JP6507577B2 - 画像形成装置及び画像データの転送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び画像データの転送方法に関する。
画像形成装置のなかには、用紙の搬送経路上に配置された画像読取ユニットにより、用紙上に形成した画像を読み取って画像データを生成し、基準の画像データと比較して、汚れ、画像の誤り、消失等の不良の有無を検査するものがある。
このような画像形成装置では、画像読取ユニットから検査処理を実行するコンピューターが読み取り可能なメモリーへ、読み取った画像データを転送する必要がある。転送効率を上げるため、送信側と受信側のそれぞれには転送する画像データを一時的に保存するバッファーが設けられることが一般的である。
マルチタスクにより、1つのコンピューターが検査処理と並行して他の処理も実行する場合、他の処理の遅延によって受信バッファーのオーバーフローが生じることがある。
例えば、画像形成のための原画像データの生成処理を並行して実行する場合、描画する画像の中に複雑な画像が混在していると原画像データの生成処理が一時的に遅延し、その影響で検査処理の進行も滞る。画像読取ユニットからは次々と検査対象の画像データが転送されるため、受信バッファーの空きサイズが減り続けるが、検査処理が進行しないと受信バッファーの記憶領域が解放されないため、受信バッファーの空きサイズが不足してオーバーフローが生じる。オーバーフローが生じると、画像データの転送を一時的にストップせざるを得ず、転送効率が低下する。
画像読取ユニットでは、画像形成後に搬送される用紙を順次読み取らなければならないが、画像データの転送効率が用紙の搬送速度を下回ると、読み取った画像データを転送しきれずに一部失ってしまうことになる。
例えば、A4サイズの処理負荷が小さい原画像データの生成が複数ページ分続いた後、処理負荷が大きい原画像データの生成が複数ページ分続く場合がある。処理負荷が大きい原画像データの生成中にも、すでに生成された先のページの画像データはA4サイズの最大速度で用紙上に形成されていく。画像読取ユニットは、最大速度で搬送される用紙の読み取りを行って、検査対象の画像データをメモリーへ転送しなければならないが、転送が停滞すると、画像読取ユニット側の送信バッファーもオーバーフローを生じ、転送しきれなかった画像データが失われてしまう。
通常、検査によって画像の不良が検出されると、不良が検出された用紙を特定のトレイに排紙する、再度画像を形成する等のリアルタイムの対応が必要となるため、検査対象の画像データを1ページでも失うと、検査が不十分となってしまう。
上記のような転送効率の低下を防ぐため、用紙の一面を間引きして読み取って転送する画像データのデータサイズを減らすことにより、受信バッファーの空きサイズを増やすことができる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、間引きして生成された画像データは、検査に必要な画質が得られる保証がなく、検査精度が低下する可能性がある。
特開平5−114996号公報
本発明の課題は、検査精度を低下させることなく、検査対象の画像データの転送効率を向上させることである。
請求項1に記載の発明によれば、
原画像データに基づき、用紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像が形成された用紙の一面を読み取って、検査対象の画像データを生成する画像読取部と、
前記画像読取部により生成された前記検査対象の画像データを保存する第1メモリーと、
他の処理と並行して、前記用紙上に形成された画像の検査処理を、前記第1メモリーに保存された前記検査対象の画像データを用いて実行するマルチ処理部と、
前記画像読取部により生成された前記検査対象の画像データを、受信バッファーに一時的に保存した後、当該受信バッファーから前記第1メモリーへ転送する転送制御部と、
画像データに圧縮処理を施す画像処理部と、
第2メモリーと、を備え、
前記検査対象の画像データの転送時、前記転送制御部により前記受信バッファーの空きサイズを検出し、検出した空きサイズが閾値以下である場合、前記画像処理部により前記検査対象の画像データを圧縮処理し、圧縮処理した前記検査対象の画像データを、前記転送制御部により前記受信バッファー経由で前記第1メモリーに転送し、
前記転送制御部は、前記検査対象の画像データを圧縮処理できない場合、前記検査対象の画像データを、前記受信バッファーに一時的に保存した後、前記第2メモリーへ転送し、前記受信バッファーの空きサイズが閾値を超えると、前記第2メモリーから前記第1メモリーへ前記受信バッファー経由で前記検査対象の画像データを転送することを特徴とする画像形成装置が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、
原画像データに基づき、用紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像が形成された用紙の一面を読み取って、検査対象の画像データを生成する画像読取部と、
