JP6689555B2 - 整髪剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、毛髪を整える整髪剤に好適に用いられる整髪剤組成物に関する。
毛髪を整えるために、液状、ジェル状、クリーム状及び固形状などの種々の性状の整髪剤組成物が用いられている。従来、整髪剤組成物に主機能である整髪力を付与するために、皮膜形成ポリマーが用いられることが多い。皮膜形成ポリマーを用いた整髪剤組成物では、整髪後に、皮膜形成ポリマーに由来して、毛髪の表面に皮膜が形成される。このため、主たる整髪成分として皮膜形成ポリマーを配合すると、整髪直後の初期整髪力が高くなる一方で、毛髪を自然な状態で整えることが困難であったり、整髪後に、手又は櫛などで毛髪に刺激を与えると、毛髪の表面から皮膜が剥離して(所謂、フレーキングが生じる)、外観が悪くなったりするなどの問題がある。
そこで、皮膜形成ポリマーを用いる方法とは異なる方法が検討されており、具体的には、粉体を用いて、整髪剤組成物に整髪力を付与することが検討されている。
下記の特許文献1には、比表面積が50m/g以上である微粒子粉末を0.1〜10質量%で含む毛髪化粧料(整髪剤組成物)が開示されている。特許文献1では、特定の上記微粒子粉末を特定の上記含有量で用いることで、良好な感触が得られ、優れた整髪力が得られ、かつ良好な感触を長時間持続でき、かつ優れた再整髪性が得られることが記載されている。特許文献1では、整髪力として、手や櫛が通るようにしなやかに髪をまとめることが可能であることが記載されている。
下記の特許文献2には、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、酸化チタン、酸化亜鉛、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、及び水酸化マグネシウムからなる群より選ばれる粒子(成分(A))と、数平均分子量が10000以上、20000以下であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体、及び数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビットからなる群より選ばれる化合物(成分(B))と、必須のモノマー成分として、ジアセトンアクリルアミドを用いて得られるアクリル共重合体(成分(C))とを含む整髪剤組成物が開示されている。
下記の特許文献3には、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、酸化チタン、酸化亜鉛、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、及び水酸化マグネシウムからなる群より選ばれる粒子(成分(A))と、オキシエチレンの平均付加モル数が40〜60であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(成分(B1))と、オキシエチレンの平均付加モル数が80〜120であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(成分(B2))と、トリメチルグリシン及び/又はポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル(成分(C))と、水(成分(D))とを含む整髪剤組成物が開示されている。
特開2003−342130号公報 WO2015/174130A1 特開2017−19728号公報
近年、整髪形態の多様化が進行しており、要求される整髪形態に応じて、異なる整髪性能を有する整髪剤組成物が用いられている。
例えば、整髪形態の1つとして、1)髪をボリュームアップするとともに、2)細かい毛束を多数形成し、3)細かい毛束の毛先をまとめ、しかも4)細かい毛束をくせ付けるという整髪形態が求められている。
特許文献1に記載の整髪剤組成物では、1)髪をボリュームアップし、2)細かい毛束を多数形成し、3)細かい毛束の毛先をまとめ、しかも4)細かい毛束をくせ付けるという整髪形態に十分に対応できないことがある。
特許文献1に記載の整髪剤組成物では、上記1)〜4)の効果を全て発揮することは困難である。
なお、特許文献2,3には、上記1)〜4)の効果を全て発揮することに関しては、特段記載されていない。特許文献2,3に記載された効果の組み合わせは、上記1)〜4)の効果の組み合わせと異なる。
本発明の目的は、1)髪をボリュームアップするとともに、2)細かい毛束を多数形成し、3)細かい毛束の毛先をまとめ、しかも4)細かい毛束をくせ付けることができる整髪剤組成物を提供することである。
本発明は、下記成分(A)と、下記成分(B)と、下記成分(C)と、下記成分(D)とを含み、前記成分(A)の含有量が0.1質量%以上、5.0質量%以下であり、前記成分(B)の含有量が1.0質量%以上、10.0質量%以下であり、前記成分(C)の含有量が5.0質量%以上、25.0質量%以下であり、前記成分(D)の含有量が5.0質量%以下であり、前記成分(D)の含有量の前記成分(A)の含有量に対する質量比が、0.1以上である、整髪剤組成物を提供する。
成分(A):シリカ
成分(B):数平均分子量が10000以上、20000以下であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体、及び数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビットからなる群より選ばれる化合物
成分(C):ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
成分(D):(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル
本発明に係る整髪剤組成物は、下記成分(E)を含み、前記成分(E)の含有量が、0.05質量%以上、2.0質量%以下であることが好ましい。
成分(E):(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマー
本発明に係る整髪剤組成物は、下記成分(F)を含むことが好ましい。
成分(F):粘土鉱物
本発明に係る整髪剤組成物は、下記成分(G)を含むことが好ましい。
成分(G):多糖系化合物
