JP6513474B2 - フィルター装置 - Google Patents

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本発明は、フィルター装置に関する。
半導体ウェーハや樹脂パッケージ基板、セラミックスやフェライト基板、ニッケルや鉄等を含む基板などの切削を行う際には、切削ブレードを備えた切削装置が用いられている。また、研削を行う際には、研削ホイールを備えた研削装置が用いられている。これらの装置では、純水等の加工液を被加工物にかけながら加工を実施するため、被加工物の微細な屑(加工屑)を含んだ排水が排出される。純水は、精製に非常にコストがかかるため、排水をリサイクルする需要がある。このため、排水から加工屑を除去して清水を精製し、清水から純物を除去して純水を精製する加工廃液処理装置が開発された(特許文献1参照)。
加工廃液処理装置は、清水から純水を精製するために、清水に含まれるイオンを除去するイオン交換器を備えている。イオン交換器は、イオン交換樹脂を利用しているが、一定量以上の清水を処理するとイオン交換の効果が下がるため、新品と交換する必要がある。
特開2011−41878号公報
ところで、磁性材料が含まれている被加工物の加工屑が排水路に滞留すると、排水の中に鉄イオンが多く溶け込み、イオン交換樹脂の寿命を短くするおそれがある。また、鉄等の材料は、比重が重いため、排水の管路に溜まるおそれがあり、この場合、配管詰まりの発生が懸念される。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、排水から磁性体の加工屑を容易に除去できるフィルター装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るフィルター装置は、磁性体を含む被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に加工液を供給しつつ加工する加工手段と、を備える加工装置から被加工物の加工屑を含んだ排水を排出する排水路に設置されるフィルター装置であって、側壁と底部とを有するタンクと、該タンクに下方から該排水を供給する送水経路と、該タンクで規定量以上になった排水が該排水路へ流入するオーバーフロー経路と、該タンクに上方から着脱可能に挿入され、排水に含まれる磁性体の加工屑を捕獲するマグネットと、を備え、該送水経路は、該タンクと側壁を共有し、該タンクと下方の開口で連通するプレタンクを形成し、該プレタンクを流れる該排水の加工屑の一部が該タンクに挿入された該マグネットの磁力によって該プレタンクの側壁で捕獲されることを特徴とする。
また、上記フィルター装置において、該加工装置は、切削ブレードを装着する切削手段で被加工物を切削する切削装置であることが好ましい。
本発明のフィルター装置によれば、排水に含まれる磁性体の加工屑を捕獲するマグネットを備えることにより、排水から磁性体の加工屑を容易に除去できる。
図1は、フィルター装置を備えた加工装置の構成例を示す斜視図である。 図2は、フィルター装置の構成例を示す斜視図である。 図3は、フィルター装置の構成例を示す上面図である。 図4は、フィルター装置による加工屑の捕獲例(その1)を示す断面図である。 図5は、フィルター装置による加工屑の捕獲例(その2)を示す断面図である。 図6は、使用後のマグネットの取出例を示す断面図である。 図7は、清掃後のマグネットの挿入例を示す断面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態〕
実施形態に係るフィルター装置を備えた加工装置の構成例について説明する。図1は、フィルター装置を備えた加工装置の構成例を示す斜視図である。図2は、フィルター装置の構成例を示す斜視図である。図3は、フィルター装置の構成例を示す上面図である。加工装置1は、図1に示すように、切削装置であり、チャックテーブル10と、切削手段20と、加工送り手段30と、割り出し送り手段40と、切り込み送り手段50と、排水手段60と、フィルター装置70と、制御手段80とを備えている。加工装置1は、図示しない被加工物を切削手段20により切削するものである。
被加工物は、半導体ウェーハや樹脂パッケージ基板、セラミックスやフェライト基板、ニッケルや鉄等を含む基板等、各種加工材料である。被加工物には、磁性体が含まれている。
ここで、X軸方向は、チャックテーブル10に保持された被加工物を加工送りする方向である。Y軸方向は、X軸方向に同一水平面上で直交し、チャックテーブル10に保持された被加工物に対して、切削手段20を割り出し送りする方向である。Z軸方向は、X軸方向及びY軸方向に直交する方向、本実施形態では鉛直方向である。
