JP6509427B2 - 整髪剤組成物 - Google Patents

整髪剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP6509427B2
JP6509427B2 JP2018507118A JP2018507118A JP6509427B2 JP 6509427 B2 JP6509427 B2 JP 6509427B2 JP 2018507118 A JP2018507118 A JP 2018507118A JP 2018507118 A JP2018507118 A JP 2018507118A JP 6509427 B2 JP6509427 B2 JP 6509427B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
hair
mass
hair styling
trade name
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018507118A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017163656A1 (ja
Inventor
晃子 土田
晃子 土田
一樹 乃田
一樹 乃田
将典 岡本
将典 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mandom Corp
Original Assignee
Mandom Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mandom Corp filed Critical Mandom Corp
Publication of JPWO2017163656A1 publication Critical patent/JPWO2017163656A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6509427B2 publication Critical patent/JP6509427B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/19Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
    • A61K8/25Silicon; Compounds thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/73Polysaccharides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/86Polyethers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/06Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

本発明は、毛髪を整える整髪剤に好適に用いられる整髪剤組成物に関する。
毛髪を整えるために、液状、ジェル状、クリーム状及び固形状などの種々の性状の整髪剤組成物が用いられている。従来、整髪剤組成物に主機能である整髪力を付与するために、皮膜形成ポリマーが用いられることが多い。しかしながら、有効量の皮膜形成ポリマーを配合すると、整髪力が高くなる一方で、毛髪上での整髪剤組成物の延び及び馴染みが悪くなったり、ごわつきやべたつきが生じたりするという問題がある。また、皮膜形成ポリマーを用いた整髪剤組成物では、整髪後に、皮膜形成ポリマーに由来して、毛髪の表面に皮膜が形成される。このため、毛髪を自然な状態で整えることが困難である。更に整髪後に、手又は櫛などで毛髪に刺激を与えると、毛髪の表面から皮膜が剥離して白い粒のように見えて(所謂、フレーキングが生じる)、美観が損なわれると共に、毛髪の表面から皮膜が剥離することで整髪力が大きく低下しやすい。
そこで、皮膜形成ポリマーを用いる方法とは異なる方法が検討されており、具体的には、粉体を用いて、整髪剤組成物に整髪力を付与することが検討されている。
下記の特許文献1には、比表面積が50m/g以上である微粒子粉末を0.1〜10質量%で含む毛髪化粧料(整髪剤組成物)が開示されている。特許文献1では、特定の上記微粒子粉末を特定の含有量で用いることで、良好な感触が得られ、優れた整髪力が得られ、かつ良好な感触を長時間持続でき、かつ優れた再整髪性が得られることが記載されている。
特開2003−342130号公報
皮膜形成ポリマーを含む整髪剤組成物ではなく、特許文献1に記載のような微粒子粉末を含む整髪剤組成物を用いたとしても、整髪後に、フレーキングが生じることがある。特に、従来の整髪剤組成物では、十分な整髪力を維持しながら、フレーキングの発生を十分に抑えることは困難である。
本発明の目的は、十分な整髪力を維持しながら、フレーキングの発生をかなり抑えることができる整髪剤組成物を提供することである。
本発明に係る整髪剤組成物は、下記成分(A)と、下記成分(B)と、下記成分(C)と、下記成分(D)とを含み、前記成分(A)の含有量が0.5質量%以上、10.0質量%以下である、整髪剤組成物である。
成分(A):シリカ
成分(B):ポリオキシエチレンコレステリルエーテル及びポリオキシエチレンフィトステロールからなる群から選択された化合物
成分(C):粘土鉱物
成分(D):多糖系化合物
本発明に係る整髪剤組成物では、前記成分(A)の含有量に対する前記成分(B)の含有量の質量比が0.2以上であることが好ましく、前記成分Bの含有量が10.0質量%以下であることが好ましい。
本発明に係る整髪剤組成物は、ロウ、エステル油、炭化水素油、油脂及び炭素数12〜18の高級アルコールの全てを含まないか、又は、ロウ、エステル油、炭化水素油、油脂及び炭素数12〜18の高級アルコールからなる群から選択された油性成分を合計で3.0質量%以下で含むことが好ましい。
本発明に係る整髪剤組成物は、下記成分(E)を含むことが好ましい。
成分(E):ショ糖脂肪酸エステル及びポリオキシエチレングリセリン脂肪酸トリエステルからなる群から選択された化合物
本発明に係る整髪剤組成物の性状は、ジェル状であることが好ましい。
本発明に係る整髪剤組成物は、特定の成分(A),(B),(C)及び(D)を含み、更に成分(A)の含有量が特定の範囲内であるため、十分な整髪力を維持しながら、フレーキングの発生をかなり抑えることができる。本発明では、特定の成分(A),(C)及び(D)に組み合わせる成分として、特定の成分(B)が必須で用いられているので、フレーキングの発生をかなり抑えることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係る整髪剤組成物は、シリカと、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル及びポリオキシエチレンフィトステロールからなる群から選択された化合物(少なくとも1の化合物)と、粘土鉱物と、多糖系化合物とを含む。
本明細書においては、上記「シリカ」を「成分(A)」と称する場合がある。
本明細書において、上記「ポリオキシエチレンコレステリルエーテル及びポリオキシエチレンフィトステロールからなる群から選択された化合物」を「成分(B)」と称する場合がある。また、上記「ポリオキシエチレンコレステリルエーテル」を「成分(B1)」と称する場合があり、上記「ポリオキシエチレンフィトステロール」を「成分(B2)」と称する場合がある。
