JP6511491B2 - 貯蔵タンクの仮設シール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、石油等の液体を備蓄するに好適な貯蔵タンクの仮設シール構造に関する。
石油等の液体を備蓄する貯蔵タンクは、容量が約10万キロリットル、内径約80m、高さ24mにも到達する大容量であり、底板付き鋼製タンクと、タンク内の石油容量に応じて昇降する浮屋根(蓋、フロートとも言う)を備えており、消防法上の開放検査を数年毎に受ける。主な検査項目は、タンク底板の板厚やタンク壁体等の傷み具合、溶接部が技術基準に適合しているか否かを判定するもので、その検査を受けるための作業手順はタンク内の石油を抜き取り、清掃、錆取、検査、補修作業後に立会検査を受けるもので、作業開始後、再度タンクに石油等の液体を貯蔵するまで一年程度の長期間を要することもある。
図10は石油備蓄用の貯蔵タンク1の基本構造を模式的に示している。この貯蔵タンク1は、底板2上に突出された円筒状壁体3と、壁体3の内側面に隙間を保って昇降可能な浮屋根4と、浮屋根4を昇降案内する対のガイドパイプ5と、壁体3の外周側に設けられた外階段6と、外階段6の頂部に上端が連結され、下端が浮屋根4の上面に移動可能に支持された点検用階段7とを備えている。ここで、浮屋根4は、上下の鋼板間をブレース等により補強した中空体で、外周囲に設けられたシール部材8により壁体3の内側面との隙間dを摺動可能に塞いでいる。また、浮屋根4は、中心に向けて緩勾配で傾斜し、中心に設けられた水抜孔9を有している。水抜孔9は多数の可動式排水管10等を介し外部に連通し、タンク上方より降り注いだ雨水を排水可能にする。符号11は浮屋根4に開口されたマンホール、符号12は壁体3に開口されたマンホールである。
同図の状態において、浮屋根4は最下降位置にあり、複数本の支柱13により 底板2の上面と浮屋根4の底部の間が作業し易い高さに保持されると共に、マンホール11,12を通じてタンク内外及び浮屋根4の上部は連通し、清掃資材の搬入搬出が可能となっている。また、浮屋根4と壁体3の内側面の隙間dは約200mm程度である。シール部材8は、浮屋根4の周囲側に取り付けられて隙間dを塞いでいるが、浮屋根4がタンク内に油を入れるときや出すときに液面が動いたり傾くと側壁内面との間に隙間を生じ、該隙間から液漏れや揮発ガスの漏れ発生、更に外部からゴミや雨水が浸入可能となる。そこで、浮屋根4の上周縁側には、壁体3の内側面との間にウエザーシール装置15が設けられる。この装置15は、使用状態において、図10のA部及び図11(a)に示されるごとく浮屋根4の上周縁側に設置される台座14に対し揺動可能に斜め上方へ突出され、かつ先端部分を壁体3の内側面に摺動自在に接している。開放検査時には、装置15を一端撤去し、図10のB部及び図11(b)に示されるごとく仮設養生工を付加するのが一般的である。この仮設養生工は、ベニア板等の合板16を用い、合板16の下端を浮屋根4の上周縁側に支持し、上端を壁体3の内側面に当椄した状態で斜めかつ横一列に隙間なく立てかけ、外面をビニルシート17で覆うと共に、上縁を粘着テープ18で固定している。なお、特許文献1と2は以上のような浮屋根とウエザーシール装置を開示している。
特許第5486902号公報 特許第5616480号公報
ところで、以上の仮設養生工では以下に挙げるようなことが問題となっている。
第1に、従来の仮設養生工は、壁体の内側面の清掃、サンドブラストがけ、表面処理後になされるが、粘着テープの接着面は錆の発生、浮屋根のシール部材、ウエザーシール装置の摺動により細かい凹凸が生じて粗面となることも多く、接着条件が悪い。
第2に、上記の合板やビニールシートを粘着テープで固定した後は、時間経過と共に粘着テープに雨水、ゴミ、風力温度差等の自然環境により劣化し、延びの発生や浮き上がり、剥がれにより被着面に隙間が発生し、止水性が低下する原因となっており、その補修により維持管理費が嵩む。なお、現状では、検査基準値に収まっている凹凸や表面仕上がりでも雨水の侵入防止をより確実に図ることが望まれている。
