JP2014152531A - 他物固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】他物を支持した状態においても、防水カバーのシール作業や改修作業を効率よく実施できるようにする。
【解決手段】防水下地2Aの上に防水層2Bを設けてある防水構造物2の表面に、他物1を固定するための他物固定具であって、防水下地2Aに取付自在な取付部3aを備えたベース部3を設け、ベース部3から立ち上がる胴部4aと、胴部4aの先端部で他物1を固定自在な固定部4bと、を備えた支持脚部4を設け、防水層2Bから胴部4aの外周部に沿って立ち上がる状態に設置される防水カバーSの先端縁部を覆うスカート部5を設け、固定部4bに他物1を固定した状態において、防水カバーSの先端縁部をスカート部5で覆う状態と、覆わない状態とに切替自在なスカート部切替機構6を設けてある。
【選択図】図2

Description

本発明は、防水下地の上に防水層を設けてある防水構造物(例えば、建物の屋根や壁等)の表面に、他物(例えば、ソーラーパネルや、そのフレーム等)を固定するための他物固定具に関する。
従来、この種の他物固定具としては、図7に示すように、屋上のコンクリート床(防水下地に相当)2Aの表面に、フレーム(他物に相当)1を介して、例えばソーラーパネル等を固定するために形成されたものがあり(例えば、特許文献1参照)、コンクリート床2Aに取り付けるベース部3と、ベース部3から立ち上がる胴部4aと、胴部4aの上端部で前記フレーム1を固定する固定部4bとを備えて構成されている。
また、ベース部3の上面と胴部4aの外周面とには、コンクリート床2A上の防水層2Bから立ち上がる状態に防水カバーSが設置されるが、前記胴部4aには、この防水カバーSの上端縁部のシール部分Tを覆う状態に、スカート部15が固着してあった。
防水カバーSの上端縁部のシール部分Tは、筒状の防水カバーSの上端縁部を、内側に位置する胴部4aに密接させるための締付バンドTaや、その周りを覆うシーリング材Tb等によって止水が図られるものである。
そして、スカート部15は、胴部4aから外周側へ鍔状に張り出した張出部15Aと、その先端から下方へ屈曲した垂下部15Bとで構成してあり、張出部15Aと垂下部15Bによって、シール部分Tの上側と外側とを覆うように構成されている。
特開2012−87580号公報(図8)
上述した従来の他物固定具によれば、防水カバーSのシール部分Tは、スカート部15によって覆われているから、締付バンドTaの設置作業や、シーリング材Tbの充填作業の際、スカート部15の存在が作業の障害になり、実施し難い為、この点での改善が求められる。
そこで、改善案としては、図8に示すように、スカート部15を、胴部4aと別体に構成して、シール部分Tの処理作業中は外しておき、その後、固定部4bの上から被して、フレーム1と共に固定できるように形成することが考えられる。この改善案によれば、シール部分Tの処理作業中は、スカート部15が作業の障害にならず、効率的に作業を進めることができると共に、処理作業終了後は、スカート部15を取り付けることでシール部分Tをスカート部15で覆うことができ、防水性の維持を図ることができる。
しかしながら、この改善案においては、例えば、設置状態の防水層2や防水カバーSの改修を行うような場合は、前記スカート部15が改修作業の障害となるから取り外す必要があり、結果的には、上に取り付けてあるフレーム1やソーラーパネル等も含めて全て取り外さなければならなくなる。
よって、防水層や防水カバーの改修作業が大掛かりになり、作業効率が低くなる虞がある。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、他物を支持した状態においても、防水カバーのシール作業や改修作業を効率よく実施できる他物固定具を提供するところにある。
本発明の第1の特徴構成は、防水下地の上に防水層を設けてある防水構造物の表面に、他物を固定するための他物固定具であって、前記防水下地に取付自在な取付部を備えたベース部を設け、前記ベース部から立ち上がる胴部と、前記胴部の先端部で前記他物を固定自在な固定部と、を備えた支持脚部を設け、前記防水層から前記胴部の外周部に沿って立ち上がる状態に設置される防水カバーの先端縁部を覆うスカート部を設け、前記固定部に前記他物を固定した状態において、前記防水カバーの先端縁部を前記スカート部で覆う状態と、覆わない状態とに切替自在なスカート部切替機構を設けてあるところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、支持脚部のベース部を防水下地に取り付けると共に、支持脚部の固定部に他物を固定することで、防水構造物の表面上に他物を離間させた状態に安定設置することができる。
