JP6515448B2 - 回転電機のロータ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、永久磁石型の回転電機のロータ構造に関する。
永久磁石型の回転電機のロータ構造として、例えば、特許文献1にはロータに軸方向に貫通して配置した帯板状の永久磁石の幅方向端部に、漏れ磁束対策としてフラックスバリア(空隙)を設定した構造が開示されている。
具体的には、帯板状の永久磁石はロータの外周近傍に軸方向に貫通して、その複数個を周方向に等ピッチで配置してある。フラックスバリアはロータの前記永久磁石を貫通配置した貫通孔の幅方向両側に延設され、ここに永久磁石の幅方向端部を臨設配置している。
フラックスバリアは永久磁石の厚みよりも小さな厚み方向寸法として、前記貫通孔との連設部分に段部を設定することにより、該段部で永久磁石の幅方向の位置決めを行ってロータ回転の遠心力による位置ずれを防止するようにしている。
このように、永久磁石の幅方向端部にフラックスバリアを設けることで、該永久磁石の幅方向端部での漏れ磁束(ステータに鎖交せずトルクに寄与しない磁束)を低減してトルク性能を向上させ、前記段部で永久磁石の幅方向の位置決めを行うことで磁石位置ずれによる性能低下の抑制を図っている。
特開2006−74887号公報
特許文献1の開示技術では、フラックスバリアの厚み方向寸法を永久磁石の厚みよりも小さく設定して、永久磁石の位置決め段部を形成しているため、該フラックスバリアの厚み方向寸法が小さく抑制されてその分、磁気抵抗が小さく抑制される。
この結果、ステータから永久磁石の幅方向端部に流入する逆磁界の磁束が増加して、この部分が不可逆減磁し易くなる。この磁石減磁を回避するためには、ステータ電流を抑えてトルク・出力を制限したり、永久磁石が高温となって減磁し易くならないように連続出力時間を制限するなど、性能への跳ね返りが大きくなってしまう。また、性能を維持するためには永久磁石の厚みの増加や高保磁力の磁石材料を使用する等、材料コストの増加が避けられない。
そこで、本発明はロータを構成する複数枚のコア単板単位におけるフラックスバリアの厚み方向寸法の設定と、これらコア単板の積層の組み合わせとを適切に調整することで、ロータ総体としてフラックスバリアの十分な厚み方向寸法の確保と永久磁石の幅方向の位置決めとが可能な回転電機のロータ構造を提供するものである。
本発明の回転電機のロータ構造は、電磁鋼板からなる複数枚のコア単板を積層して構成したロータと、このロータの外周近傍に軸方向に貫通して周方向に等ピッチで対をなして配置された複数の帯板状の第1永久磁石であって、幅方向において、端部がロータ外周面に向かうとともに、対をなすそれぞれにおける離間距離が径方向の内側から外側に向かって大きくなるように配置される第1永久磁石と、対をなす第1永久磁石の径方向外側の幅方向端部の間において、幅方向が前記ロータの周方向に沿って配置される第2永久磁石と、ロータの第1永久磁石を貫通配置した各貫通孔の幅方向両側に延設されて、第1永久磁石の幅方向端部を臨設配置したフラックスバリアと、を備えている。
そして、前記フラックスバリアの第1永久磁石の厚みと同等以上の厚み方向寸法の第1のフラックスバリアと、第1永久磁石の厚みよりも小さな厚み方向寸法の第2のフラックスバリアを有し、第1のフラックスバリアと第2のフラックスバリアとが前記コア単板の積層方向に混在して形成され、前記第2のフラックスバリアの延設基部に形成される幅方向一対の段部より第1永久磁石の幅方向端部を係止して、ロータ回転による第1永久磁石への遠心力による位置ずれを防止第1永久磁石の周方向外側の径方向端部においては、段部が第2永久磁石に対して反対側に設けられることを主要な特徴としている。
本発明によれば、ロータを構成する複数枚のコア単板の各コア単板単位で第1のフラックスバリアおよびまたは第2のフラックスバリアの設定と、これらコア単板の積層の組み合わせとを適切に調整することで、ロータ総体としてロータ軸方向でフラックスバリアの十分な厚み方向寸法の確保と永久磁石の幅方向の位置決めとが可能となる。
即ち、ロータの各フラックスバリアにおける第1のフラックスバリアが混在する割合分に応じた永久磁石の幅方向端部の減磁耐力の向上と、第2のフラックスバリアの延設基部に形成される段部による永久磁石の回転位置ずれ防止機能の確保とを行えて、モータ性能の向上を実現することができる。
