を選択したことを検知すると、携帯端末300は、画面を図5(B)に遷移させる。ユーザは、図5(B)では、例えば、印刷を行う画像を保存しているフォルダを選択する。ユーザがフォルダを選択したことを検知すると、携帯端末300は、図5(C)のようにフォルダ内の画像データのプレビューを表示する。ユーザは、図5(C)のように一覧表示された画像データの中から印刷を行いたい画像を選択する。ユーザは、画像選択後、図5(D)のように印刷に必要な設定、及び印刷を行う機器の選択を行う。プリンタの設定ボタンが選択されたことを検知すると、携帯端末300は、図5(E)のようにBLEにて通信可能な画像形成装置一覧を表示する。ユーザは、一覧に表示される表示名より接続したい画像形成装置を選択する場合、該当する機器を選択する。本実施形態で説明するユースケースでは、携帯端末300は、距離測定を行う旨のボタンの押下を検知すると、図5(F)のように距離判定結果を画像形成装置一覧に表示する。また、携帯端末300は、一番近い装置を選択する旨のボタンを画面に表示し、本ボタンの押下を検知した場合、自動的に一番近い画像形成装置を選択するようにしてもよい。即ち、携帯端末300は、一番近い画像処理装置を選択するボタンを含む画面を表示する。そして、携帯端末300は、ボタンが選択されると、出力電波強度を強くすることを示す指示情報を含むアドバタイジングパケットを複数の画像形成装置に送信する。携帯端末300は、複数の画像形成装置からアドバタイジングパケットを受信すると、複数の画像形成装置との距離測定処理を実行する。そして、携帯端末300は、距離測定処理の結果に応じて携帯端末300からの距離が一番近い画像形成装置を選択し、この画像形成装置に接続要求を送信するようにしてもよい。アドバタイジングパケットは、無線パケットの一例である。
以上のような携帯端末300における操作により、距離検知を用いたプリンタの選択設定を行う。
図6を用いて、携帯端末300において意図した画像形成装置とBLE接続を確立し、必要情報をやり取りすることでWifi接続を行い、プリントジョブを投げるケースにおける情報処理の詳細について説明する。なお、フローチャートで説明する画像形成装置の動作の説明は、携帯端末300から出力するアドバタイジングパケットが受信可能な領域にある全ての複数の画像形成装置に関しての説明である。
S501では、画像形成装置の無線通信制御部211は、アドバタイジングパケットの発信を開始する。画像形成装置は、このときの出力電波強度は使用する範囲で必要な強度設定を行う。必要な出力電波強度とは、例えば通信距離が半径2.5m程度なら出力約10uW、半径10m程度なら出力約2mWのように設定を行う。但し、通信範囲は、壁等の障害物の有無やBLEモジュールの向き等の環境の違いにより、前述した範囲とは異なる場合がある。
S502では、携帯端末300の操作部307は、ユーザからのアプリケーションの起動操作を受け付けたら、その旨を制御部305に送信する。制御部305は、指定のアプリケーションを起動し表示部306にアプリケーションの操作画面を表示する。なおここで説明するアプリケーションは、図5で説明したような画像形成装置に対して印刷ジョブを送る機能を有するものとして説明する。
S503では、携帯端末300の操作部307は、印刷を行うための各種設定の操作を受け付ける。ここで説明する各種設定とは、図5で説明したような印刷データの選択、用紙サイズ設定、印刷枚数設定等のことであり、設定項目はプリンタの有する機能やアプリケーションにより異なるものである。
S504では、携帯端末300の制御部305は、操作部307が印刷ジョブを送信するプリンタの設定画面への遷移を受け付けたら、図5(E)のようにアンテナ311で感知している画像形成装置の一覧を表示部に表示させる。またこのとき、制御部305は、距離画像形成装置との距離測定を行う旨のボタンも表示させる。
S506では、携帯端末300の操作部307は、ユーザからプリンタ選択の操作を受け付けたか否かを判定する。プリンタ選択の操作とは、図5(E)で説明したようにプリンタ一覧からユーザが使用したいプリンタを選択することを示す。プリンタの選択操作を受けつけた場合、操作部307は、S517に遷移する。プリンタの選択操作を受け付けない場合、操作部307は、S505に遷移し、以降ユーザからの距離測定を行う旨のボタンの押下、又はプリンタ選択操作の入力を待つ。
