JP6516564B2 - コバルト錯体及びその製造方法、コバルト含有薄膜及びその作製方法 - Google Patents

コバルト錯体及びその製造方法、コバルト含有薄膜及びその作製方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体素子の製造用原料として有用なコバルト錯体及びその製造方法、該コバルト錯体を材料として用いることにより作製したコバルト含有薄膜及びその作製方法に関する。
コバルトは、高い導電性を示すこと、仕事関数が大きいこと、導電性シリサイドを形成出来ること、銅との格子整合性に優れることなどの特長を持つため、トランジスタなどの半導体素子のゲート電極、ソース・ドレイン部の拡散層上のコンタクト、銅配線シード層/ライナー層などの材料として注目を集めている。次世代の半導体素子では、記憶容量や応答性をさらに向上させる目的のため、高度に細密化及び三次元化されたデザインが採用されている。したがって次世代の半導体素子を構成する材料としてコバルトを使用するためには、三次元化された基板上に数ナノ〜数十ナノメートル程度の厚みのコバルト含有薄膜を均一に形成する技術の確立が必要とされている。三次元化された基板上に金属薄膜を作製するための技術としては、原子層堆積法(ALD法)や化学気相蒸着法(CVD法)など、化学反応に基づく気相蒸着法の活用が有力視されている。次世代半導体素子のゲート電極、ソース・ドレイン部の拡散層上のコンタクトとして、コバルト膜を成膜した後にシリサイド化したCoSiが検討されている。一方、銅配線シード層/ライナー層としてコバルトが使用される場合、下地にはバリアメタルとして窒化チタンや窒化タンタルなどが採用される見込みである。コバルト含有薄膜を作製する際にシリコンやバリアメタルが酸化されると、抵抗値の上昇に起因するトランジスタとの導通不良などの問題が生じる。これらの問題を回避するため、酸素やオゾンなどの酸化性ガスを用いない条件下でコバルト含有薄膜の作製を可能とする材料が求められている。
これまで、η−ジエン配位子及びN−アルキルイミドイル基で置換されたη−シクロペンタジエニル配位子を持つコバルト錯体は報告例が無い。非特許文献1には、(η−1,2,3,4−テトラフェニルシクロブタ−1,3−ジエン)(η−1,3−ビス[(フェニルイミノ)メチル]シクロペンタジエニル)コバルトが記載されているものの、フェニル基を持つ点で本発明のコバルト錯体とは異なる。また該文献にはこの錯体をコバルト含有薄膜の作製用材料として用いることに関する記述は一切ない。
Journal of Organometallic Chemistry、第717巻、99ページ(2012年)。
本発明は、酸化性ガスを用いない条件下でコバルト含有薄膜の作製を可能とする材料として有用なコバルト錯体を提供することを課題とする。
本発明者らは上記の課題を解決すべく鋭意検討した結果、一般式(1)で示されるコバルト錯体が酸化性ガスを用いない条件下、特に還元性ガスを用いる条件下でコバルト含有薄膜を作製するための材料として有用なことを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、一般式(1)
(式中、nは0又は2を表す。Rは炭素数1〜6のアルキル基を表す。Rはジ(炭素数1〜3のアルキル)アミノ基で置換されていても良い炭素数1〜6のアルキル基を表す。R及びRは水素原子、又は一体となって炭素数2〜4のアルキレン基を形成する基を表す。R〜Rは各々独立に、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表す。)で示されるコバルト錯体に関する。
また本発明は、一般式(2)
(式中、n、R、R、R、R、R、R及びRは一般式(1)のn、R、R、R、R、R、R及びRと同義を表す。)で示されるジエン錯体と、
一般式RNH(3)(式中、Rは一般式(1)のRと同義を表す。)で示されるアルキルアミンとを、
ルイス酸存在下で反応させる、一般式(1)で示されるコバルト錯体の製造方法に関する。
さらに本発明は、一般式(1)で示されるコバルト錯体を分解し、基板上にコバルト含有薄膜を作製することを特徴とする、コバルト含有薄膜の作製方法に関する。
さらに本発明は、一般式(1)で示されるコバルト錯体を分解し、基板上に作製されたコバルト含有薄膜を、トランジスタのゲート電極、ソース・ドレイン部の拡散層上のコンタクト及び銅配線シード層/ライナー層の少なくともいずれか一つに使用する半導体素子に関する。
以下、本発明を更に詳細に説明する。まず、一般式(1)中のR、R、R、R、R、R、R及びRの定義について説明する。
で表される炭素数1〜6のアルキル基は、直鎖状、分岐状及び環状アルキル基のいずれでも良く、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、シクロブチル基、ペンチル基、1−エチルプロピル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、tert−ペンチル基、シクロペンチル基、シクロブチルメチル基、ヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基、シクロヘキシル基、シクロペンチルメチル基、1−シクロブチルエチル基、2−シクロブチルエチル基などを例示することが出来る。
本発明のコバルト錯体(1)がCVD材料やALD材料として好適な蒸気圧及び熱安定性を持つ点で、Rは炭素数1〜4のアルキル基であることが好ましく、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基又はイソブチル基であることが更に好ましく、メチル基、プロピル基又はイソブチル基であることが殊更好ましい。
で表される炭素数1〜6のアルキル基は、直鎖状、分岐状及び環状アルキル基のいずれでも良く、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、シクロブチル基、ペンチル基、1−エチルプロピル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、tert−ペンチル基、シクロペンチル基、シクロブチルメチル基、ヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基、シクロヘキシル基、シクロペンチルメチル基、1−シクロブチルエチル基、2−シクロブチルエチル基などを例示することが出来る。
で表される炭素数1〜6のアルキル基は、ジ(炭素数1〜3のアルキル)アミノ基で置換されていてもよい。該ジ(炭素数1〜3のアルキル)アミノ基としては、ジメチルアミノ基、エチル(メチル)アミノ基、ジエチルアミノ基、プロピル(メチル)アミノ基、イソプロピル(メチル)アミノ基、エチル(プロピル)アミノ基、エチル(イソプロピル)アミノ基、ジプロピルアミノ基、ジイソプロピルアミノ基などを例示することが出来る。更に具体的なジ(炭素数1〜3のアルキル)アミノ基で置換されている炭素数1〜6のアルキル基の例としては、(ジメチルアミノ)メチル基、[エチル(メチル)アミノ]メチル基、(ジエチルアミノ)メチル基、[メチル(プロピル)アミノ]メチル基、[メチル(イソプロピル)アミノ]メチル基、[エチル(プロピル)アミノ]メチル基、[エチル(イソプロピル)アミノ]メチル基、(ジプロピルアミノ)メチル基、(ジイソプロピルアミノ)メチル基、2−(ジメチルアミノ)エチル基、2−[エチル(メチル)アミノ]エチル基、2−(ジエチルアミノ)エチル基、2−[メチル(プロピル)アミノ]エチル基、2−[メチル(イソプロピル)アミノ]エチル基、2−[エチル(プロピル)アミノ]エチル基、2−[エチル(イソプロピル)アミノ]エチル基、2−(ジプロピルアミノ)エチル基、2−(ジイソプロピルアミノ)エチル基、3−(ジメチルアミノ)プロピル基、3−[エチル(メチル)アミノ]プロピル基、3−(ジエチルアミノ)プロピル基、3−[メチル(プロピル)アミノ]プロピル基、3−[メチル(イソプロピル)アミノ]プロピル基、3−[エチル(プロピル)アミノ]プロピル基、3−[エチル(イソプロピル)アミノ]プロピル基、3−(ジプロピルアミノ)プロピル基、3−(ジイソプロピルアミノ)プロピル基などを挙げることが出来る。本発明のコバルト錯体(1)がCVD材料やALD材料として好適な蒸気圧及び熱安定性を持つ点で、ジ(炭素数1〜3のアルキル)アミノ基で置換されている炭素数1〜6のアルキル基としては、2−(ジメチルアミノ)エチル基、2−(ジエチルアミノ)エチル基、2−(ジプロピルアミノ)エチル基、2−(ジイソプロピルアミノ)エチル基、3−(ジメチルアミノ)プロピル基、3−(ジエチルアミノ)プロピル基、3−(ジプロピルアミノ)プロピル基又は3−(ジイソプロピルアミノ)プロピル基が好ましく、2−(ジメチルアミノ)エチル基、2−(ジエチルアミノ)エチル基、2−(ジプロピルアミノ)エチル基又は2−(ジイソプロピルアミノ)エチル基が更に好ましく、2−(ジメチルアミノ)エチル基が殊更好ましい。
本発明のコバルト錯体(1)がCVD材料やALD材料として好適な蒸気圧及び熱安定性を持つ点で、Rは炭素数1〜4のアルキル基であることが好ましく、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基又はsec−ブチル基が更に好ましく、プロピル基、イソプロピル基又はsec−ブチル基であることが殊更好ましい。
及びRが一体となって形成する炭素数2〜4のアルキレン基としては、直鎖状及び分岐状のいずれでも良く、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基などを例示することが出来る。
本発明のコバルト錯体(1)がCVD材料やALD材料として好適な蒸気圧及び熱安定性を持つ点で、R及びRは水素原子であるか又は一体となってエチレン基、トリメチレン基若しくはテトラメチレン基を形成する基が好ましく、水素原子であるか又は一体となってエチレン基を形成する基が更に好ましく、水素原子であることが殊更好ましい。
及びRで表される炭素数1〜4のアルキル基は、直鎖状、分岐状及び環状アルキル基のいずれでも良く、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、シクロブチル基などを例示することが出来る。
本発明のコバルト錯体(1)がCVD材料やALD材料として好適な蒸気圧及び熱安定性を持つ点で、R及びRは各々独立に水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基であることが好ましく、水素原子又はメチル基であることが更に好ましく、水素原子であることが殊更好ましい。
及びRで表される炭素数1〜4のアルキル基は、直鎖状、分岐状及び環状アルキル基のいずれでも良く、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、シクロブチル基などを例示することが出来る。
本発明のコバルト錯体(1)がCVD材料やALD材料として好適な蒸気圧及び熱安定性を持つ点で、R及びRは各々独立に水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基であることが好ましく、水素原子又はメチル基であることが更に好ましい。
本発明のコバルト錯体(1)がCVD材料やALD材料として好適な蒸気圧及び熱安定性を持つ点で、R及びRが水素原子であり、R及びRが水素原子又はメチル基であることが好ましい。
本発明のコバルト錯体(1)の具体例としては、(η−(1−(メチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−1)、(η−(1−(エチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−2)、(η−(1−(プロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−3)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−4)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−5)、(η−(1−(ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−6)、(η−(1−(イソブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−7)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−8)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−9)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−10)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−11)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−12)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−13)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−14)、(η−(1−(メチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−15)、(η−(1−(エチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−16)、(η−(1−(プロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−17)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−18)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−19)、(η−(1−(ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−20)、(η−(1−(イソブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−21)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−22)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−23)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−24)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−25)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−26)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−27)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−28)、(η−(1−(メチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−29)、(η−(1−(エチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−30)、(η−(1−(プロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−31)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−32)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−33)、(η−(1−(ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−34)、(η−(1−(イソブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−35)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−36)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−37)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−38)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−39)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−40)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−41)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−42)、(η−(1−(メチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−43)、(η−(1−(エチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−44)、(η−(1−(プロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−45)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−46)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−47)、(η−(1−(ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−48)、(η−(1−(イソブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−49)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−50)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−51)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−52)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−53)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−54)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−55)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−56)、(η−(1−(メチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−57)、(η−(1−(エチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−58)、(η−(1−(プロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−59)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−60)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−61)、(η−(1−(ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−62)、(η−(1−(イソブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−63)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−64)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−65)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−66)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−67)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニ
ル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−68)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−69)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−70)、(η−(1−(メチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−71)、(η−(1−(エチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−72)、(η−(1−(プロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−73)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−74)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−75)、(η−(1−(ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−76)、(η−(1−(イソブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−77)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−78)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−79)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−80)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−81)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−82)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−83)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−84)、(η−(1−(メチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−85)、(η−(1−(エチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−86)、(η−(1−(プロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−87)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−88)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−89)、(η−(1−(ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−90)、(η−(1−(イソブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−91)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−92)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−93)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−94)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−95)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−96)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−97)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−98)、(η−(1−(メチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−99)、(η−(1−(エチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−100)、(η−(1−(プロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−101)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−102)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−103)、(η−(1−(ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−104)、(η−(1−(イソブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−105)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−106)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−107)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−108)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−109)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−110)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−111)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−112)、(η−(1−(メチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−113)、(η−(1−(エチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−114)、(η−(1−(プロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−115)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−116)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−117)、(η−(1−(ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−118)、(η−(1−(イソブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−119)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−120)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−121)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−122)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−123)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−124)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−125)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−126)、(η−(1−(メチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−127)、(η−(1−(エチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−128)、(η−(1−(プロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−129)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−130)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−131)、(η−(1−(ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−132)、(η−(1−(イソブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−133)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−134)、(η−(1−(ter
t−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−135)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−136)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−137)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−138)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−139)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−140)、(η−(1−(メチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−141)、(η−(1−(エチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−142)、(η−(1−(プロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−143)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−144)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−145)、(η−(1−(ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−146)、(η−(1−(イソブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−147)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−148)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−149)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−150)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−151)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−152)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−153)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−154)、(η−(1−(メチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−155)、(η−(1−(エチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−156)、(η−(1−(プロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−157)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−158)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−159)、(η−(1−(ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−160)、(η−(1−(イソブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−161)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−162)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−163)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−164)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−165)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−166)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−167)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−168)、(η−((1−メチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−169)、(η−((1−エチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−170)、(η−((1−プロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−171)、(η−((1−イソプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−172)、(η−((1−シクロプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−173)、(η−((1−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−174)、(η−((1−イソブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−175)、(η−((1−sec−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−176)、(η−((1−tert−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−177)、(η−((1−シクロブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−178)、(η−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−179)、(η−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−180)、(η−({1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−181)、(η−({1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−182)、(η−((1−メチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−183)、(η−((1−エチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−184)、(η−((1−プロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−185)、(η−((1−イソプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−186)、(η−((1−シクロプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−187)、(η−((1−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−188)、(η−((1−イソブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−189)、(η−((1−sec−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−190)、(η−((1−tert−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−191)、(η−((1−シクロブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−192)、(η−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−193)、(η−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−194)、(η−({1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−195)、(η−({1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(1a−196)、(η−((1−メチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−197)、(η−((1−エチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−19
8)、(η−((1−プロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−199)、(η−((1−イソプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−200)、(η−((1−シクロプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−201)、(η−((1−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−202)、(η−((1−イソブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−203)、(η−((1−sec−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−204)、(η−((1−tert−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−205)、(η−((1−シクロブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−206)、(η−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−207)、(η−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−208)、(η−({1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−209)、(η−({1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−210)、(η−((1−メチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−211)、(η−((1−エチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−212)、(η−((1−プロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−213)、(η−((1−イソプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−214)、(η−((1−シクロプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−215)、(η−((1−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−216)、(η−((1−イソブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−217)、(η−((1−sec−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−218)、(η−((1−tert−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−219)、(η−((1−シクロブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−220)、(η−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−221)、(η−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−222)、(η−({1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−223)、(η−({1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−224)、(η−(1−(メチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−1)、(η−(1−(エチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−2)、(η−(1−(プロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−3)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−4)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−5)、(η−(1−(ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−6)、(η−(1−(イソブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−7)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−8)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−9)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−10)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−11)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