JP6504196B2 - スクライビングホイール及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は脆性材料基板に圧接・転動させてスクライブするためのスクライビングホイール及びその製造方法に関するものである。
従来のスクライビングホイールは、超硬合金製又は多結晶焼結ダイヤモンド(以下、PCDという)製の円板を基材としている。PCDはダイヤモンド粒子をコバルトなどと共に焼結させたものである。スクライビングホイールは基材となる円板の両側より円周のエッジを互いに斜めに削り込み、円周面にV字形の刃先を形成したものである。このようにして形成されたスクライビングホイールをスクライブ装置のスクライブヘッド等に回転自在に軸着して脆性材料基板に所定の荷重で押し付け、脆性材料基板の面に沿って移動させることで、転動させながらスクライブすることができる。
特許文献1にはガラス基板を切断するためのガラス切断用刃に関し、その寿命を長くするために、V字形状の刃先表面をダイヤモンドで被膜したガラス切断用刃が開示されている。このガラス切断用刃は、ダイヤモンドと相性の良いセラミックで形成された刃先表面にダイヤモンド膜を被覆し、このダイヤモンド膜を表面研磨処理して整形される。このようなガラス切断用刃を用いることにより、刃の寿命が長く、また切断面が平滑となるように高硬度ガラスを切断できると示されている。
また、特許文献2には、断面がV字形に形成された円周部を有するスクライビングホイールの刃先となる傾斜面にダイヤモンド膜を成長させ、稜線の両側の領域を研磨したスクライビングホイールが提案されている。
特開平04−224128号公報 特開2013−220554号公報
しかるに断面がV字形に形成されたスクライビングホイール基材の傾斜面にダイヤモンド膜を形成する場合には、貫通孔や側壁にダイヤモンド膜の付着を避けるため、図1(a)に示すようにスクライビングホイール基材100(以下、単にホイール基材という)を一対のスペーサ101,102に挟み、ホイール基材100の側壁をスペーサ101,102に接触させて成膜炉の中に保持する。そして成膜炉の中でホイール基材100の傾斜面へのダイヤモンド膜の付着を完了した後、図1(b)に示すようにスペーサ101,102を分離してホイール基材100を洗浄していた。通常は膜厚を確保するため複数回ダイヤモンド膜を付着する必要があり、この作業を複数回繰り返していた。
しかるにダイヤモンド膜を付着させる際にホイール基材100の側面をスペーサ101,102に接触させても、側面の外周面周辺に膜が回り込んで付着し、側面の外周面の膜厚が数μm程度大きくなることがある。しかもホイール基材100はスペーサ101,102と一旦分離すると、洗浄後元の通りにスペーサに挟み込めないため、再度ダイヤモンド膜を付着する際に外周面周辺に更にダイヤモンド膜が回り込んで周辺部分の膜厚が大きくなり、許容公差の範囲を超えてしまう場合がある。
完成したスクライビングホイールはホイールホルダの切り込みの隙間に挿入し、回転自在に保持して用いられる。このとき側面にダイヤモンド膜が付着していると、スクライビングホイールが挿入される隙間の許容公差の範囲を超えてしまい、ホイールホルダに保持することができなくなる場合があるという問題点があった。ホイールホルダに保持できた場合であっても、スクライビングホイールの側面と傾斜面との境界部分の厚さが大きければ、スクライビングホイールの回転に伴いスクライビングホイールを使用したときの摺動抵抗が大きくなりやすいという問題点があった。更にホイールホルダの切り込みの側面にある貫通孔の周辺部分のみが環状に摩耗し、ホイールホルダも損傷してしまうという問題点もあった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、ホイール基材の側面のダイヤモンド膜の付着に伴う歩留りの低下を防止すると共に、スクライビングホイールを使用する際に摺動抵抗が大きくなることのないスクライビングホイール及びその製造方法を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のスクライビングホイールは、円周部に沿って稜線が形成され、前記稜線と前記稜線の両側の傾斜面からなる刃先を有するスクライビングホイール基材と、前記スクライビングホイール基材の傾斜面にダイヤモンド膜を有するダイヤモンド膜と、前記スクライビングホイール基材の両側の側面のダイヤモンド膜が形成されている傾斜面との境界となる環状の領域に環状溝を具備するものである。
