JP6508597B2 - 照明コントローラ、及び照明器具の制御方法 - Google Patents

照明コントローラ、及び照明器具の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、照明コントローラ、及び照明器具の制御方法に関し、特に、照明器具に電波でコマンドを送信することで照明器具を制御する照明コントローラ等に関する。
従来、照明器具に電波でコマンドを送信することで照明器具を調光する照明コントローラ(あるいは無線親機)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の技術では、無線親機は、無線子機を備える照明器具に対して周期的に調光制御信号を送信し、送信の空き時間において無線子機から送信されてくる監視データを受信する。これにより、通信速度を高速にすることなく、1組の無線機で制御信号の伝送だけでなく監視データの伝送も可能になる。
特開2006−140764号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、近い場所に複数の無線親機が設けられた場合には、複数の無線親機からの調光制御信号が干渉(電波干渉)し、照明器具が正しく制御されないケースが生じ得る。そのために、ある場所に無線親機を設置した場合には、その無線親機からの電波が届く範囲内には別の無線親機を設置することができないという問題がある。
そこで、本発明は、電波が届く範囲内に複数の照明コントローラを設置した場合であっても照明コントローラが発するコマンドの干渉が生じにくいことを確保できる照明コントローラ、及び照明器具の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る照明コントローラの一形態は、照明器具に電波でコマンドを送信することで前記照明器具を制御する照明コントローラであって、前記照明器具と電波で通信する通信部と、操作指示を取得する操作部と、前記操作部による前記操作指示の取得状態に応じてコマンドを生成し、生成した前記コマンドを、前記通信部を介して前記照明器具に送信する制御部とを備え、前記制御部は、前記取得状態に応じて第1コマンドを生成した場合には、生成した前記第1コマンドを第1送信間隔で前記照明器具に繰り返し送信し、前記取得状態に応じて第2コマンドを生成した場合には、生成した前記第2コマンドを前記第1送信間隔とは異なる第2送信間隔で前記照明器具に繰り返し送信し、前記第1コマンドは、前記照明器具の状態を速やかに変更する必要があるコマンドとして予め定められたコマンドであって、前記照明器具の明るさを変更するための第1調光コマンドであり、前記第2コマンドは、前記照明器具の状態を速やかに変更する必要がないコマンドとして予め定められたコマンドであって、前記照明器具の明るさを維持するための第2調光コマンドであり、前記第1送信間隔は、前記第2送信間隔よりも短い
また、本発明に係る照明器具の制御方法の一形態は、照明器具に電波でコマンドを送信することで前記照明器具を制御する照明コントローラによる照明器具の制御方法であって、操作指示の取得状態に応じてコマンドを生成し、生成した前記コマンドを前記照明器具に送信する制御ステップを含み、前記制御ステップでは、前記取得状態に応じて第1コマンドを生成した場合には、生成した前記第1コマンドを第1送信間隔で前記照明器具に繰り返し送信し、前記取得状態に応じて第2コマンドを生成した場合には、生成した前記第2コマンドを前記第1送信間隔とは異なる第2送信間隔で前記照明器具に繰り返し送信し、前記第1コマンドは、前記照明器具の状態を速やかに変更する必要があるコマンドとして予め定められたコマンドであって、前記照明器具の明るさを変更するための第1調光コマンドであり、前記第2コマンドは、前記照明器具の状態を速やかに変更する必要がないコマンドとして予め定められたコマンドであって、前記照明器具の明るさを維持するための第2調光コマンドであり、前記第1送信間隔は、前記第2送信間隔よりも短い
本発明に係る照明コントローラ、及び照明器具の制御方法により、電波が届く範囲内に複数の照明コントローラを設置した場合であっても、従来よりも、照明コントローラが発するコマンドの干渉が生じにくい。
実施の形態における照明システムの構成を示す外観図 図1に示された照明コントローラ及び照明器具の構成を示すブロック図 実施の形態の照明システムにおける照明コントローラの特徴的な動作を示すフローチャート 実施の形態の照明システムにおける照明コントローラが繰り返し調光コマンドを送信するケースの具体例を示す図 図4の「Upボタンの短押し」の操作がされた場合の照明コントローラと照明器具とのやりとりを示す通信シーケンス図 図4の「Upボタンの長押し」の操作がされた場合の照明コントローラと照明器具とのやりとりを示す通信シーケンス図 図4の「無操作」の場合における照明コントローラと照明器具とのやりとりを示す通信シーケンス図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
