JP6515706B2 - 粒子状物質検出システム - Google Patents

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Description

本発明は、排ガス中の粒子状物質の量を検出する粒子状物質センサと、該粒子状物質センサに接続した電流測定部とを備える粒子状物質検出システムに関する。
排ガス中の粒子状物質(PM: Particulate Matter)の量を測定する粒子状物質センサと、該粒子状物質センサに接続した電流測定部とを備えた粒子状物質検出システムが知られている(下記特許文献1参照)。粒子状物質センサは、互いに離間した一対の電極と、該電極を加熱するヒータと、上記電極とヒータとの間に介在する絶縁部材とを備える。
上記一対の電極間に粒子状物質が堆積すると、電極間に電流が流れる。この電流値を、上記電流測定部によって測定することにより、排ガス中の粒子状物質の量を検出するようになっている。上記粒子状物質検出システムでは、一対の電極のうち一方の電極にのみ、上記電流測定部を接続してある。
粒子状物質が多く堆積すると、電極間に流れる電流の量が飽和する。そのため、この場合、上記ヒータを発熱させて、堆積した粒子状物質を除去する必要がある。上記粒子状物質検出システムでは、発熱時におけるヒータの温度を正確に測定するため、ヒータから上記絶縁部材を介して電極に流れるリーク電流を、上記電流測定部を用いて測定している。絶縁部材の温度とリーク電流との間には相関関係があるため、リーク電流を測定することにより、絶縁部材の温度、すなわちヒータの温度を正確に測定することができる。
近年、上記リーク電流を用いて、粒子状物質センサの故障検出を行うことが検討されている。例えば、リーク電流が多すぎる場合は、上記絶縁部材が劣化していると判定できる。また、粒子状物質センサには配線が設けられており、リーク電流は、この配線を流れて、上記電流測定部によって測定される。そのため、リーク電流が少なすぎる場合は、配線が断線していると判定できる。
特開2012−83121号公報
しかしながら、上記粒子状物質検出システムを用いて故障検出を行っても、故障を確実に検出できない可能性がある。すなわち、上述したように、上記粒子状物質検出システムでは、一対の電極のうち一方の電極にしか電流測定部を接続していない。そのため、例えば、測定したリーク電流の値を用いて、配線の断線の有無を検出しようとしても、2本の配線のうち一方の配線についてしか、断線の検出ができない。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、粒子状物質センサの故障をより確実に検出できる粒子状物質検出システムを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、排ガス中の粒子状物質が堆積する被堆積部と、該被堆積部に設けられ、互いに離間した一対の電極と、上記被堆積部を加熱するヒータと、上記電極と上記ヒータとの間に介在する絶縁部材とを有する粒子状物質センサと、
上記一対の電極にそれぞれ電気的に接続した一対の電流測定部と、
上記粒子状物質センサ及び上記電流測定部に接続した制御回路部とを備え、
該制御回路部は、上記ヒータが発熱しているときに、該ヒータから上記絶縁部材を介して上記電極へ流れるリーク電流を、上記一対の電流測定部を用いてそれぞれ測定し、その測定値に基づいて、上記粒子状物質センサが故障しているか否かを判断するよう構成されていることを特徴とする粒子状物質検出システムにある。
上記粒子状物質検出システムは、一対の上記電流測定部を備える。また、上記制御回路部は、発熱したヒータから絶縁部材を介して電極に流れるリーク電流を、一対の電流測定部を用いてそれぞれ測定し、その測定値に基づいて、粒子状物質センサが故障しているか否かを判断するよう構成されている。
そのため、一対の電流測定部によってそれぞれ測定したリーク電流の値を、両方とも、粒子状物質センサの故障検出に利用することができる。したがって、粒子状物質センサの故障を、より確実に検出することが可能になる。例えば、電極と電流測定部とを繋ぐ配線の断線を検出する場合、2本の配線のうちいずれが断線しても、これを検出することができる。