第3に、作業は、上記したマンホールを通じて合板等の資材の搬入搬出と、設置解体を行わなければならないため、作業に時間と労力を要する。要は、資材の搬出入性、施工性が悪い上に使用した資材の腐食や破損が多く発生するため再使用が困難であった。
そこで、本発明の目的は、以上のような背景から、特に、仮設養生工として粘着テープの接着条件が悪くても、資材の搬入性が良好で、耐久性を改善し繰り返し使用を可能とした石油備蓄タンク等に好適な貯蔵タンクの仮設シール構造を提供することにある。他の目的は以下の内容説明の中で明らかにする。
前記目的を達成するため請求項1の本発明は、貯蔵タンク内に設けられる浮屋根の上周縁側とタンク壁体の内側面との間に介在されてタンク上方からの雨水が両者の隙間から内部に浸透することを防止する貯蔵タンクの仮設シール構造であって、下縁側が前記浮屋根の上周縁側に沿って配置され、上縁側が前記タンク壁体の内側面に当接される弾性変位可能な長尺の防水シートと、前記防水シートの上縁側及び/又は下縁側の長手方向に沿って設けられた上袋状部及び/又は下袋状部と、前記上袋状部及び/又は下袋状部の袋内に配置される上袋内部材及び/又は下袋内部材とを備えており、前記防水シートの上縁側が前記上袋状部の上袋内部材を利用して前記タンク壁体の内側面に密接可能となり、及び/又は、前記防水シートの下縁側が前記下袋状部の下袋内部材を利用して前記浮屋根の上周縁側に設けられた保持具にロープ等の引き部材を介して固定可能となり、前記保持具は、前記浮屋根の上周縁側に設置された状態で上方へ突出し、かつ先端部分を前記タンク壁体の内側面に摺動自在に接しているウエザーシール装置を固定支持するための台座であることを特徴としている。
以上の本発明は、請求項2〜5で特定したように具体化されることがより好ましい。
(a)前記防水シートは、長手方向に沿って所定間隔に設けられた複数の排出口と、防水シートの外面において前記排出口を覆うようにして両側部及び上部が防水シートに固定され、下部が非固定状態となっており、風を防水シート内面側より前記排出口を介して防水シート外面側及び外面に沿って下方向へ排出可能にする排気用フードとを有している構成である(請求項2)。
(b)前記上袋内部材は、前記タンク壁体の内側面に沿って弾性変位する圧着用の樹脂製の棒状部材である構成である(請求項3)。この棒状部材は、樹脂製のパイプやロッド、それらに類似の部材である。
(c)前記下袋内部材は、前記浮屋根の上周縁に沿って変形可能な引掛用の棒状部材であり、前記保持具に対し前記防水シートの下側をロープ等の引き部材を介して張設可能にする構成である(請求項4)。この棒状部材は、パイプ、ロッド、ロープそれらに類似の部材である。引き部材は、ロープ、バンド、帯、紐それらに類似の部材である。なお、前記保持具はウエザーシール装置を固定支持するための台座である。ウエザーシール装置については特許文献1,2の構造、それ以外の公知構造を含む。
(d)前記防水シートの上縁側に下側が貼着され、かつ上側が前記タンク壁体の内側面に貼着されて、前記防水シートと前記タンク壁体の内側面との隙間から雨水の浸入を防ぐよう封止する粘着テープを有している構成である(請求項5)
請求項1の発明では、浮屋根の上周縁側と前記タンク壁体の内側面の間に配置される弾性変形可能な防水シートとして、防水シートの上縁側及び/又は下縁側に沿って設けられた上袋状部及び/又は下袋状部、上袋状部及び/又は下袋状部の袋内に配置される上袋内部材及び/又は下袋内部材とを備え、防水シートの上縁側を上袋状部の袋内部材を利用してタンク壁体の内側面に密接可能、及び/又は、防水シートの下縁側を下袋状部の袋内部材を利用して浮屋根側に設けられた保持具にロープ等の引き部材を介して固定可能となる。このため、この構造では、貯蔵タンクの仮設シール構造として、従来の防水シートに比べ上縁側及び/又は下縁側をタンク壁体の内側面及び/又は浮屋根に対し的確に圧接したり固定することが可能であり、それにより作業性と共に雨水の浸入防止の点で数段優れている。結果として保守費用が安価で、繰り返しの使用にも耐えることができるため省エネ上も好ましい。