前記画像読取部により生成された前記検査対象の画像データを保存する第1メモリーと、
他の処理と並行して、前記用紙上に形成された画像の検査処理を、前記第1メモリーに保存された前記検査対象の画像データを用いて実行するマルチ処理部と、
前記画像読取部により生成された前記検査対象の画像データを、受信バッファーに一時的に保存した後、当該受信バッファーから前記第1メモリーへ転送する転送制御部と、
画像データに圧縮処理を施す画像処理部と、を備え、
前記検査対象の画像データの転送時、前記転送制御部により前記受信バッファーの空きサイズを検出し、検出した空きサイズが閾値以下である場合、前記画像処理部により前記検査対象の画像データを圧縮処理し、圧縮処理した前記検査対象の画像データを、前記転送制御部により前記受信バッファー経由で前記第1メモリーに転送し、
前記マルチ処理部は、前記検査対象の画像データを圧縮処理できない場合、前記検査処理のタスクを最優先のタスクに変更することを特徴とする画像形成装置が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、
前記マルチ処理部は、前記他の処理の1つとして、前記原画像データを生成し、当該原画像データの各画素の属性を示す属性データを生成する画像生成処理を実行し、
前記画像処理部は、前記属性データにより前記検査対象の画像データの画像領域を属性ごとに分離し、分離した各画像領域にそれぞれの属性に応じた処理条件の圧縮処理を施すことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、
(a)原画像データに基づき、画像が形成された用紙の一面を読み取って、検査対象の画像データを生成するステップと、
(b)前記ステップ(a)により生成された前記検査対象の画像データを、受信バッファーに一時的に保存した後、当該受信バッファーから、他の処理と並行して、前記用紙上に形成された画像の検査処理を前記検査対象の画像データを用いて実行するマルチ処理部により読み取り可能な第1メモリーへ転送するステップと、を含み、
前記ステップ(b)は、
(c)前記受信バッファーの空きサイズを検出するステップと、
(d)前記ステップ(c)において検出した空きサイズが閾値以下である場合、前記ステップ(a)において生成された前記検査対象の画像データを圧縮処理するステップと、
(e)前記ステップ(d)において圧縮処理された前記検査対象の画像データを、前記受信バッファー経由で前記第1メモリーに転送するステップと、
をさらに含み、
前記ステップ(b)は、
(f)前記ステップ(d)において前記検査対象の画像データを圧縮処理できない場合、前記検査対象の画像データを、前記受信バッファーに一時的に保存した後、第2メモリーへ転送し、前記受信バッファーの空きサイズが閾値を超えると、前記第2メモリーから前記第1メモリーへ前記受信バッファー経由で前記検査対象の画像データを転送するステップをさらに含むことを特徴とする画像データの転送方法が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、
(a)原画像データに基づき、画像が形成された用紙の一面を読み取って、検査対象の画像データを生成するステップと、
(b)前記ステップ(a)により生成された前記検査対象の画像データを、受信バッファーに一時的に保存した後、当該受信バッファーから、他の処理と並行して、前記用紙上に形成された画像の検査処理を前記検査対象の画像データを用いて実行するマルチ処理部により読み取り可能な第1メモリーへ転送するステップと、を含み、
前記ステップ(b)は、
(c)前記受信バッファーの空きサイズを検出するステップと、
(d)前記ステップ(c)において検出した空きサイズが閾値以下である場合、前記ステップ(a)において生成された前記検査対象の画像データを圧縮処理するステップと、
(e)前記ステップ(d)において圧縮処理された前記検査対象の画像データを、前記受信バッファー経由で前記第1メモリーに転送するステップと、
をさらに含み、
(f)前記ステップ(d)において前記検査対象の画像データを圧縮処理できない場合、前記検査処理のタスクを最優先のタスクに変更するステップを含むことを特徴とする画像データの転送方法が提供される。
本発明によれば、検査精度を低下させることなく、検査対象の画像データの転送効率を向上させることができる。
本実施の形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。 図1の本体ユニット及び画像読取ユニットの構成を機能ごとに示すブロック図である。 画像形成装置が、用紙上に画像を形成し、形成した画像の検査を実施する際の処理手順を示すフローチャートである。 受信側と送信側でやり取りされるパケットを例示する図である。 搬送される用紙と用紙の間隔を例示する図である。
以下、本発明の画像形成装置及び画像データの転送方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置Gの概略構成を示している。