以上のごとく、本発明によれば、粒子状物質センサの故障をより確実に検出できる粒子状物質検出システムを提供することができる。
なお、本発明では、電流測定部は、上記電極に電気的に接続している。ここで「電流測定部が電極に電気的に接続している」とは、常に接続している場合だけでなく、例えば、電流測定部と電極との間にスイッチを設け、このスイッチを切り替えることにより、電流を測定するときにのみ接続させる場合も含まれる。
実施例1における、発熱モードでの、粒子状物質検出システムの回路図。 実施例1における、測定モードでの、粒子状物質検出システムの回路図。 実施例1における、粒子状物質センサの分解斜視図。 実施例1における、粒子状物質センサの断面図。 実施例1における、粒子状物質検出システムのフローチャート。 実施例1における、粒子状物質センサが正常なときの、ヒータの温度と、一対の電極間の電圧と、第1電流測定部の測定値と、第2電流測定部の測定値とのグラフ。 実施例1における、第1配線が断線しているときの、ヒータの温度と、一対の電極間の電圧と、第1電流測定部の測定値と、第2電流測定部の測定値とのグラフ。 実施例1における、第2配線が断線しているときの、ヒータの温度と、一対の電極間の電圧と、第1電流測定部の測定値と、第2電流測定部の測定値とのグラフ。 実施例1における、ヒータが故障しているときの、ヒータの温度と、一対の電極間の電圧と、第1電流測定部の測定値と、第2電流測定部の測定値とのグラフ。 実施例1における、絶縁部材が劣化しているとき、又はヒータがショート故障しているときの、ヒータの温度と、一対の電極間の電圧と、第1電流測定部の測定値と、第2電流測定部の測定値とのグラフ。 実施例1における、ヒータの抵抗値と、温度との関係を表したグラフ。 実施例1における、ヒータの温度と、絶縁部材の抵抗値との関係を表したグラフ。 実施例2における、粒子状物質検出システムの回路図。 実施例3における、絶縁部材が劣化しているとき、又はヒータがショート故障しているときの、ヒータの温度と、一対の電極間の電圧と、第1電流測定部の測定値と、第2電流測定部の測定値とのグラフ。
上記粒子状物質検出システムは、ディーゼル車に搭載するための、ディーゼル車用粒子状物質検出システムとすることができる。
(実施例1)
上記粒子状物質検出システムに係る実施例について、図1〜図12を用いて説明する。図1に示すごとく、本例の粒子状物質検出システム1は、粒子状物質センサ2と、一対の電流測定部3(3a,3b)と、制御回路部4とを備える。
粒子状物質センサ2は、図3に示すごとく、被堆積部20と、一対の電極21(21a,21b)と、ヒータ22と、絶縁部材23とを有する。被堆積部20には、排ガス中の粒子状物質が堆積する。また、上記一対の電極21は、被堆積部20に設けられており、互いに離間した状態で配されている。電極21には、第1電極21aと第2電極21bとがある。ヒータ22は、被堆積部20を加熱するために設けられている。絶縁部材23は、電極21とヒータ22との間に介在している。
図1に示すごとく、電流測定部3には、第1電流測定部3aと第2電流測定部3bとがある。一対の電流測定部3a,3bは、電極21a,21bにそれぞれ電気的に接続している。第1電流測定部3aは第1電極21aに電気的に接続し、第2電流測定部3bは第2電極21bに電気的に接続している。
制御回路部4は、粒子状物質センサ2及び電流測定部3a,3bに接続している。
制御回路部4は、ヒータ22が発熱しているときに、ヒータ22から絶縁部材23を介して電極21(21a,21b)に流れるリーク電流Iを、一対の電流測定部3a,3bを用いてそれぞれ測定し、その測定値に基づいて、粒子状物質センサ2が故障しているか否かを判断するよう構成されている。
本例の粒子状物質検出システム1は、ディーゼル車に搭載される。また、本例の制御回路部4は、マイコンによって構成されている。制御回路部4には、複数のA/Dコンバータが形成されている。
制御回路部4は、排ガス中の粒子状物質の量を測定する測定モード(図2参照)と、ヒータ22を発熱させることにより、上記被堆積部20に堆積した粒子状物質を燃焼し、除去する発熱モード(図1参照)との、2つのモードを切り替え制御するよう構成されている。
