JP6506109B2 - 脱穀装置 - Google Patents

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本発明は、処理物の選別量を調整可能な脱穀装置に関する。
フィンを開閉することにより処理物の漏下量を調整することにより選別能力を調整できる揺動選別体と、処理物を選別する選別風を起風する送風ファンと、処理物量や、車速を検出する検出センサと、前記揺動選別体のフィン開度及び送風ファンの回転数を制御する制御部とを備え、該制御部は、検出センサによって検出された検出値に基づいて、処理物の選別能力を適宜調整できる特許文献1乃至4に記載の脱穀装置が従来公知である。
特開2012−200192号公報 特許第3198508号公報 特開平8−37910号公報 特開平10−248367号公報
上記文献では、検出センサによって検出された検出値に応じて処理物の選別能力を適宜調整できる一方で、唐箕ファンの回転数や揺動選別体の選別能力が検出センサの検出値に応じて連続的に操作されるため、検出値の変動によっては唐箕ファンや揺動選別体を操作する機構にかかる負担が大きく、構成も複雑になりやすいという課題があった。
本発明では、送風ファンの回転数と、揺動選別体の選別能力とが変更可能となるように制御部を構成した脱穀装置において、検出センサによって処理物の供給量が増えたことが検出された際に、より簡易な構成によって、送風ファンの回転数を制御して揺動選別体の選別能力が低下することを効率的に防止することのできる脱穀装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明は、第1に、供給される穀稈の量を検出する供給量検出手段74と、選別能力を増減できる揺動選別体22と、処理物を選別する選別風を起風する送風ファン23と、揺動選別体22の選別能力の増減を制御するとともに、送風ファン23の回転数を制御する制御部50とを備え、該制御部50は、揺動選別体22の選別能力を所定以上に増加させる制御を行っている最中に、供給量検出手段74によって検出された検出値が予め定めた所定値を越えた場合には、送風ファン23の回転数を増速させることを特徴としている。
第2に、前記揺動選別体22は、フィン22aを開閉して処理物の漏下量を調整することによって選別能力が増減されるように構成し、前記供給量検出手段74は、車速を検出する車速検出センサで構成したことを特徴としている。
第3に、前記揺動選別体22での処理物量を検出する処理物量検出手段28を設け、前記制御部50は、前記処理物量検出手段28によって検出された処理物量が予め定めた閾値であるファン増速値を越えた場合には、揺動選別体22の選別能力の制御状態と、前記供給量検出手段74により検出された検出値に基づいて送風ファン23の回転数が増速されていなくても、前記送風ファン23の回転数を増速させることを特徴としている。
前記制御部は、揺動選別体の選別能力が所定以上に操作された状態で、且つ検出センサにより検出された処理物の供給量が所定以上増えたことが検出された場合には、より選別効率を上げる必要があると判断し、送風ファンの回転速度を増速するように構成されているため、処理物の増えた揺動選別体上の藁屑を飛ばすことにより、藁屑が詰って揺動選別体による選別能力が低下したり、穀粒が機外へ飛散したりすることを、簡易な構成によって効率的に防止できる。
また、前記揺動選別体は、フィンを開閉して処理物の漏下量を調整することによって選別能力が増減されるように構成し、前記供給量検出手段は、車速を検出する車速検出センサで構成したものによれば、前記制御部は、車速検出センサにより検出された車速に応じて処理物の供給量を判断し、該車速検出センサにより所定以上の車速が検出されるとともに、揺動選別体の選別能力が所定以上となるように制御されている場合には、送風ファンを増速するように制御するため、より簡素な構成で送風ファンの回転数を制御できる。
なお、前記揺動選別体での処理物量を検出する処理物量検出手段を設け、前記制御部は、前記処理物量検出手段によって検出された処理物量が予め定めた閾値であるファン増速値を越えた場合には、揺動選別体の選別能力の制御状態と、前記供給量検出手段により検出された検出値に基づいて送風ファンの回転数が増速されていなくても、前記送風ファンの回転数を増速させるものによれば、揺動選別体での処理物の処理量が急激に増加した緊急時であっても迅速に選別能力を対応させることができるため、選別能力の不足によって揺動選別体が詰ることを効率的に防止できる。
