JP6506652B2 - 帳票読取装置、帳票読取方法および帳票読取システム - Google Patents

帳票読取装置、帳票読取方法および帳票読取システム Download PDF

Info

Publication number
JP6506652B2
JP6506652B2 JP2015150493A JP2015150493A JP6506652B2 JP 6506652 B2 JP6506652 B2 JP 6506652B2 JP 2015150493 A JP2015150493 A JP 2015150493A JP 2015150493 A JP2015150493 A JP 2015150493A JP 6506652 B2 JP6506652 B2 JP 6506652B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
transfer
transaction
result
digits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015150493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017033139A (ja
Inventor
昌昭 小澤
昌昭 小澤
将平 長谷川
将平 長谷川
武志 馬路
武志 馬路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Frontech Ltd filed Critical Fujitsu Frontech Ltd
Priority to JP2015150493A priority Critical patent/JP6506652B2/ja
Publication of JP2017033139A publication Critical patent/JP2017033139A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6506652B2 publication Critical patent/JP6506652B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Character Input (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、帳票読取装置、帳票読取方法および帳票読取システムに関する。
金融機関等では、顧客が記入した帳票や伝票を画像イメージとして帳票読取装置に取り込み、文字認識して帳票の処理を行う。オペレータは、帳票をイメージスキャナやOCR(Optical Character Recognition)等で読み取ることで、手入力を行うよりも早く帳票に記載された内容を帳票読取装置に取り込むことができる。
なお、伝票に記入された金額をオペレータが入力する作業を支援する技術として、伝票に記入された金額の最上位桁の単位を特定し表示する装置が知られている。また、取引希望者から複数の帳票類を混在して受け付けた場合に、帳票類の種別をチェックし取引希望者の過去の取引パターンと比較する方法等が知られている。
特開2010−3155号公報 特開2014−182693号公報 特開2011−34524号公報
従来技術では、帳票に記載された金額の単位を表示することや、帳票類をチェックし取引希望者自身の過去の取引パターンと比較することが行われていたが、オペレータは読み取った帳票のチェックを目視にて行う場合があり、オペレータの負担となっている。
一側面では、本発明は、帳票のチェックに要するオペレータの負担をさらに軽減できる帳票読取装置、帳票読取方法および帳票読取システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、以下に示すような帳票読取装置を提供する。帳票読取装置は、読取部と、制御部と、表示部とを備える。読取部は、帳票を読み取る。制御部は、振込に関する用語が定義された定義情報を参照し、読み取った帳票から生成した振込人を示す情報と振込先口座情報と振込依頼日と帳票に表記された情報とを含む画像情報に基づき、年間を通じて定期的に特定口座に対する振込を識別するための用語が含まれる帳票を帳票種別決定し、金融取引の実績である振込人を示す情報と振込先口座情報と振込金額と取引日とを記録した取引実績情報から画像情報に含まれる振込人を示す情報と振込先口座情報と振込依頼日から前一年の期間とを含む取引実績情報を取得し、取引実績情報に含まれる帳票種別に関する取引実績数が最多の振込金額の桁数と画像情報に含まれる振込金額の桁数とを比較し、比較した結果を表示部に表示させる。また、制御部は、振込に関する用語が定義された定義情報を参照し、読み取った帳票から生成した振込人を示す情報と振込先口座情報と振込依頼日と帳票に表記された情報とを含む画像情報に基づき、時期に依存する振込金額について特定口座に対する振込を識別するための用語が含まれる帳票を帳票種別と決定し、金融取引の実績である振込人を示す情報と振込先口座情報と振込金額と取引日とを記録した取引実績情報から画像情報に含まれる振込人を示す情報と振込先口座情報と振込依頼日の前年同月の期間とを含む取引実績情報を取得し、取引実績情報に含まれる帳票種別に関する取引実績数が最多の振込金額の桁数と画像情報に含まれる振込金額の桁数とを比較し、比較した結果を表示部に表示させる。
一態様によれば、帳票のチェックに要するオペレータの負担をさらに軽減できる帳票読取装置、帳票読取方法および帳票読取システムを提供できる。
第1の実施形態の帳票読取装置の一例を示す図である。 第2の実施形態の帳票読取システムの一例を示す図である。 第2の実施形態の帳票読取装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第2の実施形態の帳票の一例を示す図である。 第2の実施形態の取引実績テーブルの一例を示す図である。 第2の実施形態の帳票見出しテーブルの一例を示す図である。 第2の実施形態の帳票読取処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態の帳票桁数突合結果画面の一例を示す図である。 第2の実施形態の取引実績突合処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態の第1突合処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態の第2突合処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態の第3突合処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態のサーバ処理のフローチャートを示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
まず、第1の実施形態の帳票読取装置について図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態の帳票読取装置の一例を示す図である。
帳票読取装置1は、読取部2と、制御部3と、表示部4とを備える。帳票読取装置1は、帳票の読み取りを行う装置であり、たとえば、イメージスキャナやカメラ等の帳票を読み取る機器と接続した計算機等である。
読取部2は、イメージスキャナ等の画像を読み取るユニットであり、帳票を読み取る。帳票の表記内容には、帳票に印刷された文字、帳票に記入された文字、振込依頼日(年月日)、振込先口座情報(振込先口座名、振込先口座番号等)、振込人を示す情報(振込依頼人名、顧客コード、振込整理番号等)等を含む。
制御部3は、読み取った帳票から生成した画像情報に基づき帳票種別を決定し、金融取引の実績を記録した取引実績情報に含まれる帳票種別に関する取引実績数が最多の振込金額の桁数と、画像情報に含まれる振込金額の桁数とを比較し、比較した結果を表示部4に表示する。
