JP6510830B2 - 基板処理機構及び小型製造装置 - Google Patents

基板処理機構及び小型製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6510830B2
JP6510830B2 JP2015023057A JP2015023057A JP6510830B2 JP 6510830 B2 JP6510830 B2 JP 6510830B2 JP 2015023057 A JP2015023057 A JP 2015023057A JP 2015023057 A JP2015023057 A JP 2015023057A JP 6510830 B2 JP6510830 B2 JP 6510830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
processing
semiconductor chip
chip
resist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015023057A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016146424A (ja
Inventor
義久 扇子
義久 扇子
翔 武内
翔 武内
成雄 荒崎
成雄 荒崎
幸弘 杉山
幸弘 杉山
晃一 服部
晃一 服部
Original Assignee
リソテック ジャパン株式会社
リソテック ジャパン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リソテック ジャパン株式会社, リソテック ジャパン株式会社 filed Critical リソテック ジャパン株式会社
Priority to JP2015023057A priority Critical patent/JP6510830B2/ja
Publication of JP2016146424A publication Critical patent/JP2016146424A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6510830B2 publication Critical patent/JP6510830B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

この発明は、平面形状が非円形の処理基板の表面に薬液を供給して所望の処理を行う基板処理機構及びこれを用いた小型製造装置に関する。例えば、この発明は、四角形の半導体チップにレジスト膜形成処理を行うレジスト塗布装置等に適用して好適である。
従来より、四角形の処理基板に、スピンコート法を用いてレジスト液を塗布する技術が知られている。このような技術は、例えば、半導体集積回路の三次元積層化プロセスや、液晶表示パネルの製造プロセス等で、使用される。
四角形の処理基板を使用する場合、円形の処理基板の場合と比較して、コーターカップ内で雰囲気ガス(通常は空気)の乱流が発生し易いために、レジスト液の厚さムラが生じ易くなる。
また、処理基板が四角形の場合、その四隅の表面張力が高くなるために、レジスト液が盛り上がって、厚さムラが生じる傾向がある。
レジスト液の厚さムラが生じると、基板上のレジスト膜をフォトリソグラフィ工程でパターニングする際に、加工精度が悪化してしまう。
コーターカップ内での乱流を抑制する技術としては、例えば、下記特許文献1及び2が知られている。
特許文献1の技術では、レジスト排出口の形状を、サイクロイド曲線状とすることで、四角形処理基板の回転に伴ってレジスト排出口で発生する乱流の抑制を図っている。
また、特許文献2の技術では、四角形処理基板の回転速度を非常に低くすることで、四角形処理基板の回転に伴って発生する乱流の抑制を図っている。
特開平5−267145号公報
特開2003−75868号公報
しかしながら、上述の特許文献1及び2の技術では、雰囲気ガスの乱流を抑制する効果が十分でなく、このため、均一な厚さのレジスト膜を四角形処理基板上に形成することは困難である。
また、これら特許文献1及び2の技術によっては、上述のような、処理基板の四隅の表面張力が高くなることに起因するレジスト液の膜厚ムラを防ぐことはできない。
このようなコーターカップ内での乱流による薬液膜厚のバラツキは、四角形の処理基板を使用する場合に限らず、平面形状が非円形の処理基板を使用する場合には、常に生じ得る。
この発明の課題は、平面形状が非円形の処理基板の表面に、均一な厚さの薬液膜を形成することが可能な基板処理機構及びこれを用いた小型製造装置を提供する点にある。
かかる課題を解決するために、請求項1の発明に係る基板処理機構は、平面形状が非円形の処理基板を保持する基板載置台と、該基板載置台を回転させる回転軸を有する回転機構と、前記処理基板の表面に薬液を供給する薬液供給機構とを備え、前記基板載置台の表面の前記回転軸の上方位置には、前記処理基板と略同一の平面形状及び平面寸法を有する、凹状の基板収容部が形成され、該基板収容部には、該処理基板の表面高さがその周囲の該基板載置台の表面高さと略一致するように、該処理基板が収容されるようになっており、前記回転軸は、軸方向に沿った内部に中空部を有しており、該中空部の内部には、前記基板収容部の底面に形成された孔部を通過して昇降し、その上端面で前記処理基板を保持する筒状の基板昇降部材を更に備えており、該基板昇降部材の筒状内部は、真空吸引によって前記処理基板を吸着保持する吸着部となっており、該処理基板を吸着保持した前記基板昇降部材が下降することによって該処理基板が該基板収容部内に収容され、且つ、該処理基板を吸着保持した該基板昇降部材が上昇することによって該処理基板が該基板収容部から取り出されるように構成されたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