チャックテーブル10は、X軸方向に移動可能に装置本体2に配設されている。チャックテーブル10は、円板状に形成され、保持面11を備えている。チャックテーブル10は、図示しない回転手段により保持面11の中心に直交する回転軸で回転される。保持面11は、例えばポーラスセラミック等で構成されており、図示しない真空吸引源の負圧により、被加工物を吸引保持する。
切削手段20は、チャックテーブル10に保持された被加工物を加工するものである。切削手段20は、割り出し送り手段40及び切り込み送り手段50を介して門型フレーム3に配設されている。ここで、門型フレーム3は、チャックテーブル10の移動経路をY軸方向に跨ぐように装置本体2に立設されている。切削手段20は、切削ブレード21と、スピンドル22と、ハウジング23と、加工液供給ノズル24とを備えている。切削ブレード21は、極薄の円板状かつ環状に形成された切削砥石である。スピンドル22は、その先端に切削ブレード21を着脱可能に装着する。ハウジング23は、図示しないモータ等の駆動源を有しており、Y軸方向の回転軸周りに回転自在にスピンドル22を支持する。加工液供給ノズル24は、切削ブレード21の近傍に配設され、切削ブレード21に対して純水などの加工液を供給する。切削手段20は、スピンドル22を高速回転させて切削ブレード21により被加工物を切削すると共に、加工液供給ノズル24により切削ブレード21に対して加工液を供給する。
加工送り手段30は、チャックテーブル10と切削手段20とをX軸方向に相対移動させるものである。例えば、加工送り手段30は、X軸方向に延在されるボールネジ31やパルスモータ32等の駆動源を有しており、チャックテーブル10を支持するX軸移動基台33をX軸方向に移動させる。
割り出し送り手段40は、チャックテーブル10と切削手段20とをY軸方向に相対移動させるものである。例えば、割り出し送り手段40は、Y軸方向に延在されるボールネジ41やパルスモータ42等の駆動源を有しており、切り込み送り手段50を介して切削手段20を支持するY軸移動基台43をY軸方向に移動させる。
切り込み送り手段50は、チャックテーブル10と切削手段20とをZ軸方向に相対移動させるものである。例えば、切り込み送り手段50は、Z軸方向に延在されるボールネジ51やパルスモータ52等の駆動源を有しており、切削手段20を支持するZ軸移動基台53をZ軸方向に移動させる。
排水手段60は、切削手段20により切削加工された被加工物の加工屑を含む加工液を排出するものである。排水手段60は、排水路61を備えている。排水路61は、加工送り手段30の上方を覆う図示しない蛇腹部材の外周部を囲繞するように略長方形の枠形状に形成され、加工液が流れる部分が溝形状に形成されている。排水路61は、蛇腹部材の外周部から流れ落ちる加工液を受け止めて排出する。排水路61の経路には、フィルター装置70が設置されている。なお、図1では、排水路61の一部が破断されて図示されている。
フィルター装置70は、図2に示すように、タンク71と、マグネット72と、プレタンク73とを備えている。タンク71は、加工装置1から排出された排水を規定量貯留するものである。タンク71は、側壁71aと底部71bとを有し、円筒形状に形成され、一定の深さを有している。タンク71の上方は、開口されている。タンク71の上方の側壁71aには、タンク71内に貯留された排水を排水路61に流入させる排水管61bが接続されている。排水管61bは、マグネット72がタンク71に設置された状態で、マグネット72の上端部72aよりも高い位置に設けられている。これにより、タンク71に設置されたマグネット72は、タンク71に貯留された排水に完全に浸水するようになる。タンク71の上方における側壁71aの内周面には、マグネット72を係止するための突起部71cが設けられている。
マグネット72は、排水に含まれる磁性体の加工屑を捕獲するものである。マグネット72は、タンク71の上方から着脱可能にタンク71内に挿入されて設置される。マグネット72は、希土類磁石、例えば、ネオジウム磁石を用いたものであり、磁力は、400mT〜1100mT程度である。マグネット72は、筒状に形成され、棒状部材74に挿通されて棒状部材74に固定されている。マグネット72は、同径の複数のマグネットが積層されて1本のマグネットを形成している。なお、マグネット72は、一体形成された1本の筒状のマグネットでもよい。棒状部材74には、タンク71の突起部71cに係止する円板状の係止部75がマグネット72の上方に設けられている。円板状の係止部75は、タンク71の内周より小さく、かつ、タンク71の突起部71cに引っ掛かる大きさに形成されている。図3に示すように、マグネット72がタンク71内に挿入されると、係止部75がタンク71の突起部71cに係止することで、タンク71内におけるマグネット72の高さ方向及び水平方向の位置が規定される。棒状部材74の上端部には、作業者が把持するための取っ手76が設けられている。