表示部4は、帳票の読み取りを促す指示や帳票の画像情報や帳票に記入された振込金額のチェック結果などを表示出力できる。表示部4は、たとえば、表示出力による指示で表示できるディスプレイ等がある。
ここで、制御部3の処理について、より具体的に説明する。制御部3は、帳票を読み取り、画像情報を生成する。制御部3は、生成した画像情報に基づき帳票種別を決定する。なお、制御部3は、振込に関する用語が定義された定義情報を参照し、画像情報から帳票種別を決定する。制御部3は、帳票種別に応じて、金融取引の実績を含む取引実績情報等をサーバ装置に要求する。サーバ装置は、取引実績情報を格納したデータベース等とアクセス可能であり、要求に応じて取引実績情報や取引実績情報から特定した振込金額の桁数を帳票読取装置1へ送信する。
たとえば、制御部3は、サーバ装置に、振込先口座番号「123」を含む取引実績情報を要求する。制御部3は、取引実績情報のうち振込先口座番号「123」が含まれる取引実績情報を受信する。また、制御部3は、取引実績情報から特定した取引実績数が最多の振込金額の桁数を受信する。たとえば、振込先口座番号「123」についての取引実績情報の内訳が、振込金額「100000円」が1件であり、振込金額「50000円」が10件であるとする。この場合、サーバ装置は、取引実績数が最多の振込金額の桁数を「5桁」と特定し、振込金額の桁数を制御部3へ送信する。なお、取引実績数が最多の振込金額を特定する処理は、サーバ装置で実行してもよいし、取引実績情報を取得した制御部3で実行してもよい。
制御部3は、取引実績情報に基づき特定した桁数と表記内容に含まれる振込金額の桁数とを比較した結果を表示部4に表示させる。たとえば、制御部3が、取引実績情報に基づいて特定された桁数が「5桁」であり、帳票の表記内容に含まれる振込金額「5000円」の桁数が「4桁」である場合、制御部3は、「桁数比較結果、桁数が異なります。確認して下さい。」という表示を表示部4に表示させる。
帳票読取装置1が帳票を読み取る場合、帳票の状態(帳票のノイズ、帳票の折れ曲がり、記入文字の誤字脱字等)により、実際に記入された振込金額と異なる金額が帳票の表記内容として読み取られる(誤認識)場合がある。また、誤認識した内容を修正するため、オペレータが帳票画像データと文字認識した文字とを目視チェックし金額を手入力する場合、桁数が多い場合等についてはオペレータが見誤る事が多い。
帳票読取装置1は、帳票の表記内容に基づいて取引実績情報を検索する要求をし、取引実績情報から得られた振込金額の桁数を取得し、取得した桁数と帳票から読み取った振込金額の桁数とをチェックした結果を表示部4に表示する。これにより、帳票読取装置1は、取引実績情報に記録がある取引について、取引実績情報と帳票の表記内容と比較することで帳票の誤認識をチェックし表示することができ、オペレータの労力を軽減することができる。また、オペレータの帳票チェックの誤りや見逃しを軽減することもできる。
このようにして、帳票読取装置1は、帳票のチェックに要するオペレータの負担を軽減できる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態として、帳票読取装置を用いて帳票の情報を処理する帳票読取システムについて図2を用いて説明する。図2は、第2の実施形態の帳票読取システムの一例を示す図である。
金融機関等における帳票読取システム300は、図2に示すように、複数の帳票読取装置100(図2ではその内の1台を図示)が備えられ、各帳票読取装置100はサーバ装置200とネットワーク10を介して接続されている。
帳票読取装置100は、金融機関等に設置される情報処理装置である。帳票読取装置100は、帳票を撮像して取得された帳票の画像情報(以下、帳票画像とも記載する)に対して文字認識処理を行い、顧客が帳票に記入した情報や、帳票に印字されている情報などを取得してサーバ装置200に送信する。
帳票読取装置100が読み取る帳票の種別は、取引に応じて複数の種類が存在する。たとえば、入金、出金などの取引に応じた金融機関特有の帳票がある。また、税金の振込先である公的機関特有の帳票や、入学金や授業料など振込先が学校名である帳票や、電気代金やガス代金や水道代金などの料金振込専用の帳票などがある。帳票読取装置100は、帳票を読み取り、これらの帳票の種別を認識する。
サーバ装置200は、顧客の口座情報を管理する情報処理装置である。サーバ装置200は、帳票読取装置100が読み取った帳票の情報を受信して、取引の処理を実行する。たとえば、サーバ装置200は、現金による入出金、顧客の口座間における振替などの取引の処理を実行する。
ここで、金融機関等においてオペレータが帳票読取装置100で操作を行う際の動作について説明する。オペレータは、顧客から帳票を受け取り、帳票読取装置100を用いて帳票から帳票画像を読み取る。帳票読取装置100は、帳票画像から文字認識を行い、文字認識に基づいてネットワーク10を介してサーバ装置200へ取引実績の検索依頼をする。サーバ装置200は、取引実績の検索依頼を受信し、検索した結果を帳票読取装置100へ送信する。帳票読取装置100は、検索した結果を受信し表示する。オペレータは、検索結果を帳票読取装置100で確認し、問題なければ帳票に記載された取引を実行する。
次に、第2の実施形態の帳票読取装置のハードウェア構成について図3を用いて説明する。図3は、第2の実施形態の帳票読取装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
帳票読取装置100は、制御部110を含む。制御部110は、プロセッサ111、RAM(Random Access Memory)112、HDD(Hard Disk Drive)113、入出力信号インタフェース114、記憶媒体インタフェース115、通信インタフェース116を含む。帳票読取装置100は、プロセッサ111によって装置全体が制御されている。プロセッサ111には、バス117を介してRAM112と複数の周辺機器が接続されている。プロセッサ111は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ111は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はPLD(Programmable Logic Device)である。また、プロセッサ111は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
RAM112は、帳票読取装置100の主記憶装置として使用される。RAM112には、プロセッサ111に実行させるOSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM112には、プロセッサ111による処理に必要な各種データが格納される。
バス117に接続されている周辺機器としては、HDD113、入出力信号インタフェース114、記憶媒体インタフェース115および通信インタフェース116がある。
HDD113は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読出しを行う。HDD113は、帳票読取装置100の補助記憶装置として使用される。HDD113には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、補助記憶装置としては、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置を使用することもできる。
入出力信号インタフェース114には、入力デバイスや出力デバイスが接続されている。入力デバイスの一例として、キーボード119や、マウス120や、イメージスキャナ121や、タッチパネル等がある。また、出力デバイスの一例には、モニタ118や、液晶表示や、各種パネル表示装置等がある。