の構成に加え、前記処理基板を前記基板収容部上まで搬送する基板搬送機構を更に備え、該基板搬送機構の基板保持部は、該処理基板の裏面と接する底面部と、該底面部の周縁部から上方に拡がる方向に傾斜する複数の傾斜面とを有し、該処理基板の周縁部が該傾斜面に沿って滑降して該底面部上に載置されることによって、該処理基板が位置決めされることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記基板収容部から取り出された前記処理基板から、少なくともその側面部に付着した前記薬液を除去する薬液除去機構を更に備え、該処理基板が多角形であり、該薬液除去機構は、該処理基板を所定角度ずつ回転させながら、除去液を浸透させた除去部材で該処理基板の対向する側面部を両側から挟み込む動作を複数回繰り返すことによって、該側面部に付着した該薬液を除去することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れかに記載の構成に加え、前記処理基板は、平面形状が四角形の半導体チップであることを特徴とする。
請求項の発明に係る小型製造装置は、請求項1乃至の何れかに記載の基板処理機構を備えることを特徴とする
請求項1の発明によれば、基板載置台の表面に処理基板と略同一の平面形状及び平面寸法を有する凹状の基板収容部を形成し、その基板収容部に処理基板の表面高さがその周囲の基板載置台の表面高さと略一致するように処理基板を収容する構成としたので、基板処理機構内の気流は、処理基板では無く、基板載置台の回転に支配される。従って、請求項1の発明によれば、処理基板の平面形状が非円形であっても、処理基板の周囲での乱流の発生を十分に抑制して、処理基板上に均一な厚さの薬液膜を形成できる。
更に、請求項1の発明によれば、上述のような構成の基板収容部を設けたことにより、処理基板の周縁部の表面張力が高いために薬液が盛り上がることを防止でき、この点でも、処理基板上に均一な厚さの薬液膜を形成できる。
また更に、請求項の発明によれば、基板収容部の底部に設けられた基板昇降部材を用いて、処理基板を昇降させる構成としたので、簡単な構成で、この処理基板の収容や取り出しが容易となる。
請求項の発明によれば、基板搬送機構の基板保持部に形成された傾斜面を用いて、処理基板をそのまま下降させることで基板収容部に収容されるように位置決めする構成としたので、簡単な構成で、この処理基板の収容や取り出しが容易となる。
請求項の発明によれば、処理基板を所定角度ずつ回転させながら、除去液を浸透させた除去部材で処理基板の対向する側面部を両側から挟み込む動作を複数回繰り返すことによって、それらの側面部に付着した該薬液を除去する構成としたので、処理基板の平面形状が非円形であっても、それらの側面部に付着した該薬液を十分に除去することが可能となる。
請求項の発明によれば、平面形状が四角形の処理基板に対して、均一な厚さの薬液膜を形成できる。
請求項の発明のよれば、上記請求項1乃至の何れかに記載の基板処理機構を備えているので、該基板処理機構の効果を備える小型製造装置を提供できる。
この発明の実施の形態1に係るレジスト塗布装置の全体構造を概略的に示す平面図である。 同実施の形態1に係る搬送ユニットの構成を概略的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図である。 同実施の形態1に係るチップ保持部の構成を模式的に示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB−B’断面図である。 同実施の形態1に係るレジストカップ・ユニットの要部構成を概略的に示す断面図である。 同実施の形態1に係るレジストノズル・ユニットの要部構成を説明するための概念的側面図であり、(a)はレジストノズル、(b)は洗浄ノズルを示している。 同実施の形態1に係るリンスカップ・ユニットの要部構成を概略的に示す断面図である。 同実施の形態1に係るEBRユニットの要部構成を概略的に示す平面図である。 (a)〜(d)共に、同実施の形態1に係るレジスト塗布工程を説明するための概念図である。 (a)〜(d)共に、同実施の形態1に係るレジスト除去工程を説明するための概念図である。
[発明の実施の形態1]
以下、この発明の実施の形態1について、この発明を、四角形の半導体チップ(例えば10mm×10mm)上にレジスト膜を形成する小型のレジスト塗布装置に適用した場合を例に採って説明する。
図1は、この実施の形態1に係るレジスト塗布装置の全体構造を概略的に示す平面図である。
図1に示したように、この実施の形態1では、レジスト塗布装置100の内部に、搬送ユニット110、HMDS(ヘキサメチルジシラザン)処理ユニット120、レジストカップ・ユニット130、レジストノズル・ユニット140、リンスカップ・ユニット150、EBR(Edge Bead Removal)ユニット160、ベーク処理ユニット170等が収容されている。後述するように、この実施の形態1に係るレジスト塗布装置100では、搬送ユニット110が、半導体チップ101を、外部から受け取って、HMDS処理ユニット120、レジストカップ・ユニット130、リンスカップ・ユニット150、ベーク処理ユニット170に順次搬送してそれぞれの処理(後述)を施した後、外部へ搬出する。なお、この実施の形態1では、リンスカップ・ユニット150を用いた処理(すなわちレジスト除去処理)の後でベーク処理ユニット170を用いた処理(すなわちベーク処理)を行う場合を例に採って説明するが、この処理順序を逆に設定する場合もある。
図2は、搬送ユニット110の構成を概略的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図である。
