JP6513781B1 - 給水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の駆動モータと圧力タンクをキャビネットの内部に収容する場合に、キャビネットの小型化を図りながら、キャビネットの内部に気流を形成できるようにして冷却性能を高める。【解決手段】第1駆動モータ及び第2駆動モータの間に圧力タンク30を配設する。圧力タンク30の下端部は第1ポンプ10の下端部よりも上方に位置している。圧力タンク30の下方には、キャビネット50の内部に気流を形成する送風機70が配設されている。【選択図】図5

Description

本発明は、例えば貯水槽に貯留されている水を集合住宅やビル等に供給する給水装置に関し、特に、ポンプを収容するキャビネット内部の温度上昇を抑制する構造の技術分野に属する。
従来より、例えば集合住宅やビル等には、水道管を流れる水や貯水槽に貯留されている水を供給するための給水装置が設置される場合がある。この種の給水装置は、一般的に、吸入した水を加圧する加圧ポンプと、加圧ポンプを駆動する駆動モータと、加圧ポンプで加圧された水を一旦貯留して圧力を一定圧以上に保つための圧力タンクとを備えており、これらはキャビネットに収容されている。また、キャビネットの内部には、駆動モータを制御するためのインバータ回路等からなる制御装置も収容されている。給水装置においては、運転時に駆動モータ及び制御装置が発する熱によるキャビネットの内部の温度上昇が問題となり、その対策が必要になる。
特許文献1、2の給水装置では、キャビネットの内部に制御装置を冷却するための冷却ファンが配設されている。また、特許文献3、4の給水装置では、駆動モータの回転軸に冷却ファンが固定されており、駆動モータの回転に伴って冷却風を形成することができるようになっている。また、特許文献5の給水装置では、キャビネットの内部に外扇型空冷モータとは別に空気循環用ファンを設けている。
特許第4237574号公報 特許第5231761号公報 特開2003−21052号公報 特許第4802006号公報 特許第4492830号公報
ところで、特許文献1、2の給水装置のように、キャビネットの内部に制御装置を冷却するための冷却ファンを配設した場合、その冷却ファンによってキャビネットの内部に気流を形成することができると考えられる。しかしながら、制御装置を冷却するためのものであるため、ファンの配設位置や大きさを考慮した場合、キャビネットの内部に大きな気流を形成することは困難であり、駆動モータの冷却性能を満足できないおそれがある。
また、特許文献3、4の給水装置では、駆動モータの回転軸に固定された冷却ファンを利用しているが、冷却ファンの設置位置が駆動モータの上部に限定されてしまい、キャビネットの内部に大きな気流を形成することが困難な場合がある。
そこで、特許文献5の給水装置のように、キャビネットの内部に外扇型空冷モータとは別に空気循環用ファンを設ける構成が考えられる。しかしながら、この特許文献5等のようにキャビネットの内部に複数の駆動モータを設けることが前提となる場合があり、しかもキャビネットの更なる小型化が求められているという背景があり、キャビネットの内部の熱対策が難しくなってきている。
このことに対して、複数の駆動モータを水平方向に離して配設し、それら駆動モータの間に圧力タンクを配設することで、駆動モータの熱が他の駆動モータに伝わり難くするレイアウトが考えられる。ところが、そのように複数の駆動モータの間に圧力タンクを配設するレイアウトを前提とした場合に、キャビネットの内部に、いかにして気流を形成するかが問題となる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の駆動モータと圧力タンクをキャビネットの内部に収容する場合に、キャビネットの小型化を図りながら、キャビネットの内部に気流を形成できるようにして冷却性能を高めることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、第1駆動モータと第2駆動モータとの間に圧力タンクを配置し、この圧力タンクの下方に送風機を設けるようにした。
第1の発明は、吸入した水を加圧する第1ポンプ及び第2ポンプと、上記第1ポンプ及び上記第2ポンプの上方にそれぞれ配設され、該第1ポンプ及び該第2ポンプをそれぞれ駆動する第1駆動モータ及び第2駆動モータと、上記第1ポンプ及び上記第2ポンプの吐出側に接続され、上記第1ポンプ及び上記第2ポンプにより加圧された水を貯留して保圧可能に形成された圧力タンクと、上記第1ポンプ、上記第2ポンプ、上記第1駆動モータ、上記第2駆動モータ及び上記圧力タンクを収容するキャビネットとを備え、上記第1駆動モータ及び上記第2駆動モータでそれぞれ駆動された上記第1ポンプ及び上記第2ポンプによって加圧された水を供給するように構成された給水装置において、上記第1駆動モータ及び上記第2駆動モータは、該第1駆動モータ及び該第2駆動モータの間に上記圧力タンクを配設する圧力タンク配設空間を形成するように、互いに水平方向に離れて配設され、上記圧力タンクは、上記圧力タンク配設空間において該圧力タンクの下端部が上記第1ポンプ及び上記第2ポンプの下端部よりも上方に位置するように配設され、上記圧力タンクの下方には、上記キャビネットの内部において上記第1駆動モータと上記第2駆動モータとの間で気流を形成する送風機が配設されていることを特徴とする。