画像形成装置Gは、図1に示すように、本体ユニット10及び画像読取ユニット30を備え、本体ユニット10により用紙上に画像を形成し、画像読取ユニット30により当該用紙の一面を読み取って検査対象の画像データを生成する。
本体ユニット10と画像読取ユニット30間には、本体ユニット10において画像が形成された用紙を画像読取ユニット30へ搬送する搬送ユニット40が配置されている。
また、本体ユニット10と画像読取ユニット30間には、PCI Express等のインターフェイスによって画像転送経路が構築されている。画像形成装置Gは、画像読取ユニット30により生成された画像データを、画像転送経路を介して本体ユニット10へ転送し、本体ユニット10において検査対象の画像データを用いて、用紙上に形成した画像の検査を実施する。
図2は、本体ユニット10と画像読取ユニット30の主な構成を機能ごとに示すブロック図である。
図2に示すように、本体ユニット10は、マルチ処理部11、第1メモリー12、ページメモリー13、画像処理部14、画像形成部15、受信バッファー16、転送制御部17、第2メモリー18、記憶部19、通信部20、操作部21、表示部22及び画像読取部23を備えて構成されている。
マルチ処理部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成され、記憶部19から各種のプログラムを読み出して実行することにより、各種処理を実行する。
マルチ処理部11は、マルチタスク処理が可能であり、例えば制御タスク、画像生成タスク、検査タスク等の複数のタスクを並行して実行することができる。
制御タスクは、画像形成装置Gの各部の動作を制御するタスクである。
例えば、制御タスクの実行により、マルチ処理部11は、画像生成タスクにより生成され、第1メモリー12に保存された原画像データを、ページごとにページメモリー13に転送する。マルチ処理部11は、ページメモリー13に保持された原画像データを、画像処理部14により画像処理させて、画像処理後の各画素の階調値に応じて、画像形成部15により用紙上に画像を形成させる。
画像生成タスクは、画像形成のための原画像データを生成するタスクである。
画像生成タスクの実行により、マルチ処理部11は、通信部20により受信したPDLデータをラスタライズ処理し、画素ごとに階調値を有するビットマップ形式の原画像データを、C(シアン)、M(マジェンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の色ごとに生成する。PDLデータは、画像を形成する指示内容がページ記述言語(PDL;Page Description Language)で記述されたデータをいう。階調値は画像の濃淡を表すデータ値であり、例えば8bitのデータ値は0〜255階調の濃淡を表す。
マルチ処理部11は、原画像データの生成時、原画像データの各画素の属性を示す属性データを生成することができる。
例えば、マルチ処理部11は、PDLデータに記述された文字コードにしたがって描画した、かな、アルファベット、数字等の画像の各画素の属性を文字(Text)と決定し、DXF、SVG、WMF等のベクター形式の記述にしたがって描画した罫線、多角形、円等の画像の各画素の属性を図形(Graphics)と決定する。また、マルチ処理部11は、JPEG等のファイルにより描画した写真等の画像の属性を写真(Image)と決定する。
マルチ処理部11は、生成した原画像データと属性データを第1メモリー12に保存する。
検査タスクは、画像読取ユニット30から転送され、第1メモリー12に保存された検査対象の画像データを用いて、用紙上に形成された画像を検査するタスクである。
検査タスクの実行により、マルチ処理部11は、第1メモリー12から原画像データと検査対象の画像データを読み出して比較し、各画像データの差から画像の誤り、消失、汚れ等の不良を検出する。マルチ処理部11は、各画像データの位置が対応する画素同士の階調値を比較することもできるし、各画像データからエッジ、コーナー等の特徴点を検出し、検出した特徴点の特徴量を比較することもできる。
第1メモリー12は、画像生成タスクの実行によってマルチ処理部11により生成された原画像データを記憶する。
また、第1メモリー12は、画像読取ユニット30により生成され、転送された検査対象の画像データを記憶する。
第1メモリー12としては、ハードディスク等を用いることができる。
ページメモリー13は、第1メモリー12から転送される原画像データをページごとに保持する。ページメモリー13としては、DRAM(Dynamic RAM)等を用いることができる。
画像処理部14は、ページメモリー13に保持された原画像データに階調処理、中間調処理、色変換等の画像処理を施す。階調処理は、画像データの各画素の階調値を、用紙上に形成された画像の濃度特性が目標の濃度特性と一致するように補正された階調値に変換する処理である。中間調処理は、例えば誤差拡散処理、組織的ディザ法を用いたスクリーン処理等である。色変換は、R(赤)、G(緑)及びB(青)の各階調値をC、M、Y及びKの各階調値に変換する処理である。
