JP6512924B2 - カップリングガード - Google Patents

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Description

本発明は、ポンプなどの回転機械の回転軸を、モータなどの原動機の駆動軸と連結するためのカップリングを覆うカップリングガードに関する。
回転機械の回転軸を、カップリング(軸継手)を介して原動機の駆動軸に連結して、駆動軸を回転させることにより、回転軸を回転させる機械装置が知られている。このような機械装置は、例えば、ポンプ装置である。ポンプ装置は、原動機であるモータと回転機械であるポンプとを有し、モータの駆動軸は、ポンプの回転軸にカップリングを介して連結される。ポンプ装置では、モータの駆動軸のトルクがカップリングを介してポンプの回転軸に伝達され、これにより、回転軸に固定された羽根車が回転される。
高速回転するカップリング、ポンプの回転軸の露出部分、およびモータの駆動軸の露出部分に人間が接触しないように、通常、カップリングおよび該カップリングの周辺を覆うカップリングガードが設けられる。
特開2014−74456号公報
ポンプ装置へのカップリングガードの取り付けは、ポンプ装置の運転を停止し、モータの駆動軸とポンプの回転軸とを連結した状態で行われる。また、カップリングガードの取り外しも、モータの駆動軸とポンプの回転軸とを連結した状態で行われる。しかしながら、カップリングガードが多数の部品から構成されると、モータの駆動軸とポンプの回転軸とを連結した状態で、カップリングガードを取り付ける作業、および取り外す作業には多くの時間がかかる。この問題は、ポンプ装置だけでなく、回転機械の回転軸をカップリングを介して原動機の駆動軸に連結させる全ての機械装置で発生し得る。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、原動機の駆動軸と回転機械の回転軸とを連結した状態で、取り付け作業および取り外し作業を容易に行うことができるカップリングガードを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、原動機の駆動軸と回転機械の回転軸とを連結するカップリングを覆うためのカップリングガードであって、上側半円筒部材と、前記上側半円筒部材に連結される下側半円筒部材とを有する円筒形状のガード本体と、前記ガード本体を支持する箱形構造を有するガード脚部とを備え、前記ガード本体は、前記ガード脚部が取り付けられるフランジ部を有しており、前記ガード脚部は、前記ガード本体の中心軸線と平行な垂直壁と、前記垂直壁から垂直かつ外側に突出した上壁、底壁、左側壁、および右側壁を備え、前記垂直壁、前記上壁、前記底壁、前記左側壁、および前記右側壁は、1枚の板材から形成されており、前記フランジ部と前記ガード脚部とは締結具によって締結されており、前記フランジ部には、前記締結具が挿入される長孔が形成されており、前記長孔は前記ガード本体の中心軸線と平行に延びていることを特徴とする。
発明の好ましい態様は、前記ガード脚部は、その中心を通る鉛直線に関して左右対称形状を有していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記上壁および前記底壁は、前記左側壁および前記右側壁に溶接されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記締結具は、ボルトおよびナットから構成されており、前記ガード脚部の前記上壁には、前記ボルトが挿入される貫通孔が形成されており、前記上壁の下面には、前記貫通孔と同心状に配置された前記ナットが溶接されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ガード脚部の前記底壁には、ねじが挿入される切り欠きが形成されており、前記切り欠きは、前記底壁の外側縁部に形成されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記下側半円筒部材の最下部には、ドレン孔が形成されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ガード本体には、前記中心軸線に垂直な環状壁が設けられており、前記環状壁は、前記駆動軸または前記回転軸が貫通可能な穴を有していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記上壁は、前記フランジ部と平行に延び、かつ前記フランジ部の下面に接触する上面を有しており、前記垂直壁は、前記フランジ部とは垂直であることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記垂直壁は、平坦であり、かつ前記ガード脚部の前記底壁に垂直な仮想平面上に配置されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ガード脚部は、前記フランジ部の下方であって、かつ前記下側半円筒部材の外側に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、カップリングガードはシンプルな構造を有しており、かつ少ない部品から構成される。