制御回路部4は、図2に示すごとく、測定モードでは、一対の電極21a,21b間に電圧Vsを加える。これにより、電極21a,21間に電界を発生させ、静電気力によって粒子状物質を吸引する。粒子状物質が被堆積部20に堆積すると、一対の電極21a,21b間に検出電流Iが流れる。この検出電流Iを、第2電流測定部3bによって測定している。これにより、排ガス中の粒子状物質の量を測定している。
被堆積部20に多くの粒子状物質が堆積すると、検出電流Iが飽和してくる。この場合、制御回路部4は、図1に示すごとく、上記発熱モードに切り替え、ヒータ22を発熱させて、堆積した粒子状物質を燃焼させる。このとき、粒子状物質センサ2の絶縁部材23(図3参照)が加熱される。図12に示すごとく、絶縁部材23の電気抵抗と温度との間には、一定の関係がある。すなわち、ヒータ22によって加熱され、絶縁部材23の温度が上昇すると、絶縁部材23の電気抵抗は低下する。そのため、図1に示すごとく、ヒータ22と電極21(21a,21b)との間にリーク電流Iが流れる。このリーク電流Iを、一対の電流測定部3a,3bを用いてそれぞれ測定している。
また、本例の粒子状物質システム1は、高電圧回路11と、スイッチ6と、2個のオペアンプOP1,OP2と、2個の抵抗R1,R2と、ヒータ駆動回路12と、ヒータ電流検出回路13とを備える。第1オペアンプOP1と第1抵抗R1と第1A/Dコンバータ31とによって、上記第1電流測定部3aが形成されている。また、第2オペアンプOP2と第2抵抗R2と第2A/Dコンバータ32とによって、上記第2電流測定部3bが形成されている。
図1に示すごとく、第1オペアンプOP1の非反転入力端子38は、一定の電圧Vaに保持される。そのため、オペアンプの特性であるバーチャルショートにより、反転入力端子39の電圧もVaに保持される。また、リーク電流Iが第1抵抗R1を流れるため、第1オペアンプOP1の出力電圧Vは、反転入力端子39の電圧VaよりもIR1だけ低下する。したがって、
=Va−IR1
となる。この出力電圧VOを第1A/Dコンバータ31によって測定することにより、リーク電流Iを測定することができる。リーク電流Iは、下記の式によって表される。
=(Va−V)/R1
第2電流測定部3bも、同様の原理によって、リーク電流Iを測定するようになっている。また、上記測定モード(図2参照)においても、第2電流測定部3bは、上記原理を用いて、検出電流Iを測定する。
一方、粒子状物質センサ2は、第1配線24aと第2配線24bとの、2本の配線24を備える。第1配線24aは第1電極21aに接続しており、第2配線24bは第2電極21bに接続している。第1電流測定部3aは、第1配線24aとスイッチ6とを介して、第1電極21aに電気的に接続している。また、第2電流測定部3bは、第2配線24bを介して、第2電極21bに電気的に接続している。
配線24(24a,24b)は、後述する絶縁基体29に形成された第1部分241と、該第1部分241に接続した第2部分242とを備える。第2部分242は、第1部分241と電流測定部3との間の電流経路をなしている。
図4に示すごとく、粒子状物質センサ2は、セラミック等からなる絶縁基体29と、該絶縁基体29を保持する保持部28と、ハウジング27と、締結部26とを備える。図3に示すごとく、絶縁基体29は、被覆部291と、電極基板292と、絶縁部材23と、ヒータ基板293とを備える。電極基板292に、一対の電極21a,21bが形成されている。また、電極基板292には、配線24(24a,24b)の第1部分241が形成されている。被覆部291は、被堆積部20を露出させた状態で、電極基板292を覆っている。また、ヒータ基板293には、上記ヒータ22が形成されている。ヒータ基板293と電極基板292との間に、絶縁部材23が介在している。
図4に示すごとく、ハウジング27は、締結部26内に配されている。このハウジング27内に、保持部28及び絶縁基体29が設けられている。締結部26の雄螺子部261を排管19の雌螺子部191に螺合することにより、粒子状物質センサ2を排管19に固定してある。また、上記被堆積部20を覆うように、カバー251,252が取り付けられている。