画像処理部14は、マルチ処理部11により原画像データとともに生成された属性データを取得し、原画像データの画像領域を属性情報が示す属性ごとに分離してスクリーン線数を異ならせる等、各画像領域にそれぞれの属性に応じた処理条件の画像処理を施すことができる。
画像形成部15は、画像処理部14により画像処理された原画像データの各画素の階調値に応じて、複数の色からなる画像を用紙上に形成する。
画像形成部15は、図1に示すように、4つの書込みユニット151、中間転写ベルト152、2次転写ローラー153、定着装置154、給紙トレイ155及び反転機構156を備えている。各書込みユニット151は、中間転写ベルト152のベルト面に沿って直列に配置されている。中間転写ベルト152は、複数のローラーにより巻き回されて回転する。複数のローラーの1つは2次転写ローラー153を構成している。2次転写ローラー153及び定着装置154は、給紙トレイ155から搬送される用紙の搬送経路上に配置されている。給紙トレイ155は、用紙を収容している。
4つの書込みユニット151は、それぞれC、M、Y及びKの色の画像を形成する。各書込みユニット151の構成は同じであり、露光部15a、感光体15b、現像部15c、帯電部15d及びクリーニング部15eを備えている。
各書込みユニット151は、帯電部15dにより感光体15bに電圧を印加して帯電させた後、各色C、M、Y及びKの画像の各画素の階調値に応じて露光部15aによりレーザービームを照射し、感光体15bを露光する。各書込みユニット151が現像部15cによりトナー等の色材を供給して、感光体15b上に形成された静電潜像を現像すると、各書込みユニット151の感光体15b上に各色の画像が形成される。
各感光体15b上の画像は中間転写ベルト152上に順次重ねて転写され、中間転写ベルト152上には複数の色からなる画像が形成される。画像の転写後、各書込みユニット151は、転写後に感光体15b上に残留する色材をクリーニング部15eにより除去する。
給紙トレイ155により用紙を給紙し、2次転写ローラー153によって中間転写ベルト152上の複数の色からなる画像を用紙上に転写すると、定着装置154により当該用紙を加熱及び加圧して、画像を用紙に定着させる。用紙の両面に画像を形成する場合は、反転機構156により用紙面を反転させて再度2次転写ローラー153へ用紙を搬送する。
受信バッファー16は、画像読取ユニット30から第1メモリー12へ転送された検査対象の画像データを一時的に保存するメモリーである。
転送制御部17は、画像読取ユニット30側に設けられる転送制御部34と協働して、画像読取ユニット30から第1メモリー12へ検査対象の画像データを転送するための制御を行う。
転送制御部17は、画像読取ユニット30から転送された検査対象の画像データを、受信バッファー16に一時的に保存した後、受信バッファー16から第1メモリー12へ転送する。
第2メモリー18は、受信バッファー16のオーバーフローに対応するため、予備用に設けられるメモリーである。第2メモリー18としては、ハードディスク等を用いることができる。
記憶部19は、マルチ処理部11により実行されるプログラム等を記憶している。
記憶部19としては、例えばハードディスク等を用いることができる。
通信部20は、ユーザー端末、サーバー、他の画像形成装置等のネットワーク上の外部装置と通信する。
例えば、通信部20は、ユーザー端末からPDLデータを受信する。
操作部21及び表示部22は、図1に示すように、ユーザーインターフェイスとして設けられている。
操作部21は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、マルチ処理部11に出力する。
表示部22は、マルチ処理部11の指示にしたがって操作画面等を表示する。表示部22としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。
画像読取部23は、図1に示すようにコピー用に設けられるスキャナー等であり、原稿台上にセットされた原稿の一面を読み取って、ビットマップ形式の原画像データを生成する。生成された原画像データは、マルチ処理部11によって生成された原画像データと同様に、ページメモリー13にページごとに出力され、画像の形成に用いられる。
画像読取ユニット30は、図2に示すように、画像読取部31、送信バッファー32、画像処理部33及び転送制御部34を備えている。
画像読取部31は、図1に示すように、画像形成後の用紙の搬送経路上に配置されるラインセンサー、エリアセンサー等である。画像読取部31は、搬送ユニット40により本体ユニット10から搬送された用紙の一面を読み取り、ビットマップ形式の画像データをR、G及びBの色ごとに生成する。
送信バッファー32は、画像読取部31により生成された画像データを、検査対象の画像データとして本体ユニット10へ転送するため、当該画像データを一時的に保存するメモリーである。
画像処理部33は、転送制御部34により検出された受信バッファー16の空きサイズが閾値以下である場合、送信バッファー32に保存された検査対象の画像データを圧縮処理し、データサイズを縮小する。