S507では、携帯端末300の近距離無線通信部310は、アドバタイジングパケットの出力を開始する。このとき近距離無線通信部310は、アドバタイジングパケットに、出力電波強度を強くする指示情報を埋め込み、送信を行う。アドバイタイジングパケットはUUID、major、minorと呼ばれる識別子や、出力電波強度情報を発信している。major、minorについては16ビットのデータであり、ユーザが任意で変更することが可能である。出力電波強度を強くする指示情報は、例えばmajorの3bit目のように決めて、'0'なら出力電波強度は強くしない、'1'なら出力電波強度を強くするというように携帯端末のアプリケーションと画像形成装置とで取り決めておけばよい。近距離無線通信部310は、アドバタイジングパケットの出力を、S514の距離測定処理の完了後、又はS516の探索結果一覧からユーザから画像形成装置が選択された場合、終了する。
S509では、画像形成装置の無線通信制御部211は、受信したアドバタイジングパケットの情報を確認し、携帯端末300から出力電波強度を強くする指示情報の有無を判定する。出力電波強度を強くする指示情報がある場合は、無線通信制御部211は、S510に遷移する。出力電波強度を強くする指示情報が無い場合は、無線通信制御部211は、S508に遷移し、再びアドバタイジングパケットを受信するまで待機する。
S510では、画像形成装置の無線通信制御部211は、例えば、予め設定値で設定されている出力電波強度を、設定された設定値まで上げる。例えば、無線通信制御部211は、BLEであれば、一般的な最大出力である約10mW、その他Bluetoothの規格であれば約100mW等の値に設定すればよい。S510の情報処理は、出力電波強度を強くするように、出力電波強度の設定を第1の設定値から第2の設定値に変更する処理の一例である。
S511では、画像形成装置の無線通信制御部211は、S510で設定された出力電波強度に変更しアドバタイジングパケットの発信を開始する。
S512では、画像形成装置の無線通信制御部211は、出力を変えアドバタイジングパケットの発信を開始したら、カウントを開始する。
S514では、携帯端末300の制御部305は、距離測定処理を実行する。なお、距離測定処理の詳細は後述する。
S515では、携帯端末300の制御部305は、距離検知を行った結果から、図5(F)で説明したように各プリンタの表示に対して距離情報を表示させる。
S516では、携帯端末300の操作部307は、プリンタ一覧の中からユーザの選択操作を受け付ける。携帯端末300の操作部307は、操作を受け付けたらプリンタ設定を完了する。
なお、S515〜S516では距離検知を行い、検知結果を表示部306に表示させユーザに使用する画像形成装置を選択する方法について説明した。しかし、携帯端末300は、距離検知を行った結果から一番近い画像形成装置を自動設定するようにしてもよい。
S517では、携帯端末300の操作部307は、プリンタ設定が終了したのち、ユーザからの印刷開始ボタンの押下を受け付ける。
S518では、携帯端末300の制御部305は、プリンタ設定で選択された画像形成装置に対し接続要求を送信する。
S520では、画像形成装置の無線通信制御部211は、カウンタ値を参照する。出力電波強度を変えたアドバタイジングパケットの出力開始から一定時間経過した場合、無線通信制御部211は、S521に遷移する。出力電波強度を変えたアドバタイジングパケットの出力開始から一定時間経過していない場合、無線通信制御部211は、S519に遷移し、以降接続要求を受信するか一定時間経過するまで上述した処理を繰り返す。
S521では、画像形成装置の無線通信制御部211は、出力電波強度の設定値を元の値に戻し、元の出力電波強度によるパケット出力を開始して、図6に示す情報処理を終了する。S521の情報処理は、出力電波強度を弱くするように、第2の設定値から第1の設定値に戻す処理の一例である。
S522では、画像形成装置と携帯端末300とは、BLEの接続処理を行う。
S523は、画像形成装置と携帯端末300は、BLE通信によってWifi接続に必要な情報のやり取りを行い、Wifi接続を確立する。より具体的には、例えば画像形成装置から自身のSSIDと接続に必要な暗号化キーとを携帯端末300に送信し、携帯端末300側で自動的に受信したSSIDに対して暗号化キーの設定を行い、接続要求を画像形成装置に送信することで接続を確立する。
S524では、画像形成装置と携帯端末300は、Wifi接続が確立したのち、BLE接続を終了する。