したがって、原動機の駆動軸と回転機械の回転軸とを連結した状態で、カップリングガードの取り付け作業および取り外し作業を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係るカップリングガードを備えたポンプ装置の概略斜視図である。 図1に示すカップリングガードの側面図である。 図2のA−A線断面図である。 カップリングガードの斜視図である。 図5(a)は図2のB−B線断面図であり、図5(b)はガード脚部の底壁に形成された切り欠きを示す図である。 下側フランジ部とガード脚部との連結部を示す図である。 図6のC線矢視図である。 ガード脚部を示す正面図である。 図2のD−D線断面図である。 ガード脚部の製造工程を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1乃至図10において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るカップリングガード1を備えたポンプ装置100の概略斜視図である。ポンプ装置100は、原動機であるモータ2と、回転機械であるポンプ3とを備えている。モータ2およびポンプ3は、ベース8上に固定されている。モータ2の駆動軸5は、モータ2のモータケーシング2aからポンプ3に向かって延びており、ポンプ3の回転軸7は、ポンプ3のポンプケーシング3aからモータ2に向かって延びている。モータ2の駆動軸5は、カップリング(軸継手)10を介してポンプ3の回転軸7に連結される。本実施形態では、ポンプ3の回転軸7の中心軸線は、モータ2の駆動軸5の中心軸線と一直線に並んでいる。
カップリング10、モータ2の駆動軸5の露出部分、およびポンプ3の回転軸7の露出部分は、カップリングガード1によって覆われる。以下、図2乃至図4を参照して、カップリングガード1について説明する。図2は、図1に示すカップリングガード1の側面図である。図3は、図2のA−A線断面図である。図4はカップリングガード1の斜視図である。カップリングガード1は、円筒形状のガード本体13と、該ガード本体13を支持する2つのガード脚部17とを備える。図2では、円筒形状のガード本体13と、ポンプ3の回転軸7と、モータ2の駆動軸5の共通の中心軸線は、符号CLが付された二点鎖線で描かれている。
ガード本体13は、上側半円筒部材15と、該上側半円筒部材15と着脱可能な下側半円筒部材16とを備えている。上側半円筒部材15の下端には、該下端から上側半円筒部材15の径方向外側に突出する2つの上側フランジ部15a,15aが形成されている。上側半円筒部材15および上側フランジ部15a,15aは一体的に形成されている。
下側半円筒部材16の上端には、該上端から下側半円筒部材16の径方向外側に突出する2つの下側フランジ部16a,16aが形成されている。下側半円筒部材16および下側フランジ部16a,16aは一体的に形成されている。上側フランジ部15a,15aと下側フランジ部16a,16aとを、締結具としてのボルト23および該ボルト23に係合するナット24によって固定することにより、上側半円筒部材15と下側半円筒部材16とが互いに連結される。ボルト23とナット24の係合を解除すれば、上側半円筒部材15と下側半円筒部材16とを分離することができる。
ガード本体13を支持する2つのガード脚部17は、同一形状を有している。各ガード脚部17は、上壁17a、底壁17b、左側壁17c、右側壁17d、および垂直壁17eを備える。これら上壁17a、底壁17b、左側壁17c、右側壁17d、および垂直壁17eは1枚の板材から形成されており、上壁17aおよび底壁17bは、左側壁17cおよび右側壁17dに溶接されている。より具体的には、上壁17aと左側壁17cとの接触箇所、上壁17aと右側壁17dとの接触箇所、底壁17bと左側壁17cとの接触箇所、および底壁17bと右側壁17dとの接触箇所が溶接されている。これら壁17a〜17eによって箱形構造を有するガード脚部17が構成される。
垂直壁17eはガード本体13の中心軸線CLと平行に配置されている。上壁17a、底壁17b、左側壁17c、および右側壁17dは、垂直壁17eから垂直かつ外側に突出している。より具体的には、上壁17a、底壁17b、左側壁17c、および右側壁17dは、ガード本体13の中心軸線CLから離れる方向に突出している。
図2および図4に示すように、底壁17bには、ガード脚部17をベース8に固定するためのねじ28が挿入される切り欠き36が形成されている。ねじ28を切り欠き36を通じてベース8に形成されたねじ孔に係合させることで、ガード脚部17がベース8に固定される。
図5(a)は図2のB−B線断面図であり、図5(b)はガード脚部17の底壁17bに形成された切り欠き36を示す図である。図5(a)および図5(b)に示すように、底壁17bの外側縁部41には、切り欠き36が形成されている。切り欠き36は外側縁部41から内側に向かって(すなわち垂直壁17eに向かって)延びている。このような構造によれば、ねじ28をベース8から取り外すことなく、ねじ28をやや緩めるだけで、ガード脚部17をベース8から取り外すことができる。