圧縮処理としては、画像データのデータサイズを減らすことができるのであれば、JPEG、PNG等の形式により画像データを符号化する圧縮処理の他、画像データの解像度をより低い解像度に変換する解像度変換処理等も挙げられる。
画像処理部33は、必要に応じて、圧縮処理以外の画像処理を施すこともできる。
例えば、画像処理部33は、R、G及びBの各色の画像データを色変換し、C、M、Y及びKの各色の画像データを出力するようにしてもよい。
転送制御部34は、本体ユニット10側の転送制御部17と協働して、送信バッファー32に保存された検査対象の画像データを、画像転送経路を介して本体ユニット10の第1メモリー12へ転送するための制御を行う。
図3は、上記画像形成装置Gが、用紙上に画像を形成した後、形成した画像の検査を実施する際の処理手順を示している。
まず、本体ユニット10において通信部20によりPDLデータを受信すると、図3に示すように、マルチ処理部11が画像生成タスクを実行し、PDLデータをラスタライズ処理して1ページの原画像データを生成する。画像処理部14は、ページメモリー13へ転送される1ページの原画像データを画像処理し、画像形成部15は画像処理された原画像データに基づいて用紙上に画像を形成する(ステップS1)。
画像読取ユニット30では、画像形成後に搬送された用紙の一面を画像読取部31が読み取って検査対象の画像データを生成し、送信バッファー32に保存する(ステップS2)。
本体ユニット10では、転送制御部17が受信バッファー16の空きサイズを検出し、転送制御部34に通知する。転送制御部34は、検査対象の画像データが生成されると、転送制御部17から通知された受信バッファー16の空きサイズが閾値以下か否かを判断する(ステップS3)。
例えば、PCI Expressの場合、転送制御部17は、フローコントロールのため、受信バッファーの空きサイズを通知するパケットDLLP(Data Link Layer Packet)を生成して、転送制御部34に送信する。転送制御部34は、この転送制御部17から送信された空きサイズを示すパケットに基づいて、受信バッファー16の空きサイズが閾値以下か否かを判断することができる。
図4は、PCI Expressにおいて、転送制御部17及び34間でやりとりされるパケットを例示している。
図4に示すように、転送制御部34から転送制御部17へ、画像データのパケットTLP(Transaction Layer Packet)が転送されると、画像データは受信バッファー16に保存される。画像データの保存により受信バッファー16の空きサイズが減るため、転送制御部17は、画像データが受信バッファー16に保存されるごとに、受信バッファー16の空きサイズを示すcredit値を更新する。図4に示すように、保存のたびにcredit値は112から104へ、104から96へと更新されている。
一方、マルチ処理部11の先のページの検査処理が完了すると、次のページの検査対象の画像データが受信バッファー16から第1メモリー12へ転送される。画像データの転送により受信バッファー16の空きサイズが増えるため、転送制御部17は、受信バッファー16から画像データが転送されるごとに、受信バッファー16の空きサイズを示すcredit値を更新する。また、転送制御部17は、更新後のcredit値を示すパケットDDLP-updateを生成して転送制御部34へ送信する。図4に示すように、転送のたびにcredit値は96から104へ、104から112へと更新され、更新のたびにDLLP-updateが転送制御部34へ送信されている。
画像読取ユニット30は一定の搬送速度で搬送される用紙を読み取るため、画像読取ユニット30からは一定の転送速度で画像データが転送される。マルチ処理部11における原画像データの生成処理等の他の処理の遅延に伴って検査処理が停滞し、その処理速度が転送速度以下となると、受信バッファー16の記憶領域が解放されず画像データが蓄積されていく一方になるため、受信バッファー16のcredit値が減り続ける。図4に示すように、credit値が0に至るか、至らない場合でも画像データの1パケットのデータサイズを下回ると、受信バッファー16のオーバーフローが生じるため、画像読取ユニット30から受信バッファー16へ画像データを転送することができず、転送効率が低下してしまう。
転送制御部17及び34は、受信バッファー16の空きサイズを閾値と比較することにより、この転送効率の低下を事前に予測する。
転送効率の低下を事前に予測するため、閾値を少なくとも1パケットの画像データのデータサイズ以上とする。1パケットのデータサイズ以上であれば、閾値を任意の設定値とすることができ、一定値であってもよいし、ユーザーにより指定された値であってもよい。閾値の設定により、画像データの転送タイミングを調整することができる。閾値が大きいほどデータサイズが大きい画像データを一括して送信することになるため、第1メモリー12へのアクセス数を減らして転送効率を上げることができる。