図1及び図2に示したように、搬送ユニット110(この発明の「基板搬送機構」に相当する)は、本体部111と、一対のハンド部112a,112bとを備えている。ハンド部112a,112bの先端部分には、チップ保持部113a,113bが、互いに対向するように形成されている。半導体チップ101は、これらチップ保持部113a,113bに跨がって載置される。ハンド部112a,112bは、互いに遠ざかる方向に開いたり、互いに近づく方向に閉じたりすることができる。図1及び図2は、ハンド部112a,112bが閉じた状態である。搬送ユニット110は、図示しない機構により、本体部111を回転させることができると共に、ハンド部112a,112bを前進・後退させることができる。
図3は、チップ保持部113a,113bの構成を模式的に示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB−B’断面図である。
図3に示したように、チップ保持部113a,113bは、底面部311,321と、傾斜面312,313,314,322,323,324とを備えている。
底面部311,321は、チップ保持部113a,113bの、互いに対向する側面の側に設けられる。最終的には、これらの底面部311,321に跨がる形で、半導体チップ101が載置される。
チップ保持部113aには、傾斜面312〜314が設けられている。図3に示したように、傾斜面312〜314は、それぞれ、底面部311の三辺(チップ保持部113bと対向する辺を除く三辺)から上方に、拡がる方向に傾斜している。同様に、チップ保持部113bには傾斜面322〜324が設けられており、これらの傾斜面322〜324は、それぞれ底面部321の三辺(チップ保持部113aと対向する辺を除く三辺)から上方に拡がる方向に傾斜している。
このような傾斜面312〜314,322〜324を底面部311,321の周囲に設けたことにより、半導体チップ101が底面部311,321からずれた状態で載置された場合でも、半導体チップ101の自重で、その周縁部が傾斜面312〜314,322〜324に沿って滑降して、正しい位置(すなわち、底面部311,321上の位置)に移動する。
図1において、HMDS処理ユニット120は、HMDS処理(すなわち、レジストと半導体チップ101との密着性を向上させるために、半導体チップ101表面のO−H基をHMDSで置換する処理)を行うための機構である。HMDS処理ユニット120は、ホットプレート121と、例えば4本の載置ピン122a〜122dとを備えている。載置ピン122a〜122dは、このホットプレート121の外縁部の内側に略均等に配置されている。これら載置ピン122a〜122dは、図示しない昇降機構によって昇降させることができ、最下降したときにはホットプレート121内に収容される。載置ピン122a〜122dを設けたことで、搬送ユニット110が保持した半導体チップ101をホットプレート121上に載置することや、ホットプレート121上の半導体チップ101を搬送ユニット110に保持させることが、可能になる(後述)。
また、図1において、レジストカップ・ユニット130は、半導体チップ101の表面にレジスト膜を塗布するための機構である。
図4は、レジストカップ・ユニット130の要部構成を概略的に示す断面図である。
図4に示したように、レジストカップ・ユニット130は、回転部410(この発明の「回転機構」に相当する)と、外筒部材420と、カップ部430とを備えている。
回転部410は、中空の回転軸411を備えている。回転軸411は、図示しない駆動機構によって回転される。回転軸411の上端には、半導体チップ101を載置するチップ載置台412(この発明の「基板載置台」に対応する)が設けられている。
チップ載置台412の表面には、凹状のチップ収容部413(この発明の「基板収容部」に相当する)が形成されている。このチップ収容部413は、半導体チップ101と略同一の平面形状(ここでは四角形)及び平面寸法を有する。加えて、チップ収容部413の深さは、半導体チップ101の厚さと略同一である。このため、この実施の形態1では、半導体チップ101を、チップ収容部413に、略隙間無く収容できると共に、この半導体チップ101の表面の高さを、チップ収容部413の周囲のチップ載置台412の表面高さと略一致させることができる。これにより、半導体チップ101の周辺での雰囲気ガス(この実施の形態1では空気)の乱流の発生や、半導体チップ101の四隅でのレジスト液の盛り上がりの発生を抑えることができる。
なお、半導体チップ101及びチップ収容部413における平面形状・平面寸法の一致の程度や、半導体チップ101及びチップ載置台412における表面高さの一致の程度は、上述のような乱流やレジスト液の盛り上がりを従来よりも低減できる程度であれば、この発明に含まれる。
また、この実施の形態1では、チップ載置台412の平面形状を円形としたが、この平面形状は必須では無い。すなわち、半導体チップ101の周辺での上記乱流や、半導体チップ101の四隅でのレジスト液の盛り上がりを低減できれば、チップ載置台412が他の平面形状であってもよい。
回転軸411の内部には、筒状のチップ昇降部材414(この発明の「基板昇降部材」に相当する)が設けられている。このチップ昇降部材414は、チップ収容部413の孔部413aを通過して、昇降する。また、このチップ昇降部材414は、例えば真空チャック等の技術を用いて、その上端面で半導体チップ101を吸着保持できる。後述するように、このチップ昇降部材414を下降させることによって半導体チップ101をチップ収容部413に収容でき、また、このチップ昇降部材414を上昇させることによって半導体チップ101をチップ収容部413から取り出すことができる。
外筒部材420は、回転軸411の外周を囲むように設けられている。この外筒部材420は、半導体チップ101から飛散したレジスト液や洗浄液等が廃液溝415に流入するように、傘状に形成されている。
