JP6513477B2 - ハンガーフック - Google Patents

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Description

この発明は、建造物の壁や車両の側壁パネル、衣類収容ケース等のフック取付け対象に埋め込まれ、フック取付け対象から外部に引き出されて伏倒状態とされるフックに衣類等を吊下げ支持するハンガーフックに関する。
この種のハンガーフックとして、下記の特許文献1に記載されたものが従来から知られている。その特許文献1に記載されたハンガーフックにおいては、取付け対象としての壁面に埋め込まれる縦長のケース内にフックとしてのアームを収容し、そのアームの下端部を回動自在に支持して起伏可能とし、上部が外部に引き出される伏倒状態のアームに吊下げ物を掛け吊るようにしている。
また、不使用時にはキックばねによるばねの復元弾性によりフックをケース内に自動復帰させるようにしている。
特開平10−85116号公報
ところで、特許文献1に記載されたハンガーフックにおいては、上記のように、不使用時にフックがケース内に自動復帰するため、フックが障害物にならないため、安全性に優れているという特徴を有しているが、フックを伏倒する使用状態で自動復帰用ばねが外部に露出する状態となるため、体裁のよい使用状態を得ることができない。
また、フックを自動復帰させるばねがコイル部の両端に接線方向に向けて係合片を設けたキックばねであり、そのキックばねの軸方向長さが長いため、フックに設けられたキックばね組込み用の一対のリブの対向部間に大きな間隔を設ける必要があり、フック自体の幅寸法が大きくなってハンガーフックが大型化するという問題もある。
この発明の課題は、体裁の優れた使用状態を得ることができる薄型のフック自動復帰タイプのハンガーフックを提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、フック取付け対象に埋設される縦長の扁平なケースと、そのケースの前側開口部内に収容される状態から上部が外部に引き出される伏倒状態に起伏可能に支持されたフックからなり、前記ケースの内部に、その内部空間をフック収容空間と、そのフック収容空間の背側上部に位置するばね収容空間とに仕切る隔壁を設け、前記フックには、収容状態における背面にスリットを設け、そのスリット内に扁平な薄肉厚のL形のばねガイドの下端部を挿入して連結ピンによりフックに回動自在に連結し、その連結ピンの位置を前記フックの回動中心の後側下部とし、前記ばねガイドの上部を前記隔壁の下端部に形成されたスリットからばね収容空間内に挿入し、前記ばね収容空間内には前記ばねガイドを下向きに付勢するコイルばねを組み込んだ構成を採用したのである。
上記の構成からなるハンガーフックにおいて、フックの下端部を押し込むと、フックが外方に向けて回動して傾斜状態となり、その傾斜状態のフックを伏倒方向に向けてさらに回動させ、伏倒状態とされたフックで衣類等の吊下げ物を吊下げ支持する。
ハンガーフックの上記のような使用状態において、コイルばねは隔壁によって隠蔽され、薄肉厚のばねガイドの下端部のみが外部に露出するのみであるため、体裁のよい使用状態を得ることができる。
ここで、フックの伏倒位置に向けての回動時、フックに対するばねガイドの連結部はフックの回動中心軸を中心にして上向きに回動し、その回動によりばねガイドが上昇してコイルばねが圧縮変形する。
このため、フックから吊下げ物を取り除くと、コイルばねの復元弾性によりばねガイドが押し下げられ、そのばねガイドからフックに復帰回転力が負荷されて、フックはケース内に自動復帰する。
この発明においては、上記のように、ケース内に隔壁を設けてケース内をフック収容空間とばね収容空間とに仕切り、そのばね収容空間内にコイルばねを組込み、そのコイルばねの弾性力を薄肉厚のばねガイドを介してフックに付与して、フックに自動復帰の復元力を付与するようにしたので、フックの使用状態で、コイルばねは隔壁により隠蔽されてばねガイドの下端部のみが外部に露出することになり、体裁の良い使用状態を得ることができる。
また、フックには薄肉厚のばねガイドが挿入されるスリットを形成するのみでよいため、フックに一対のリブを形成し、その一対のリブ間にキックばねを組み込むようにした従来のハンガーフックに比較して、フックの幅寸法を狭くすることができ、幅寸法の小さな薄型のハンガーフックを得ることができる。
この発明に係るハンガーフックの縦断面図 図1のII−II線に沿った断面図 図1に示すハンガーフックの斜視図 ハンガーフックの使用状態を示す縦断面図 図1に示すハンガーフックのケースを切欠して示す分解斜視図
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図3は、建造物の壁をフック取付け対象Aとし、そのフック取付け対象Aに形成されたケース収容凹部1内にこの発明に係るハンガーフック10を取り付けた状態を示す。
ハンガーフック10は、フック取付け対象Aのケース収容凹部1内に嵌合されて埋め込みとされるケース11を有する。ケース11は扁平な角形をなし、前側部は開口部12とされ、その開口部12の外周に外向きにフランジ13が形成されている。
また、ケース11の背部には図5に示す裏板14が取り付けられ、その裏板14によってケース11の背面開口が閉塞されている。
ケース11の内部には隔壁15が設けられ、その隔壁15によってケース11の内部空間はフック収容空間16とばね収容空間17とに仕切られて、上記フック収容空間16の背側上部にばね収容空間17が設けられている。
隔壁15の背面には、図5に示すように角形の突出部18が設けられ、その突出部18および裏板14に、図1に示すビス挿入孔19が設けられている。ビス挿入孔19にはビス20が挿入されてフック取付け対象Aのケース収容凹部1の閉塞面にねじ込まれ、そのビス20の締め付けによってケース11が固定される。
図1および図2に示すように、フック収容空間16の対向する側壁、つまり、ケース11の一対の側板11aの下端部間には支点ピン21が渡され、その支点ピン21の両端部が一対の側板11aで支持されている。一方、フック収容空間16内にはフック22が収容され、そのフック22の下端部が上記支点ピン21により支持され、上記支点ピン21を中心にしてフック22が起伏自在に支持されている。
ここで、フック22の上部を外部に引き出して伏倒状態にすると、図4に示すように、フック22の回動中心側の端部が隔壁15の下面に当接する。その当接によりフック22は伏倒状態で回り止めされてそれより下向きに回動するのが防止される。
フック22には、フック収容空間16内に収容される起立状態での背面上部に鉤部23が設けられている。一方、隔壁15の表面上部にはゴム等の弾性材からなるクッション材24が設けられ、上記フック22が後述するコイルばね31の弾性によって起立状態に自動復帰した際、鉤部23がクッション材24に当接して、その当接時の衝撃がクッション材24の弾性変形で緩衝される。
フック22には、伏倒状態における上面の回動中心側の端部、換言すれば、起立状態における背面下部に、図1に示すように、支点ピン21を中心とする半円形膨出部25が設けれ、その膨出部25の上部に連続してフック22の上側部に至る傾斜部26が設けられている。
膨出部25および傾斜部26には、膨出部25の下端面から傾斜部26の上側端に至るスリット27が設けられ、そのスリット27内に薄肉厚のばねガイド28の下端部が挿入されている。
ばねガイド28は、下端に屈曲部28aを有するL形をなし、上部には幅寸法の小さな挿入片部28bが設けられている。ばねガイド28は薄金属板のプレス成形品であってもよく、あるいは、硬質樹脂の成形品であってもよい。このばねガイド28は、下端の屈曲部28aがスリット27内に挿入され、その屈曲部28aが連結ピン29を介してフック22の膨出部25に回動自在に連結されている。
このとき、屈曲部28aのフック22に対する連結位置は、フック22の回動中心となる支点ピン21の後側下部とされ、フック収容空間16内に収容されたフック22を伏倒位置に向けて回動させた際、屈曲部28aをフック22に連結する連結ピン29が支点ピン21を中心にして上向きに回動するようになっている。
ばねガイド28の上端部は隔壁15の下端部に形成されたスリット30に挿入されて、挿入片部28bがばね収容空間17内に配置され、その挿入片部28bにコイルばね31の下端部が嵌合されている。
コイルばね31は突出部18によって上端部が受けられ、そのコイルばね31によってばねガイド28が下向きに付勢されていると共に、そのばねガイド28を介してフック22が起立する方向に向けて回動付勢されている。
図1に示すように、フック22には、フック収容空間16内に収容される起立状態での表面下部に山形の傾斜凸部32が設けられ、その傾斜凸部32を押し込むことによってフック22が伏倒方向に向けて回動するようになっている。
実施の形態で示すハンガーフック10は上記の構造からなり、図1は、コイルばね31によってフック22がフック収容空間16内に収容された不使用状態を示す。
図1に示す不使用状態において、フック22の表面下端部に設けられた傾斜凸部32を同図の矢印で示すように斜め下向きに押し込むと、フック22が伏倒位置に向けて下向きに回動し、図1の鎖線イで示すように、フック22は傾斜状態とされる。その傾斜状態のフック22を指先で摘み、下向きに回動すると、図4に示すように、回動中心側の端部23aが隔壁15の下端部に当接してフック22が伏倒状態とされ、その伏倒状態とされたフック22で衣服等の吊下げ物を吊下げ支持することができる。
ここで、フック22が図1に示す起立状態から図4に示す伏倒状態まで回動する回動時、連結ピン29は支点ピン21を中心に上向きに回動する。その回動によりばねガイド28が押し上げられ、コイルばね31が圧縮変形する。
このため、フック22から吊下げ物を取り除くと、コイルばね31の復元弾性により弾性力がばねガイド28を介してフック22の回動中心側の端部に負荷され、上記コイルばね31によってフック22は図1に示す起立状態に自動復帰する。
実施の形態に示すハンガーフックにおいては、ケース11内に形成されたばね収容空間17内に組み込まれたコイルばね31の弾性力を薄肉厚のばねガイド28を介してフック22に付与して、フック22に自動復帰の復元力を付与するようにしているため、図4に示すように、フック22を伏倒して使用状態とすると、コイルばね31は隔壁15により隠蔽されて薄肉厚のばねガイド28の下端部のみが外部に露出することになり、体裁の良い使用状態を得ることができる。
また、フック22には薄肉厚のばねガイド28が挿入されるスリット27を形成するのみでよいため、フックに一対のリブを形成し、その一対のリブ間に自動復帰用のキックばねを組み込むようにした前述従来のハンガーフックに比較して、フック22の幅寸法を狭くすることができ、幅寸法の小さな薄型のハンガーフックを得ることができる。
A フック取付け対象
11 ケース
15 隔壁
16 フック収容空間
17 ばね収容空間
22 フック
27 スリット
28 ばねガイド
29 連結ピン
30 スリット
31 コイルばね

Claims (1)

  1. フック取付け対象に埋設される縦長の扁平なケースと、そのケースの前側開口部内に収容される状態から上部が外部に引き出される伏倒状態に起伏可能に支持されたフックからなり、
    前記ケースの内部に、その内部空間をフック収容空間と、そのフック収容空間の背側上部に位置するばね収容空間とに仕切る隔壁を設け、前記フックには、収容状態における背面にスリットを設け、そのスリット内に扁平な薄肉厚のL形のばねガイドの下端部を挿入して連結ピンによりフックに回動自在に連結し、その連結ピンの位置を前記フックの回動中心の後側下部とし、前記ばねガイドの上部を前記隔壁の下端部に形成されたスリットからばね収容空間内に挿入し、前記ばね収容空間内には前記ばねガイドを下向きに付勢するコイルばねを組み込んだハンガーフック。
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