JP6510543B2 - スプールバルブ - Google Patents

スプールバルブ

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JP6510543B2 JP2016550307A JP2016550307A JP6510543B2 JP 6510543 B2 JP6510543 B2 JP 6510543B2 JP 2016550307 A JP2016550307 A JP 2016550307A JP 2016550307 A JP2016550307 A JP 2016550307A JP 6510543 B2 JP6510543 B2 JP 6510543B2
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    • Y10T137/86694Piston valve
    • Y10T137/8671With annular passage [e.g., spool]

Description

本発明は、流体圧力の制御に用いられるスプールバルブに関する。
自動車などの各種機器においては、油圧などの流体圧力を制御するために、ソレノイドなどのアクチュエータによって駆動されるスプールバルブが広く用いられている。スプールバルブにおいては、流体の流れによって生じる力がスプールに対して作用することにより、制御に悪影響を及ぼすことがある。そこで、そのような力がスプールに対して作用することを抑制させるために、流体の流れる方向を案内させる構造を設けるなどの対策が取られている(特許文献1参照)。以下、図7を参照して、従来例に係るスプールバルブについて説明する。図7は従来例に係るスプールバルブにおける主要構成部付近を示す模式的断面図である。
従来例に係るスプールバルブ600は、バルブスリーブ610と、バルブスリーブ610内を軸線方向に往復移動するスプール620とを備えている。スプール620は、ソレノイドなどのアクチュエータによって駆動される。
バルブスリーブ610は、入力ポートP61と、出力ポートP62と、排出ポートP63とを備えている。また、バルブスリーブ610の内周面には、入力ポートP61を介して出力ポートP62とは反対側に設けられる第1環状凸部611と、入力ポートP61と出力ポートP62との間に設けられる第2環状凸部612と、出力ポートP62と排出ポートP63との間に設けられる第3環状凸部613とが備えられている。
スプール620は、入力ポートP61側から排出ポートP63側に向かって順に、第1ランド部621と、第1小径部622と、ガイド部623と、第2小径部624と、第2ランド部625とを備えている。
そして、スプール620は、出力ポートP62から所望の圧力の流体を排出させる第1位置と、排出ポートP63から流体を排出させる第2位置に移動可能に構成されている。図7はスプール620が第1位置に位置する場合を示している。この場合、第1ランド部621の外周面が、第1環状凸部611の内周面に対しては接し、かつ第2環状凸部612からは離れた状態となり、第2ランド部625の外周面が第3環状凸部613の内周面に対して接した状態となる。そのため、入力ポートP61から出力ポートP62に至る流路が形成される。また、出力ポートP62から排出ポートP63に至る流路は遮断される。これにより、入力ポートP61から流入された流体が、出力ポートP62から排出される(図中、矢印R10参照)。
なお、スプール620が、図中、更に左側の第2位置に移動した場合には、第1ランド部621の外周面が第2環状凸部612の内周面に接し、第2ランド部625の外周面が第3環状凸部613から離れた状態となる。そのため、入力ポートP61から出力ポートP62に至る流路が遮断される。また、出力ポートP62から排出ポートP63に至る流路が形成される。これにより、排出ポートP63から流体が排出される。
そして、この従来例においては、ガイド部623から第1ランド部621側に向かって徐々に縮径するテーパ面623aが設けられている。これにより、入力ポートP61から流入した流体は、出力ポートP62に向かってスムーズに流れていく。これにより、流体の流れによって生じる力がスプール620に対して作用して、流体圧力制御に悪影響を及ぼすことを抑制させることができる。
しかしながら、上記のように構成された従来例に係るスプールバルブ600においても、流体の一部は、ガイド部623を介してテーパ面623aとは反対側の領域X内へと流れ込んでしまう。従って、領域X内の流体圧力によって、スプール620を入力ポートP61側に向けて押す力が働き、流体圧力制御に悪影響を及ぼしてしまう。以上のことから、未だ改善の余地が残っている。