カップ部430は、カップ筐体431及びカップカバー432を備えている。このカップ部430は、半導体チップ101から飛散したレジスト液や洗浄液等がレジストカップ・ユニット130の外部に飛散することを防ぐために、回転部410及び外筒部材420の外周を覆っている。
なお、この実施の形態1では、チップ収容部413の深さを適当に設定することで、半導体チップ101の表面高さとチップ載置台412の表面高さとを略一致させたが、例えば、チップ昇降部材414を用いて半導体チップ101を適当な高さまで上昇させることで、チップ載置台412の表面高さと略一致させても良い。
図5は、レジストノズル・ユニット140の要部構成を説明するための概念的側面図であり、(a)はレジストノズル、(b)は洗浄ノズルを示している。
図1及び図5に示したように、レジストノズル・ユニット140(この発明の「薬液供給機構」に相当する)は、レジストノズル141と、洗浄ノズル142とを備えている。
レジストノズル141は、レジストカップ・ユニット130内の半導体チップ101に、レジスト液を供給するためのノズルである。レジスト液を供給する際、レジストノズル・ユニット140は、チップ載置台412のチップ収容部413に収容された半導体チップ101の中心部上方までレジストノズル141を回転移動させて、この半導体チップ101上に、レジスト液を滴下させる(図5(a)参照)。半導体チップ101として10mm×10mmを使用する場合、レジスト液の滴下量が非常に少なくて良いので、レジストノズル141として、例えばシリンジ型のものを使用できる。
一方、洗浄ノズル142は、チップ載置台412に洗浄液を供給するためのノズルである。レジスト液塗布後の半導体チップ101がレジストカップ・ユニット130から取り出された後、レジストノズル・ユニット140は、チップ載置台412の上方まで洗浄ノズル142を回転移動させて、洗浄液を噴射することにより、このチップ載置台412(特にチップ収容部413)からレジスト液を除去する(図5(b)参照)。
図6は、リンスカップ・ユニット150の要部構成を概略的に示す断面図である。
図1及び図6に示したように、リンスカップ・ユニット150は、回転部151と、外筒部材152と、カップ部153とを備えている。
回転部151は、図6に示したように、中空の回転軸151aを備えている。回転軸151aは、図示しない駆動機構によって回転及び昇降される。回転軸151aの上端部は、半導体チップ101を載置して中空部を真空引きすることにより、この半導体チップ101を保持する。
外筒部材152は、図6に示したように、回転部151の外周を囲むように設けられている。外筒部材152は、半導体チップ101から飛散したレジスト液や洗浄液等が廃液溝152aに流入するように、傘状に形成されている。
この外筒部材152の上端部には、図6に示したように、環状洗浄ノズル152bが形成される。この環状洗浄ノズル152bには、洗浄液供給路152cから、洗浄液が供給される。この洗浄液は、環状洗浄ノズル152bのノズル口152d上に隆起する。そして、隆起した洗浄液を半導体チップ101の裏面に付着させた後、この半導体チップ101を僅かに上昇させて、回転部151を回転させると、この裏面に付着した洗浄液が遠心力で外方向に広がる。これにより、半導体チップ101の裏面を洗浄できる。
カップ部153は、回転部151及び外筒部材152の外周を覆っており、半導体チップ101から飛散したレジスト液や洗浄液等がリンスカップ・ユニット150の外部に飛散することを防ぐ。
図7は、EBRユニット160の要部構成を概略的に示す平面図である。
図1及び図7に示したように、EBRユニット160(この発明の「薬液除去機構」に相当する)は、ユニット本体161と、EBR開閉アーム162とを備えている。このEBR開閉アーム162は、一対のアーム本体162a,162bを備えている。アーム本体162a,162bの先端には、それぞれ、除去液を浸透させた、平板状の除去部材(ここでは、ラバーシート部材)163a,163bが取り付けられている。なお、除去液は、図示しない浸透用装置を用いて、これら除去部材163a,163bに自動で浸透させることができるが、手動で浸透させることにしてもよい。これらの除去部材163a,163bは、その側面を覆うように枠材164a,164bが取り付けられ、取り付けネジ165a,165bによってアーム本体162a,162bに固定されている。
このEBR開閉アーム162は、ユニット本体161内の駆動機構(図示せず)により、その開閉動作(一対の除去部材163a,163bを近づける動作と遠ざける動作)と、昇降動作(EBR開閉アーム162の垂直方向の位置を変更する動作)とを行うことができる。このような構成によれば、後述のようにして、半導体チップ101の各側面に除去部材163a,163bを当接させることで、これらの除去部材163a,163bに浸透させた除去液を用いて、これら各側面や表裏面周縁部に付着したレジスト液を除去できる。
なお、この実施の形態1では除去部材163a,163bとして平板状のラバーシート部材を使用するが、対象となる半導体チップ101の側面等に順次当接させて、これら側面全域および表裏面周縁部のレジスト液を除去できれば、その材質や形状は任意である。但し、除去部材163a,163bとして、ラバーシート部材等の弾性体を使用する場合には、半導体チップ101が当接された部分を凹ませて、その半導体チップ101の表裏面外周縁部のレジスト液をも除去することができる。
図1において、ベーク処理ユニット170は、半導体チップ101を加熱することによって、レジスト膜を固化するための機構である。ベーク処理ユニット170は、ホットプレート171と、例えば4本の載置ピン172a〜172dとを備えている。載置ピン172a〜172dは、このホットプレート171の外縁部の内側に略均等に配置されており、図示しない昇降機構によって昇降させることができる。
次に、レジスト塗布装置100の動作を説明する。