また、スカート部切替機構を設けてあるから、固定部に他物を固定した状態であっても、防水カバーの先端縁部を前記スカート部で覆う状態と、覆わない状態とに切り替えることができる。
よって、防水カバーの先端縁部を、スカート部によって覆う状態にすることで、防水カバーと胴部との間のシール部分が外方に曝されて劣化するのを抑制でき、シール部分の止水性能の維持を図ることが可能となる。
一方、防水カバーの先端縁部を、スカート部によって覆わない状態に切り替えることで、シール部分の周囲を開放した状態にすることができ、例えば、防水カバーの上端縁部に、止水用の締付バンドを着脱したり、その周りにシーリング材等を充填する等のシール作業を、開放された環境で実施でき、効率的にシール作業を進めることができる。
また、シール部分のシーリング材や締付バンド、及び、防水カバー等を撤去して、新しいものに改修する作業(改修作業)を行うような場合にも、同様に、スカート部を前記覆わない状態に切り替えて、シール部分の周囲を開放した状態で効率よく改修作業を進めることができる。
しかも、固定部から他物を取り外さなくても、スカート部切替機構を機能させることができるから、上述のシール作業や改修作業を、最小限度の手間で効率的に且つ経済的に行うことができる。
本発明の第2の特徴構成は、前記スカート部切替機構は、前記胴部の外周部に、前記胴部の長手方向に位置変更自在に前記スカート部が外嵌する嵌合構造によって構成してあるところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、胴部に対してその長手方向にスカート部の位置を変更することができ、防水カバーの先端縁部をスカート部で覆う状態と、覆わない状態とにスムーズに切替操作することができる。
因みに、嵌合構造としては、例えば、胴部の長手方向にスカート部がスライド移動自在に外嵌するスライド嵌合構造や、胴部の外周部とスカート部の内周部とに、螺合自在なネジ部をそれぞれ形成したネジ嵌合構造等、様々な嵌合構造を採用することができる。
また、胴部とスカート部とを、夫々の用途に最適な材質で形成することができ、例えば、それぞれを別の素材で形成することも可能となる。
本発明の第3の特徴構成は、前記胴部には、その長さを変更自在な長さ変更手段を設け、前記固定部には、前記防水下地に対する前記他物の取付角度を変更自在な角度変更手段を設けてあるところにある。
本発明の第3の特徴構成によれば、胴部の長さ変更手段によって長さを変更することで、他物の支持高さを自由に調整することができると共に、固定部の角度変更手段によって防水下地に対する他物の取付角度を自由に調整することができるようになり、防水下地に対して任意の状態に他物を固定することが可能となる。
また、支持高さや取付角度は、個別に変更することができるから、高さ調整や角度調整をより簡単に効率よく実施することができる。
固定具を示す分解斜視図 固定具の設置状況を示す断面図 固定具の設置状況を示す断面図 固定具の設置状況を示す要部断面図 別実施形態の固定具の設置状況を示す断面図 別実施形態の固定具の設置状況を示す断面図 従来の固定具の設置状況を示す要部断面図 従来の固定具の改善案を盛り込んだ固定具の設置状況を示す断面図
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
図2、図3は、本発明の他物固定具の一実施形態品(以後、単に固定具Kという)を使用して、例えば、ソーラーパネル等を固定するためのフレーム(他物の一例)1を、屋上(防水構造物の一例)2のコンクリート床(防水下地の一例)2Aに固定してある状況を示している。
図には示さないが、同様の固定具Kが、コンクリート床2の他の複数箇所にも設置してあり、それらにわたってフレーム1が固定され、そのフレーム1でソーラーパネル等が支持される。
前記屋上2は、コンクリート床2Aの上に防水シート(防水層の一例)2Bを敷設して構成してある。
前記フレーム1は、例えば、図に示すようなチャンネル部材によって構成することができる。但し、ソーラーパネル等の取付対象物の構造によって、適宜変更することができ、例えば、H形鋼や、溝形鋼や、山形鋼や、筒形鋼(丸筒や角筒)等の形鋼であってもよい。
前記固定具Kは、金属製であり、コンクリート床2に取付自在な取付部3aを備えたベース部3を設け、ベース部3から立ち上がる胴部4aと、胴部4aの上端部でフレーム1を固定自在な固定部4bと、を備えた支持脚部4を設け、防水シート2Bから胴部4aの外周部に沿って立ち上がる状態に設置される防水カバーSの上端縁部を覆うスカート部5を設け、固定部4bにフレーム1を固定した状態において、前記防水カバーSの上端縁部をスカート部5で覆う状態と、覆わない状態とに切替自在なスカート部切替機構6を設けて構成してある。
