JP6507686B2 - 軌道輪 - Google Patents
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Description
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。図中同一及び相当する構成については同一の符号を付し、同じ説明を繰り返さない。説明の便宜上、各図において、構成を簡略化又は模式化して示したり、一部の構成を省略して示したりする場合がある。
(全体構成)
図1は、実施形態1に係る車両用軸受10の軸中心線を通る平面における断面図である。図1に示す軸受10において、Aは車両への取付状態において車体に近い方すなわち車幅方向内側の端、Bは車両への取付状態において車体から遠い方すなわち車幅方向外側の端である。以後、軸受10において、車体により近い位置を軸方向の内方、車体からより遠い位置を軸方向の外方と称する場合がある。
外輪1は、軌道部11と、フランジ12とを備える。軌道部11は、筒状をなす。フランジ12は、軌道部11の外周面から軌道部11の径方向外方に突出している。フランジ12には、懸架装置(図示略)が取り付けられる。
内方部材2は、鋼等の金属で構成される。内方部材2は、ハブ輪21と内輪212と含む。ハブ輪21は、軌道面214を有する軌道部211と、フランジ22とを備える。フランジ22には、ディスクホイール(図示略)やブレーキディスク(図示略)等が取り付けられる。
以下、外輪1の製造方法について説明する。まず、鋼等の金属製且つ筒状の金属軌道部111を準備する。次に、金属軌道部111の外周面上に、複数の炭素繊維プリプレグを積層する。各炭素繊維プリプレグは、炭素繊維を含む樹脂の層である。各炭素繊維プリプレグにおいて、炭素繊維は各層の面内方向に延びて形成される。
実施形態1に係る軸受10において、外輪1のフランジ12に含まれる第2樹脂部12a,12bは、炭素繊維強化樹脂で構成されている。よって、外輪1を軽量化することができる。
図2は、図1に示す外輪1の変形例を示す断面図である。図2に示す例では、軌道部11の軸方向における一方の端(外方端)から延びた第1樹脂部11aが、軌道部11の径方向に延びる第2樹脂部12aと連続してつながっている。軌道部11の他方の端(内方端)から延びた第1樹脂部11bは、第2樹脂部12aと連続していない。このように、フランジ12の軸方向の一方の側の第1樹脂部11aがフランジ12を形成する第2樹脂部12aと一体的に設けられる構成とすることができる。
図3は、図1に示す外輪1の他の変形例を示す断面図である。図3に示す例では、フランジ12は、フランジ12から軌道部11の軸方向の一方側において第1樹脂部11aと連続している第2樹脂部12a(第1部分の一例)と、この一方側と反対側において第1樹脂部11bと連続している第2樹脂部12b(第2部分の一例)とを含む。さらに、フランジ12は、第2樹脂部12aと第2樹脂部12bとの間に、軌道部11の径方向外方へ延びる第2樹脂部12c(第3部分の一例)を含む。第2樹脂部12cは、第1樹脂部11a、11bと連続していない。
図4は、図1に示す外輪1の他の変形例を示す断面図である。図4に示す例では、フランジ12の一部が、金属軌道部111の端部よりも外側に形成される。具体的には、フランジ12は、軌道部11の軸方向において、金属軌道部111の一方の端部より外方に位置する第2樹脂部12aと、この金属軌道部111の端部の内方に位置する第2樹脂部12bとを有する。
図5は、実施形態2に係る車両用軸受20の軸中心線を通る平面における断面図である。図5に示す軸受20において、Aは車両への取付状態において車体に近い方すなわち車幅方向内側の端、Bは車両への取付状態において車体から遠い方すなわち車幅方向外側の端である。以後、軸受20において、車体により近い位置を軸方向の内方、車体からより遠い位置を軸方向の外方と称する場合がある。
2 内軸(軌道輪の一例)