まず、搬送ユニット110のチップ保持部113a,113bが閉じた状態で、半導体チップ101が、図示しない搬送手段によってレジスト塗布装置100の外部から搬入され、このチップ保持部113a,113b上に載置される(図2参照)。上述のように、チップ保持部113a,113bには傾斜面312〜314,322〜324が設けられているので、半導体チップ101は、その周縁部が傾斜面312〜314,322〜324に沿って滑降し、底面部311,321に跨がる位置に、正確に位置合わせされる(図3参照)。
次に、この搬送ユニット110は、本体部111を回転させ、更に、ハンド部112a,112bを前進させることにより、チップ保持部113a,113bを、HMDS処理ユニット120のホットプレート121上まで移動させる。そして、載置ピン122a〜122dを上昇させ、底面部311,321の間の隙間から半導体チップ101に当接させて持ち上げることで、この半導体チップ101をハンド部112a,112bから離間させる。続いて、このハンド部112a,112bを開いて、後退させる。その後、載置ピン122a〜122dを下降させてホットプレート121内に収容することにより、このホットプレート121上に半導体チップ101が載置される。そして、HMDS処理ユニット120が、半導体チップ101に、HMDS処理を施す。
HMDS処理が終了すると、載置ピン122a〜122dを上昇させて半導体チップ101を下方から持ち上げることで、ホットプレート121から離間させる。そして、搬送ユニット110が、ハンド部112a,112bを開いた状態で、半導体チップ101の直下まで前進させる。そして、このハンド部112a,112bを閉じて、載置ピン122a〜122dを下降させることにより、半導体チップ101をチップ保持部113a,113bで受け取り、載置ピン122a〜122dから離間させる。載置ピン122a〜122dは、その後、所定位置まで下降する。このとき、半導体チップ101は、傾斜面312〜314,322〜324によって、底面部311,321に跨がる位置に正確に位置合わせされる(図3参照)。
続いて、レジスト塗布工程を行うために、半導体チップ101が、レジストカップ・ユニット130に搬送される。図8(a)〜(d)は、この実施の形態1に係るレジスト塗布工程を説明するための概念図である。
搬送ユニット110は、本体部111を回転させ、更に、ハンド部112a,112bを前進させることにより、チップ保持部113a,113bを、レジストカップ・ユニット130の回転部410上まで移動させる。レジストカップ・ユニット130は、この回転部410のチップ昇降部材414を上昇させ、底面部311,321の間の隙間から半導体チップ101に当接させて、この半導体チップ101を吸着保持させる(図8(a)参照)。そして、この半導体チップ101を更に持ち上げることで、この半導体チップ101をハンド部112a,112bから離間させる。続いて、搬送ユニット110が、ハンド部112a,112bを開いて、後退させる。その後、チップ昇降部材414が下降することにより、半導体チップ101がチップ載置台412のチップ収容部413に収容される(図8(b)参照)。この実施の形態では、搬送ユニット110のチップ保持部113a,113bに設けられた傾斜面312〜314,322〜324によって、半導体チップ101が正確に位置合わせされているので(図3参照、この半導体チップ101をチップ収容部413に確実に収容できる。
次に、レジストノズル・ユニット140のレジストノズル141が、半導体チップ101の中央真上付近に移動する。そして、レジストカップ・ユニット130の回転部410に設けられた回転軸411を用いて、半導体チップ101の回転が開始されると共に、レジストノズル141から半導体チップ101の表面にレジスト液が滴下される(図5(a)、図8(b)参照)。これにより、半導体チップ101の表面に、レジスト膜101aが形成される。上述のように、この実施の形態1では、半導体チップ101をチップ収容部413に略隙間無く収容すると共に、この半導体チップ101とチップ載置台412との表面高さが略一致しており、このため、半導体チップ101の表面とチップ載置台412の表面との境界部での雰囲気ガスの乱流や、半導体チップ101の四隅でのレジスト液の盛り上がりがほとんど発生しない。このため、この実施の形態1によれば、このような乱流やレジスト液の盛り上がりに起因したレジスト膜101aの厚さムラが、ほとんど発生しない。
レジスト塗布工程が終了すると、レジストノズル・ユニット140のレジストノズル141が、レジストカップ・ユニット130の上方から退避する。そして、回転部410のチップ昇降部材414が上昇して、半導体チップ101をチップ収容部413から取り出し、カップ部430の上方まで上昇させる(図8(c)参照)。続いて、搬送ユニット110が、ハンド部112a,112bを、開いた状態のままで半導体チップ101の直下まで前進させる。そして、搬送ユニット110は、ハンド部112a,112bを閉じて、チップ昇降部材414を下降させる。これにより、半導体チップ101をハンド部112a,112bで受け取ることができる。チップ昇降部材414は、その後、チップ収容部413の孔部413a内まで下降する。
その後、レジスト液除去工程(EBR処理)に移行する。
なお、レジストカップ・ユニット130内では、後述のリンスカップ・ユニット150での半導体チップ101のレジスト液除去処理(EBR処理)と並行して、チップ載置台412内のチップ収容部413に付着したレジスト液の除去処理が行われる(図8(d)参照)。このレジスト液除去処理では、まず、レジストノズル・ユニット140の洗浄ノズル142が、チップ載置台412に設けられたチップ収容部413の上方に移動する。そして、レジストカップ・ユニット130の回転部410に設けられた回転軸411を用いてチップ載置台412を回転させながら、洗浄ノズル142に洗浄液を噴射させることで、チップ収容部413を洗浄する。レジスト液の除去が終了すると、レジストノズル・ユニット140の洗浄ノズル142は、レジストカップ・ユニット130の上方から退避する。
レジスト液除去工程では、まず、半導体チップ101が、リンスカップ・ユニット150に搬送される。図9(a)〜(d)は、この実施の形態1に係るレジスト除去工程を説明するための概念図である。
搬送ユニット110は、本体部111を回転させることにより、チップ保持部113a,113bを、リンスカップ・ユニット150の回転軸151a上まで移動させる。リンスカップ・ユニット150は、回転軸151aを上昇させ、この回転軸151aの上端部を半導体チップ101に、底面部311,321の間の隙間から当接させて、吸着保持させる。そして、この半導体チップ101を更に持ち上げることで、この半導体チップ101をハンド部112a,112bから離間させる。続いて、搬送ユニット110が、ハンド部112a,112bを開いて、後退させる。その後、回転軸151aを下降させることにより、半導体チップ101がカップ部153内に収容される。
続いて、EBRユニット160のEBR開閉アーム162が、リンスカップ・ユニット150のカップ部153上まで移動する。このとき、EBR開閉アーム162のアーム本体162a,162bは、開いた状態である。次に、回転軸151aが上昇することにより、半導体チップ101が、除去液を自動浸透させた(図示せず)除去部材163a,163bと対向する高さまで上昇する。このとき、除去部材163a,163bと、それらに対向する半導体チップ101の側面とが略平行になるように、その半導体チップ101の回転角が調整される(図9(a)参照)。その後、EBR開閉アーム162が閉じることにより、これら除去部材163a,163bが、半導体チップ101を両側から挟み込む(図9(b)参照)。これにより、この半導体チップ101の、対向する二側面および表裏面周縁部のレジスト液が除去される。その後、EBR開閉アーム162が開くことにより、除去部材163a,163bが、半導体チップ101から離間する。
続いて、除去液を自動浸透させた(図示せず)除去部材163a,163bに、前回の処理(すなわち、図9(a)の処理)でレジスト液が除去されなかった二辺が略平行になるように、回転軸151aが半導体チップ101を90度回転させる。また、EBRユニット160は、除去部材163a,163bの内側面のうち、前回の処理で使用されなかった部分が、半導体チップ101の二辺と対向するように、回転軸151aの高さを変更する(図9(c)参照)。そして、EBR開閉アーム162が閉じることにより、これら除去部材163a,163bの未使用部分で、半導体チップ101を両側から挟み込む。これにより、この半導体チップ101の、新たな二側面および表裏面周縁部のレジスト液が除去される。その後、EBR開閉アーム162が開くことにより、除去部材163a,163bが、半導体チップ101から離間する。なお、二枚目以降の半導体チップ101においては、1回目の処理から、その都度、EBR開閉アーム162の高さを変更して、常に、除去部材163a,163bの内側面の未使用部分を半導体チップ101のレジスト液除去に使用することが望ましい。
次に、回転軸151aが下降することにより、半導体チップ101が、環状洗浄ノズル152bのノズル口152dに近接する位置まで下降する。その際、EBR開閉アーム162が、このリンスカップ・ユニット150の上方から退避する。そして、上述した方法で、半導体チップ101の裏面洗浄を行う(図9(d)参照)。
上述したように、これらの一連のレジスト液除去処理(EBR処理、図9(a)〜(d)参照)と並行して、レジストカップ・ユニット130内で、チップ載置台412のチップ収容部413に付着したレジスト液を除去するための洗浄処理が行われる(図8(d)参照)。
一方、リンスカップ・ユニット150でのレジスト液除去処理が終了すると、回転軸151aが上昇して、半導体チップ101をカップ部153の上方まで上昇させる。続いて、搬送ユニット110が、チップ保持部113a,113bを開いた状態のまま、ハンド部112a,112bを、半導体チップ101の直下まで前進させて、チップ保持部113a,113bを閉じ、更に、回転軸151aを下降させる。これにより、半導体チップ101チップ保持部113a,113bで受け取ることができる。回転軸151aは、その後、カップ部153内まで下降する。
続いて、搬送ユニット110は、ハンド部112a,112bを後退させ、更に、本体部111を回転させることにより、ベーク処理ユニット170へ向き、更に、ハンド部112a,112bを前進させ、チップ保持部113a,113bを、ベーク処理ユニット170のホットプレート171上まで移動させる。そして、ベーク処理ユニット170が、載置ピン172a〜172dを用い、HMDS処理ユニット120の場合と同様にして、このホットプレート171上に半導体チップ101を載置する。その後、ベーク処理ユニット170により、半導体チップ101に、ベーク処理が施される。
ベーク処理が終了すると、HMDS処理ユニット120の場合と同様にして、ホットプレート171上の半導体チップ101を、搬送ユニット110のチップ保持部113a,113bが受け取る。
続いて、搬送ユニット110は、ハンド部112a,112bを後退させ、更に、本体部111を回転させることにより、チップ保持部113a,113bを、初期位置まで移動させる。その後、半導体チップ101が、図示しない搬送手段によってレジスト塗布装置100の外部に搬出される。
以上により、レジスト塗布装置100のレジスト塗布処理が終了する。