本明細書において、上記「粘土鉱物」を「成分(C)」と称する場合があり、上記「多糖系化合物」を「成分(D)」と称する場合がある。
本発明の整髪剤組成物は、ショ糖脂肪酸エステル及びポリオキシエチレングリセリン脂肪酸トリエステルからなる群より選ばれた化合物(少なくとも1の化合物)を更に含んでいてもよい。本明細書においては、上記「ショ糖脂肪酸エステル及びポリオキシエチレングリセリン脂肪酸トリエステルからなる群より選ばれた化合物」を「成分(E)」と称する場合がある。また、上記「ショ糖脂肪酸エステル」を「成分(E1)」と称する場合があり、上記「ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸トリエステル」を「成分(E2)」と称する場合がある。
上記のように、本発明の整髪剤組成物は、成分(A)と成分(B)と成分(C)と成分(D)とを少なくとも含む。本発明の整髪剤組成物は、成分(E)を更に含んでいてもよい。
上記の成分、例えば、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)及び成分(E)は、それぞれ、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。また、成分(B1)、成分(B2)、成分(E1)及び成分(E2)は、それぞれ、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
以下、本発明の整髪剤組成物に用いられる各成分の詳細を説明する。
(成分(A))
上記成分(A)は、シリカである。上記成分(A)は、主として、べたつきを抑え、初期整髪力及び整髪保持力を高める役割を有する。
上記成分(A)として、公知慣用のシリカ(無水ケイ酸)を用いることができる。上記成分(A)は、疎水化処理されていない無水ケイ酸(親水性のシリカ)であってもよいし、疎水化無水ケイ酸であってもよい。また、アミノ酸、エステル又はレシチン等で表面処理されたシリカであってもよい。また、上記成分(A)は、所謂、易崩壊性シリカ粒子であってもよい。上記成分(A)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
上記疎水化無水ケイ酸は、無水ケイ酸(例えば、未処理の無水ケイ酸)が疎水化処理された物質である。疎水化処理に用いられる処理剤としては、有機シリル化合物及びシリコーン化合物等が挙げられる。上記有機シリル化合物としては、メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシラン、ヘキサメチルジシラザン、メチルトリアルコキシシラン、ジメチルジアルコキシシラン、トリメチルアルコキシシラン、エチルトリクロロシラン、プロピルトリクロロシラン、ヘキシルトリクロロシラン、長鎖アルキルトリクロロシラン、エチルトリアルコキシシラン、プロピルトリアルコキシシラン、ヘキシルトリアルコキシシラン、長鎖アルキルトリアルコキシシラン、メタクリルシラン、フルオロアルキルシラン及びペルフルオロアルキルシラン等が挙げられる。上記シリコーン化合物としては、ジメチルポリシロキサン(シリコーンオイル)、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン及びアミノ変性シリコーン等が挙げられる。上記疎水化処理の方法として、公知の方法を採用可能である。上記疎水化処理の方法としては、液相法、気相法及びオートクレーブ法等が挙げられる。
上記疎水化無水ケイ酸の好ましい例としては、ジメチルシロキシル化無水ケイ酸、トリメチルシロキシル化無水ケイ酸、オクチルシロキシル化無水ケイ酸、シリコーンオイル処理無水ケイ酸及びメタクリルシロキシル化無水ケイ酸等が挙げられる。
上記易崩壊性シリカ粒子は、複数のシリカ一次粒子が集合して形成された粒子であり、例えばシリカ凝集粒子である。上記シリカ一次粒子としては、特に限定されないが、例えば、球状シリカ粒子、鱗片状シリカ粒子及び不定形シリカ粒子等が挙げられる。上記シリカ一次粒子の平均粒径は、特に限定されない。
また、上記易崩壊性シリカ粒子は、シリカ以外の成分を内包していてもよい。上記シリカ以外の成分(以下、「内包成分」と称する場合がある)としては、特に限定されないが、例えば、界面活性剤、多価アルコール、高級アルコール、糖アルコール、シリコーン油、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、植物抽出エキス、染料、顔料、香料、保湿剤、ビタミン類、アミノ酸類及び清涼剤等が挙げられる。中でも、アミノ酸類、シリコーン油、ビタミン類が好ましい。上記アミノ酸類としては、特に限定されないが、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(例えば、旭化成ケミカルズ社製、商品名「ペリセア」)、トリメチルグリシン及びグルタミン酸等が挙げられる。上記易崩壊性シリカ粒子が上記内包成分を内包することにより、整髪時に上記易崩壊性シリカ粒子が崩壊すると内包成分が放出され、内包成分の種類に応じた効果が発揮される。例えば、上記易崩壊性シリカ粒子がアミノ酸類を内包することにより、毛髪のダメージケア機能が発揮される。
上記易崩壊性シリカ粒子の製造方法としては、特に限定されないが、公知の方法を用いることができる。
上記成分(A)の吸油量は、好ましくは100mL/100g以上、より好ましくは150mL/100g以上、更に好ましくは200mL/100g以上、好ましくは1000mL/100g以下、より好ましくは800mL/100g以下、更に好ましくは700mL/100g以下である。上記成分(A)の吸油量が上記下限以上及び上記上限以下であると、初期整髪力、整髪保持力及び再整髪性がより一層良好になる。上記吸油量は、JIS K5101に記載の方法に準拠して測定される。
上記成分(A)の市販品としては、例えば、無水ケイ酸である富士シリシア化学社製、商品名「サイリシア 320」、商品名「サイリシア 310P」、商品名「サイリシア 250」、商品名「サイリシア 250N」、商品名「サイリシア 350」、商品名「サイリシア 370」、商品名「サイリシア 380」、商品名「サイリシア 420」、商品名「サイリシア 430」、商品名「サイリシア 440」、商品名「サイリシア 450」及び商品名「サイリシア 470」;無水ケイ酸である日本アエロジル社製、商品名「AEROSIL 50」、商品名「AEROSIL 90G」、商品名「AEROSIL 130」、商品名「AEROSIL 150」、商品名「AEROSIL 200」、商品名「AEROSIL 300」、商品名「AEROSIL 380」、商品名「AEROSIL 200V」及び商品名「AEROSIL OX50」;無水ケイ酸であるAGCエスアイテック社製、商品名「サンスフェア H−31」、商品名「サンスフェア H−51」、商品名「サンスフェア H−121」、商品名「サンスフェア H−201」、商品名「サンスフェア H−32」、商品名「サンスフェア H−52」、商品名「サンスフェア H−122」、商品名「サンスフェア H−33」及び商品名「サンスフェア H−53」等;ジメチルシロキシル化無水ケイ酸である日本アエロジル社製、商品名「AEROSIL R972」、商品名「AEROSIL R974」及び商品名「AEROSIL R9200」;トリメチルシロキシル化無水ケイ酸である日本アエロジル社製、商品名「AEROSIL RX200」、商品名「AEROSIL R8200」、商品名「AEROSIL RX300」及び商品名「AEROSIL R812S」;オクチルシロキシル化無水ケイ酸である日本アエロジル社製、商品名「AEROSIL R805」;シリコーンオイル処理無水ケイ酸である日本アエロジル社製、商品名「AEROSIL R202」、商品名「AEROSIL RY200」、商品名「AEROSIL RY200S」及び商品名「AEROSIL RY300」;シリコーンコーティング処理無水ケイ酸であるAGCエスアイテック社製、商品名「サンスフェア H−52−ET」;メタクリルシロキシル化無水ケイ酸である日本アエロジル社製、商品名「AEROSIL R711」;上記昜崩壊性シリカである三好化成社製、商品名「シリカビーズSB−705」、鈴木油脂社製、商品名「ゴッドボールSF−16C」、商品名「ゴッドボールAF−6C」及び商品名「ゴッドボールAF−16C」等が挙げられる。