S525では、画像形成装置の無線通信制御部211は、出力電波強度の設定値をS501で設定した値に戻し、元の出力電波強度によるパケット出力を開始する。S525の情報処理も、出力電波強度を弱くするように、第2の設定値から第1の設定値に戻す処理の一例である。
S526では、携帯端末300は、S503で設定した内容の印刷ジョブを、Wifi通信を利用して画像形成装置に送信する。
S527では、画像形成装置の無線通信制御部211は、携帯端末300からWifi経由で印刷ジョブを受信したら、印刷処理を実行する。
S528では、画像形成装置と携帯端末300とは印刷処理の終了後、Wifi接続を終了し、図6に示す処理を終了する。
S601では、携帯端末300の近距離無線通信部310は、画像形成装置から受信したアドバタイジングパケットの出力電波強度の測定を行う。また、近距離無線通信部310は、アドバタイジングパケットに含まれる出力電波強度情報を受信する。
S602では、携帯端末300の近距離無線通信部310は、近距離無線通信部310から測定した出力電波強度と出力電波強度情報を受信する。近距離無線通信部310は、これらの値から受信した信号の伝搬損失Lを計算する。伝搬損失は以下の計算式(3)で求められる。
L=P−RSSI 式(3)
L:伝搬損失
P:出力電波強度
RSSI:測定電波強度
S603では、携帯端末300の近距離無線通信部310は、計算した伝搬損失から、距離を計算する。伝搬損失の計算は一般的に、計算式(4)で定義されているため、距離は計算式(4)を変換して計算式(5)で求められる。
L=(4Πd/λ)^2 式(4)
d=(λ(√L))/(4Π) 式(5)
d:送信側と受信側間の距離
λ:電波の波長
Π:円周率
なお、上記計算は理想的な環境下においての計算値であり、使用環境によって距離の値は誤差が発生する。
以上の情報処理により、携帯端末300は、画像形成装置との距離測定処理を行う。
以上の情報処理により、携帯端末300から画像形成装置に印刷ジョブを送り印刷処理を行うケースにおいて、距離検知を行う際に画像形成装置が出力する出力電波強度をあげることで、検知精度を落とすことなく消費電力を抑えることが可能となる。
実施形態1では、携帯端末のアプリケーション上で、ユーザが距離検知を行う意図があり、距離検知を行うボタンの押下受け付けた場合に限り出力電波強度の出力制御を行い、距離検知処理を行うことで、携帯端末からの距離が分かるような方法について説明した。実施形態2では、携帯端末のアプリケーション上でプリンタ選択をする場合に、自動的に距離検知を行いユーザが意図せずとも一番近い画像形成装置がユーザに分かるようにする処理について説明を行う。
<画像形成装置の外観>
画像形成装置の外観については、実施形態1の図2の説明と同様のため説明は省略する。
<画像形成装置のハードウェア構成>
画像形成装置のハードウェア構成については、実施形態1の図3の説明と同様のため説明は省略する。
<携帯端末のハードウェア構成>
携帯端末のハードウェア構成については、実施形態1の図4の説明と同様のため説明は省略する。
実施形態2における、携帯端末300のアプリケーションの操作イメージについて説明行う。なお、プリンタ選択の操作以外は実施形態1と同様のため説明は省略する。
図8(A)は、実施形態1の説明と同様、各種印刷の表示イメージである。ユーザがプリンタの設定のボタンを押下したことを検知すると、携帯端末300は、画面をプリンタ設定画面へと遷移する。また実施形態2ではこのプリンタ設定画面への遷移のためのボタンが押下された場合、携帯端末300は、自動的に距離検知処理を行う。図8(B)では、携帯端末300が通信距離内にいるプリンタ一覧を表示した例を示している。またこの際、携帯端末300は、距離検知処理の結果を各プリンタに対応付けて表示する。またこの際、携帯端末300は、図8(B)に示したように距離の順にプリンタ表示をソートして表示するようにしてもよい。
図9を用いて、実施形態2における処理フローを説明する。
S901からS903までの処理は、図6のS501からS503までの処理と同様のため説明は省略する。
S904では、携帯端末300の操作部307は、ユーザから印刷ジョブを送信するプリンタの設定画面への遷移ボタンを選択する操作を受け付ける。
S905では、携帯端末300の近距離無線通信部310は、S904にてプリンタ選択画面への遷移を受け付けたらアドバタイジングパケットの出力を開始する。このとき近距離無線通信部310は、アドバタイジングパケットに、出力電波強度を強くする指示情報を埋め込み送信を行う。情報の埋め込み方、及びアドバタイジングパケットの出力終了の条件は、実施形態1の説明と同様のため説明は省略する。