尚、当該実施形態の固定具Kにおいては、前記スカート部5は、内側の第1スカート部5Aと、外側の第2スカート部5Bとの二つの部材を備えて構成してある。
前記ベース部3は、円板形状に構成してあり、その中央部に、前記支持脚部4が一体に立設されている。
また、外周縁部には、コンクリート床2への固定ネジ部材Vを挿通自在なネジ挿通孔からなる複数の取付部3aが、周方向に間隔をあけて設けてある。
前記支持脚部4は、上述のとおり、ベース部3から立ち上がる状態に立設された胴部4aと、その上端に取り付けられた固定部4bとで構成されている。
前記胴部4aは、ベース部3に立設されている円筒部材7と、この円筒部材7の内周部に螺合する軸部材8とを備えて構成してある。
前記円筒部材7は、軸部材8を螺合自在な雌ネジ部7aが内周部に形成してあり、外周部の上端部には、前記第1スカート部5Aを螺合自在な雄ネジ部7bが形成してある。
円筒部材7の外周部には、図1に示すように、前記防水カバーSが外嵌状態に配置され、雄ネジ部7bの近傍付近まで立ち上がる。そして、防水カバーSの上端縁部には、円筒部材7に防水カバーSの上縁部を密接させるための締付バンドTaや、その周りを覆うシーリング材Tb等が設けられ、円筒部材7と防水カバーSとの間の止水が図られる。この部分をシール部分Tという。
また、雄ネジ部7bに第1スカート部5Aを螺合させることで、シール部分Tを、第1スカート部5Aで覆うことができる。
因みに、前記第1スカート部5Aは、胴部4aから外周側へ鍔状に張り出した張出部5Aaと、その先端から下方へ屈曲した垂下部5Abとで構成してあり、張出部5Aaと垂下部5Abによって、シール部分Tの上側と外側とを覆うように構成されている。また、張出部5Aaの内周部は、バーリング加工を施してあり、円筒部材7の雄ネジ部7bに螺合自在な雌ネジ部5Acが形成してある。この雌ネジ部5Acと、前記雄ネジ部7bとの螺合構造によって、スカート部切替機構6が構成されている。
前記軸部材8は、上端側に、拡径部8aを備え、その下方側の外周面には、円筒部材7の雌ネジ部7aに螺合自在な雄ネジ部8bが形成してある。
拡径部8aの外周面には、前記第2スカート部5Bを螺合自在な雄ネジ部8cが形成してある。この雄ネジ部8cに第2スカート部5Bを螺合させることで、円筒部材7と軸部材8との螺合面や、前記シール部分Tを、第2スカート部5Bで覆うことができる。
因みに、前記第2スカート部5Bは、軸部材8から外周側へ鍔状に張り出した張出部5Baと、その先端から下方へ屈曲した垂下部5Bbとで構成してあり、張出部5Baと垂下部5Bbによって、円筒部材7と軸部材8との螺合面や、シール部分Tの上側と外側とを覆うように構成されている。また、張出部5Baの内周部は、バーリング加工を施してあり、軸部材8の雄ネジ部8cに螺合自在な雌ネジ部5Bcが形成してある。この雌ネジ部5Bcと、前記雄ネジ部8cとの螺合構造によって、スカート部切替機構6が構成されている。
また、軸部材8の長手方向の中間部には、雄ネジを設けてない周溝部8eが設けてある。この周溝部8eは、円筒部材7に対する軸部材8の螺合深さを認識する目印となる。そして、円筒部材7に対する軸部材8の螺合深さを調整することで、胴部4aの長さ、即ち、フレーム1の支持高さを変更調整することができる。円筒部材7の雌ネジ部7aと、軸部材8の雄ネジ部8bとで、長さ変更手段Lが構成されている。
軸部材8の雄ネジ部8bには、円筒部材7と軸部材8との螺合状態をロックするロックナットNが螺合させてある。
軸部材8の上端側には、上端面に開口する雌ねじ穴8fが形成してあり、この雌ねじ穴8fには、前記固定部4bが螺着される。
前記固定部4bは、軸芯どうしの交差角度を変更自在に設けられた上下一対のボルト部9を備えて構成してある。上下一対のボルト部9は、球面連結部(角度変更手段の一例)Jを介して連結してあることで、互いの交差角度を変更でき、また、変更後の交差角度を維持する状態にロックすることもできる。
上下一対のボルト部9のうち、下方のボルト部9Aは、前記軸部材8の雌ねじ穴8fに螺着される。また、下方のボルト部9Aにも、その長手方向の中間部に、雄ネジを設けてない周溝部9aが設けてある。
上下一対のボルト部9のうち、上方のボルト部9Bは、前記球面連結部Jの載置台Ja上に設置されたフレーム1に挿通させ、ナット10を取り付けることで、フレーム1を固定することができる。
当該実施形態の固定具Kの設置状態は、図2に示すとおりであり、スカート部5によってシール部分Tを覆うことで、紫外線劣化の抑制や、風雨に対する防護を図ることができながら、防水カバーSの設置工事や改修工事等の際には、シール部分Tの設置や撤去やメンテナンス等の作業を、図3に示すように、スカート部切替機構6を利用して第1スカート部5Aと第2スカート部5Bとを上方に退避させることで、容易に実施することができる。
また、図4に示すように、長さ変更手段Lや角度変更手段Jによって、フレーム1の支持高さや支持姿勢(角度)を任意に変更調整することができる。
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
〈1〉 前記他物1は、先の実施形態で説明したフレームに限るものではなく、例えば、ソーラーパネルそのものであったり、またその他の取付対象物であってもよく、それらを含めて他物と総称する。
〈2〉 前記防水構造物2の構造は、先の実施形態で説明した屋上に限るものではなく、例えば、傾斜屋根や、壁等であってもよい。従って、防水下地2Aに関しても、先の実施形態で説明したコンクリート床に限るものではない。
〈3〉 前記他物固定具Kは、先の実施形態で説明した形状のみに限るものではなく、適宜、変更が可能である。
また、スカート部5は、先の実施形態で説明した第1スカート部5Aと第2スカート部5Bとの二種類を設けることに限るものではなく、何れか一方のみ、又は、三種類以上の複数設けるものであってもよい。
また、第1スカート部5Aは、円筒部材7に螺合させる取付構造に限らず、例えば、図5に示すように、第2スカート部5Bの内周面に形成した雌ネジ部5Bdに対して螺合自在な雄ネジ部5Adを、第1スカート部5Aの外周部に形成しておき、雄ネジ部5Adを雌ネジ部5Bdに螺合させることで、上下に位置変更自在に構成してあってもよい。
この場合、スカート部切替機構6は、軸部材8の雄ネジ部8cと第2スカート部5Bの雌ネジ部5Bcによる螺合構造に加えて、第1スカート部5Aの雌ネジ部5Adと第2スカート部5Bの雌ネジ部5Bdとの螺合構造によっても構成されている。
また、図5に示す実施形態においては、角度変更手段Jとしては、上方のボルト部9Bの下端部に球状部9Baを備え、下方のボルト部9Aの上端部に、球状部9Baの下面を受ける凹球状部9Aaを備え、下方のボルト部9Aに螺合させて球状部9Baを凹球状部9Aaとの間で挟んで固定するナット部9Cを備えて構成してある。下方のボルト部9Aに対するナット部9Cの螺合が緩い状態においては、上方のボルト部9Bは、取付角度を変更することができ、ナット部9Cを締め込んで球状部9Baを強く挟むことで取付角度を固定することができる。
〈4〉 前記スカート部切替機構6は、先の実施形態で説明した雄ネジ部と雌ネジ部とのネジ嵌合に限るものではなく、例えば、図6に示すように、垂下部11を、上下にスライド移動自在に嵌合筒構造として形成するものであってもよい。この場合、下方側の筒部材が脱落しないようにストッパ(不図示)を設けておくことが好ましい。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
1 フレーム(他物の一例)
2 屋上(防水構造物の一例)
2A コンクリート床(防水下地の一例)
2B 防水シート(防水層の一例)
3 ベース部
3a 取付部
4 支持脚部
4a 胴部
4b 固定部
5 スカート部
6 スカート部切替機構
J 球面連結部(角度変更手段の一例)
L 長さ変更手段
S 防水カバー

Claims (3)

  1. 防水下地の上に防水層を設けてある防水構造物の表面に、他物を固定するための他物固定具であって、
    前記防水下地に取付自在な取付部を備えたベース部を設け、
    前記ベース部から立ち上がる胴部と、前記胴部の先端部で前記他物を固定自在な固定部と、を備えた支持脚部を設け、
    前記防水層から前記胴部の外周部に沿って立ち上がる状態に設置される防水カバーの先端縁部を覆うスカート部を設け、
    前記固定部に前記他物を固定した状態において、前記防水カバーの先端縁部を前記スカート部で覆う状態と、覆わない状態とに切替自在なスカート部切替機構を設けてある他物固定具。
  2. 前記スカート部切替機構は、前記胴部の外周部に、前記胴部の長手方向に位置変更自在に前記スカート部が外嵌する嵌合構造によって構成してある請求項1に記載の他物固定具。
  3. 前記胴部には、その長さを変更自在な長さ変更手段を設け、
    前記固定部には、前記防水下地に対する前記他物の取付角度を変更自在な角度変更手段を設けてある請求項1又は2に記載の他物固定具。
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