本発明を適用したコンバインである。 脱穀装置の構成を示す要部側面図である。 脱穀装置の構成を示す要部正面図である。 (A)は、脱穀装置の要部右側面図であり、(B)は、脱穀装置の要部左側断面図である。 本コンバインの動力系統図である。 検出装置の側面図である。 検出装置の作用説明図である。 (A)は、手動モード時の唐箕ファンの回転数を示した表図であり、(B)は、自動モード時の唐箕ファンの回転数を示した表図であり、(C)は、唐箕ファンの増速作動させるタイミングを示したモデル図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 制御部が実行する脱穀選別制御の処理フロー図である。 フィン自動制御のサブルーチンのフロー図である。 唐箕ファン自動制御のサブルーチンのフロー図である。
図1は、本発明を適用したコンバインであり、図2及び図3は、脱穀装置の構成を示す要部側面図及び要部正面図であり、図4(A)は、脱穀装置の要部右側面図であり、図4(B)は、脱穀装置の要部左即断面図であり、図5は、本コンバインの動力系統図である。図より、本コンバインは、走行部である左右一対のクローラ式走行装置1,1に支持された走行機体2と、該走行機体の前方に昇降可能に連結されて圃場の穀稈の刈取作業を行う前処理部3とを備えている。
前記走行機体2は、オペレータが乗込んで操向操作を行う操縦部が収容されたキャビン4を前処理部3の真後ろの右寄りに位置に設け、該キャビン4の後方斜め左側に前記前処理部3で刈取られた穀稈の脱穀作業等を行う脱穀装置6を設置し、操縦部の後方且つ脱穀装置6右側に脱穀された処理物である穀粒を収納するグレンタンク7を配置し、脱穀装置6の後方に脱穀後の藁屑等を排出する排出部8が設けられている。
前記前処理部3は、引起装置及び掻込装置によって引起されるとともに前処理部3側に掻込まれた圃場の穀稈を、刈刃(図示しない)によって刈取る刈取作業を行うとともに、搬送装置12によって刈取った穀稈を脱穀装置6側に搬送する。
前記脱穀装置6は、前記搬送装置12から搬送される刈取穀稈の脱穀作業を行う脱穀部13と、該脱穀部13の下側に配置されて脱穀された処理物を穀粒と藁屑等の排塵物とに選別する選別部14と、前処理部3側の搬送装置12から受渡された刈取穀稈を後方搬送するフィードチェーン(搬送体)15とから構成されている。
前記脱穀部13は、搬送装置12の後端側から刈取穀稈が搬送される扱室16と、該扱室16の前後方向全体に亘って形成された前後方向の扱胴回転軸17回りに回転駆動自在に設けられて、前端側が漏斗型となる円筒状の扱胴18と、該扱胴18の下方であって、扱胴の形状に沿って正面視で中央が窪んだ円弧状をしている受網19とを備えている。
前記選別部14は、平行状態で対向する左右一対のサイドフレーム21,21間に形成されており、この選別部14には、処理物を揺動選別する前後方向の揺動選別体22と、選別部14内に後方斜め上方に向けた選別風を起風する唐箕ファン(送風ファン)23と、該唐箕ファン23の後方に配置された2番選別ファン24と、選別部14の前後方向中央部付近に配された左右方向の1番ラセン26と、該1番ラセン26の後方に配置された2番ラセン27とが設けられている。該サイドフレーム21,21は、脱穀装置6の枠体の一部を構成しており、選別部14の後方は、藁屑等を機外に排出するための排出部20側と連通するように開口している。
前記揺動選別体22は、前後方向に所定間隔をあけて並列する複数のフィン22aを備えて構成されている。該フィン22aは、前低後高状に傾斜しており、揺動選別体の揺動に伴って処理物を後方へ移動しつつ、フィン間の隙間から穀粒を漏下させる。フィン22aはその上側を支点として揺動選別体の側板に回動自在に支持されると共に、複数のフィンが連結部材(図示しない)を介して連動連結され、フィン駆動モータ78の駆動により複数のフィン22aの前後傾斜角を調整できる。該フィン22aの前後傾斜角を変更することにより、フィン同士の間隔(フィン開度)が変更可能に構成されている。
前記唐箕ファン23は、回転数を変更することによって、選別風の風量を調整できるように構成されている。
また、唐箕ファン23からの風量と、揺動選別体22のフィン開度を、後述の制御部50により制御することによって、処理物の量に応じて選別量を調整できるように構成されている。なお、該サイドフレーム21,21の外面側には、選別部14内の所定箇所の風量(風速)を検出する検出装置(処理物量検出手段)28が設けられており、該検出装置28によって、脱穀装置6内の処理物量を検出している。該検出装置28、及び制御部50の構成については後述する。