図1は、実施の形態における照明システム10の構成を示す外観図である。照明システム10は、調光可能な照明光を提供するシステムであり、照明コントローラ20及び照明器具30を備える。本実施の形態では、照明コントローラ20及び照明器具30は、無線通信のためのペアリング(相手の識別子を記憶すること)を既に終えており、相互に無線通信できる状態にある。
照明コントローラ20は、照明器具30に電波でコマンドを送信することで照明器具30を制御する操作卓(電波リモコン)であり、例えば、部屋の壁等に固定される。
照明器具30は、照明コントローラ20から電波で送信されてくる調光コマンドに従って点灯状態を変える器具であり、例えば、LED照明装置である。
なお、本図には照明器具30が1つだけ示されているが、複数の照明器具が照明コントローラ20によって制御されてもよい。つまり、照明システム10は、複数の照明器具を備えてもよい。
また、図1には、1つの照明システム10が示されているが、複数の照明システムが電波の届く範囲内に設定されていてもよい。本実施の形態の照明システム10では、後述するように、電波が届く範囲内に複数の照明コントローラを設置した場合であっても、照明コントローラが発するコマンドの干渉が生じにくい工夫が施されている。
図2は、図1に示された照明コントローラ20及び照明器具30の構成を示すブロック図である。
照明コントローラ20は、操作部21、制御部23及び通信部24を備える。
操作部21は、操作指示を取得する入力装置であり、本実施の形態では、図示されるように、Upボタン21a、Downボタン21b、及び、On/Offボタン21cを有する。Upボタン21a及びDownボタン21bは、照明器具30の明るさを変更するための調光ボタン(それぞれ、調光レベルを上げるためのボタン、調光レベルを下げるためのボタン)であり、例えば、押している間だけオンになる自動復帰型スイッチである。On/Offボタン21cは、照明コントローラ20の動作をオンオフするオンオフボタンであり、例えば、押す度にオンとオフとが反転する位置保持型スイッチである。操作部21は、調光ボタン(Upボタン21a及びDownボタン21b)又はオンオフボタン(On/Offボタン21c)に対する操作を、照明器具30の明るさを変更する操作指示として、取得する。
通信部24は、アンテナ25を介して照明器具30と電波で通信する通信インタフェースであり、例えば、無線LAN用の通信アダプタである。
制御部23は、操作部21による操作指示の取得状態に応じてコマンドを生成し、生成したコマンドを、通信部24を介して照明器具30に送信(あるいは、繰り返し送信)する回路である。制御部23は、例えば、不揮発性メモリ、不揮発性メモリに格納された制御プログラムを実行するプロセッサ、揮発性メモリ、入出力ポート及びタイマ等を有する1チップマイクロコンピュータである。制御部23は、照明器具30の点灯状態を示す値(例えば、調光レベル)を内部の不揮発性メモリに記憶しており、操作部21を介して照明器具30の点灯状態を変更する操作を検知した場合に、不揮発性メモリに記憶された値を更新する。
なお、本実施の形態では、コマンドを繰り返し送信するケースには、次の2つのケースが含まれる。一つは、無線通信を確実にするために、完全に同一のコマンドを繰り返し送信するケースである。このケースでは、コマンドを受信した照明器具30は、2回目以降に受信したコマンドを、所定の時間間隔以下で繰り返し受信した場合には破棄し、所定の時間間隔より長い間隔で繰り返し受信した場合には実行する。もう一つは、照明器具30の明るさを徐々に変化させるケースである。この場合には、コマンドに含まれる明るさを指定するパラメータを段階的に変えながら、同種のコマンド(調光コマンド)が照明コントローラ20から照明器具30に繰り返し送信される。このようなコマンドを繰り返し受信した照明器具30は、コマンドに従って明るさを徐々に変化させる。
ここで、制御部23が生成するコマンドには、少なくとも、繰り返し送信する2種類のコマンド(第1コマンド及び第2コマンド)が含まれる。つまり、制御部23は、操作部21による操作指示の取得状態に応じて第1コマンドを生成した場合には、生成した第1コマンドを第1送信間隔で照明器具に繰り返し送信する。一方、制御部23は、操作部21による操作指示の取得状態に応じて第2コマンドを生成した場合には、生成した第2コマンドを第1送信間隔とは異なる第2送信間隔で照明器具30に繰り返し送信する。
本実施の形態では、第1コマンドは、照明器具30の状態を速やかに変更する必要があるコマンドとして予め定められたコマンドである。一方、第2コマンドは、照明器具30の状態を速やかに変更する必要がないコマンドとして予め定められたコマンドである。そして、第1送信間隔は、第2送信間隔よりも短い。