上述したように、絶縁基体29には、配線24a,24bの第1部分241が形成されている。この第1部分241に、第2部分242が接続している。第2部分242は、粒子状物質センサ2の封止ゴム299を貫通している。第1部分241と第2部分242とにより、上記配線24(24a,24b)が形成されている。
一方、図2に示すごとく、制御回路部4は、測定モードでは、スイッチ6を制御して、第1電極21aと高電圧回路11とを接続する。また、図1に示すごとく、発熱モードでは、スイッチ6を切り替えて、第1電極21aを第1電流測定部3aに接続する。
また、粒子状物質2のヒータ22は、バッテリ端子14と、ヒータ駆動回路12とに接続している。バッテリ端子14の電圧は、10〜16V程度である。上記高電圧回路11は、バッテリ端子14の電圧を昇圧し、30〜50Vにしている。
また、図1に示すごとく、本例の粒子状物質検出システム1は、ヒータ22の温度を測定する温度測定部5を備える。温度測定部5は、3つのA/Dコンバータ33〜35と、ヒータ電流検出回路13とを有する。温度測定部5は、ヒータ22の電気抵抗であるヒータ抵抗Rを測定し、この測定値を用いて、ヒータ22の温度を算出している。図11に示すごとく、ヒータ22の温度とヒータ抵抗Rとの間には、一定の関係がある。そのため、ヒータ抵抗Rを測定することにより、ヒータ22の温度を算出することができる。
ヒータ22の温度の測定方法をより詳細に説明する。図1に示すごとく、ヒータ配線229a,229bには、配線抵抗Rpが寄生している。2本のヒータ配線229a,229bの長さは等しくされている。そのため、2本のヒータ配線229a,229bにそれぞれ寄生する配線抵抗Rpは、互いに等しい。
本例では、第3A/Dコンバータ33と第5A/Dコンバータ35とを用いて、ヒータ配線229が接続した2つの端子226,227間の電圧Vを測定する。また、ヒータ電流検出回路13を用いて、ヒータ22を流れる電流iを測定する。そして、電圧Vと電流iとの測定値を用いて、ヒータ抵抗Rと2つの配線抵抗Rpとの合計抵抗Raを測定する。合計抵抗Raは下記式(1)によって表すことができる。
Ra=V/i=R+2Rp ・・・(1)
また、本例では、第4A/Dコンバータ34と第5A/Dコンバータ35とを用いて、一方のヒータ配線229bの配線抵抗Rpに加わる電圧Vpを測定している。この電圧Vpと上記電流iとの測定値を用いて、下記式(2)から、一方のヒータ配線229bに寄生する配線抵抗Rpを算出することができる。
Rp=Vp/i ・・・(2)
第4A/Dコンバータ34にはセンシング配線228が接続している。センシング配線228は、ヒータ22の近傍に接続している。第4A/Dコンバータ34は、このセンシング配線228を介して、一方のヒータ配線229bに加わる電圧Vpを測定している。センシング配線228にも抵抗が寄生するが、センシング配線228には電流が殆ど流れない。そのため、センシング配線228による電圧降下は無視できるほど小さく、上記電圧Vpを正確に測定できるよう構成されている。
本例の温度測定部5は、上記式(1)、(2)を用いて、合計抵抗Raと配線抵抗Rpを測定し、さらに、下記式を用いて、ヒータ抵抗Rを算出している。つまり、合計抵抗Raから2つの配線抵抗Rpを減算している。これにより、配線抵抗Rpの影響を受けない、ヒータ抵抗Rの正確な値を求め、ヒータ22の温度を正確に算出するよう構成されている。
=Ra−2Rp
次に、制御回路部4のフローチャートについて説明する。図5に示すごとく、制御回路部4は、まず、ステップS1を行う。ここでは、粒子状物質検出システム1を、上記測定モード(図2参照)にする。すなわち、ヒータ22への通電を停止した状態で、一対の電極21a,21b間に、高電圧回路11の電圧Vsを加える。これにより、排ガス中の粒子状物質を捕集し、粒子状物質の量を測定する。
ステップS1の後、ステップS2に移り、粒子状物質センサ2を再生するか否かを判断する。すなわち、ヒータ22を発熱させて、堆積した粒子状物質を燃焼するか否かを判断する。ここでは、例えば、第2電流測定部3bによって測定された検出電流I(図2参照)の値に基づいて、粒子状物質センサ2を再生する必要があるか否かを判断する。または、一定の時間が経過した後、強制的に燃焼するようにしてもよい。