入出力信号インタフェース114は、キーボード119やマウス120などから送られてくる信号をプロセッサ111に送信する。なお、マウス120は、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、タッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボール等がある。
出力デバイスは、プロセッサ111からの命令に従って、画像をモニタ画面に表示させる。モニタ118としては、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた表示装置や液晶表示装置等がある。
記憶媒体インタフェース115は、磁気やレーザ等を利用して記憶媒体122に記録されたデータの読み取りや書き込みを行う。また、記憶媒体インタフェース115は、半導体メモリ等の記憶媒体に記録されたデータの読み取りを行うものであってもよい。記憶媒体122とは、たとえば、光ディスクや、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等を含む。光ディスクは、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された可搬型の記録媒体である。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disk)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc − Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。
記憶媒体インタフェース115は、帳票読取装置100に周辺機器を接続するための通信インタフェースとしても用いることができる。たとえば、記憶媒体インタフェース115には、メモリ装置やメモリリーダライタを接続することができる。メモリ装置は、記憶媒体インタフェース115との通信機能を搭載した記録媒体である。メモリリーダライタは、メモリカードへのデータの書き込み、又はメモリカードからのデータの読出しを行う装置である。メモリカードは、カード型の記録媒体である。
通信インタフェース116は、ネットワーク10に接続されている。通信インタフェース116は、ネットワーク10を介して、他のコンピュータ又は通信機器との間でデータの送受信を行う。なお、ネットワーク10は、有線ネットワークでもよいし、無線ネットワークでもよい。
以上のようなハードウェア構成によって、第2の実施形態の帳票読取装置100の処理機能を実現することができる。なお、第1の実施形態に示した帳票読取装置1も、図3に示した帳票読取装置100と同様のハードウェア構成によって実現できる。なお、サーバ装置200も図2に示した帳票読取装置100と同様のハードウェア構成によって実現できる。
帳票読取装置100は、たとえばコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、第2の実施形態の処理機能を実現する。帳票読取装置100に実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。たとえば、帳票読取装置100に実行させるプログラムをHDD113に格納しておくことができる。プロセッサ111は、HDD113内のプログラムの少なくとも一部をRAM112にロードし、プログラムを実行する。また、帳票読取装置100に実行させるプログラムを、光ディスク、メモリ装置、メモリカード等の可搬型記録媒体に記録しておくこともできる。可搬型記録媒体に格納されたプログラムは、たとえばプロセッサ111からの制御により、HDD113にインストールされた後、実行可能となる。またプロセッサ111が、可搬型記録媒体から直接プログラムを読出して実行することもできる。
次に、帳票について図4を用いて説明する。図4は、第2の実施形態の帳票の一例を示す図である。
帳票400は、金融機関等において振込に用いられる帳票の一例である。帳票400は、文字が印字された印字部分401,410と、項目と当該項目に対応する記入欄とが対応付けられた項目欄402,403,404,405,406,407,408,409,411とを含む。ここでは、帳票400を用いて、甲野乙太郎がC大学に入学金35万円を振り込む場合の帳票について説明する。
印字部分401は、帳票400が振込を依頼する帳票であることを表示した部分である。項目欄402は、振込依頼日を記入する欄である。項目欄402に、依頼日として「平成27年3月2日」が記入された例を示す。項目欄403は、振込先金融機関を記入する欄である。項目欄403に、金融機関名として「A銀行B支店」が記入された例を示す。項目欄404は、振込先の口座種別を記入する欄である。項目欄404に、口座種別として「普通」が記入された例を示す。項目欄405は、振込先の口座番号を記入する欄である。項目欄405に、口座番号として「123456」が記入された例を示す。項目欄406は、振込先の口座名を記入する欄である。項目欄406に、振込先の口座名のフリガナに「シーダイガク」、口座名に「C大学」が記入された例を示す。
項目欄407は、整理番号(受験番号)を記入する欄である。項目欄407に、受験番号として「1111」が記入された例を示す。なお、帳票400は、入学金を振り込む帳票の一例であるため、入学金の納付者を識別できるよう、整理番号として受験番号を記入する帳票となっている。項目欄408は、振込依頼人の氏名を記入する欄である。項目欄408に、振込依頼人の氏名のフリガナ(振込依頼人名フリガナ)に「コウノ オツタロウ」、氏名に「甲野 乙太郎」が記入された例を示す。項目欄409は、振込金額を記入する欄である。項目欄409に、振込金額として「¥350000」が記入された例を示す。印字部分410は、振込手続を処理する銀行名が「D銀行」であることを示す部分である。項目欄411は、振込手続を取り扱う銀行の支店番号を記入する欄である。項目欄411に、支店番号として「888」が記入された例を示す。
帳票400は、印字部分の文字や項目欄の項目および記入された内容について、帳票読取装置100によって文字認識される。
次に、取引実績テーブルについて図5を用いて説明する。図5は、第2の実施形態の取引実績テーブルの一例を示す図である。
取引実績テーブル500は、取引の実績に関する履歴情報を記憶したテーブルである。ここでは、取引実績テーブル500に、振込の実績の履歴情報が記憶された例を示す。取引実績テーブル500は、サーバ装置200がアクセス可能なデータベースに記憶されてもよいし、サーバ装置200のHDD113に記憶されてもよい。
取引実績テーブル500は、振込依頼人名フリガナと、帳票種別と、振込先店番と、振込先口座番号と、振込金額と、取引日付とを含む。振込依頼人名フリガナは、帳票に記入された依頼人名に付されたフリガナである。帳票種別は、帳票の種別を識別するための識別情報である。帳票種別については、後で図6を用いて説明する。
振込先店番は、振込先金融機関の本店又は支店を識別する番号(店番)である。振込先口座番号は、振込先の口座を特定する番号である。振込金額は、振込先の口座へ振り込まれる金額である。取引日付は、振込処理がされた年月日である。
なお、これらの情報は、取引実績テーブル500に記憶される情報の一例であり、振込先の金融機関名、振込先口座名、振込先口座種別、振込依頼元口座番号などを含めてもよい。
次に、帳票見出しテーブルについて図6を用いて説明する。図6は、第2の実施形態の帳票見出しテーブルの一例を示す図である。
帳票見出しテーブル510は、帳票から文字認識して取得した見出し(振込に関する用語)と、帳票を識別するための帳票種別とを対応づけた情報である。帳票見出しテーブル510は、振込に関する用語が定義された定義情報であり、帳票種別を決定するために参照される情報である。帳票見出しテーブル510は、予め帳票読取装置100のHDD113等に格納してもよいし、システム管理者が入力するものであってもよい。