具体的には、第1コマンドは、照明器具30の明るさを変更するための第1調光コマンドである。一方、第2コマンドは、照明器具30の明るさを維持するための第2調光コマンドである。そして、制御部23は、操作部21によって照明器具30の明るさを変更する操作指示が取得された場合に、第1調光コマンドを生成して第1送信間隔で照明器具30に繰り返し送信する。第1送信間隔は、操作部21での操作を検知する時間等を考慮して定められる最小の時間であり、例えば、200msecである。一方、操作部21が、一定時間以上、操作指示を取得していない状態である場合に、第2調光コマンドを生成して第2送信間隔で照明器具に繰り返し送信する。第2送信間隔は、明るさの変化に対して人の視感度として違和感のない時間であり、例えば、1secである。
具体的な操作として、例えば、調光ボタン(Upボタン21a又はDownボタン21b)が連続的に押下(長押し)された場合には、制御部23は、照明器具30の明るさを段階的に変化させるために、第1送信間隔で繰り返し第1調光コマンドを送信する。繰り返し送信される第1調光コマンドには、明るさを指定するパラメータが含まれる。このとき、繰り返し送信される第1調光コマンドのそれぞれには、照明器具30の明るさを段階的に変化させるための異なるパラメータが含まれる。
なお、制御部23が生成するコマンドには、第1コマンド及び第2コマンドだけでなく、他の種類のコマンドが含まれてもよい。例えば、第2送信間隔よりも長い第3送信間隔で繰り返し送信する第3調光コマンドが含まれてもよい。例えば、第3調光コマンドは、照明コントローラ20と照明器具30との間の通信路が正常な状態(通信できる状態)が維持されていることを確認するためのコマンドである。第3送信間隔は、照明コントローラ20と照明器具30との通信において一時的な通信断があっても調光制御として許容されると考えられる時間であり、例えば、60秒である。照明器具30は、第3送信間隔で繰り返し送信されてくる第3調光コマンドを受信できない場合に、照明コントローラ20と照明器具30との間の通信路が異常(通信断)であると認識し、特定の点灯状態(例えば、内蔵の蓄電池による点灯)を保つことができる。
また、照明コントローラ20には、さらに、LED等で構成される表示部が備えられてもよい。その表示部は、制御部23による制御の下で、現在の調光レベルに対応する表示をしてもよいし、操作部21の操作に対応する表示をしてもよい。
照明器具30は、アンテナ31、通信部32、制御部34及び光源36を備える。
通信部32は、アンテナ31を介して照明コントローラ20との間で電波による送受信をする通信インタフェースであり、例えば、無線LAN用の通信アダプタである。
光源36は、制御部34による制御の下で照明光を発する光源であり、例えば、調光回路及びLED等で構成される。
制御部34は、通信部32を介して照明コントローラ20から受信したコマンドに従って、光源36を制御する制御回路である。制御部34は、例えば、不揮発性メモリ、不揮発性メモリに格納された制御プログラムを実行するプロセッサ、揮発性メモリ、入出力ポート及びタイマ等を有する1チップマイクロコンピュータである。
次に、以上のように構成された本実施の形態における照明システム10の動作について説明する。
図3は、本実施の形態の照明システム10における照明コントローラ20の特徴的な動作を示すフローチャートである。ここでは、操作部21による操作指示の取得状態に応じて照明コントローラ20が照明器具30に2種類の調光コマンド(第1調光コマンド及び第2調光コマンド)のいずれかを送信する際の手順(「照明器具の制御方法」における制御ステップ)が示されている。
照明コントローラ20では、まず、制御部23は、操作部21による操作指示の取得状態を検知し、検知した取得状態に応じてコマンド(ここでは、2種類の調光コマンドのいずれか)を生成する(S10)。例えば、制御部23は、操作部21によって照明器具30の明るさを変更する操作指示(Upボタン21a、Downボタン21b又はOn/Offボタン21cの押下)が取得された場合には、第1調光コマンドを生成する。第1調光コマンドは、照明器具30の状態を速やかに変更する必要があるコマンドとして予め定められた第1コマンドの一例であり、照明器具30の明るさを変更するためのコマンドである。また、制御部23は、操作部21が、一定時間以上、操作指示を取得していない状態である場合に、第2調光コマンドを生成する。第2調光コマンドは、照明器具30の状態を速やかに変更する必要がないコマンドとして予め定められたコマンドの一例であり、照明器具30の明るさを維持するためのコマンドである。
そして、制御部23は、第1調光コマンドを生成した場合には(ステップS11で「第1調光コマンド」)、生成した第1調光コマンドを、照明器具30に、予め定められた第1送信間隔で繰り返し送信する(S12)。第1調光コマンドが送信されてきた照明器具30では、制御部34は、通信部32を介して第1調光コマンドを受信し、受信した第1調光コマンドを解釈し、その結果、第1調光コマンドに従って光源36を調光する。なお、制御部34は、所定の時間間隔以下の時間間隔(ここでは、第1送信間隔)で繰り返し受信したコマンド(ここでは、第1調光コマンド)が同一である場合には、何の制御もしない(つまり、2回目以降に受信した完全に同一のコマンドを破棄する)。