−12)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−13)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−14)、(η−(1−(メチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−15)、(η−(1−(エチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−16)、(η−(1−(プロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−17)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−18)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−19)、(η−(1−(ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−20)、(η−(1−(イソブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−21)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−22)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−23)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−24)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−25)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−26)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−27)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−28)、(η−(1−(メチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−29)、(η−(1−(エチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−30)、(η−(1−(プロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−31)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−32)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−33)、(η−(1−(ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−34)、(η−(1−(イソブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−35)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−36)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−37)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)エチル)シクロペンタ
ジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−38)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−39)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−40)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−41)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−42)、(η−(1−(メチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−43)、(η−(1−(エチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−44)、(η−(1−(プロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−45)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−46)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−47)、(η−(1−(ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−48)、(η−(1−(イソブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−49)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−50)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−51)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−52)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−53)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−54)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−55)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−56)、(η−(1−(メチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−57)、(η−(1−(エチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−58)、(η−(1−(プロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−59)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−60)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−61)、(η−(1−(ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−62)、(η−(1−(イソブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−63)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−64)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−65)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−66)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−67)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−68)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−69)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−70)、(η−(1−(メチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−71)、(η−(1−(エチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−72)、(η−(1−(プロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−73)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−74)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−75)、(η−(1−(ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−76)、(η−(1−(イソブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−77)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−78)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−79)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−80)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−81)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−82)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−83)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−84)、(η−(1−(メチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−85)、(η−(1−(エチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−86)、(η−(1−(プロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−87)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−88)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−89)、(η−(1−(ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−90)、(η−(1−(イソブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−91)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−92)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−93)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−94)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−95)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−96)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−97)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−98)、(η−(1−(メチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−99)、(η−(1−(エチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−100)、(η−(1−(プロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−101)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−102)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−103)、(η−(1−(ブチルイミノ)ブチル)シクロ
ペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−104)、(η−(1−(イソブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−105)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−106)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−107)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−108)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−109)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−110)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−111)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−112)、(η−(1−(メチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−113)、(η−(1−(エチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−114)、(η−(1−(プロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−115)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−116)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−117)、(η−(1−(ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−118)、(η−(1−(イソブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−119)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−120)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−121)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−122)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−123)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−124)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−125)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−126)、(η−((1−メチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−127)、(η−((1−エチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−128)、(η−((1−プロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−129)、(η−((1−イソプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−130)、(η−((1−シクロプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−131)、(η−((1−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−132)、(η−((1−イソブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−133)、(η−((1−sec−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−134)、(η−((1−tert−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−135)、(η−((1−シクロブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−136)、(η−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−137)、(η−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−138)、(η−({1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−139)、(η−({1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−140)、(η−((1−メチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−141)、(η−((1−エチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−142)、(η−((1−プロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−143)、(η−((1−イソプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−144)、(η−((1−シクロプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−145)、(η−((1−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−146)、(η−((1−イソブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−147)、(η−((1−sec−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−148)、(η−((1−tert−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−149)、(η−((1−シクロブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−150)、(η−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−151)、(η−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−152)、(η−({1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−153)、(η−({1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−154)、(η−((1−メチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−155)、(η−((1−エチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−156)、(η−((1−プロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−157)、(η−((1−イソプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−158)、(η−((1−シクロプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−159)、(η−((1−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−160)、(η−((1−イソブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−161)、(η−((1−sec−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−162)、(η−((1−tert−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−163)、(η−((1−シクロブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−164)、(η−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−165)、(η−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,
