JP6812330B2 - 帳票認識プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、帳票のイメージ情報から文字認識を行う帳票認識処理に関する。
一般に、税公金帳票は、金融機関の窓口収納の用途で取り扱われる。窓口収納とは、納税者が納めた金額を収納先によって別段口と言われる棚に格納し、格納後消し込み処理を行い、別段口から各収納先へ金額を収める処理を言う。
そして、金融機関では、窓口収納の業務の中で、税公金帳票以外の振込帳票であって、宛先が特定企業への振込帳票(以下、為替私製単票あるいは為替私製単票帳票とも呼ぶ)も、取り扱いを行っている。そして、窓口のオペレーターは、受け付けた帳票が窓口収納の用途で取り扱いできる為替私製単票であるかを目視で識別している。
帳票の種別を識別する装置も提案されている。例えば、帳票の種類、収納先、金額、納期限、地域等の情報を読取って、帳票を仕分けする帳票仕分け装置も提案されている(特許文献1)。
特開2011−150732号公報
金融機関からは、窓口収納の業務の中で、税公金帳票ではない為替私製単票も自動認識で処理したいとの要望も強く上がっている。しかし、窓口収納の税公金業務の中で、為替私製単票を自動で識別するためには、各種課題が存在する。例えば、為替私製単票はその種類が膨大でかつフォーマットがバラバラであること、また、帳票が為替私製単票と判断するために振込先銀行名や支店名など10項目前後のチェックが必要であることなどである。これらの問題から、為替私製単票の自動認識は実際の導入が進んでいなかった。
本願発明は、上記課題に鑑み、窓口収納による税公金業務の中で、帳票が特定企業への為替私製単票であることを識別する帳票認識プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、金融機関の窓口で顧客から受け付けた帳票の種別を認識する帳票認識処理をコンピュータに実行させる帳票認識プログラムにおいて、前記コンピュータに、前記受け付けた帳票のイメージデータから文字認識を行う文字認識処理と、前記文字認識された情報に、予め定められた特定企業の名称に相当するキーワードが含まれているか否かの判定に基づき、前記帳票が予め定められた特定企業への振込帳票である為替私製単票であるかを識別する窓口収納識別処理と、前記帳票が前記為替私製単票であると識別された場合に、前記文字認識された情報に含まれる金額の見出しに対応する項目内容の文字認識に基づき、前記特定企業への振込金額を認識する窓口収納認識処理と、前記為替私製単票であると識別された帳票に対応する特定企業の名称と前記認識された振込金額を通知する通知処理を、それぞれ実行させる。
本発明によれば、窓口収納による税公金業務の中で、帳票が特定企業への為替私製単票であることを識別する帳票認識プログラムを提供することができる。
帳票処理システムの全体構成図である。 帳票認識装置の機能ブロック図である。 各テーブルに記憶されているデータの具体例である。 窓口収納企業名テーブルの例である。 帳票処理装置のハードウェアブロック図である。 帳票認識処理のメインのフローチャートである。 前処理のサブルーチンである。 税公金帳票用のキーワード抽出処理のサブルーチンである。 窓口収納用の帳票のキーワード抽出処理のサブルーチンである。 窓口収納先判別処理のサブルーチンである。 窓口収納処理のサブルーチンである。 認識結果通知処理のサブルーチンである。 税公金帳票の具体例である。 為替私製単票の具体例である。 為替私製単票の認識対象項目の表である。
以下、図面に従って本発明の実施形態を説明する。図1は、帳票処理システム1の全体構成例を示す図である。帳票処理システム1は、帳票処理装置10とスキャナ20を有する。
帳票処理装置10は、入力された帳票のイメージデータにより文字認識を行い、認識された文字により、帳票の種別を判断して、帳票の記載内容を認識するものである。
帳票処理装置10は、ハードウェアとして、汎用のPC(Personal Computer)を利用できる。そして、帳票処理装置10には、帳票処理用のアプリ(後述する帳票アプリ500)と帳票認識装置100がソフトウェア機能として備えられる。帳票認識装置100は、文字認識や帳票種類を認識するもので、帳票処理用のアプリに対するミドルウェアである。
また、帳票処理装置10は、認識された帳票の種別や帳票の記載内容が表示されるモニタ12、オペレーターからの操作指示を入力するキーボード14を有する。
スキャナ20は、撮像部により帳票をイメージデータに変換して イメージデータを帳票処理装置10に出力する。撮像部は、ラインセンサあるいは2次元画像センサである。スキャナ20は、帳票処理装置10に接続され、帳票処理装置10により制御される。
図2は、帳票処理装置10に備えられる帳票認識装置100の機能ブロック図である。帳票認識装置100は、主制御部110、スキャナ制御部120、税公金帳票識別部130、税公金認識処理部140、窓口収納識別部150、窓口収納認識処理部160、文字認識処理部170、認識結果通知部180を有する。
主制御部110は、帳票認識装置100の全体を制御する。スキャナ制御部120は、スキャナ20を制御して、撮像部による帳票の読取りを行わせ、読取った帳票のイメージデータを帳票処理装置10に出力させる。
税公金帳票識別部130は、帳票のイメージデータから文字認識処理部170により抽出された文字に基づき、税公金キーワードテーブルT1及び税目追加キーワードテーブルT2を参照して、帳票が税公金帳票であるかを識別する。
図3は、税公金キーワードテーブルT1〜窓口収納キーワードテーブルT6に記憶されているデータの具体例である。以下、随時図3を参照して、テーブルについて説明する。
税公金キーワードテーブルT1には、キーワードとして、例えば、市区町村コード、会計管理者、・・・固定資産税・・・等々の用語が記憶される(図3参照)。また、税目追加キーワードテーブルT2には、キーワードとして、例えば、一般会計、歳入歳出外金、・・・保育料・・・等々の用語が記憶される。
税公金認識処理部140は、税公金帳票と識別された帳票に対して、税公金市区町村テーブルT3及び税公金企業名テーブルT4を参照して、帳票のイメージデータから文字認識処理部170により抽出され文字認識された文字列から、収納先・合計額・納期限等を決定する。
税公金市区町村テーブルT3には、キーワードとして、例えば、北海道、北海道札幌市・・・等々の市区町村名が記憶される。税公金企業名テーブルT4には、税公金の収納先(受取人)のキーワードとして、例えば、NNTT、東日本電力・・・等々の公益的な企業名が記憶される。
窓口収納識別部150は、窓口収納企業名テーブルT5を参照して、帳票が特定企業向けの窓口収納用の帳票、つまり為替私製単票であるかを識別する。なお、窓口収納用の帳票を窓口収納帳票とも呼ぶ。窓口収納企業名テーブルT5には、窓口収納用の帳票の収納先(受取人)のキーワードとして、例えば、FF学園、ABC生命・・・・等々の企業名が記憶される。図4は、窓口収納企業名テーブルの内容と形式の具体例である。
窓口収納認識処理部160は、窓口収納キーワードテーブルT6を参照して、帳票から振込金額や振込先を認識する。窓口収納キーワードは、為替私製単票に記載される「見出し」の用語である。窓口収納キーワードテーブルT6には、窓口収納用の帳票のキーワードとして、例えば、振込金額、金額、お振込額、振込先、受取人・・・等々が記憶される。窓口収納用の帳票のキーワードは、振込金額と振込先に関するものである。
文字認識処理部170は、スキャナ20から取得された帳票のイメージデータから、手書文字認識辞書T7及び活字文字認識辞書T8を参照して、帳票に記載された文字を認識する。
認識結果通知部180は、税公金認識処理部140及び窓口収納認識処理部160により認識された帳票の結果(帳票に記載された内容)を帳票アプリ500に通知する。帳票アプリ500は、認識された帳票の結果をモニタ12に表示する。
図5は、帳票処理装置10のハードウェアブロック図である。帳票処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)300、RAM(Random Access Memory)302、ROM(Read Only Memory)304、HDD(Hard disk Drive)306、表示処理部308、入出力IF(Interface)310 、バス312を有する。
CPU300は、帳票処理装置10を統括的に制御するものである。CPU300は、ROM304に記憶されたプログラムを読込み、読込んだプログラムに従って、各種制御処理を実行する。
RAM302は、プログラムやデータを一時的に記憶する記憶部であって、ワークエリアを提供する。RAM302は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。ROM304は、プログラムやデータを保存記憶する不揮発性の記憶部である。ROM304は、例えば、フラッシュメモリである。
HDD306は、税公金キーワードテーブルT1、税目追加キーワードテーブルT2、税公金市区町村テーブルT3、税公金企業名テーブルT4、窓口収納企業名テーブルT5、窓口収納キーワードテーブルT6、手書文字認識辞書T7及び活字文字認識辞書T8を記憶する。
表示処理部308は、CPU300からの命令に従って、テキストや画像を表示用画像に変換して、接続されたモニタ12に表示させる。本例では、表示処理部308は、認識された帳票の結果をモニタ12に表示させる。
入出力IF(Interface)310は、キーボード14やマウス(不図示)が接続され、キーボード14等からの入力操作の信号をCPU300に通知する。CPU300、RAM302、ROM304等は、バス312で接続される。
帳票認識装置100は、CPU300、RAM302、ROM304、HDD306等により実現される。
次に、図6〜図12までのフローチャートを参照して、帳票認識装置100による帳票認識処理の手順を具体的に説明する。
図6は、帳票認識処理のメインのフローチャートである。図6の処理は、帳票認識装置100により実行される。オペレーターが、窓口で受け付けされた帳票をスキャナ20にセットし、帳票処理装置10の帳票アプリ500の実行を指示したものとする。スキャナ20が帳票の読取を行い、読取られた帳票のイメージデータを帳票処理装置10に出力する。これにより、帳票認識装置100は、帳票のイメージデータを取得する。
まず、帳票認識装置100により以下で行われる帳票の種別判別のために、主に文字認識処理部170によって、帳票のイメージデータに対し前処理が行われる(ステップS10)。
図7は、前処理のサブルーチンである。前処理は、イメージデータから文字列を抽出するための処理で、公知の処理であるので、簡単に説明する。
文字認識処理部170は、帳票のイメージデータに対し、罫線抽出用のイメージ2値化処理を行う(ステップS100)。更に、文字認識処理部170は、帳票のイメージデータに対し、文字認識用のイメージ2値化処理を行う(ステップS102)。
文字認識処理部170は、罫線抽出用に2値化されたイメージデータから、罫線を抽出し(ステップS104)、さらに、セルを抽出する(ステップS106)。
文字認識処理部170は、文字認識用に2値化されたイメージデータから、「見出し」に相当する文字列を抽出する(ステップS108)。帳票には複数の項目が記載されるが、以下では、項目のタイトルを「見出し」と呼び、項目の具体的内容を「項目内容」と呼ぶ。
さらに、文字認識処理部170は、「見出し」とその「項目内容」を含む文字列(全面文字列)を抽出する(ステップS110)。
図13及び図14に帳票の具体例を示す。図13は、税公金帳票の2例である。図13の帳票P1は定型の税公金帳票の例で、帳票P2は非定型の税公金帳票の例である。帳票P1で、例えば、区分a1、入金a2、支払額a3、税額a4等が「見出し」である。
帳票P2で、例えば、通知書番号a10 口座番号a11、加入者名a12等が、「見出し」である。そして、「11111−1−111111」(b11)が口座番号a11に対応する項目内容で、○○市会計管理者b12が加入者名a12に対応する項目内容である。
図14は、為替私製単票の具体例である。為替私製単票として、帳票P3と帳票P4を示す。帳票P3で、例えば、依頼日a20、振込先銀行a21、口座名a22、受取人a23、金額a24等が、「見出し」である。「○○銀行△△△支店」b21が、振込先銀行a21に対応する項目内容である。「□□□□学園」b23が、口座名a22と受取人a23に対応する項目内容である。11111(b24)が、金額a24に対する項目内容である。
帳票P4では、例えば、受取人a30、金額a31等が「見出し」である。「××株式会社」b30が、受取人a30に対応する項目内容である。11111(b31)が、金額a31に対する項目内容である。
図7の前処理終了後、図6に戻り、税公金帳票識別部130は税公金帳票用のキーワード抽出を行う(ステップS12)。図8は、税公金帳票用のキーワード抽出処理のサブルーチンである。
税公金帳票識別部130は、ステップS200からステップS210までの処理を、ステップS108で抽出された「見出し」の文字列分ループする。そして、税公金帳票識別部130は、ステップS202からステップS208までの処理を、税公金キーワードテーブルT1及び税目追加キーワードテーブルT2のキーワードの総数分をループする。
税公金帳票識別部130は、抽出された文字列が税公金帳票用のキーワードに存在するかを判断する(ステップS204)。税公金帳票用のキーワードとは、税公金キーワードテーブルT1及び税目追加キーワードテーブルT2のキーワードである。
税公金帳票識別部130は、抽出された文字列が税公金帳票用のキーワードに存在すると判断すると(ステップS204のYes)、税公金帳票用のキーワードと一致する文字列を抽出する(ステップS206)。
税公金帳票識別部130は、抽出された文字列が税公金帳票用のキーワードに存在しないと判断すると(ステップS204のNo)、ステップS208に進む。
以上のように、税公金帳票識別部130は、受け付けた帳票の「見出し」のいずれかに税公金帳票用のキーワードが存在するかを判断する。帳票の見出しの文字列の全部についての判断が終了すると、図6に戻る。
図6に戻り、主制御部110は、ステップS12で行った税公金帳票用のキーワード抽出結果に基づき、帳票に税公金帳票用のキーワードが存在するかを判断する(ステップS14)。主制御部110は、帳票に税公金帳票用のキーワードが存在すると判断すると(ステップS14のYes)、帳票が税公金帳票と判断して、税公金処理を行う(ステップS16)。
税公金処理は、公知の処理であるので、簡単に説明する。税公金認識処理部140は、税公金帳票と識別された帳票の各見出しから該当する項目内容の位置特定を行い、見出しに対応する項目内容を判定する。図13の帳票P2の例では、見出しが口座番号a11とすると、項目内容として「11111-11-11111」(b11)が認識される。税公金認識処理部140によって認識された各見出しと対応する項目内容が、認識結果通知部180に通知される。認識結果通知部180は、認識された結果を帳票アプリ500に通知する。
主制御部110は、帳票に税公金帳票用のキーワードが存在しないと判断すると(ステップS14のNo)、帳票が税公金帳票ではないと判断する。窓口収納識別部150は、窓口収納用の帳票(為替私製単票)のキーワード抽出を行う(ステップS18)。
図9は、窓口収納用の帳票のキーワード抽出処理のサブルーチンである。窓口収納認識処理部160は、窓口収納用の帳票の「見出し」のキーワードとして、「振込金額」や「振込先」に相当する用語を抽出する。
窓口収納認識処理部160は、ステップS300からステップS310までの処理を、ステップS108で抽出された「見出し」の文字列分ループする。そして、窓口収納認識処理部160は、ステップS302からステップS308までの処理を、窓口収納キーワードテーブルT6の総数分をループする。
窓口収納認識処理部160は、抽出した文字列が窓口収納キーワードテーブルT6の中に存在するかを判断する(ステップS304)。窓口収納認識処理部160は、文字列が窓口収納キーワードに存在すると判断すると(ステップS304のYes)、窓口収納キーワードと一致する文字列を抽出する(ステップS306)。
窓口収納認識処理部160は、文字列が窓口収納キーワードテーブルT6の中に存在しないと判断すると(ステップS304のNo)、ステップS308に進む。窓口収納認識処理部160は、帳票の抽出した文字列の全部の判断が終了すると、図6に戻る。
窓口収納識別部150は、窓口収納先判別を行う(ステップS20)。窓口収納先判別とは、窓口収納用の帳票の収納先が、予め定めた特定の企業であるかを判別する処理である。図10は、窓口収納先判別処理のサブルーチンである。
窓口収納識別部150は、振込先の見出しが存在するかを判断する(ステップS400)。窓口収納識別部150は、図9の窓口収納用の帳票のキーワード抽出の結果によって、帳票に「振込先」に関する見出しが存在するかを判断する。窓口収納識別部150は、「振込先」に関する見出し(振込先、支払先、受取人、収納先等)が存在すると判断すると(ステップS400のYes)、ステップS402に進む。
窓口収納識別部150は、ステップS402からステップS412までの処理を、ステップS108で抽出された文字列分ループする。そして、窓口収納識別部150は、ステップS404からステップS410までの処理を、窓口収納企業名テーブルT5の総数分をループする。
窓口収納識別部150は、振込先の見出しに対応する項目内容、つまり振込先の企業名が窓口収納企業名テーブルT5に記載された特定の企業名に該当するかを判断する(ステップS406)。窓口収納識別部150は、振込先の企業名が窓口収納企業名テーブルT5に記載された特定の企業名に該当すると判断すると(ステップS406のYes)、当該帳票が窓口収納用の帳票(特定企業の為替私製単票)であると判断する(ステップS408)。
窓口収納識別部150は、振込先の企業名が窓口収納企業名テーブルT5に記載された特定の企業名に該当しないと判断すると(ステップS406のNo)、ステップS410に進む。
窓口収納識別部150は、振込先の企業名が窓口収納企業名テーブルT5に記載された特定の企業名のいずれにも該当しないと判断すると、当該帳票が窓口収納用の帳票でない(特定企業の為替私製単票でない)と判断する(ステップS414)。
また、窓口収納識別部150は、振込先の見出しが存在しないと判断すると(ステップS400のNo)、当該帳票が窓口収納用の帳票でないと判断する。主制御部110は、窓口収納先判別処理を終了して、図6に戻る。
主制御部110は、当該帳票が窓口収納用の帳票であるかを判断する(ステップS22)。主制御部110は、図10のステップS408やステップS414の結果により、窓口収納用の帳票であるかを判断する。
主制御部110は、帳票が窓口収納用の帳票でないと判断すると(ステップS22のNo)、当該帳票をリジェクトして(ステップS26)、処理を終了する。
主制御部110は、当該帳票が窓口収納用の帳票であると判断すると(ステップS22のYes)、窓口収納処理を行う(ステップS24)。図11は、窓口収納処理のサブルーチンである。
窓口収納認識処理部160は、金額の見出しが存在するかを判断する(ステップS500)。窓口収納認識処理部160は、金額の見出しが存在すると判断すると(ステップS500のYes)、金額の項目内容の位置を特定する(ステップS502)。そして、窓口収納認識処理部160は、金額の項目内容の文字認識を行い(ステップS504)、金額(振込金額)を決定する。例えば、図14の帳票P3では、金額の見出しが金額a24で、金額の項目内容が「11111」(b24)と決定される。また、図14の帳票P4では、金額の見出しが金額a31で、金額の項目内容が「11111」(b31)と決定される。
認識結果通知部180は、ステップS500のNoあるいはステップS504の後、認識した結果(金額と振込先)を帳票アプリ500に通知する(ステップS506)。
図12は、結果通知処理のサブルーチンである。窓口収納認識処理部160は、金額の項目内容の認識結果があるかを判断する(ステップS600)。金額の項目内容が有効に識別された場合に、金額の項目内容の認識結果があると判断される。
認識結果通知部180は、金額の項目内容の認識結果があると判断すると(ステップS600のYes)、通知内容として「その他、収納先、振込金額」を結合する(ステップS602)。「その他」とは、帳票が税公金帳票以外の帳票であることの意味である。
認識結果通知部180は、金額の項目内容の認識結果がないと判断すると(ステップS600のNo)、通知内容として「その他、収納先」を結合する(ステップS604)。金額の項目内容の認識結果がないとは、金額が記載されていない場合や、記載が不明瞭な場合である。
認識結果通知部180は、結合した結果(通知内容)を帳票アプリ500に通知する(ステップS606)。図12の処理を終了して、図6に戻る。主制御部110は、図6の処理を終了する。
帳票アプリ500は、通知された結果をモニタ12に表示する。例えば、図14の帳票P3の場合に、通知内容が「その他、収納先、振込金額」とすると、「帳票が為替私製単票、収納先が□□□学園、振込金額が11111円」との内容が、モニタ12に表示される。また、通知内容が「その他、収納先」である場合には、例えば、「帳票が為替私製単票、収納先が××学園、振込金額は不明」が、モニタ12に表示される。
図15は、一般的な為替私製単票に記載される認識対象項目を表にまとめたものである。認識対象項目は、No1振込先銀行名〜No9整理番号まで9項目ある。帳票が為替私製単票であるかの判断は、通常は、9項目の見出しと項目内容を識別した上で行われる。対して、本実施形態では、No5受取人名とNo6振込金額の2項目のみを識別するだけで、特定企業の為替私製単票であることが判断される。これは、最初に帳票が税公金帳票であるかを判断し、税公金帳票でない帳票について、特定企業の為替私製単票であるかを判断するようにしたからである。2項目の認識だけで判断できるので、処理速度も速くなり、かつ判断精度も向上する。
〈効果〉
本発明では、窓口収納の用途で取り扱う特定企業かどうかを識別することで、為替私製単票の一部の自動識別を行うことができる。税公金業務における窓口収納用途の帳票について、手動で行っていた業務を自動化でき、業務を効率化できる。これにより、オペレーターが窓口収納用途の帳票(特定企業の為替私製単票)かどうか判定するスキルが必要なくなる。
なお、窓口収納キーワードは、振込の金額と振込先に関するものと説明したが、この2つに限るものではなく、他のキーワードを加えてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用ができることはもちろんである。
1 帳票処理システム
10 帳票処理装置
12 モニタ
14 キーボード
20 スキャナ
100 帳票認識装置
110 主制御部
120 スキャナ制御部
130 税公金帳票識別部
140 税公金認識処理部
150 窓口収納識別部
160 窓口収納認識処理部
170 文字認識処理部
180 認識結果通知部
500 帳票アプリ
T1 税公金キーワードテーブル
T2 税目追加キーワードテーブル
T3 税公金市区町村テーブル
T4 税公金企業名テーブル
T5 窓口収納企業名テーブル
T6 窓口収納キーワードテーブル
T7 手書文字認識辞書
T8 活字文字認識辞書

Claims (5)

  1. 金融機関の窓口で顧客から受け付けた帳票の種別を認識する帳票認識処理をコンピュータに実行させる帳票認識プログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記受け付けた帳票のイメージデータから文字認識を行う文字認識処理と、
    前記文字認識された情報に、予め定められた特定企業の名称に相当するキーワードが含まれているか否かの判定に基づき、前記帳票が予め定められた特定企業への振込帳票である為替私製単票であるかを識別する窓口収納識別処理と、
    前記帳票が前記為替私製単票であると識別された場合に、前記文字認識された情報に含まれる金額の見出しに対応する項目内容の文字認識に基づき、前記特定企業への振込金額を認識する窓口収納認識処理と、
    前記為替私製単票であると識別された帳票に対応する特定企業の名称と前記認識された振込金額を通知する通知処理を、それぞれ実行させる、
    ことを特徴とする帳票認識プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記文字認識された情報に、税公金帳票に特有の用語に相当するキーワードが含まれているか否かの判定に基づき、前記受け付けた帳票が税公金帳票であるかを識別する税公金識別処理を更に実行させ
    前記窓口収納識別処理は、前記税公金識別処理によって税公金帳票ではないと識別された帳票について、前記為替私製単票であるかを識別する
    ことを特徴とする請求項1に記載の帳票認識プログラム。
  3. 前記窓口収納識別処理によって為替私製単票である識別され、かつ前記窓口収納認識処理によって振込金額が認識されない場合には、前記通知処理は、前記為替私製単票であると識別された帳票に対応する特定企業の名称のみを通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の帳票認識プログラム。
  4. 金融機関の窓口で顧客から受け付けた帳票の種別を認識して処理する帳票認識装置によって実行される帳票認識方法において、
    前記受け付けた帳票のイメージデータから文字認識を行い、
    前記文字認識された情報に、予め定められた特定企業の名称に相当するキーワードが含まれているか否かの判定に基づき、前記帳票が予め定められた特定企業への振込帳票である為替私製単票であるかを識別し、
    前記帳票が前記為替私製単票であると識別された場合に、前記文字認識された情報に含まれる金額の見出しに対応する項目内容の文字認識に基づき、前記特定企業への振込金額を認識し、
    前記為替私製単票であると識別された帳票に対応する特定企業の名称と前記認識された振込金額を通知する
    ことを特徴とする帳票認識方法。
  5. 金融機関の窓口で顧客から受け付けた帳票の種別を認識して処理する帳票認識装置において、
    前記受け付けた帳票のイメージデータから文字認識を行う文字認識処理部と、
    前記文字認識された情報に、予め定められた特定企業の名称に相当するキーワードが含まれているか否かの判定に基づき、前記帳票が予め定められた特定企業への振込帳票である為替私製単票であるかを識別する窓口収納識別部と、
    前記帳票が前記為替私製単票であると識別された場合に、前記文字認識された情報に含まれる金額の見出しに対応する項目内容の文字認識に基づき、前記特定企業への振込金額を認識する窓口収納認識処理部と、
    前記窓口収納識別部により為替私製単票であると識別された帳票に対応する特定企業の名称と前記窓口収納認識処理部により認識された振込金額を通知する通知部とを、備える
    ことを特徴とする帳票認識装置。
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