特開2011−236964号公報
本発明の目的は、スプールに対して作用する流体圧力を原因とする流体圧力制御への悪影響を抑制可能なスプールバルブを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のスプールバルブは、
バルブスリーブ内を往復移動するスプールを備えるスプールバルブにおいて、
前記バルブスリーブは、
入力用の流路に繋がるように配置される入力ポートと、
出力用の流路に繋がるように配置され、前記入力ポートから流入された流体を前記出力用の流路に排出するための出力ポートと、
排出用の流路に繋がるように配置される排出ポートと、
前記出力用の流路に繋がるように配置され、前記排出ポートから流体を排出させるために前記バルブスリーブ内に流体を導くための導入ポートと、を備え、
前記スプールには、
該スプールが、前記入力ポート及び出力ポートを介して前記入力用の流路と出力用の流路とを繋ぎ、かつ前記出力用の流路から排出用の流路に至る流路を遮断する位置に位置する場合、
及び該スプールが、前記導入ポート及び排出ポートを介して前記出力用の流路と排出用の流路とを繋ぎ、かつ前記入力用の流路から出力用の流路に至る流路を遮断する位置に位置する場合に、
前記出力ポートと導入ポートとの間の位置で、前記スプールとバルブスリーブとの間を遮断する遮断部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、入力ポート及び出力ポートを介して入力用の流路と出力用の流路とが繋がれた状態では、出力ポートと導入ポートとの間の位置で、スプールとバルブスリーブとの間が遮断部により遮断される。これにより、入力用の流路から出力用の流路へと流体が流れる際に、遮断部を介して、出力ポートとは反対側に流体が回りこんでしまうことを抑制することができる。従って、入力用の流路から出力用の流路へと流体が流れる際に、スプールが、遮断部を介して出力ポートとは反対側から流体圧力を受けてしまうことを抑制できる。
また、導入ポート及び排出ポートを介して出力用の流路と排出用の流路とが繋がれた状態では、出力ポートと導入ポートとの間の位置で、スプールとバルブスリーブとの間が遮断部により遮断される。これにより、出力用の流路から排出用の流路へと流体が流れる際に、遮断部を介して、排出ポートとは反対側に流体が回りこんでしまうことを抑制することができる。従って、出力用の流路から排出用の流路へと流体が流れる際に、スプールが、遮断部を介して排出ポートとは反対側から流体圧力を受けてしまうことを抑制できる。
前記遮断部は、前記入力ポート側に設けられる入力側ランド部と、前記出力ポート側に設けられる出力側ランド部との間に配置されると共に、
前記遮断部の外径は、入力側ランド部の外径と等しくなるように設定されているとよい。
これにより、入力用の流路から出力用の流路へと流体が流れる際に、入力側ランド部に対して軸線方向に作用する流体圧力と、遮断部に対して軸線方向に作用する流体圧力を、逆向きかつ略同じ力とすることができる。従って、流体圧力によるスプールに対する軸線方向の力の影響をほぼなくすことができる。
前記遮断部から入力側ランド部側に向かって徐々に縮径するように設けられ、前記入力ポートから出力ポートに向かう流体の流れを案内する傾斜面が設けられているとよい。
これにより、入力用の流路から出力用の流路へと流体が流れる際に、流体の流れによって生じる力がスプールに対して作用することを抑制できる。
前記遮断部から出力側ランド部側に向かって徐々に縮径するように設けられ、前記導入ポートから排出ポートに向かう流体の流れを案内する傾斜面が設けられているとよい。
これにより、出力用の流路から排出用の流路へと流体が流れる際に、流体の流れによって生じる力がスプールに対して作用することを抑制できる。
前記出力用の流路から分岐されている流路に繋がるように配置され、入力側ランド部における出力側ランド部とは反対側の空間、または出力側ランド部における入力側ランド部とは反対側の空間に流体を導くためのフィードバックポートが設けられているとよい。
これにより、スプールに対して作用する流体圧力を調整することができる。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、スプールに対して作用する流体圧力を原因とする流体圧力制御への悪影響を抑制することができる。