3−ジエン)コバルト(1b−166)、(η−({1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−167)、(η−({1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(1b−168)、(η−(1−(メチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−1)、(η−(1−(エチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−2)、(η−(1−(プロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−3)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−4)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−5)、(η−(1−(ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−6)、(η−(1−(イソブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−7)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−8)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−9)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−10)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−11)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−12)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−13)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−14)、(η−(1−(メチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−15)、(η−(1−(エチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−16)、(η−(1−(プロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−17)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−18)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−19)、(η−(1−(ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−20)、(η−(1−(イソブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−21)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−22)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−23)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−24)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−25)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−26)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−27)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]プロピル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−28)、(η−(1−(メチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−29)、(η−(1−(エチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−30)、(η−(1−(プロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−31)、(η−(1−(イソプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−32)、(η−(1−(シクロプロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−33)、(η−(1−(ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−34)、(η−(1−(イソブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−35)、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−36)、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−37)、(η−(1−(シクロブチルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−38)、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−39)、(η−(1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−40)、(η−(1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−41)、(η−(1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−42)、(η−((1−メチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−43)、(η−((1−エチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−44)、(η−((1−プロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−45)、(η−((1−イソプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−46)、(η−((1−シクロプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−47)、(η−((1−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−48)、(η−((1−イソブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−49)、(η−((1−sec−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−50)、(η−((1−tert−ブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−51)、(η−((1−シクロブチルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−52)、(η−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−53)、(η−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−54)、(η−({1−[3−(ジメチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−55)、(η−({1−[3−(ジエチルアミノ)プロピルイミノ]−3−メチル}ブチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−56)などを例示することができる。本発明のコバルト錯体(1)がCVD材料やALD材料として好適な蒸気圧及び熱安定性を持つ点で、(1a−29)〜(1a−40)、(1a−43)〜(1a−54)、(1a−85)〜(1a−96)、(1a−99)〜(1a−110)、(1a−141)〜(1a−152)、(1a−155)〜(1a−166)、(1a−197)〜(1a−208)、(1a−211)〜(1a−222)、(1b−1)〜(1b−12)、(1b−43)〜(1b−54)、(1b−85)〜(1b−96)、(1b−127)〜(1b−138)、(1c−1)〜(1c−12)、(1c−15)〜(1c−26)、(1c−29)〜(1c−40)及び(1c−43)〜(1c−54)が好ましく、(1a−29)〜(1a−36)、(1a−43)〜(1a−50)、(1a−141)〜(1a−148)、(1a−155)〜(1a−162)、(1a−197)〜(1a−204)、(1a−211)〜(1a−218)、(1b−1)〜(1b−8)、(1b−85)〜(1b−92)、(1b−127)〜(1b−134)、(1c−1)〜(1c−8)、(1c−29)〜(1c−36)及び(1
c−43)〜(1c−50)が更に好ましく、(1a−31)、(1a−32)、(1a−36)、(1a−45)、(1a−46)、(1b−3)、(1b−4)、(1c−3)及び(1c−4)が殊更好ましい。
本発明のコバルト錯体(1)は立体配座異性体、立体配置異性体等の立体異性体の混合物でも良い。
次に、本発明のコバルト錯体(1)の製造方法について説明する。コバルト錯体(1)は、以下の製造方法1に従って製造することが出来る。
製造方法1は、ジエン錯体(2)とアルキルアミン(3)とを、ルイス酸存在下で反応させることによりコバルト錯体(1)を製造する方法である。
製造方法1
(式中、nは0又は2を表す。Rは炭素数1〜6のアルキル基を表す。Rはジ(炭素数1〜3のアルキル)アミノ基で置換されていても良い炭素数1〜6のアルキル基を表す。R及びRは水素原子、又は一体となって炭素数2〜4のアルキレン基を形成する基を表す。R〜Rは各々独立に、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表す。)
製造方法1で用いることができるジエン錯体(2)の例としては、(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−ブタ−1,3−ジエン)コバルト(2a−1)、(η−アセチルシクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(2a−2)、(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(2a−3)、(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(2a−4)、(η−ブタ−1,3−ジエン)(η−プロピオニルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−5)、[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン](η−プロピオニルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−6)、(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)(η−プロピオニルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−7)、(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)(η−プロピオニルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−8)、(η−ブタ−1,3−ジエン)(η−ブチリルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−9)、(η−ブチリルシクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(2a−10)、(η−ブチリルシクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(2a−11)、(η−ブチリルシクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(2a−12)、(η−ブタ−1,3−ジエン)(η−イソブチリルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−13)、(η−イソブチリルシクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(2a−14)、(η−イソブチリルシクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(2a−15)、(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)(η−イソブチリルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−16)、(η−ブタ−1,3−ジエン)(η−バレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−17)、[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン](η−バレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−18)、(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)(η−バレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−19)、(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)(η−バレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−20)、(η−ブタ−1,3−ジエン)(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−21)、(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(2a−22)、(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−23)、(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−24)、(η−ブタ−1,3−ジエン)[η−(3−メチルブタノイル)シクロペンタジエニル]コバルト(2a−25)、[η−(3−メチルブタノイル)シクロペンタジエニル][(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン]コバルト(2a−26)、(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)[η−(3−メチルブタノイル)シクロペンタジエニル]コバルト(2a−27)、(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)[η−(3−メチルブタノイル)シクロペンタジエニル]コバルト(2a−28)、(η−ブタ−1,3−ジエン)(η−ピバロイルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−29)、[(1−4−η)−ペンタ−1,3−ジエン](η−ピバロイルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−30)、(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)(η−ピバロイルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−31)、(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)(η−ピバロイルシクロペンタジエニル)コバルト(2a−32)、(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(2b−1)、(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(2b−2)、(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(2b−3)、(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)(η−プロピオニルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−4)、(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)(η−プロピオニルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−5)、(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)(η−プロピオニルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−6)、(η−ブチリルシクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(2b−7)、(η−ブチリルシクロペンタジエニル)(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)コバルト(2b−8)、(η−ブチリルシクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)コバルト(2b−9)、(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)(η−イソブチリルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−10)、(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)(η−イソブチリルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−11)、(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)(η−イソブチリルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−12)、(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)(η−バレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−13)、(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)(η−バレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−14)、(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)(η−バレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−15)、(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−16)、(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−17)、(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−18)、(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)[η−(3−メチルブタノイル)シクロペンタジエニル]コバルト(2b−19)、(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)[η−(3−メチルブタノイル)シクロペンタジエニル]コバルト(2b−20)、(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)[η−(3−メチルブタノイル)シクロペンタジエニル]コバルト(2b−21)、(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)(η−ピバロイルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−22)、(η−シクロヘプタ−1,3−ジエン)(η−ピバロイルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−23)、(η−シクロオクタ−1,3−ジエン)(η−ピバロイルシクロペンタジエニル)コバルト(2b−24)、(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(2c−1)、(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)(η−プロピオニルシクロペンタジエニル)コバルト(2c−2)、(η−ブチリルシクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(2c−3)、(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)(η−イソブチリルシクロペンタジエニル)コバルト(2c−4)、(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)(η−バレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2c−5)、(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)コバルト(2c−6)、(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)[η−(3−メチルブタノイル)シクロペンタジエニル]コバルト(2c−7)、(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)(η−ピバロイルシクロペンタジエニル)コバルト(2c−8)などを例示することができる。収率が良い点で、(2a−1)〜(2a−12)、(2a−17)〜(2a−24)、(2b−1)、(2b−4)、(2b−7)、(2b−13)、(2b−16)、(2c−1)、(2c−2)、(2c−3)、(2c−5)及び(2c−6)が好ましく、(2a−3)、(2a−4)、(2a−11)、(2a−12)、(2a−23)、(2a−24)、(2b−1)及び(2c−1)が更に好ましい。