S906からS912までの処理は、図6のS508からS514までの処理と同様のため説明は省略する。
S913では、携帯端末300の表示部306は、表示画面をプリンタ選択画面に遷移させ、プリンタ一覧を表示すると共に、S912で行った距離検知処理の結果の表示も行う。またこのとき、表示部306は、測定した距離結果から近い順番に表示をソートしてもよい。
以降、S915からS926までの処理は、図6のS517からS528までの処理と同様のため説明は省略する。
以上の処理フローにより、携帯端末300のアプリケーションにより、プリンタ選択画面に遷移する際、自動的に距離検知処理を行い、検知結果の表示及び表示のソートを行うことが可能となる。
実施形態1、実施形態2では、BLE接続が行われた画像形成装置はBLE接続終了後に、BLE接続のない画像形成装置は一定時間経過後に電波の出力強度をもとの値に戻していた。この方法の場合、待機時間が長すぎると、複数台の画像形成装置が、距離検知処理が終了したのにもかかわらず一定時間は強い出力で電波を出し続けることになり、余計な消費電力が発生する。また待機時間が短すぎると、距離検知が終了前に出力電波強度が弱まってしまい、距離検知の精度が得られない場合が考えられる。そこで実施形態3では、BLE接続が完了後、携帯端末から出力電波強度を元に戻す旨の信号を送信し、受信した画像形成装置は、出力電波強度を元に戻す方法について説明を行う。
<画像形成装置の外観>
画像形成装置の外観については、実施形態1の図2の説明と同様のため説明は省略する。
<画像形成装置のハードウェア構成>
画像形成装置のハードウェア構成については、実施形態1の図3の説明と同様のため説明は省略する。
<携帯端末のハードウェア構成>
携帯端末のハードウェア構成については、実施形態1の図4の説明と同様のため説明は省略する。
<携帯端末のアプリケーション操作イメージ>
携帯端末のアプリケーション操作イメージは、実施形態1の図5の説明と同様のため説明は省略する。
実施形態1では、携帯端末300から出力電波強度を強くすることを示す指示情報を受信したあと、通信を行った画像形成装置は、通信処理が終了後、通信を行わない画像形成装置は一定時間経過後に出力電波強度を元の設定値に戻していた。ここで図10を用いて、実施形態3における出力電波強度を元に戻す条件について説明を行う。
実施形態1と同様、携帯端末300から出力電波強度を強くすることを示す指示情報を受けとった場合、画像形成装置は、出力電波強度を強くするように設定値を変更する。携帯端末300は、距離検知結果を用いて特定の画像形成装置との通信等の処理が完了後、アドバタイジングパケットで出力電波強度を元に戻すことを示す指示情報を送信する。この情報を受けとった画像形成装置は、出力電波強度の設定値を元に戻す。また、画像形成装置は、携帯端末300が画像形成装置から離れ、アドバタイジングパケットを一定期間、受信できない場合も出力電波強度の設定を元に戻す。
図11を用いて、実施形態3における処理フローを説明する。
S1001からS1018までの処理は、図6のS501からS518までの処理と同様のため説明は省略する。
S1019では、画像形成装置の無線通信制御部211は、携帯端末300からの接続要求があるか否かを判定する。無線通信制御部211は、接続要求を受信した場合、S1020に遷移する。無線通信制御部211は、接続要求を受信していない場合、S1024に遷移する。
S1020からS1022までの、BLE接続確立からBLE接続終了までの処理は、図6のS522からS524までの処理と同様のため説明は省略する。
S1023では、携帯端末300の近距離無線通信部310は、BLEの接続終了後、アドバタイジングパケットの出力を開始する。このときアドバタイジングパケットには、出力電波強度を元に戻す指示情報を埋め込み送信を行う。なお、出力電波強度を元に戻す指示情報は、実施形態1で説明した出力電波強度を強くする旨の情報と同様のBitを用いて、'0'なら出力電波強度を元に戻す、'1'なら出力電波強度を強くする、とすればよい。
S1025では、画像形成装置の無線通信制御部211は、出力電波強度を強くする旨の情報を含むアドバタイジングパケットを送信した携帯端末300の、パケットの受信の有無を検知する。無線通信制御部211は、一定期間、パケットの受信が無い場合、携帯端末300は通信範囲外にあると判断し、S1026に遷移する。無線通信制御部211は、パケットの受信がある場合、S1019に遷移し、以降、接続要求、又は出力電波強度を元に戻す指示情報の受信、又はパケットの受信が無くなるまで待機を行う。
