JP2019125099A - 帳票認識プログラム、帳票認識方法、及び帳票認識装置 - Google Patents

帳票認識プログラム、帳票認識方法、及び帳票認識装置 Download PDF

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知久 小池
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Abstract

【課題】税公金帳票のイメージデータに基づいて税公金帳票の認識を行う場合に、誤読による違算の発生を防止する。【解決手段】帳票認識プログラムは、第1の金額が印字される第1の印字欄と第2の金額が印字される第2の印字欄と第1の金額及び第2の金額の合計額である第3の金額が印字される第3の印字欄とを有する金額欄を複数有する帳票のイメージデータに基づいて帳票の認識を行う帳票認識装置のコンピュータを、そのイメージデータに基づいて複数の金額欄の各々の第1の印字欄、第2の印字欄、及び第3の印字欄の文字認識を行う文字認識手段、文字認識手段による文字認識結果において第1の印字欄の文字認識結果である金額と第2の印字欄の文字認識結果である金額との合計額が第3の印字欄の文字認識結果である金額と等しいか否かを判定する判定手段、判定手段の判定結果を通知する通知手段として機能させる。【選択図】図3

Description

本発明は、帳票のイメージデータに基づいて帳票の認識を行うプログラム、方法、及び装置に関する。
従来、帳票のイメージデータを取得し、そのイメージデータに基づいて帳票の認識を行う技術が知られている。
例えば、税公金帳票(税金、公共料金等の納付書)のイメージデータを取得し、そのイメージデータに対して文字認識を行うことにより、税公金帳票に印字(記載)された納付額、延滞金、合計(納付額と延滞金の合計額)、及び納期限等を認識する技術が知られている。このような技術は、例えば、金融機関等での税公金納付の際に使用されるオーバーヘッドリーダ等のスキャナ装置と帳票認識装置により実施されている。
また、例えば、振込伝票のイメージデータを取得し、そのイメージデータに対して文字認識を行うことにより、振込伝票に記入された振込金額を認識する技術も知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−163510号公報
上述のように帳票のイメージデータを取得して文字認識を行う場合に、例えば、帳票に掠れや汚れがあったり、イメージデータにノイズが含まれたりすると、文字認識精度が低下し、誤読(誤認識)や不読(認識不可)が生じる虞がある。特に、帳票が税公金帳票である場合に誤読が生じると、認識された納付額と認識された延滞金の合計が、認識された合計と一致しないといった違算が発生する虞がある。
本発明は、上記実状に鑑み、税公金帳票のイメージデータに基づいて税公金帳票の認識を行う場合に、誤読による違算の発生を防止することができる帳票認識プログラム、帳票認識方法、及び帳票認識装置を提供することを目的とする。
プログラムの一観点は、第1の金額が印字される第1の印字欄と、第2の金額が印字される第2の印字欄と、前記第1の金額及び前記第2の金額の合計額である第3の金額が印字される第3の印字欄とを有する金額欄を複数有する帳票のイメージデータに基づいて前記帳票の認識を行う帳票認識装置のコンピュータを、前記イメージデータに基づいて、前記複数の前記金額欄の各々における、前記第1の印字欄、前記第2の印字欄、及び前記第3の印字欄の文字認識を行う文字認識手段、前記文字認識手段による文字認識結果において、前記第1の印字欄の文字認識結果である金額と前記第2の印字欄の文字認識結果である金額との合計額が、前記第3の印字欄の文字認識結果である金額と等しいか否かを判定する第1の判定手段、前記第1の判定手段の判定結果を通知する通知手段として機能させることを特徴とする帳票認識プログラムである。
方法の一観点は、第1の金額が印字される第1の印字欄と、第2の金額が印字される第2の印字欄と、前記第1の金額及び前記第2の金額の合計額である第3の金額が印字される第3の印字欄とを有する金額欄を複数有する帳票のイメージデータに基づいて前記帳票の認識を行う帳票認識装置において実行される帳票認識方法であって、前記イメージデータに基づいて、前記複数の前記金額欄の各々における、前記第1の印字欄、前記第2の印字欄、及び前記第3の印字欄の文字認識を行い、前記第1の印字欄の文字認識結果である金額と前記第2の印字欄の文字認識結果である金額との合計額が、前記第3の印字欄の文字認識結果である金額と等しいか否かを判定し、当該判定結果を通知することを特徴とする。