このように、この実施の形態1によれば、チップ載置台412の表面に半導体チップ101と略同一の平面形状及び平面寸法を有する凹状のチップ収容部413を形成し、そのチップ収容部413に半導体チップ101の表面高さがその周囲のチップ載置台412の表面高さと略一致するように半導体チップ101を収容する構成とした。このため、レジストカップ・ユニット130内での気流は、半導体チップ101では無く、チップ載置台412の回転に支配され、従って、この半導体チップ101の平面形状が非円形であるにも拘わらず、乱流の発生を十分に抑制して、半導体チップ101上に均一な厚さのレジスト膜を形成できる。
更に、この実施の形態1によれば、チップ収容部413を設けたことにより、半導体チップ101の四隅の表面張力が高くなってレジスト液が盛り上がることを防止でき、この点でも、半導体チップ101上に均一な厚さのレジスト膜を形成できる。
この実施の形態1によれば、チップ収容部413の底部に設けられたチップ昇降部材414を用いて半導体チップ101を昇降させる構成としたので、この半導体チップ101の収容や取り出しが容易となる。
この実施の形態1によれば、搬送ユニット110のチップ保持部113a,113bに形成された傾斜面312〜314,322〜324を用いて、半導体チップ101をそのまま下降させることでチップ収容部413に収容されるように位置決めする構成としたので、半導体チップ101の収容や取り出しが容易となる。
この実施の形態1によれば、半導体チップ101を90度回転させつつ、除去部材163a,163bで半導体チップ101の対向側面部を両側から挟み込む動作を複数回(この実施の形態では2回)繰り返すことで、それらの側面部や表裏面周縁部に付着したレジスト液を除去する構成としたので、半導体チップ101の平面形状が四角形であるにも拘わらず、それら4個の側面部や表裏面周縁部に付着したレジスト液を十分に除去できる。
なお、この実施の形態1では、半導体チップを扱う小型のレジスト塗布装置を例に採って説明したが、この発明は、他の種類の基板(例えばガラス基板やサファイア基板等の絶縁性基板や、アルミニウム基板等の導電性基板)を用いる製造装置にも適用でき、更には、大型の製造装置にも適用できる。
また、この実施の形態1では、この発明をレジスト塗布装置に適用した場合を例に採って説明したが、例えばフォトリソグラフィ工程で使用する現像装置等、他の基板処理を行う装置にも適用できる。
加えて、この実施の形態1では、この発明を、平面形状が四角形の処理基板に使用する場合を例に採って説明したが、平面形状が他の形状(例えば、他の多角形や楕円形等)の処理基板を扱う装置にも適用できる。
100 レジスト塗布装置
101 半導体チップ
110 搬送ユニット
111 本体部
112a,112b ハンド部
113a,113b チップ保持部
120 HMDS処理ユニット
122a〜122d,172a〜172d 載置ピン
130 レジストカップ・ユニット
140 レジストノズル・ユニット
141 レジストノズル
142 洗浄ノズル
150 リンスカップ・ユニット
151 回転部
151a 回転軸
152 外筒部材
152b 環状洗浄ノズル
152c 洗浄液供給路
152d ノズル口
153 カップ部
160 EBRユニット
161 ユニット本体
162 EBR開閉アーム
162a,162b アーム本体
163a,163b 除去部材
170 ベーク処理ユニット
311,321 底面部
312〜314,322,324 傾斜面
410 回転部
411 回転軸
412 チップ載置台
413 チップ収容部
413a 孔部
414 チップ昇降部材
420 外筒部材
430 カップ部

Claims (5)

  1. 平面形状が非円形の処理基板を保持する基板載置台と、該基板載置台を回転させる回転軸を有する回転機構と、前記処理基板の表面に薬液を供給する薬液供給機構とを備え、
    前記基板載置台の表面の前記回転軸の上方位置には、前記処理基板と略同一の平面形状及び平面寸法を有する、凹状の基板収容部が形成され、
    該基板収容部には、該処理基板の表面高さがその周囲の該基板載置台の表面高さと略一致するように、該処理基板が収容されるようになっており、
    前記回転軸は、軸方向に沿った内部に中空部を有しており、
    該中空部の内部には、前記基板収容部の底面に形成された孔部を通過して昇降し、その上端面で前記処理基板を保持する筒状の基板昇降部材を更に備えており、
    該基板昇降部材の筒状内部は、真空吸引によって前記処理基板を吸着保持する吸着部となっており、
    該処理基板を吸着保持した前記基板昇降部材が下降することによって該処理基板が該基板収容部内に収容され、且つ、該処理基板を吸着保持した該基板昇降部材が上昇することによって該処理基板が該基板収容部から取り出されるように構成されたことを特徴とする基板処理機構。
  2. 前記処理基板を前記基板収容部上まで搬送する基板搬送機構を更に備え、
    該基板搬送機構の基板保持部は、該処理基板の裏面と接する底面部と、該底面部の周縁部から上方に拡がる方向に傾斜した複数の傾斜面とを有し、
    該処理基板の周縁部が該傾斜面に沿って滑降して該底面部上に載置されることによって、該処理基板が位置決めされる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板処理機構。
  3. 前記基板収容部から取り出された前記処理基板から、少なくともその側面に付着した前記薬液を除去する薬液除去機構を更に備え、
    該処理基板が多角形であり、
    該薬液除去機構は、該処理基板を所定角度ずつ回転させながら、除去液を自動浸透させた除去部材で該処理基板の対向する側面部を両側から挟み込む動作を複数回繰り返すことによって、該側面部に付着した該薬液を除去する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の基板処理機構。