また、この発明では、上記保持具がウエザーシール装置を支持するための台座を兼用できるため簡易であり、経費を抑えて実施できる。
請求項2の発明では、防水シートが内側からの風を排出口を介して防水シートの内面側より外面側及び外面に沿って下方向へ排出可能にする排気用フードを有しているため、形態例に示したごとく一方向弁機能も付与して、防水シート内側からの風は外側に吹き出されるが、外からの強風及びこれに混在する雨水等は内側には流れ難くなり、排気性を確保しつつ防水性も得られる。
請求項3の発明では、上袋内部材がタンク壁体の内側面に沿って弾性変位する圧着用の樹脂製棒状部材であるため、タンク内及び浮屋根上への搬送性に加えて、防水シートの上側を上袋状部内の棒状部材の屈曲に起因した反発力によりタンク壁体の内側面に簡単に密着できる。
請求項4の発明では、下袋内部材がタンク壁体内側面に沿って変形可能で浮屋根側保持具に対し防水シートの下側を下袋状部内の棒状部材を利用し、それらにロープ等の引き部材を掛け止めて張設可能にするため防水シートの設置及び解体作業性に優れている。
請求項5の発明では、タンク上方に注がれた雨水が粘着テープを乗り上げて流れ落ちるため、防水シートとタンク壁体内側面との隙間からの雨水の浸入を確実に阻止できる。
この場合、防水シートの上側が上袋内部材を利用して位置規制されているため従来の粘着テープに比べ貼着作業性及び安定した接合性の点で優れている。
発明形態の仮設シール構造を図11(a)に対応して示す模式構成図である。 (a)と(b)は上記仮設シール構造に用いられる防水シートを模式的に示す正面図と、防水シート同士の連結構造を示す図である。 (a)と(b)は図2(a)の防水シートの拡大側面図とD−D線拡大断面図である。 (a)は排気用フードの模式展開図、(b)はシート内側から外への気体吹き出し状態を示す模式図、(c)はシート外側から内への吹き込み時の状態を示す模式図である。 (a)は図1のC部拡大図、(b)は防水シートの下袋状部を変更した変形例1を(a)に対応して示す図である。 図1の防水シートの上側取付構造の変形例1を示す模式図である。 上記防水シートの上側取付構造の変形例2を示す模式図である。 (a)は上記防水シートの上側取付構造の変形例3を示す模式図、(b)は(a)の保持具構造を示す構成図である。 上記防水シートの上側取付構造の変形例4を示し、(a)は要部断面図、(b)は上袋内部材単品図、(c)は(b)のE−E線断面図である。 石油備蓄用貯蔵タンクの基本構造を説明するための一部破断模式図である。 (a)及び(b)は図10のA部とB部を拡大して示す模式構成図である。
以下、本発明を適用した形態例を図面を参照して説明する。この説明では、図1〜図5に示した形態例の基本構造、図5(b)の変形例1、図6の変形例2、図7の変形例3,図8の変形例4、図9の変形例5の順に詳述する。なお、図面は細部を省略して模式的に示している。また、図9及び図10の従来構造と同一箇所には同一符号を付してその説明を省略する。
(基本構造)図1に示した貯蔵タンクの仮設シール構造は、貯蔵タンク1内に設けられる浮屋根4の上周縁側とタンクの壁体3の内側面との間に介在されてタンク上方からの雨水が両者の隙間から内部に浸透することを防止するものである。なお、貯蔵タンク1及びウエザーシール装置15については、段落0002から0004に記載した通りである。それに加え、この構造では、上記した仮設養生工として、上縁20a側が壁体3の内側面に当接されると共に、下縁20b側が浮屋根4の上周縁側に沿って配置される長尺の防水シート20と、防水シートの上縁20a側及び下縁20b側の長手方向に沿って設けられた上袋状部23及び下袋状部24と、上下の袋状部23,24の各袋内にそれぞれ配置される上下の袋内部材である棒状部材25,26とを必須としている。