ステップS2においてYesと判断された場合は、ステップS3に移り、発熱モードに切り替える(図1参照)。すなわち、ヒータ22に通電して発熱させる。その後、ステップS4に移り、ヒータ22の温度が十分上昇したか否かを判断する。ここでは、上記温度測定部5を用いてヒータ22の温度を測定し、その温度が、予め定められた温度Tbよりも高くなったか否かを判断する。
ステップS4においてYesと判断した場合は、ステップS5に移る。ここでは、一対の電流測定部3a,3bを用いて、リーク電流Iを測定する。すなわち、ヒータ22から、絶縁部材23を介して第1電極21aへ流れた第1リーク電流IL1(図1参照)を、第1電流測定部3aによって測定すると共に、ヒータ22から、絶縁部材23を介して第2電極21bへ流れた第2リーク電流IL2を、第2電流測定部3bによって測定する。
ステップS5の後、ステップS6に移る。ここでは、測定したリーク電流Iの値を用いて、粒子状物質センサ2が故障しているか否かを判断する。例えば、リーク電流Iが、予め定められた下限値Iaよりも少ない場合(図7、図8参照)は、配線24が断線していると判断する。すなわち、配線24(24a,24b)を構成する第1部分241と第2部分242(図3参照)との少なくとも一方が断線していると判断する。また、リーク電流Iが、予め定められた上限値Ibよりも多い場合(図10参照)には、絶縁部材23の劣化と、ヒータ6の故障との、少なくとも一方が発生していると判断する。
ステップS6でYes、すなわち粒子状物質センサ2が故障していると判断した場合は、ステップS9に移り、故障信号を発生する。これにより、ユーザに、粒子状物質センサ2の交換を促す。ここでは、単に、粒子状物質センサ2が故障したと報知することもできるが、粒子状物質センサ2のどの部位が故障したのか報知する方が好ましい。例えば、どの配線24が断線したとか、ヒータ22が断線したとか、故障した部位を詳細に報知することが望ましい。
ステップS6でNo、すなわち粒子状物質センサ2が故障していないと判断した場合は、ステップS7に移り、ヒータ22への通電を停止する。その後、ステップS8に移り、ヒータ22の温度が充分に下がったか否かを判断する。すなわち、ヒータ22の温度が、予め定められた温度Tb(図6参照)よりも低くなったか否かを判断する。ここでYesと判断した場合は、ステップS1に移り、再び測定モードを開始する。
次に、図6〜図10を用いて、ヒータ22の温度と、電極21a,21b間の電圧と、第1電流測定部3aの測定値と、第2電流測定部3bの測定値との、時間変化を表したグラフについて説明する。図6は、粒子状物質センサ2が故障していない場合のグラフである。同図に示すごとく、測定モードにおいては、ヒータ22の温度は低くなっており、電極21a,21b間に、高電圧回路11(図2参照)の電圧Vsが加わっている。このとき、第1電流測定部3aは第1電極21aに接続していないため、第1電流測定部3aによって電流は測定されない。また、第2電流測定部3bは、一対の電極21a,21b間に流れる検出電流Iを測定する。粒子状物質センサ2に堆積する粒子状物質の量が増えるに従って、検出電流Iの値は、徐々に高くなる。
測定モードを終了した後、上述したように、発熱モードに切り替える。発熱モードでは、ヒータ22に通電するため、ヒータ22の温度が徐々に上昇する。これに伴い、絶縁部材23(図1、図3参照)の抵抗値が徐々に低下する。そのため、リーク電流Iの測定値が上昇する。配線24が断線していない場合は、一対の電流測定部3a,3bによって、比較的大きなリーク電流Iが測定される。
これに対して、第1配線24aが断線していた場合、図7に示すごとく、ヒータ22の温度が充分に高くなっても、第1電流測定部3aによってリーク電流Iが測定されなくなる。制御回路部4は、第1電流測定部3aによって測定されるリーク電流Iが下限値Iaよりも少ない場合は、第1配線24a(図1参照)が断線していると判断する。
同様に、第2配線24bが断線していた場合、図8に示すごとく、ヒータ22の温度が充分に高くなっても、第2電流測定部3bによってリーク電流Iが測定されなくなる。制御回路部4は、第2電流測定部3bによって測定されるリークIが下限値Iaよりも少ない場合は、第2配線24bが断線していると判断する。