本発明に係る整髪剤組成物は、特定の成分(A)、成分(B)、成分(C)及び成分(D)を含み、成分(A)の含有量が0.1質量%以上、5.0質量%以下であり、成分(B)の含有量が1.0質量%以上、10.0質量%以下であり、成分(C)の含有量が5.0質量%以上、25.0質量%以下であり、成分(D)の含有量が5.0質量%以下であり、成分(D)の含有量の成分(A)の含有量に対する質量比が、0.1以上であるので、1)髪をボリュームアップする(即ち、空気を含んだ嵩高い髪型とする)とともに、2)細かい毛束を多数形成し、3)細かい毛束の毛先をまとめ、しかも4)細かい毛束をくせ付ける(即ち、毛束を任意に曲げて形をつくる)ことができる。本発明では、1)整髪後にボリュームアップし、2)細かい毛束を多数形成し、3)細かい毛束の毛先をまとめ、しかも4)細かい毛束をくせ付けるという1)〜4)の効果を全て発揮することができる。結果として、これらの1)〜4)の効果により形成される整髪形態に、良好に整髪することができる。本発明に係る整髪剤組成物によれば、例えば、毛髪が全体的にボリュームアップされ、なおかつ細かな毛束が多数形成されており、さらにこれらの細かな毛束がランダムな方向に曲げられてくせ付けされた「パーマをかけたような」髪型を形成することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係る整髪剤組成物は、シリカと、数平均分子量が10000以上、20000以下であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体、及び数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビットからなる群より選ばれる化合物(少なくとも1の化合物)と、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油と、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリルとを少なくとも含む。
本明細書においては、上記「シリカ」を「成分(A)」と称する場合がある。
本明細書においては、上記「数平均分子量が10000以上、20000以下であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体、及び数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビットからなる群より選ばれる化合物」を「成分(B)」と称する場合がある。
本明細書においては、上記「ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油」を「成分(C)」と称する場合がある。
本明細書においては、上記「(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル」を「成分(D)」と称する場合がある。
本発明に係る整髪剤組成物は、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマーを含むことが好ましい。
本明細書においては、上記「(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマー」を「成分(E)」と称する場合がある。
本発明に係る整髪剤組成物は、粘土鉱物を含むことが好ましい。
本明細書においては、上記「粘土鉱物」を「成分(F)」と称する場合がある。
本発明に係る整髪剤組成物は、多糖系化合物を含むことが好ましい。
本明細書においては、上記「多糖系化合物」を「成分(G)」と称する場合がある。
本発明に係る整髪剤組成物は、成分(A)と成分(B)と成分(C)と成分(D)とを少なくとも含む。本発明に係る整髪剤組成物は、さらに、成分(E)、成分(F)及び成分(G)からなる群より選ばれる成分(少なくとも1の成分)を含むことが好ましい。本発明に係る整髪剤組成物は、成分(F)及び成分(G)からなる群より選ばれる成分(少なくとも1の成分)を含むことが好ましい。本発明に係る整髪剤組成物は、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)、成分(E)、成分(F)及び成分(G)の全てを含むことが好ましい。本発明に係る整髪剤組成物は、さらに他の成分を含んでいてもよい。上記の成分、例えば、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)、成分(E)、成分(F)、成分(G)や他の成分は、それぞれ、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
以下、本発明に係る整髪剤組成物に用いられる各成分の詳細を説明する。
(成分(A))
成分(A)はシリカである。成分(A)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(A)は、主たる整髪成分として機能する。成分(A)は、髪をボリュームアップさせる。
成分(A)としては、公知慣用のシリカ(無水ケイ酸)を用いることができる。上記シリカは、疎水化処理されていない無水ケイ酸(親水性のシリカ)であってもよいし、疎水化無水ケイ酸であってもよい。また、上記シリカは、アミノ酸、エステル又はレシチン等で表面処理されたシリカであってもよい。また、上記シリカは、所謂、易崩壊性シリカ粒子であってもよい。上記シリカは、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
上記疎水化無水ケイ酸は、無水ケイ酸(例えば、未処理の無水ケイ酸)が疎水化処理された物質である。疎水化処理に用いられる処理剤としては、有機シリル化合物及びシリコーン化合物等が挙げられる。上記有機シリル化合物としては、メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシラン、ヘキサメチルジシラザン、メチルトリアルコキシシラン、ジメチルジアルコキシシラン、トリメチルアルコキシシラン、エチルトリクロロシラン、プロピルトリクロロシラン、ヘキシルトリクロロシラン、長鎖アルキルトリクロロシラン、エチルトリアルコキシシラン、プロピルトリアルコキシシラン、ヘキシルトリアルコキシシラン、長鎖アルキルトリアルコキシシラン、メタクリルシラン、フルオロアルキルシラン及びペルフルオロアルキルシラン等が挙げられる。上記シリコーン化合物としては、ジメチルポリシロキサン(シリコーンオイル)、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン及びアミノ変性シリコーン等が挙げられる。上記疎水化処理の方法として、公知の方法を採用可能である。上記疎水化処理の方法としては、液相法、気相法及びオートクレーブ法等が挙げられる。
上記疎水化無水ケイ酸の好ましい例としては、ジメチルシロキシル化無水ケイ酸、トリメチルシロキシル化無水ケイ酸、オクチルシロキシル化無水ケイ酸、シリコーンオイル処理無水ケイ酸及びメタクリルシロキシル化無水ケイ酸等が挙げられる。
上記易崩壊性シリカ粒子は、複数のシリカ一次粒子が集合して形成された粒子である。上記シリカ一次粒子としては、特に限定されないが、例えば、球状シリカ粒子、鱗片状シリカ粒子及び不定形シリカ粒子等が挙げられる。上記シリカ一次粒子の平均粒径は、特に限定されない。