主な作動としては、防水シートの上縁20a側が上袋状部23の棒状部材25を利用して壁体3の内側面に密接可能となり、防水シートの下縁20b側が下袋状部24の棒状部材26を利用して浮屋根4の上周縁側に設けられた保持具14Aに引き部材であるロープ19を介して固定可能となるようにしたことである。以下、これらの細部について明らかにする。
まず、用いられる防水シート20は、弾性変位可能な合成樹脂製であればよいが、引っ張り強度、引裂強度が高く、耐久性、耐候性にも優れているシート材として、例えば厚さが0.5〜0.8mm程度のポリエステル製シートが好ましい。使用に際しては、タンクの適用場所に合わせた寸法に裁断し加工することにより、全寸が所定長さで、幅が実寸で約400〜700mm程度の単位シートとして作られる。この単位シート、つまり単位の防水シート20は、巻込状態で搬送可能なため扱い易く搬入や搬出がマンホール11,12を通じてスムースに行える。
また、単位の防水シート20同士は、図2に示したごとく長手方向の一方側に設けられた凸形の連結用突出端部21と、他方側に設けられて突出端部21を単位シートの内外(表裏)に挿通する複数のスリット22とが設けられており、例えば一方の単位の防水シートの突出端部21を相手側である他方の単位の防水シート20のスリット22に内から外、外から内というように挿通した状態で連結される。また、挿通したシート部分を不図示の粘着テープで固定し密に連結される。勿論、単位の防水シート20同士の継手構造はこの例に限られず、必要に応じて他の方法が採用される。
防水シート20には、外面の上縁20a側及び下縁20b側に沿って上袋状部23及び下袋状部24が設けられている。各袋状部23,24は、長尺な上下の樹脂製シート材を用いて、上縁20aと下縁20bの長手方向に沿って位置決め配置した状態で、各シート材の上下縁23a,24aをそれぞれ溶着又は縫製加工することにより形成されている。上下の袋状部23,24は、図3に示されるごとく防水シート20の外面との間に袋内部材として、樹脂製パイプなどの棒状部材21を余裕を持って挿通可能な大きさとなっている。
なお、単位の防水シート20同士を連結する際は、図2(b)に示されるごとく棒状部材25又は26同士も連結される。この連結構造としては、同図のごとく連結用ソケット28等が用いられて、一方の棒状部材25,26の端部と相手側である他方の棒状部材25,26の端部とをソケット28の対応端側に挿入した状態で、螺合ないしは接着により結合される。勿論、単位の棒状部材25同士、単位の棒状部材26同士の連結構造はこの例に限られず、必要に応じて他の方法でも差し支えない。
また、下袋状部24には、図1のA部拡大図に示されるごとく袋内に挿通される棒状部材26にロープ等を掛け止め可能にするため切込部24bが設けられる。この切込部24bは、上記シート材に予め形成する方法、下袋状部24を形成した後に形成する方法の何れでもよい。切込部24bの形状は、形態例では分かり易くするため矩形にしたが、防水性の観点からは下向きの三角形、つまり上側が長い辺で、下側が頂点となる三角形にすることが好ましい。
また、防水シート20には、排出口20cが上下縁20a,20bの間の中間部にあって、好ましくは上縁20aに近い部分に設けられている。この排出口20cは、防水シートの長手方向に所定間隔で複数設けられている。排出口20cの形状は、防水性の観点から三角形、つまり上袋状部23側が長い辺で、下袋状部24側が頂点となる三角形となっている。各排出口20cは、排気用フード27により覆われている。このフード27は、図4(a)のごとく所定形状にトリミングされると共に、両側及び上側部分の3箇所を取付部27aとし、該取付部27aを区画したり目的の形状に山折り・谷折りする箇所に折り曲げ線部27bを形成している。また、フード27は、左右中間部分を形成しているメイン部が左右の取付部27aよりも長くなっていて、手前の折り曲げ線部27bを介して同(b)のごとく上へ立ち上がった開状態と、同(c)のごとく防水シート20の外面側に倒れた閉姿勢とに可変される。