見出しとは、帳票の表記内容のうち帳票を識別するために用いられる文字(用語)であり、言い換えると、帳票画像を文字認識して取得した文字のうち帳票を識別するために用いられる文字である。帳票画像を文字認識して取得する文字には、印字部分を認識した文字と、項目欄の項目を認識した文字と、項目欄の記入内容を認識した文字とを含む。なお、見出しには、文字だけでなく数字や記号や図形等を含んでもよい。見出しには、第1見出しと第2見出しとを含む。第1見出しだけでは帳票の区別ができない場合、第1見出しとは異なる第2見出しで帳票を区別する。なお、帳票見出しテーブル510は、第1見出しと第2見出しを含むが、これらは一例であり、他の見出しを含んでもよい。
帳票種別とは、帳票を識別するための符号である。なお、帳票見出しテーブル510は、帳票種別「1」,「2」,「3」の3種類を含むが、これらは一例であり、他の帳票種別を含んでもよい。
帳票種別「1」の帳票は、年間を通じて定期的に特定口座に対する振り込みを識別するための用語が含まれる帳票である。たとえば、帳票の見出しに「振込依頼書」を含み、かつ、帳票種別「2」および「3」以外の帳票などである。帳票種別「1」の帳票が用いられる処理として、家賃や固定電話料金などの振込処理がある。家賃や固定電話などの振込処理は、特定の振込先に対して、毎月同額、特定の振込人から振込がされることが想定される振込処理である。また、家賃や固定電話に限らず、所定の物品を定期購買するために用いる帳票なども含まれる。
帳票種別「2」の帳票は、特定の振込先に対して、所定の期間において複数の振込人から同額の振込がされると想定される場合に用いられる帳票である。言い換えると、帳票種別「2」の帳票は、不特定多数の振込人から特定口座に対し所定の振込金額の振り込みを識別するための用語が含まれる帳票である。たとえば、帳票種別「2」の帳票が用いられる処理として、学校の入学金の振込処理や、自動車税の振込処理などがある。学校の入学金の振込処理は、同一の振込先(学校の入学金振込口座)に対して、所定の期間(入学手続き期間)において複数の振込人(入学手続きをする者)から、同一金額の振込処理となると想定される振込処理である。また、自動車税納付の振込処理は、同一の振込先(公共機関等の振込口座)に対して、所定の期間(納税期間)において複数の振込人(同一用途や同一排気量の自動車所有者)から、同一金額の振込処理となると想定される振込処理である。
帳票種別「3」の帳票は、特定の振込先に対して、定期的に特定の振込人が時期に応じて変動する金額で振込がされると想定される場合に用いられる帳票である。言い換えると、帳票種別「3」の帳票は、特定口座に対し時期に依存する振込金額の振り込みを識別するための用語が含まれている帳票である。たとえば、帳票種別「3」の帳票が用いられる振込処理として、電気料金等の振込処理がある。電気料金、ガス料金、水道料金などの振込処理は、個人毎に金額が異なり季節に応じて金額が変動する場合が多いが、前年同月の振込料金と比較すると同一桁数の振込金額になると想定される振込処理である。また、市民税などの振込処理も、納付者毎に金額が異なるが、納付者の所得に大幅な変動が無い場合、前年納付期間の納付者自身の納付金額と比較すると同一桁数の振込金額になると想定される振込処理である。
次に、第2の実施形態の帳票読取処理について図7を用いて説明する。図7は、第2の実施形態の帳票読取処理のフローチャートを示す図である。
帳票読取処理は、帳票読取装置100が帳票を読み取り、帳票に記載された金額の桁数を取引実績に基づいてチェックし、チェックした結果を表示し、帳票認識結果をサーバ装置200に送信する処理である。帳票読取処理は、帳票読取装置100の制御部110(プロセッサ111)が実行する処理である。
[ステップS11]制御部110は、帳票をスキャンし、帳票画像を読み取る。
[ステップS12]制御部110は、帳票画像について、画像認識および文字認識する。具体的には、制御部110は、帳票画像から罫線を抽出し、抽出した罫線に基づき帳票の文字や金額を認識する。また、制御部110は、認識した文字から帳票の見出しを抽出する。
[ステップS13]制御部110は、取引実績突合処理を実行する。取引実績突合処理は、サーバ装置200から取得した取引実績に基づく振込金額の桁数と帳票に記載された振込金額の桁数とを突合し、帳票の桁数をチェックする処理である。取引実績突合処理は、図9を用いて後で説明する。
[ステップS14]制御部110は、取引実績突合処理の結果について「取引実績無し」か否かを判定する。制御部110は、取引実績突合処理の結果が「取引実績無し」の場合にステップS15にすすみ、結果が「取引実績無し」以外の場合にステップS17にすすむ。
[ステップS15]制御部110は、オペレータから帳票の目視チェック結果を受け付ける。たとえば、制御部110は、目視チェックの結果をキーボード119やマウス120から受け付ける。なお、制御部110は、オペレータから帳票の目視チェック結果を受け付けるに際し、モニタ118に「帳票の見出し検索の結果、該当無し。帳票を目視チェックした結果を入力して下さい。」と表示するとともに、金額等の入力を受け付ける画面を表示してもよい。
[ステップS16]制御部110は、ステップS15で受け付けた目視チェック結果をサーバ装置200に送信し、処理を終了する。
[ステップS17]制御部110は、取引実績突合処理の結果に基づき、帳票に記載された振込金額の桁数のチェック結果をモニタ118に表示する。モニタ118の表示例については、図8を用いて後で説明する。
[ステップS18]制御部110は、取引実績突合処理結果に基づき、帳票に記載された振込金額の桁数と取引実績に基づく振込金額の桁数との差異が有るか否かを判定する。制御部110は、桁数の差異が無い場合にステップS19にすすみ、桁数の差異が有る場合にステップS21にすすむ。
[ステップS19]制御部110は、帳票を認識して取得した金額を承認する入力を受け付ける。たとえば、制御部110は、金額を承認する入力をキーボード119やマウス120から受け付ける。
[ステップS20]制御部110は、ステップS19で承認した金額をサーバ装置200に送信し処理を終了する。
[ステップS21]制御部110は、帳票を認識して取得した金額を修正する入力を受け付ける。たとえば、制御部110は、修正した金額をキーボード119やマウス120等から受け付ける。
[ステップS22]制御部110は、ステップS21で受け付け修正した金額をサーバ装置200に送信し、処理を終了する。
次に、第2の実施形態の帳票桁数突合結果画面について図8を用いて説明する。図8は、第2の実施形態の帳票桁数突合結果画面の一例を示す図である。
帳票桁数突合結果画面600は、帳票読取処理のステップS17でモニタ118に表示される画面の一例である。帳票桁数突合結果画面600によって、オペレータは、帳票から認識した振込金額と取引実績突合処理の結果とを確認できる。帳票桁数突合結果画面600は、表示601,602,603,604,605,606を含む。
表示601は、帳票から認識した振込先金融機関名(フリガナ)と口座種別と口座番号を含む表示である。表示602は、帳票から認識した振込先口座名を含む。表示603は、帳票から認識した依頼人の名前(フリガナ)を含む表示である。表示604は、帳票から認識した振込金額を含む表示である。表示605は、取引実績突合処理の結果に基づく表示である。たとえば、表示605は、「取引実績との突合結果、振込金額の桁数が異なっている可能性があります。確認して下さい。」という表示である。表示605は、取引実績突合処理の結果に基づく振込金額の桁数の確認表示とともに、オペレータに対する注意を促す表示を含む表示である。