この構成によれば、第1駆動モータ及び第2駆動モータが互いに水平方向に離れていて、第1駆動モータ及び第2駆動モータの間に圧力タンクを配設しているので、第1駆動モータ及び第2駆動モータの一方の駆動モータの熱が他方の駆動モータに伝わり難くなる。また、圧力タンク配設空間に配設された圧力タンクの下端部が第1ポンプ及び第2ポンプの下端部よりも上方に位置しているので、圧力タンクの下方には空間が形成される。この圧力タンクの下方の空間に送風機を配設することで、送風機が第1駆動モータ及び第2駆動モータの間で気流を起こして、キャビネットの内部に大きな気流が形成される。
第2の発明は、上記第1ポンプ及び上記第2ポンプの吐出側には、上記圧力タンクの下方へ向けて延びる吐出管が接続され、上記圧力タンクと、上記吐出管との間には、弁を内蔵したバルブハウジングが配設され、上記バルブハウジングの上部は、上記圧力タンクに接続され、上記バルブハウジングの下部は、上記吐出管に接続されていることを特徴とする。
この構成によれば、圧力タンクと吐出管とがバルブハウジングを介して接続されることになるので、例えば圧力タンクを交換する際に、バルブハウジングに内蔵された弁を閉状態にすることで、圧力タンクの交換が容易に行える。すなわち、圧力タンクの下方の空間を、送風機を配設するためだけでなく、バルブハウジングを配設するための空間としても利用することが可能になる。言い換えると、バルブハウジングを配設するために、圧力タンクの下端部を第1ポンプ及び第2ポンプの下端部よりも上方に位置付けている場合に、その圧力タンクの下方の空間を、送風機を配設する空間として利用することができる。
第3の発明は、上記キャビネットの底板部は、上記給水装置の設置面から上方に離れており、上記キャビネットの底板部には、該キャビネットの内部の空気を排出する排気孔が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、キャビネットの内部の空気が底板部から下方へ排出されるので、キャビネットの内部の冷却性が良好になる。また、運転時にはキャビネットの内部で駆動モータやポンプの作動音が発生するが、底板部に排気孔が形成されていることでキャビネットの前面や側面から作動音が漏れにくくなり、騒音の低減が可能になる。
第4の発明は、上記キャビネットの背板部には、該キャビネットの内部に空気を取り込むための空気取り込み孔が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、外部の空気が背板部からキャビネットの内部に取り込まれるので、キャビネットの内部の冷却性が良好になる。また、運転時にはキャビネットの内部で駆動モータやポンプの作動音が発生するが、背板部に空気取り込み孔が形成されていることでキャビネットの前面や側面から作動音が漏れにくくなり、騒音の低減が可能になる。
第5の発明は、上記空気取り込み孔は、上記キャビネットの背板部の上下方向中央部よりも上に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、キャビネットの内部において上から取り入れられた外気が下に向かって流れることになり、駆動モータを効率良く冷却することができる。
第6の発明は、上記キャビネットの背板部の外面には、上記空気取り込み孔を覆う外側カバーが設けられ、上記外側カバーと上記背板部との間には、上記キャビネットの外部に連通するとともに上記空気取り込み孔に連通する外側空気通路が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、キャビネットの外部の空気が、外側カバーと背板部との間の外側空気通路を介して空気取り込み孔からキャビネットの内部に取り込まれる。空気取り込み孔が外側カバーによって覆われているので、運転時の駆動モータやポンプの作動音がキャビネットの外部に漏れにくくなり、騒音の低減が可能になる。
第7の発明は、上記キャビネットの背板部の内面には、上記空気取り込み孔を覆う内側カバーが設けられ、上記内側カバーと上記背板部との間には、上記キャビネットの内部に連通するとともに上記空気取り込み孔に連通する内側空気通路が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、キャビネットの外部の空気が、内側カバーと背板部との間の内側空気通路を介して空気取り込み孔からキャビネットの内部に取り込まれる。空気取り込み孔が内側カバーによって覆われているので、運転時の駆動モータやポンプの作動音がキャビネットの外部に漏れにくくなり、騒音の低減が可能になる。
第8の発明は、上記第1駆動モータ及び上記第2駆動モータは、上記キャビネットの幅方向に互いに離れて配設され、上記内側カバーには、第1空気吹出口と第2空気吹出口とが上記キャビネットの幅方向に互いに離れて形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、第1駆動モータ及び第2駆動モータにそれぞれ外気が供給されるので、第1駆動モータ及び第2駆動モータを効率良く冷却することができる。