図1は本発明の実施例1に係るスプールバルブを備えるソレノイドバルブの模式的断面図である。 図2は本発明の実施例1に係るスプールバルブの模式的断面図である。 図3は本発明の実施例1に係るスプールバルブの模式的断面図である。 図4は本発明の実施例2に係るスプールバルブを備えるソレノイドバルブの模式的断面図である。 図5は本発明の実施例3に係るスプールバルブを備えるソレノイドバルブの模式的断面図である。 図6は本発明の実施例4に係るスプールバルブを備えるソレノイドバルブの模式的断面図である。 図7は従来例に係るスプールバルブにおける主要構成部付近を示す模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1〜図3を参照して、本発明の実施例1に係るスプールバルブについて説明する。なお、本実施例においては、ソレノイドバルブにスプールバルブが適用された場合を例にして説明する。つまり、本実施例においては、スプールを駆動するアクチュエータはソレノイドである。
<ソレノイドバルブの全体構成>
特に、図1を参照して、本発明の実施例1に係るスプールバルブを備えるソレノイドバルブの全体構成について説明する。図1は本発明の実施例1に係るスプールバルブを備えるソレノイドバルブの模式的断面図である。ただし、図1においては、スプールバルブについてのみ、中心軸線を含む面で切断した断面を模式的に示しており、ソレノイドについては外観を簡略的に示している。また、図1には、ソレノイドバルブが取り付けられる装置側に設けられている流路の一部を模式的に示している。
ソレノイドバルブ100は、スプールバルブ200と、ソレノイド300とから構成される。ソレノイド300については、各種の公知技術を適用可能であるので、ここではその説明は省略する。ここで、本実施例に係るソレノイドバルブ100は、流体圧力を制御するために用いられる。ソレノイドバルブ100が取り付けられる装置には、入力用の流路T1と、出力用の流路T2と、排出用の流路T3が設けられている。
入力用の流路T1には所定の圧力に設定された流体が流れるように構成されている。そして、ソレノイドバルブ100によって、入力用の流路T1と出力用の流路T2とが繋がった状態になると、出力用の流路T2内に流体が流れることによって、出力用の流路T2内の流体圧力が制御される。例えば、出力用の流路T2内の流体圧力を入力用の流路T1内を流れる流体圧力と等しくすることができる。また、ソレノイドバルブ100によって、出力用の流路T2と排出用の流路T3とが繋がった状態になると、出力用の流路T2を流れる流体は排出用の流路T3に排出される。これにより、出力用の流路T2内を流れる流体圧力を低下させることができる。更に、ソレノイド300に対するオンオフ時間を制御することによって、出力用の流路T2内の流体圧力が、入力用の流路T1内の流体圧力よりも低い値となるように制御することも可能である。
スプールバルブ200は、バルブスリーブ210と、バルブスリーブ210内を軸線方向に往復移動するスプール220とを備えている。スプール220は、上記の通り、ソレノイド300によって駆動される。また、バルブスリーブ210におけるソレノイド300と反対側の端部には、蓋230が固定されている。また、この蓋230には、スプール220をソレノイド300側に向かって付勢するスプリング240が取り付けられている。ソレノイド300に設けられた不図示のコイルに対して電流を流している際(ソレノイド300がオンの際)には、スプール220はスプリング240の付勢力に抗して図1中左側に移動する。そして、上記コイルに対して電流を流していない際(ソレノイド300がオフの際)には、スプール220はスプリング240の付勢力によって図1中右側に移動する。また、蓋230には、漏れた流体をスプールバルブ200の外部に逃がすための貫通孔231が設けられている。
バルブスリーブ210は、入力ポートP10と、出力ポートP21と、導入ポートP22と、排出ポートP30とを備えている。ソレノイドバルブ100が装置に取付けられた状態においては、入力ポートP10は入力用の流路T1に繋がるように配置され、排出ポートP30は排出用の流路T3に繋がるように配置される。そして、出力ポートP21と導入ポートP22は、いずれも出力用の流路T2に繋がるように配置される。ここで、出力ポートP21は、入力ポートP10から流入された流体を出力用の流路T2に排出するための役割を担っている。また、導入ポートP22は、排出ポートP30から流体を排出させるために、出力用の流路T2からバルブスリーブ210内に流体を導くための役割を担っている。
また、バルブスリーブ210の内周面には、入力ポートP10を介して出力ポートP21とは反対側に設けられる第1環状凸部211と、入力ポートP10と出力ポートP21との間に設けられる第2環状凸部212と、出力ポートP21と導入ポートP22との間に設けられる第3環状凸部213と、導入ポートP22と排出ポートP30との間に設けられる第4環状凸部214と、排出ポートP30を介して導入ポートP22とは反対側に設けられる第5環状凸部215とが備えられている。
これにより、隣り合う環状凸部の間には、環状の溝がそれぞれ形成される。つまり、隣り合う環状凸部の間には、スプール220の外周面とバルブスリーブ210の内周面との間に環状の隙間がそれぞれ形成される。これにより、各ポートにおけるバルブスリーブ210の内周面側への開口部は、これらの環状隙間にそれぞれ開口している。従って、各ポートを介して、バルブスリーブ210の内部側と外部側との流体の流れをスムーズにすることができる。なお、本実施例においては、上記複数の環状凸部の内径はいずれも等しくなるように設定されている。
スプール220は、入力ポートP10側から排出ポートP30側に向かって順に、第1小径部221と、入力側ランド部としての第1ランド部222と、第2小径部223と、遮断部としての第2ランド部224と、第3小径部225と、出力側ランド部としての第3ランド部226とを備えている。第1小径部221は、ソレノイド300に設けられた不図示のプランジャや、プランジャに対して固定されるロッドなどに固定される。これにより、ソレノイド300によって、スプール220を往復移動させることができる。
本実施例においては、第1ランド部222,第2ランド部224、及び第3ランド部226の外径は、第1小径部221,第2小径部223、及び第3小径部225の外径よりも大きく設定され、かついずれも等しくなるように設定されている。また、第1ランド部222,第2ランド部224、及び第3ランド部226の外径は、第1環状凸部211,第2環状凸部212,第3環状凸部213,第4環状凸部214、及び第5環状凸部215の内径と略等しくなるように設定されている。これにより、第1ランド部222の外周面は、第1環状凸部211の内周面と第2環状凸部212の内周面に対して摺動可能となっている。また、第2ランド部224の外周面は、第3環状凸部213の内周面に対して摺動可能となっている。更に、第3ランド部226の外周面は、第4環状凸部214の内周面と第5環状凸部215の内周面に対して摺動可能となっている。
また、スプール220には、第2ランド部224から第1ランド部222側に向かって徐々に縮径する傾斜面224aが設けられている。なお、本実施例では、傾斜面224aはテーパ面により構成されている。ただし、この傾斜面224aは、第2ランド部224から第1ランド部222側に向かって徐々に縮径する傾斜面であれば、テーパ面でなくてもよい。
<スプールバルブの動作説明>
特に、図2及び図3を参照して、本実施例に係るスプールバルブ200の動作について説明する。本実施例に係るスプール220は、出力ポートP21から所望の圧力の流体を排出させる第1位置と、排出ポートP30から流体を排出させる第2位置に移動可能に構成されている。図2はスプール220が第1位置に位置する場合を示し、図3はスプール220が第2位置に位置する場合を示している。
まず、図2を参照して、スプール220が第1位置に位置する場合について説明する。この場合、第1ランド部222の外周面が、第1環状凸部211の内周面に対しては接し、かつ第2環状凸部212からは離れた状態となり、第3ランド部226の外周面が第4環状凸部214の内周面に対して接した状態となる。そのため、入力ポートP10から出力ポートP21に至る流路が形成される。また、導入ポートP22から排出ポートP30に至る流路は遮断される。これにより、入力ポートP10から流入された流体が、出力ポートP21から排出される(図中、矢印R1参照)。
ここで、本実施例においては、スプール220が第1位置に位置する場合には、第2ランド部224の外周面が第3環状凸部213の内周面に接した状態となる。これにより、出力ポートP21と導入ポートP22との間の位置で、スプール220とバルブスリーブ210との間が遮断される。
次に、図3を参照して、スプール220が第2位置に位置する場合について説明する。この場合、第1ランド部222の外周面が第2環状凸部212の内周面に接し、第3ランド部226の外周面が第4環状凸部214から離れた状態となる。そのため、入力ポートP10から出力ポートP21に至る流路が遮断される。また、導入ポートP22から排出ポートP30に至る流路が形成される。これにより、排出ポートP30から流体が排出される(図中、矢印R2参照)。
ここで、本実施例においては、スプール220が第2位置に位置する場合には、第2ランド部224の外周面が第3環状凸部213の内周面に接した状態となる。これにより、出力ポートP21と導入ポートP22との間の位置で、スプール220とバルブスリーブ210との間が遮断される。
なお、本実施例においては、特に図示はしないが、スプール220が第1位置と第2位置との中間に位置する場合に、第1ランド部222の外周面が第2環状凸部212の内周面に接し、かつ第3ランド部226の外周面が第4環状凸部214の内周面に対して接した状態となる。これにより、入力ポートP10から出力ポートP21に至る流路が遮断され、かつ導入ポートP22から排出ポートP30に至る流路も遮断された状態となる。従って、出力用の流路T2内の流体圧力を一定に保つことが可能となる。
<本実施例に係るスプールバルブの優れた点>
本実施例に係るスプールバルブ200によれば、入力ポートP10及び出力ポートP21を介して入力用の流路T1と出力用の流路T2とが繋がれた状態では、出力ポートP21と導入ポートP22との間の位置で、スプール220とバルブスリーブ210との間が第2ランド部224により遮断される。これにより、入力用の流路T1から出力用の流路T2へと流体が流れる際に、第2ランド部224を介して、出力ポートP21とは反対側に流体が回りこんでしまうことを抑制することができる。従って、入力用の流路T1から出力用の流路T2へと流体が流れる際に、スプール220が、第2ランド部224を介して出力ポートP21とは反対側から流体圧力を受けてしまうことを抑制できる。これにより、スプール220に対して作用する流体圧力を原因とする流体圧力制御への悪影響を抑制することが可能となる。
また、導入ポートP22及び排出ポートP30を介して出力用の流路T2と排出用の流路T3とが繋がれた状態では、出力ポートP21と導入ポートP22との間の位置で、スプール220とバルブスリーブ210との間が第2ランド部224により遮断される。これにより、出力用の流路T2から排出用の流路T3へと流体が流れる際に、第2ランド部224を介して、排出ポートP30とは反対側に流体が回りこんでしまうことを抑制することができる。従って、出力用の流路T2から排出用の流路T3へと流体が流れる際に、スプール220が、第2ランド部224を介して排出ポートP30とは反対側から流体圧力を受けてしまうことを抑制できる。
また、本実施例においては、第1ランド部222の外径と、第2ランド部224の外径は等しくなるように設定されている。これにより、入力用の流路T1から出力用の流路T2へと流体が流れる際に、第1ランド部222に対して軸線方向に作用する流体圧力と、第2ランド部224に対して軸線方向に作用する流体圧力を、逆向きかつ略同じ力とすることができる。従って、流体圧力によるスプール220に対する軸線方向の力の影響をほぼなくすことができる。
また、本実施例においては、第2ランド部224の外径と、第3ランド部226の外径も等しくなるように設定されている。これにより、出力用の流路T2から排出用の流路T3へと流体が流れる際に、第2ランド部224に対して軸線方向に作用する流体圧力と、第3ランド部226に対して軸線方向に作用する流体圧力を、逆向きかつ略同じ力とすることができる。従って、流体圧力によるスプール220に対する軸線方向の力の影響をほぼなくすことができる。
更に、本実施例においては、スプール220に、第2ランド部224から第1ランド部222側に向かって徐々に縮径する傾斜面224aが設けられている。これにより、入力ポートP10から出力ポートP21に向かう流体の流れが案内される。従って、入力用の流路T1から出力用の流路T2へと流体が流れる際に、流体の流れによって生じる力がスプール220に対して作用することを抑制できる。
(実施例2)
図4には、本発明の実施例2が示されている。上記実施例1では、第2ランド部から第1ランド部側に向かって徐々に縮径する傾斜面を設ける場合の構成について示したが、本実施例においては、更に、第2ランド部から第3ランド部側に向かって徐々に縮径する傾斜面も設ける場合の構成について示す。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図4は本発明の実施例2に係るスプールバルブを備えるソレノイドバルブの模式的断面図である。ただし、図4においては、スプールバルブについてのみ、中心軸線を含む面で切断した断面を模式的に示しており、ソレノイドについては外観を簡略的に示している。
本実施例に係るスプール220には、上記実施例1で示した構成に加えて、第2ランド部224から第3ランド部226側に向かって徐々に縮径する傾斜面224bが設けられている。なお、本実施例では、傾斜面224bはテーパ面により構成されている。ただし、この傾斜面224bは、第2ランド部224から第3ランド部226側に向かって徐々に縮径する傾斜面であれば、テーパ面でなくてもよい。
スプール220についてのその他の構成、スプール220以外のバルブスリーブ210等の構成については、上記実施例1に示す構成と同一であるので、その説明は省略する。
本実施例に係るスプールバルブ200においても、上記実施例1の場合と同様の作用効果を得ることができる。また、本実施例に係るスプールバルブ200の場合には、スプール220に、第2ランド部224から第3ランド部226側に向かって徐々に縮径する傾斜面224bが設けられている。これにより、導入ポートP22から排出ポートP30に向かう流体の流れが案内される。従って、出力用の流路T2から排出用の流路T3へと流体が流れる際に、流体の流れによって生じる力がスプール220に対して作用することを抑制できる。
(実施例3)
図5には、本発明の実施例3が示されている。上記実施例1では、第2ランド部から第1ランド部側に向かって徐々に縮径する傾斜面を設ける場合の構成について示したが、本実施例においては、そのような傾斜面が設けられない場合の構成について示す。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図5は本発明の実施例3に係るスプールバルブを備えるソレノイドバルブの模式的断面図である。ただし、図5においては、スプールバルブについてのみ、中心軸線を含む面で切断した断面を模式的に示しており、ソレノイドについては外観を簡略的に示している。
本実施例に係るスプール220においては、第2ランド部224の両側には傾斜面が設けられていない。つまり、実施例1に係るスプール220の構成のうち、傾斜面224aが設けられていない構成が採用されている。
スプール220についてのその他の構成、スプール220以外のバルブスリーブ210等の構成について、上記実施例1に示す構成と同一であるので、その説明は省略する。
本実施例に係るスプールバルブ200の場合には、上記実施例1における傾斜面224aによる作用効果は生じないものの、その他の作用効果については、上記実施例1の場合と同様である。
(実施例4)
図6には、本発明の実施例4が示されている。本実施例においては、上記実施例1で示す構成に加えて、スプールに対して軸線方向に作用する流体圧力を調整する構造を設けた場合の構成について説明する。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図6は本発明の実施例4に係るスプールバルブを備えるソレノイドバルブの模式的断面図である。ただし、図6においては、スプールバルブについてのみ、中心軸線を含む面で切断した断面を模式的に示しており、ソレノイドについては外観を簡略的に示している。また、図6には、ソレノイドバルブが取り付けられる装置側に設けられている流路の一部を模式的に示している。
本実施例の場合には、ソレノイドバルブ100が取り付けられる装置に、入力用の流路T1,出力用の流路T2、及び排出用の流路T3の他に、更に、出力用の流路T2から分岐されている流路T4が設けられている。
そして、本実施例に係るバルブスリーブ210には、入力ポートP10,出力ポートP21,導入ポートP22、及び排出ポートP30の他に、更に、フィードバックポートP40が設けられている。また、バルブスリーブ210の内周面には、第1環状凸部211,第2環状凸部212,第3環状凸部213,第4環状凸部214、及び第5環状凸部215の他に、更に第6環状凸部216が設けられている。
また、本実施例に係るスプール220には、第1小径部221,第1ランド部222,第2小径部223,第2ランド部224,第3小径部225、及び第3ランド部226の他に、更に、第4小径部227及び第4ランド部228が設けられている。なお、第4ランド部228の外周面は第6環状凸部216の内周面に対して摺動するように構成されている。
本実施例においては、ソレノイドバルブ100が装置に取付けられた状態においては、フィードバックポートP40が出力用の流路T2から分岐されている流路T4に繋がるように配置される。これにより、第3ランド部226における第1ランド部222とは反対側の空間に、出力用の流路T2から流体が導かれる。つまり、この空間の流体圧力は出力用の流路T2内の流体圧力と等しい。
ここで、この空間内の流体圧力によるスプール220に対する軸線方向に加わる力は、第3ランド部226の外径と、第4ランド部228の外径との差によって変化する。従って、第4ランド部228の外径を、適宜設定することにより、スプール220に対する軸線方向に加わる力を調整することができる。
以上の構成により、本実施例に係るスプールバルブ200においても、上記実施例1の場合と同様の作用効果を得ることができる。また、本実施例の場合には、フィードバックポートP40を介してバルブスリーブ210内に導かれる流体によって、第3ランド部226における第1ランド部222とは反対側の空間内の流体圧力が、出力用の流路T2内の流体圧力と等しくなる。これにより、スプール220に対する軸線方向に加わる力を調整することができる。