また、ヒータ22がオープン故障したり、オープン故障しかかったりしている場合は、ヒータ22に充分に電流が流れず、図9に示すごとく、ヒータ22の温度が十分に上昇しなくなる。そのため、絶縁部材23(図3参照)が充分に加熱されず、絶縁部材23の電気抵抗が低下しなくなる。したがって、一対の電流測定部3a,3bによって測定されるリーク電流Iの値が低下し、両方とも、下限値Iaよりも低くなる。この場合は、制御回路部4は、ヒータ22が故障していると判断する。
絶縁部材23が劣化している場合は、図10に示すごとく、リーク電流Iの値が上昇する。また、ヒータ22がショート故障し、ヒータ22の電気抵抗が低くなった場合も、同様に、リーク電流Iの値が上昇する。すなわち、この場合には、ヒータ22に流れる電流が増えるため、ヒータ22の発熱量が増加する。そのため、絶縁部材23の温度が上昇し過ぎて、リーク電流Iの値が上昇する。本例の制御回路部4は、リーク電流Iが、予め定められた上限値Ibよりも多い場合は、絶縁部材23の劣化と、ヒータ22の故障との、少なくとも一方が発生していると判断する。
本例の作用効果について説明する。図1、図2に示すごとく、本例の粒子状物質検出システム1は、一対の電流測定部3a,3bを備える。また、上記制御回路部4は、発熱したヒータ22から絶縁部材23を介して電極21a,21bに流れるリーク電流I(IL1,IL2)を、一対の電流測定部3a,3bを用いてそれぞれ測定し、その測定値に基づいて、粒子状物質センサ2が故障しているか否かを判断するよう構成されている。
そのため、一対の電流測定部3a,3bによってそれぞれ測定したリーク電流I(IL1,IL2)の値を、両方とも、粒子状物質センサ2の故障検出に用いることができる。したがって、粒子状物質センサ2が故障したことを、より確実に検出することができる。
また、図1、図3に示すごとく、本例の粒子状物質センサ2は、2本の配線24a,24bを備える。個々の電流測定部3a,3bは、配線24a,24bを介して電極21に電気的に接続している。制御回路部4は、測定されたリーク電流Iが、予め定められた下限値Iaよりも少ない場合には、配線24が断線していると判断する。
本例では、一対の電流測定部3a,3bを用いてそれぞれリーク電流I(IL1,IL2)を測定しているため、上記構成にすると、2本の配線24a,24bのうち、いずれか一方が断線した場合でも、検出することができる。
また、本例の粒子状物質検出システム1は、温度検出部5(図1参照)を備える。図5に示すごとく、制御回路部4は、温度検出部5によって検出されたヒータ22の温度が、予め定められた温度Tbよりも高くなったと判断した後に、リーク電流Iを測定するよう構成されている。
そのため、ヒータ22の温度が充分上昇してから、リーク電流Iを測定することができる。したがって、粒子状物質センサ2の故障判断を、より正確に行うことができる。
また、上記温度検出部5は、ヒータ22の電気抵抗を測定することにより、ヒータ22の温度を検出するよう構成されている。
そのため、専用の温度センサを設ける必要が無くなり、粒子状物質検出システム1を安価に製造することが可能になる。
また、本例の制御回路部4は、一対の電流測定部3a,3bによってそれぞれ測定されたリーク電流Iが、両方とも、予め定められた下限値Iaよりも少ない場合には、ヒータ22が故障していると判断するよう構成されている。
そのため、粒子状物質センサ2のヒータ22が故障したことを検出でき、粒子状物質の燃焼が不完全になることを抑制できる。特に本例では、上述したように、ヒータ22の電気抵抗を測定することにより、ヒータ22の温度を測定している。ヒータ22が断線しかかっていると、通電したときに、ヒータ22が充分に発熱していないのに電気抵抗が高くなることがある。そのため、ヒータ22の電気抵抗を測定するだけでは、ヒータ22に通電して電気抵抗が高くなったときに、ヒータ22が正常で充分発熱したため電気抵抗が高くなったのか、充分発熱していないがヒータ22が断線しかかっているため電気抵抗が高くなったのか、区別がつかない。しかしながら、本例のようにリーク電流Iを測定すれば、ヒータ22が断線しかかって発熱量が少ない場合は、リーク電流Iが低減するため、ヒータ22が断線しかかっていることを検出できる。したがって、粒子状物質センサ2を早めに交換でき、発熱モードにおいて粒子状物質の燃焼が不完全になることを抑制できる。