プレタンク73は、タンク71に排水を流入させるものである。プレタンク73は、側壁73aと、底部73bと、側壁73aの一部が開口された側壁開口部73cとを有し、一定の深さを有している。プレタンク73は、側壁開口部73cがタンク71の側壁71aに対面されることで、タンク71と側壁71aを共有している。すなわち、プレタンク73は、側壁開口部73cがタンク71の側壁71aにより塞がれ、この結果、タンク71の側壁71aがプレタンク73の側壁73aとして機能している。プレタンク73は、側壁開口部73cが、タンク71の下方に開口された流入口71dと対面し、流入口71dでタンク71と連通している。これにより、プレタンク73とタンク71は、流入口71dで通水可能となる。なお、プレタンク73とタンク71は、突起部71cとして機能するボルト73dにより水密に固定されている。
プレタンク73の上方には、排水管61aが接続され、排水管61aを経由して排水路61の排水がプレタンク73に流入する。プレタンク73に接続された排水管61aは、タンク71に接続された排水管61bよりも高い位置に設置されている。これにより、プレタンク73の水面とタンク71の水面には、水位差が生じ、この水位差によりプレタンク73からタンク71へ水流が発生する。プレタンク73は、タンク71の下方に設けられた流入口71dからタンク71内に排水を供給する送水経路を構成する。送水経路を通じてタンク71に供給された排水は、タンク71で規定量以上になると、タンク71の排水管61bから排水路61に流入する。ここで、規定量とは、タンク71内に貯留される排水の貯留量の最大である。排水管61bは、タンク71内の規定量以上の排水を排水路61に流入させるオーバーフロー経路を構成しているので、タンク71の上方開口部71eから排水が溢れ出すことがない。
制御手段80は、加工装置1の各構成要素を制御するものである。例えば、制御手段80は、加工送り手段30、割り出し送り手段40、切り込み送り手段50を制御してチャックテーブル10のX軸方向の位置や、切削手段20のY軸方向及びZ軸方向の位置を決定する。
次に、フィルター装置の機能例について説明する。図4は、フィルター装置による加工屑の捕獲例(その1)を示す断面図である。図5は、フィルター装置による加工屑の捕獲例(その2)を示す断面図である。図6は、使用後のマグネットの取出例を示す断面図である。図7は、清掃後のマグネットの挿入例を示す断面図である。
加工装置1により被加工物の切削加工を開始すると、加工液供給ノズル24から切削ブレード21に加工液が供給され、切削ブレード21が被加工物を切削加工する。そして、被加工物の加工屑を含んだ排水が排水路61に流入する。排水路61に流入した排水は、排水路61の経路に設置されたフィルター装置70のプレタンク73に流入する。そして、プレタンク73に流入した排水は、タンク71の下方に設けられた流入口71dを通過してタンク71内に流入する。
タンク71内に流入した排水は、図4に示すように、タンク71のZ軸方向における下側から上側に向けて移動する。このとき、排水は、タンク71に設置されたマグネット72の下端部72bから上端部72aまでマグネット72の全体に行き渡りながら移動する。このとき、図5に示すように、排水に含まれる磁性体の加工屑Uは、マグネット72の磁力により吸引されてマグネット72に捕獲(吸着)される。また、プレタンク73に流入した排水をタンク71内に供給する送水経路において、プレタンク73内を流れる排水の加工屑Uの一部は、マグネット72の磁力によって、プレタンク73の側壁73aで捕獲される。すなわち、送水経路において、プレタンク73内の加工屑Uの一部は、側壁開口部73cに位置するタンク71の側壁71aの外周面で捕獲される。
このように、排水の加工屑Uは、プレタンク73の送水経路で捕獲されると共に、タンク71に挿入されたマグネット72により捕獲される。そして、タンク71内の排水がタンク71で規定量以上に貯留されると、磁性体の加工屑Uが除去された排水が排水管61bから排水路61に流入する。
作業員は、捕獲された加工屑Uが一定量マグネット72に溜まった時点で、マグネット72から加工屑Uを除去する。例えば、作業員は、切削加工が終了して加工装置1を停止した後に、図6に示すように、取っ手76を掴んでマグネット72を上方に持ち上げてタンク71からマグネット72を取り出す。マグネット72は、係止部75がタンク71の突起部71cに係止されているので、取っ手76を引き上げるだけでマグネット72をタンク71から取り出すことができる。マグネット72をタンク71から取り出した後、作業員は、ウエスなどでマグネット72に吸着された加工屑Uを拭き取って除去する。そして、作業員は、加工屑Uが除去されたマグネット72をタンク71に戻す。