そして、以上のフード27は、図4に示されるごとく防水シート20の外面において、排出口20cを覆うように位置決め配置され、各取付部27aが溶着又は縫製加工されることにより防水シート20に装着されて、図4(b),(c)のごとく取付部27aを除く部分が風力に応じて姿勢を可変することで一方向弁機能を有するものとなる。この細部について後述する。
以上の防水シート20は、従来と同様に浮屋根4の上周縁側とタンク壁体3の内側面との間に配置されて隙間dを封止可能にする。この仮設養生工では、以下に明らかにするごとく従来に比べ数段優れている。
(ア)、従来では、図11(b)のごとく合板16及び防水シート17にて二重の封止構造を採用することが多い。この点は、形態例でも防水シート20と共に合板16を追加しても差し支えない。しかし、従来構造では、封止を確実化にするため、合板16の上縁と壁体3の内側面との間を粘着テープ18で封止すると共に、防水シート17の上縁と壁体3の内側面との間も粘着テープ18で封止する。この操作では、防水シート17が長尺であったり風力により動き易いため安定した位置決めが難しく、その結果、幅が広い粘着テープ18を用いても貼着状態を安定維持できないことが多い。これに比べて、形態例の場合は、防水シートの上縁20a及び上袋状部23を取り付けた部分が図1のB部拡大図に示されるごとく上袋状部23に挿入された樹脂製の棒状部材25の反発力、つまり棒状部材25が壁面3の円筒状内側面に沿って弾性変位を伴って配置されることに起因し、棒状部材25に加わっている応力が元に戻ろうとするときの反発力により壁体3の内側面に強く密接される。そのため、防水シートの上縁20a側は、棒状部材25を介して壁面3の内側面に圧着されて動きに難くなっているため、粘着テープ18を上縁20aと壁体3の内側面との間に効率よく貼着操作でき良好な封止状態を実現できる。
(イ)、従来では、図11(b)に示されていないが、合板16や防水シート17の下縁側は、浮屋根4の上周縁側に専用の保持具などを付設しておき、その保持具に対し合板16の下端側を位置規制したり、防水シート17の下縁側を金具等を介して固定操作していた。このため、従来構造では、多数の保持具を用意したり設置操作が不可欠であり、それが費用及び工数増大の要因となっていた。これに比べて、形態例の場合は、
図1のA部拡大図と図5(a)に示されるごとく防水シートの下縁20b側を、下袋状部24の袋内に挿入した棒状部材26を利用して浮屋根側に設けられた保持具14Aに対しロープ等の引き部材15を介して張設状態に固定できる。すなわち、この構造では、まず、防水シートの下縁20b側が、下袋状部24内の棒状部材26のうち、切込部24bに露出している棒状部材26の露出部分に引き部材15を掛け止めると共に、引き部材15の両端部を保持具14Aを構成している対応する側板に対し該側板を挟み込むようにして結び付けると、防水シート20が上下ないしは幅方向に張設され、簡単かつ確実に固定可能となる。
(ウ)、また、利用する保持具14Aは、上記したウエザーシール装置15、つまり浮屋根4の上周縁側に設置された状態で斜め上方へ突出し、かつ先端部分を壁体3の内側面に摺動自在に接しているウエザーシール装置15を固定支持するための台座を兼用可能である。このため、この構造では、保持具14Aを新たに作成したり設置する必要がなく経費の大幅な削減が可能となる。
(エ)、従来は、図11(b)の仮設シール構造において、貯蔵タンク1の設置場所が海岸沿いであることが多く常に強風に曝されており、それに起因して例えば防水シートの上縁側と壁体3の内側面との間に貼られた粘着テープ18が剥がれる方向の応力を受け易くなっている。この対策は皆無であった。これに比べ、形態例の防水シート20では排気用フード27を有している。すなわち、このフード27は、図2〜図4のごとく上部及び両側が防水シート20に固定され、下部が非固定状態となっているため、風力が防水シート20の内面側より排出口20cを通じて防水シート20の外面側に流れてくると、排出口20cの真上にあるフード部分に当たり、その結果、フード27が図4(b)のごとく全開姿勢となる。この全開姿勢では、風力が防水シート20の内面側より排出口20cを介して外面側へ流出され、かつ、防水シート20の外面に沿って下方向へ排気される。