製造方法1で用いることが出来るジエン錯体(2)は、Organometallics,第6巻,1191ページ(1987年)、Organometallics,第17巻,275ページ(1998年)及び本発明の参考例3〜9などに記載の方法に準じて製造することが出来る。また、Journal of the American Chemical Society,第102巻,1196ページ(1980年)、Journal of Macromolecular Science.Pt.A,Chemistry,A16巻,243ページ(1981年)などに記載の方法に従って製造したビス(アシルシクロペンタジエニル)コバルトとジエンとを、アルカリ金属存在下で反応させる製造方法2により、ジエン錯体(2)を製造することも出来る。
製造方法2で用いることができるビス(アシルシクロペンタジエニル)コバルトの例としては、ビス(η−アセチルシクロペンタジエニル)コバルト、ビス(η−プロピオニルシクロペンタジエニル)コバルト、ビス(η−ブチリルシクロペンタジエニル)コバルト、ビス(η−イソブチリルシクロペンタジエニル)コバルト、ビス(η−バレリルシクロペンタジエニル)コバルト、ビス(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)コバルト、ビス[η−(3−メチルブタノイル)シクロペンタジエニル]コバルト、ビス(η−ピバロイルシクロペンタジエニル)コバルト等が挙げられ、ビス(η−アセチルシクロペンタジエニル)コバルト、ビス(η−プロピオニルシクロペンタジエニル)コバルト、ビス(η−ブチリルシクロペンタジエニル)コバルト、ビス(η−バレリルシクロペンタジエニル)コバルト及びビス(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)コバルトが好ましく、ビス(η−アセチルシクロペンタジエニル)コバルト、ビス(η−ブチリルシクロペンタジエニル)コバルト及びビス(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)コバルトが更に好ましい。
製造方法2で用いることが出来るビス(アシルシクロペンタジエニル)コバルトは、Journal of the American Chemical Society,第102巻,1196ページ(1980年)、Journal of Macromolecular Science.Pt.A,Chemistry,A16巻,243ページ(1981年)、本発明の参考例1,2等に記載の方法に従って製造することが出来る。具体的には、ナトリウムシクロペンタジエニドとカルボン酸エステルとの反応によりナトリウム(アルキルカルボニル)シクロペンタジエニドを調製し、該ナトリウム(アルキルカルボニル)シクロペンタジエニドと塩化コバルトとを反応させることにより、ビス(アシルシクロペンタジエニル)コバルトを製造することが出来る。
製造方法2で用いることが出来るジエンの例としては、ブタ−1,3−ジエン、2−メチルブタ−1,3−ジエン(イソプレン)、2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン、ペンタ−1,3−ジエン、ヘキサ−1,3−ジエン、ヘキサ−2,4−ジエン、ヘプタ−2,4−ジエン、シクロヘキサ−1,3−ジエン、5−メチルシクロヘキサ−1,3−ジエン、5,5−ジメチルシクロヘキサ−1,3−ジエン、5−エチル−5−メチル−シクロヘキサ−1,3−ジエン、1−イソプロピル−4−メチルシクロヘキサ−1,3−ジエン(α−テルピネン)、5−イソプロピル−2−メチルシクロヘキサ−1,3−ジエン(α−フェランドレン)、3−メチル−5,5−ジメチルシクロヘキサ−1,3−ジエン、シクロヘプタ−1,3−ジエン、6−メチルシクロヘプタ−1,3−ジエン、6−エチルシクロヘプタ−1,3−ジエン、6−プロピルシクロヘプタ−1,3−ジエン、6−イソプロピルシクロヘプタ−1,3−ジエン、6−ブチルシクロヘプタ−1,3−ジエン、6−イソブチルシクロヘプタ−1,3−ジエン、6−sec−ブチル−シクロヘプタ−1,3−ジエン、6−tert−ブチル−シクロヘプタ−1,3−ジエン、1,6−ジメチルシクロヘプタ−1,3−ジエン、2,6−ジメチルシクロヘプタ−1,3−ジエン、5,6−ジメチルシクロヘプタ−1,3−ジエン、6,6−ジメチルシクロヘプタ−1,3−ジエン、シクロオクタ−1,3−ジエン、1,6−ジメチルシクロオクタ−1,3−ジエン、2,6−ジメチルシクロオクタ−1,3−ジエン、シクロヘキサ−1,4−ジエン、1−メチルシクロヘキサ−1,4−ジエン、1−イソプロピル−4−メチルシクロヘキサ−1,4−ジエン(γ−テルピネン)、1,5−シクロオクタジエン、1−メチル−1,5−シクロオクタジエン、1,2−ジメチル−1,5−シクロオクタジエン、1,4−ジメチル−1,5−シクロオクタジエン、1,5−ジメチル−1,5−シクロオクタジエン、2,4−ジメチル−1,5−シクロオクタジエン、1,6−ジメチル−1,5−シクロオクタジエン、3,7−ジメチル−1,5−シクロオクタジエンなどを挙げることが出来る。コバルト錯体(1)の収率が良い点で、ブタ−1,3−ジエン、イソプレン、2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン、ペンタ−1,3−ジエン、シクロヘキサ−1,3−ジエン、シクロオクタ−1,5−ジエンが好ましく、イソプレン、2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン、シクロヘキサ−1,3−ジエン、シクロオクタ−1,5−ジエンがとりわけ好ましい。
製造方法2で用いることが出来るジエンは、ACS Catalysis,第2巻,2173ページ(2012年)、特開2001−31595号公報、The Journal of Organic Chemistry,第55巻,1854ページ(1990年)、The Journal of Organic Chemistry,第56巻,5101ページ(1991年)、Chemistry−A European Journal,第19巻,10672ページ(2013年)、Organometallics,第13巻,1020ページ(1994年)、Journal of the American Chemical Society,第116巻,2889ページ(1994年)、Heterocycles,第77巻,927ページ(2009年)、特開平11−209314号公報などに記載の方法に準じて合成することが出来る。また市販のジエンを製造方法2の原料として用いることも出来る。
製造方法1では、ジエン錯体(2)を精製することなく原料として用いることが出来、金属錯体の一般的な精製方法により精製したジエン錯体(2)を原料として用いることも出来る。具体的な精製方法としては、ろ過、抽出、遠心分離、デカンテーション、蒸留、昇華、結晶化、カラムクロマトグラフィーなどを挙げることが出来る。
製造方法1で用いることが出来るアルキルアミン(3)の例としては、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、シクロプロピルアミン、ブチルアミン、イソブチルアミン、sec−ブチルアミン、tert−ブチルアミン、シクロブチルアミン、ペンチルアミン、1−メチルブチルアミン、2−メチルブチルアミン、イソペンチルアミン、ネオペンチルアミン、tert−ペンチルアミン、シクロペンチルアミン、シクロブチルメチルアミン、ヘキシルアミン、1−メチルペンチルアミン、2−メチルペンチルアミン、3−メチルペンチルアミン、4−メチルペンチルアミン、1,1−ジメチルブチルアミン、1,2−ジメチルブチルアミン、1,3−ジメチルブチルアミン、2,2−ジメチルブチルアミン、2,3−ジメチルブチルアミン、3,3−ジメチルブチルアミン、シクロヘキシルアミン、シクロペンチルメチルアミン、1−シクロブチルエチルアミン、2−シクロブチルエチルアミン、N,N−ジメチルエチレンジアミン、N−エチル−N−メチルエチレンジアミン、N−メチル−N−プロピルエチレンジアミン、N−メチル−N−イソプロピルエチレンジアミン、N,N−ジエチルエチレンジアミン、N−エチル−N−プロピルエチレンジアミン、N−エチル−N−イソプロピルエチレンジアミン、N,N−ジプロピルエチレンジアミン、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン、N−エチル−N−メチル−1,3−プロパンジアミン、N−メチル−N−プロピル−1,3−プロパンジアミン、N−メチル−N−イソプロピル−1,3−プロパンジアミン、N,N−ジエチル−1,3−プロパンジアミン、N−エチル−N−プロピル−1,3−プロパンジアミン、N−エチル−N−イソプロピル−1,3−プロパンジアミン、N,N−ジプロピル−1,3−プロパンジアミンなどを挙げることが出来る。コバルト錯体(1)の収率が良い点で、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、イソブチルアミン、sec−ブチルアミン、N,N−ジメチルエチレンジアミン、N,N−ジエチルエチレンジアミンが好ましく、プロピルアミン、イソプロピルアミン、sec−ブチルアミンがとりわけ好ましい。
製造方法1で用いることが出来るルイス酸の例としては、塩化亜鉛、臭化亜鉛、酢酸亜鉛等の亜鉛化合物、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、塩化ジエチルアルミニウム等のアルミニウム化合物、三フッ化ホウ素、三塩化ホウ素、三臭化ホウ素、三ヨウ化ホウ素等の三ハロゲン化ホウ素、四塩化チタン、四臭化チタン等のチタン化合物、塩化ジルコニウム、臭化ジルコニウム等のジルコニウム化合物、四塩化スズ、三塩化スズ等のスズ化合物、フッ化ガリウム、塩化ガリウム、臭化ガリウム、ヨウ化ガリウム等のハロゲン化ガリウム、塩化鉄、臭化鉄等のハロゲン化鉄などを挙げることが出来る。コバルト錯体(1)の収率が良い点で、ルイス酸としては三ハロゲン化ホウ素が好ましく、三フッ化ホウ素が更に好ましい。該ルイス酸はジメチルエーテルやジエチルエーテルなどのエーテルと錯体を形成していても良い。錯体を形成しているルイス酸の例としては、三フッ化ホウ素ジメチルエーテル錯体、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体などを挙げることが出来る。
製造方法1は、コバルト錯体(1)の収率が良い点で、不活性ガス雰囲気中で実施するのが好ましい。該不活性ガスとして具体的には、ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、窒素ガスなどを例示することが出来、安価な点で、アルゴン又は窒素ガスが好ましい。
製造方法1は、コバルト錯体(1)の収率が良い点で有機溶媒中で実施することが好ましい。使用可能な有機溶媒の種類には、反応を阻害しない限り特に制限は無い。使用可能な有機溶媒の例としては、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、石油エーテルなどの脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、プロピルベンゼン、イソプロピルベンゼン、ブチルベンゼン、イソブチルベンゼン、sec−ブチルベンゼン、tert−ブチルベンゼン、1,3,5−トリメチルベンゼン(メシチレン)などの芳香族炭化水素、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、シクロペンチルメチルエーテル(CPME)、シクロペンチルエチルエーテル(CPEE)、tert−ブチルメチルエーテル(MTBE)、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタンなどのエーテルを挙げることが出来る。これら有機溶媒のうち一種類を単独で用いることが出来、複数を任意の比率で混合して用いることも出来る。コバルト錯体(1)の収率が良い点で、有機溶媒としては脂肪族炭化水素が好ましく、ヘキサンが更に好ましい。
次に製造方法1を実施するときのジエン錯体(2)、アルキルアミン(3)及びルイス酸のモル比に関して説明する。好ましくはジエン錯体(2)1モルに対して0.8〜7.0モルのアルキルアミン(3)と、0.8〜7.0モルのルイス酸を用いることによって、収率良くコバルト錯体(1)を製造することが出来る。
製造方法1では、反応温度及び反応時間には特に制限はなく、当業者が金属錯体を製造するときの一般的な条件を用いることが出来る。具体例としては、−80℃から120℃の温度範囲から適宜選択した反応温度において、10分間から120時間の範囲から適宜選択した反応時間を選択することによってコバルト錯体(1)を収率良く製造することが出来る。製造方法1によって製造したコバルト錯体(1)は、当業者が金属錯体を精製するときの一般的な精製方法を適宜選択して用いることによって精製することが出来る。具体的な精製方法としては、ろ過、抽出、遠心分離、デカンテーション、蒸留、昇華、結晶化、カラムクロマトグラフィーなどを例示することが出来る。
製造方法1で用いることが出来るアルキルアミン(3)は、日本化学会編、「実験化学講座14 有機化合物の合成II−アルコール・アミン−」、第5版、丸善、平成17年などに記載の方法に準じて製造することが出来る。また市販のアルキルアミン(3)を製造方法1の原料として用いることも出来る。
次に、本発明のコバルト錯体(1)を分解し、基板上にコバルト含有薄膜を作製することを特徴とする、コバルト含有薄膜の作製方法について詳細に説明する。
コバルト含有薄膜を作製するときの成膜方法としては、当業者が金属含有薄膜を作製するのに用いる通常の技術手段を例示することが出来る。具体的には、化学反応に基づく気相蒸着法、並びにディップコート法、スピンコート法又はインクジェット法などの溶液法などを例示することが出来る。本明細書中では、化学反応に基づく気相蒸着法とは、本発明のコバルト錯体(1)を気化させ、基板上で分解することによりコバルト含有薄膜を作製する方法であり、具体的には熱CVD法、プラズマCVD法、光CVD法などのCVD法や、ALD法などを含む。三次元化された構造を持つ基板の表面にも均一にコバルト含有薄膜を形成しやすい点で、化学反応に基づく気相蒸着法が好ましく、CVD法又はALD法が更に好ましい。CVD法は成膜速度が良好な点でとりわけ好ましく、またALD法は段差被覆性が良好な点でとりわけ好ましい。例えばCVD法又はALD法によりコバルト含有薄膜を作製する場合、コバルト錯体(1)を気化させて反応チャンバーに供給し、反応チャンバー内に備え付けた基板上でコバルト錯体(1)を分解することにより、該基板上にコバルト含有薄膜を作製することが出来る。コバルト錯体(1)を分解する方法としては、当業者が金属含有薄膜を作製するのに用いる通常の技術手段を挙げることが出来る。具体的にはコバルト錯体(1)と反応ガスとを反応させる方法や、コバルト錯体(1)に熱、プラズマ、光などを作用させる方法などを例示することが出来る。
反応ガスを用いる場合、用いることが出来る反応ガスとしては、還元性ガスや酸化性ガスを例示することが出来る。該反応ガスとしては、金属や金属窒化物等の酸化されやすい材料からなる基板に成膜する場合に基板の劣化を防止できる点で、還元性ガスが好ましい。還元性ガスの具体例としては、アンモニア、水素、モノシラン、ヒドラジン、ぎ酸などを例示することが出来る。成膜装置の仕様による制約が少なく取扱いが容易である点で、還元性ガスとしてはアンモニア、水素又はギ酸が好ましく、アンモニアが更に好ましい。酸化性ガスを用いる場合、その具体例としては、酸素、オゾン、水蒸気、過酸化水素、塩化水素、笑気ガス、硝酸ガス、酢酸などを挙げることが出来る。反応ガスの流量は材料の反応性と反応チャンバーの容量に応じて適宜調節される。例えば反応チャンバーの容量が1〜10Lの場合、反応ガスの流量は特に制限は無く、経済的な理由から1〜10000sccmが好ましい。なお、本明細書中においてsccmとは気体の流量を表す単位であり、1sccmは理想気体に換算すると2.68mmol/hの速度で気体が移動していることを表す。
CVD法又はALD法によりコバルト含有薄膜を作製する場合、これらの分解方法を適宜選択して用いることにより、コバルト含有薄膜を作製することが出来る。複数の分解方法を組み合わせて用いることも出来る。反応チャンバーへのコバルト錯体(1)の供給方法としては、例えばバブリング、液体気化供給システムなど当業者が通常用いる方法が挙げられ、特に限定されるものではない。
CVD法又はALD法によりコバルト含有薄膜を作製する際のキャリアガス及び希釈ガスとしては、ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンなどの希ガス又は窒素ガスが好ましく、経済的な理由から窒素ガス又はアルゴンが更に好ましい。キャリアガス及び希釈ガスの流量は反応チャンバーの容量などに応じて適宜調節される。例えば反応チャンバーの容量が1〜10Lの場合、キャリアガスの流量は特に制限は無く、経済的な理由から1〜10000sccmが好ましい。
CVD法又はALD法によりコバルト含有薄膜を作製するときの基板温度は、熱、プラズマ、光などの使用の有無、反応ガスの種類などにより適宜選択される。例えば光やプラズマを併用することなく反応ガスとしてアンモニアを用いる場合には、基板温度に特に制限は無く、経済的な理由から200℃〜1000℃が好ましい。成膜速度が良好な点で250℃〜800℃が好ましく、300℃〜800℃が殊更好ましい。また、光やプラズマ、オゾン、過酸化水素などを適宜使用することで200℃以下の温度域でコバルト含有薄膜を作製することが出来る。
本発明のコバルト含有薄膜の作製方法により得られるコバルト含有薄膜としては、例えば金属コバルト薄膜、酸化コバルト薄膜、窒化コバルト薄膜、酸窒化コバルト薄膜などが得られる。また金属コバルト薄膜を作製後、任意の温度で基板を加熱処理することによりコバルト含有複合膜を得ることができる。例えば、シリコン基板上に金属コバルト薄膜を作製後、300℃〜900℃の加熱処理によりCoSi、CoSi、CoSiなどのコバルトシリサイド薄膜を得ることができる。また他の金属材料と組み合わせて用いた場合にもコバルト含有複合薄膜を得ることができる。例えば、本発明のコバルト錯体(1)とケイ素材料と組み合わせて用いることによりコバルトシリサイド薄膜が得られる。該ケイ素材料としては、モノシラン、ジシラン、トリシラン、テトラエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ビス(tert−ブチルアミノ)シラン、ビス(ジエチルアミノ)シラン、トリス(ジメチルアミノ)シランなどを例示することができる。さらにアルミニウムやゲルマニウムなどの典型金属、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、ニオブ、タンタル、タングステンなどの遷移金属、ランタンやネオジムなどの希土類金属を含有する金属材料と本発明のコバルト錯体(1)を組み合わせて用いることにより、これらの金属元素を含むコバルト含有複合膜を得ることも出来る。また、CVD法又はALD法によりコバルト含有複合薄膜を作製する場合、本発明のコバルト錯体(1)と他の金属材料とを別々に反応チャンバー内に供給しても、混合してから供給しても良い。
本発明のコバルト含有薄膜を構成部材として用いることにより、信頼性や応答性を向上させた高性能な半導体素子を製造することが出来る。半導体素子の例としてはDRAM、FeRAM、PRAM、MRAM、ReRAM、フラッシュメモリーなどの半導体記憶装置や電界効果トランジスタなどを挙げることが出来る。これらの構成部材としてはトランジスタのゲート電極、ソース・ドレイン部の拡散層上のコンタクトや、銅配線シード層/ライナー層などを例示することが出来る。
本発明のコバルト錯体(1)を材料として用いることにより、反応ガスとして還元性ガスを用いる条件下でコバルト含有薄膜を作製することが出来る。
実施例14〜17、比較例1で用いたCVD装置を示す図である。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、Pr、Pr、Bu及びBuは、それぞれプロピル基、イソプロピル基、sec−ブチル基及びtert−ブチル基を示す。H及び13C−NMRスペクトルは、Varian社製VXR−500S NMR Spectrometerを用いて測定した。参考例1〜9及び実施例1〜13に記載の錯体の製造は全てアルゴン雰囲気下で実施した。
参考例1
酢酸エチル11.7g(132mmol)にナトリウムシクロペンタジエニド/THF溶液(2.0M、48.0mL、96mmol)を25℃で加えた後、6時間加熱還流した。得られたスラリーから溶媒を減圧下で留去した。残った固体に25℃下で塩化コバルト6.00g(46.2mmol)とTHF230mLを加えた後、25℃で65時間撹拌した。反応混合物から溶媒を減圧下で留去した後、残った固体にトルエン250mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過し、ろ液を減圧乾固することにより、ビス(η−アセチルシクロペンタジエニル)コバルト(Co(η−CC(O)CH)を紫色固体として得た(4.00g,収率32%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
35.69(brs),24.93(brs),6.0−1.0(m).