また、上記易崩壊性シリカ粒子は、シリカ以外の成分を内包していてもよい。上記シリカ以外の成分(以下、「内包成分」と称する場合がある)としては、特に限定されないが、例えば、界面活性剤、多価アルコール、高級アルコール、糖アルコール、シリコーン油、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、植物抽出エキス、染料、顔料、香料、保湿剤、ビタミン類、アミノ酸類及び清涼剤等が挙げられる。これらの成分の中でも、アミノ酸類、シリコーン油、ビタミン類が好ましい。上記アミノ酸類としては、特に限定されないが、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(例えば、旭化成ケミカルズ社製、商品名「ペリセア」)、トリメチルグリシン及びグルタミン酸等が挙げられる。上記易崩壊性シリカ粒子が上記内包成分を内包することにより、整髪時に上記易崩壊性シリカ粒子が崩壊すると内包成分が放出され、内包成分の種類に応じた効果が発揮される。例えば、上記易崩壊性シリカ粒子がアミノ酸類を内包することにより、毛髪のダメージケア機能が発揮される。
上記易崩壊性シリカ粒子の製造方法としては、特に限定されず、公知の方法を用いることができる。
成分(A)の吸油量は、好ましくは100mL/100g以上、より好ましくは150mL/100g以上、更に好ましくは200mL/100g以上、好ましくは1000mL/100g以下、より好ましくは800mL/100g以下、更に好ましくは700mL/100g以下である。成分(A)の吸油量が上記下限以上及び上記上限以下であると、頭皮脂などの毛髪上の脂分による髪のボリュームダウン、整髪性の低下を抑制することができるため、整髪性(初期整髪性)及び再整髪性がより一層良好になる。
上記吸油量は、JIS K5101に記載の方法に準拠して測定される。
成分(A)の平均粒径(平均1次粒径)は、好ましくは0.1nm以上、より好ましくは5nm以上、好ましくは10μm以下、より好ましくは5μm以下である。成分(A)の平均粒径が上記下限以上及び上記上限以下であると、整髪時に複数の成分(A)間に働く分子間力又は静電気付着力によって成分(A)同士が互いに引き寄せられやすくなり、整髪後に髪の表面が多数の成分(A)により一層良好に覆われた状態になり、かつ再整髪性がより一層高くなる。
成分(A)の平均粒径(平均1次粒径)は、体積平均粒径である。上記平均粒径は、レーザー光回折による粒度分布測定装置を用いて測定可能である。上記粒度分布測定装置としては、堀場製作所社製「LA−920」等が挙げられる。
上記シリカの市販品としては、例えば、無水ケイ酸である富士シリシア化学社製、商品名「サイリシア 320」、商品名「サイリシア 310P」、商品名「サイリシア 250」、商品名「サイリシア 250N」、商品名「サイリシア 350」、商品名「サイリシア 370」、商品名「サイリシア 380」、商品名「サイリシア 420」、商品名「サイリシア 430」、商品名「サイリシア 440」、商品名「サイリシア 450」及び商品名「サイリシア 470」;無水ケイ酸である日本アエロジル社製、商品名「AEROSIL 50」、商品名「AEROSIL 90G」、商品名「AEROSIL 130」、商品名「AEROSIL 150」、商品名「AEROSIL 200」、商品名「AEROSIL 300」、商品名「AEROSIL 380」、商品名「AEROSIL 200V」及び商品名「AEROSIL OX50」;無水ケイ酸であるAGCエスアイテック社製、商品名「サンスフェア H−31」、商品名「サンスフェア H−51」、商品名「サンスフェア H−121」、商品名「サンスフェア H−201」、商品名「サンスフェア H−32」、商品名「サンスフェア H−52」、商品名「サンスフェア H−122」、商品名「サンスフェア H−33」及び商品名「サンスフェア H−53」;ジメチルシロキシル化無水ケイ酸である日本アエロジル社製、商品名「AEROSIL R972」、商品名「AEROSIL R974」及び商品名「AEROSIL R9200」;トリメチルシロキシル化無水ケイ酸である日本アエロジル社製、商品名「AEROSIL RX200」、商品名「AEROSIL R8200」、商品名「AEROSIL RX300」及び商品名「AEROSIL R812S」;オクチルシロキシル化無水ケイ酸である日本アエロジル社製、商品名「AEROSIL R805」;シリコーンオイル処理無水ケイ酸である日本アエロジル社製、商品名「AEROSIL R202」、商品名「AEROSIL RY200」、商品名「AEROSIL RY200S」及び商品名「AEROSIL RY300」;メタクリルシロキシル化無水ケイ酸である日本アエロジル社製、商品名「AEROSIL R711」;上記易崩壊性シリカである三好化成社製、商品名「シリカビーズ SB−705」;上記易崩壊性シリカである鈴木油脂社製、商品名「ゴッドボール SF−16C」、商品名「ゴッドボール AF−6C」及び商品名「ゴッドボール AF−16C」等が挙げられる。
髪をボリュームアップさせる観点から、本発明に係る整髪剤組成物100質量%中、成分(A)の含有量は、0.1質量%以上、5.0質量%以下である。髪をより一層良好にボリュームアップさせる観点からは、本発明に係る整髪剤組成物100質量%中、成分(A)の含有量は、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは0.8質量%以上、好ましくは4.0質量%以下、より好ましくは3.0質量%以下である。
(成分(B))
成分(B)は、数平均分子量が10000以上、20000以下であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体、及び数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビットからなる群より選ばれる化合物(少なくとも1の化合物)である。成分(B)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(B)は、細かい毛束の毛先をまとめる役割を果たす。成分(B)は、成分(C)によって細かい毛束を多数形成した状態において、細かい毛束の毛先をまとめる。成分(B)の使用により、髪につやを付与することができる。また、成分(B)の使用により、フレーキングを抑えて上記効果を発揮させることができる。
本明細書においては、上記「数平均分子量が10000以上、20000以下であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体」を「成分(B1)」と称する場合がある。