装置の一観点は、第1の金額が印字される第1の印字欄と、第2の金額が印字される第2の印字欄と、前記第1の金額及び前記第2の金額の合計額である第3の金額が印字される第3の印字欄とを有する金額欄を複数有する帳票のイメージデータに基づいて前記帳票の認識を行う帳票認識装置であって、前記イメージデータに基づいて、前記複数の前記金額欄の各々における、前記第1の印字欄、前記第2の印字欄、及び前記第3の印字欄の文字認識を行う文字認識部と、前記文字認識部による文字認識結果において、前記第1の印字欄の文字認識結果である金額と前記第2の印字欄の文字認識結果である金額との合計額が、前記第3の印字欄の文字認識結果である金額と等しいか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果を通知する通知部を備えることを特徴とする。
開示のプログラム、方法、及び装置は、税公金帳票のイメージデータに基づいて税公金帳票の認識を行う場合に、誤読による違算の発生を防止することができるという効果を奏する。
一実施の形態に係る帳票認識装置を含む帳票認識システムを例示する図である。 帳票の一例である税公金帳票を模式的に例示する図である。 一実施の形態に係る帳票認識装置の機能ブロックを例示する図である。 一実施の形態に係る帳票認識装置のハードウェア構成を例示する図である。 一実施の形態に係る帳票認識装置において実行される税公金帳票認識処理の流れを例示するフローチャートである。 ディスプレイ装置に表示された認識結果画面を例示する図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、一実施の形態に係る帳票認識装置を含む帳票認識システムを例示する図である。
図1に例示したように、帳票認識システム1は、オーバーヘッドリーダ2と帳票認識装置3を備える。オーバーヘッドリーダ2と帳票認識装置3は、例えば有線により電気的に接続され、相互に信号の送受信が可能である。
オーバーヘッドリーダ2は、スタンド型イメージスキャナ装置であって、撮像部21が台座22に対して一定の距離を置いてスタンド23により支持された構成を有する。撮像部21は、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサを備える。このような構成のオーバーヘッドリーダ2は、帳票認識装置3の制御の下、台座22に載置された帳票を撮像部21により撮像して帳票のイメージデータを生成し、帳票認識装置3へ出力する。
帳票認識装置3は、汎用PC(Personal Computer)の構成を有し、PC本体31、ディスプレイ装置32、及びキーボード33を備える。このような構成の帳票認識装置3は、キーボード33に対して所定の入力操作が行われると、台座22に載置された帳票を撮像部21に撮像させ、生成されたイメージデータを帳票認識装置3へ出力させるように、オーバーヘッドリーダ2を制御する。そして、オーバーヘッドリーダ2から取得したイメージデータに基づいて帳票を認識し、その認識結果をディスプレイ装置32に表示する。
図2は、帳票の一例である税公金帳票を模式的に例示する図である。
図2に例示したように、税公金帳票は、領収済通知書41、納付書(原符)42、及び領収書43からなり、その各々は、納付額が印字される印字欄(第1の印字欄の一例)44と、延滞金が印字される印字欄(第2の印字欄の一例)45と、合計(納付額と延滞金の合計)が印字される印字欄(第3の印字欄の一例)46とを有する金額欄47と、納期限が印字される印字欄(第4の印字欄の一例)48とを有する。すなわち、税公金帳票は、納付額が印字される印字欄44と、延滞金が印字される印字欄45と、合計が印字される印字欄46とを有する金額欄47を複数有すると共に、納期限が印字される印字欄48を複数有する。
図2に例示した税公金帳票においては、印字欄44に納付額として「100」が印字され、印字欄45に延滞金として「10」が印字され、印字欄46に合計として「110」が印字され、印字欄48に納期限として「平成11年11月11日」が印字されている。