この課題を解決するために、本発明のスクライビングホイールの製造方法は、円板の円周部に沿って稜線が形成され、前記稜線と前記稜線の両側の傾斜面からなる刃先を有するスクライビングホイールの製造方法であって、円板状のスクライビングホイール基材の円周に沿って側面の両側より互いに斜めに削り込むよう研磨して円周部分に傾斜面と稜線からなる刃先部分を形成し、前記スクライビングホイール基材の傾斜面にダイヤモンド膜を形成し、スクライビングホイール基材の両側の側面のうち前記ダイヤモンド膜を有する傾斜面との境界となる環状領域を切削して側面の環状領域のダイヤモンド膜を除去すると共に環状溝を形成するものである。
ここで前記スクライビングホイール基材の側面の環状溝は、環状にレーザ光を照射することによって形成するようにしてもよい。
ここで複数の前記刃先部分を形成したスクライビングホイール基材と、前記各スクライビングホイール基材の側面が全て接触するスペーサとを交互に接触させて前記各ダイヤモンドホイール基材の傾斜面にダイヤモンド膜を形成するようにしてもよい。
ここで複数の前記刃先部分を形成した前記スクライビングホイール基材を側面を合わせて互いに接触させ、外側に前記両側のスクライビングホイール基材の外側の側面が全て接触する一対のスペーサを接触させて前記各ダイヤモンドホイール基材の傾斜面にダイヤモンド膜を形成するようにしてもよい。
ここで前記スクライビングホイール基材の環状溝は、レーザ光を側面に対して水平に照射することにより形成するようにしてもよい。
ここで前記スクライビングホイール基材の環状溝は、レーザ光を側面に対して垂直に照射することにより形成するようにしてもよい。
このような特徴を有する本発明によれば、ダイヤモンド膜の傾斜面と側面の境界部分となる側面に膜が付着した場合であっても側面の膜を除去しているため、膜の付着によるスクライビングホイールの厚さの変化に伴う歩留りの低下を防止することができる。又スクライビングホイールの側面には膜が付着していないため、スクライビングホイールをホイールホルダに取付けて使用する場合の摺動抵抗を少なくすることができ、ホイールホルダの損傷を防止することができるという効果が得られる。
図1はスクライビングホイールの製造時にダイヤモンド膜の付着処理を示す概略図である。 図2は本発明の第1の実施の形態によるスクライビングホイールの製造過程の正面図及び側面図である。 図3は本発明の第1の実施の形態によるスクライビングホイール基材上にダイヤモンド膜の付着処理を示す概略図である。 図4はレーザ照射前後のスクライビングホイールの側面と傾斜面との境界部分を示す拡大断面図である。 図5は本発明の実施の形態によるスクライビングホイール基材へのレーザ光の照射を示す正面図及び側面図である。 図6は本実施の形態によるレーザ照射後のスクライビングホイールの正面図及び側面図である。 図7は本発明の他の実施の形態によるスクライビングホイール基材へのレーザ光の照射を示す側面図である。 図8は他の実施の形態によるスクライビングホイール基材上にダイヤモンド膜の付着処理を示す概略図である。 図9は本発明の他の実施の形態によるスクライビングホイール基材へのレーザ光の照射を示す側面図である。
図2(a),(b)は本発明の第1の実施の形態によるスクライビングホイールの製造過程を示す正面図及びその側面図である。スクライビングホイールを製造する際には、例えば、超硬合金のスクライビングホイール基材となる円板10の中央にまず図2(a)に示すように軸穴となる貫通孔11を形成する。次にこの貫通孔11に図示しないモータ等のシャフトを連通して貫通孔11の中心軸を回転軸として回転させつつ、円板10の全円周を円板の表裏両側より回転軸に対して斜めに研磨して図2(b)に示すように垂直断面V字形に形成してスクライビングホイール基材12とし、V字形部分を刃先とする。こうして形成したV字形の斜面を傾斜面13,14、側面を15,16とする。