本明細書においては、上記「数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビット」を「成分(B2)」と称する場合がある。
従って、成分(B)は、成分(B1)及び成分(B2)からなる群より選ばれる化合物(少なくとも1の化合物)である。成分(B1)及び成分(B2)はそれぞれ、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
成分(B1)は、複数のオキシエチレン単位(酸化エチレン単位)と、複数のオキシプロピレン単位(酸化プロピレン単位)とを少なくとも有する共重合体である。成分(B1)における共重合形態はランダム共重合体の形態である。
成分(B1)における、オキシエチレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、好ましくは100以上、より好ましくは200以上、好ましくは400以下、より好ましくは350以下である。成分(B1)における、オキシプロピレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、好ましくは30以上、より好ましくは40以上、好ましくは150以下、より好ましくは100以下である。
細かい毛束の毛先をまとめる効果をより一層高める観点から、成分(B1)は、25℃で液状であることが好ましい。
成分(B1)の数平均分子量は、10000以上、20000以下である。成分(B1)の数平均分子量が上記下限未満であると、細かい毛束の毛先をまとめる効果が低下する。成分(B1)の数平均分子量が上記上限を超えると、ハンドリング性が悪くなる。成分(B1)の数平均分子量は好ましくは12000以上である。成分(B1)の数平均分子量は好ましくは18000以下である。
成分(B1)の市販品としては、例えば、三洋化成工業社製、商品名「ニューポール 75H−90000」等が挙げられる。
成分(B2)は、ポリオキシプロピレンソルビットである。成分(B2)における、オキシプロピレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、好ましくは4以上、より好ましくは8以上、好ましくは15以下、より好ましくは12以下である。
細かい毛束の毛先をまとめる効果をより一層高める観点から、成分(B2)は、25℃で液状であることが好ましい。
成分(B2)の数平均分子量は、300以上、1000以下である。成分(B2)の数平均分子量が上記下限未満であると、細かい毛束の毛先をまとめる効果が低下する。成分(B2)の数平均分子量が上記上限を超えると、べたつきが生じ、ハンドリング性が悪くなる。成分(B2)の数平均分子量は好ましくは400以上である。成分(B2)の数平均分子量は好ましくは800以下である。
成分(B2)の市販品としては、例えば、三洋化成工業社製、商品名「ニューポール SP−750」及び商品名「サンニックス SP−750」等が挙げられる。
成分(B)は25℃で液状であることが好ましい。成分(B)は、25℃で流動性を有することが好ましく、例えば、半径2cm、高さ7cmのガラスボトルに50gの試料を入れ、25℃の温度下、上記ガラスボトルを逆さにした場合に、逆さにした直後より5分間に、試料がガラスボトルから垂れ落ちる性状を有することが好ましい。
細かい毛束の毛先をまとめる観点から、本発明に係る整髪剤組成物100質量%中、成分(B)の含有量は、1.0質量%以上であり、好ましくは2.0質量%以上、より好ましくは3.0質量%以上である。整髪後の毛髪が重くなることを抑制し、細かい毛束を形成する効果や髪をボリュームアップする効果が低下することを抑制する観点から、本発明に係る整髪剤組成物100質量%中、成分(B)の含有量は、10.0質量%以下であり、好ましくは9.0質量%以下、より好ましくは8.0質量%以下である。
(成分(C))
成分(C)は、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油である。成分(C)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(C)は、細かい毛束を多数形成する役割を果たす。
細かい毛束を効果的に多数形成する観点からは、成分(C)は、オキシエチレンの平均付加モル数が40〜60であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含むことが好ましく、オキシエチレンの平均付加モル数が80〜120であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含むことが好ましく、オキシエチレンの平均付加モル数が40〜60であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油と、オキシエチレンの平均付加モル数が80〜120であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とを含むことがより好ましい。
本明細書においては、上記「オキシエチレンの平均付加モル数が40〜60であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油」を「成分(C1)」と称する場合がある。
本明細書においては、上記「オキシエチレンの平均付加モル数が80〜120であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油」を「成分(C2)」と称する場合がある。
従って、成分(C)は、成分(C1)を含むことが好ましく、成分(C2)を含むことが好ましい。成分(C)は、成分(C1)及び成分(C2)からなる群より選ばれるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(少なくとも1のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油)を含むことが好ましい。成分(C)は、成分(C1)と成分(C2)とを含むことがより好ましい。成分(C1)及び成分(C2)はそれぞれ、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
成分(C1)と成分(C2)とを併用することにより、毛髪同士をまとめる特性を十分に高めながら、同時にべたつきやごわつきを抑制する効果がより一層向上する。
細かい毛束を効果的に多数形成する観点からは、成分(C1)におけるオキシエチレン(エチレンオキサイド)の平均付加モル数は、好ましくは40以上、より好ましくは45以上、好ましくは60以下、より好ましくは55以下である。
細かい毛束を効果的に多数形成する観点からは、成分(C1)のHLB(Hydrophile−Lipophile Balance)値は、好ましくは11.5以上、好ましくは14.8以下である。