図3は、一実施の形態に係る帳票認識装置の機能ブロックを例示する図である。
図3に例示したように、帳票認識装置3は、主制御部301、スキャナ制御部302、税公金帳票識別部303、文字認識処理部304、納期限認識処理部305、金額認識処理部306、ベリファイチェック処理部307、認識結果比較処理部308、プルーフチェック処理部309、認識結果計算処理部310、及び認識結果通知部311を備える。
主制御部301は、帳票認識装置3の全体を制御する。
スキャナ制御部302は、オーバーヘッドリーダ2を制御する。例えば、スキャナ制御部302は、台座22に載置された帳票を撮像部21に撮像させ、生成されたイメージデータを帳票認識装置3へ出力させるように、オーバーヘッドリーダ2を制御する。
税公金帳票識別部303は、文字認識処理部304により認識された見出し文字列(キーワード文字列)に基づいて、オーバーヘッドリーダ2から取得されたイメージデータが税公金帳票のイメージデータであるか否か(オーバーヘッドリーダ2により撮像された帳票が税公金帳票であるか否か)を識別する。この識別では、例えば、文字認識処理部304により認識された見出し文字列から、税公金帳票に使用される見出し文字列を認識することができた場合に、帳票が税公金帳票であると識別する。ここで、税公金帳票に使用される見出し文字列を認識は、例えば、帳票認識装置3が備えるメモリ(後述するメモリ322等)に記録された税公金キーワードテーブル等を用いて行われる。
文字認識処理部304は、オーバーヘッドリーダ2から取得された帳票のイメージデータから文字を抽出し、見出し文字列を抽出する。ここで、その抽出は、例えば、帳票認識装置3が備えるメモリ(後述するメモリ322等)に記録された文字認識辞書データを用いて行われる。
納期限認識処理部305は、帳票が税公金帳票であると税公金帳票識別部303により識別された場合に、税公金帳票に使用される見出し文字列として税公金帳票識別部303により認識された見出し文字列(ここでは、納期限)に基づいて、税公金帳票のイメージデータにおける各印字欄48の位置を特定し、その各印字欄48の文字認識を行う。
金額認識処理部306は、帳票が税公金帳票であると税公金帳票識別部303により識別された場合に、税公金帳票に使用される見出し文字列として税公金帳票識別部303により認識された見出し文字列(ここでは、納付額、延滞金、合計)に基づいて、税公金帳票のイメージデータにおける各金額欄47の印字欄44、45、及び46の位置を特定し、その各印字欄の文字認識を行う。
ベリファイチェック処理部307は、帳票が税公金帳票であると税公金帳票識別部303により識別された場合に、金額認識処理部306による文字認識結果と納期限認識処理部305による文字認識結果において、(1)2つ以上の印字欄44の文字認識結果である金額が一致するか否かと、(2)2つ以上の印字欄45の文字認識結果である金額が一致するか否かと、(3)2つ以上の印字欄46の文字認識結果である金額が一致するか否かと、(4)2つ以上の印字欄48の文字認識結果である日付が一致するか否かをチェックするというベリファイチェックを行う。なお、以下では、(1)〜(4)のチェック結果の全てが、一致するというチェック結果である場合を、ベリファイチェックOKと言い、そうでない場合を、ベリファイチェックNGと言う。
認識結果比較処理部308は、ベリファイチェック処理部307によるベリファイチェック結果が、ベリファイチェックOKであるか否かを判定する。
プルーフチェック処理部309は、帳票が税公金帳票であると税公金帳票識別部303により識別された場合に、金額認識処理部306による文字認識結果において、印字欄44の文字認識結果である金額と印字欄45の認識結果である金額の合計額が、印字欄46の文字認識結果である金額と等しいか否かをチェックするというプルーフチェックを行う。なお、以下では、このチェック結果が、等しいというチェック結果である場合を、プルーフチェックOKと言い、そうでない場合をプルーフチェックNGと言う。
認識結果計算処理部310は、プルーフチェック処理部309によるプルーフチェック結果が、プルーフチェックOKであるか否かを判定する。