表示606は、取引実績突合処理において、取引実績テーブル500を検索した検索条件と検索結果を含む表示である。たとえば、表示606は、「同一振込先、見出し[受験番号]の最多振込実績は[350000円]です。」という表示である。取引実績テーブル500を検索した検索条件と検索結果は、帳票の振込金額の妥当性についての判断の指標となる。帳票桁数突合結果画面600によって、オペレータは、読み取った帳票の振込金額について桁数が妥当か否かを確認できる。なお、これらの表示601〜606は一例に過ぎず、全てを画面に表示することを要しない。
帳票桁数突合結果画面600は、選択可能な処理に対応するボタン607,608を含む。帳票桁数突合結果画面600の例では、画像確認のためのボタン607、金額修正のためのボタン608の各ボタンが表示される。帳票読取装置100は、入出力信号インタフェース114を介してボタンが押下されたことを検出し、各ボタンに対応する処理をする。たとえば、画像確認のためのボタン607が押下された場合、帳票読取装置100は、帳票画像をモニタ118に表示する。また、金額修正のためのボタン608が押下された場合、帳票読取装置100は、修正する金額を入力する画面をモニタ118に表示する。
次に、第2の実施形態の取引実績突合処理について図9を用いて説明する。図9は、第2の実施形態の取引実績突合処理のフローチャートを示す図である。
取引実績突合処理は、取引実績に基づく振込金額の桁数と帳票に記載された振込金額の桁数とを突合し、帳票の桁数をチェックする処理である。取引実績突合処理は、帳票読取処理のステップS13で、帳票読取装置100の制御部110(プロセッサ111)が実行する処理である。
[ステップS31]制御部110は、ステップS12で認識した文字が帳票見出しテーブル510に含まれる見出しに該当するか否かを判定する。制御部110は、認識した文字が帳票見出しテーブル510に含まれる見出しに該当する場合はステップS32にすすみ、認識した文字が見出しに該当しない場合はステップS15にすすむ。
[ステップS32]制御部110は、帳票の見出しに基づき、帳票種別を判定する。制御部110は、帳票種別「1」である場合はステップS33にすすみ、帳票種別「2」である場合はステップS34にすすみ、帳票種別「3」である場合はステップS35にすすむ。
[ステップS33]制御部110は、第1突合処理を実行し、処理を終了する。第1突合処理は、帳票種別「1」と判定された帳票に記載された金額と取引実績に基づく金額とを突合し、金額の桁数をチェックする処理である。第1突合処理は、図10を用いて後で説明する。
[ステップS34]制御部110は、第2突合処理を実行し、処理を終了する。第2突合処理は、帳票種別「2」と判定された帳票に記載された金額と取引実績に基づく金額とを突合し、金額の桁数をチェックする処理である。第2突合処理は、図11を用いて後で説明する。
[ステップS35]制御部110は、第3突合処理を実行し、処理を終了する。第3突合処理は、帳票種別「3」と判定された帳票に記載された金額と取引実績に基づく金額とを突合し、金額の桁数をチェックする処理である。第3突合処理は、図12を用いて後で説明する。
次に、第2の実施形態の第1突合処理について図10を用いて説明する。図10は、第2の実施形態の第1突合処理のフローチャートを示す図である。
第1突合処理は、帳票種別「1」と判定された帳票に記載された金額と取引実績に基づく金額とを突合し、金額をチェックする処理である。第1突合処理は、取引実績突合処理のステップS33で、帳票読取装置100の制御部110(プロセッサ111)が実行する処理である。
[ステップS41]制御部110は、振込依頼人の取引実績について、第1検索条件でサーバ装置200に取引実績テーブル500を検索する要求を送信する。第1検索条件とは、帳票種別「1」の帳票について、取引実績テーブル500を検索する条件である。たとえば、第1検索条件は、帳票種別「1」、帳票画像から認識した振込依頼人名フリガナおよび振込先口座番号、帳票に記載された取引日付に基づく期日条件(たとえば、取引日付から前1年間)を含む情報である。なお、これらは第1検索条件に含まれる検索キーワードの一例であり、振込先店番などを含んでもよい。
[ステップS42]制御部110は、サーバ装置200から第1検索条件で検索した結果を受信する。
[ステップS43]制御部110は、ステップS42で受信した検索結果において、第1検索条件に合致する取引実績が取引実績テーブル500に有るか否かを判定する。制御部110は、第1検索条件に合致する取引実績が無い場合にステップS44にすすみ、取引実績が有る場合にステップS45にすすむ。
[ステップS44]制御部110は、「取引実績無し」を第1突合処理の結果とする。
[ステップS45]制御部110は、ステップS42で受信した検索結果から、最多の取引実績を抽出し、最多取引実績の振込金額の桁数を特定する。言い換えると、制御部110は、同一振込依頼人名で同一振込先口座番号等(第1検索条件)における過去の取引について、最も振込件数の多い振込金額および桁数を特定できる。たとえば、制御部110は、家賃や固定電話料金など、過去一年間(第1検索条件に含まれる期日条件)において、同一振込依頼人名で同一振込先口座番号に振り込まれた金額と桁数を特定できる。なお、家賃や固定電話料金は振込処理の一例に過ぎず、同一振込人から同一振込先口座番号に対して複数回に亘って振込を行う処理であればよい。
なお、検索結果から最多の取引実績を抽出し、最多取引実績の振込金額の桁数を特定する処理は、サーバ装置200で実行してもよい。サーバ装置200で最多取引実績の振込金額の桁数を特定する場合、帳票読取装置100は、最多取引実績の振込金額の桁数をサーバ装置200から受信する。
[ステップS46]制御部110は、帳票画像を認識した振込金額の桁数と、ステップS45で特定した桁数とを突合する。言い換えると、帳票に記入された振込金額の桁数と、ステップS45で特定した取引実績に基づく桁数とを比較する。
[ステップS47]制御部110は、ステップS46の突合結果、桁数に差異が有るか否かを判定する。制御部110は、桁数に差異が有る場合にステップS48にすすみ、桁数に差異が無い場合にステップS49に進む。
なお、桁数に差異が有るか否かの判定条件は、判定条件の一例であり、最多の取引実績の振込金額から所定の閾値の範囲内の金額であるか否かを判定条件としてもよい。
[ステップS48]制御部110は、「桁数の差異」が存在する旨とステップS45で特定した最多取引実績の金額と桁数とを第1突合処理の結果とする。
[ステップS49]制御部110は、「桁数が合致」する旨を第1突合処理の結果とする。
次に、第2の実施形態の第2突合処理について図11を用いて説明する。図11は、第2の実施形態の第2突合処理のフローチャートを示す図である。
第2突合処理は、帳票種別「2」と判定された帳票に記載された金額と取引実績に基づく金額とを突合し、金額をチェックする処理である。第2突合処理は、取引実績突合処理のステップS34で、帳票読取装置100の制御部110(プロセッサ111)が実行する処理である。
[ステップS51]制御部110は、振込依頼人以外の取引実績について、第2検索条件でサーバ装置200に取引実績テーブル500を検索する要求を送信する。第2検索条件とは、帳票種別「2」の帳票について、取引実績テーブル500を検索する条件である。たとえば、第2検索条件は、帳票種別「2」、帳票画像から認識した振込先口座番号、帳票に記載された取引日付に基づく期日条件(たとえば、取引日付から前3カ月)を含む情報である。なお、第2検索条件に含まれる期日条件は、前3カ月に限らず、帳票の見出しや検索キーワードに応じて設定できる。たとえば、帳票の見出しに「入学金」が含まれる場合、本年の入学金振込期間を期日条件に設定できる。なお、これらは第2検索条件に含まれる検索キーワードの一例であり、振込先店番などを含んでもよい。
[ステップS52]制御部110は、サーバ装置200から第2検索条件で検索した結果を受信する。