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記成分(A)の含有量は、0.5質量%以上であり、好ましくは1.0質量%以上であり、10.0質量%以下であり、好ましくは5.0質量%以下である。本発明では、上記成分(A)の含有量が0.5質量%以上であるので、整髪力を高めることができる。上記成分(A)の含有量が1.0質量%以上であると、整髪力がより一層高くなる。さらに、本発明では、上記成分(A)の含有量が10.0質量%以下であるので、フレーキングの発生を抑えることができる。上記成分(A)の含有量5.0質量%以下であると、フレーキングの発生がより一層抑えられる。上記成分(A)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(A)の含有量の合計量である。
(成分(B))
上記成分(B)は、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル(成分(B1))及びポリオキシエチレンフィトステロール(成分(B2))からなる群から選択された化合物(少なくとも1の化合物)である。上記成分(A)、上記成分(C)及び上記成分(D)と組み合わせる成分として、特定の成分(B)を用いることにより、フレーキングの発生がかなり抑えられることが見出された。上記成分(B)は、主として、フレーキングの発生を顕著に抑える役割を有する。上記成分(B)、上記成分(B1)及び上記成分(B2)は、それぞれ、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
上記成分(B1)の市販品としては、日本エマルジョン社製、商品名「CS−24」等が挙げられる。
上記成分(B2)の市販品としては、日光ケミカルズ社製、商品名「BPS−10」、商品名「BPS−20」、及び商品名「BPS−30」等が挙げられる。
上記成分(B)におけるオキシエチレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、整髪剤組成物中への成分(B)の溶解性をより一層高める観点から、好ましくは5以上、より好ましくは10以上であり、フレーキングの抑制効果をより一層高める観点から、好ましくは100以下、より好ましくは50以下である。
本発明の整髪剤組成物中、上記成分(A)の含有量に対する上記成分(B)の含有量の質量比(B/A)は、好ましくは0.2以上、より好ましくは0.25以上である。また、本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記成分(B)の含有量は好ましく10.0質量%以下、より好ましくは8.0質量%以下、更に好ましくは5.0質量%以下である。上記質量比(B/A)が上記下限以上であると、フレーキングの発生がより一層抑えられる。上記成分(B)の含有量が上記上限以下であると、整髪後のべたつきをより一層低減でき、使用感を向上しうる。上記成分(B)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(B)の含有量の合計量であり、即ち、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(B1)及び成分(B2)の含有量の合計量である。
(成分(C))
上記成分(C)は、粘土鉱物である。上記成分(C)の使用により、特に上記成分(C)と上記成分(D)との併用により、整髪剤組成物が適度に増粘するため、上記成分(A)の分散性がより一層良好になり、また、整髪剤組成物における離水や分離が抑えられて保存安定性がより一層良好になる。上記成分(C)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
上記成分(C)は、天然物であってもよく、合成物であってもよい。上記成分(C)としては、特に限定されないが、例えば、カオリン族粘土鉱物、アンティゴライト族粘土鉱物、パイロフィライト族粘土鉱物、雲母族粘土鉱物、スメクタイト族粘土鉱物、バーミキュライト族粘土鉱物、緑泥石族粘土鉱物及び有機変性粘土鉱物等が挙げられる。
上記カオリン族粘土鉱物としては、カオリン、ナクライト、ディッカイト及びハロサイト等が挙げられる。上記アンティゴライト族粘土鉱物としては、アンティゴライト、アメサイト及びクロンステダイト等が挙げられる。上記パイロフィライト族粘土鉱物としては、パイロフィライト及びタルク(滑石)等が挙げられる。上記雲母族粘土鉱物としては、イライト、海緑石、セラドナイト、セリサイト、マイカ(雲母)、白雲母、クロム白雲母及び黒雲母等が挙げられる。上記スメクタイト族粘土鉱物としては、ベントナイト、モンモリロナイト、バイデライト、ノントナイト、サポナイト、ヘクトライト及びルーセンタイト等が挙げられる。上記バーミキュライト族粘土鉱物としては、バーミキュライト等が挙げられる。上記緑泥石族粘土鉱物としては、緑泥石(クロライト)等が挙げられる。上記有機変性粘土鉱物としては、スメクタイト族粘土鉱物又はバーミキュライト族粘土鉱物などが有機変性処理された有機変性粘土鉱物等が挙げられる。有機変性処理には、第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤が好適に用いられる。上記第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤としては、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム及び塩化ベンザルコニウム等が挙げられる。
整髪剤組成物の保存安定性や使用感をより一層良好にする観点からは、上記成分(C)は、合成ケイ酸塩及び合成ケイ酸塩の誘導体からなる群より選ばれた粘土鉱物であることが好ましい。上記合成ケイ酸塩及び合成ケイ酸塩の誘導体とは、天然由来のケイ酸マグネシウムやケイ酸(ナトリウム/マグネシウム)などを主成分とするケイ酸塩鉱物(少なからず不純物が含まれる)ではなく、合成によって得られるケイ酸塩及びケイ酸塩の誘導体のことを言う。