転送制御部34は、受信バッファー16の空きサイズが閾値以下ではない場合(ステップS3;N)、送信バッファー32から本体ユニット10へ検査対象の画像データを転送する。本体ユニット10では、転送制御部17が検査対象の画像データを受信バッファー16に一時的に保存した後、受信バッファー16から第1メモリー12に転送する(ステップS6)。
マルチ処理部11は、検査タスクを実行し、第1メモリー12から検査対象の画像データを読み出して、当該画像データの検査処理を開始する(ステップS7)。
すべてのページの画像の形成が終了していなければ(ステップS8;N)、ステップS1の処理へ戻り、マルチ処理部11は、先のページの検査処理と並行して、次のページの原画像データの生成処理を開始する。
すべてのページの画像の形成及び検査を終了すると(ステップS8;Y)、本処理を終了する。
転送制御部34は、受信バッファー16の空きサイズが閾値以下である場合(ステップS3;Y)、検査対象の画像データの圧縮処理が可能か否かを判断する(ステップS4)。
転送制御部34は、検査対象の画像データがすでに圧縮処理されている場合、圧縮処理されていないが、圧縮処理すると検査精度が低下する場合、圧縮処理の禁止が設定されている場合等には、圧縮処理が可能ではないと判断する。
圧縮処理により検査精度が低下するか否かは、マルチ処理部11により原画像データとともに生成され、第1メモリー12に保存されている属性データにより判断することができる。転送制御部17は、転送制御部34からの要求に応じて第1メモリー12に保存されている属性データを転送制御部34に転送する。
転送制御部34は、属性データが示す各画素の属性のすべてが、圧縮処理されていない画像データでなければ検査精度が低下する属性であれば、圧縮処理ができないと判断する。例えば、文字の属性が検査精度を維持するため圧縮処理できない属性として設定されており、属性データが示す各画素の属性がすべて文字である場合、転送制御部34は画像データを圧縮処理できないと判断する。
検査対象の画像データの圧縮処理が可能である場合(ステップS4;Y)、転送制御部34は画像処理部33に圧縮処理を指示する。画像処理部33は、属性データにより検査対象の画像データの画像領域を属性ごとに分離し、分離した各画像領域にそれぞれの属性に応じた処理条件の圧縮処理を施す(ステップS5)。
例えば、画像処理部33は、図形の画像領域の解像度を400dpiに変換し、写真の画像領域の解像度を200dpiに変換することができる。
また、画像処理部33は、属性が文字及び図形の画像領域にはPNG等の文字又は線画の再現性が高い形式で低圧縮率の圧縮処理を施し、属性が写真の画像領域にはJPEG等の色や階調の再現性に優れた形式で高圧縮率の圧縮処理を施すことができる。
属性に応じた処理条件で圧縮処理することにより、属性ごとに検査に必要な画質を維持しながら画像データのデータサイズを減らすことができ、検査精度を低下させることなく、画像データの転送効率を向上させることができる。
なお、画像処理部33は、検査の内容に応じて画像データの全領域に同じ処理条件の圧縮処理を施した後、上記属性に応じた処理条件の圧縮処理を施すようにしてもよい。
例えば、画像処理部33は、検査の内容が位置ずれの検出である場合は全領域の解像度を400dpiに変換し、色ずれの検出である場合は全領域の解像度を200dpiに変換することができる。
これにより、検査に必要な画質を維持しながら、画像データのデータサイズをさらに減らすことができる。
圧縮処理後、転送制御部34は、送信バッファー32から本体ユニット10へ検査対象の画像データを転送する。本体ユニット10では、転送制御部17が検査対象の画像データを受信バッファー16へ一時的に保存した後、受信バッファー16から第1メモリー12へ転送する(ステップS6)。その後、上述したステップS7以降の処理を実行する。
検査対象の画像データの圧縮処理が可能ではない場合(ステップS4;N)、上述の圧縮処理は行わずに、転送制御部34及び17は、検査対象の画像データを送信バッファー32から受信バッファー16へ転送し、受信バッファー16から第2メモリー18へ転送する(ステップS9)。転送後、転送制御部17により検出された受信バッファー16の空きサイズが閾値を超えている場合(ステップS10;N)、転送制御部17は第2メモリー18に保存された検査対象の画像データを、受信バッファー16経由で第1メモリー12へ転送する(ステップS11)。その後、上述したステップS7以降の処理を実行する。
第2メモリー18へ画像データを退避させることにより、受信バッファー16のオーバーフローを回避して検査対象の画像データの転送効率の低下を抑えることができる。
受信バッファー16の空きサイズの変化が無く、閾値以下である場合(ステップS10;Y)、マルチ処理部11は、検査対象の画像データの転送速度を減速させるため、画像生成タスクによる原画像データの生成速度を減速する(ステップS12)。
減速により用紙の搬送速度も減速し、画像形成中の用紙と用紙の搬送間隔が広くなるため、画像読取ユニット30の読み取り間隔も広がり、画像読取ユニット30から本体ユニット10への検査対象の画像データの転送速度を減速させることができる。減速している間に画像生成処理と検査処理を実行して処理の遅延を解消することにより、受信バッファー16の記憶領域を解放して空きサイズを増大させ、画像データの転送効率を回復させることができる。
また、マルチ処理部11は、受信バッファー16内で検査対象の画像データが占める記憶領域を開放させるため、検査タスクを最優先タスクに変更する(ステップS13)。その後、ステップS3の処理へ戻る。
検査タスクの実行により、第1メモリー12から検査対象の画像データを順次読み出して受信バッファー16内の画像データを第1メモリー12へ転送させることができる。受信バッファー16の記憶領域を解放して空きサイズをより増やすことができ、画像データの転送効率を大きく回復させることができる。
図5は、搬送される用紙と用紙の間隔を示している。
図5に示すように、1ページ目から10ページ目までの間は、原画像データの生成速度が100ppm(page per minute)であったが、11ページ目からは半分の速度の50ppmまで減速している。減速により、前後のページの用紙間の時間が2倍になるため、この間に画像データの検査処理を進行させることができる。受信バッファー16の空きサイズが増え、画像データの転送効率を回復させることができる。
画像データの生成速度を減速した後、検査タスクを優先すると、画像データの生成速度がさらに減速し、画像形成の生産性が低下するかもしれないが、100ppmの高速処理時に減速するよりは、すでに減速している50ppmの時に減速する方が、ユーザーに与える生産性低下の印象が少なくて済む。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置Gは、原画像データに基づき、用紙上に画像を形成する画像形成部15と、画像が形成された用紙の一面を読み取って、検査対象の画像データを生成する画像読取部31と、画像読取部31により生成された検査対象の画像データを保存する第1メモリー12と、他の処理と並行して、用紙上に形成された画像の検査処理を、第1メモリー12に保存された前記検査対象の画像データを用いて実行するマルチ処理部11と、画像読取部31により生成された検査対象の画像データを受信バッファー16に一時的に保持した後、当該受信バッファー16から第1メモリー12へ画像データを転送する転送制御部17及び34と、画像データに圧縮処理を施す画像処理部33と、を備え、検査対象の画像データの転送時、転送制御部17及び34により受信バッファー16の空きサイズを検出し、検出した空きサイズが閾値以下である場合、画像処理部33により検査対象の画像データを圧縮処理し、圧縮処理した検査対象の画像データを、転送制御部17及び34により受信バッファー16経由で第1メモリー12に転送する。
上記実施の形態は本発明の好適な一例であり、これに限定されない。本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述した画像形成装置Gの処理手順を実行させるためのプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としては、ROM、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリー、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、プログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
G 画像形成装置
10 本体ユニット
11 マルチ処理部
12 第1メモリー
15 画像形成部
16 受信バッファー
17 転送制御部
18 第2メモリー
30 画像読取ユニット
31 画像読取部
32 送信バッファー
33 画像処理部
34 転送制御部

Claims (5)

  1. 原画像データに基づき、用紙上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像が形成された用紙の一面を読み取って、検査対象の画像データを生成する画像読取部と、
    前記画像読取部により生成された前記検査対象の画像データを保存する第1メモリーと、
    他の処理と並行して、前記用紙上に形成された画像の検査処理を、前記第1メモリーに保存された前記検査対象の画像データを用いて実行するマルチ処理部と、
    前記画像読取部により生成された前記検査対象の画像データを、受信バッファーに一時的に保存した後、当該受信バッファーから前記第1メモリーへ転送する転送制御部と、
    画像データに圧縮処理を施す画像処理部と、
    第2メモリーと、を備え、
    前記検査対象の画像データの転送時、前記転送制御部により前記受信バッファーの空きサイズを検出し、検出した空きサイズが閾値以下である場合、前記画像処理部により前記検査対象の画像データを圧縮処理し、圧縮処理した前記検査対象の画像データを、前記転送制御部により前記受信バッファー経由で前記第1メモリーに転送し、