次に傾斜面13,14へのダイヤモンド薄膜の形成過程について説明する。まずV字形の傾斜面13,14をダイヤモンド膜の付着が容易になるようにあらかじめ粗面にしておく。次に図3に示すようにスクライビングホイール基材12を一対のスペーサ21,22で挟んで円柱状の部材23を貫通させて上下で固定する。スペーサ21,22の側面の直径はスクライビングホイール基材12の側面15,16の側面より少し大きくする。こうすればスクライビングホイール基材の側面15,16は夫々スペーサ21,22の側面に完全に接触させることができる。この状態で前処理を行った後、成膜炉に入れてスクライビングホイール基材の傾斜面13,14にダイヤモンド膜17を成膜する。次にスクライビングホイール基材12と一対のスペーサ21,22とを分離した後、超音波洗浄などで洗浄する。
なお1回の成膜で必要な膜厚が得られない場合には、上記の成膜とスクライビングホイール基材の側面のダイヤモンド膜の成膜処理を複数回繰り返すことにより、必要な膜厚を得るようにしてもよい。
成膜炉でダイヤモンド膜を付着させる際に、側面15,16の最外周の環状部分にもダイヤモンド粒子が回り込んでわずかに付着して環状の凸部となる。図4(a)は傾斜面13と側面15が交差する外周の一部を拡大して示す断面図であり、傾斜面13及び側面15の外周部分にダイヤモンド膜17が付着していることを示している。
次に側面15に回り込んで付着したダイヤモンド膜を除去するため、成膜の後に図5に示すようにスクライビングホイールの側面15のV字形の傾斜面との境界となる環状領域15aに対してレーザ光を照射する。レーザ光源としては、ダイヤモンド膜及びホイール基材への熱影響を軽減するため、例えばパルス幅が10ナノ秒以下の短いものを用いることが好ましい。そして図5(a)のハッチングで示す部分はレーザ光を照射した部分を示している。レーザ光を照射することによって側面15に付着したダイヤモンド膜17だけでなく、スクライビングホイール基材12を構成する超鋼合金の環状領域15aがわずかに、例えば深さ5μm程度環状に除去され、図4(b)に図5(b)の小円部分の断面図を示すように環状溝15bが形成されることとなる。従って、側面15にダイヤモンド膜17がわずかに付着している場合であっても、レーザ光を照した後にはダイヤモンド膜を側面15から完全に除去することができる。
更に側面16に回り込んで付着したダイヤモンド膜を除去するため、図5に示すようにスクライビングホイール基材12を反転させ、同様にして側面16と研磨面14との境界の環状領域16aに対してレーザ光を照射する。これによって環状部分16aのダイヤモンド膜17が除去され、更にスクライビングホイール基材が環状に除去され5μm程度の窪みとなる環状溝16bが形成されることとなる。環状溝15b、16bの幅は側面の凸部を確実に除去できるよう、100μm〜200μmとすることが好ましい。本実施の形態では150μm程度とされている。
この後、ダイヤモンド膜が付された先端部分を先端が鋭くなるように砥石などの研磨材によって研磨する。研磨は粗研磨と仕上げ研磨の2段階としてもよく、元のダイヤモンド膜17よりも例えば5°程度鈍角になるようにしてもよい。図6はこうして完成したスクライビングホイールを示す正面図及び側面図である。
このようにして側面15,16に付着したダイヤモンド膜を除去することにより、側面に環状凸部がなくなるため、ホイールホルダの側面と傾斜面との境界部分での摩擦が少なくなり、摺動抵抗を改善することができる。
尚この実施の形態ではスクライビングホイールの側面に対して垂直な方向からレーザ光を照射して側面のダイヤモンド膜が付着した環状の凸部をなくしているが、図7に示すようにスクライビングホイールの側面に平行な方向からレーザ光を照射してもよい。また、レーザ光に代えて砥石を用いて側面に付着したダイヤモンド膜を除去するようにしてもよい。