該構成により、選別部14上方の扱室16から落下してくる処理物は、揺動選別体22によって揺動選別され、該揺動選別体22から落下した処理物が、唐箕ファン23からの選別風の影響を殆ど受けずに1番ラセン26側に落下する1番物と、選別風の影響を若干受けて2番ラセン27側に落下する2番物と、選別風の影響を受けて選別部14の後部上側に吹上げられる藁屑等と、に風選される。
該選別部14によって選別された穀粒は、揚穀ラセン31によって穀粒を貯蔵するグレンタンク7内に搬送され、グレンタンク7内の穀粒は、走行機体2の上面後方側から延出された排出オーガ32を介して機外へと排出される。
前記操縦部には、唐箕ファン23の回転数(選別風の風量)を複数段階で調整する唐箕ダイヤル33と、唐箕ファン23の回転数を手動で調整する手動モードと、制御部によって自動的に制御する自動モードとに切換える切換操作具34と、揺動選別体22のフィン22aの開度を複数段階で調整する選別ダイヤル36と、フィン22aの開度を手動で調整するフィン手動モードと、制御部によって自動的に制御するフィン自動モードとに切換えるフィン切換操作具37とが設けられている。該唐箕ダイヤル33は、唐箕切換操作具34の機能を兼用させても良く、選別ダイヤル36は、フィン切換操作具37の機能を兼用させても良い。
さらに、該操縦部は、刈取クラッチ25と作業クラッチ48を接続操作することで前処理部と脱穀装置を駆動させて刈取作業を行う「刈取位置」と、刈取クラッチ25を切断操作するとともに作業クラッチ48を接続操作することで脱穀装置のみを駆動させる「脱穀位置」と、刈取クラッチ25と作業クラッチ48を切断操作することでエンジンからの動力を切断する「切り位置」とに切換操作を行うクラッチ操作具73が配置されている。
次に、図2乃至5に基づいて本コンバインの伝動構成について説明する。本コンバインは、図5に示すように、エンジン40の動力によって各部が駆動される。エンジン40で発生させた回転動力は、出力軸39に出力され、該出力軸39は、作業プーリ41と、走行プーリ42とが一体回転するように設けられている。
前記走行プーリ42に伝動された動力は、走行HST43側にベルト伝動され、無段階に変速伝動された後、走行トランスミッションを介して、左右の走行装置1,1に伝動される。
前記作業プーリ41に伝動された動力は、第1作業伝動軸44にベルト伝動され、この第1作業伝動軸44に伝動された動力によって、刈取部3及び脱穀装置6が駆動される。以下、詳しく説明すると、作業プーリ41と、第1作業伝動軸44と一体回動する作業伝動プーリ46とに掛け回される作業伝動ベルト47には、作業伝動ベルト47のテンションを調整するテンションプーリから構成されて第1作業伝動軸44へのエンジンの動力を断続させる作業クラッチ48が設けられている。これにより、エンジン40から出力された動力は、出力軸39から第1作業伝動軸側44へと断続可能な構成で伝動される。
前記第1作業伝動軸44に伝動された動力は、前処理部3側に伝動され、前記刈刃11や、搬送装置12側へと伝動される。なお、該第1作業伝動軸44側から前処理部3側に伝動される動力は、刈取クラッチを介して断続操作することができるように構成されており、脱穀装置6側のみを駆動させることもできる(手扱ぎモード)。
また、第1作業伝動軸44は、第2作業プーリ51が一体回転するように設けられており、該第1作業伝動軸44に伝動された動力は、第2作業プーリ51と第2作業伝動プーリ54とで掛け回される第2作業伝動ベルト53を介して、該第2作業伝動プーリ54と一体回転する第2作業伝動軸52へ伝動される。
第2作業伝動軸52は、脱穀プーリ56と、送風プーリ57と、選別プーリ58とが一体回転するように設けられている。これにより、第2作業伝動軸52に伝動された動力は、前記脱穀伝動プーリ56を介して、脱穀装置6内の前記扱胴18を回転駆動させる前記扱胴回転軸17側へと伝動され、前記送風プーリ57を介して、選別部14側の唐箕ファン23側に伝動され、前記選別プーリ58を介して、前記揺動選別体22側に伝動される。
前記送風プーリ57は、受動側送風プーリ59とともに径を変更可能な可変径プーリにより構成されており、該プーリ57,59によって掛け回される送風ベルト61を介して唐箕ファン23を駆動させるカウンタ軸62側に動力を変速伝動することができる。具体的には、右側サイドフレーム21Rの外面側に配置された唐箕ファン23を変速操作する唐箕変速モータ79を駆動させるによって、唐箕ファン23側に伝動される動力を変速させることができるように構成されている。(図4及び図5参照)。