    前記転送制御部は、前記検査対象の画像データを圧縮処理できない場合、前記検査対象の画像データを、前記受信バッファーに一時的に保存した後、前記第2メモリーへ転送し、前記受信バッファーの空きサイズが閾値を超えると、前記第2メモリーから前記第1メモリーへ前記受信バッファー経由で前記検査対象の画像データを転送することを特徴とする画像形成装置。
  2. 原画像データに基づき、用紙上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像が形成された用紙の一面を読み取って、検査対象の画像データを生成する画像読取部と、
    前記画像読取部により生成された前記検査対象の画像データを保存する第1メモリーと、
    他の処理と並行して、前記用紙上に形成された画像の検査処理を、前記第1メモリーに保存された前記検査対象の画像データを用いて実行するマルチ処理部と、
    前記画像読取部により生成された前記検査対象の画像データを、受信バッファーに一時的に保存した後、当該受信バッファーから前記第1メモリーへ転送する転送制御部と、
    画像データに圧縮処理を施す画像処理部と、を備え、
    前記検査対象の画像データの転送時、前記転送制御部により前記受信バッファーの空きサイズを検出し、検出した空きサイズが閾値以下である場合、前記画像処理部により前記検査対象の画像データを圧縮処理し、圧縮処理した前記検査対象の画像データを、前記転送制御部により前記受信バッファー経由で前記第1メモリーに転送し、
    前記マルチ処理部は、前記検査対象の画像データを圧縮処理できない場合、前記検査処理のタスクを最優先のタスクに変更することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記マルチ処理部は、前記他の処理の1つとして、前記原画像データを生成し、当該原画像データの各画素の属性を示す属性データを生成する画像生成処理を実行し、
    前記画像処理部は、前記属性データにより前記検査対象の画像データの画像領域を属性ごとに分離し、分離した各画像領域にそれぞれの属性に応じた処理条件の圧縮処理を施すことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. (a)原画像データに基づき、画像が形成された用紙の一面を読み取って、検査対象の画像データを生成するステップと、
    (b)前記ステップ(a)により生成された前記検査対象の画像データを、受信バッファーに一時的に保存した後、当該受信バッファーから、他の処理と並行して、前記用紙上に形成された画像の検査処理を前記検査対象の画像データを用いて実行するマルチ処理部により読み取り可能な第1メモリーへ転送するステップと、を含み、
    前記ステップ(b)は、
    (c)前記受信バッファーの空きサイズを検出するステップと、
    (d)前記ステップ(c)において検出した空きサイズが閾値以下である場合、前記ステップ(a)において生成された前記検査対象の画像データを圧縮処理するステップと、
    (e)前記ステップ(d)において圧縮処理された前記検査対象の画像データを、前記受信バッファー経由で前記第1メモリーに転送するステップと、
    をさらに含み、
    前記ステップ(b)は、
    (f)前記ステップ(d)において前記検査対象の画像データを圧縮処理できない場合、前記検査対象の画像データを、前記受信バッファーに一時的に保存した後、第2メモリーへ転送し、前記受信バッファーの空きサイズが閾値を超えると、前記第2メモリーから前記第1メモリーへ前記受信バッファー経由で前記検査対象の画像データを転送するステップをさらに含むことを特徴とする画像データの転送方法。
  5. (a)原画像データに基づき、画像が形成された用紙の一面を読み取って、検査対象の画像データを生成するステップと、
    (b)前記ステップ(a)により生成された前記検査対象の画像データを、受信バッファーに一時的に保存した後、当該受信バッファーから、他の処理と並行して、前記用紙上に形成された画像の検査処理を前記検査対象の画像データを用いて実行するマルチ処理部により読み取り可能な第1メモリーへ転送するステップと、を含み、
    前記ステップ(b)は、
    (c)前記受信バッファーの空きサイズを検出するステップと、
    (d)前記ステップ(c)において検出した空きサイズが閾値以下である場合、前記ステップ(a)において生成された前記検査対象の画像データを圧縮処理するステップと、
    (e)前記ステップ(d)において圧縮処理された前記検査対象の画像データを、前記受信バッファー経由で前記第1メモリーに転送するステップと、
    をさらに含み、
    (f)前記ステップ(d)において前記検査対象の画像データを圧縮処理できない場合、前記検査処理のタスクを最優先のタスクに変更するステップを含むことを特徴とする画像データの転送方法。
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