一方、作業員によりマグネット72がタンク71から取り出されると、プレタンク73に対するマグネット72の磁力が失われることにより、図6に示すように、プレタンク73の側壁73aで捕獲された加工屑Uが落下してプレタンク73の底部73bに沈殿する。
図7に示すように、マグネット72がタンク71に挿入され、切削加工が開始されると、プレタンク73の底部73bに沈殿した加工屑Uは、プレタンク73によりタンク71に供給される排水と共に流入口71dからタンク71内に流れ、マグネット72により捕獲される。
以上のように、実施形態に係るフィルター装置70によれば、加工装置1の排水に含まれる磁性体の加工屑Uを捕獲するマグネット72を備えることにより、排水から磁性体の加工屑Uを容易に除去できる。これにより、排水路61に磁性体の加工屑Uが滞留しないので、排水路61の排水に鉄イオンが溶け込むことを抑制でき、後工程処理で使用するイオン交換樹脂の寿命を長くすることができる。また、磁性体の加工屑Uは、比重が重いため、排水路61の管路に溜まりやすいが、フィルター装置70により除去されるので、配管詰まりを抑制できる。
また、磁力により磁性体の加工屑Uを吸着して除去するため、通水抵抗がほとんど無く、排水の流通を妨げることが少ない。
また、フィルター装置70は、水位差を利用して排水を流すため、ポンプなどの送水機器を不要とする単純な構成であり、低コストで実現できる。
また、開口されたタンク71の上方からマグネット72を挿入してタンク71に着脱できるので、メンテナンス性に優れている。
また、タンク71のマグネット72だけでなくプレタンク73の側壁73aにおいても加工屑Uを捕獲することができるので、加工屑Uを捕獲可能な時間や箇所が多く、効率的かつ効果的に磁性体の加工屑Uを捕獲できる。
また、1台の加工装置1に対して1台のフィルター装置70を設置することで、加工装置1を停止する時間を極力少なくできる。
〔変形例〕
次に、実施形態の変形例について説明する。加工装置1を停止した後に、マグネット72をタンク71から取り出して加工屑Uを拭き取ったが、加工装置1を運転中にマグネット72をタンク71から取り出して加工屑Uを拭き取ってもよい。
また、1台の加工装置1に対して1台のフィルター装置70を設置する例を説明したが、複数の加工装置1に対して1台のフィルター装置70を設置するようにしてもよい。この場合、複数の加工装置1の排水路を集約し、集約した排水路の経路上にフィルター装置70を設置する。
また、プレタンク73は、側壁開口部73cでタンク71と側壁71aを共有したが、これに限定されない。プレタンク73は、タンク71と側壁71aを共有せずに、プレタンク73の側壁73aを介してタンク71と対面し、タンク71の流入口71dと連通する構成としてもよい。この場合でも、プレタンク73は、タンク71の側壁71aとプレタンクの側壁73aとを介してマグネット72の磁力がおよぶので、プレタンク73の側壁73aで加工屑Uを捕獲できる。
また、加工装置1は、切削装置として説明したが、加工装置1は、研削装置であってもよい。この場合、フィルター装置70は、研削加工で生じる磁性体の加工屑を捕獲する。
1 加工装置
10 チャックテーブル
20 切削手段
60 排水手段
61 排水路
61a,61b 排水管
70 フィルター装置
71 タンク
71a 側壁
71b 底部
71c 突起部
71d 流入口
72 マグネット
73 プレタンク
73a 側壁
73b 底部
73c 側壁開口部
74 棒状部材
75 係止部
76 取っ手
U 加工屑

Claims (2)

  1. 磁性体を含む被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に加工液を供給しつつ加工する加工手段と、を備える加工装置から被加工物の加工屑を含んだ排水を排出する排水路に設置されるフィルター装置であって、
    側壁と底部とを有するタンクと、
    該タンクに下方から該排水を供給する送水経路と、
    該タンクで規定量以上になった排水が該排水路へ流入するオーバーフロー経路と、
    該タンクに上方から着脱可能に挿入され、排水に含まれる磁性体の加工屑を捕獲するマグネットと、を備え
    該送水経路は、
    該タンクと側壁を共有し、該タンクと下方の開口で連通するプレタンクを形成し、
    該プレタンクを流れる該排水の加工屑の一部が該タンクに挿入された該マグネットの磁力によって該プレタンクの側壁で捕獲されることを特徴とするフィルター装置。
  2. 該加工装置は、切削ブレードを装着する切削手段で被加工物を切削する切削装置であることを特徴とする請求項1記載のフィルター装置。
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