該構成によれば、選別部14内に設けた唐箕ファン23を変速作動させる機構を、揺動選別体22や唐箕ファン23の伝動機構が設置された左側サイドフレーム21Lと、反対側の右側サイドフレーム21Rの外面側に配置しているため、スペースを効率的に利用できる。
次に、図6及び図7に基づき、前記検出装置の構成について説明する。図6は、検出装置の側面図であり、図7は、検出装置の作用説明図である。前記検出装置28は、選別部14側に挿通されるノズル66と、該ノズル66に連結されたパイプ部材67と、エアフローセンサ68とを備えている。
前記エアフローセンサ68は、センサカバー69に覆われた状態で、一方側のサイドフレーム21の外面側に固定されている。
前記ノズル66は、選別部14の前記サイドフレーム21を貫通するように設けられており、一端の吸引口66a側が所定の検出箇所に配置され、他端は、サイドフレーム21の外面側でパイプ部材67に接続される。
前記パイプ部材67は、ノズル66の他端側とエアフローセンサ68の吸引口68aとを繋ぐように構成されている。該パイプ部材68の中間部は、ノズル66とエアフローセンサ68を繋ぐパイプ経路から突出して屑溜りとなる屑溜り部67aが設けられている。該屑溜り部67aを構成するパイプの他端側の開口部は、屑溜り部67aに溜まった屑を取出すための取出口67bとなり、キャップとなる蓋部材によって該取出口67bが開閉される。
また、該屑溜り部67aは、ノズル66側から屑溜り部67aに至るパイプ経路と、エアフローセンサ68側から屑溜り部67aに至るパイプ経路とが、下り傾斜又は垂下状に配置されており、パイプ経路内の藁屑が屑溜り部67aに誘導されるように構成されている。
該構成の検出装置28は、選別部14内の風速に基づく風量変化を、所定箇所に配置したノズル66とパイプ部材67を介して連通されるエアフローセンサ68で検出するように構成されており、該検出装置28によって、所定箇所における風速、風量及び/又は風圧を検出することができる。
具体的に、前記エアフローセンサ68は、周囲温度を検出する周囲温度センサと、吸入口68aから吐出口68bに至る検出風路中に、吸入口68aから吸い込まれた空気の温度を検出する風上側温度センサと、吸入口68aから吸い込まれた空気が周囲温度より所定温度だけ高くなるように加熱するヒータと、該ヒータの下流側に配置された風下側温度センサとが組込まれた検出チップを内蔵し、風上側温度センサと風下側温度センサで検出した温度差に基づいて風量の検出を行うものを用いることができる。なお、負圧による風量検出の場合は、吸入口68aと吐出口68bの関係が逆になるようにパイプ部材67の接続を行う。
該構成の検出装置28によれば、揺動選別体22上に配置されたノズル66の吸引口66a近傍で検出された風量と、揺動選別体22上にある処理物量との相関関係から処理物量を間接的に検出することができる。具体的には、エアフローセンサ68によって検出される風量が大きいほど、フィン22aと処理物を抜けてくる風が強くなるため揺動選別体22上の処理物量が少なく、検出される風量が小さいほど揺動選別体22上の処理物が多くなる。
また、前記屑溜り部67によって、ノズル66の吸引口から侵入した揺動選別体22上の藁屑等が誘導されるため、ノズル66からエアフローセンサ68までの経路が藁屑等で詰って風量等の検出精度が低下する事態を防止できる。
なお、揺動選別体22上(選別部14内)の処理物量を検出する検出装置28は、揺動選別体22上の処理物の層厚を検出する層厚センサ等、直接的に検出するセンサを用いても良い。
次に、図8に基づき、唐箕ファンの回転数の設定例を説明する。図8(A)は、手動モード時の唐箕ファンの回転数を示した表図であり、図8(B)は、自動モード時の唐箕ファンの回転数を示した表図であり、図8(C)は、唐箕ファンの増速作動させるタイミングを示したモデル図である。
前記唐箕ファン23の回転数は、前記切換操作具34(唐箕ダイヤル33)によって手動モードに切換えられている場合には、前記唐箕ダイヤル33によって複数段階(図示する例ではR1〜R7の7段階)に操作できるように構成されている(図8(A)参照)。ちなみに、揺動選別体22のフィン22aの開度も、これと同様に前記選別ダイヤル36によって複数段階で操作できるように構成されている。
前記切換操作具34(唐箕ダイヤル33)によって自動モードに切換えられている場合には、制御部50は、前記検出装置28等のセンサ類によって検出された処理物量に応じて、唐箕ファン23の回転数を、標準状態と、高速状態と、最高速状態とに切換えることができる。