本発明の対象とする回転電機のロータとステータとの配置関係を示す説明図。 本発明の第1実施形態におけるロータの一磁極相当部分を拡大して示す説明図。 図2のA−A線に沿う断面図。 ロータを構成する第1のコア単板を示す説明図。 ロータを構成する第2のコア単板を示す説明図。 図2に示す永久磁石の幅方向端部における減磁率と定格電流との関係を示す説明図。 本発明の第2実施形態におけるロータのコア単板を示す説明図。 図7のコア単板の積層形態を示す斜視図。 本発明の第2実施形態におけるコア単板の変形例を示す説明図。 本発明の第2実施形態におけるコア単板の変形例を示す説明図。 本発明の第2実施形態におけるコア単板の変形例を示す説明図。 本発明の第2実施形態におけるコア単板の変形例を示す説明図。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1は、本発明の対象とする永久磁石型の回転電機1におけるロータ2と、その周囲に所要の空隙をおいて配置したステータ3との配置関係を示している。
ロータ2は、後述する薄い電磁鋼板からなる複数枚のコア単板7の積層体で構成され、その外周近傍には周方向に等ピッチで複数の永久磁石4を軸方向に貫通して圧入配置してある。
本実施形態は8極タイプの回転電機1を示しており、永久磁石4を一磁極あたり3つの帯板状の永久磁石4a、4b、4cを用いてΔ配置とした構成として、これをロータ2の周方向に極性を変えて等ピッチに配置している。
図2に永久磁石4の配置構造を拡大して示す。この永久磁石4は、一対の帯板状の永久磁石4a、4bをロータ2の外周面に向けてV字状の開き角度を持って配置したV字磁石と、該V字磁石4a、4bが開いた部分にロータ2の外周面と略平行に配置した帯板状の外側磁石4cと、で該外側磁石4cを底辺とする三角形のΔ配置としている。
V字磁石4a、4bと外側磁石4cの各幅方向端部に対応する位置には、漏れ磁束対策としてフラックスバリア5を設定している。
フラックスバリア5は、V字磁石4a、4bと外側磁石4cをそれぞれ圧入したロータ2の各貫通孔6を幅方向に延長した空隙として形成してあり、ここにV字磁石4a、4bおよび外側磁石4cの各幅方向端部を臨設配置している。
フラックスバリア5のそれぞれは、各対応する永久磁石4a、4b、4cの厚みと同等以上の厚み方向寸法の第1のフラックスバリア5Aと、これらの厚みよりも小さな厚み方向寸法の第2のフラックスバリア5Bとがコア単板7の積層方向に混在した状態に形成してある。
本実施形態では上述のロータ2を、コア単板単位のフラックスバリアとして貫通孔6に連設して前記第1のフラックスバリア5Aのみを形成した図4に示す第1のコア単板7Aの複数枚と、コア単板単位のフラックスバリアとして貫通孔6に連設して前記第2のフラックスバリア5Bのみを形成した図5に示す第2のコア単板7Bの少なくとも1枚とを積層した構成としている。
これら第1のコア単板7Aと第2のコア単板7Bとの積層形態は任意に設定することができ、例えば図3に図2のA−A線断面として示すように第1のコア単板7Aの所要枚数置きに少なくとも1枚の第2のコア単板7Bを介装した積層ピッチの構成とすることができる。
このような積層構成の採用により、前記ロータ2の各フラックスバリア5の主体を前記第1のフラックスバリア5Aで構成し、それらのロータ軸方向の領域(コア単板の積層方向)に前記第2のコア単板7Bにおける第2のフラックスバリア5Bの延設基部に形成される幅方向一対の段部8の少なくとも1つが存在して、該段部8により永久磁石4の幅方向端部を係止して位置決めした構造としている。
この第1実施形態の構造によれば、コア単板単位のフラックスバリアとして第1のフラックスバリア5Aのみを形成した第1のコア単板7Aと、コア単板単位のフラックスバリアとして第2のフラックスバリア5Bのみを形成した第2のコア単板7Bの積層の組み合わせを適切に調整することで、ロータ2の総体としてロータ軸方向でフラックスバリア5の十分な厚み方向寸法の確保と永久磁石4の幅方向の位置決めとが可能となる。
具体的には、第1のフラックスバリア5Aは第2のフラックスバリア5Bと比較して厚み方向寸法が大きく磁気抵抗が高いため、ステータ3から永久磁石4の幅方向端部に流入する逆磁界の磁束を低減し、該永久磁石4の着磁方向(厚み方向)に対する磁束の乱れが軽減される。即ち、第1のフラックスバリア5Aは第2のフラックスバリア5Bと比較してステータ電流(逆磁界)に対する永久磁石4の不可逆減磁を抑制できる。
これにより、本実施形態における第2のフラックスバリア5Bに相当する、厚み方向寸法の小さいフラックスバリアのみで構成される前記特許文献1の構造に対して、厚み方向寸法の大きい第1のフラックスバリア5Aを主体にロータ軸方向(コア単板の積層方向)に混在させた本実施形態では、その混在割合分だけ減磁耐力が高められる。
また、貫通孔6と第2のフラックスバリア5Bとの連設部分に形成される段部8により永久磁石4の幅方向端部を係止してその位置決めを行って、ロータ回転の遠心力による該永久磁石4の回転位置ずれを防止する。
従って、各フラックスバリア5における第1のフラックスバリア5Aが混在する割合分に応じた永久磁石4の幅方向端部の減磁耐力の向上と、第2のフラックスバリア5Bの延設基部に形成される段部8による永久磁石4の回転位置ずれ防止機能の確保とを行えて、モータ性能の向上を実現することができる。
図6は本実施形態における永久磁石4の幅方向端部における減磁率と定格電流との関係を示している。ここでは回転電機における減磁前後の電気子鎖交磁束φaの減少率を減磁率としている。また、減磁電流は定格電流を1とした場合の比で示しており、電流位相角βは永久磁石4に対して逆磁界が最も大きくなる90°としている。
図6のa線は本実施形態における減磁率を、b線はフラックスバリアを永久磁石の厚みよりも小さな厚み方向寸法とした比較例の減磁率を示しており、比較例では減磁電流1.3において減磁率0.5%であるのに対して、本実施形態では同電流において減磁率0.2%に低減している。
また、同図より本実施形態にあっては減磁率0.5%となる減磁電流は1.4であり、比較例に対して8%程度高い電流まで減磁耐力が向上している。即ち、本実施形態では減磁耐力向上分、定格電流を増加させてトルク性能を向上できる。
この結果、磁石減磁を回避するためにステータ電流を抑えてトルク・出力を制限したり、永久磁石が高温となって減磁し易くならないように連続出力時間を制限するなどの性能上の規制を受けることがない。また、モータ性能を維持するために永久磁石の厚みを増加したり高保磁力の磁石材料を使用する等、材料コストの増加を伴うことがなくコスト的に有利に得ることができる。
図7は本発明の第2実施形態におけるコア単板7を示すもので、本実施形態にあってはコア単板単位のフラックスバリアとして前記第1のフラックスバリア5Aと、前記第2のフラックスバリア5Bとの2種類が混在したコア単板7の複数枚を積層して前述のロータ2を構成するようにしている。
図7に示す例では、コア単板7の1磁極分にのみ永久磁石4a、4b、4cの各幅方向端部に対応した部分に第2のフラックスバリア5Bを形成し、他の7つの磁極に相当する部分には第1のフラックスバリア5Aを形成して、その複数枚を順次回転方向に1ピッチ(機械角45°)ずらして積層してロータ2を構成するようにしている。
これにより、図3に示す断面構造と同様なロータ積層構造が得られ、ロータ総体としてロータ軸方向で第1のフラックスバリア5Aを主体としてその中に第2のフラックスバリア5Bが混在したフラックスバリア5を構成することができる。
このコア単板7は、1枚ずつ順次回転方向に1ピッチずらして積層する他、図8に示すようにコア単板7の所要枚数を同位相で積層したものを1ブロック7Cとし、その複数ブロックを順次回転方向に1ピッチずらして積層してロータ2を構成することもできる。
この第2実施形態によれば、前記第1実施形態と同様の作用効果が得られる他、1種類のコア単板7を積層してロータ2を構成することができ、コア単板7を成形するプレス設
備を複数種類必要とすることがないのでより一層コスト的に有利に得ることができる。
図9〜図12に前記第2実施形態におけるコア単板7の変形例を示す。図9に示す例は、コア単板7の周方向に隣接する2つの磁極における各永久磁石4a、4b、4cの各幅方向端部に対応した部分に第2のフラックスバリア5Bを形成し、他の6つの磁極に相当する部分では全て第1のフラックスバリア5Aを形成して、その複数枚を順次回転方向に2磁極を1ピッチ(機械角90°)として1ピッチずつずらして積層してロータ2を構成するようにしている。
図10に示す例は、コア単板7の1磁極における外側磁石4cの幅方向端部に対応した部分と、この磁極と対向位置にある磁極のV字磁石4a、4bの各幅方向端部に対応した部分をそれぞれ第2のフラックスバリア5Bとし、その他のフラックスバリアを全て第1のフラックスバリア5Aとしたものである。
この変形例のコア単板7もその複数枚を回転方向にピッチをずらして積層してロータ2を構成する。この変形例のコア単板7では、コア単板単位で第1のフラックスバリア5Aと第2のフラックスバリア5Bとが周方向に隣接した配置となるので、第2のフラックスバリア5B同士が周方向に隣接するものに較べて上述の永久磁石4の着磁方向(厚み方向)に対する磁束の乱れがより一層軽減される。
図11に示す例は、コア単板7の全ての磁極におけるV字磁石4a、4bの各幅方向端部に対応した部分を第2のフラックスバリア5Bとする一方、各外側磁石4cの幅方向端部に対応した部分を第1のフラックスバリア5Aとしたものである。
これとは逆に図12に示す例では、コア単板7の全ての磁極におけるV字磁石4a、4bの各幅方向端部に対応した部分を第1のフラックスバリア5Aとする一方、各外側磁石4cの幅方向端部に対応した部分を第2のフラックスバリア5Bとしている。
これら図11、図12に示す変形例のコア単板7では、前記図10に示した変形例と同様の作用効果が得られる。また、それらの積層形態としては、図11、図12のコア単板7と図4に示したコア単板7との積層の組み合わせ、積層枚数、積層順を任意に選択してロータ2を積層構成することができる。
前記実施形態では一磁極あたり3つの永久磁石4をΔ配置した構造例を示したが、これに限定されるものでなく、一磁極あたり2つの永久磁石4をV字状配置としたものや、一磁極あたり1つの永久磁石4をd軸と交差して配置した構造に適用することができる。
1…回転電機
2…ロータ
3…ステータ
4…永久磁石
5…フラックスバリア
5A…第1のフラックスバリア
5B…第2のフラックスバリア
6…貫通孔
7…コア単板
7A…第1のコア単板
7B…第2のコア単板
7C…コア単板の積層ブロック
8…段部

Claims (4)

  1. 電磁鋼板からなる複数枚のコア単板を積層して構成したロータと、
    前記ロータの外周近傍に、軸方向に貫通して周方向に等ピッチで対をなして配置された複数の帯板状の第1永久磁石であって、幅方向において、端部がロータ外周面に向かうとともに、対をなすそれぞれにおける離間距離が径方向の内側から外側に向かって大きくなるように配置される第1永久磁石と、
    対をなす前記第1永久磁石の径方向外側の幅方向端部の間において、幅方向が前記ロータの周方向に沿って配置される第2永久磁石と、
    前記ロータの前記第1永久磁石を貫通配置した各貫通孔の幅方向両側に延設されて、該第1永久磁石の幅方向端部を臨設配置したフラックスバリアと、を備え、
    前記フラックスバリア、前記第1永久磁石の厚みと同等以上の厚み方向寸法の第1のフラックスバリアと、前記第1永久磁石の厚みよりも小さな厚み方向寸法の第2のフラックスバリアとを有し、前記第1のフラックスバリアと前記第2のフラックスバリアとが前記コア単板の積層方向に混在して形成され前記第2のフラックスバリアの延設基部に形成される幅方向一対の段部より前記第1永久磁石の幅方向端部を係止して、ロータ回転による前記第1永久磁石への遠心力による位置ずれを防止
    前記第1永久磁石の径方向外側の幅方向端部においては、前記段部が前記第2永久磁石に対して反対側に設けられる、ことを特徴とする回転電機のロータ構造。
  2. 前記ロータを、コア単板単位のフラックスバリアとして前記第1のフラックスバリアのみを形成した第1のコア単板の複数枚と、コア単板単位のフラックスバリアとして前記第2のフラックスバリアのみを形成した第2のコア単板の少なくとも1枚とを積層して構成したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機のロータ構造。
  3. 前記ロータを、コア単板単位のフラックスバリアとして前記第1のフラックスバリアと前記第2のフラックスバリアとの2種類を混在して形成したコア単板の複数枚を積層して構成し、これらコア単板の積層方向で前記第1のフラックスバリアと前記第2のフラックスバリアとを混在させたことを特徴とする請求項1に記載の回転電機のロータ構造。
  4. 前記フラックスバリアは、前記第2永久磁石の厚みと同等以上の厚み方向寸法の第3のフラックスバリアと、前記第2永久磁石の厚みよりも小さな厚み方向寸法の第4のフラックスバリアとを有し、前記第3のフラックスバリアと前記第4のフラックスバリアとが前記コア単板の積層方向に混在して形成され、前記第4のフラックスバリアの延設基部に形成される幅方向一対の段部より前記第2永久磁石の幅方向端部を係止して、ロータ回転による前記第2永久磁石への遠心力による位置ずれを防止し、
    前記コア単板のそれぞれは、前記第1のフラックスバリアと前記第のフラックスバリアとが周方向に隣接する、または、前記第2のフラックスバリアと前記第3のフラックスバリアとが周方向に隣接する配置としたことを特徴とする請求項3に記載の回転電機のロータ構造。
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