[ステップS53]制御部110は、ステップS52で受信した検索結果において、第2検索条件に合致する取引実績が取引実績テーブル500に有るか否かを判定する。制御部110は、第2検索条件に合致する取引実績が無い場合にステップS54にすすみ、取引実績が有る場合にステップS55にすすむ。
[ステップS54]制御部110は、「取引実績無し」を第2突合処理の結果とする。
[ステップS55]制御部110は、ステップS52で受信した検索結果から、最多の取引実績を抽出し、最多取引実績の振込金額の桁数を特定する。言い換えると、制御部110は、振込依頼人以外の取引実績において、同一振込先口座番号等(第2検索条件)における過去の取引について、最も振込件数の多い振込金額および桁数を特定できる。たとえば、制御部110は、入学金や授業料など、過去1カ月間(第2検索条件に含まれる期日条件)において、振込依頼人以外(他人)の取引で同一振込先口座番号に振り込まれた金額と桁数を特定できる。なお、入学金や授業料は振込処理の一例に過ぎず、複数の振込人から同一振込先口座番号に対して所定の時期に振込を行う処理であればよい。
なお、検索結果から最多の取引実績を抽出し、最多取引実績の振込金額の桁数を特定する処理は、サーバ装置200で実行してもよい。サーバ装置200で最多取引実績の振込金額の桁数を特定する場合、帳票読取装置100は、最多取引実績の振込金額の桁数をサーバ装置200から受信する。
[ステップS56]制御部110は、帳票画像を認識した振込金額の桁数と、ステップS55で特定した桁数とを突合する。言い換えると、帳票に記入された振込金額の桁数と、ステップS55で特定した取引実績に基づく桁数とを比較する。
[ステップS57]制御部110は、ステップS56の突合結果、桁数に差異が有るか否かを判定する。制御部110は、桁数に差異が有る場合にステップS58にすすみ、桁数に差異が無い場合にステップS59に進む。
[ステップS58]制御部110は、「桁数の差異」が存在する旨とステップS55で特定した最多取引実績の金額と桁数とを第2突合処理の結果とする。
[ステップS59]制御部110は、「桁数が合致」する旨を第2突合処理の結果とする。
次に、第2の実施形態の第3突合処理について図12を用いて説明する。図12は、第2の実施形態の第3突合処理のフローチャートを示す図である。
第3突合処理は、帳票種別「3」と判定された帳票に記載された金額と取引実績に基づく金額とを突合し、金額をチェックする処理である。第3突合処理は、取引実績突合処理のステップS35で、帳票読取装置100の制御部110(プロセッサ111)が実行する処理である。
[ステップS61]制御部110は、振込依頼人の取引実績について、第3検索条件でサーバ装置200に取引実績テーブル500を検索する要求を送信する。第3検索条件とは、帳票種別「3」の帳票について、取引実績テーブル500を検索する条件である。たとえば、第3検索条件は、帳票種別「3」、帳票画像から認識した振込依頼人名フリガナおよび振込先口座番号、帳票に記載された取引日付に基づく期日条件(たとえば、取引日付の前年同月)を含む情報である。なお、第3検索条件に含まれる期日条件は、前年同月に限らず、帳票の見出しや検索キーワードに応じて設定してもよいし、前月や偶数月や奇数月を設定してもよい。たとえば、帳票の見出しに「税」が含まれる場合、前年の税金の振込期間を期日条件に設定できる。
なお、これらは第3検索条件に含まれる検索キーワードの一例であり、振込先店番などを含んでもよい。
[ステップS62]制御部110は、サーバ装置200から第3検索条件で検索した結果を受信する。
[ステップS63]制御部110は、ステップS62で受信した検索結果において、第3検索条件に合致する取引実績が取引実績テーブル500に有るか否かを判定する。制御部110は、第3検索条件に合致する取引実績が無い場合にステップS64にすすみ、取引実績が有る場合にステップS65にすすむ。
[ステップS64]制御部110は、「取引実績無し」を第3突合処理の結果とする。
[ステップS65]制御部110は、ステップS62で受信した検索結果から、最多の取引実績を抽出し、最多取引実績の振込金額の桁数を特定する。言い換えると、制御部110は、同一振込依頼人名で同一振込先口座番号等(第3検索条件)における過去の取引について、最も振込件数の多い振込金額および桁数を特定できる。たとえば、制御部110は、水道料金や電気料金など、前年同月(第3検索条件に含まれる期日条件)において、同一振込依頼人の取引で同一振込先口座番号に振り込まれた金額の桁数を特定できる。なお、水道料金や電気料金は振込処理の一例に過ぎず、同一の振込人から同一振込先口座番号に対して、時期的に金額変動を伴う料金の振込を行う処理であればよい。
なお、検索結果から最多の取引実績を抽出し、最多取引実績の振込金額の桁数を特定する処理は、サーバ装置200で実行してもよい。サーバ装置200で最多取引実績の振込金額の桁数を特定する場合、帳票読取装置100は、最多取引実績の振込金額の桁数をサーバ装置200から受信する。
[ステップS66]制御部110は、帳票画像を認識した振込金額の桁数と、ステップS65で特定した桁数とを突合する。言い換えると、帳票に記入された振込金額の桁数と、ステップS65で特定した取引実績に基づく桁数とを比較する。
[ステップS67]制御部110は、ステップS66の突合結果、桁数に差異が有るか否かを判定する。制御部110は、桁数に差異が有る場合にステップS68にすすみ、桁数に差異が無い場合にステップS69に進む。
なお、桁数に差異が有るか否かの判定条件は、判定条件の一例であり、最多の取引実績の振込金額から所定の閾値の範囲内の金額であるか否かを判定条件としてもよい。
[ステップS68]制御部110は、「桁数の差異」が存在する旨とステップS65で特定した最多取引実績の金額の桁数とを第3突合処理の結果とする。
[ステップS69]制御部110は、「桁数が合致」する旨を第3突合処理の結果とする。
次に、第2の実施形態のサーバ処理について図13を用いて説明する。図13は、第2の実施形態のサーバ処理のフローチャートを示す図である。
サーバ処理は、サーバ装置200が帳票読取装置100から受信した検索条件に基づいて取引実績テーブル500を検索し検索結果を送信するとともに、帳票処理について取引実績テーブル500に格納する処理である。サーバ処理は、サーバ装置200の制御部110(プロセッサ111)が実行する処理である。
[ステップS71]サーバ装置200は、帳票読取装置100から第1検索条件、第2検索条件、第3検索条件のいずれかを含む検索要求を受信する。
[ステップS72]サーバ装置200は、受信した検索条件に応じて取引実績テーブル500を検索する。
[ステップS73]サーバ装置200は、帳票読取装置100に検索結果を送信する。なお、検索結果から最多の取引実績を抽出し、最多取引実績の振込金額の桁数を特定する処理を、サーバ装置200で実行してもよい。サーバ装置200で最多取引実績の振込金額の桁数を特定する場合、サーバ装置200は、最多取引実績の振込金額の桁数を帳票読取装置100に送信する。
なお、サーバ装置200は、検索条件と検索結果と検索結果から特定した最多取引実績の振込金額および桁数とを対応づけて、桁数管理テーブルに蓄積してもよい。サーバ装置200は、過去に検索された検索条件と同一の検索要求に対し、桁数管理テーブルに蓄積された振込金額および桁数を検索要求に対する応答として送信してもよい。また、サーバ装置200は、桁数管理テーブルを帳票読取装置100に配信し、帳票読取装置100において桁数管理テーブルを用いて桁数等をチェックしてもよい。このように、桁数管理テーブルに検索結果等を蓄積することで、サーバ装置200は、過去に検索された検索条件と同一の検索要求について検索実行を省略し、負荷を軽減できる。
[ステップS74]サーバ装置200は、帳票読取装置100から帳票のチェック結果又は認識結果を受信する。
[ステップS75]サーバ装置200は、受信した結果に基づいて、振込人フリガナ、帳票種別、振込先口座番号、振込金額、取引日付等を取引実績テーブル500に格納する。