該自動モードについて具体的に説明すると、制御部50は、標準状態においては、唐箕ダイヤル33が操作された操作位置に応じた唐箕ファン23の回転数を設定し、検出装置28によって揺動選別体22上の処理物量が所定の閾値であるファン増速値Q2を越えた場合には、高速状態に切換えて、唐箕ファン23の回転数が少なくとも標準状態時以上の回転数となるように設定するように構成されている。
さらに、該制御部50は、検出装置28によって揺動選別体22上の処理物量が所定の閾値であるファン増速値Q3を越えた場合には、最高速状態に切換えて、唐箕ファン23の回転数が最高速度R7に設定される(図8(B)参照)。なお、検出装置28や唐箕変速ポテンショメータ72等のセンサ類が故障した場合には、唐箕ファン23の回転数が最低速度R1に設定されるように構成されている。
また、前記制御部40は、前記フィン切換操作具37によってフィン自動モードに切換えられた場合には、上記唐箕ファンと同様に、検出された処理物量に応じてフィン22aの開度を自動的に調整できるように構成されている。
該フィン自動モードについて説明すると、検出装置28によって揺動選別体22上の処理物量が、ファン増速値Q2よりも少ない所定の閾値であるフィン調整値Q1を越えた場合には、揺動選別体22のフィン22aの開度を大きくするように作動させる。すなわち、処理物量が増えて唐箕ファン23による選別風の風量を増やす前に、揺動選別体22のフィン22aの開度を大きくして漏下量を増やすことによって選別量を増やすように構成されている(図8(C)参照)。なお、上記で予め設定される閾値は、Q1<Q2<Q3となるように設定されている。該各自動モードの詳細については後述する。
これにより、揺動選別体22上の処理物の量に応じて、選別部14内での選別力を複数段階で自動的に調整することができるため、比較的簡易な構成で選別効率が向上する。また、唐箕ファン23の回転数を、検出装置28により検出された処理物量が所定の閾値Q2,Q3を超えた際に段階的に変更する構成にすることによって、検出された処理物量に応じて連続的に回転数を変更するものと比較して、唐箕ファン23の回転数の切換頻度を抑えることができる。これにより、唐箕ファン23にかかる負担を軽減し、故障し難くすることができる。
さらに、検出装置28等のセンサ類が故障した場合には、自動的に唐箕ファン23の回転数が最低に設定されるため、故障したセンサ類の誤検出によって唐箕ファン23の回転数を増速して穀粒が藁屑等とともに機外へ飛散する事態を効率的に防止できる。
次に、図9乃至図12の記載に基づき、制御部の構成について説明する。
図9は、制御部の構成を示すブロック図である。制御部50の入力側には、前記選別ダイヤル36(選別切換操作具37)と、前記唐箕ダイヤル33(唐箕切換操作具34)と、前記検出装置28内のエアフローセンサ68と、揺動選別体22のフィン開度を検出するフィン開度ポテンショメータ71と、唐箕ファン23の回転数を検出する唐箕変速ポテンショメータ72と、前記クラッチ操作具(パワークラッチ)73と、トランスミッション内のシャフトの回転数を検出する回転センサ等によって走行機体2の車速を検出する車速センサ74(供給量検出手段)と、前処理部3を停止させた状態で脱穀装置6を駆動させる前記手扱ぎモードに切換える手扱ぎスイッチ76と、排出オーガ32の旋回位置を検出する排出オーガ旋回ポテンショメータ77と、が接続されている。
なお、上記車速センサ74は、走行変速を操作する主変速操作レバーの操作位置を検出するレバーポテンショ等を用いて間接的に検出しても良い。該車速センサ74によって検出される車速によって、脱穀装置内に供給される処理物量を間接的に検出するように構成されている。
一方、制御部50の出力側には、揺動選別体22のフィン22aを開閉作動させるフィン駆動モータ78と、唐箕ファン23の回転数を操作する唐箕変速モータ79と、各状態をオペレータに報知する報知手段81である液晶モニタと、ホーンとが接続されている。
該構成によって、前記制御部50は、揺動選別体22のフィン22aの開度と、唐箕ファン23の回転数とを検出された処理物量に応じて適宜調整するフィン自動制御と、唐箕ファン自動制御とを実行できる。以下、説明する。
図10は、制御部が実行する脱穀選別制御の処理フロー図である。制御部50は、脱穀選別制御が開始されると、ステップS1に進む。ステップS1では、選別切換操作具37により選別量を自動調整する自動状態に切換えられているか否かが検出され、自動状態であることが検出された場合には、ステップS2に進む。ステップS2では、フィン自動制御のサブルーチン処理を実行し、その処理が終了すると、ステップS3に進む。