上記合成ケイ酸塩及び合成ケイ酸塩の誘導体としては、例えば、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第2巻,CTFA,2012年,p.3076):SODIUM MAGNESIUM SILICATEで表記される合成ケイ酸(ナトリウム/マグネシウム)、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第2巻,CTFA,2012年,p.1793):MAGNESIUM FLUOROSILICATEで表記されるフルオロケイ酸マグネシウム、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第2巻,CTFA,2012年,p.3076):SODIUM MAGNESIUM FLUOROSILICATEで表記されるフルオロケイ酸(ナトリウム/マグネシウム)、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第2巻,CTFA,2012年,p.1799):MAGNESIUM POTASSIUM FLUOROSILICATEで表記されるフルオロケイ酸(マグネシウム/カリウム)、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第2巻,CTFA,2012年,p.1800):MAGNESIUM SODIUM FLUOROSILICATEで表記されるフルオロケイ酸(マグネシウム/ナトリウム)、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,CTFA,2012年,p.156):ALUMINUM SILICATEで表記される合成ケイ酸アルミニウム等が挙げられる。
上記成分(C)としては、中でも、合成ケイ酸(ナトリウム/マグネシウム)及びフルオロケイ酸(ナトリウム/マグネシウム)からなる群より選ばれた粘土鉱物(少なくとも1の粘土鉱物)が特に好ましい。
上記成分(C)の市販品としては、例えば、ロックウッド社製、商品名「ラポナイトXLG」及び商品名「ラポナイトXL21」等が挙げられる。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記成分(C)の含有量は、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.3質量%以上、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは5.0質量%以下である。上記成分(C)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、整髪剤組成物の保存安定性がより一層良好になる。
(成分(D))
上記成分(D)は、多糖系化合物である。上記成分(D)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
上記成分(D)としては、特に限定されないが、多糖、変性多糖(例えば、アルキル変性多糖など)等が好ましく、例えば、アルギン酸、カラギーナン、寒天、ファーセラン、グアーガム、クインスシード、コンニャクマンナン、タマリンドガム、タラガム、デキストリン、デンプン、ローカストビーンガム、アラビアガム、ガッティガム、カラヤガム、トラガカントガム、アラビノガラクタン、ペクチン及びマルメロなどの植物由来多糖系化合物;キトサン及びヒアルロン酸などの動物由来多糖系化合物;カードラン、キサンタンガム、ジェランガム、シクロデキストリン、デキストラン、プルラン及びヒアルロン酸などの微生物由来多糖系化合物;微結晶セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの非イオン性セルロース;カルボキシメチルセルロースなどの陰イオン性セルロース;塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロースなどのカチオン化セルロース;塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]グアーガムなどのカチオン化グアーガム等が挙げられる。
上記成分(D)としては、中でも、キサンタンガム、グアーガム、タマリンドガム及びジェランガムからなる群から選択された化合物(少なくとも1の化合物)が好ましい。
上記成分(D)の市販品としては、例えば、キサンタンガムである大日本住友製薬社製、商品名「エコーガムT」、商品名「ケルデント」及び商品名「モナートガム」;グアーガムである伊那食品工業社製、商品名「イナゲル グアーガムCS」;タマリンドガムであるDSP五協フード&ケミカル社製、商品名「グリロイド6C」;ジェランガムであるCP Kelco U.S.,Inc.製、商品名「ケルコゲル」等が挙げられる。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記成分(D)の含有量は、整髪剤組成物の保存安定性をより一層高める観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、好ましくは5質量%以下、より好ましくは2質量%以下である。上記成分(D)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(D)の含有量の合計量である。
整髪剤組成物を適度に増粘させて、整髪剤組成物の保存安定性をより一層高める観点から、本発明の整髪剤組成物は、上記成分(C)と上記成分(D)とを含む。また、上記成分(C)と上記成分(D)との併用により、上記成分(A)の分散安定性が高くなり、整髪剤組成物の分離がより一層生じ難くなる。さらに、これらの併用によりフレーキングの抑制効果がより一層向上する。
上記成分(D)の含有量に対する上記成分(C)の含有量の質量比(C/D)は、好ましくは2以上、より好ましくは2.5以上、好ましくは15以下、より好ましくは10以下である。上記質量比(C/D)を満足すると、整髪剤組成物の保存安定性、特に長期間保管したときの保存安定性がより一層良好になる。
(成分(E))
本発明の整髪剤組成物は、上記成分(E)を含んでいてもよい。
上記成分(E)は、ショ糖脂肪酸エステル(成分(E1))及びポリオキシエチレングリセリン脂肪酸トリエステル(成分(E2))からなる群から選択された化合物(少なくとも1の化合物)である。上記成分(E)は、主として、フレーキングの発生を抑える効果をより一層高める助剤の役割を有する。上記成分(E)、上記成分(E1)及び上記成分(E2)は、それぞれ、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
上記成分(E1)における脂肪酸としては、特に限定されないが、ラウリン酸、及びパルミチン酸等が挙げられる。
上記成分(E2)における脂肪酸としては、特に限定されないが、オレイン酸、イソステアリン酸等が挙げられる。上記成分(E2)のオキシエチレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、好ましくは15以上、より好ましくは30以上、好ましくは300以下、より好ましくは150以下である。
上記成分(E1)としては、ラウリン酸スクロース、及びパルミチン酸スクロース等が挙げられる。
上記成分(E1)の市販品としては、第一工業製薬社製、商品名「コスメライクL−160」等が挙げられる。
上記成分(E2)としては、トリオレイン酸PEG−60グリセリル、トリイソステアリン酸PEG−60グリセリル等が挙げられる。