11,21 軌道部
11a,11b,215 第1樹脂部
111、216 金属軌道部
12a,12b,221 第2樹脂部
12,22 フランジ
Claims (5)
- 車両用軸受の軌道輪であって、
軌道面を有する軌道部と、
前記軌道部から前記軌道部の径方向外方に突出するフランジと、
を備え、
前記軌道部は、金属で形成された金属軌道部と、炭素繊維強化樹脂で形成された第1樹脂部とを含み、
前記フランジは、炭素繊維強化樹脂で形成された第2樹脂部を含み、
前記金属軌道部は、前記軌道面を含み、
前記第1樹脂部は、前記金属軌道部に対して固定され、前記軌道部の軸方向に延びて形成され、
前記第2樹脂部は、前記第1樹脂部から前記径方向外方に延びて形成され、
前記第1樹脂部と前記第2樹脂部は、少なくとも一部において連続し、
前記第1樹脂部及び前記第2樹脂部は、炭素繊維を樹脂に含浸させて形成された層が積層して形成され、
前記第1樹脂部の前記軸方向の一方側端部は、前記金属軌道部の前記軸方向の一方側端部よりも一方側に配置されて前記金属軌道部の前記軸方向の一方側端部を覆い、前記第1樹脂部の前記軸方向の他方側端部は、前記金属軌道部の前記軸方向の他方側端部よりも他方側に配置されて前記金属軌道部の前記軸方向の他方側の端部を覆い、
前記第1樹脂部に積層された層は、前記軸方向の両端部を含む全体において、前記軸方向に沿って延び、
前記第1樹脂部に積層された層のうち少なくとも1つは、前記第2樹脂部に積層された層のいずれかにつながる、車両用軸受の軌道輪。 - 請求項1に記載の軌道輪であって、
前記フランジにおける前記第2樹脂部は、前記フランジから前記軸方向の一方側において前記第1樹脂部と連続している第1部分と、前記軸方向の他方側において前記第1樹脂部と連続している第2部分とを含む、軌道輪。 - 請求項2に記載の軌道輪であって、
前記第2樹脂部は、前記第1部分と前記第2部分との間に、前記径方向外方へ延びる第3部分を含む、軌道輪。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の軌道輪であって、
前記第1樹脂部では、前記炭素繊維が前記径方向に対して垂直になるよう前記層が積層され、
前記第2樹脂部では、前記炭素繊維が前記軸方向に対して垂直となるよう前記層が積層される、軌道輪。 - 軌道面を有する内方部材と、
前記内方部材の外周に設けられ、軌道面を有する外輪と、
前記内方部材の軌道面と前記外輪の軌道面との間に回転可能な状態で配置される転動体とを備える車両用軸受であって、
前記外輪は、軌道面を有する軌道部と、前記軌道部から前記軌道部の径方向外方に突出するフランジとを備え、
前記軌道部は、金属で形成された金属軌道部と、炭素繊維強化樹脂で形成された第1樹脂部とを含み、
前記フランジは、炭素繊維強化樹脂で形成された第2樹脂部を含み、
前記金属軌道部は、前記軌道面を含み、
前記第1樹脂部は、前記金属軌道部に対して固定され、前記軌道部の軸方向に延びて形成され、
前記第2樹脂部は、前記第1樹脂部から前記径方向外方に延びて形成され、
前記第1樹脂部と前記第2樹脂部は、少なくとも一部において連続し、
前記第1樹脂部及び前記第2樹脂部は、炭素繊維を樹脂に含浸させて形成された層が積層して形成され、
前記第1樹脂部の前記軸方向の一方側端部は、前記金属軌道部の前記軸方向の一方側端部よりも一方側に配置されて前記金属軌道部の前記軸方向の一方側端部を覆い、前記第1樹脂部の前記軸方向の他方側端部は、前記金属軌道部の前記軸方向の他方側端部よりも他方側に配置されて前記金属軌道部の前記軸方向の他方側の端部を覆い、
前記第1樹脂部に積層された層は、前記軸方向の両端部を含む全体において、前記軸方向に沿って延び、
前記第1樹脂部に積層された層のうち少なくとも1つは、前記第2樹脂部に積層された層のいずれかにつながる、車両用軸受。
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