ステップS1において、自動状態が検出されなかった(手動状態)場合には、ステップS4に進む。ステップS4では、フィン手動制御のサブルーチン処理を実行し、その処理が終了すると、ステップS3に進む。
フィン手動制御のサブルーチンでは、検出装置28によって検出された処理物量に関わらず、選別ダイヤル36により設定された総裁位置に基づいてフィン22aの開度が設定される。
ステップS3では、唐箕切換操作具34により選別風の風量(唐箕ファンの回転数)を自動調整する自動状態に切換えられているか否かが検出され、自動状態であることが検出された場合には、ステップS5に進む。ステップS5では、唐箕ファン自動制御のサブルーチン処理を実行し、その処理が終了すると、脱穀選別制御が終了される。
ステップS3において、自動状態が検出されなかった場合には、ステップS6に進む。ステップS6では、唐箕ファン手動制御のサブルーチン処理を実行し、その処理が終了すると、脱穀選別制御が終了される。
唐箕ファン手動制御のサブルーチンでは、検出装置28によって検出された処理物量に関わらず、唐箕ダイヤル33により設定された操作位置に基づいて唐箕ファン23の回転数が設定される(図8参照)。
図11は、フィン自動制御のサブルーチンのフロー図である。該サブルーチンの処理が開始されると、ステップS11に進む。ステップS11では、前記選別ダイヤル36の操作位置を検出し、ステップS12に進む。ステップS12では、検出された選別ダイヤル36の操作位置に基づいて、揺動選別体22のフィン22aの初期位置と、開閉限界位置(制御範囲)とを決定し、その後、ステップS13に進む。
ステップS13では、前記クラッチ操作具73等により刈取作業中か否かを確認し、刈取作業中であることが検出された場合には、ステップS14に進む。ステップS14では、前記穀稈センサ75等から刈取作業が刈始めであるか否かを確認し、刈始めではないことが検出された場合には、ステップS15に進む。
ステップS14において、刈始めであることが検出された場合には、ステップS16に進む。ステップS16では、前記フィン駆動モータ78を作動させて、フィン22aの開度を初期開度に設定し、その後、ステップS15に進む。
ステップS15では、前記エアフローセンサ68によって検出された処理物量が、予め定めた閾値である前記フィン調整値Q1と同等であることが検出された場合には、ステップS17に進む。ステップS17では、前記フィン作動モータ71の作動を停止することによって、フィン22aの開度を維持し、その後、サブルーチン処理の実行を停止する。このとき、フィン調整値Q1と同等と判断される所定範囲を設定しても良い。
ステップS15において、前記エアフローセンサ68によって検出された処理物量が、予め定めた閾値である前記フィン調整値Q1よりも少ないことが検出された場合には、ステップS18に進む。ステップS18では、前記フィン駆動モータ71を作動させることにより、フィン22aを閉作動させて処理物の漏下量を減らし、その後、サブルーチンの処理を停止する。
ステップS15において、前記エアフローセンサ68によって検出された処理物量が、予め定めた閾値である前記フィン調整値Q1よりも多いことが検出された場合には、ステップS19に進む。
ステップS19では、前記エアフローセンサ68によって検出された処理物量が、予め定めた閾値である前記フィン調整値Q3よりも少ないことが検出された場合には、ステップS20に進む。ステップS20では、前記フィン駆動モータ71を作動させることにより、フィン22aを開作動させて処理物の漏下量を増やし、その後、サブルーチンの処理を停止する。
ステップS19において、前記エアフローセンサ68によって検出された処理物量が、予め定めた閾値である前記フィン調整値Q3よりも多いことが検出された場合には、ステップS21に進む。ステップS21では、前記フィン駆動モータ71を作動させることにより、フィン22aの開度を最大とし、ステップS22に進む。ステップS22では、前記報知手段81によってオペレータにフィン開度が最大であることを報知し、その後、サブルーチンの処理を停止する。
ステップS13において、前記穀稈センサ75によって刈取作業中であることが検出されなかった場合には、ステップS23に進む。ステップS23では、前記フィン作動モータ71の作動を停止することによって、フィン22aの開度を維持し、その後、サブルーチン処理の実行を停止する。