上記成分(E2)の市販品としては、日本エマルジョン社製、商品名「GWO−360」等が挙げられる。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記成分(E)の含有量は、フレーキングの抑制効果をより一層高める観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上である。また、本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記成分(B)の含有量と上記成分(E)の含有量との合計量(B+E)は、べたつきをより一層抑制して使用感を向上させる観点から、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは8.0質量%以下である。上記成分(E)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(E)の含有量の合計量であり、即ち、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(E1)及び成分(E2)の含有量の合計量である。
(他の成分)
本発明の整髪剤組成物は、通常、水を含む。上記水は、特に限定されないが、精製水が好ましい。本発明の整髪剤組成物100質量%中、水の含有量は、好ましくは20質量%以上、より好ましくは30質量%以上、好ましくは95質量%以下、より好ましくは90質量%以下である。
また、本発明の整髪剤組成物は、特に限定されないが、炭素数2〜5の低級アルコール(特に、エタノール)を含むことが好ましい。本発明の整髪剤組成物100質量%中、低級アルコール(特に、エタノール)の含有量は、好ましくは2質量%以上、より好ましくは5質量%以上、好ましくは50質量%以下、より好ましくは30質量%以下である。
本発明の整髪剤組成物は、べたつきの抑制、自然な仕上がり、洗髪性向上の観点から、ロウ、エステル油、炭化水素油、油脂及び炭素数12〜18の高級アルコールの全てを含まないか、又は、ロウ、エステル油、炭化水素油、油脂及び炭素数12〜18の高級アルコールからなる群から選択された油性成分(少なくとも1の油性成分)を含む場合であっても、該油性成分を少量しか含まないことが好ましい。
本発明の整髪剤組成物が、ロウ、エステル油、炭化水素油、油脂及び炭素数12〜18の高級アルコールからなる群から選択された油性成分を含む場合に、本発明の整髪剤組成物100質量%中、ロウ、エステル油、炭化水素油、油脂及び炭素数12〜18の高級アルコールからなる群から選択された油性成分の含有量の合計量は、好ましくは3.0質量%以下、より好ましくは1.0質量%以下である。
上記ロウとしては、カルナバロウ、キャンデリラロウ、ホホバ油、ミツロウ、ラノリンなどが挙げられる。
上記エステル油としては、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、モノステアリン酸プロピレングリコール、モノラウリン酸プロピレングリコール、及びイソステアリン酸ポリグリセリル等が挙げられる。
上記炭化水素油としては、流動パラフィン、パラフィン、ワセリン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、スクワレン及びスクワラン等が挙げられる。
上記油脂としては、オリーブ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油及びアボカド油等が挙げられる。
上記炭素数12〜18の高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セトステアリルアルコール及びオレイルアルコール等が挙げられる。
本発明の整髪剤組成物は、整髪力をより一層向上する補助成分として、皮膜形成ポリマーを含んでもよい。上記皮膜形成ポリマーは、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
上記皮膜形成ポリマーとしては、例えば、ジアセトンアクリルアミドを用いて得られるアクリル共重合体(アクリル樹脂アルカノールアミン等)、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、(メタ)アクリル酸・(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、メチルビニルエーテル/マレイン酸エステル共重合体、アクリル酸/アクリル酸アルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体、ビニルピロリドン/アクリレーツ/(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、スチレン/(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、スチレン/アクリル酸アミド共重合体、ウレタン−アクリル系共重合体などのアニオン性皮膜形成ポリマー;ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩、塩化О−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、ビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド、塩化メチルビニルイミダゾリウム・ビニルピロリドン共重合体などのカチオン性皮膜形成ポリマー;N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体、アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体、イソブチレン/ジエチルアミノプロピルマレイミド/マレイン酸共重合体などの両性皮膜形成ポリマー;ポリビニルピロリドン、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体、ビニルピロリドン/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体、ポリビニルアルコールなどのノニオン性皮膜形成ポリマーが挙げられる。なお、本明細書において、「(メタ)アクリル」とは、アクリル及びメタクリルのうちの一方又は両方を意味する。
上記皮膜形成ポリマーとしては、整髪力をより一層向上する観点から、ジアセトンアクリルアミドを用いて得られるアクリル共重合体が好ましい。上記アクリル共重合体を得るために用いられるモノマー成分は、ジアセトンアクリルアミドを少なくとも含み、さらに、(メタ)アクリル酸、及び(メタ)アクリル酸エステルからなる群から選ばれたモノマー(少なくとも1のモノマー)を含むことが好ましい。上記アクリル共重合体はジアセトンアクリルアミドに由来する構成単位を少なくとも含み、さらに、(メタ)アクリル酸に由来する構成単位、及び(メタ)アクリル酸エステルに由来する構成単位からなる群から選ばれた構成単位を含むことが好ましい。上記アクリル共重合体は、ナトリウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール塩、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール塩などであってもよい。