  4. 前記処理基板は、平面形状が四角形の半導体チップであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の基板処理機構。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の基板処理機構を備えることを特徴とする小型製造装置。
JP2015023057A 2015-02-09 2015-02-09 基板処理機構及び小型製造装置 Active JP6510830B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015023057A JP6510830B2 (ja) 2015-02-09 2015-02-09 基板処理機構及び小型製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015023057A JP6510830B2 (ja) 2015-02-09 2015-02-09 基板処理機構及び小型製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016146424A JP2016146424A (ja) 2016-08-12
JP6510830B2 true JP6510830B2 (ja) 2019-05-08

Family

ID=56686515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015023057A Active JP6510830B2 (ja) 2015-02-09 2015-02-09 基板処理機構及び小型製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6510830B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6353925A (ja) * 1986-08-23 1988-03-08 Shinetsu Sekiei Kk レジストのマスク塗布方法
JPH081921B2 (ja) * 1990-01-13 1996-01-10 東京エレクトロン株式会社 半導体製造装置
JP3774314B2 (ja) * 1998-02-24 2006-05-10 東京エレクトロン株式会社 基板の保持装置
JP3254584B2 (ja) * 2000-07-14 2002-02-12 東京エレクトロン株式会社 処理システム
JP3995236B2 (ja) * 2002-07-01 2007-10-24 株式会社アドバンスト・ディスプレイ 基板端面洗浄装置、基板端面洗浄方法及び半導体装置の製造方法
JP3890026B2 (ja) * 2003-03-10 2007-03-07 東京エレクトロン株式会社 液処理装置および液処理方法
JP4113480B2 (ja) * 2003-08-29 2008-07-09 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置及び基板処理方法
JP2009043838A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 M Setek Co Ltd 薬液塗布装置
WO2014087761A1 (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 リソテックジャパン株式会社 基板処理機構及びこれを用いた小型製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016146424A (ja) 2016-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970000698B1 (ko) 기판반송장치
TWI255498B (en) Substrate treating apparatus
KR102125606B1 (ko) 기판 처리 장치
JP4313284B2 (ja) 基板処理装置
TW201622037A (zh) 基板處理裝置
JP6761860B2 (ja) 塗布処理装置、塗布処理方法及びコンピュータ記憶媒体
WO2019012967A1 (ja) 基板保持装置
TWI733875B (zh) 雙層式的膠帶框架的清洗組件
WO2014201726A1 (zh) 一种液晶面板的切割装置及切割方法
JP4091340B2 (ja) 基板処理装置
JP6510830B2 (ja) 基板処理機構及び小型製造装置
JP4347766B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP3971132B2 (ja) 基板処理装置
JP2010168653A (ja) 基板反転装置、真空成膜装置及び基板反転方法
JP6373803B2 (ja) 基板処理装置、基板処理方法および記憶媒体
KR20180130864A (ko) 기판 처리 장치 및 방법
JP6364274B2 (ja) 除去方法、除去装置および印刷システム
KR20210006566A (ko) 기판 처리 장치
JP5767361B1 (ja) 基板処理装置
JP2008114342A (ja) 基板加工機のワークローダ
KR101757814B1 (ko) 대기 포트 및 이를 가지는 기판 처리 장치
JP2005123642A (ja) 搬送機構および搬送方法
JP7111472B2 (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP5977044B2 (ja) 印刷装置および印刷方法
JP4799640B2 (ja) 現像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6510830

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250