参考例2
イソ吉草酸エチル15.7g(120mmol)にナトリウムシクロペンタジエニド/THF溶液(2.0M、50.0mL、100mmol)を25℃で加えた後、19時間加熱還流した。得られた溶液から溶媒を減圧下で留去した。残った固体に0℃下で塩化コバルト5.90g(45.4mmol)とTHF100mLを加えた後、25℃で30時間撹拌した。反応混合物から溶媒を減圧下で留去した後、残った固体にヘキサン130mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過し、ろ液を減圧乾固することにより、ビス(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)コバルト(Co(η−CC(O)CHCH(CH)を紫色液体として得た(7.56g,収率47%)。
参考例3
参考例1で合成したビス(η−アセチルシクロペンタジエニル)コバルト922mg(3.37mmol)とTHF14mLを混合することにより調製した溶液に、−78℃下でイソプレン953mg(14.0mmol)とナトリウム83mg(3.61mmol)を加えた。25℃で16時間撹拌した後、溶媒を減圧下で留去した。残った固体にヘキサン20mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮した。残った液体を減圧蒸留(留出温度88℃/背圧36Pa)することにより、(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(2a−3)を赤色液体として得た(177mg,収率22%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
5.01(brs,1H),4.94(brs,1H),4.55−4.77(br,2H),4.37(brs,1H),2.10(s,3H),1.80(s,3H),1.72(brs,1H),1.63(brs,1H),−0.37(brs,1H),−0.44(brs,1H).
13C−NMR(125MHz,C,δ)
194.9,96.2,93.7,84.0,83.2,81.8,81.2,80.9,35.5,32.8,27.1,22.2.
参考例4
参考例1で合成したビス(η−アセチルシクロペンタジエニル)コバルト1.59g(5.82mmol)とTHF24mLを混合することにより調製した溶液に、−78℃下で2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン1.96g(23.9mmol)とナトリウム146mg(6.35mmol)を加えた。25℃で16時間撹拌した後、溶媒を減圧下で留去した。残った固体にヘキサン35mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮した。残った液体をカラムクロマトグラフィー(アルミナ、THF)を用いて精製することにより、(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(2a−4)を赤色液体として得た(311mg,収率22%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
4.94(brs,2H),4.54(brs,2H),2.06(s,3H),1.81(s,6H),1.67(brs,2H),−0.48(brs,2H).
13C−NMR(125MHz,C,δ)
194.8,93.6,93.3,84.3,81.7,36.5,27.2,19.2.
参考例5
酪酸エチル22.1g(190mmol)にナトリウムシクロペンタジエニド/THF溶液(2.0M、80.0mL、160mmol)を25℃で加えた後、8時間加熱還流した。得られたスラリーから溶媒を減圧下で留去した後、残った固体をヘキサン100mLで洗浄した。得られた固体に0℃下で塩化コバルト9.87g(76.0mmol)とTHF100mLを加え、25℃で4時間撹拌した。この混合物に、0℃下でイソプレン17.4g(256mmol)とナトリウム1.87g(81.1mmol)を加えた後、25℃で18時間撹拌した。反応混合物から溶媒を減圧下で留去した後、残った固体にヘキサン200mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液から溶媒を減圧留去することにより、(η−ブチリルシクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(2a−11)を赤色液体として得た(9.08g,収率46%)。
H−NMR(500MHz,CDCl,δ)
5.22−5.29(m,1H),5.16−5.22(m,1H),4.92−5.05(m,2H),4.69−4.79(m,1H),2.72(t,J=7.4Hz,2H),2.05(s,3H),1.88(brs,1H),1.69−1.83(m,3H),0.99(t,J=7.4Hz,3H),−0.33(brs,1H),−0.42(brs,1H).
参考例6
酪酸エチル14.9g(128mmol)にナトリウムシクロペンタジエニド/THF溶液(2.0M、50.0mL、100mmol)を25℃で加えた後、7時間加熱還流した。得られた溶液から溶媒を減圧下で留去した後、残った固体をヘキサン50mLで洗浄した。得られた固体に0℃下で塩化コバルト5.90g(45.4mmol)とTHF100mLを加え、25℃で14時間撹拌した。得られた混合物に、0℃下で2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン7.27g(88.5mmol)とナトリウム1.16g(50.4mmol)を加えた後、25℃で23時間撹拌した。反応混合物から溶媒を減圧下で留去した後、残った固体にヘキサン170mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液から溶媒を減圧留去した。残った液体をカラムクロマトグラフィー(アルミナ、THF)を用いて精製することにより、(η−ブチリルシクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(2a−12)を茶色液体として得た(1.88g,収率15%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
5.00−5.03(m,2H),4.48−4.54(m,2H),2.45(t,J=7.5Hz,2H),1.83(s,6H),1.74−1.82(m,2H),1.71(brs,2H),0.93(t,J=7.5Hz,3H),−0.45(brs,2H).
参考例7
参考例2で合成したビス(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)コバルト7.56g(21.2mmol)とTHF100mLを混合することにより調製した溶液に、0℃下でイソプレン5.45g(80.0mmol)とナトリウム558mg(24.3mmol)を加えた。25℃で15時間撹拌した後、溶媒を減圧下で留去した。残った固体にヘキサン140mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮した。残った液体をカラムクロマトグラフィー(アルミナ、THF)を用いて精製することにより、(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(2a−23)を赤色液体として得た(1.3g,収率22%)。
H−NMR(500MHz,CDCl,δ)
5.24(brs,1H),5.18(brs,1H),4.95−5.04(m,1H),4.92(brs,1H),4.72(brs,1H),2.62(d,J=7.0Hz,2H),2.26−2.42(m,1H),2.06(s,3H),1.90(brs,1H),1.73−1.83(m,1H),1.00(d,J=7.0Hz,6H),−0.33(brs,1H),−0.42(brs,1H).
13C−NMR(125MHz,C,δ)
197.3,96.2,83.9,82.9,81.5,81.2,80.9,79.4,48.7,35.7,32.9,25.3,23.0,22.4.
参考例8
酢酸エチル10.8g(122mmol)にナトリウムシクロペンタジエニド/THF溶液(2.0M、50.0mL、100mmol)を25℃で加えた後、6時間加熱還流した。得られたスラリーから溶媒を減圧下で留去した後、残った固体をヘキサン50mLで洗浄した。得られた固体に0℃下で塩化コバルト6.00g(46.2mmol)とTHF100mLを加え、25℃で64時間撹拌した。この混合物に、0℃下でJohnson Matthey製のシクロヘキサ−1,3−ジエン5.14g(64.2mmol)とナトリウム1.07g(46.5mmol)を加えた後、25℃で24時間撹拌した。反応混合物から溶媒を減圧下で留去した後、残った固体にヘキサン190mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液から溶媒を減圧留去した。残った固体を昇華(加熱温度110℃/背圧32Pa)することにより、(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(2b−1)を茶色固体として得た(914mg,収率8%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
5.07−5.11(m,2H),4.61−4.66(m,2H),4.30−4.33(m,2H),2.93−2.98(br,2H),2.16(s,3H),1.35−1.42(m,2H),0.61−0.68(m,2H).
参考例9
酢酸エチル13.5g(153mmol)にナトリウムシクロペンタジエニド/THF溶液(2.0M、50.0mL、100mmol)を25℃で加えた後、6時間加熱還流した。得られたスラリーから溶媒を減圧下で留去した後、残った固体をヘキサン30mLで洗浄した。得られた固体に0℃下で塩化コバルト6.01g(46.3mmol)とTHF100mLを加え、25℃で15時間撹拌した。この混合物に、0℃下でシクロオクタ−1,5−ジエン20.3g(188mmol)とナトリウム1.20g(52.2mmol)を加えた後、25℃で24時間撹拌した。反応混合物から溶媒を減圧下で留去した後、残った固体にトルエン350mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液から溶媒を減圧留去することにより、(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(2c−1)を黄色固体として得た(4.18g,収率33%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
4.64(brs,2H),3.92(brs,2H),3.39(brs,4H),2.42(s,3H),2.19−2.38(m,4H),1.50−1.57(m,4H).
実施例1
参考例3で合成した(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト4.21g(18.0mmol)とヘキサン42mLを混合することにより調製した溶液に、0℃下で三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体12.0g(84.6mmol)を加えた。25℃で2時間撹拌した後、得られたスラリーに0℃下でプロピルアミン6.36g(108mmol)を加えた。25℃で17時間撹拌した後、反応溶液にヘキサン40mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮した。残った液体を減圧蒸留(留出温度77℃/背圧33Pa)することにより、(η−(1−(プロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−31)を赤色液体として得た(1.14g,収率23%)。
H−NMR(500MHz,CDCl,δ)
5.13−5.16(m,1H),4.91−4.94(m,1H),4.84−4.91(m,2H),4.80−4.83(m,1H),3.33(t,J=7.3Hz,2H),2.07(s,3H),2.04(s,3H),1.72(brs,1H),1.60−1.69(m,3H),0.97(t,J=7.3Hz,3H),−0.48(brs,1H),−0.58(brs,1H).