S1026では、画像形成装置の無線通信制御部211は、出力電波強度の設定値を元の値に戻し、元の出力電波強度によるパケット出力を開始する。
S1027からS1028までの、印刷処理については図6のS526からS528までの処理と同様のため説明は省略する。
以上の処理により、携帯端末300からの電波強度を元に戻す指示情報の受信か、又は携帯端末300のパケット受信不可を判定することで、より効率的に画像形成装置の電波強度を元の出力電波強度に戻すことが可能となる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
201 CPU
300 携帯端末
Claims (18)
- 携帯端末装置より受信した無線パケットに含まれる指示情報が出力電波強度を強くすることを示していた場合、前記出力電波強度を強くするように、前記出力電波強度の設定を第1の設定値から第2の設定値に変更する第1の変更手段と、
前記第1の変更手段により変更された前記第2の設定値に応じた前記出力電波強度で前記携帯端末装置に無線パケットを送信する送信手段と、
前記携帯端末装置より接続要求を受信すると、前記携帯端末装置と無線通信を確立する確立手段と、
前記確立手段により前記携帯端末装置との無線通信が確立された場合、前記出力電波強度を弱くするように、前記第1の変更手段により変更された前記第2の設定値から前記第1の設定値に戻す第2の変更手段と、
を有する画像処理装置。 - 前記第2の変更手段は、更に、一定時間経過しても前記携帯端末装置より前記接続要求を受信しない場合、前記第1の変更手段により変更された前記第2の設定値から前記第1の設定値に戻す請求項1記載の画像処理装置。
- 前記第2の変更手段は、更に、前記携帯端末装置より受信した無線パケットに含まれる指示情報が出力電波強度を弱くすることを示していた場合、前記第1の変更手段により変更された前記第2の設定値から前記第1の設定値に戻す請求項1記載の画像処理装置。
- 前記第2の変更手段は、更に、前記携帯端末装置が通信範囲外となった場合、前記第1の変更手段により変更された前記第2の設定値から前記第1の設定値に戻す請求項1記載の画像処理装置。
- 距離測定を行う旨のボタンを含む画像処理装置の選択画面を表示する第1の表示手段と、
前記距離測定を行う旨のボタンが選択されると、出力電波強度を強くすることを示す指示情報を含む無線パケットを複数の画像処理装置に送信する第1の送信手段と、
前記複数の画像処理装置から無線パケットを受信すると、前記複数の画像処理装置との距離測定処理を実行する実行手段と、
前記距離測定処理の結果を前記選択画面に表示する第2の表示手段と、
前記選択画面で前記複数の画像処理装置から一つの画像処理装置が選択された場合、前記画像処理装置に接続要求を送信する第2の送信手段と、
を有する携帯端末装置。 - 画像処理装置を選択する画面への遷移ボタンを含む画面を表示する第1の表示手段と、
前記遷移ボタンが選択されると、出力電波強度を強くすることを示す指示情報を含む無線パケットを複数の画像処理装置に送信する第1の送信手段と、
前記複数の画像処理装置から無線パケットを受信すると、前記複数の画像処理装置との距離測定処理を実行する実行手段と、
前記距離測定処理の結果に応じて携帯端末装置からの距離が一番近い順に並び替えを行った画像処理装置の選択画面を表示する第2の表示手段と、
前記選択画面で前記複数の画像処理装置から一つの画像処理装置が選択された場合、前記画像処理装置に接続要求を送信する第2の送信手段と、
を有する携帯端末装置。 - 一番近い画像処理装置を選択するボタンを含む画面を表示する表示手段と、
前記ボタンが選択されると、出力電波強度を強くすることを示す指示情報を含む無線パケットを複数の画像処理装置に送信する第1の送信手段と、
前記複数の画像処理装置から無線パケットを受信すると、前記複数の画像処理装置との距離測定処理を実行する実行手段と、
前記距離測定処理の結果に応じて携帯端末装置からの距離が一番近い画像処理装置を選択し、前記画像処理装置に接続要求を送信する第2の送信手段と、
を有する携帯端末装置。 - 前記画像処理装置と無線通信が確立された場合、前記出力電波強度を弱くすることを示す指示情報を含む無線パケットを前記複数の画像処理装置に送信する第3の送信手段を更に有する請求項5乃至7何れか1項記載の携帯端末装置。