該構成によれば、フィン自動モードに切換えられた場合、前記制御部50は、唐箕自動モードによって回転数が増速される処理物量Q2よりも少なく、且つ処理物量Q1より多い処理物量が前記検出装置28によって検出されると、フィン22aの開度が広くなるように可動される。また、所定の閾値Q3を越える処理物量が検出された際には(図8参照)、フィン22aの開度を最大にするとともに、フィン22aが最大開度に設定されたことをオペレータ側に報知するように構成されている。
図12は、唐箕ファン自動制御のサブルーチンのフロー図である。該サブルーチンの処理が開始されると、ステップS31に進む。ステップS31では、前記クラッチ操作具73の操作位置が確認され、該クラッチ操作具73が刈取位置に操作されている場合には、ステップS32に進む。ステップS32では、前記手扱ぎスイッチ76の入切操作が確認され、該手扱ぎスイッチ76が切操作されている場合には、ステップS33に進む。
ステップS33では、揺動選別体22上の処理物量を検出する検出装置(エアーフローセンサ68)、唐箕ファン23の回転数を検出する唐箕変速ポテンショメータ72等のセンサ類が故障しているか否かを確認し、これらセンサ類に異常がない場合には、ステップS34に進む。
ステップS34では、前記エアフローセンサ68によって検出された処理物量が、予め定めた閾値である前記フィン調整値Q3よりも多いことが検出された場合には、ステップS35に進む。ステップS35では、前記唐箕変速モータ79を駆動させることにより、唐箕ファン23の回転数を前記最高速状態に切換え、その後、サブルーチン処理の実行を停止する。
ステップS34において、前記エアフローセンサ68によって検出された処理物量が、予め定めた閾値である前記フィン調整値Q3よりも少ないことが検出された場合には、ステップS36に進む。
ステップS36では、前記エアフローセンサ68によって検出された処理物量が、予め定めた閾値である前記ファン増速値Q2よりも多いことが検出された場合には、ステップS37に進む。ステップS37では、前記唐箕変速モータ71を駆動させることにより、唐箕ファン23の回転数を前記高速状態に切換え、その後、サブルーチン処理の実行を停止する。
ステップS36において、前記エアフローセンサ68によって検出された処理物量が、予め定めた閾値である前記ファン増速値Q2よりも少ないことが検出された場合には、ステップS38に進む。ステップS38では、前記車速センサ74によって検出された車速が、予め設定された所定車速よりも速いか否かが確認され、検出された車速が所定車速以上である場合には、ステップS39に進む。
ステップS39では、前記フィン開度ポテンショメータ71により、フィン22aの開度が予め定めた所定開度以上か否かが確認され、フィン22aの開度が所定開度よりも閉じていることが検出された場合には、ステップS40に進む。ステップS40では、前記唐箕変速モータ79を駆動させることにより、唐箕ファン23の回転数を前記標準状態に切替え、その後、サブルーチン処理の実行を停止する。
また、ステップS39において、前記フィン開度ポテンショメータ71により、フィン22aの開度が所定開度以上であることが検出された場合には、ステップS37に進み、その後、サブルーチン処理の実行を停止する。
ステップS38において、前記車速センサ74によって検出された車速が、所定車速よりも遅い場合には、ステップS41に進む。ステップS41では、前記排出オーガ旋回ポテンショメータ77により、排出オーガ32が排出位置にあるか収納位置にあるかが検出され、該排出オーガ32が排出位置にあることが検出された場合には、ステップS42に進む。ステップS42では、前記唐箕変速モータ79を駆動させることにより、唐箕ファン23の回転数を前記低速状態に切替え、その後、サブルーチン処理の実行を停止する。
ステップS41において、前記排出オーガ旋回ポテンショメータ77により、該排出オーガ32が収納位置にあることが検出された場合には、ステップS40に進み、その後、サブルーチン処理の実行を停止する。
ステップS33において、エアフローセンサ68や、唐箕ファン23の回転数を検出する唐箕変速ポテンショメータ72等のセンサ類の異常が検出された場合には、ステップS42に進む。ステップS42では、前記唐箕変速モータ79を駆動させることにより、唐箕ファン23の回転数を前記低速状態に切替え、その後、サブルーチン処理の実行を停止する。すなわち、センサ類の故障により、唐箕ファン23の回転数を制御できない場合には、唐箕ファン23を低速回転させて穀粒が機外へ飛散することを防止する。