認識結果通知部311は、帳票が税公金帳票であると税公金帳票識別部303により識別された場合に、税公金帳票のイメージデータの認識結果(納期限認識処理部305や金額認識処理部306による文字認識結果等)と共に、ベリファイチェック処理部307のベリファイチェック結果(認識結果比較処理部308の判定結果でもある)とプルーフチェック処理部309のプルーフチェック結果(認識結果計算処理部310の判定結果でもある)を、主制御部301へ通知する。
なお、図3に例示した機能ブロックにおいて、文字認識処理部304、納期限認識処理部305、及び金額認識処理部306は、税公金帳票のイメージデータに基づいて、各金額欄47の印字欄44、45、及び46及び各印字欄48の文字認識を行う文字認識手段(又は文字認識部)の一例である。プルーフチェック処理部309及び認識結果計算処理部310は、文字認識手段(又は文字認識部)による文字認識結果において、印字欄44の文字認識結果である金額と印字欄45の文字認識結果である金額との合計額が、印字欄46の文字認識結果である金額と等しいか否かを判定する第1の判定手段(又は判定部)の一例である。ベリファイチェック処理部307及び認識結果比較処理部308は、文字認識手段(又は文字認識部)による文字認識結果において、2つ以上の印字欄44の文字認識結果である金額が一致するか否かと、2つ以上の印字欄45の文字認識結果である金額が一致するか否かと、2つ以上の印字欄46の文字認識結果である金額が一致するか否かと、2つ以上の印字欄48の文字認識結果である日付が一致するか否かを判定する第2の判定手段の一例である。認識結果通知部311は、第1の判定手段(又は判定部)の判定結果と、第2の判定手段の判定結果を通知する通知手段(又は通知部)の一例である。
図4は、一実施の形態に係る帳票認識装置のハードウェア構成を例示する図である。
図4に例示したように、帳票認識装置3は、CPU(Central Processing Unit)321、メモリ322、入出力装置323、外部記憶装置324、媒体駆動装置325、及びネットワーク接続装置326を備える。これらはバス327により互いに接続されている。
メモリ322は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリであり、処理に用いられるプログラム及びデータを格納する。CPU321は、メモリ322を利用してプログラムを実行することにより、後述する税公金帳票認識処理を含む様々な処理を行う。
入出力装置323は、ディスプレイ装置32、キーボード33、オーバーヘッドリーダ2、マウス、プリンタ等の他の装置との間で情報の入出力を行うインタフェース装置である。
外部記憶装置324は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。この外部記憶装置324には、ハードディスクドライブも含まれる。帳票認識装置3は、この外部記憶装置324にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ322にロードして使用することができる。
媒体駆動装置325は、可搬型記録媒体328を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬型記録媒体328は、メモリデバイス、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等である。この可搬型記録媒体328には、Compact Disk Read Only Memory (CD−ROM)、Digital Versatile Disk(DVD)、Universal Serial Bus(USB)メモリ等も含まれる。帳票認識装置3は、この可搬型記録媒体328にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ322にロードして使用することができる。
このように、各種処理に用いられるプログラム及びデータを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体には、メモリ322、外部記憶装置324、及び可搬型記録媒体328のような、物理的な(非一時的な)記録媒体が含まれる。