- 携帯端末装置と複数の画像処理装置とを含むシステムであって、
前記携帯端末装置は、
距離測定を行う旨のボタンを含む画像処理装置の選択画面を表示する第1の表示手段と、
前記距離測定を行う旨のボタンが選択されると、出力電波強度を強くすることを示す指示情報を含む無線パケットを複数の画像処理装置に送信する第1の送信手段と、
前記複数の画像処理装置から無線パケットを受信すると、前記複数の画像処理装置との距離測定処理を実行する実行手段と、
前記距離測定処理の結果を前記選択画面に表示する第2の表示手段と、
前記選択画面で前記複数の画像処理装置から一つの画像処理装置が選択された場合、前記画像処理装置に接続要求を送信する第2の送信手段と、
を有し、
前記複数の画像処理装置の各々は、
前記携帯端末装置より受信した無線パケットに含まれる指示情報が出力電波強度を強くすることを示していた場合、前記出力電波強度を強くするように、前記出力電波強度の設定を第1の設定値から第2の設定値に変更する第1の変更手段と、
前記第1の変更手段により変更された前記第2の設定値に応じた前記出力電波強度で前記携帯端末装置に無線パケットを送信する第3の送信手段と、
前記携帯端末装置より接続要求を受信すると、前記携帯端末装置と無線通信を確立する確立手段と、
前記確立手段により前記携帯端末装置との無線通信が確立された場合、前記出力電波強度を弱くするように、前記第1の変更手段により変更された前記第2の設定値から前記第1の設定値に戻す第2の変更手段と、
を有するシステム。 - 携帯端末装置と複数の画像処理装置とを含むシステムであって、
前記携帯端末装置は、
画像処理装置を選択する画面への遷移ボタンを含む画面を表示する第1の表示手段と、
前記遷移ボタンが選択されると、出力電波強度を強くすることを示す指示情報を含む無線パケットを複数の画像処理装置に送信する第1の送信手段と、
前記複数の画像処理装置から無線パケットを受信すると、前記複数の画像処理装置との距離測定処理を実行する実行手段と、
前記距離測定処理の結果に応じて携帯端末装置からの距離が一番近い順に並び替えを行った画像処理装置の選択画面を表示する第2の表示手段と、
前記選択画面で前記複数の画像処理装置から一つの画像処理装置が選択された場合、前記画像処理装置に接続要求を送信する第2の送信手段と、
を有し、
前記複数の画像処理装置の各々は、
前記携帯端末装置より受信した無線パケットに含まれる指示情報が出力電波強度を強くすることを示していた場合、前記出力電波強度を強くするように、前記出力電波強度の設定を第1の設定値から第2の設定値に変更する第1の変更手段と、
前記第1の変更手段により変更された前記第2の設定値に応じた前記出力電波強度で前記携帯端末装置に無線パケットを送信する第3の送信手段と、
前記携帯端末装置より接続要求を受信すると、前記携帯端末装置と無線通信を確立する確立手段と、
前記確立手段により前記携帯端末装置との無線通信が確立された場合、前記出力電波強度を弱くするように、前記第1の変更手段により変更された前記第2の設定値から前記第1の設定値に戻す第2の変更手段と、
を有するシステム。 - 携帯端末装置と複数の画像処理装置とを含むシステムであって、
前記携帯端末装置は、
一番近い画像処理装置を選択するボタンを含む画面を表示する表示手段と、
前記ボタンが選択されると、出力電波強度を強くすることを示す指示情報を含む無線パケットを複数の画像処理装置に送信する第1の送信手段と、
前記複数の画像処理装置から無線パケットを受信すると、前記複数の画像処理装置との距離測定処理を実行する実行手段と、
前記距離測定処理の結果に応じて携帯端末装置からの距離が一番近い画像処理装置を選択し、前記画像処理装置に接続要求を送信する第2の送信手段と、
を有し、
前記複数の画像処理装置の各々は、
前記携帯端末装置より受信した無線パケットに含まれる指示情報が出力電波強度を強くすることを示していた場合、前記出力電波強度を強くするように、前記出力電波強度の設定を第1の設定値から第2の設定値に変更する第1の変更手段と、
前記第1の変更手段により変更された前記第2の設定値に応じた前記出力電波強度で前記携帯端末装置に無線パケットを送信する第3の送信手段と、
前記携帯端末装置より接続要求を受信すると、前記携帯端末装置と無線通信を確立する確立手段と、