実施例2
参考例3で合成した(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト2.30g(9.80mmol)とヘキサン23mLを混合することにより調製した溶液に、0℃下で三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体5.22g(36.8mmol)を加えた。25℃で3時間撹拌した後、得られたスラリーに0℃下でイソプロピルアミン2.90g(49.0mmol)を加えた。25℃で19時間撹拌した後、反応溶液にヘキサン15mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮した。残った液体を減圧蒸留(留出温度78℃/背圧31Pa)することにより、(η−(1−(イソプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−32)を赤色液体として得た(550mg,収率20%)。
H−NMR(500MHz,CDCl,δ)
5.13−5.18(m,1H),5.05−5.10(m,1H),4.91−4.96(m,1H),4.83−4.90(m,1H),4.81−4.84(m,1H),3.74(sept,J=6.3Hz,1H),2.08(s,3H),2.05(s,3H),1.70(brs,1H),1.58−1.63(m,1H),1.14(d,J=6.3Hz,6H),−0.49(brs,1H),−0.59(brs,1H).
実施例3
参考例3で合成した(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト712mg(3.04mmol)とヘキサン15mLを混合することにより調製した溶液に、0℃下で三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体1.58g(11.1mmol)を加えた。25℃で3時間撹拌した後、得られたスラリーに0℃下でsec−ブチルアミン1.08g(14.8mmol)を加えた。25℃で18時間撹拌した後、反応溶液にヘキサン14mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮した。残った液体を減圧蒸留(留出温度82℃/背圧25Pa)することにより、(η−(1−(sec−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−36)を赤色液体として得た(154mg,収率18%)。
H−NMR(500MHz,CDCl,δ)
5.10−5.25(m,2H),4.78−4.92(m,3H),3.40−3.53(m,1H),2.08(s,3H),2.06(s,3H),1.85(brs,1H),1.72(brs,1H),1.46−1.58(m,2H),1.05−1.13(m,3H),0.85(t,J=7.5Hz,3H),−0.49(brs,1H),−0.58(brs,1H).
13C−NMR(125MHz,C,δ)
158.9,98.1,94.7,81.4,81.3,80.2,79.8,79.7,57.1,34.9,31.9,31.7,22.7,21.9,15.1,11.5.
実施例4
参考例5で合成した(η−ブチリルシクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト740mg(2.82mmol)とヘキサン20mLを混合することにより調製した溶液に、0℃下で三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体1.61g(11.3mmol)を加えた。25℃で2時間撹拌した後、得られたスラリーに0℃下でプロピルアミン858mg(14.5mmol)を加えた。25℃で18時間撹拌した後、反応溶液にヘキサン14mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮した。残った液体を減圧蒸留(留出温度86℃/背圧25Pa)することにより、(η−(1−(プロピルイミノ)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−143)を赤色液体として得た(232mg,収率27%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
5.23−5.33(m,1H),5.09−5.18(m,1H),4.76−4.88(m,2H),4.54−4.62(m,1H),3.32(t,J=7.0Hz,2H),2.19−2.34(m,2H),1.95(s,3H),1.71−1.85(m,4H),1.44−1.55(m,2H),1.04(t,J=7.0Hz,3H),0.84(t,J=7.3Hz,3H),−0.26(brs,1H),−0.36(brs,1H).
実施例5
参考例7で合成した(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)コバルト670mg(2.43mmol)とヘキサン20mLを混合することにより調製した溶液に、0℃下で三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体1.24g(8.73mmol)を加えた。25℃で2時間撹拌した後、得られたスラリーに0℃下でプロピルアミン715mg(12.1mmol)を加えた。25℃で24時間撹拌した後、反応溶液にヘキサン5mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮した。残った液体を減圧蒸留(留出温度86℃/背圧11Pa)することにより、(η−((1−プロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−199)を赤色液体として得た(200mg,収率29%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
5.28−5.37(m,1H),5.12−5.18(m,1H),4.78−4.88(m,2H),4.56−4.62(m,1H),3.35(t,J=7.0Hz,2H),2.18−2.34(m,2H),1.97−2.07(m,1H),1.96(s,3H),1.72−1.82(m,4H),1.05(t,J=7.0Hz,3H),0.86(d,J=6.6Hz,6H),−0.26(brs,1H),−0.34(brs,1H).
実施例6
参考例7で合成した(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)(η−イソバレリルシクロペンタジエニル)コバルト963mg(3.49mmol)とヘキサン20mLを混合することにより調製した溶液に、0℃下で三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体4.23g(29.8mmol)を加えた。25℃で2時間撹拌した後、得られたスラリーに0℃下でイソプロピルアミン2.28g(38.5mmol)を加えた。25℃で19時間撹拌した後、反応溶液にヘキサン7mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過することにより、(η−((1−イソプロピルイミノ−3−メチル)ブチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−200)を赤色液体として得た(580mg,収率59%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
5.28−5.36(m,1H),5.13−5.21(m,1H),4.75−4.87(m,2H),4.60−4.66(m,1H),3.72−3.86(m,1H),2.17−2.26(m,2H),1.99(s,3H),1.94−2.03(m,1H),1.81(brs,1H),1.72−1.76(m,1H),1.22(d,J=6.0Hz,6H),0.85(d,J=6.8Hz,6H),−0.25(brs,1H),−0.35(brs,1H).
実施例7
参考例4で合成した(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト1.11g(4.47mmol)とヘキサン37mLを混合することにより調製した溶液に、0℃下で三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体11.6g(81.7mmol)を加えた。25℃で2時間撹拌した後、得られたスラリーに0℃下でプロピルアミン5.65g(95.6mmol)を加えた。25℃で19時間撹拌した後、反応溶液にヘキサン10mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮した。残った液体を減圧蒸留(留出温度75℃/背圧28Pa)することにより、(η−(1−(プロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−45)を赤色固体として得た(175mg,収率14%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
5.11(brs,2H),4.75(brs,2H),3.20(t,J=7.0Hz,2H),1.93(s,6H),1.73−1.81(m,2H),1.72(brs,2H),1.68(s,3H),1.04(t,J=7.0Hz,3H),−0.40(brs,2H).
13C−NMR(125MHz,C,δ)
160.9,97.7,91.9,82.0,80.1,53.7,35.7,25.0,19.5,15.5,12.6.
実施例8
参考例4で合成した(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト480mg(1.93mmol)とヘキサン10mLを混合することにより調製した溶液に、0℃下で三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体1.37g(9.65mmol)を加えた。25℃で2時間撹拌した後、得られたスラリーに0℃下でtert−ブチルアミン835mg(11.4mmol)を加えた。25℃で87時間撹拌した後、反応溶液にヘキサン10mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮することにより、(η−(1−(tert−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−51)を赤色固体として得た(333mg,収率57%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
5.09(brs,2H),4.75(brs,2H),1.97(s,6H),1.83(s,3H),1.73(brs,2H),1.33(s,9H),−0.39(brs,2H).
実施例9
参考例8で合成した(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト968mg(3.93mmol)とヘキサン10mLを混合することにより調製した溶液に、0℃下で三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体2.09g(14.7mmol)を加えた。25℃で2時間撹拌した後、得られたスラリーに0℃下でプロピルアミン1.14g(19.4mmol)を加えた。25℃で1時間撹拌した後、反応溶液にヘキサン10mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮した。残った液体を減圧蒸留(留出温度85℃/背圧41Pa)することにより、(η−(1−(プロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−3)を赤色液体として得た(440mg,収率39%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
5.27−5.30(m,2H),4.76−4.80(m,2H),4.46−4.48(m,2H),3.28(t,J=7.2Hz,2H),2.96−3.01(m,2H),1.79(s,3H),1.74−1.85(m,2H),1.45−1.51(m,2H),1.03(t,J=7.2Hz,3H),0.80−0.85(m,2H).
実施例10
参考例8で合成した(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト969mg(3.94mmol)とヘキサン20mLを混合することにより調製した溶液に、0℃下で三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体2.24g(15.8mmol)を加えた。25℃で2時間撹拌した後、得られたスラリーに0℃下でイソプロピルアミン1.17g(19.8mmol)を加えた。25℃で16時間撹拌した後、反応溶液にヘキサン17mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮した。残った液体を減圧蒸留(留出温度84℃/背圧25Pa)することにより、(η−(1−(イソプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−4)を赤色液体として得た(428mg,収率38%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
5.27−5.33(m,2H),4.74−4.81(m,2H),4.39−4.45(m,2H),3.68(sept,J=6.0Hz,1H),2.91−3.04(m,2H),1.80(s,3H),1.45−1.53(m,2H),1.24(d,J=6.0Hz,6H),0.79−0.88(m,2H).