図6は下側フランジ部16aとガード脚部17との連結部を示す図である。図7は図6のC線矢視図である。図6および図7に示すように、上側フランジ部15aおよび下側フランジ部16aには、長孔27が形成されており、この長孔27内にガード本体13とガード脚部17とを締結するボルト29が挿入される。長孔27は中心軸線CLと平行に、すなわち、ポンプ3の回転軸7およびモータ2の駆動軸5と平行に延びている。
図8はガード脚部17を示す正面図である。図8に示すように、ガード脚部17の上壁17aには、ボルト29が挿入される貫通孔32が形成されている。上壁17aは、下側フランジ部16aの下面に接触する上面35と、上面35の反対側の下面34とを有している。上壁17aの下面34には、ボルト29に係合するナット31が溶接されている。ナット31は貫通孔32と同心状に配置されている。貫通孔32および切り欠き36は、ガード脚部17の中心を通る鉛直線VL上に形成されている。ガード脚部17は、その中心を通る鉛直線VLに関して左右対称形状を有している。したがって、左右のガード脚部17は同一の形状である。
図6に示すように、上壁17aの上面35と下側フランジ部16aとを接触させた状態で、ボルト29は長孔27および貫通孔32に挿入される。上壁17aの下面34にはナット31が溶接されているので、ボルト29を回転させるだけでボルト29をナット31に容易に係合させることができる。したがって、容易にガード脚部17をガード本体13に取り付けることができる。このように、ナット31を予めガード脚部17に溶接することによって、ガード脚部17をガード本体13に取り付けるための作業効率を向上させることができる。本実施形態では、フランジ部15a,16aとガード脚部17とを締結する締結具は、ボルト29およびナット31から構成される。
図2に示すように、カップリングガード1は、隙間t1をあけて、モータ2のモータケーシング2aと対向している。隙間t1の大きさは、好ましくは8mm以下である。隙間t1を8mm以下にすることにより、人間の指が隙間t1を通過することを防止することができる。その結果、人間の指がモータ2の駆動軸5およびカップリング10に接触することが防止される。
モータ2の種類によっては、駆動軸5の長さが異なる場合がある。この場合、ポンプ3の回転軸7とモータ2の駆動軸5とを接続すると、隙間t1の大きさが変わる。そこで、本実施形態では、ボルト29を僅かに緩めた状態で、ガード本体13を長孔27が延びる方向に(すなわち、駆動軸5と平行に)移動させることによって、隙間t1を調整することができる。つまり、ガード脚部17をベース8上に固定したまま、ガード本体13のみを駆動軸5と平行に移動させることができる。
図4に示すように、ガード本体13には、環状壁37が設けられている。この環状壁37は、ガード本体13のポンプ側開口端(回転機械側開口端)に配置されている。図2に示すように、環状壁37は、ガード本体13のモータ側開口端(原動機側開口端)にも配置されている。以下、図4を参照して環状壁37について説明する。図4に示すように、環状壁37は、上側半環状壁37aおよび下側半環状壁37bに分割されている。上側半環状壁37aは、上側半円筒部材15の内周面に溶接され、下側半環状壁37bは、下側半円筒部材16の内周面に溶接されている。環状壁37は中心軸線CLに対して垂直に配置されている。
環状壁37はモータ2の駆動軸5またはポンプ3の回転軸7が貫通可能な穴38を有している。環状壁37を設けることにより、カップリングガード1内に位置する駆動軸5、回転軸7、およびカップリング10に人間の指が接触することを確実に防止することができる。隙間t1の大きさが8mm以下である場合、モータ側開口端(原動機側開口端)には環状壁37を設けなくてもよい。
図9は図2のD−D線断面図である。図9に示すように、下側半円筒部材16の最下部には、複数(本実施形態では3つ)のドレン孔40が形成されている。ポンプ装置100は、屋外に設置される場合がある。この場合でも、ドレン孔40を設けることにより、カップリングガード1内に浸入した雨はドレン孔40を通じて外部に排出される。本実施形態では、3つのドレン孔40が設けられているが、ドレン孔40の数はこの例に限定されない。
ポンプ装置100を運転するにつれて、カップリング(軸継手)10を構成するゴムなどの部材が摩耗した場合、摩耗粉はドレン孔40を通じて外部に排出される。この摩耗粉が排出されたことが確認されれば、カップリング10の不具合を判断することができる。
次に、ガード脚部17の製造工程について図10を参照して説明する。図10はガード脚部17の製造工程を示す図である。なお、図10では、貫通孔32および切り欠き36の図示は省略されている。図10に示すように、四隅を切り欠いた1枚の矩形状の板材が用意される(ステップ1)。板材の材料として、SPCC(鋼板)が好適に使用される。次いで、この板材の4つの縁部をそれぞれ折り曲げて、上壁17a、底壁17b、左側壁17c、および右側壁17dを形成し、ガード脚部17を作製する(ステップ2)。
さらに、上壁17aおよび底壁17bを左側壁17cおよび右側壁17dに溶接して、ガード脚部17を作製する(ステップ3)。より具体的には、上壁17aと左側壁17cとの接触箇所、上壁17aと右側壁17dとの接触箇所、底壁17bと左側壁17cとの接触箇所、および底壁17bと右側壁17dとの接触箇所を溶接する。このように、ガード脚部17は箱形構造を有し、その四隅は溶接されているため、ガード脚部17の剛性を高めることができる。