前記確立手段により前記携帯端末装置との無線通信が確立された場合、前記出力電波強度を弱くするように、前記第1の変更手段により変更された前記第2の設定値から前記第1の設定値に戻す第2の変更手段と、
を有するシステム。 - 前記携帯端末装置は、
前記画像処理装置と無線通信が確立された場合、前記出力電波強度を弱くすることを示す指示情報を含む無線パケットを前記複数の画像処理装置に送信する第3の送信手段を更に有し、
前記第2の変更手段は、更に、前記携帯端末装置より受信した無線パケットに含まれる指示情報が出力電波強度を弱くすることを示していた場合、前記第1の変更手段により変更された前記第2の設定値から前記第1の設定値に戻す請求項9乃至11何れか1項記載のシステム。 - 画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
携帯端末装置より受信した無線パケットに含まれる指示情報が出力電波強度を強くすることを示していた場合、前記出力電波強度を強くするように、前記出力電波強度の設定を第1の設定値から第2の設定値に変更する第1の変更ステップと、
前記第1の変更ステップにより変更された前記第2の設定値に応じた前記出力電波強度で前記携帯端末装置に無線パケットを送信する送信ステップと、
前記携帯端末装置より接続要求を受信すると、前記携帯端末装置と無線通信を確立する確立ステップと、
前記確立ステップにより前記携帯端末装置との無線通信が確立された場合、前記出力電波強度を弱くするように、前記第1の変更ステップにより変更された前記第2の設定値から前記第1の設定値に戻す第2の変更ステップと、
を含む情報処理方法。 - 携帯端末装置が実行する情報処理方法であって、
距離測定を行う旨のボタンを含む画像処理装置の選択画面を表示する第1の表示ステップと、
前記距離測定を行う旨のボタンが選択されると、出力電波強度を強くすることを示す指示情報を含む無線パケットを複数の画像処理装置に送信する第1の送信ステップと、
前記複数の画像処理装置から無線パケットを受信すると、前記複数の画像処理装置との距離測定処理を実行する実行ステップと、
前記距離測定処理の結果を前記選択画面に表示する第2の表示ステップと、
前記選択画面で前記複数の画像処理装置から一つの画像処理装置が選択された場合、前記画像処理装置に接続要求を送信する第2の送信ステップと、
を含む情報処理方法。 - 携帯端末装置が実行する情報処理方法であって、
画像処理装置を選択する画面への遷移ボタンを含む画面を表示する第1の表示ステップと、
前記遷移ボタンが選択されると、出力電波強度を強くすることを示す指示情報を含む無線パケットを複数の画像処理装置に送信する第1の送信ステップと、
前記複数の画像処理装置から無線パケットを受信すると、前記複数の画像処理装置との距離測定処理を実行する実行ステップと、
前記距離測定処理の結果に応じて携帯端末装置からの距離が一番近い順に並び替えを行った画像処理装置の選択画面を表示する第2の表示ステップと、
前記選択画面で前記複数の画像処理装置から一つの画像処理装置が選択された場合、前記画像処理装置に接続要求を送信する第2の送信ステップと、
を含む情報処理方法。 - 携帯端末装置が実行する情報処理方法であって、
一番近い画像処理装置を選択するボタンを含む画面を表示する表示ステップと、
前記ボタンが選択されると、出力電波強度を強くすることを示す指示情報を含む無線パケットを複数の画像処理装置に送信する第1の送信ステップと、
前記複数の画像処理装置から無線パケットを受信すると、前記複数の画像処理装置との距離測定処理を実行する実行ステップと、
前記距離測定処理の結果に応じて携帯端末装置からの距離が一番近い画像処理装置を選択し、前記画像処理装置に接続要求を送信する第2の送信ステップと、
を含む情報処理方法。 - コンピュータを、請求項1乃至4何れか1項記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項5乃至8何れか1項記載の携帯端末装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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JP2015136968A JP6516598B2 (ja) | 2015-07-08 | 2015-07-08 | 画像処理装置、携帯端末装置、システム、情報処理方法及びプログラム |
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