成分(C1)の市販品としては、例えば、青木油脂工業社製、商品名「ブラウノン RCW−50」(オキシエチレンの平均付加モル数:50);日本エマルジョン社製、商品名「EMALEX HC−50」(オキシエチレンの平均付加モル数:50);青木油脂工業社製、商品名「ブラウノン RCW−40」(オキシエチレンの平均付加モル数:40);青木油脂工業社製、商品名「ブラウノン RCW−60」(オキシエチレンの平均付加モル数:60)等が挙げられる。
細かい毛束を効果的に多数形成する観点からは、成分(C2)におけるオキシエチレン(エチレンオキサイド)の平均付加モル数は、好ましくは80以上、より好ましくは90以上、好ましくは120以下、より好ましくは110以下である。
細かい毛束を効果的に多数形成する観点からは、成分(C2)のHLB値は、好ましくは15.0以上、好ましくは17.0以下である。
成分(C2)の市販品としては、例えば、青木油脂工業社製、商品名「ブラウノン RCW−100」(オキシエチレンの平均付加モル数:100);日本エマルジョン社製、商品名「EMALEX HC−100」(オキシエチレンの平均付加モル数:100);青木油脂工業社製、商品名「ブラウノン RCW−100」(オキシエチレンの平均付加モル数:100)、商品名「ブラウノン RCW−80」(オキシエチレンの平均付加モル数:80)等が挙げられる。
細かい毛束を多数形成する観点から、本発明に係る整髪剤組成物100質量%中、成分(C)の含有量は、5.0質量%以上、25.0質量%以下である。細かい毛束を効果的に多数形成する観点からは、本発明に係る整髪剤組成物100質量%中、成分(C)の含有量は、好ましくは6.0質量%以上、より好ましくは8.0質量%以上、好ましくは20.0質量%以下、より好ましくは16.0質量%以下である。
(成分(D))
成分(D)は、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリルである。成分(D)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(D)は、細かい毛束をくせ付ける役割を果たし、具体的には毛束を任意の方向に曲げて形づくり、その形状を保持する役割を果たす。
成分(D)におけるグリセリル基の数は2以上であれば特に限定されない。上記グリセリル基の数は2以上、好ましくは3以上、より好ましくは5以上、好ましくは12以下、より好ましくは10以下である。
成分(D)としては、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ジグリセリル、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)トリグリセリル、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)テトラグリセリル、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ペンタグリセリル、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ヘキサグリセリル、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ヘプタグリセリル、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)オクタグリセリル、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ノナグリセリル、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ウンデカグリセリル及び(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ドデカグリセリル等が挙げられる。これら以外の(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリルを用いてもよい。成分(D)は、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル[(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10]であることが好ましい。
成分(D)として、市販品を用いてもよい。成分(D)の市販品としては、Neosolue−Aqua(商品名、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル、日本精化社製)等が挙げられる。
髪がかたくなってごわつくことを抑制し、髪の手触りを向上する観点から、本発明に係る整髪剤組成物100質量%中、成分(D)の含有量は、5.0質量%以下であり、好ましくは4.0質量%以下、より好ましくは3.5質量%以下である。
細かい毛束をくせ付ける観点から、成分(D)の含有量の成分(A)の含有量に対する質量比(成分(D)の含有量/成分(A)の含有量)は、0.1以上である。細かい毛束を効果的にくせ付ける観点からは、上記質量比(成分(D)の含有量/成分(A)の含有量)は、好ましくは0.15以上、より好ましくは0.2以上である。
(成分(E))
成分(E)は、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマーである。成分(E)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(E)は、細かい毛束を効果的にくせ付けることに寄与する。
成分(E)である(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマーは、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体とも呼ばれる。成分(E)は、アクリル酸ヒドロキシエチルに由来する構成単位とアクリル酸メトキシエチルに由来する構成単位とが必須の構成単位である共重合体である。成分(E)は、例えば、INCI名:HYDROXYETHYL ACRYLATE/METHOXYETHYL ACRYLATE COPOLYMERで表示される化合物である。
成分(E)の配合効果が効果的に発揮されるので、成分(E)の数平均分子量は、好ましくは5500以上、好ましくは50000以下である。
成分(E)の市販品としては、互応化学工業社製、商品名「プラスサイズ L−2200」等が挙げられる。
本発明に係る整髪剤組成物100質量%中、成分(E)の含有量は、細かい毛束を効果的にくせ付ける観点から、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.08質量%以上、更に好ましくは0.2重量%以上である。本発明に係る整髪剤組成物100質量%中、成分(E)の含有量は、髪がかたくなりごわつくことを抑制し、髪の手触りを向上する観点から、好ましくは2.0質量%以下、より好ましくは1.5質量%以下、更に好ましくは1.2質量%以下である。
(成分(F))
成分(F)は、粘土鉱物である。成分(F)の使用により、髪を形作る初期整髪力や整髪剤組成物の保存安定性がより一層良好になる。成分(F)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
成分(F)は、天然物であってもよく、合成物であってもよい。成分(F)としては、特に限定されないが、例えば、カオリン族粘土鉱物、アンティゴライト族粘土鉱物、パイロフィライト族粘土鉱物、雲母族粘土鉱物、スメクタイト族粘土鉱物、バーミキュライト族粘土鉱物、緑泥石族粘土鉱物及び有機変性粘土鉱物等が挙げられる。
上記カオリン族粘土鉱物としては、カオリン、ナクライト、ディッカイト及びハロサイト等が挙げられる。上記アンティゴライト族粘土鉱物としては、アンティゴライト、アメサイト及びクロンステダイト等が挙げられる。上記パイロフィライト族粘土鉱物としては、パイロフィライト及びタルク(滑石)等が挙げられる。上記雲母族粘土鉱物としては、イライト、海緑石、セラドナイト、セリサイト、マイカ(雲母)、白雲母、クロム白雲母及び黒雲母等が挙げられる。上記スメクタイト族粘土鉱物としては、ベントナイト、モンモリロナイト、バイデライト、ノントナイト、サポナイト、ヘクトライト及びルーセンタイト等が挙げられる。上記バーミキュライト族粘土鉱物としては、バーミキュライト等が挙げられる。上記緑泥石族粘土鉱物としては、緑泥石(クロライト)等が挙げられる。上記有機変性粘土鉱物としては、スメクタイト族粘土鉱物又はバーミキュライト族粘土鉱物などが有機変性処理された有機変性粘土鉱物等が挙げられる。有機変性処理には、第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤が好適に用いられる。上記第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤としては、上記塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム及び塩化ベンザルコニウム等が挙げられる。
保存安定性や使用感をより一層良好にする観点からは、成分(F)は、合成ケイ酸塩及びその誘導体からなる群より選ばれる粘土鉱物であることが好ましい。上記合成ケイ酸塩及びその誘導体とは、少なからず不純物が含まれる天然由来のケイ酸マグネシウムやケイ酸(ナトリウム/マグネシウム)などを主成分とするケイ酸塩鉱物ではなく、合成によって得られるケイ酸塩及びケイ酸塩誘導体のことを言う。
上記合成ケイ酸塩及びその誘導体としては、例えば、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第2巻,2012年,p.3076):SODIUM MAGNESIUM SILICATEで表記される合成ケイ酸(ナトリウム/マグネシウム)、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第2巻,2012年,p.1793):MAGNESIUM FLUOROSILICATEで表記されるフルオロケイ酸マグネシウム、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第2巻,2012年,p.3076):SODIUM MAGNESIUM FLUOROSILICATEで表記されるフルオロケイ酸(ナトリウム/マグネシウム)、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第2巻,2012年,p.1799):MAGNESIUM POTASSIUM FLUOROSILICATEで表記されるフルオロケイ酸(マグネシウム/カリウム)、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第2巻,2012年,p.1800):MAGNESIUM SODIUM FLUOROSILICATEで表記されるフルオロケイ酸(マグネシウム/ナトリウム)、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,2012年,p.156):ALUMINUM SILICATEで表記される合成ケイ酸アルミニウム等が挙げられる。
成分(F)としては、粘土鉱物の中でも、合成ケイ酸(ナトリウム/マグネシウム)、フルオロケイ酸(ナトリウム/マグネシウム)、及びフルオロケイ酸(ナトリウム/マグネシウム)からなる群より選ばれる粘土鉱物(少なくとも1の粘土鉱物)が特に好ましい。
成分(F)の市販品としては、例えば、ロックウッド社製、商品名「ラポナイトXLG」及び商品名「ラポナイトXL21」等が挙げられる。
本発明に係る整髪剤組成物100質量%中、成分(F)の含有量は、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.3質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは5.0質量%以下、更に好ましくは3.0質量%以下である。成分(F)の含有量が上記下限以上であると、保存安定性及び整髪性がより一層良好になる。成分(F)の含有量が上記上限以下であると、整髪剤組成物の保存安定性がより一層良好になる。
(成分(G))
成分(G)は、多糖系化合物である。成分(G)の使用により、本発明に係る整髪剤組成物が適度に増粘するため、成分(A)の分散性がより一層良好になり、さらに本発明に係る整髪剤組成物が分離しにくくなり保存安定性がより一層良好になる。成分(G)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
成分(G)としては、特に限定されないが、多糖、変性多糖(例えば、アルキル変性多糖など)等が好ましく、例えば、アルギン酸、カラギーナン、寒天、ファーセレラン、グアーガム、クインスシード、コンニャクマンナン、タマリンドガム、タラガム、デキストリン、デンプン、ローカストビーンガム、アラビアガム、ガッティガム、カラヤガム、トラガカントガム、アラビノガラクタン、ペクチン及びマルメロなどの植物由来多糖系化合物;キトサン及びヒアルロン酸などの動物由来多糖系化合物;カードラン、キサンタンガム、ジェランガム、シクロデキストリン、デキストラン、プルラン及びヒアルロン酸などの微生物由来多糖系化合物;微結晶セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの非イオン性セルロース;カルボキシメチルセルロースなどの陰イオン性セルロース;塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロースなどのカチオン化セルロース;塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]グアーガムなどのカチオン化グアーガム等が挙げられる。