また、本例の制御回路部4は、リーク電流Iが予め定められた上限値Ibよりも多い場合には、絶縁部材23の劣化と、ヒータ22の故障との、少なくとも一方が発生していると判断するよう構成されている。
そのため、粒子状物質センサ2の絶縁部材23が劣化したり、ヒータ22がショート故障したりした場合に、これを検出することができる。
また、本例の粒子状物質検出システム1は、図1に示すごとく、高電圧回路11とスイッチ6とを備える。高電圧回路11は、一対の電極21a,21bのうち高電位側の電極21である第1電極21aに加える電圧を発生する。また、スイッチ6は、第1電極21aと高電圧回路11との間に設けられている。制御回路部4は、スイッチ6を制御することにより、粒子状物質の量を測定する際(図2参照)には、第1電極21aと高電圧回路11とを接続する。また、制御回路部4は、ヒータ22を発熱させるとき(図1参照)には、第1電極21aと高電圧回路11とを切り離す。
このようにすると、粒子状物質の量を測定する際(図2参照)には、第1電極21aに、高電圧回路11の電圧Vsを加えることができる。そのため、排ガスに含まれる粒子状物質の量を測定することができる。また、ヒータ22を発熱させるとき(図1参照)には、高電圧回路11と第1電極21aとを切り離すため、第1電極21aに高電圧が加わらなくなる。そのため、ヒータ22から第1電極21aにリーク電流Iが流れるようになり、このリーク電流Iを第1電流測定部3aによって測定することが可能になる。
以上のごとく、本例によれば、粒子状物質センサの故障をより確実に検出できる粒子状物質検出システムを提供することができる。
なお、上述したように本例では、一対の電流測定部3a,3bによって測定されたリーク電流I(IL1,IL2)が両方とも、下限値Iaよりも低い場合(図9参照)は、ヒータ22が故障していると判断しているが、2本の配線24が両方とも断線していると判断してもよい。
なお、本例では、ヒータ22の電気抵抗を測定することにより、ヒータ22の温度を検出しているが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、専用の温度センサを設けてもよい。
(実施例2)
以下の実施例においては、図面に用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に記さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例は、電極21と電流測定部3との接続方法を変更した例である。図13に示すごとく、本例では、第1電流測定部3aを第1電極21aに、常に電気接続している。本例では、発熱モードにする場合は、スイッチ6をオフにし、ヒータ22を発熱させ、一対の電流測定部3a,3bを用いて、リーク電流Iを測定する。また、測定モードにする場合は、スイッチ6をオンにし、第1電極21aを高電圧回路11に接続する。これにより、一対の電極21a,21b間に、高電圧回路11の電圧Vsを加え、粒子状物質を捕集する。
本例では、測定モードにすると、高電圧回路11から第1電流測定部3aに電流が流れる。そのため、流れる電流の量を抑制できるように、制限抵抗Rを設けてある。また、第1抵抗R1の抵抗値を高くしてある。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
(実施例3)
本例は、絶縁部材23を構成する材料を変更した例である。絶縁部材23の材質によっては、絶縁部材23が劣化しときに、第1電流測定部3aおよび第2電流測定部3bの測定値が、図14のグラフに示すように変化することがある。すなわち、発熱モードでは、リーク電流Iは上限値Ibを超えないが、冷却モードになっても、リーク電流Iが充分に下がらず、予め定められた閾値Icよりも低くならないのである。また、ヒータ22がショート故障した場合も、リーク電流Iは同様に変化する。