こうして、帳票読取装置100は、帳票の文字認識に誤りが生じた場合であっても、取引実績に基づいて、振込金額および桁数をチェックし、オペレータに確認を促すことができる。帳票読取装置100が取引実績に基づいて帳票をチェックすることにより、帳票をチェックするオペレータの目視チェックによる負担が軽減される。また、帳票読取装置100が、帳票桁数突合結果を画面に表示し、文字認識の結果の修正を入力する際に桁数の違いを注意喚起することで、オペレータによる入力ミスや見逃しを軽減できる。
このようにして、帳票読取装置100は、帳票のチェックに要するオペレータの負担を軽減できる。また、帳票読取装置100は、帳票桁数突合結果を表示することにより、帳票のチェックをするオペレータの利便性を向上できる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、帳票読取装置1、帳票読取装置100、サーバ装置200が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。磁気記憶装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD:Flexible Disk)、磁気テープ等がある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM/RW等がある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)等がある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムにしたがった処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムにしたがった処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムにしたがった処理を実行することもできる。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP、ASIC、PLD等の電子回路で実現することもできる。
1 帳票読取装置
2 読取部
3 制御部
4 表示部
10 ネットワーク
100 帳票読取装置
110 制御部
111 プロセッサ
112 RAM
113 HDD
114 入出力信号インタフェース
115 記憶媒体インタフェース
116 通信インタフェース
117 バス
118 モニタ
119 キーボード
120 マウス
121 イメージスキャナ
122 記憶媒体
200 サーバ装置
300 帳票読取システム

Claims (6)

  1. 帳票を読み取る読取部と、
    振込に関する用語が定義された定義情報を参照し、読み取った前記帳票から生成した振込人を示す情報と振込先口座情報と振込依頼日と前記帳票に表記された情報とを含む画像情報に基づき、年間を通じて定期的に特定口座に対する振込を識別するための用語が含まれる帳票を帳票種別決定し、金融取引の実績である振込人を示す情報と振込先口座情報と振込金額と取引日とを記録した取引実績情報から前記画像情報に含まれる前記振込人を示す情報と前記振込先口座情報と前記振込依頼日から前一年の期間とを含む取引実績情報を取得し、前記取引実績情報に含まれる前記帳票種別に関する取引実績数が最多の振込金額の桁数と前記画像情報に含まれる振込金額の桁数とを比較し、前記比較した結果を表示部に表示させる制御部と、
    を有する帳票読取装置。
  2. 帳票を読み取る読取部と、
    振込に関する用語が定義された定義情報を参照し、読み取った前記帳票から生成した振込人を示す情報と振込先口座情報と振込依頼日と前記帳票に表記された情報とを含む画像情報に基づき、時期に依存する振込金額について特定口座に対する振込を識別するための用語が含まれている帳票を帳票種別と決定し、金融取引の実績である振込人を示す情報と振込先口座情報と振込金額と取引日とを記録した取引実績情報から前記画像情報に含まれる前記振込人を示す情報と前記振込先口座情報と前記振込依頼日の前年同月の期間とを含む取引実績情報を取得し、前記取引実績情報に含まれる前記帳票種別に関する取引実績数が最多の振込金額の桁数と前記画像情報に含まれる振込金額の桁数とを比較し、前記比較した結果を表示部に表示させる制御部と、
    を有する帳票読取装置。
  3. 読取部と表示部と制御部とを備える帳票読取装置における帳票読取方法であって、
    前記読取部は、
    帳票を読み取り、
    前記制御部は、
    振込に関する用語が定義された定義情報を参照し、読み取った前記帳票から生成した振込人を示す情報と振込先口座情報と振込依頼日と前記帳票に表記された情報とを含む画像情報に基づき、年間を通じて定期的に特定口座に対する振込を識別するための用語が含まれる帳票を帳票種別決定し、金融取引の実績である振込人を示す情報と振込先口座情報と振込金額と取引日とを記録した取引実績情報から前記画像情報に含まれる前記振込人を示す情報と前記振込先口座情報と前記振込依頼日から前一年の期間とを含む取引実績情報を取得し、前記取引実績情報に含まれる前記帳票種別に関する取引実績数が最多の振込金額の桁数と前記画像情報に含まれる振込金額の桁数とを比較し、前記比較した結果を表示部に表示させる、
    帳票読取方法。
  4. 読取部と表示部と制御部とを備える帳票読取装置における帳票読取方法であって、
    前記読取部は、
    帳票を読み取り、
    前記制御部は、
    振込に関する用語が定義された定義情報を参照し、読み取った前記帳票から生成した振込人を示す情報と振込先口座情報と振込依頼日と前記帳票に表記された情報とを含む画像情報に基づき、時期に依存する振込金額について特定口座に対する振込を識別するための用語が含まれる帳票を帳票種別と決定し、金融取引の実績である振込人を示す情報と振込先口座情報と振込金額と取引日とを記録した取引実績情報から前記画像情報に含まれる前記振込人を示す情報と前記振込先口座情報と前記振込依頼日の前年同月の期間とを含む取引実績情報を取得し、前記取引実績情報に含まれる前記帳票種別に関する取引実績数が最多の振込金額の桁数と前記画像情報に含まれる振込金額の桁数とを比較し、前記比較した結果を表示部に表示させる、
    帳票読取方法。
  5. 帳票読取装置とサーバ装置とを含む帳票読取システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記帳票読取装置から金融取引の実績である振込人を示す情報と振込先口座情報と振込金額と取引日とを記録した取引実績情報の送信要求を受ける受信部と、
    前記帳票読取装置に前記取引実績情報を送信する送信部とを備え、
    前記帳票読取装置は、
    帳票を読み取る読取部と、
    振込に関する用語が定義された定義情報を参照し、読み取った前記帳票から生成した振込人を示す情報と振込先口座情報と振込依頼日と前記帳票に表記された情報とを含む画像情報に基づき、年間を通じて定期的に特定口座に対する振込を識別するための用語が含まれる帳票を帳票種別決定し、前記サーバ装置に前記取引実績情報の送信要求を送信し、前記サーバ装置から前記取引実績情報を受信し、前記取引実績情報から前記画像情報に含まれる前記振込人を示す情報と前記振込先口座情報と前記振込依頼日から前一年の期間とを含む取引実績情報を取得し、前記取引実績情報に含まれる前記帳票種別に関する取引実績数が最多の振込金額の桁数と、前記画像情報に含まれる振込金額の桁数とを比較し、前記比較した結果を表示部に表示させる制御部とを備える、
    帳票読取システム。
  6. 帳票読取装置とサーバ装置とを含む帳票読取システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記帳票読取装置から金融取引の実績である振込人を示す情報と振込先口座情報と振込金額と取引日とを記録した取引実績情報の送信要求を受ける受信部と、