一方、第2調光コマンドを生成した場合には(ステップS11で「第2調光コマンド」)、制御部23は、生成した第2調光コマンドを、照明器具30に、予め定められた第2送信間隔(>第1送信間隔)で繰り返し送信する(S13)。第2調光コマンドが送信されてきた照明器具30では、制御部34は、通信部32を介して第2調光コマンドを受信し、受信した第2調光コマンドを解釈し、その結果、第2調光コマンドに従って光源36を調光(直前に指示した明るさを維持する制御を)する。なお、制御部34は、所定の時間間隔よりも長い時間間隔(ここでは、第2送信間隔)でコマンド(ここでは、第2調光コマンド)を受信した場合には、たとえ受信したコマンドが直前に受信したコマンドと同一であっても、受信したコマンドに従って実行する。
このように、本実施の形態における照明システム10によれば、コマンドの種類によって照明コントローラ20から照明器具30に繰り返し送信される際の送信間隔が異なる。よって、電波が届く範囲内に複数の照明コントローラを設置した場合であっても照明コントローラが発するコマンドの干渉が生じにくいことが確保される。
また、照明器具30の状態を速やかに変更する必要がある第1調光コマンドは、そのような必要がない第2調光コマンドよりも短い送信間隔で繰り返し送信される。よって、調光コマンドの種類に依存して送信間隔を変えたことによって照明コントローラの操作者に違和感を与えてしまうことが抑制される。
図4は、本実施の形態の照明システム10における照明コントローラ20が繰り返し調光コマンドを送信するケースの具体例を示す図である。ここには、ボタンによる具体的な「操作」ごとに、その操作の「機能」、「調光コマンド」に含まれるパラメータ(「コマンド種別」、「調光レベル」、「フェード時間」)、調光コマンドの「繰り返し送信における送信間隔と送信回数」が表形式で示されている。
なお、図4の「操作」において、ボタンの「短押し」とは、予め定められた短い時間だけボタンが押下される状態を意味し、例えば、10msec間隔で3回以上、かつ、50回未満の回数だけ連続して押下が検知される状態である。また、ボタンの「長押し」とは、予め定められた時間よりも長くボタンが押下される状態を意味し、例えば、10msec間隔で50回以上、連続して押下が検知される状態である。「無操作」とは、操作部21が操作されていない状態を意味し、例えば、いずれのボタンも10msec間隔で3回以上、連続して押下が検知されない状態である。
また、図4の「調光コマンド」に示されるように、調光コマンドは、本実施の形態では、データフォーマットとして、先頭から、3つのパラメータ「コマンド種別」、「調光レベル」及び「フェード時間」がこの順で含まれる構造を有する。「コマンド種別」は、コマンドの種別を示すパラメータであり、図4では調光コマンドを示す「調光」に設定された場合だけが示されているが、他のコマンド(例えば、照明コントローラ20の識別子を送信するコマンド)の種別に設定されてもよい。「調光レベル」は、照明器具30の明るさを指定するパラメータであり、ここでは、フル点灯の明るさ(最大の明るさ)を100(%)とした場合の明るさを指定する整数値に設定される。「フェード時間」は、現在の明るさから「調光レベル」で指定した明るさにフェードさせながら変化させる場合の遷移時間を指定するパラメータであり、例えば、ミリ秒(msec)単位の整数値に設定される。
図4における各「操作」では、制御部23は、次のようにして、調光コマンドを繰り返し送信する。
「Upボタン21aの短押し」を検知すると、制御部23は、調光レベルを現在よりも1%上げた調光コマンドを生成し、生成した調光コマンドを200msec間隔で3回、照明器具30に繰り返し送信する。現在の調光レベルは、制御部23の内部(不揮発性メモリ)に記憶している値である。このときの調光コマンドは、「コマンド種別」が「調光」、「調光レベル」が「記憶値(内部に記憶している値)を1%上げた値」、「フェード時間」が0(msec)に設定される。この送信は、無線通信を確実にするために、完全に同一のコマンド(第1調光コマンド)を第1送信間隔で繰り返し送信するケースに相当する。
「Downボタン21bの短押し」を検知すると、制御部23は、調光レベルを現在よりも1%下げるための「調光コマンド」を生成し、生成した調光コマンドを200msec間隔で3回、照明器具30に繰り返し送信する。基本的な処理は、「Upボタン21aの短押し」と同様である。
「Upボタン21aの長押し」を検知すると、制御部23は、「長押し」が継続している間に、200msec間隔で、一定の傾斜で調光レベルを連続的に上げていくための調光コマンドを照明器具30に繰り返し送信する。「一定の傾斜」とは、例えば、3秒間で調光レベルが0〜100%変化する割合である。このときの調光コマンドは、「コマンド種別」が「調光」、「調光レベル」が「200msec間隔で段階的に上げた値」、「フェード時間」が200(msec)に設定される。この送信は、照明器具30の明るさを徐々に変化させるために、コマンドに含まれる「調光レベル」を段階的に変えながら、同種のコマンド(第1調光コマンド)を第1送信間隔で繰り返し送信するケースに相当する。そして、「長押し」の終了を検知すると、制御部23は、最後に送信した調光コマンドと同じ調光コマンドを200msec間隔で3回、照明器具30に繰り返し送信する。この送信は、無線通信を確実にするために、完全に同一のコマンド(第1調光コマンド)を第1送信間隔で繰り返し送信するケースに相当する。