図8に示すように、ガード脚部17はその中心を通る鉛直線VLに関して左右対称形状を有しているので、各ガード脚部17は右用および左用のガード脚部のいずれにも使用することができる。したがって、カップリングガード1を量産するときのガード脚部17の在庫数を減らすことができる。さらに、同一形状を有するガード脚部17を複数個製造すればよいので、製作コストを減らすことができる。
本実施形態によれば、カップリングガード1は比較的少ない部品数(すなわち、1つの上側半円筒部材15、1つの下側半円筒部材16、および同一形状の2つのガード脚部17)から構成されており、その構造はシンプルである。さらに、ガード本体13とガード脚部17とは簡易な方法で互いに連結されており、ガード脚部17も簡易な方法でベース8に固定されている。したがって、モータ2の駆動軸5とポンプ3の回転軸7とを連結した状態でも、カップリングガード1の組み立てや分解を容易に行うことができる。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうることである。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 カップリングガード
2 モータ
2a モータケーシング
3 ポンプ
3a ポンプケーシング
5 駆動軸
7 回転軸
8 ベース
10 カップリング(軸継手)
13 ガード本体
15 上側半円筒部材
15a 上側フランジ部
16 下側半円筒部材
16a 下側フランジ部
17 ガード脚部
17a 上壁
17b 底壁
17c 左側壁
17d 右側壁
17e 垂直壁
23 ボルト
24 ナット
27 長孔
28 ねじ
29 ボルト
31 ナット
32 貫通孔
34 下面
35 上面
37 環状壁
37a 上側半環状壁
37b 下側半環状壁
38 穴
40 ドレン孔
41 外側縁部
CL 中心軸線
VL 鉛直線

Claims (10)

  1. 原動機の駆動軸と回転機械の回転軸とを連結するカップリングを覆うためのカップリングガードであって、
    上側半円筒部材と、前記上側半円筒部材に連結される下側半円筒部材とを有する円筒形状のガード本体と、
    前記ガード本体を支持する箱形構造を有するガード脚部とを備え、
    前記ガード本体は、前記ガード脚部が取り付けられるフランジ部を有しており、
    前記ガード脚部は、前記ガード本体の中心軸線と平行な垂直壁と、前記垂直壁から垂直かつ外側に突出した上壁、底壁、左側壁、および右側壁を備え、
    前記垂直壁、前記上壁、前記底壁、前記左側壁、および前記右側壁は、1枚の板材から形成されており、
    前記フランジ部と前記ガード脚部とは締結具によって締結されており、
    前記フランジ部には、前記締結具が挿入される長孔が形成されており、
    前記長孔は前記ガード本体の中心軸線と平行に延びていることを特徴とするカップリングガード。
  2. 前記ガード脚部は、その中心を通る鉛直線に関して左右対称形状を有していることを特徴とする請求項1に記載のカップリングガード。
  3. 前記上壁および前記底壁は、前記左側壁および前記右側壁に溶接されていることを特徴とする請求項1または2に記載のカップリングガード。
  4. 前記締結具は、ボルトおよびナットから構成されており、
    前記ガード脚部の前記上壁には、前記ボルトが挿入される貫通孔が形成されており、
    前記上壁の下面には、前記貫通孔と同心状に配置された前記ナットが溶接されていることを特徴とする請求項に記載のカップリングガード。
  5. 前記ガード脚部の前記底壁には、ねじが挿入される切り欠きが形成されており、
    前記切り欠きは、前記底壁の外側縁部に形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のカップリングガード。
  6. 前記下側半円筒部材の最下部には、ドレン孔が形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のカップリングガード。
  7. 前記ガード本体には、前記中心軸線に垂直な環状壁が設けられており、
    前記環状壁は、前記駆動軸または前記回転軸が貫通可能な穴を有していることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のカップリングガード。
  8. 前記上壁は、前記フランジ部と平行に延び、かつ前記フランジ部の下面に接触する上面を有しており、
    前記垂直壁は、前記フランジ部とは垂直であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のカップリングガード。
  9. 前記垂直壁は、平坦であり、かつ前記ガード脚部の前記底壁に垂直な仮想平面上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のカップリングガード。
  10. 前記ガード脚部は、前記フランジ部の下方であって、かつ前記下側半円筒部材の外側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のカップリングガード。
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