上記ジアセトンアクリルアミドを用いて得られるアクリル共重合体の具体例としては、例えば、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第15版,第1巻,2014年,p.66):ACRYLATES/DIACETONEACRYLAMIDE COPOLYMERで表記される、(アクリレーツ/ジアセトンアクリルアミド)コポリマー等が挙げられる。また、塩の形態の上記アクリル共重合体の具体例としては、例えば、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール塩である、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第15版,第1巻,2014年,p.212):AMP−ACRYLATES/DIACETONEACRYLAMIDE COPOLYMERで表記される、(アクリレーツ/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP;2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール塩である、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第15版,第1巻,2014年,p.214):AMPD−ACRYLATES/DIACETONEACRYLAMIDE COPOLYMERで表記される、(アクリレーツ/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMPD等が挙げられる。
上記ジアセトンアクリルアミドを用いて得られるアクリル共重合体の市販品としては、例えば、(アクリレーツ/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーである互応化学工業社製、商品名「プラスサイズL−53」;(アクリレーツ/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMPである互応化学工業社製、商品名「プラスサイズL−3200B」、「プラスサイズL−6010」、「プラスサイズL−6330」、「プラスサイズL−7400B」、「プラスサイズL−9400B」、「プラスサイズL−9909」;(アクリレーツ/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMPDである互応化学工業社製、商品名「プラスサイズL−1260」、「プラスサイズL−53D」等が挙げられる。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記皮膜形成ポリマーの含有量は、好ましくは0.3質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは5.0質量%以下である。上記含有量が上記下限以上であると、整髪力がより一層高くなる。上記含有量が上記上限以下であると、フレーキングの発生がより一層抑えられる。中でも、ジアセトンアクリルアミドを用いて得られるアクリル共重合体の含有量が、上記範囲を満たすことが好ましい。
本発明の整髪剤組成物は、本発明の効果を阻害しない範囲で、例えば、ノニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤及び両性界面活性剤等の界面活性剤;グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−デカンジオール、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド等の多価アルコール;ソルビトール、マルチトール及びトレハロース等の糖アルコール;シリコーン油;金属イオン封鎖剤;酸化防止剤;植物抽出エキス;染料;顔料;pH調整剤;香料;防腐剤;溶剤等を含んでいてもよい。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記多価アルコールの含有量は、特に限定されないが、整髪後の風合いをより一層向上させる観点から、好ましくは0.3質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、好ましくは30.0質量%以下、より好ましくは25.0質量%以下である。
(整髪剤組成物の他の詳細)
本発明の整髪剤組成物の性状としては、特に限定されないが、例えば、液状、ジェル状、クリーム状及び固形状等が挙げられる。特に、本発明の整髪剤組成物は、液状又はジェル状であることが好ましく、ジェル状であることがより好ましい。
本発明の整髪剤組成物は、べたつきを低減したり、洗髪性を向上したり、さっぱりとした自然な仕上がりにしたりする観点から、非乳化型整髪剤組成物であることが好ましく、非乳化型ジェル状整髪剤組成物であることが好ましい。
本発明の整髪剤組成物は、非泡状型整髪剤組成物であってもよく、非泡状型ジェル状整髪剤組成物であってもよい。
本発明の整髪剤組成物の25℃における粘度は、好ましくは1000mPa・s以上、より好ましくは2000mPa・s以上、好ましくは100000mPa・s以下、より好ましくは50000mPa・s以下である。上記粘度が上記下限以上及び上記上限以下であると、塗布性がより一層高くなり、更にフレーキングの発生及びべたつきがより一層抑えられ、かつ整髪力がより一層高くなる。
上記粘度は、粘度計を用いて、No.4ローターを使用して回転速度12rpm、回転時間1分間の条件で測定される。上記粘度計としては、東機産業社製、TV−22型粘度計を使用可能である。
本発明の整髪剤組成物の製造方法は、特に限定されず、本発明の整髪剤組成物の製造方法として、公知の整髪剤組成物の製造方法を用いることができる。本発明の整髪剤組成物の製造方法としては、特に限定されないが、例えば、以下の方法が挙げられる。成分(A)と成分(C)と水とをディスパーミキサーで攪拌し、均一化を確認した後、成分(D)を加えて再度攪拌する。さらに、ディスパーミキサーをパドルミキサーに交換し、攪拌しながら、成分(B)を含む他の成分を配合及び均一化する。
本発明の整髪剤組成物は、主たる成分として、成分(A)と成分(B)と成分(C)と成分(D)とを少なくとも含む。本発明の整髪剤組成物は、シリカ(成分(A))を含有することにより、べたつきを抑え自然な仕上がりを発揮しながら、高い整髪力(主に、髪を立ち上げる力)を発揮しうる。尚且つ、整髪保持力(髪型を保持する力)及び再整髪力(一旦整髪してから時間が経過した後に再度整髪し直す際の整髪力)も向上する。
シリカを配合した従来の整髪剤組成物においては、整髪後に、例えば、水、エタノール等の揮発成分の揮発に伴い、整髪された毛束が変形した場合に、所謂フレーキング(シリカ等の整髪剤組成物の成分が剥落して白く見える現象)が発生しやすいという問題があった。また、整髪から時間が経過した後に再度整髪する際にもフレーキングが発生しやすいという問題があった。特に、櫛を用いてコーミングする際にはフレーキングが発生しやすいという問題があった。
これに対して、本発明では、特定のノニオン界面活性剤である成分(B)を用いることにより、整髪直後及び再整髪時のフレーキングを劇的に抑制したことが特徴である。この効果が発現する詳細な理由は不明であるものの、比較的大きな疎水基を有する成分(B)が成分(A)の表面に吸着し、成分(A)同士の凝集を阻害するためであると推定される。
成分(A)及び成分(B)に加えて、粘土鉱物(成分(C))及び多糖系化合物(成分(D))を配合して整髪剤組成物を安定に増粘させることにより、整髪剤組成物中の成分の分離が抑制され、本発明の整髪剤組成物の保存安定性が向上する。また、整髪剤組成物の保存時の成分(A)の凝集やケーキング(沈降した成分(A)が固着する現象)が発生しにくくなる。さらに、凝集した成分(A)に起因したフレーキングが抑制される。