ネットワーク接続装置326は、ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換を行う通信インタフェースである。帳票認識装置3は、プログラム及びデータを外部の装置からネットワーク接続装置326を介して受け取り、それらをメモリ322にロードして使用することもできる。
次に、帳票認識装置3において実行される帳票認識処理について説明する。
図5は、一実施の形態に係る帳票認識装置において実行される税公金帳票認識処理の流れを例示するフローチャートである。図6は、ディスプレイ装置に表示された認識結果画面を例示する図である。
図5に例示した税公金帳票認識処理は、台座22に税公金帳票が載置され、キーボード33に対して所定の入力操作が行われると開始する。
図5に例示したように、税公金帳票認識処理が開始すると、まず、S501において、スキャナ制御部302は、台座22に載置された税公金帳票を撮像部21に撮像させ、生成された税公金帳票のイメージデータを帳票認識装置3へ出力させるように、オーバーヘッドリーダ2を制御する(「イメージ読み取り」)。これにより、帳票認識装置3は、税公金帳票のイメージデータを取得する。
S502において、文字認識処理部304は、オーバーヘッドリーダ2から取得された税公金帳票のイメージデータから文字を抽出し、見出し文字列を抽出する(「帳票解析」)。
S503において、税公金帳票識別部303は、S502で抽出された見出し文字列から、税公金帳票に使用される見出し文字列の認識を行い、帳票が税公金帳票であると識別する(「帳票識別」)。
S504において、金額認識処理部306は、S503で認識された見出し文字列(ここでは、納付額、延滞金、合計)に基づいて、税公金帳票のイメージデータにおける各金額欄47の印字欄44、45、及び46の位置を特定し、その各印字欄の文字認識を行う(「納付額認識」)。
S505において、納期限認識処理部305は、S503で認識された見出し文字列(ここでは、納期限)に基づいて、税公金帳票のイメージデータにおける各印字欄48の位置を特定し、その各印字欄48の文字認識を行う(「納期限認識」)。
S506において、ベリファイチェック処理部307は、S504及びS505の文字認識結果において、(1)2つ以上の印字欄44の文字認識結果である金額が一致するか否か、(2)2つ以上の印字欄45の文字認識結果である金額が一致するか否か、(3)2つ以上の印字欄46の文字認識結果である金額が一致するか否か、(4)2つ以上の印字欄48の文字認識結果である日付が一致するか否かをチェックする(「ベリファイチェック」)。
S507において、認識結果比較処理部308は、S506でのチェック結果が、ベリファイチェックOKであるか否かを判定する(「認識結果は一致?」)。
S507の判定結果がNOの場合、S508において、認識結果比較処理部308は、ベリファイチェックNG情報を保持する(「ベリファイNG情報を保持」)。ベリファイチェックNG情報は、例えば、S506での(1)〜(4)のチェックのうち、いずれの金額又は日付が一致していなかったかを示す情報を含む。ベリファイチェックNG情報は、例えば、帳票認識装置3が備えるメモリ322のRAMに保持される。S508が終了すると、処理がS509へ進む。
一方、S507の判定結果がYESの場合は、そのまま処理がS509へ進む。
S509において、プルーフチェック処理部309は、S504での文字認識結果において、印字欄44の文字認識結果である金額と印字欄45の文字認識結果である金額の合計額が、印字欄46の文字認識結果である金額と等しいか否かをチェックする(「プルーフチェック」)。
S510において、認識結果計算処理部310は、S509でのチェック結果が、プルーフチェックOKであるか否かを判定する(「計算結果は正解?」)。
S510の判定結果がNOの場合、S511において、認識結果計算処理部310は、プルーフチェックNG情報を保持する(「プルーフNG情報を保持」)。プルーフチェックNG情報も、例えば、帳票認識装置3が備えるメモリ322のRAMに保持される。S511が終了すると、処理がS512へ進む。
一方、S510の判定結果がYESの場合は、そのまま処理がS512へ進む。