第1の発明によれば、第1駆動モータ及び第2駆動モータを水平方向に離して配設し、これら駆動モータの間に圧力タンクを配設し、さらに圧力タンクの下方に送風機を配設して第1駆動モータ及び第2駆動モータの間で気流を起こすことができるので、キャビネットが小型化された場合であってもキャビネットの内部に大きな気流を形成して冷却性能を高めることができる。
第2の発明によれば、圧力タンクの下端部を第1ポンプ及び第2ポンプの下端部よりも上方に位置付けている場合に、圧力タンクの下方の空間を、送風機を配設するためだけでなく、バルブハウジングを配設するための空間としても利用することができる。これにより、キャビネットの内部のスペース効率を高めることができ、キャビネットの更なる小型化を実現できる。
第3の発明によれば、キャビネットの底板部に排気孔を形成することで、キャビネットの内部の冷却性を良好にしながら、運転時の騒音を低減することができる。
第4の発明によれば、キャビネットの背板部に空気取り込み孔を形成することで、キャビネットの内部の冷却性を良好にしながら、運転時の騒音を低減することができる。
第5の発明によれば、空気取り込み孔をキャビネットの背板部の上下方向中央部よりも上に形成したので、上から取り入れた外気によって駆動モータを効率良く冷却することができる。
第6の発明によれば、キャビネットの背板部の外面に空気取り込み孔を覆う外側カバーを設け、外側カバーと背板部との間の外側空気通路を介して外部の空気をキャビネットの内部に取り込むようにしたので、運転時の騒音をより一層低減することができる。
第7の発明によれば、キャビネットの背板部の内面に空気取り込み孔を覆う内側カバーを設け、内側カバーと背板部との間の内側空気通路を介して外部の空気をキャビネットの内部に取り込むようにしたので、運転時の騒音をより一層低減することができる。
第8の発明によれば、第1駆動モータ及び第2駆動モータをキャビネットの幅方向に互いに離して配設し、内側カバーに第1空気吹出口と第2空気吹出口をキャビネットの幅方向に互いに離して形成したので、第1駆動モータ及び第2駆動モータを効率良く冷却することができる。
本発明の実施形態1に係る給水装置を正面側から見た斜視図である。 給水装置の正面図である。 給水装置の右側面図である。 給水装置の内部の正面図である。 図2におけるV−V線断面図である。 給水装置内部を前方斜め上から見た斜視図である。 給水装置内部を後方斜め上から見た斜視図である。 送風機を取り外した状態の図7相当図である。 キャビネットの正面図である。 図9におけるX−X線断面図である。 図9におけるXI−XI線断面図である。 制御ユニットの正面図である。 制御ユニットの平面図である。 制御ユニットの左側面図である。 実施形態2に係る図5相当図である。 実施形態3に係る図12相当図である。 実施形態3に係る図13相当図である。 実施形態3に係る図14相当図である。 実施形態3に係る制御ユニットの底面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
図1〜図3は、本発明の実施形態1に係る給水装置1を示すものである。給水装置1は、例えば集合住宅やオフィスビル等に設置され、例えば貯水槽に貯留されている水を加圧して各フロアに供給するための装置である。給水装置1は、例えば屋外に設置することができる。図2及び図3には、給水装置1が設置される設置面を符号Gで示している。
給水装置1は、装置本体2と、装置本体2を下方から支持する架台3とを備えている。架台3は、複数の鋼材を枠状に組み合わせることによって構成されたものである。架台3の下端部が設置面Gに載置され、該設置面Gに対して図示しない固定部材によって動かないように強固に固定される。尚、架台3は、本発明に必須のものではないので省略することもできる。
尚、この実施形態の説明では、各図に示すように給水装置1の前後方向を定義し、更に給水装置1を前側から見て左になる側を左側とし、右になる側を右側とする。給水装置1の前側は手前側または正面側ということもでき、この場合、給水装置1の後側は奥側または背面側ということもできる。これは説明の便宜を図るために定義しただけであり、実際の使用状態を限定するものではない。
図4や図5にも示すように、装置本体2は、第1ポンプ10及び第2ポンプ20と、第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21と、圧力タンク30と、制御ユニット40と、キャビネット50とを備えている。第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21でそれぞれ駆動された第1ポンプ10及び第2ポンプ20によって加圧された水を圧力タンク30に貯留して該圧力タンク30で保圧し、供給先に供給することができるようになっている。
キャビネット50は、第1ポンプ10、第2ポンプ20、第1駆動モータ11、第2駆動モータ21、圧力タンク30及び制御ユニット40を収容するためのものであり、例えば金属製の板材を組み合わせて構成されている。キャビネット50は、矩形状の底板部51(図6に示す)と、底板部51の後縁部近傍から上方へ延びる背板部52と、底板部51の左縁部近傍から上方へ延びる左側板部53と、底板部51の右縁部近傍から上方へ延びる右側板部54と、上板部55と、扉56とを備えている。底板部51は、略水平方向に延びる板材で構成されており、架台3の上面に固定され、給水装置1の設置面Gから上方に離れている。上板部55は、左側板部53の上縁部から右側板部54の上縁部まで延びるとともに、背板部52の上縁部とも接続されている。扉56は、左側板部53または右側板部54に対してヒンジ(図示せず)を介して回動自在に取り付けられている。扉56、底板部51、背板部52、左側板部53、右側板部54及び上板部55によって囲まれた空間がキャビネット50の内部空間R(図4及び図5に示す)である。扉56をヒンジの軸周りに回動させることにより、キャビネット50の内部空間Rを給水装置1の前方に向けて開放した開状態と、内部空間Rを閉塞した閉状態とに切り替えることができるようになっている。図4では扉56を省略している。また、キャビネット50の左右方向が該キャビネット50の幅方向となる。キャビネット50の前後方向が該キャビネット50の奥行き方向となる。
第1ポンプ10及び第2ポンプ20は、共に、吸入した水を加圧して送るための装置であり、上下方向に延びる回転中心線周りに回転する羽根車(図示せず)を内蔵している。第1ポンプ10と第2ポンプ20とは、互いに水平方向に離れて配設されており、具体的には、第1ポンプ10がキャビネット50の幅方向中央部よりも左寄りに、第2ポンプ20がキャビネット50の幅方向中央部よりも右寄りにそれぞれ配設されている。第1ポンプ10及び第2ポンプ20の間隔は、該第1ポンプ10及び該第2ポンプ20の間に圧力タンク30を配設するための圧力タンク配設空間R1を形成することができるように、該圧力タンク30の左右方向の寸法よりも広く設定されている。
第1ポンプ10の下側が吸入側とされ、また、第1ポンプ10の前側が吐出側とされており、従って、第1ポンプ10の下側から吸入された水が第1ポンプ10の前側から吐出されることになる。第1ポンプ10の吸入側には、水を吸入するための第1吸入管12の下流端部が接続されている。第1吸入管12は、キャビネット50の底板部51の左側部分を貫通して該底板部51の下方まで延びている。この第1吸入管12の上流端部である下端部に、例えば貯水槽から延びる配管100が接続される。
また、第2ポンプ20は第1ポンプ10と同様に構成されており、下側が吸入側とされ、前側が吐出側とされている。第2ポンプ20の吸入側には、水を吸入するための第2吸入管22の下流端部が接続されている。第2吸入管22は、キャビネット50の底板部51の右側部分を貫通して該底板部51の下方まで延びている。この第2吸入管22の上流端部である下端部に、例えば貯水槽から延びる配管100が接続される。
給水装置1には、吐出管60が設けられている。吐出管60は、キャビネット50の内部空間Rから底板部51の左右方向中央部を貫通して該底板部51の下方へ向けて延びている。つまり、吐出管60は、圧力タンク30の下方へ向けて延びることになる。吐出管60の上側が上流側であり、吐出管60の下側が下流側である。
吐出管60の上側部分は2つに分岐しており、左側へ延びる左側分岐管61と右側へ延びる右側分岐管62とで構成されている。左側分岐管61の上流端部である上端部が第1ポンプ10の吐出側に接続されている。右側分岐管62の上流端部である上端部が第2ポンプ20の吐出側に接続されている。吐出管60の下流端部である下端部には、配管101の上流端部が接続されている。配管101は、例えばマンションの各フロアに向かって延びている。
左側分岐管61には、左側分岐管61を開閉する仕切弁64が設けられている。左側分岐管61の仕切弁64よりも上流側には、逆止弁65が内蔵されている。左側分岐管61の逆止弁65よりも上流側には、フロースイッチ66が設けられている。右側分岐管62にも同様に、仕切弁64、逆止弁65及びフロースイッチ66が設けられている。
圧力タンク30と吐出管60との間には、弁67a(図5にのみ示す)を内蔵したバルブハウジング67が配設されている。バルブハウジング67の上部は圧力タンク30の下端部に接続されている。バルブハウジング67の下部は、吐出管60の分岐部分近傍に接続されている。すなわち、図5に示すように、吐出管60の分岐部分近傍には、後側へ突出して上方へ屈曲した接続管部60aが、該吐出管60の分岐部分近傍に連通するように設けられている。接続管部60aの上端部に、バルブハウジング67の下部が連通している。バルブハウジング67に内蔵されている弁67aは、バルブハウジング67内の流路を開閉するためのものであり、外部から開閉操作することができるように構成されている。例えば、圧力タンク30を交換する前に、バルブハウジング67内の弁67aを閉状態にしておき、圧力タンク30の交換が終わった後に、バルブハウジング67内の弁67aを開状態にする。つまり、バルブハウジング67内の弁67aはメンテナンス用の弁である。
第1駆動モータ11は、第1ポンプ10の上方に配設されており、該第1ポンプ10を駆動するものである。第1駆動モータ11は、該第1駆動モータ11の回転軸(図示せず)が上下方向に延びる姿勢となるように配置されており、第1ポンプ10に対して固定され、第1駆動モータ11と第1ポンプ10とで左側ポンプユニットが構成されている。第1駆動モータ11の回転軸の下端部には、第1ポンプ10の羽根車が固定されており、第1駆動モータ11の回転軸の回転力が第1ポンプ10の羽根車に伝達されるようになっている。
この実施形態では、第1駆動モータ11の直下方に第1ポンプ10が位置しているので、第1駆動モータ11を上方から見たときに、第1ポンプ10が第1駆動モータ11と重複するように配置される。
第2駆動モータ21は、第2ポンプ20の上方に配設されており、該第2ポンプ20を駆動するものである。第2駆動モータ21は、該第2駆動モータ21の回転軸(図示せず)が上下方向に延びる姿勢となるように配置されており、第2ポンプ20に対して固定され、第2駆動モータ21と第2ポンプ20とで右側ポンプユニットが構成されている。第2駆動モータ21の回転軸の下端部には、第2ポンプ20の羽根車が固定されており、第2駆動モータ21の回転軸の回転力が第2ポンプ20の羽根車に伝達されるようになっている。
この実施形態では、第2駆動モータ21の直下方に第2ポンプ20が位置しているので、第2駆動モータ21を上方から見たときに、第2ポンプ20が第2駆動モータ21と重複するように配置される。
第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21は、互いに水平方向に離れて配設されており、具体的には、第1駆動モータ11がキャビネット50の幅方向中央部よりも左寄りに、第2駆動モータ21がキャビネット50の幅方向中央部よりも右寄りにそれぞれ配設されている。第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21の間隔は、該第1駆動モータ11及び該第2駆動モータ21の間に圧力タンク30を配設するための圧力タンク配設空間R1を形成することができるように、該圧力タンク30の左右方向の寸法よりも広く設定されている。
圧力タンク30は、バルブハウジング67、接続管部60a及び吐出管60を介して第1ポンプ10及び第2ポンプ20の吐出側に接続されており、第1ポンプ10及び第2ポンプ20により加圧された水を貯留して保圧可能に形成されている。圧力タンク30の上下方向の寸法は、該圧力タンク30の外径よりも長く設定されている。
圧力タンク30は、上記圧力タンク配設空間R1において該圧力タンク30の下端部が第1ポンプ10及び第2ポンプ20の下端部よりも上方に位置するように配設されている。このため、キャビネット50の底板部51と、圧力タンク30の下端部との離間距離は、キャビネット50の底板部51と、第1ポンプ10及び第2ポンプ20の下端部との離間距離よりも長くなる。キャビネット50の底板部51と、圧力タンク30の下端部との間に、上記バルブハウジング67が配置されている。
図7に示すように、圧力タンク30の下方には、キャビネット50の内部に気流を形成する送風機70が配設されている。送風機70は、ファン70aと、該ファン70aを回転駆動するためのファン駆動モータ(図示せず)とを有しており、底板部51に固定されている。送風機70は、ファン70aの回転中心線が上下方向に延びる姿勢で配設されている。ファン駆動モータは、空気を上方から吸い込んで下方へはき出すようにファン70aを回転させる。図8に示すように、底板部51における圧力タンク30の下方には、キャビネット50の内部の空気を排出する排気孔51aが形成されている。この排気孔51aの直上に、該排気孔51aを覆うように送風機70の空気排出側が位置付けられている。従って、ファン駆動モータがファン70aを回転させると、キャビネット50の内部の空気が排気孔51aを通ってキャビネット50の外部に排出される。
図9や図11に示すように、キャビネット50の背板部52には、該キャビネット50の内部に空気を取り込むための空気取り込み孔52aが形成されている。空気取り込み孔52aは、キャビネット50の背板部52の上下方向中央部よりも上でかつ背板部52の左右方向中央部に位置している。
キャビネット50の背板部52の外面には、空気取り込み孔52aを覆う外側カバー57が設けられている。外側カバー57は、例えば鋼鈑等で構成することができ、背板部52に対して溶接等の固定手段によって固定されている。外側カバー57は、背板部52の外面からキャビネット50の外側へ向けて膨出するように形成されており、外側カバー57と背板部52との間には外側空気通路S1が形成されている。外側カバー57の下縁部は、空気取り込み孔52aの下縁部よりも下方に位置しており、キャビネット50を後側から見たときに、空気取り込み孔52aの全体が外側カバー57によって覆われるようになっている。
外側カバー57の上縁部、左縁部及び右縁部はそれぞれ背板部52の外面に接合される一方、図11に示すように外側カバー57の下縁部は背板部52の外面から離れていて、外側カバー57の下縁部と背板部52の外面との間に隙間ができている。外側空気通路S1は、外側カバー57の下縁部と背板部52の外面との間を介してキャビネット50の外部に連通している。また、外側空気通路S1は、空気取り込み孔52aにも連通しており、キャビネット50の外部から外側空気通路S1に流入した空気が空気取り込み孔52aに導入されるようになっている。
キャビネット50の背板部52の内面には、空気取り込み孔52aを覆う内側カバー58が設けられている。内側カバー58の上縁部、左縁部、右縁部及び下縁部はそれぞれ背板部52の内面に接合されており、内側カバー58における背板部52に接合されていない部分はキャビネット50の内部へ向けて膨出するように形成されている。内側カバー58と背板部52との間に、内側空気通路S2が形成されている。また、図9及び図11に示すように、内側カバー58の上下方向の寸法は、外側カバー57の上下方向の寸法よりも短く設定されており、内側カバー58の下縁部は外側カバー57の下縁部よりも上に位置している。
図9に示すように、内側カバー58の左右方向の寸法は、外側カバー57の左右方向の寸法よりも長く設定されており、内側カバー58の左縁部は外側カバー57の左縁部よりもキャビネット50の左端に近い所に位置し、内側カバー58の右縁部は外側カバー57の右縁部よりもキャビネット50の右端に近い所に位置している。具体的には、内側カバー58の左縁部は第1駆動モータ11よりも左側に位置し、また、内側カバー58の右縁部は第2駆動モータ21よりも右側に位置している。そして、内側カバー58には、第1空気吹出口58aと第2空気吹出口58bとがキャビネット50の幅方向に互いに離れて形成されている。第1空気吹出口58a及び第2空気吹出口58bは左右方向に長い形状とすることができる。図9に示すように、背板部52をキャビネット50の内部から見たとき、第1空気吹出口58a及び第2空気吹出口58bと空気取り込み孔52aとが重複しないように配置されている。これにより、キャビネット50の内部の騒音が外部に漏れにくくなる。
第1空気吹出口58aは、内側カバー58の左右方向中央部よりも左側部分に開口しており、第1駆動モータ11の後方に位置している。第2空気吹出口58bは、内側カバー58の左右方向中央部よりも右側部分に開口しており、第2駆動モータ21の後方に位置している。
内側空気通路S2は、第1空気吹出口58a及び第2空気吹出口58bを介してキャビネット50の内部に連通している。また、内側空気通路S2は、左右方向の中間部が空気取り込み孔52aに連通している。したがって、キャビネット50の外部の空気は、外側カバー57の下縁部と背板部52の外面との間から外側空気通路S1に流入した後、空気取り込み孔52aから内側空気通路S2に流入する。その後、内側空気通路S2に流入した空気は、左側及び右側へ向けてそれぞれ流れて第1空気吹出口58a及び第2空気吹出口58bからキャビネット50の内部に取り込まれる。
制御ユニット40は、キャビネット50の上部、即ち第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21の上方に収容されている。図13に示すように、制御ユニット40は、筐体41と、第1インバータ回路42及び第2インバータ回路43と、第1ブレーカ44及び第2ブレーカ45と、基板46とを備えている。第1インバータ回路42及び第2インバータ回路43と、第1ブレーカ44及び第2ブレーカ45と、基板46とは、筐体41に収容されている。筐体41の下部には、第1ヒートシンク41a及び第2ヒートシンク41bが下方へ突出するように設けられている。第1ヒートシンク41a及び第2ヒートシンク41bの下部には、それぞれ第1冷却ファン41c及び第2冷却ファン41dが設けられており、第1ヒートシンク41a及び第2ヒートシンク41bに送風することができるようになっている。
(給水装置1の運転時)
給水装置1の運転が開始されると、第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21が作動して第1ポンプ10及び第2ポンプ20の羽根車が回転する。第1ポンプ10及び第2ポンプ20の羽根車が回転すると、配管100から水が吸入されて加圧された状態で吐出管60を流通する。圧力タンク30には、第1ポンプ10及び第2ポンプ20で加圧された水が貯留され、この圧力タンク30によって加圧された水の圧力が保持される。吐出管60を流通した水は、配管101から例えばマンションの各フロアに供給される。
第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21の作動時には熱が発生する。この実施形態では、第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21が互いに水平方向に離れていて、第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21の間に圧力タンク30を配設しているので、第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21の一方の駆動モータの熱が他方の駆動モータに伝わり難くなる。
また、キャビネット50の内部には送風機70を設けているので、キャビネット50の内部の空気を外部に排気することができ、このような空気の流れに伴ってキャビネット50の外部の空気が外側空気通路S1を通って空気取り込み孔52aから内側空気通路S2に流入し、第1空気吹出口58a及び第2空気吹出口58bからキャビネット50の内部に取り込まれる。よって、キャビネット50の内部では上方から下方へ向かう空気の流れが形成されて第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21の冷却効率が高まる。
上述したように、キャビネット50の内部の空気が底板部51から下方へ排出されるので、キャビネット50の内部の冷却性が良好になる。また、運転時にはキャビネット50の内部で駆動モータ11、21やポンプ10、20の作動音が発生するが、底板部51に排気孔51aが形成されていることでキャビネット50の前面や側面から作動音が漏れにくくなり、騒音の低減が可能になる。
また、キャビネット50の外部の空気が背板部52からキャビネット50の内部に取り込まれるので、キャビネット50の内部の冷却性が良好になる。このように背板部52に空気取り込み孔52aが形成されていることで騒音の低減が可能になる。
(実施形態の作用効果)
以上説明したように、この実施形態によれば、第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21を水平方向に離して配設し、これら駆動モータ11、21の間に圧力タンク30を配設し、さらに圧力タンク30の下方に送風機70を配設して第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21の間で気流を起こすことができるので、キャビネット50が小型化された場合であってもキャビネット50の内部に大きな気流を形成して冷却性能を高めることができる。
また、圧力タンク30の下端部を第1ポンプ10及び第2ポンプ20の下端部よりも上方に位置付けており、圧力タンク30の下方の空間を、送風機70を配設するためだけでなく、バルブハウジング67を配設するための空間としても利用することができる。これにより、キャビネット50の内部のスペース効率を高めることができ、キャビネット50の更なる小型化を実現できる。
また、キャビネット50の背板部52の外面に空気取り込み孔52aを覆う外側カバー57を設け、外側カバー57と背板部52との間の外側空気通路S1を介して外部の空気をキャビネット50の内部に取り込むようにしたので、運転時の騒音をより一層低減することができる。
さらに、キャビネット50の背板部52の内面に空気取り込み孔52aを覆う内側カバー58を設け、内側カバー58と背板部52との間の内側空気通路S2を介して外部の空気をキャビネット50の内部に取り込むようにしたので、運転時の騒音をより一層低減することができる。
(実施形態2)
図15は、本発明の実施形態2に係る給水装置1を示すものであり、図5に相当する図である。実施形態2は、実施形態1のものに対して送風機70の向きが異なっていて、底板部51に排気孔51aが形成されていない点及び空気取り込み孔52aが形成されていない点で相違しており、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
実施形態2では、キャビネット50の底板部51に排気孔51aが形成されていない。また、背板部52に空気取り込み孔52aが形成されておらず、これに伴って背板部52には外側カバー及び内側カバーが設けられていない。実施形態2は、実施形態1に比べて出力が小さく、発熱量が少ない給水装置1に適用することができる。
送風機70は、ファン70aの回転中心線が前後方向に延びる姿勢で配設されている。送風機70のファン駆動モータは、空気を後方から吸い込んで前方へはき出すようにファン70aを回転させる。従って、ファン駆動モータがファン70aを回転させると、キャビネット50の内部の下側の空気が後から前へ向かって流れることになり、これにより、キャビネット50の内部に気流が形成される。
実施形態2によれば、実施形態1と同様に、第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21の間に圧力タンク30を配設し、さらに圧力タンク30の下方に送風機70を配設して第1駆動モータ11及び第2駆動モータ21の間で気流を起こすことができるので、キャビネット50が小型化された場合であってもキャビネット50の内部に大きな気流を形成して冷却性能を高めることができる。尚、実施形態2において排気孔や空気取り込み孔を形成してもよい。
(実施形態3)
図16〜図20は、本発明の実施形態3に係る給水装置1の制御ユニット40を示すものである。実施形態3は、実施形態1のものに対して制御ユニット40の構成が異なるだけであり、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
実施形態3では、図18に示すようにヒートシンク41eを筐体41の内部に収容している。また、ヒートシンク41eに冷却風を送る第1冷却ファン41f及び第2冷却ファン41gも筐体41の内部に収容している。図19に示すように、制御ユニット40の底部には、第1貫通孔40aと第2貫通孔40bとが左右方向に間隔をあけて設けられており、筐体41の内部の空気を第1貫通孔40a及び第2貫通孔40bから外部に排出することができる。実施形態3は、実施形態1に比べて出力が大きい場合に適用することができる。
実施形態3の場合も実施形態1と同様な作用効果を奏することができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る給水装置は、例えば貯水槽に貯留されている水を集合住宅やビル等に供給する場合に使用することができる。
1 給水装置
10 第1ポンプ
11 第1駆動モータ
20 第2ポンプ
21 第2駆動モータ
30 圧力タンク
50 キャビネット
51 底板部
51a 排気孔
52 背板部
52a 空気取り込み孔
57 外側カバー
58 内側カバー
60 吐出管
67 バルブハウジング
70 送風機
S1 外側空気通路
S2 内側空気通路

Claims (8)

  1. 吸入した水を加圧する第1ポンプ及び第2ポンプと、
    上記第1ポンプ及び上記第2ポンプの上方にそれぞれ配設され、該第1ポンプ及び該第2ポンプをそれぞれ駆動する第1駆動モータ及び第2駆動モータと、
    上記第1ポンプ及び上記第2ポンプの吐出側に接続され、上記第1ポンプ及び上記第2ポンプにより加圧された水を貯留して保圧可能に形成された圧力タンクと、
    上記第1ポンプ、上記第2ポンプ、上記第1駆動モータ、上記第2駆動モータ及び上記圧力タンクを収容するキャビネットとを備え、
    上記第1駆動モータ及び上記第2駆動モータでそれぞれ駆動された上記第1ポンプ及び上記第2ポンプによって加圧された水を供給するように構成された給水装置において、
    上記第1駆動モータ及び上記第2駆動モータは、該第1駆動モータ及び該第2駆動モータの間に上記圧力タンクを配設する圧力タンク配設空間を形成するように、互いに水平方向に離れて配設され、
    上記圧力タンクは、上記圧力タンク配設空間において該圧力タンクの下端部が上記第1ポンプ及び上記第2ポンプの下端部よりも上方に位置するように配設され、
    上記圧力タンクの下方には、上記キャビネットの内部において上記第1駆動モータと上記第2駆動モータとの間で気流を形成する送風機が配設されていることを特徴とする給水装置。
  2. 請求項1に記載の給水装置において、
    上記第1ポンプ及び上記第2ポンプの吐出側には、上記圧力タンクの下方へ向けて延びる吐出管が接続され、
    上記圧力タンクと、上記吐出管との間には、弁を内蔵したバルブハウジングが配設され、
    上記バルブハウジングの上部は、上記圧力タンクに接続され、
    上記バルブハウジングの下部は、上記吐出管に接続されていることを特徴とする給水装置。
  3. 請求項1または2に記載の給水装置において、
    上記キャビネットの底板部は、上記給水装置の設置面から上方に離れており、
    上記キャビネットの底板部には、該キャビネットの内部の空気を排出する排気孔が形成されていることを特徴とする給水装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の給水装置において、
    上記キャビネットの背板部には、該キャビネットの内部に空気を取り込むための空気取り込み孔が形成されていることを特徴とする給水装置。
  5. 請求項4に記載の給水装置において、
    上記空気取り込み孔は、上記キャビネットの背板部の上下方向中央部よりも上に形成されていることを特徴とする給水装置。
  6. 請求項4または5に記載の給水装置において、
    上記キャビネットの背板部の外面には、上記空気取り込み孔を覆う外側カバーが設けられ、
    上記外側カバーと上記背板部との間には、上記キャビネットの外部に連通するとともに上記空気取り込み孔に連通する外側空気通路が形成されていることを特徴とする給水装置。
  7. 請求項6に記載の給水装置において、
    上記キャビネットの背板部の内面には、上記空気取り込み孔を覆う内側カバーが設けられ、
    上記内側カバーと上記背板部との間には、上記キャビネットの内部に連通するとともに上記空気取り込み孔に連通する内側空気通路が形成されていることを特徴とする給水装置。
  8. 請求項7に記載の給水装置において、
    上記第1駆動モータ及び上記第2駆動モータは、上記キャビネットの幅方向に互いに離れて配設され、
    上記内側カバーには、第1空気吹出口と第2空気吹出口とが上記キャビネットの幅方向に互いに離れて形成されていることを特徴とする給水装置。
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