「Downボタン21bの長押し」を検知すると、制御部23は、「長押し」が継続している間に、200msec間隔で、一定の傾斜で調光レベルを連続的に下げていくための調光コマンドを照明器具30に繰り返し送信する。基本的な処理は、「Upボタン21aの長押し」と同様である。
「On/Offボタン21cをOnに」する操作を検知すると、制御部23は、記憶している調光レベルで照明器具30を点灯させるための調光コマンドを生成し、生成した調光コマンドを200msec間隔で3回、照明器具30に繰り返し送信する。このときの調光コマンドは、「コマンド種別」が「調光」、「調光レベル」が「記憶値」(内部に記憶している値)、「フェード時間」が200(msec)に設定される。この送信は、無線通信を確実にするために、完全に同一のコマンド(第1調光コマンド)を第1送信間隔で繰り返し送信するケースに相当する。
「On/Offボタン21cをoffに」する操作を検知すると、制御部23は、照明器具30を消灯させるための調光コマンドを生成し、生成した調光コマンドを200msec間隔で3回、照明器具30に繰り返し送信する。このときの調光コマンドは、「コマンド種別」が「調光」、「調光レベル」が「0」、「フェード時間」が200(msec)に設定される。この送信は、無線通信を確実にするために、完全に同一のコマンド(第1調光コマンド)を第1送信間隔で繰り返し送信するケースに相当する。
「無操作」を検知すると、制御部23は、「無操作」が継続している間、記憶している調光レベルで照明器具30を点灯させることを維持するための調光コマンドを生成し、生成した調光コマンドを1000msec間隔で照明器具30に繰り返し送信する。このときの調光コマンドは、「コマンド種別」が「調光」、「調光レベル」が「記憶値」(内部に記憶している値)、「フェード時間」が1000(msec)に設定される。この送信は、無線通信を確実にするために、完全に同一のコマンド(第2調光コマンド)を第2送信間隔で繰り返し送信するケースに相当する。
「電源投入」を検知すると、制御部23は、記憶している調光レベルで照明器具30を点灯させるための調光コマンドを生成し、生成した調光コマンドを200msec間隔で3回、照明器具30に繰り返し送信する。「電源投入」は、操作部21による図示されていない電源ボタンによるオン操作、又は、電源投入による制御部23のリセットにより、制御部23で検知される。このときの調光コマンドは、「コマンド種別」が「調光」、「調光レベル」が「記憶値」(内部に記憶している値)、「フェード時間」が200(msec)に設定される。この送信は、無線通信を確実にするために、完全に同一のコマンド(第2調光コマンド)を第2送信間隔で繰り返し送信するケースに相当する。
図5は、図4の「Upボタン21aの短押し」の操作がされた場合の照明コントローラ20と照明器具30とのやりとりを示す通信シーケンス図である。
照明コントローラ20では、制御部23は、「Upボタン21aの短押し」を検知すると(S20)、調光レベルを現在(内部に記憶している値)よりも1%上げた調光コマンドを生成する(S21)。このときの調光コマンドは、「コマンド種別」が「調光」、「調光レベル」が「記憶値(内部に記憶している値)から1%上げた調光レベルL」、「フェード時間」が0(msec)に設定される。そして、制御部23は、生成した調光コマンドを200msec間隔で3回、照明器具30に繰り返し送信する(S22、S24、S25)。
照明器具30では、制御部34は、1回目に送信されてきた調光コマンドに含まれる調光レベルLが現在の値(内部に記憶している調光レベル)と異なることを検知し、光源36を調光レベルLで点灯させる(S23)。2回目及び3回目に送信されてきた調光コマンドに対しては、制御部34は、直前に受信した調光コマンドと完全に同一で、かつ、所定の時間間隔(例えば、300msec)以下での繰り返し受信であると認識し、それらの調光コマンドを破棄する。なお、通信事情の悪化等によって1回目に送信されてきた調光コマンドを受信できなかった場合には、制御部34は、2回目に送信されてきた調光コマンドを検知できると、その2回目の調光コマンドに応答する。もし、2回目に送信されてきた調光コマンドを受信できなかった場合には、制御部34は、3回目に送信されてきた調光コマンドを検知できると、その3回目の調光コマンドに応答する。
図6は、図4の「Upボタン21aの長押し」の操作がされた場合の照明コントローラ20と照明器具30とのやりとりを示す通信シーケンス図である。
照明コントローラ20では、制御部23は、「Upボタン21aの長押し」を検知すると(S30)、「Upボタン21aの長押し」が継続している間に、200msec間隔で、一定の傾斜で調光レベルを連続的に上げていくために、以下の処理を行う。
まず、制御部23は、現在の調光レベル(内部に記憶している調光レベル)から、一定の傾斜で調光レベルを上げた場合に200msec後にとるべき調光レベルL1を算出し、算出した調光レベルL1をもつ第1回目の調光コマンドを生成する(S31)。「一定の傾斜」とは、例えば、3秒間で調光レベルが0〜100%変化する割合である。このときの調光コマンドは、「コマンド種別」が「調光」、「調光レベル」が「L1」、「フェード時間」が200(msec)に設定される。そして、制御部23は、生成した調光コマンドを照明器具30に送信する(S32)。
照明器具30では、制御部34は、送信されてきた調光コマンドに含まれる調光レベルL1が現在の値(内部に記憶している調光レベル)と異なることを検知し、光源36を調光レベルL1で点灯させる(S33)。
200msecの経過後に、「長押し」が継続していることを検知した制御部23は、第1回目の調光コマンドと同様にして、一定の傾斜で上げた調光レベルL2をもつ第2回目の調光コマンドを生成し(S34)、照明器具30に送信する(S35)。
照明器具30では、制御部34は、送信されてきた調光コマンドに含まれる調光レベルL2が現在の値(内部に記憶している調光レベル)と異なることを検知し、光源36を調光レベルL2で点灯させる(S36)。
同様にして、照明コントローラ20では、さらに一定の傾斜上げた調光レベルL3をもつ第3回目の調光コマンドが生成され(S37)、照明器具30に送信される(S38)。照明器具30では、光源36が調光レベルL3で点灯される(S39)。
ここで、「Upボタン21aの長押し」が終了すると、その終了を検知した制御部23は、直前に算出した調光レベルL3を内部の不揮発性メモリに格納して記憶させる(S40)。そして、制御部23は、最後に送信した調光コマンドと同じ調光コマンド(第3回目の調光コマンド)を200msec間隔で3回、照明器具30に繰り返し送信する(S41〜S43)。これにより、通信事情の悪化等が発生した場合であっても、最終的な調光レベルL3を指定した調光コマンドが繰り返し送信されるので、照明器具30は、最終的な調光レベルL3の点灯状態になり得る。
なお、図6の通信シーケンス図では、「Upボタン21aの長押し」が継続している間において、200msec間隔で新たな調光コマンドが生成されたが(S31、S34、S37)、これらの調光コマンドは、最初の段階で、まとめて生成されてもよい。つまり、最初に「Upボタン21aの長押し」が検知された時点で、調光レベルが現在の値から一定の傾斜で、かつ、200msec間隔でフル点灯に至るまでに用いられる可能がある全ての調光コマンドが生成されてもよい。
図7は、図4の「無操作」の場合における照明コントローラ20と照明器具30とのやりとりを示す通信シーケンス図である。
照明コントローラ20では、制御部23は、「無操作」を検知すると(S50)、「無操作」が継続している間、記憶している調光レベルで照明器具30を点灯させることを維持するために、以下の処理を行う。
照明コントローラ20では、制御部23は、「1sec間の無操作」を検知すると、現在の調光レベルL(内部に記憶している調光レベルL)を参照することで、現在の調光レベルLをもつ調光コマンドを生成する(S51)。そして、制御部23は、生成した調光コマンドを照明器具30に送信する(S52)。照明器具30では、調光コマンドを受信した制御部34は、直前にコマンドを受信した時から所定の時間間隔(例えば、300msec)よりも長い時間が経過していると検知し、受信したコマンドに従って光源36を調光レベルLで点灯させる(S53)。
照明コントローラ20において「1sec間の無操作」が検知される限り、照明コントローラ20及び照明器具30では、上記ステップS50〜S53と同様の処理が繰り返される(S54〜S57、S58〜S61)。
このようにして、「無操作」が継続する限り、最後に送信された調光コマンドで指定された調光レベルをもつ調光コマンドが1sec間隔で繰り返し照明器具30に送信され、照明器具30の点灯状態が維持される。
以上のように、本実施の形態の照明システム10では、照明コントローラ20は、照明器具30に電波でコマンドを送信することで照明器具30を制御する装置であり、通信部24、操作部21及び制御部23を備える。通信部24は、照明器具30と電波で通信する。操作部21は、操作指示を取得する。制御部23は、操作部21による操作指示の取得状態に応じてコマンドを生成し、生成したコマンドを、通信部24を介して照明器具30に送信する。このとき、制御部23は、取得状態に応じて第1コマンドを生成した場合には、生成した第1コマンドを第1送信間隔で照明器具30に繰り返し送信する。また、制御部23は、取得状態に応じて第2コマンドを生成した場合には、生成した第2コマンドを第1送信間隔とは異なる第2送信間隔で照明器具30に繰り返し送信する。
これにより、コマンドの種類によって、照明コントローラ20から照明器具30に繰り返し送信される際の送信間隔が異なる。よって、電波が届く範囲内に複数の照明コントローラを設置した場合であっても照明コントローラが発するコマンドの干渉が生じにくいことが確保される。