S512において、認識結果通知部311は、税公金帳票のイメージデータの認識結果(S504やS505での文字認識結果等)と共に、S506でのベリファイチェック結果(S507の判定結果でもある)とS509でのプルーフチェック結果(S510の判定結果でもある)を主制御部301へ通知する(「認識結果通知」)。
S513において、主制御部301は、図6に例示したように、税公金帳票のイメージデータ51と、認識結果通知部311からの通知内容(税公金帳票のイメージデータの認識結果、ベリファイチェック結果、及びプルーフチェック結果)52とを含む認識結果画面をディスプレイ装置32に表示させる(「画面表示処理」)。
なお、認識結果画面では、ベリファイチェックNGであった場合に、一致していなかった金額又は日付が表示される領域が、通常時(ベリファイチェックOKである場合)とは異なる形式(表示色の変更等)で表示される。従って、ベリファイチェックNGであった場合には、表示色の変更等によりオペレータ(行員等)に注意喚起が為され、オペレータは、必要に応じて税公金帳票認識処理の再実行や修正入力等を行うことができる。なお、このような表示は、例えば、S508で保持されたベリファイチェックNG情報に基づいて行われてもよい。
また、認識結果画面では、プルーフチェックNGであった場合に、合計が表示される領域が、通常時(プルーフチェックOKである場合)とは異なる形式(表示色の変更等)で表示される。従って、プルーフチェックNGであった場合には、表示色の変更等によりオペレータに注意喚起が為され、オペレータは、必要に応じて税公金帳票認識処理の再実行や修正入力等を行うことができる。なお、このような表示は、例えば、S511で保持されたプルーフチェックNG情報に基づいて行われてもよい。
図6に例示した認識結果画面では、ベリファイチェックOKであったもののプルーフチェックNGであったために、合計が表示される領域53が通常時の表示色とは異なる表示色で表示されている。これは、税公金帳票のイメージデータ51における領収書43の印字欄46に発生したノイズの影響により、その印字欄46の文字認識結果である金額が、本来は「110」と認識されるべきところ、「1110」と誤認識されたことによるものである。
S513が終了すると、税公金帳票認識処理が終了する。
以上のように、本実施形態によれば、税公金帳票のイメージデータに基づいて税公金帳票の認識が行われる場合に、認識結果である金額(納付額、延滞金、合計)や日付(納期限)のベリファイチェックと、認識結果である金額(納付額、延滞金、合計)のプルーフチェックが行われ、そのチェック結果がディスプレイ装置32に表示される。また、ベリファイチェックNGやプルーフチェックNGであった場合には、表示色の変更等によりオペレータに注意喚起が為され、オペレータは、必要に応じて税公金帳票認識処理の再実行や修正入力等を行うことができる。従って、誤認識による違算の発生を防止することができる。
なお、本実施形態において、図5のS509で行われるプルーフチェックは、1つの金額欄47(例えば、領収書43の金額欄47)における印字欄44、45、及び46の文字認識結果に基づいて行われてもよい。あるいは、複数の金額欄47における印字欄44、45、及び46の文字認識結果に基づいて金額欄47毎に行われてもよい。もしくは、S506でのベリファイチェックにおける(1)〜(3)のチェック結果の全てが、一致するというチェック結果であった場合には、(1)のチェックで一致した金額と、(2)のチェックで一致した金額との合計額が、(3)のチェックで一致した金額と等しいか否かを判定するようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
1 帳票認識システム
2 オーバーヘッドリーダ
3 帳票認識装置
21 撮像部
22 台座
23 スタンド
31 PC本体
32 ディスプレイ装置
33 キーボード
41 領収済通知書
42 納付書(原符)
43 領収書
44、45、46 印字欄
47 金額欄
48 印字欄
51 イメージデータ
52 通知内容
53 領域
301 主制御部
302 スキャナ制御部
303 税公金帳票識別部
304 文字認識処理部
305 納期限認識処理部
306 金額認識処理部
307 ベリファイチェック処理部
308 認識結果比較処理部
309 プルーフチェック処理部
310 認識結果計算処理部
311 認識結果通知部