又この実施の形態ではスクライビングホイール基材の傾斜面にダイヤモンド薄膜を付着する際に、一対のスペーサを介してホイール基材を保持しているが、複数のホイール基材に同時にダイヤモンド薄膜を付着させる場合には、図8(a)に示すようにホイール基材12とスペーサ31,32,33・・・とを交互に接触させて成膜してもよい。
又複数のホイール基材に同時にダイヤモンド薄膜を付着させる場合に、図8(b)に示すように両端にのみスペーサ31,32を配置し、その間に複数のホイール基材12を側面を合わせて互いに接触させて保持してダイヤモンド薄膜を成膜するようにしてもよい。この場合には図9(a),(b)に示すように側面からレーザ光を照射すると、側面に付着したダイヤモンド膜の除去と各ホイール基材の分離とを同時に行うことができる。尚図9(c)は図9(b)に円で示す側面と傾斜面との境界部分を示す部分拡大図である。
又、この実施の形態では側面に付着したダイヤモンド膜を除去した後にダイヤモンド膜が付された先端部分を研磨しているが、ダイヤモンド膜の先端を研磨した後に、側面に付着したダイヤモンド膜を除去するようにしてもよい。
本発明のスクライビングホイールは側面に付着するダイヤモンド膜を効果的に除去し、使用時の摺動抵抗の少ないスクライビングホイールを提供することができ、スクライブ装置に好適に用いることができる。
10 円板
11 貫通孔
12 スクライビングホイール基材
13,14 傾斜面
15,16 側面
15a,16a 環状領域
15b,16b 環状溝
17 ダイヤモンド膜
21,22 スペーサ
23 シャフト

Claims (7)

  1. 円周部に沿って稜線が形成され、前記稜線と前記稜線の両側の傾斜面からなる刃先を有するスクライビングホイール基材と、
    前記スクライビングホイール基材の傾斜面にダイヤモンド膜を有するダイヤモンド膜と、
    前記スクライビングホイール基材の両側の側面のダイヤモンド膜が形成されている傾斜面との境界となる環状の領域に環状溝を具備するスクライビングホイール。
  2. 円板の円周部に沿って稜線が形成され、前記稜線と前記稜線の両側の傾斜面からなる刃先を有するスクライビングホイールの製造方法であって、
    円板状のスクライビングホイール基材の円周に沿って側面の両側より互いに斜めに削り込むよう研磨して円周部分に傾斜面と稜線からなる刃先部分を形成し、
    前記スクライビングホイール基材の傾斜面にダイヤモンド膜を形成し、
    スクライビングホイール基材の両側の側面のうち前記ダイヤモンド膜を有する傾斜面との境界となる環状領域を切削して側面の環状領域のダイヤモンド膜を除去すると共に環状溝を形成するスクライビングホイールの製造方法。
  3. 前記スクライビングホイール基材の側面の環状溝は、環状にレーザ光を照射することによって形成した請求項2記載のスクライビングホイールの製造方法。
  4. 複数の前記刃先部分を形成したスクライビングホイール基材と、前記各スクライビングホイール基材の側面が全て接触するスペーサとを交互に接触させて前記各ダイヤモンドホイール基材の傾斜面にダイヤモンド膜を形成する請求項2記載のスクライビングホイールの製造方法。
  5. 複数の前記刃先部分を形成した前記スクライビングホイール基材を側面を合わせて互いに接触させ、外側に前記両側のスクライビングホイール基材の外側の側面が全て接触する一対のスペーサを接触させて前記各ダイヤモンドホイール基材の傾斜面にダイヤモンド膜を形成する請求項2記載のスクライビングホイールの製造方法。
  6. 前記スクライビングホイール基材の環状溝は、レーザ光を側面に対して水平に照射することにより形成した請求項3記載のスクライビングホイールの製造方法。
  7. 前記スクライビングホイール基材の環状溝は、レーザ光を側面に対して垂直に照射することにより形成した請求項3記載のスクライビングホイールの製造方法。
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