従って、本発明によれば、整髪力に優れ、べたつきなく自然な仕上がりの髪型に整髪しうる整髪剤組成物であって、保存安定性にも優れ、特にフレーキングを劇的に低減できる特徴を有する整髪剤組成物を得ることができる。
本発明の整髪剤組成物は、特に限定されないが、例えば、容器に充填された形態で用いることができる。
以下、本発明について、実施例及び比較例を挙げて具体的に説明する。本発明は、以下の実施例のみに限定されない。
予備実験、実施例及び比較例では、下記の成分を用いた。
(成分(A))
シリカ1:富士シリシア化学社製、商品名「サイリシア 320」
シリカ2:日本アエロジル社製、商品名「AEROSIL 200」
シリカ3:日本アエロジル社製、商品名「AEROSIL 300」
(成分(B))
コレス−24:日本エマルジョン社製、商品名「CS−24」、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、オキシエチレンの平均付加モル数24
PEG−10ダイズステロール:日光ケミカルズ社製、商品名「BSP−10」、ポリオキシエチレンフィトステロール、オキシエチレンの平均付加モル数10
PEG−20ダイズステロール:日光ケミカルズ社製、商品名「BSP−20」、ポリオキシエチレンフィトステロール、オキシエチレンの平均付加モル数20
PEG−30ダイズステロール:日光ケミカルズ社製、商品名「BSP−30」、ポリオキシエチレンフィトステロール、オキシエチレンの平均付加モル数30
(成分(C))
フルオロケイ酸(ナトリウム/マグネシウム):ロックウッド社製、商品名「ラポナイトXL21」
(成分(D))
キサンタンガム:大日本住友製薬社製、商品名「エコーガムT」
(成分(E))
トリオレイン酸PEG−60グリセリル:日本エマルジョン社製、商品名「GWO−360」
ラウリン酸スクロース:第一工業製薬社製、商品名「コスメライクL−160」
<予備実験>
成分(B)と他の界面活性剤とのフレーキングの抑制効果を比較するための予備実験を下記のとおり実施した。
(実験例1)
シリカ(シリカ1)3.0質量%、フルオロケイ酸(ナトリウム/マグネシウム)1.2質量%、キサンタンガム0.3質量%、多価アルコール(PEG、D−パントテニルアルコール、1,3−ブチレングリコール、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド)16.0質量%、及び水性媒体(精製水、エタノール)79.5質量%を混合して整髪剤組成物を調製した。
(実験例2〜14)
シリカ(シリカ1)3.0質量%、下記表1に示す界面活性剤又はポリエチレングリコール1500を3.0質量%、フルオロケイ酸(ナトリウム/マグネシウム)1.2質量%、キサンタンガム0.3質量%、多価アルコール(PEG、D−パントテニルアルコール、1,3−ブチレングリコール、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド)16.0質量%、及び水性媒体(精製水、エタノール)76.5質量%を混合して、整髪剤組成物を調製した。
なお、実験例5では、界面活性剤のかわりに、界面活性剤ではない添加剤であるポリエチレングリコール1500を用いた。
得られた各整髪剤組成物について、下記のフレーキングの評価を行った。
(フレーキングの評価)
得られた整髪剤組成物約2.5gを、ウィッグ(レッスンマネキン:ユーカリジャパン社製)の片側半分の毛髪上に均一に塗布し、髪を後頭部方向へなでつけるように整髪した後、約4時間静置した。静置後のウィッグの毛髪を、櫛にて5回コーミングし、フレーキングの発生状態を目視にて確認した。
実験例1(界面活性剤未配合の場合)のフレーキング発生状態を基準とし、実験例2〜14のフレーキング発生の改善効果(即ち、フレーキングの抑制効果)を評価した。
Figure 0006509427
表1において、フレーキングの結果は、○>△>×>××の順に優れる。表1に記載のとおり、配合した界面活性剤の種類によりフレーキングの抑制効果に大きな違いが認められ、全ての実験例の中でも、実験例9、11〜13において、非常に優れたフレーキングの抑制効果が認められた。
なお、上記の予備実験では、整髪剤組成物の塗布量が一般的に頭髪全体に対して1g程度であるところ、その約5倍の塗布量(片側半分に約2.5g)で塗布して、フレーキングの極めて発生しやすい条件として評価が実施されている。実験例1では、コーミング後の毛髪が白くなる程度のフレーキングが認められた。これに対して、実験例9、11〜13では、フレーキングは少量しか認められない程度まで改善されていた。
(実施例1〜13及び比較例1〜4)
下記の表2,3に示す配合成分を配合(配合単位は質量%)し、整髪剤組成物を調製した。実施例1〜13で得られた整髪剤組成物の性状はいずれもジェル状であった。なお、表中の配合量は、実配合量(商品の配合量)で示した。
得られた整髪剤組成物を、プラスチック製容器内に充填し、整髪剤を得た。
得られた各整髪剤組成物について、下記の評価1、2を行った。
(評価1:整髪力)
得られた整髪剤組成物約1.0gをウィッグ(レッスンマネキン:ユーカリジャパン社製)の片側半分の毛髪上に均一に塗布し、毛髪を根元から上方へ立ち上げてまとめるように整髪を施した後、10秒後に側頭上部の髪の毛先の垂直方向に対する角度を目視にて確認し、下記の基準で整髪力を評価した。なお、上記角度は、垂直下方向(即ち、毛先が完全に垂れ下がった状態)を0°とし、垂直上方向(即ち、毛先が完全に立ち上がった状態)を180°とした。下記の基準で整髪力を判定した。
<整髪力の判定基準>
○○(かなり良好):毛先の角度が135°以上
○(良好):毛先の角度が90°以上、135°未満
△(やや不良):毛先の角度が45°以上、90°未満
×(不良):毛先の角度が45°未満
(評価2:フレーキング抑制効果)
上記評価1の直後に、ウィッグの毛髪をウィッグの形状に沿って後頭部方向へなでつけるように整髪した後、約4時間静置した。静置後のフレーキングの状態を目視で確認した後、櫛にて5回コーミングし、コーミング後のフレーキングの状態を再度目視で確認した。なお、毛髪上に白い粉が付着しているように見える場合に、フレーキングがあると判定した。下記の基準でフレーキング抑制効果を判定した。
<フレーキング抑制効果の判定基準>
○○(かなり良好):静置後及びコーミング後の両方ともフレーキングが認められない
○(良好):静置後にはフレーキングは認められず、コーミング後に僅かなフレーキングが認められる
×(不良):静置後及びコーミング後の少なくとも一方で、はっきりとフレーキングが認められる
Figure 0006509427
Figure 0006509427
なお、比較例1及び比較例2では、静置後にわずかなフレーキングが認められ、コーミング後にはっきりとフレーキングが認められた。
(比較例5)
成分(C)(フルオロケイ酸(ナトリウム/マグネシウム))及び成分(D)(キサンタンガム)を配合しなかったこと以外は、実施例1と同様にして、整髪剤組成物を調製した。比較例5で得られた整髪剤組成物は液状であった。
実施例1及び比較例5で得られた整髪剤組成物について、下記の評価3、4行った。
(評価3:保存安定性)
ネスラー管(容量100ml)に、得られた整髪剤組成物100mlを充填し、23℃の環境下で静置保存し、整髪剤組成物の状態を3日後、5日後、及び20日後に目視にて観察した。
その結果、比較例5の整髪剤組成物は3日後に分離していた。一方、実施例1の整髪剤組成物は20日後においても分離しておらず、均一な状態であり、優れた保存安定性を示した。
(評価4:整髪力、フレーキング抑制効果(保存後サンプル))
上記評価3において、20日静置保存した後の整髪剤組成物を用いて、評価1及び評価2と同様にして、整髪力及びフレーキング抑制効果の評価を行った。
その結果、実施例1の整髪剤組成物(20日静置保存後)は、優れた整髪力(○○)と優れたフレーキング抑制効果(○○)とを示した。一方、比較例5の整髪剤組成物(20日静置保存後)は、優れた整髪力(○○)を示したものの、フレーキング抑制効果に劣っており(×)、フレーキング抑制効果の評価の静置後(コーミング前)でもはっきりとフレーキングが認められた。

Claims (5)

  1. 下記成分Aと、下記成分Bと、下記成分Cと、下記成分Dとを含み、
    前記成分Aの含有量が0.5質量%以上、10.0質量%以下である、整髪剤組成物。
    成分A:シリカ
    成分B:ポリオキシエチレンコレステリルエーテル及びポリオキシエチレンフィトステロールからなる群から選択された化合物
    成分C:粘土鉱物
    成分D:多糖系化合物
  2. 前記成分Aの含有量に対する前記成分Bの含有量の質量比が0.2以上であり、前記成分Bの含有量が10.0質量%以下である、請求項1に記載の整髪剤組成物。
  3. ロウ、エステル油、炭化水素油、油脂及び炭素数12〜18の高級アルコールの全てを含まないか、又は、ロウ、エステル油、炭化水素油、油脂及び炭素数12〜18の高級アルコールからなる群から選択された油性成分を合計で1.0質量%以下で含む、請求項1又は2に記載の整髪剤組成物。
  4. 下記成分Eを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の整髪剤組成物。
    成分E:ショ糖脂肪酸エステル及びポリオキシエチレングリセリン脂肪酸トリエステルからなる群から選択された化合物
  5. 性状がジェル状である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の整髪剤組成物。
JP2018507118A 2016-03-25 2017-02-10 整髪剤組成物 Active JP6509427B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016062170 2016-03-25
JP2016062170 2016-03-25
PCT/JP2017/004879 WO2017163656A1 (ja) 2016-03-25 2017-02-10 整髪剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017163656A1 JPWO2017163656A1 (ja) 2018-06-07
JP6509427B2 true JP6509427B2 (ja) 2019-05-08

Family

ID=59900212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018507118A Active JP6509427B2 (ja) 2016-03-25 2017-02-10 整髪剤組成物

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6509427B2 (ja)
KR (1) KR102033023B1 (ja)
CN (1) CN108024918A (ja)
WO (1) WO2017163656A1 (ja)

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5279031A (en) * 1975-12-26 1977-07-02 Eisai Co Ltd Cosmetics
JPH10218739A (ja) * 1997-01-31 1998-08-18 Shiseido Co Ltd 頭髪用化粧料
JP3917352B2 (ja) * 2000-02-25 2007-05-23 株式会社資生堂 整髪料
JP2003342130A (ja) 2002-05-30 2003-12-03 Shiseido Co Ltd 毛髪化粧料
JP4632040B2 (ja) * 2005-06-30 2011-02-16 ライオン株式会社 毛髪化粧料
JP5045898B2 (ja) * 2006-05-19 2012-10-10 ライオン株式会社 整髪剤組成物
JPWO2008035563A1 (ja) * 2006-09-21 2010-01-28 ライオン株式会社 毛髪化粧料
EP2305207B1 (en) * 2008-06-20 2012-08-29 Shiseido Company, Ltd. Hair cosmetic
JP2010280632A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Shiseido Co Ltd 水中油型乳化毛髪化粧料
JP5594868B2 (ja) * 2010-01-25 2014-09-24 株式会社ミルボン 整髪剤組成物
KR101789396B1 (ko) * 2013-03-29 2017-10-23 가부시키가이샤 만다무 정발제 조성물
CN105358120B (zh) * 2013-06-28 2022-07-08 朋友株式会社 毛发化妆品组合物和含有其氧化物的组合物、毛发化妆品以及毛发化妆用品
CN105792802A (zh) * 2014-03-28 2016-07-20 株式会社漫丹 整发剂组合物

Also Published As

Publication number Publication date
CN108024918A (zh) 2018-05-11
JPWO2017163656A1 (ja) 2018-06-07
KR102033023B1 (ko) 2019-10-16
KR20180026772A (ko) 2018-03-13
WO2017163656A1 (ja) 2017-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6092365B2 (ja) 整髪剤組成物
JP6013585B2 (ja) 整髪剤組成物及び整髪剤組成物の製造方法
JP6243014B2 (ja) 整髪剤組成物
JP6518152B2 (ja) 整髪剤組成物及び整髪剤組成物の製造方法
JP6150714B2 (ja) 乳化整髪剤組成物
JP6425710B2 (ja) 整髪剤組成物
JP6067109B2 (ja) 整髪剤組成物
JP6406810B2 (ja) 乳化整髪剤組成物
JP6509427B2 (ja) 整髪剤組成物
JP6689555B2 (ja) 整髪剤組成物
JP6147914B2 (ja) 整髪剤組成物及び整髪剤組成物の製造方法
JP6909353B2 (ja) 粉体含有皮膚外用剤
JP2020164475A (ja) 乳化整髪剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6509427

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250