321 CPU
322 メモリ
323 入出力装置
324 外部記憶装置
325 媒体駆動装置
326 ネットワーク接続装置
327 バス
328 可搬型記録媒体

Claims (7)

  1. 第1の金額が印字される第1の印字欄と、第2の金額が印字される第2の印字欄と、前記第1の金額及び前記第2の金額の合計額である第3の金額が印字される第3の印字欄とを有する金額欄を複数有する帳票のイメージデータに基づいて前記帳票の認識を行う帳票認識装置のコンピュータを、
    前記イメージデータに基づいて、前記複数の前記金額欄の各々における、前記第1の印字欄、前記第2の印字欄、及び前記第3の印字欄の文字認識を行う文字認識手段、
    前記文字認識手段による文字認識結果において、前記第1の印字欄の文字認識結果である金額と前記第2の印字欄の文字認識結果である金額との合計額が、前記第3の印字欄の文字認識結果である金額と等しいか否かを判定する第1の判定手段、
    前記第1の判定手段の判定結果を通知する通知手段、
    として機能させることを特徴とする帳票認識プログラム。
  2. 前記文字認識手段による文字認識結果において、2つ以上の前記第1の印字欄の文字認識結果である金額が一致するか否かと、2つ以上の前記第2の印字欄の文字認識結果である金額が一致するか否かと、2つ以上の前記第3の印字欄の文字認識結果である金額が一致するか否かを判定する第2の判定手段、
    として更に機能させ、
    前記通知手段は、更に、前記第2の判定手段の判定結果を通知する、
    ことを特徴とする請求項1記載の帳票認識プログラム。
  3. 前記帳票は、更に、所定の日付が印字される第4の印字欄を複数有し、
    前記文字認識手段は、更に、前記複数の前記第4の印字欄の文字認識を行い、
    前記第2の判定手段は、更に、2つ以上の前記第4の印字欄の文字認識結果である日付が一致するか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項2記載の帳票認識プログラム。
  4. 前記帳票は、税公金帳票であり、
    前記第1の金額は、納付額であり、
    前記第2の金額は、延滞金である、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の帳票認識プログラム。
  5. 前記所定の日付は、納期限である、
    ことを特徴とする請求項3記載の帳票認識プログラム。
  6. 第1の金額が印字される第1の印字欄と、第2の金額が印字される第2の印字欄と、前記第1の金額及び前記第2の金額の合計額である第3の金額が印字される第3の印字欄とを有する金額欄を複数有する帳票のイメージデータに基づいて前記帳票の認識を行う帳票認識装置において実行される帳票認識方法であって、
    前記イメージデータに基づいて、前記複数の前記金額欄の各々における、前記第1の印字欄、前記第2の印字欄、及び前記第3の印字欄の文字認識を行い、
    前記第1の印字欄の文字認識結果である金額と前記第2の印字欄の文字認識結果である金額との合計額が、前記第3の印字欄の文字認識結果である金額と等しいか否かを判定し、
    当該判定結果を通知する、
    ことを特徴とする帳票認識方法。
  7. 第1の金額が印字される第1の印字欄と、第2の金額が印字される第2の印字欄と、前記第1の金額及び前記第2の金額の合計額である第3の金額が印字される第3の印字欄とを有する金額欄を複数有する帳票のイメージデータに基づいて前記帳票の認識を行う帳票認識装置であって、
    前記イメージデータに基づいて、前記複数の前記金額欄の各々における、前記第1の印字欄、前記第2の印字欄、及び前記第3の印字欄の文字認識を行う文字認識部と、
    前記文字認識部による文字認識結果において、前記第1の印字欄の文字認識結果である金額と前記第2の印字欄の文字認識結果である金額との合計額が、前記第3の印字欄の文字認識結果である金額と等しいか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果を通知する通知部と、
    を備えることを特徴とする帳票認識装置。
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