JP6513915B2 - 高温超電導コイルおよび高温超電導磁石装置 - Google Patents
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このような高温超電導コイルは、通常4.2K近傍で運転される低温超電導コイルと異なり、比熱が大きくなる20Kから77Kで運転される。
このため、含浸樹脂のクラックや超電導線材のわずかな動き(ワイヤムーブメント)などによって、不測の急激な常電導転移(クエンチ現象)が発生することはほとんどない。
高温超電導コイルの場合、その比熱の大きさから、熱暴走が発生しても常電導転移が局所にとどまるために熱暴走の検出が困難であり、焼損に至る可能性が高い。
しかし、安定化層を厚くするとコイルの電流密度が低下し、高い電流密度が得られるという高温超電導線材(以下、単に「線材」という)を用いる利点が低下する。
電流密度を維持して焼損を防止する方法として、近年では巻回されて隣接する線材どうし(以下、「巻線線材間」という)を電気的に導通させる方法が研究されている。
この絶縁性を確実にするために、セラミックス繊維をスペーサとして配置する方法も提案されている。
ところで、線材どうしの接触を効果的に防止して、熱処理後の超電導特性を向上させるために、高温超電導コイルの作製過程で、巻線線材間にスペーサを配置することがある。
このスペーサは、炭素繊維であってもよいことが知られているが、一般に熱処理時に燃焼する。一部残存する場合でも、巻線線材間隙に含浸材が充填されて巻線線材間は電気的に絶縁されることとなる。
巻線線材間が絶縁されない場合、超電導電流が、線材が巻回されて形成する経路に沿って周回せずに短絡してしまい、磁場が予定された強度に発生しなくなるからである。
常電導部分を迂回させることで、磁場の発生を阻害させるものの、局所的な発熱を抑制しながら常電導部分を拡大させ、焼損を回避することが可能となる。
巻線線材間を導通させるという同様の考案は、高温超電導材料が発見される以前にも、大型超電導コイルがクエンチした際のダメージを回避する方法として提案されている。
そこで、巻線線材間を適当な電気抵抗を付与して導通させ、磁場の発生の阻害などを最小限に抑制して超電導電流を迂回させる必要がある。
例えば、巻線線材間隙に線材と同一の幅で表面が平坦な常電導体のテープを配置する方法をとると、テープの材質の決定時に、このテープの電気抵抗率が決定してしまう。
よって、テープの電気抵抗を高める場合はテープを厚くする必要があり、超電導コイルの電流密度を低下させる。
しかし、巻線を一体化させ機械強度を高めるために、巻線線材間隙に電気絶縁体である含浸材を充填した場合、テープと線材との間隙に含浸材が不均一侵入するなどして、巻線線材間の電気抵抗を均一で安定的なものにすることは容易ではない。
図1は、第1実施形態にかかる高温超電導コイル10(以下、単に「超電導コイル10」という)の概略上面断面図である。
なお、第1実施形態において、常電導体12は、図1に示されるようなスペーサ12a(12)である。
線材20は、例えば第二世代のRE系の高温超電導物質からなる酸化物超電導層25を含むテープ状の線材である。
なお、図には示されていないが、最上層および最下層の2層の安定化層21は互いに電気的に接続されている。
このように構成された線材20はスペーサ12aに重ねられて(図4(A))、このスペーサ12aとともに、高いテンションを付与しながら例えば巻枠13(図6)などに巻回される。
スペーサ12aは、図3に示されるように、テープ厚さ方向に振幅を有する波形形状に加工されている。
このスペーサ12aは、常電導性を有する、例えば銅や銀などを主成分とする金属または炭素繊維などを素材とする。
そして、隣接面11に複数箇所で電気的に接触することで、隣接する線材20を導通させる経路を形成する。
電気抵抗が発生すると、オームの法則に従って、この常電導部分17に流入しようとしていた電流の一部がスペーサ12aを介して隣接する線材20へ流れる。
このように、超電導電流Iの一部が常電導部分17を迂回することで、常電導部分17の焼損を回避させることができる。
よって、巻線線材間の電気抵抗が低いと、超電導電流Iは、線材20を横断してしまい、磁場の発生に予定どおりに寄与しない。
しかし、スペーサ12aを波形の腹部分でのみ接触させて、その接触箇所の個数を調整することで、巻線線材間の電気抵抗を調整する。
よって、スペーサ12aを用いれば、容易に電気抵抗の厳密な調整をすることができるので、長時間発生しつづける微小電流iを抑制する電気抵抗にすることができる。
なお、スペーサ12aの厚さを変化させることでも、電気抵抗を調整することができる。
この場合、スペーサ12aの振幅を変化させずにスペーサ12aの厚さを変化させることできるので、巻線線材間隙を拡大することによる電流密度の低下は発生しない。
このように微小にひずむことで、スペーサ12aが、巻回されて隣接する線材20の隣接面11の両方と、波形の腹部分で確実に接触することになるからである。
つまり、スペーサ12aと線材20とを含浸材16で固着させ、超電導コイル10の機械強度を向上させる場合でも、スペーサ12aが隣接面11に規則的に接触するため、巻線線材間の電気抵抗は均一に維持される。
スペーサ12aは、例えば、図4(A)に示されるように、線材20と同一のテープ幅を有し、線材20の各層とともに積層される。
線材20およびスペーサ12aには、例えば、それぞれテンションがかけられながら、巻枠13に巻回される。
図4(B)に示されるように、線材20にスペーサ12aを螺旋状に巻回させて、予めスペーサ12aと一体となった線材20を巻回させてもよい。
また、図4(C)に示されるように、線材20のテープ幅のスペーサ12aを線材20の周りに筒状にして被覆してもよい。
また、超電導コイル10の機械強度を向上させるために、スペーサ12aおよび線材20を含浸材16で固着させた場合に、接触部位にいて、電気的接続を確保するとともに、外力を付与しても巻線線材間の電気抵抗値が容易に変化しない。
すなわち、超電導コイル10に外力が付与されても、テープ長手方向の巻線線材間の電気抵抗値を均一に維持することができる。
図5(A)は第2実施形態にかかる超電導コイル10のスペーサ12bの構成図、図5(B)は図5(A)のスペーサ12bのA−A断面における断面図である。
複数の細線14が編み込まれることで、スペーサ12bは、細線14に直線線材を用いても、その厚さ方向に波形を有することとなる。当然、細線14に、波形の形状加工を施してもよい。
このように編み込んで形成されるスペーサ12bも、巻回されることでかかる外力によって、弾性を有して僅かにゆがみ、それぞれの隣接面11と確実に接触する。
図面においても、共通の構成または機能を有する部分は同一符号で示し、重複する説明を省略する。
また、同一素材で作製した場合、第1実施形態のスペーサ12aに比べて、細線面に垂直にかかる外力に対する機械強度が高くなる。
図6は、第3実施形態にかかる超電導コイル10Aの概略外形図である。
また、図7は、第3実施形態にかかる超電導コイル10Aの概略斜視図である。
そして、スペーサ12cが、図7に示されるように、第kレイヤ層19kと第k+1レイヤ層19k+1(k=1,2,…,n−1)との間隙に配置される。
スペーサ12cは、例えば、第kレイヤ層19kの円周と同一の縦幅および巻線部分を被覆する横幅を有する長方形のシートである。
スペーサ12cは、第1実施形態のスペーサ12aまたは第2実施形態のスペーサ12bと同様に、厚み方向に波形の形状を有する。
よく知られているのは、中心軸の周りに同心円状に巻回されるパンケーキコイルまたは図6に示されるようなレイヤ巻コイル10A(10)などである。
レイヤ巻コイル10Aは、通常1本の線材20を、螺旋形状に例えば巻枠13に沿って巻回して、巻枠13の終端部で折り返して、同様に螺旋形状に巻回して形成される。
そこで、図7に示されるように、スペーサ12cで被覆されていない線材20で螺旋形状に巻回して第kレイヤ層19kを形成させて、この第kレイヤ層19kの外表にスペーサ12cを一周させて被覆する。
スペーサ12cを第kレイヤ層19kと第k+1レイヤ層19k+1との間隙に配置することで、常電導部分17が一部のレイヤ層19に発生した場合に、他のレイヤ層19に微小電流iを横断させることができる。
図面においても、共通の構成または機能を有する部分は同一符号で示し、重複する説明を省略する。
また、線材20が予めスペーサ12cで被覆されていない場合でも、巻線線材間隙にスペーサ12cを配置することができる。
図8は、第4実施形態にかかる超電導コイル10の線材20および含浸材16の断面図である。
常電導粒子12dは、隣接する線材20の間隙幅に対して数分の1〜数十分の1程度の粒径を有する。
常電導粒子12dどうしおよび常電導粒子12dと線材20とは、確率的に接触して線材20を導通させる。
よって、巻回された超電導コイル10の含浸材16への含浸の段階において、微小電流iの発生の容易さを変更することができる。
よって、第1実施形態〜第3実施形態のスペーサ12(12a〜12c)を配置したうえで、さらに含浸の際、常電導粒子12dで最終的な微小電流iの発生の容易さを調整してもよい。
図面においても、共通の構成または機能を有する部分は同一符号で示し、重複する説明を省略する。
これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
Claims (10)
- 少なくとも酸化物超電導体を含むテープ状の高温超電導線材と、
巻回された前記高温超電導線材間の隣接した面の間に配置されて前記隣接した面のそれぞれと複数箇所で電気的に接触する常電導体と、を備え、
前記常電導体には、テープ厚さ方向に振幅を有する波形形状に加工されていることを特徴とする高温超電導コイル。 - 少なくとも酸化物超電導体を含むテープ状の高温超電導線材と、
巻回された前記高温超電導線材間の隣接した面の間に配置されて前記隣接した面のそれぞれと複数箇所で電気的に接触する常電導体と、を備え、
前記常電導体は、導電性の細線が縦横に編み込まれて構成されていることを特徴とする高温超電導コイル。 - 少なくとも酸化物超電導体を含むテープ状の高温超電導線材と、
巻回された前記高温超電導線材間の隣接した面の間に配置されて前記隣接した面のそれぞれと電気的に接触する常電導体と、を備え、
前記常電導体の材料は、炭素繊維であり、
前記常電導体は、テープ厚さ方向に振幅を有する波形形状に加工され、又は導電性の細線が縦横に編み込まれて構成されることで前記隣接した面と均一に離散した複数箇所で電気的に接触することを特徴とする高温超電導コイル。 - 少なくとも酸化物超電導体を含むテープ状の高温超電導線材と、
巻回された前記高温超電導線材間の隣接した面の間に配置されて前記隣接した面のそれぞれと接触する常電導体と、を備え、
前記高温超電導線材は、1本で巻回中心軸に沿ったレイヤ巻および折り返しを繰り返してn層(n=1,2,3,…)のレイヤ層を構成して、前記常電導体は、第kレイヤ層と、第k+1レイヤ層(k=1,2,…,n−1)との間隙に配置され、
前記常電導体は、テープ厚さ方向に振幅を有する波形形状に加工され、又は導電性の細線が縦横に編み込まれて構成されることで前記隣接した面と均一に離散した複数箇所で電気的に接触することを特徴とする高温超電導コイル。 - 少なくとも酸化物超電導体を含むテープ状の高温超電導線材と、
巻回された前記高温超電導線材間の隣接した面の間に配置されて前記隣接した面のそれぞれと複数箇所で電気的に接触する常電導体と、を備え、
前記常電導体は、巻回された際の外力で、弾性を有する1〜200%の変形率を発生させるものであり、
前記常電導体は、テープ厚さ方向に振幅を有する波形形状に加工され、又は導電性の細線が縦横に編み込まれて構成されることで前記隣接した面と均一に離散した複数箇所で電気的に接触することを特徴とする高温超電導コイル。 - 前記常電導体と前記高温超電導線材とは、含浸材で含浸されて互いに固着されていることを特徴とする請求項3に記載の高温超電導コイル。
- 前記常電導体の材料は、炭素繊維であることを特徴とする請求項2に記載の高温超電導コイル。
- 前記高温超電導線材は、1本で巻回中心軸に沿ったレイヤ巻および折り返しを繰り返してn層(n=1,2,3,…)のレイヤ層を構成して、前記常電導体は、第kレイヤ層と、第k+1レイヤ層(k=1,2,…,n−1)との間隙に配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の高温超電導コイル。
- 前記常電導体は、巻回された際の外力で、弾性を有する1〜200%の変形率を発生させるものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の高温超電導コイル。
- 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の高温超電導コイルを用いたことを特徴とする高温超電導磁石装置。
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