また、第1コマンドは、照明器具30の状態を速やかに変更する必要があるコマンドとして予め定められたコマンドであり、第2コマンドは、照明器具30の状態を速やかに変更する必要がないコマンドとして予め定められたコマンドである。そして、第1送信間隔は、第2送信間隔よりも短い。
これにより、照明器具30の状態を速やかに変更する必要がある第1調光コマンドは、そのような必要がない第2調光コマンドよりも短い送信間隔で繰り返し送信されるので、操作者に苛立ち又は違和感を与えてしまうことが抑制される。
また、第1コマンドは、照明器具30の明るさを変更するための第1調光コマンドであり、第2コマンドは、照明器具30の明るさを維持するための第2調光コマンドである。そして、制御部23は、操作部21によって照明器具30の明るさを変更する操作指示が取得された場合に、第1コマンドを生成して第1送信間隔で照明器具30に繰り返し送信する。また、制御部23は、操作部21が、一定時間以上、操作指示を取得していない状態である場合に、第2コマンドを生成して第2送信間隔で照明器具30に繰り返し送信する。
これにより、照明器具30の明るさを変更する必要がある第1調光コマンドは、そのような必要がない第2調光コマンドよりも短い送信間隔で繰り返し送信される。よって、調光操作に関して操作者に苛立ち又は違和感を与えてしまうことを抑制したうえで、複数の照明コントローラが発するコマンドの干渉が抑制される。
また、操作部21は、照明器具30の明るさを変更するための調光ボタン、及び、照明コントローラ20の動作をオンオフするオンオフボタンを有する。そして、操作部21は、調光ボタン又はオンオフボタンに対する操作を、照明器具30の明るさを変更する操作指示として、取得する。
これにより、照明器具30の明るさを変更する操作、及び、照明コントローラ20の動作をオンオフする操作がされた場合に、照明器具30の明るさを変更する第1調光コマンドが第1送信間隔で繰り返し照明器具30に送信される。
また、第1調光コマンドには、照明器具30の明るさを指定するパラメータが含まれ、第1送信間隔で繰り返し送信される第1調光コマンドのそれぞれには、照明器具30の明るさを段階的に変化させるための異なるパラメータが含まれる。
これにより、第1調光コマンドの繰り返し送信によって、照明器具30の明るさを徐々に変化させるフェードが実現される。
また、本実施の形態における照明器具の制御方法は、照明器具30に電波でコマンドを送信することで照明器具30を制御する照明コントローラ20による照明器具30の制御方法である。そして、操作指示の取得状態に応じてコマンドを生成し、生成したコマンドを照明器具30に送信する制御ステップを含む。制御ステップでは、取得状態に応じて第1コマンドを生成した場合には、生成した第1コマンドを第1送信間隔で照明器具30に繰り返し送信する。一方、取得状態に応じて第2コマンドを生成した場合には、生成した第2コマンドを第1送信間隔とは異なる第2送信間隔で照明器具30に繰り返し送信する。
これにより、コマンドの種類によって、照明コントローラ20から照明器具30に繰り返し送信される際の送信間隔が異なる。よって、電波が届く範囲内に複数の照明コントローラを設置した場合であっても照明コントローラが発するコマンドの干渉が生じにくいことが確保される。
以上、本発明に係る照明コントローラ及び照明器具の制御方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、実施の形態における一部の構成要素を組み合わせて構築される別の形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、第1送信間隔で繰り返し送信する第1コマンド、及び、第2送信間隔で繰り返し送信する第2コマンドの例として、調光コマンドが説明されたが、第1コマンド及び第2コマンドは調光コマンドに限定されない。具体例として、第1コマンドは、無線通信のペアリングのために照明コントローラ20が自らの識別子を第1送信間隔(例えば、100msec間隔)で繰り返し照明器具30に送信するペアリング用コマンド(コマンド種別が「ペアリング」)であってもよい。また、第2コマンドは、無線通信が正常であることを定期的に確認するために照明コントローラ20が自らの識別子を第2送信間隔(例えば、10sec間隔)で繰り返し照明器具30に送信する通信確認用コマンド(コマンド種別が「通信確認」)であってもよい。
また、上記実施の形態では、照明コントローラ20が繰り返し照明器具30に送信するコマンドの例が説明されたが、照明コントローラ20が送信するコマンドには、1回だけ送信されるコマンドが含まれてもよい。つまり、照明コントローラ20の制御部23は、操作部21による操作指示の取得状態に応じて、又は、照明コントローラ20の動作状態に応じて、所定のコマンドを1回だけ照明器具30に送信してもよい。
また、上記実施の形態では、第1送信間隔で送信される第1調光コマンドとして、照明器具30の明るさを変更するコマンドが例示され、第2送信間隔で送信される第2調光コマンドとして、照明器具30の明るさを維持するコマンドが例示された。しかしながら、第1調光コマンド及び第2調光コマンドは、これらの種類のコマンドに限られない。例えば、第1調光コマンドは、100msec間隔(第1送信間隔)で送信される、照明器具30の明るさを短時間で変更するためのコマンド(例えば、フェード時間が0msecの調光コマンド)であってもよい。そして、第2調光コマンドは、500msec間隔(第2送信間隔)で送信される、照明器具30の明るさをより長い時間で変更するためのコマンド(例えば、フェード時間が500msecの調光コマンド)であってもよい。このような分類であっても、調光コマンドの種類によって送信間隔が異なるので、複数の照明コントローラを設置した場合であっても照明コントローラが発するコマンドの干渉が生じにくいことが確保される。
また、本発明は、上記実施の形態で説明した照明コントローラ及び照明器具の制御方法として実現できるだけではない。本発明は、照明コントローラ及び照明器具から構成される照明システムとして実現してもよい。さらに、本発明は、上記制御方法をコンピュータに実行させるプログラム、及び、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なCD−ROM等の記録媒体として実現してもよい。
20 照明コントローラ
21 操作部
23 制御部
24 通信部
30 照明器具

Claims (5)

  1. 照明器具に電波でコマンドを送信することで前記照明器具を制御する照明コントローラであって、
    前記照明器具と電波で通信する通信部と、
    操作指示を取得する操作部と、
    前記操作部による前記操作指示の取得状態に応じてコマンドを生成し、生成した前記コマンドを、前記通信部を介して前記照明器具に送信する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記取得状態に応じて第1コマンドを生成した場合には、生成した前記第1コマンドを第1送信間隔で前記照明器具に繰り返し送信し、前記取得状態に応じて第2コマンドを生成した場合には、生成した前記第2コマンドを前記第1送信間隔とは異なる第2送信間隔で前記照明器具に繰り返し送信し、
    前記第1コマンドは、前記照明器具の状態を速やかに変更する必要があるコマンドとして予め定められたコマンドであって、前記照明器具の明るさを変更するための第1調光コマンドであり、
    前記第2コマンドは、前記照明器具の状態を速やかに変更する必要がないコマンドとして予め定められたコマンドであって、前記照明器具の明るさを維持するための第2調光コマンドであり、
    前記第1送信間隔は、前記第2送信間隔よりも短い
    照明コントローラ。
  2. 前記制御部は、前記操作部によって前記照明器具の明るさを変更する操作指示が取得された場合に、前記第1コマンドを生成して前記第1送信間隔で前記照明器具に繰り返し送信し、前記操作部が、一定時間以上、操作指示を取得していない状態である場合に、前記第2コマンドを生成して前記第2送信間隔で前記照明器具に繰り返し送信する
    請求項記載の照明コントローラ。
  3. 前記操作部は、前記照明器具の明るさを変更するための調光ボタン、及び、前記照明コントローラの動作をオンオフするオンオフボタンを有し、前記調光ボタン又は前記オンオフボタンに対する操作を、前記照明器具の明るさを変更する操作指示として、取得する
    請求項記載の照明コントローラ。
  4. 前記第1調光コマンドには、前記照明器具の明るさを指定するパラメータが含まれ、
    前記第1送信間隔で繰り返し送信される前記第1調光コマンドのそれぞれには、前記照明器具の明るさを段階的に変化させるための異なるパラメータが含まれる
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明コントローラ。
  5. 照明器具に電波でコマンドを送信することで前記照明器具を制御する照明コントローラによる照明器具の制御方法であって、
    操作指示の取得状態に応じてコマンドを生成し、生成した前記コマンドを前記照明器具に送信する制御ステップを含み、
    前記制御ステップでは、前記取得状態に応じて第1コマンドを生成した場合には、生成した前記第1コマンドを第1送信間隔で前記照明器具に繰り返し送信し、前記取得状態に応じて第2コマンドを生成した場合には、生成した前記第2コマンドを前記第1送信間隔とは異なる第2送信間隔で前記照明器具に繰り返し送信し、
    前記第1コマンドは、前記照明器具の状態を速やかに変更する必要があるコマンドとして予め定められたコマンドであって、前記照明器具の明るさを変更するための第1調光コマンドであり、
    前記第2コマンドは、前記照明器具の状態を速やかに変更する必要がないコマンドとして予め定められたコマンドであって、前記照明器具の明るさを維持するための第2調光コマンドであり、
    前記第1送信間隔は、前記第2送信間隔よりも短い
    照明器具の制御方法。
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