ステップS32において、手扱ぎスイッチ76が切操作されている場合には、ステップS42に進む。ステップS42では、前記唐箕変速モータ79を駆動させることにより、唐箕ファン23の回転数を前記低速状態に切替え、その後、サブルーチン処理の実行を停止する。すなわち、手扱ぎ状態では、脱穀装置側のみ駆動し、刈取穀稈の供給が手動で行われるため、唐箕ファン23が低速回転する。
ステップS31において、クラッチ操作具73が脱穀位置に操作されている場合には、ステップS42に進む。ステップS42では、前記唐箕変速モータ79を駆動させることにより、唐箕ファン23の回転数を前記低速状態に切替え、その後、サブルーチン処理の実行を停止する。すなわち、脱穀装置側のみ駆動している場合には、選別部への刈取穀稈の供給はないので、唐箕ファン23が低速回転する。
ステップS31において、クラッチ操作具73が切り位置に操作されている場合には、ステップS43に進む。ステップS43では、前記唐箕変速モータ79の駆動を停止させ、唐箕ファン23の回転数を維持し、その後、サブルーチン処理の実行を停止する。
上記よれば、唐箕自動モードに切換えられた場合、前記制御部50は、検出装置28によって検出された処理物量が所定の値Q2,Q3を越えた際に、唐箕ファン23の回転数を段階的(本実施例では2段階)に増速させるように構成される。また、仮に、検出装置28によって所定の閾値Q2を越えた値が検出されなかった場合であっても、前記車速センサ74によって予め定めた速度以上の車速が検出され、且つ、フィン22aの開度が所定以上に開操作されていることが検出された際には、唐箕ファン23が高速状態に設定されて回転数が増速されるように構成されている。
すなわち、車速センサ74によって脱穀装置内に供給される処理物量を間接的に検出し、所定以上の車速(処理物の供給量)が検出されて、且つフィン22aの開度が所定以上である場合には、高効率作業が必要な状態であると判断して、揺動選別体22での処理物量に関わらず唐箕ファンの回転数を増速することにより、高負荷時にも安定した選別作業を行うことができる。
また、検出装置28によって揺動選別体22上の処理物量を検出装置によってうまく検出されなかった場合であっても、車速センサ74によって検出される車速に応じて唐箕ファン23の回転数を増速作動させることができるため、処理物量が増加した際の選別力の調整がより安定する。
さらに、上記構成により、車速センサ74により所定以上の車速が検出されない状態において脱穀装置内で処理する処理物量が多くなった場合や、車速センサ74が正常に作動しなかった場合等の緊急時であっても、前記検出装置28によって検出される揺動選別体22での処理物量が所定の値Q2,Q3を越えた場合には、フィン22aの開度や車速センサ74の検出値によらず、唐箕ファン23の回転数を増速制御することで選別能力を増やすことができるため、上記のような緊急時においても選別能力を適宜調整できる。
22 揺動選別体
22a フィン
23 唐箕ファン(送風ファン)
28 検出装置(処理物量検出手段)
50 制御部
74 車速センサ(供給量検出手段)

Claims (3)

  1. 供給される穀稈の量を検出する供給量検出手段(74)と、選別能力を増減できる揺動選別体(22)と、処理物を選別する選別風を起風する送風ファン(23)と、揺動選別体(22)の選別能力の増減を制御するとともに、送風ファン(23)の回転数を制御する制御部(50)とを備え、該制御部(50)は、揺動選別体(22)の選別能力を所定以上に増加させる制御を行っている最中に、供給量検出手段(74)によって検出された検出値が予め定めた所定値を越えた場合には、送風ファン(23)の回転数を増速させる脱穀装置。
  2. 前記揺動選別体(22)は、フィン(22a)を開閉して処理物の漏下量を調整することによって選別能力が増減されるように構成し、前記供給量検出手段(74)は、車速を検出する車速検出センサで構成した請求項1に記載の脱穀装置。
  3. 前記揺動選別体(22)での処理物量を検出する処理物量検出手段(28)を設け、前記制御部(50)は、前記処理物量検出手段(28)によって検出された処理物量が予め定めた閾値であるファン増速値を越えた場合には、揺動選別体(22)の選別能力の制御状態と、前記供給量検出手段(74)により検出された検出値に基づいて送風ファン(23)の回転数が増速されていなくても、前記送風ファン(23)の回転数を増速させる請求項1又は2の何れかに記載の脱穀装置。
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