(その他)
上記実施例1では、第2ランド部から第1ランド部側に向かって徐々に傾斜する傾斜面を設ける場合の構成を示し、実施例2では、第2ランド部の両側に傾斜面を設ける場合の構成を示した。しかしながら、第2ランド部から第3ランド部側に向かって徐々に縮径する傾斜面を設け、第2ランド部から第1ランド部側に向かって徐々に傾斜する傾斜面については設けない構成を採用することもできる。
上記各実施例においては、4つのポートが、ソレノイド300側からその反対側に向かって順に、入力ポート,出力ポート,導入ポート、及び排出ポートとして用いられる場合を示した。しかしながら、ソレノイドバルブ100が取り付けられる装置の流路によっては、上記の4つのポートを、ソレノイド300側からその反対側に向かって順に、排出ポート,導入ポート,出力ポート及び入力ポートとして用いることも可能である。
上記実施例4においては、第3ランド部226(出力側ランド部)における第1ランド部222(入力側ランド部)とは反対側の空間に、出力用の流路T2から流体が導かれる構成を示した。しかしながら、特に図示はしないが、第1ランド部222(入力側ランド部)における第3ランド部226(出力側ランド部)とは反対側の空間に、出力用の流路T2から流体が導かれる構成を採用することもできる。この場合には、フィードバックポートが入力ポートに対して出力ポートとは反対側に設けられることは言うまでもない。
100 ソレノイドバルブ
200 スプールバルブ
210 バルブスリーブ
211 第1環状凸部
212 第2環状凸部
213 第3環状凸部
214 第4環状凸部
215 第5環状凸部
216 第6環状凸部
220 スプール
221 第1小径部
222 第1ランド部
223 第2小径部
224 第2ランド部
224a 傾斜面
224b 傾斜面
225 第3小径部
226 第3ランド部
227 第4小径部
228 第4ランド部
230 蓋
231 貫通孔
240 スプリング
300 ソレノイド
P10 入力ポート
P21 出力ポート
P22 導入ポート
P30 排出ポート
P40 フィードバックポート
T1 入力用の流路
T2 出力用の流路
T3 排出用の流路
T4 出力用の流路から分岐されている流路

Claims (4)

  1. バルブスリーブ内を往復移動するスプールを備えるスプールバルブにおいて、
    前記バルブスリーブは、
    入力用の流路に繋がるように配置される入力ポートと、
    出力用の流路に繋がるように配置され、前記入力ポートから流入された流体を前記出力用の流路に排出するための出力ポートと、
    排出用の流路に繋がるように配置される排出ポートと、
    前記出力用の流路に繋がるように配置され、前記排出ポートから流体を排出させるために前記バルブスリーブ内に流体を導くための導入ポートと、を備え、
    前記スプールには、
    該スプールが、前記入力ポート及び出力ポートを介して前記入力用の流路と出力用の流路とを繋ぎ、かつ前記出力用の流路から排出用の流路に至る流路を遮断する位置に位置する場合、
    及び該スプールが、前記導入ポート及び排出ポートを介して前記出力用の流路と排出用の流路とを繋ぎ、かつ前記入力用の流路から出力用の流路に至る流路を遮断する位置に位置する場合に、
    前記出力ポートと導入ポートとの間の位置で、前記スプールとバルブスリーブとの間を遮断する遮断部が設けられており、
    前記遮断部は、前記入力ポート側に設けられる入力側ランド部と、前記出力ポート側に設けられる出力側ランド部との間に配置されると共に、
    前記遮断部の外径は、入力側ランド部の外径と等しくなるように設定されていることを特徴とするスプールバルブ。
  2. 前記遮断部から入力側ランド部側に向かって徐々に縮径するように設けられ、前記入力ポートから出力ポートに向かう流体の流れを案内する傾斜面が設けられていることを特徴とする請求項に記載のスプールバルブ。
  3. 前記遮断部から出力側ランド部側に向かって徐々に縮径するように設けられ、前記導入ポートから排出ポートに向かう流体の流れを案内する傾斜面が設けられていることを特徴とする請求項またはに記載のスプールバルブ。
  4. 前記出力用の流路から分岐されている流路に繋がるように配置され、入力側ランド部における出力側ランド部とは反対側の空間、または出力側ランド部における入力側ランド部とは反対側の空間に流体を導くためのフィードバックポートが設けられていることを特徴とする請求項またはに記載のスプールバルブ。
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