本例の制御回路部4は、この場合には、粒子状物質センサ2が故障していると判断するよう構成されている。すなわち、冷却モードになり、ヒータ22の温度が所定値Tc以下になった後における、第1電流測定部3aと第2電流測定部3bとによるリーク電流Iの測定値が、予め定められた閾値Icよりも高いと判断した場合は、絶縁部材23の劣化と、ヒータ22の故障との、少なくとも一方が発生していると判断する。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
1 粒子状物質検出システム
2 粒子状物質センサ
20 被堆積部
21 電極
22 ヒータ
23 絶縁部
3 電流測定部
4 制御回路部
リーク電流

Claims (7)

  1. 排ガス中の粒子状物質が堆積する被堆積部(20)と、該被堆積部(20)に設けられ、互いに離間した一対の電極(21)と、上記被堆積部(20)を加熱するヒータ(22)と、上記電極(21)と上記ヒータ(22)との間に介在する絶縁部材(23)とを有する粒子状物質センサ(2)と、
    上記一対の電極(21)にそれぞれ電気的に接続した一対の電流測定部(3)と、
    上記粒子状物質センサ(2)及び上記電流測定部(3)に接続した制御回路部(4)とを備え、
    該制御回路部(4)は、上記ヒータ(22)が発熱しているときに、該ヒータ(22)から上記絶縁部材(23)を介して上記電極(21)へ流れるリーク電流(I)を、上記一対の電流測定部(3)を用いてそれぞれ測定し、その測定値に基づいて、上記粒子状物質センサ(2)が故障しているか否かを判断するよう構成されていることを特徴とする粒子状物質検出システム(1)。
  2. 上記粒子状物質センサ(2)は2本の配線(24)を備え、上記電流測定部(3)は、上記配線(24)を介して上記電極(21)に電気的に接続しており、上記制御回路部(4)は、上記リーク電流(I)が予め定められた下限値(Ia)よりも少ない場合には、上記配線(24)が断線していると判断するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の粒子状物質検出システム(1)。
  3. 上記制御回路部(4)は、上記一対の電流測定部(3)によってそれぞれ測定された上記リーク電流(I)が両方とも、予め定められた下限値(Ia)よりも少ない場合には、上記ヒータ(22)が故障していると判断するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の粒子状物質検出システム(1)。
  4. 上記制御回路部(4)は、上記リーク電流(I)が予め定められた上限値(Ib)よりも多い場合には、上記絶縁部材(23)の劣化と、上記ヒータ(22)の故障との、少なくとも一方が発生していると判断するよう構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の粒子状物質検出システム(1)。
  5. 上記ヒータ(22)の温度を検出する温度検出部(5)を備え、上記制御回路部(4)は、上記温度検出部(5)によって検出された上記ヒータ(22)の温度が、予め定められた温度(Tb)よりも高くなったと判断した後に、上記リーク電流(I)を測定するよう構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の粒子状物質検出システム(1)。
  6. 上記温度検出部(5)は、上記ヒータ(22)の電気抵抗を測定することにより、上記ヒータ(22)の温度を検出するよう構成されていることを特徴とする請求項5に記載の粒子状物質検出システム(1)。
  7. 上記一対の電極(21)のうち高電位側の電極(21)である第1電極(21a)に加える電圧を発生する高電圧回路(11)と、上記第1電極(21a)と上記高電圧回路(11)との間に設けられたスイッチ(6)とを備え、上記制御回路部(4)は、上記スイッチ(6)を制御することにより、上記粒子状物質の量を測定する際には、上記第1電極(21a)と上記高電圧回路(11)とを接続し、上記ヒータ(22)を発熱させるときには、上記第1電極(21a)と上記高電圧回路(11)とを切り離すよう構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の粒子状物質検出システム(1)。
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