成分(G)としては、多糖系化合物の中でも、キサンタンガム、グアーガム、タマリンドガム及びジェランガムからなる群から選ばれる化合物(少なくとも1の化合物)が好ましい。
成分(G)の市販品としては、例えば、キサンタンガムである大日本住友製薬社製、商品名「エコーガムT」、商品名「ケルデント」及び商品名「モナートガム」;グアーガムである伊那食品工業社製、商品名「イナゲル グアーガムCS」;タマリンドガムであるDSP五協フード&ケミカル社製、商品名「グリロイド6C」;ジェランガムであるCP Kelco U.S.,Inc.製、商品名「ケルコゲル」等が挙げられる。
本発明に係る整髪剤組成物100質量%中、成分(G)の含有量は、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは2.0質量%以下である。成分(G)の含有量が上記下限以上であると、整髪剤組成物の保存安定性がより一層良好になる。成分(G)の含有量が上記上限以下であると、べたつきがより一層抑えられる。成分(G)の含有量は、本発明に係る整髪剤組成物中の全ての成分(G)の含有量の合計量である。
整髪剤組成物をより一層適度に増粘させて、整髪剤組成物の保存安定性をより一層高める観点からは、本発明に係る整髪剤組成物は、成分(F)と成分(G)とを含むことが好ましい。成分(F)と成分(G)との併用により、成分(A)の分散安定性がより一層高くなり、整髪剤組成物の分離がより一層生じ難くなる。さらに、整髪剤組成物が良好なチキソトロピー性を示すため、整髪剤組成物の塗布性が向上する。
成分(F)と成分(G)とを併用する場合に、成分(F)の含有量の成分(G)の含有量に対する質量比(成分(F)の含有量/成分(G)の含有量)は、好ましくは1.0以上、より好ましくは2.0以上、好ましくは10.0以下、より好ましくは8.0以下である。上記質量比の範囲を満足すると、べたつきがより一層抑えられ、更に整髪剤組成物の保存安定性、特に長期間保管したときの保存安定性がより一層良好になる。
成分(F)と成分(G)とを併用する場合に、本発明に係る整髪剤組成物100質量%中、成分(F)の含有量と成分(G)の含有量の合計量は、好ましくは0.3質量%以上、より好ましくは0.4質量%以上、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは4.0質量%以下である。上記合計量の範囲内であると、べたつきがより一層抑えられ、更に整髪剤組成物の保存安定性、特に長期間保管したときの保存安定性がより一層良好になる。
(他の成分)
本発明に係る整髪剤組成物は、水を含むことが好ましい。上記水は、精製水であることが好ましい。本発明に係る整髪剤組成物100質量%中、水の含有量は、好ましくは30.0質量%以上、より好ましくは40.0質量%以上、好ましくは84.9質量%未満、より好ましくは83.0質量%以下、更に好ましくは80.0質量%以下である。
また、本発明に係る整髪剤組成物は、特に限定されないが、防腐力の向上、塗布時ののびの向上や、べたつきの低減の観点から、炭素数2〜5の低級アルコール(特に、エタノール)を含むことが好ましい。本発明に係る整髪剤組成物100質量%中、低級アルコール(特に、エタノール)の含有量は、好ましくは2.0質量%以上、より好ましくは5.0質量%以上、好ましくは50.0質量%以下、より好ましくは30.0質量%以下である。
本発明に係る整髪剤組成物は、本発明の効果を阻害しない範囲で、例えば、ノニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤及び両性界面活性剤等の界面活性剤;グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−デカンジオール等の多価アルコール;ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セトステアリルアルコール及びオレイルアルコール等の炭素数12〜18の高級アルコール;ソルビトール、マルチトール及びトレハロース等の糖アルコール;シリコーン油;金属イオン封鎖剤;酸化防止剤;植物抽出エキス;染料;顔料;pH調整剤;香料;防腐剤;溶剤等を含んでいてもよい。
(整髪剤組成物の他の詳細)
本発明に係る整髪剤組成物の性状は、特に限定されず、液状、ジェル状、クリーム状及び固形状のいずれであってもよい。上記整髪剤組成物は、液状又はジェル状であることが好ましい。
上記整髪剤組成物の25℃における粘度は、好ましくは1000mPa・s以上、より好ましくは2000mPa・s以上、好ましくは100000mPa・s以下、より好ましくは50000mPa・s以下である。上記粘度が上記下限以上及び上記上限以下であると、塗布性がより一層高くなり、更にべたつきがより一層抑えられる。
上記粘度は、粘度計を用いて、No.4ローターを使用して回転速度12rpm、回転時間1分間の条件で測定される。上記粘度計としては、東機産業社製、TV−22型粘度計を使用可能である。
本発明に係る整髪剤組成物の製造方法は、特に限定されず、本発明に係る整髪剤組成物の製造方法として、公知の整髪剤組成物の製造方法を用いることができる。本発明に係る整髪剤組成物の製造方法としては、例えば、成分(A)と水(必要に応じて、さらに成分(F))をディスパーミキサーで攪拌後、パドルミキサーに交換して攪拌しながら他の成分を配合及び均一化する方法が挙げられる。
本発明に係る整髪剤組成物は、主たる整髪成分として、成分(A)と成分(B)と成分(C)と成分(D)とを少なくとも含む。これらの成分(A)〜(D)を所定量で配合することによって、1)髪をボリュームアップするとともに、2)細かい毛束を多数形成し、3)細かい毛束の毛先をまとめ、しかも4)細かい毛束をくせ付けることができる。本発明では、1)整髪後にボリュームアップし、2)細かい毛束を多数形成し、3)細かい毛束の毛先をまとめ、しかも4)細かい毛束をくせ付けるという1)〜4)の効果を全て発揮することができる。結果として、これらの1)〜4)の効果が求められる整髪形態に良好に整髪することができる。
1)〜4)の効果が発揮された整髪形態は、例えば、湾曲した細かい毛束がランダムに様々な方向を向いたボリュームのあるヘアスタイルであり、パーマをかけた様なクセ毛風のヘアスタイルである。
さらに、成分(E)を配合することにより、細かい毛束を効果的にくせ付けることができる。
さらに、成分(F)及び成分(G)を配合することにより、整髪剤組成物が適度に増粘され、整髪剤組成物の塗布性が向上する。さらにまた、成分(F)と成分(G)との配合比を特定の好ましい範囲とすることによって、成分(A)が沈降したり、凝集したりしにくくなり、整髪剤組成物の保存安定性(長期保管時の安定性)が向上する。
本発明に係る整髪剤組成物は、特に限定されないが、例えば、容器に充填された形態で用いることができる。
上記容器としては、ボトル容器、ジャー容器及びチューブ容器等が挙げられる。上記容器は、ボトル容器又はチューブ容器であることが好ましい。
以下、本発明について、実施例及び比較例を挙げて具体的に説明する。本発明は、以下の実施例のみに限定されない。
(成分(A))
商品名「サイリシア 320」:シリカ1(富士シリシア化学社製)
商品名「AEROSIL300」:シリカ2(日本アエロジル社製)
(成分(B))
商品名「ニューポール SP−750」:ポリオキシプロピレンソルビット、三洋化成工業社製、数平均分子量690、液状
商品名「ニューポール 75H−90000」:ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンヘキシレングリコールエーテル(300E.O.)(75P.O.)、三洋化成工業社製、数平均分子量14000、液状
(成分(C))
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(100E.O.):青木油脂工業社製、商品名「ブラウノン RCW−100」、オキシエチレンの平均付加モル数100、PEG−100水添ヒマシ油
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.):青木油脂工業社製、商品名「ブラウノン RCW−60」、オキシエチレンの平均付加モル数60、PEG−60水添ヒマシ油
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.O.):青木油脂工業社製、商品名「ブラウノン RCW−50」、オキシエチレンの平均付加モル数50、PEG−50水添ヒマシ油
(成分(D))
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10:商品名「Neosolue−Aqua」、日本精化社製
(成分(E))
(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマー:商品名「プラスサイズ L−2200」、互応化学工業社製
(成分(F))
フルオロケイ酸(ナトリウム/マグネシウム):ロックウッド社製、商品名「ラポナイトXL21」
(成分(G))
キサンタンガム:大日本住友製薬社製、商品名「エコーガムT」
(他の成分)
グリセリン
ジプロピレングリコール
エタノール
精製水
(実施例1〜11及び比較例1〜5)
下記の表1,2に示す配合成分を配合(配合単位は質量%)し、整髪剤組成物を調製した。実施例1〜11で得られた整髪剤組成物の性状はいずれもジェル状であった。なお、表中の配合量は、純分での配合量で示した。
(評価)
得られた整髪剤組成物を、ミドルレングスのウィッグ(レッスンマネキン:ユーカリジャパン社製)の毛髪上に均一に塗布し、毛髪の根元から毛先にかけて上方向に毛髪をかき上げた。その後、毛髪を握って湾曲させてくせ付けをして整髪を施した後、毛髪を観察し、以下の評価1〜4の判定基準に基づき評価を行った。なお、評価1〜4の判定は、整髪直後と2時間経過した後に行った。専門評価員5名が評価を行った。
(評価1:ボリュームアップの評価)
[ボリュームアップの判定基準]
○(かなり良好):毛束が根元から立ち上がっており、全体的に明らかにボリュームアップされた髪型が形成されている
△(良好):毛束がやや根元から立ち上がっており、全体的にややボリュームアップされた髪型が形成されている
×(不良):毛束が根元から立ち上がっておらず、全体的に全くボリュームアップされていない
(評価2:細かい毛束の形成性の評価)
[細かい毛束の形成性の判定基準]
○(かなり良好):細かい毛束が均一に形成されている
△(良好):細かい毛束とある程度太い毛束が形成されている
×(不良):細かい毛束は形成されていない
(評価3:細かい毛束の毛先のまとまりの評価)
[細かい毛束の毛先のまとまりの判定基準]
○(かなり良好):細かい毛束の毛先がきれいにまとまっている
△(良好):細かい毛束の毛先のまとまりがやや弱い
×(不良):細かい毛束の毛先のまとまりなく毛先がばらけている
(評価4:細かい毛束のくせ付け力の評価)
[細かい毛束のくせ付け力の判定基準]
○(かなり良好):くせ付けした髪型がほぼ残っており、強くくせ付けられている
△(良好):くせ付けした髪型がややくずれており、くせ付けがやや弱い
×(不良):毛束のくせがほぼ整髪前に戻り、くせ付けが十分にされていない
結果を下記の表1,2に示す。
Figure 0006689555
Figure 0006689555

Claims (4)

  1. 下記成分Aと、下記成分Bと、下記成分Cと、下記成分Dとを含み、
    前記成分Aの含有量が0.1質量%以上、5.0質量%以下であり、
    前記成分Bの含有量が1.0質量%以上、10.0質量%以下であり、
    前記成分Cの含有量が5.0質量%以上、25.0質量%以下であり、
    前記成分Dの含有量が0.6質量%以上、5.0質量%以下であり、
    前記成分Dの含有量の前記成分Aの含有量に対する質量比が、0.12以上である、整髪剤組成物。
    成分A:シリカ
    成分B:数平均分子量が10000以上、20000以下であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体、及び数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビットからなる群より選ばれる化合物
    成分C:ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
    成分D:(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル
  2. 下記成分Eを含み、
    前記成分Eの含有量が、0.05質量%以上、2.0質量%以下である、請求項1に記載の整髪剤組成物。
    成分E:(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマー
  3. さらに、下記成分Fを含む、請求項1又は2に記載の整髪剤組成物。
    成分F:粘土鉱物
  4. さらに、下記成分Gを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の整髪剤組成物。
    成分G:多糖系化合物
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