実施例11
参考例8で合成した(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト590mg(2.40mmol)とヘキサン10mLを混合することにより調製した溶液に、0℃下で三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体1.49g(10.5mmol)を加えた。25℃で2時間撹拌した後、得られたスラリーに0℃下でN,N−ジメチルエチレンジアミン1.13g(12.8mmol)を加えた。25℃で21時間撹拌した後、反応溶液にヘキサン5mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮することにより、(η−(1−[2−(ジメチルアミノ)エチルイミノ]エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロヘキサ−1,3−ジエン)コバルト(1b−11)を赤色液体として得た(451mg,収率59%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
5.27−5.29(m、2H),4.76−4.79(m,2H),4.46−4.49(m,2H),3.52−3.58(m,2H),2.97−3.01(m,2H),2.72−2.78(m,2H),2.22(s,6H),1.80(s,3H),1.46−1.52(m,2H),0.80−0.85(m,2H).
実施例12
参考例9で合成した(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト2.80g(10.2mmol)とヘキサン28mLを混合することにより調製した溶液に、0℃下で三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体7.22g(50.9mmol)を加えた。25℃で2時間撹拌した後、得られたスラリーに0℃下でプロピルアミン3.65g(61.7mmol)を加えた。25℃で18時間撹拌した後、反応溶液にヘキサン22mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮した。残った液体を減圧蒸留(留出温度88℃/背圧17Pa)することにより、(η−(1−(プロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−3)を赤色液体として得た(470mg,収率15%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
4.63−4.66(m,2H),4.49−4.52(m,2H),3.40−3.45(brs,4H),3.30(t,J=7.5Hz,2H),2.35−2.46(m,4H),2.00(s,3H),1.73−1.82(m,2H),1.64−1.71(m,4H),1.02(t,J=7.5Hz,3H).
13C−NMR(125MHz,C,δ)
160.7,101.3,85.3,83.1,66.5,53.7,32.4,25.1,15.3,12.5.
実施例13
参考例9で合成した(η−アセチルシクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト585mg(2.13mmol)とヘキサン20mLを混合することにより調製した溶液に、0℃下で三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体1.21g(8.51mmol)を加えた。25℃で4時間撹拌した後、得られたスラリーに0℃下でイソプロピルアミン690mg(11.7mmol)を加えた。25℃で19時間撹拌した後、反応溶液にヘキサン14mLを加えて25℃で激しく撹拌した。生成した懸濁液をろ過した後、ろ液を減圧下で濃縮した。残った液体を減圧蒸留(留出温度87℃/背圧25Pa)することにより、(η−(1−(イソプロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−4)を赤色液体として得た(122mg,収率18%)。
H−NMR(500MHz,C,δ)
4.59−4.66(m,2H),4.49−4.54(m,2H),3.72(sept,J=6.4Hz,1H),3.39−3.46(m,4H),2.33−2.47(m,4H),2.03(s,3H),1.63−1.72(m,4H),1.23(d,J=6.4Hz,6H).
13C−NMR(125MHz,C,δ)
157.9,101.1,85.3,83.1,66.6,50.9,32.3,24.6,14.8.
実施例14
実施例3で合成した(η−(1−(sec−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−36)を材料に用いてコバルト含有薄膜を熱CVD法により作製した。薄膜作製のために使用した装置の概略を図1に示した。成膜条件は以下の通りである。
キャリアガス流量:20sccm、アンモニア流量:160sccm、希釈ガス流量:20sccm、基板:Si、成膜時間:1時間、反応チャンバー全圧:1.3kPa、材料容器温度:69℃、材料の蒸気圧:13.3Pa、材料容器内全圧:13.3kPa、材料供給速度:0.020sccm、基板温度400℃。なお、反応チャンバーへの材料供給速度は、(キャリアガス流量×材料の蒸気圧÷材料容器内全圧)の計算式に基づいて求めることが出来る。キャリアガス及び希釈ガスとしてアルゴンを用いた。
作製した薄膜を蛍光X線分析で確認したところコバルトに基づく特性X線が検出された。蛍光X線分析は理学電機社製3370Eを用いた。測定条件はX線源:Rh、出力:50kV 50mA、測定径:10mmとした。
実施例15
実施例3で合成した(η−(1−(sec−ブチルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−2−メチルブタ−1,3−ジエン)コバルト(1a−36)を材料に用いてコバルト含有薄膜を熱CVD法により作製した。薄膜作製のために使用した装置の概略を図1に示した。薄膜作製条件は実施例14に示す通りであり、但し基板温度は300℃である。
作製した薄膜を蛍光X線分析で確認したところコバルトに基づく特性X線が検出された。
実施例16
実施例12で合成した(η−(1−(プロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−3)を材料に用いてコバルト含有薄膜を熱CVD法により作製した。薄膜作製のために使用した装置の概略を図1に示した。成膜条件は以下の通りである。
キャリアガス流量:40sccm、アンモニア流量:120sccm、希釈ガス流量:40sccm、基板:Si、成膜時間:1時間、反応チャンバー全圧:1.3kPa、材料容器温度:100℃、材料の蒸気圧:1.0Pa、材料容器内全圧:3.3kPa、材料供給速度:0.012sccm、基板温度400℃。キャリアガス及び希釈ガスとしてアルゴンを用いた。
作製した薄膜を蛍光X線分析で確認したところコバルトに基づく特性X線が検出された。
実施例17
実施例12で合成した(η−(1−(プロピルイミノ)エチル)シクロペンタジエニル)(η−シクロオクタ−1,5−ジエン)コバルト(1c−3)を材料に用いてコバルト含有薄膜を熱CVD法により作製した。薄膜作製のために使用した装置の概略を図1に示した。薄膜作製条件は実施例16に示す通りであり、但し基板温度は300℃である。
作製した薄膜を蛍光X線分析で確認したところコバルトに基づく特性X線が検出された。
比較例1
ビス(エチルシクロペンタジエニル)コバルト(Co(η−CCHCH)を材料に用いてコバルト含有薄膜を熱CVD法により作製した。本比較例で用いたビス(エチルシクロペンタジエニル)コバルトは、日本化学会編、「実験化学講座18 有機金属錯体」、第4版、丸善、1992年に記載の方法に従って製造したものである。具体的にはエチルシクロペンタジエニルナトリウムと塩化コバルトとを反応させることにより合成した。薄膜作製のために使用した装置の概略を図1に示した。成膜条件は以下の通りである。
キャリアガス流量:20sccm、アンモニア流量:120sccm、希釈ガス流量:60sccm、基板:Si、成膜時間:1時間、反応チャンバー全圧:1.3kPa、材料容器温度:48℃、材料の蒸気圧:13.3Pa、材料容器内全圧:13.3kPa、材料供給速度:0.020sccm、基板温度300℃。キャリアガス及び希釈ガスとしてアルゴンを用いた。
作製した薄膜を蛍光X線分析で確認したところコバルトに基づく特性X線は検出されなかった。
以上の実施例からコバルト錯体(1)は、酸化性ガスを用いなくても、光やプラズマを併用することなく、400℃以下の低温でコバルト含有膜を作製可能な材料であり、薄膜形成用材料として適用範囲が広い有用な材料であることが分かる。
1 材料容器
2 恒温槽
3 反応チャンバー
4 基板
5 反応ガス導入口
6 希釈ガス導入口
7 キャリアガス導入口
8 マスフローコントローラー
9 マスフローコントローラー
10 マスフローコントローラー
11 油回転式ポンプ
12 排気

Claims (11)

  1. 一般式(1)
    (式中、nは0又は2を表す。Rは炭素数1〜6のアルキル基を表す。Rはジ(炭素数1〜3のアルキル)アミノ基で置換されていても良い炭素数1〜6のアルキル基を表す。R及びRは水素原子、又は一体となって炭素数2〜4のアルキレン基を形成する基を表す。R〜Rは各々独立に、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表す。)で示されるコバルト錯体。
  2. nが0であり、R及びRが水素原子である、請求項1に記載のコバルト錯体。
  3. nが0であり、R及びRが互いに一体となって炭素数2〜4のアルキレン基を形成する基である、請求項1に記載のコバルト錯体。
  4. nが2であり、R及びRが互いに一体となってエチレン基を形成する基である、請求項1に記載のコバルト錯体。
  5. 一般式(2)
    (式中、n、R、R、R、R、R、R、Rは、一般式(1)のn、R、R、R、R、R、R、Rと同義である。)で示されるジエン錯体と、
    一般式RNH(3)(式中、Rは一般式(1)のRと同義である。)で示されるアルキルアミンとを、ルイス酸存在下で反応させる、一般式(1)
    (式中、nは0又は2を表す。Rは炭素数1〜6のアルキル基を表す。Rはジ(炭素数1〜3のアルキル)アミノ基で置換されていても良い炭素数1〜6のアルキル基を表す。R及びRは水素原子、又は一体となって炭素数2〜4のアルキレン基を形成する基を表す。R〜Rは各々独立に、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表す。)で示されるコバルト錯体の製造方法。
  6. ルイス酸が三ハロゲン化ホウ素である、請求項5に記載のコバルト錯体の製造方法。
  7. 請求項1〜4のいずれかに記載のコバルト錯体を分解し、基板上にコバルト含有薄膜を作製することを特徴とする、コバルト含有薄膜の作製方法。
  8. 分解する方法が化学反応に基づく気相蒸着法である、請求項7に記載の作製方法。
  9. 分解する方法が化学気相蒸着法である、請求項7又は8に記載の作製方法。
  10. 還元性ガスを用いて分解することを特徴とする、請求項7〜9のいずれかに記載の作製方法。
  11. コバルト含有薄膜が金属コバルト薄膜である請求項7〜10のいずれかに記載の作製方法。
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