また、以上のフード27は、図4(c)のごとく風力がフード真上やフード下側からフード対応部に当たると、フード27が同図のごとく全開姿勢から全閉姿勢に押し潰される。この全閉姿勢では、風力が防水シート20の外面側よりフード内側に流れ込まない、つまり、外からの強風及びこれに混在する雨水等はフード内側に流れ難くなって排気性を確保しつつ防水性も得られる。
以下、以上の基本構造の細部を変更ないしは変形した変形例1〜5について説明する。各変形例の説明では、上記形態と同じ部材や部位に同一符号を付して重複説明を省き、変更点だけを詳述する。
(変形例1)図5(b)は、上記下袋状部24の構成を変更した変形例1を示している。この下袋状部24Aは、防水シートの下縁20b側がループ形状の折り返し部20dを形成した状態で防水シート20の対応部に下縁端末を溶着又は縫製加工により接合されている。この変形例1では専用の袋状部材が不要となるという利点である。なお、上袋状部23も、図9(a)の上袋状部23Aに示したごとく同様に変更可能である。この上袋状部23Aの場合は、粘着テープ18が同図のごとく上袋状部23Aの折り返し部と壁体3の内側面との間に貼られることになる。
(変形例2)図6は、上記上袋状部23側を壁体3の内側面に専用の押部材28により押圧するようにした変形例2を示している。この押部材28は、保持具14Bと上袋状部23内の棒状部材25との間に配置される長さであり、下端側が保持具14Bに固定され、上端側が一体的に設けられたクランプ29により上袋状部23内の棒状部材25に固定される。すなわち、保持具14Bは、押部材28の下端側の高さに応じた高さ寸法に設けられている。また、押部材28の下端部には対の取付孔28aが左右に貫通されると共に、押部材28の上端部にはクランプ29がT形状に設けられている。そして、以上の押部材28は、下端部が保持具14aの対応側板に対し位置決めされ、各取付孔28a及び前記側板に設けられた不図示の貫通孔に対しボルトB及びナットNにより締め付け固定され、上端部のクランプ29が上袋状部23内の棒状部材25に固定される。押部材28は、その設置状態で、防水シート20の上縁20a側を壁体3の内側面に対し確実かつ強固に圧接固定することになる。なお、符号30は、押部材28の上端面に必要に応じて付設される補強板である。
(変形例3)図7は、上記上袋状部23側を壁体3の内側面に対し専用の板部材31により押圧するようにした変形例3を示している。この板部材31は、保持具14Cとフード27の上内端側との間に配置される長さであり、下端側が保持具14Cに固定され、上端側がフード27内に挿入されてフード上内端側に固定される。すなわち、保持具14Cは、板部材31の下端側の高さに応じた高さ寸法に設けられて、一端側より内側に板部材31の下端部を斜め下向きに挿入可能となっている。そして、板部材31は、下端側が拡大図に示されるごとく保持具14Cの上部との間に圧入される楔部材32により所定角に保持され、その状態で上端側がフード27の上内端側に当接されることで防水シート20の全体を壁体3の内側面側へ押圧している。
(変形例4)図8は、上記上袋状部23側を壁体3の内側面に対し専用の板部材34及び保持具14Dに設けられた角度調整部材33により押圧するようにした変形例4を示している。この板部材34は、保持具14Dと上袋状部23との間に配置される長さであり、下端側が保持具14Dに追加された角度調整部材33に固定され、上端側が上袋状部23の対応した袋部下側に固定される。すなわち、角度調整部材33は、図8(a)及び(b)に示されるごとく前側(浮屋根4の上周縁側)に設けられた不図示の貫通孔と、後側(浮屋根4の上周縁より離れる側)に設けられて前記貫通孔を中心とした円弧溝33aとを有している。そして、角度調整部材33は、保持具14Dの対応側板に対し前側が貫通孔を利用してボルトBとナットNにより回動可能に枢支されると共に、後側が円弧溝33aに挿通されたボルトBと該ボルトBに螺合されたナットNを介して上下に可変調整可能となっている。そして、板部材34は、下端側が角度調整部材33の前端に押された状態で所定角に保持され、その状態で上端側が上袋状部23内の棒状部材25に対応した袋部下側に固定される。この状態で、板部材34は上袋状部23側を壁体3側へ押すことで防水シート20の全体を壁体3の内側面側へ押圧している。
(変形例5)図9は、上記上袋状部23を上袋状部23Aに変更すると共に、上記棒状部材25に代えて、磁石35を上袋状部23A内に配置した変形例5を示している。上袋状部23Aについては上記した通りである。この変形例5では、上袋状部23A内に配置される磁石35の吸着力を利用することにより、防水シート20の上端側の位置決めを容易にし、加えて粘着テープ18に加わる負荷を軽減可能にしたものである。換言すると、図9(a)において、上袋状部23A内には磁石35が挿通され、上袋状部223Aの内側部分をその磁力により壁体3の内側面に吸着固定可能にしている。磁石35は、同(b)のごとく可撓性があり、磁性体からなる帯状基板36の長手方向に沿って一定間隔で磁石チップ37を配列し、それぞれのチップ37をビス38により基板36の表面に固定したものである。従って、この構造においても粘着テープ18に対する引っ張り力、引き裂き力は磁力により大幅に解消され、これによって耐久性の高い構造を得ることができる。
なお、本発明は、請求項で特定される構成を備えておればよく、細部は以上の形態例及び各変形例を参照して必要に応じて種々変更したり展開可能なものである。また、形態例及び各変形例では、防水シート20の上縁20a側及び下縁20b側の長手方向に沿って設けられた上下の袋状部23,24と、上下の袋状部23,24の各袋内にそれぞれ配置される上下の袋内部材25,26とを備えた最良の構成を示した。但し、本発明は、請求項1で特定したごとく防水シート20の上縁20a側及び/又は下縁20b側の長手方向に沿って設けられた上袋状部23及び/又は下袋状部24と、上袋状部23及び/又は下袋状部24の袋内に配置される上袋内部材25及び/又は下袋内部材26とを備えておればよいものである。作動としても、防水シートの上縁20a側が上袋状部23の袋内部材25を利用して壁体3の内側面に密接可能となり、及び/又は、防水シートの下縁20b側が下袋状部24の袋内部材26を利用して浮屋根の上周縁側に設けられた保持具14Aに引き部材19を介し固定可能となればよい。
換言すると、本発明には、例えば、防水シートが上縁20a側の長手方向に沿って設けられた上袋状部23と、上袋状部23の袋内に配置される上袋内部材25とを備え、防水シートの上縁20a側が上袋状部23の袋内部材25を利用して壁体3の内側面に密接可能となる構成1、防水シートが下縁20b側の長手方向に沿って設けられた下袋状部24と、下袋状部24の袋内に配置される下袋内部材26とを備え、防水シートの下縁20b側が下袋状部24の袋内部材26を利用して浮屋根の上周縁側に設けられた保持具14Aに引き部材19を介し固定可能となる構成2、前記構成1及び2を有した構成3が含まれる。そして、構成1としては、上記形態例や変形例以外として、例えば、防水シートの下縁20b側の長手方向に沿って略所定の間隔で縦スリットを平行に多数設けておき、棒状部材26を各縦スリットに対して順にシート表側から裏側、裏側から表側というごとく、あたかも縫い目のごとく挿通するようにして配置する、そのような構成の組み合わせも含まれるものである。
また、図9の磁石35を用いた変形例5に代えて、上記棒状部材25と共に磁石35を追加するようにしてもよい。その場合、防水シート20は、上袋状部として、磁石用袋部と棒状部材用袋部とに区分けすることが好ましい。なお、上記排気用フード27は、貯蔵タンク及び防水シートの大きさ等に応じて設置個数、大きさ、形状を最適なものに設計されることは勿論である。
1・・・・石油備蓄用の貯蔵タンク
2・・・・底板
3・・・・壁体
4・・・・浮屋根
5・・・・ガイドパイプ
7・・・・点検用階段
8・・・・シール部材
9・・・・水抜孔
13・・・・支柱
14・・・・保持具(台座)
14A・・・保持具(台座)
14B・・・保持具(台座)
14C・・・保持具(台座)
15・・・・ウエザーシール装置
16・・・・合板
17・・・・ビニルシート
18・・・・粘着テープ
19・・・・ロープ等の引き部材
20・・・・防水シート(20aは上縁、20bは下縁、20cは排出口)
21・・・・連結用突出端部
22・・・・連結用スリット
23・・・・上袋状部(23aは上下縁)
23A・・・上袋状部
24・・・・下袋状部(24aは上下縁)
24A・・・下袋状部
25・・・・棒状部材(上袋内部材に相当)
26・・・・棒状部材(下袋内部材に相当)
27・・・・排気用フード(27aは取付部、27bは折曲線、27cは垂れ部)
32・・・・楔部材
35・・・・磁石
36・・・・帯状基板
37・・・・磁気チップ
38・・・・ビス
B・・・・・ボルト
N・・・・・ナット

Claims (5)

  1. 貯蔵タンク内に設けられる浮屋根の上周縁側とタンク壁体の内側面との間に介在されてタンク上方からの雨水が両者の隙間から内部に浸透することを防止する貯蔵タンクの仮設シール構造であって、
    下縁側が前記浮屋根の上周縁側に沿って配置され、上縁側が前記タンク壁体の内側面に当接される弾性変位可能な長尺の防水シートと、
    前記防水シートの上縁側及び/又は下縁側の長手方向に沿って設けられた上袋状部及び/又は下袋状部と、
    前記上袋状部及び/又は下袋状部の袋内に配置される上袋内部材及び/又は下袋内部材とを備えており、
    前記防水シートの上縁側が前記上袋状部の上袋内部材を利用して前記タンク壁体の内側面に密接可能となり、及び/又は、前記防水シートの下縁側が前記下袋状部の下袋内部材を利用して前記浮屋根の上周縁側に設けられた保持具にロープ等の引き部材を介して固定可能となり、
    前記保持具は、前記浮屋根の上周縁側に設置された状態で上方へ突出し、かつ先端部分を前記タンク壁体の内側面に摺動自在に接しているウエザーシール装置を固定支持するための台座であることを特徴とする貯蔵タンクの仮設シール構造。
  2. 前記防水シートは、長手方向に沿って所定間隔に設けられた複数の排出口と、防水シートの外面において前記排出口を覆うようにして両側部及び上部が防水シートに固定され、下部が非固定状態となっており、風を防水シート内面側より前記排出口を介して防水シート外面側及び外面に沿って下方向へ排出可能にする排気用フードとを有していることを特徴とする請求項1に記載の貯蔵タンクの仮設シール構造。
  3. 前記上袋内部材は、前記タンク壁体の内側面に沿って弾性変位する圧着用の樹脂製の棒状部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の貯蔵タンクの仮設シール構造。
  4. 前記下袋内部材は、前記浮屋根の上周縁に沿って変形可能な引掛用の棒状部材であり、前記保持具に対し前記防水シートの下側をロープ等の引き部材を介して張設可能にすることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の貯蔵タンクの仮設シール構造。
  5. 前記防水シートの上縁側に下側が貼着され、かつ上側が前記タンク壁体の内側面に貼着されて、前記防水シートと前記タンク壁体の内側面との隙間から雨水の浸入を防ぐよう封止する粘着テープを有していることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の貯蔵タンクの仮設シール構造。
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