    前記帳票読取装置に前記取引実績情報を送信する送信部とを備え、
    前記帳票読取装置は、
    帳票を読み取る読取部と、
    振込に関する用語が定義された定義情報を参照し、読み取った前記帳票から生成した振込人を示す情報と振込先口座情報と振込依頼日と前記帳票に表記された情報とを含む画像情報に基づき、時期に依存する振込金額について特定口座に対する振込を識別するための用語が含まれる帳票を帳票種別と決定し、前記サーバ装置に前記取引実績情報の送信要求を送信し、前記サーバ装置から前記取引実績情報を受信し、前記取引実績情報から前記画像情報に含まれる前記振込人を示す情報と前記振込先口座情報と前記振込依頼日の前年同月の期間とを含む取引実績情報を取得し、前記取引実績情報に含まれる前記帳票種別に関する取引実績数が最多の振込金額の桁数と、前記画像情報に含まれる振込金額の桁数とを比較し、前記比較した結果を表示部に表示させる制御部とを備える、
    帳票読取システム。
JP2015150493A 2015-07-30 2015-07-30 帳票読取装置、帳票読取方法および帳票読取システム Expired - Fee Related JP6506652B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015150493A JP6506652B2 (ja) 2015-07-30 2015-07-30 帳票読取装置、帳票読取方法および帳票読取システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015150493A JP6506652B2 (ja) 2015-07-30 2015-07-30 帳票読取装置、帳票読取方法および帳票読取システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017033139A JP2017033139A (ja) 2017-02-09
JP6506652B2 true JP6506652B2 (ja) 2019-04-24

Family

ID=57989418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015150493A Expired - Fee Related JP6506652B2 (ja) 2015-07-30 2015-07-30 帳票読取装置、帳票読取方法および帳票読取システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6506652B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6812330B2 (ja) * 2017-11-28 2021-01-13 富士通フロンテック株式会社 帳票認識プログラム
JP7293693B2 (ja) * 2019-02-05 2023-06-20 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP7086361B2 (ja) * 2020-06-30 2022-06-20 Arithmer株式会社 帳票情報生成装置、方法及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4813077A (en) * 1986-07-30 1989-03-14 Scan-Optics, Inc. Sales transaction record processing system and method
JP3783217B1 (ja) * 2005-06-30 2006-06-07 俊郎 段 仕訳自動作成機能を備えた会計システム
JP2011034524A (ja) * 2009-08-06 2011-02-17 Hitachi Ltd 取引支援方法
JP6007115B2 (ja) * 2013-01-16 2016-10-12 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 自動取引システムおよび自動取引装置
JP6087768B2 (ja) * 2013-08-30 2017-03-01 富士通フロンテック株式会社 帳票処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017033139A (ja) 2017-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11176365B1 (en) Document data capture
US9916606B2 (en) System and method for processing a transaction document including one or more financial transaction entries
EP1917628B1 (en) Real time image quality analysis and verification
JP6268352B2 (ja) 会計データ入力システム、方法、およびプログラム
CN103714481A (zh) 收集、储存和处理收据和有关数据的系统和方法
US9406053B2 (en) Mobile check issue capture system and method
US20150356545A1 (en) Machine Implemented Method of Processing a Transaction Document
US20200342428A1 (en) Techniques for virtual deposit of paper currency
CN110785773A (zh) 票据识别系统
JP2018041421A (ja) クレジットカードの不正使用判定支援装置、不正使用判定装置及び不正使用判定の支援方法
JP6506652B2 (ja) 帳票読取装置、帳票読取方法および帳票読取システム
JP2002324166A (ja) 帳票、帳票処理システム、帳票作成システム、帳票印刷システム、帳票処理方法、帳票作成方法、及び、帳票印刷方法
US20200193525A1 (en) System and method for automatic verification of expense note
JP5304397B2 (ja) 帳票処理装置及び帳票処理プログラム
US10614068B2 (en) Transaction slip search method, information processing apparatus, and computer product
TWM568448U (zh) 智能查帳系統
JP2019125099A (ja) 帳票認識プログラム、帳票認識方法、及び帳票認識装置
JP2002092546A (ja) 文字認識方法
JP4594692B2 (ja) ローン契約事務自動処理システム
TWM613495U (zh) 自動化臨櫃作業輔助系統
JP7098140B2 (ja) 会計仕訳起票システム及び会計仕訳起票プログラム
TWI660312B (zh) 自動智慧化帳務系統
US20190188464A1 (en) Systems and methods for enrollment and identity management using mobile imaging
TWI786506B (zh) 自動化臨櫃作業輔助系統
JP6946595B1 (ja) データ処理装置、データ処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6506652

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees