JP6503612B2 - 圧粉体の製造方法 - Google Patents
圧粉体の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6503612B2 JP6503612B2 JP2015158290A JP2015158290A JP6503612B2 JP 6503612 B2 JP6503612 B2 JP 6503612B2 JP 2015158290 A JP2015158290 A JP 2015158290A JP 2015158290 A JP2015158290 A JP 2015158290A JP 6503612 B2 JP6503612 B2 JP 6503612B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punch
- green compact
- lower punch
- die
- short cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 20
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 40
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 32
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 26
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 claims description 24
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 19
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 43
- 239000000463 material Substances 0.000 description 17
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 8
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004663 powder metallurgy Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
まず、図9の(a)の左半分に示されるように、ダイ30、第1下パンチ31、第2下パンチ32、第3下パンチ33及びコアロッド36により画定されるスペースに給粉器(図示せず)を用いて鉄系材料を含む種々の組成の粉末材料Pが充填される。ついで、図9の(a)の右半分に示されるように、ダイ30及びコアロッド36を上昇させて、前記スペースに充填した粉末材料Pの上面を前記ダイ30及びコアロッド36の上端面よりも下方に位置させる(アンダーフィル)。
ついで、図9の(c)に示されるように、第1上パンチ34及び第2上パンチ35を下降させて、スペース内に充填されている粉末材料Pを圧縮成形して圧粉体Wを作製する。その際、前記第1上パンチ34及び第2上パンチ35の下降と連動して、ダイ30、第3下パンチ33及びコアロッド36を所定距離だけ下降させる。
まず、図9の(d)に示されるように、ダイ30が所定距離だけ下降する。ダイ30は、その上面30aが圧粉体Wのフランジ部41の下面41aよりのわずかに下方に位置するまで下降する。図10の(e)はダイ30の下降が完了した状態を示している。圧粉体Wの圧縮成形が完了し、ダイ30が下方に作動する間、前記圧粉体Wには第1上パンチ34及び第2上パンチ35によって所定の大きさのホールドダウン圧が付与されている。このホールドダウン圧は、圧粉体Wの形状、サイズ等により異なるが、一般に5〜20t程度である。ホールドダウン圧は、後述する第1上パンチ34及び第2上パンチ35の上昇工程まで圧粉体Wに付与される。
その後、図10の(g)に示されるように、第1上パンチ34及び第2上パンチ35を上昇させる。その際、第1上パンチ34及び第2上パンチ35を同時に上昇させると圧粉体Wが当該第1上パンチ34及び第2上パンチ35に付着して一緒に上昇する可能性があるため、第1上パンチ34の下端面34aが第2上パンチ35の下端面35aの位置に上昇するまでは、第2上パンチ35のアーム部42の上面42bへの押圧力を維持しつつ第1上パンチ34だけを上昇させる。そして、第1上パンチ34の下端面34aが第2上パンチ35の下端面35aの位置に上昇した後は、第1上パンチ34及び第2上パンチ35を所定高さまで上昇させる。
すなわち、圧縮成形後に圧粉体Wを取り出す工程においてダイ30を下降させているが、このときに、前述したホールドダウン圧及び圧粉体Wのスプリングバック圧によって第1上パンチ34が外側に膨らむように変形し、ダイ30の内周に強い力で接触する。そして、ダイ30が下降するにつれて当該ダイ30と第1上パンチ34との接触面積が小さくなり、その結果、両者の接触面圧力は高くなっていく。このため、ダイ30の内周の上端部分(入口部分)に異常摩耗が生じたり、第1上パンチ34の外周の先端部分に焼き付きやムシレが発生したりするという問題がある。かかる異常摩耗などが生じると、成形が困難になるため、新たな部材と交換する必要がある。
このような問題は、図8に示される形状の圧粉体Wを製造する場合に限らず、圧粉体において多くの粉末が存在する部分(図8に示される例では、短円筒部40が該当する)の外周と、ダイの内周との間に上パンチ又は下パンチが配置される場合に起こり得る。
前記金型は、中央に丸孔を有するダイと、前記ダイの丸孔内に配設された下パンチと、前記下パンチの上方において前記ダイの丸孔内に配設された上パンチと、前記下パンチの内側に配設されたコアロッドとを備えており、
前記下パンチおよび上パンチの少なくとも一方が前記ダイの丸孔内において外側から順に配設された第1パンチおよび第2パンチで構成されており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、前記コアロッドを抜き出すことにより当該圧粉体の短円筒部の内径側を開放させて前記圧粉体のスプリングバック圧を内径側に抜く。
前記金型は、中央に丸孔を有するダイと、前記ダイの丸孔内に外側から順に配設された第1下パンチ及び第2下パンチと、前記第1下パンチ及び第2下パンチの上方において前記ダイの丸孔内に外側から順に配設された第1上パンチ及び第2上パンチとを備えており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、当該圧粉体の短円筒部の内径側を開放させて前記圧粉体のスプリングバック圧を内径側に抜く。
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
本発明の一態様に係る圧粉体の製造方法(以下、単に「製造方法」ともいう)は、
(1)短円筒部の外周にフランジ部が形成された圧粉体を金型を用いて製造する方法であって、
前記金型は、中央に丸孔を有するダイと、前記ダイの丸孔内に配設された下パンチと、前記下パンチの上方において前記ダイの丸孔内に配設された上パンチと、前記下パンチの内側に配設されたコアロッドとを備えており、
前記下パンチおよび上パンチの少なくとも一方が前記ダイの丸孔内において外側から順に配設された第1パンチおよび第2パンチで構成されており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、前記コアロッドを抜き出すことにより当該圧粉体の短円筒部の内径側を開放させて前記圧粉体のスプリングバック圧を内径側に抜く。
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、前記短円筒部の内周面が露出する第1所定位置まで前記コアロッドを抜き出す第1押出工程、
第1押出工程後に、第1下パンチ、第2下パンチ、及び上パンチを同時に前記フランジ部の外周面が露出する第2所定位置まで上昇させる第2押出工程、及び
第2押出工程後に、前記短円筒部の下面を押圧する第2下パンチの上端面が前記フランジ部の下面を押圧する第1下パンチの上端面と面一になるまで、前記第上パンチで前記短円筒部の上面を押圧しつつ当該上パンチおよび前記第2下パンチを上昇させ、前記第2下パンチの上端面が前記第1下パンチの上端面と面一になった以降、前記上パンチを第3所定位置まで上昇させる第3押出工程
を含むものとすることができる。
この場合、圧縮成形完了後にダイを下降させずに、コアロッドを抜き出し圧粉体の短円筒部の内周面を露出させているので、当該短円筒部におけるスプリングバック圧を内径側へ開放させることができる。また、コアロッドを抜き出した後に、当該コアロッド及びダイ以外の、第1下パンチ、第2下パンチ及び上パンチを上昇させることで当該圧粉体をダイから抜き出している。その結果、ダイと第1下パンチとの接触面圧力を低減させることができ、当該ダイや第1下パンチの摩耗や損傷を抑制することができる。これにより、ダイ及び第1下パンチの寿命を長くすることができ、圧粉体製造のコストダウンを図ることができる。
(3)短円筒部の外周にフランジ部が形成され、当該短円筒部の内周にアーム部が形成された圧粉体を金型を用いて製造する方法であって、
前記金型は、中央に丸孔を有するダイと、前記ダイの丸孔内に外側から順に配設された第1下パンチ及び第2下パンチと、前記第1下パンチ及び第2下パンチの上方において前記ダイの丸孔内に外側から順に配設された第1上パンチ及び第2上パンチとを備えており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、当該圧粉体の短円筒部の内径側を開放させて前記圧粉体のスプリングバック圧を内径側に抜く。
前記アーム部は前記短円筒部の軸方向他端に形成されており、
前記金型は、前記第2下パンチの内側にさらに第3下パンチを備えるとともに、当該第3下パンチの内側に配設されたコアロッドを備えており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、前記アーム部の内周面が露出する第1所定位置まで前記コアロッドを下降させる第1押出工程、
第1押出工程後に、前記短円筒部の内周面が露出する第2所定位置まで前記ダイ、第1下パンチ、第2下パンチ、第1上パンチ、第2上パンチ及びコアロッドを同時に上昇させる第2押出工程、
第2押出工程後に、第1下パンチ、第2下パンチ、第1上パンチ及び第2上パンチを同時に第3所定位置まで上昇させる第3押出工程、及び
第3押出工程後に、前記フランジ部の上面を押圧する第1上パンチの下端面が前記アーム部の上面を押圧する第2上パンチの下端面と面一になるまで、前記第2上パンチで前記アーム部の上面を押圧しつつ前記第1上パンチを上昇させ、前記第1上パンチの下端面が前記アーム部の上面を押圧する第2上パンチの下端面と面一になった以降、前記第1上パンチ及び第2上パンチを同時に第4所定位置まで上昇させ、ついで前記短円筒部の下端面と当接する第2下パンチを所定距離だけ上昇させる第4押出工程
を含むものとすることができる。
この場合、圧縮成形完了後にダイを下降させずに、コアロッドを下降させて圧粉体のアーム部の内周面を露出させているので、アーム部におけるスプリングバック圧を内径側へ開放させることができる。また、コアロッドを下降させた後に、圧粉体の短円筒部の内周面と接触している第3下パンチ以外の、ダイ、第1下パンチ、第2下パンチ、第1上パンチ、第2上パンチ及びコアロッドを上昇させることで当該圧粉体を第3下パンチから抜き出し、短円筒部の内周面を露出させている。これにより、圧粉体全体のスプリングバック圧を内径側に開放させることができる。その結果、ダイと第1上パンチとの接触面圧力を低減させることができ、当該ダイや第1上パンチの摩耗や損傷を抑制することができる。これにより、ダイ及び第1上パンチの寿命を長くすることができ、圧粉体製造のコストダウンを図ることができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の製造方法の実施形態を詳細に説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施形態に係る製造方法で製造される圧粉体W1は、図1に示されるように、円板形状を呈している。圧粉体W1は、短円筒部1と、この短円筒部1の軸方向の一端の外周に形成されたフランジ部2とで構成されている。圧粉体W1の中央には丸孔3が形成されている。
まず、図2の(a)に示されるように、ダイ10、第1下パンチ11、第2下パンチ12及びコアロッド14により画定されるスペースに給粉器(図示せず)を用いて粉末材料Pが充填される。
図2の(a)〜(b)の工程により粉末材料の圧縮成形が完了する。圧縮成形の完了により得られる圧粉体W1は、図3の(c)〜(e)示される工程により金型から取り出される。
本実施形態に係る製造方法で製造される圧粉体Wの構成は、図8に示されるものと同じである。したがって、簡単のため、圧粉体Wについての説明は省略する。また、圧粉体を製造するプレス成型機における金型の構成も図9〜10に示されるものと同じである。すなわち、本実施形態における金型も、図4〜5に示されるように、ダイ30、第1下パンチ31、第2下パンチ32、第3下パンチ33、第1上パンチ34、第2上パンチ35及びコアロッド36を有している。したがって、簡単のため、共通する構成要素については同一の参照符号を付し、それらについての説明は省略する。
図4の(a)〜(c)の工程により粉末材料の圧縮成形が完了する。圧縮成形の完了により得られる圧粉体Wは、図5の(d)〜(g)示される工程により金型から取り出される。
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、前述した実施形態では、圧粉体Wの短円筒部の軸方向一端の外周にフランジ部が形成され、軸方向他端の内周にアーム部が形成されているが、当該フランジ部及びアーム部の軸方向における位置は、図6の(a)〜(b)に示されるように、適宜変更することができる。例えば、図6の(a)に示される圧粉体では、短円筒部の軸方向の一端にフランジ部及びアーム部が形成されている。また、図6の(b)に示される圧粉体では、短円筒部の軸方向の端部ではなく、当該端部から若干中央寄りの位置にフランジ部及びアーム部が形成されている。
圧粉体W1についても、同様に、フランジ部の軸方向における位置は、図7の(a)〜(b)に示されるように、適宜変更することができる。
また、前述した実施形態における圧粉体Wは、中央に丸孔が形成されているが、かかる丸孔を省略した形状とすることもできる。この場合、プレス成型機にコアロッドは不要であり、上パンチ及び下パンチによりアーム部を形成することができる。本明細書における「アーム部」は、図6の(a)〜(b)に示されるように、短円筒部の外周面から所定距離だけ内方に突出して中央に丸孔を提供するものだけでなく、図6の(c)に示されるように、中央に丸孔が形成されない蓋状のものも含まれる概念である。
1a:下端面
1b:上端面
1c:内周面
2 :フランジ部
2a:下面
3 :丸孔
10 :ダイ
10a:上端面
11 :第1下パンチ
11a:上端面
12 :第2下パンチ
12a:上端面
13 :上パンチ
13a:下端面
14 :コアロッド
15 :丸孔
30 :ダイ
30a:上面
31 :第1下パンチ
31a:上端面
32 :第2下パンチ
32a:上端面
33 :第3下パンチ
33a:上端面
34 :第1上パンチ
34a:下端面
35 :第2上パンチ
35a:下端面
36 :コアロッド
37 :丸孔
40 :短円筒部
40a:下端面
40b:上端面
40c:内周面
41 :フランジ部
41a:下面
41b:上面
42 :アーム部
42a:下面
42b:上面
42c:内周面
43 :丸孔
44 :歯
P :粉末材料
W :圧粉体
W1:圧粉体
Claims (4)
- 短円筒部の外周にフランジ部が形成された圧粉体を金型を用いて製造する方法であって、
前記金型は、中央に丸孔を有するダイと、前記ダイの丸孔内に配設された下パンチと、前記下パンチの上方において前記ダイの丸孔内に配設された上パンチと、前記下パンチの内側に配設されたコアロッドとを備えており、
前記下パンチおよび上パンチの少なくとも一方が前記ダイの丸孔内において外側から順に配設された第1パンチおよび第2パンチで構成されており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、前記コアロッドを抜き出すことにより当該圧粉体の短円筒部の内径側を開放させて前記圧粉体のスプリングバック圧を内径側に抜く
、圧粉体の製造方法。 - 前記下パンチが、前記ダイの丸孔内において外側から順に配設された第1下パンチおよび第2下パンチで構成されており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、前記短円筒部の内周面が露出する第1所定位置まで前記コアロッドを抜き出す第1押出工程、
第1押出工程後に、第1下パンチ、第2下パンチ、及び上パンチを同時に前記フランジ部の外周面が露出する第2所定位置まで上昇させる第2押出工程、及び
第2押出工程後に、前記短円筒部の下面を押圧する第2下パンチの上端面が前記フランジ部の下面を押圧する第1下パンチの上端面と面一になるまで、前記上パンチで前記短円筒部の上面を押圧しつつ当該上パンチおよび前記第2下パンチを上昇させ、前記第2下パンチの上端面が前記第1下パンチの上端面と面一になった以降、前記上パンチを第3所定位置まで上昇させる第3押出工程
を含む、請求項1に記載の圧粉体の製造方法。 - 短円筒部の外周にフランジ部が形成され、当該短円筒部の内周にアーム部が形成された圧粉体を金型を用いて製造する方法であって、
前記金型は、中央に丸孔を有するダイと、前記ダイの丸孔内に外側から順に配設された第1下パンチ及び第2下パンチと、前記第1下パンチ及び第2下パンチの上方において前記ダイの丸孔内に外側から順に配設された第1上パンチ及び第2上パンチとを備えており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、当該圧粉体の短円筒部の内径側を開放させて前記圧粉体のスプリングバック圧を内径側に抜く、圧粉体の製造方法。 - 前記フランジ部は前記短円筒部の軸方向一端に形成されており、
前記アーム部は前記短円筒部の軸方向他端に形成されており、
前記金型は、前記第2下パンチの内側にさらに第3下パンチを備えるとともに、当該第3下パンチの内側に配設されたコアロッドを備えており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、前記アーム部の内周面が露出する第1所定位置まで前記コアロッドを下降させる第1押出工程、
第1押出工程後に、前記短円筒部の内周面が露出する第2所定位置まで前記ダイ、第1下パンチ、第2下パンチ、第1上パンチ、第2上パンチ及びコアロッドを同時に上昇させる第2押出工程、
第2押出工程後に、第1下パンチ、第2下パンチ、第1上パンチ及び第2上パンチを同時に第3所定位置まで上昇させる第3押出工程、及び
第3押出工程後に、前記フランジ部の上面を押圧する第1上パンチの下端面が前記アーム部の上面を押圧する第2上パンチの下端面と面一になるまで、前記第2上パンチで前記アーム部の上面を押圧しつつ前記第1上パンチを上昇させ、前記第1上パンチの下端面が前記アーム部の上面を押圧する第2上パンチの下端面と面一になった以降、前記第1上パンチ及び第2上パンチを同時に第4所定位置まで上昇させ、ついで前記短円筒部の下端面と当接する第2下パンチを所定距離だけ上昇させる第4押出工程
を含む、請求項3に記載の圧粉体の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014229096 | 2014-11-11 | ||
JP2014229096 | 2014-11-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016093837A JP2016093837A (ja) | 2016-05-26 |
JP6503612B2 true JP6503612B2 (ja) | 2019-04-24 |
Family
ID=56069982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015158290A Active JP6503612B2 (ja) | 2014-11-11 | 2015-08-10 | 圧粉体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6503612B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3917277C2 (de) * | 1989-05-24 | 1994-01-20 | Mannesmann Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Fertigteilen als Verbundkörper aus pulverförmigen Werkstoffen |
JPH03268900A (ja) * | 1990-03-20 | 1991-11-29 | Tokin Corp | 粉末成形方法 |
JP2765766B2 (ja) * | 1991-04-16 | 1998-06-18 | 日立粉末冶金株式会社 | 段付き形状圧粉体の成形方法、およびその成形装置 |
JP3857116B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2006-12-13 | 三菱マテリアルPmg株式会社 | 粉末成形金型及び粉末成形品の製造方法 |
JP2007021520A (ja) * | 2005-07-14 | 2007-02-01 | Sumitomo Denko Shoketsu Gokin Kk | 異形斜歯歯車用粉末成形装置および粉末成形方法 |
JP2009072810A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Sumitomo Denko Shoketsu Gokin Kk | 鍔つき圧粉体の成形金型 |
-
2015
- 2015-08-10 JP JP2015158290A patent/JP6503612B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016093837A (ja) | 2016-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5609713B2 (ja) | 歯形部品の製造方法、歯形部品の製造装置 | |
JP2014528838A5 (ja) | ||
KR102261694B1 (ko) | 절삭 인서트 생형체를 제조하는 방법과 디바이스 | |
JP2014500396A (ja) | 成形アプリケーション用の粉末金属の軸方向及び径方向の保持部 | |
JP4443847B2 (ja) | 傘状粉末成形体の成形方法 | |
JP5640814B2 (ja) | 歯形部品の製造方法、歯形部品の製造装置 | |
JP6503612B2 (ja) | 圧粉体の製造方法 | |
JP6516126B2 (ja) | リング状焼結体のサイジング方法 | |
JP4887178B2 (ja) | 成形用金型 | |
JP6503583B2 (ja) | 圧粉体の製造方法 | |
JP7018494B2 (ja) | 成型金型、成型方法 | |
JP3857116B2 (ja) | 粉末成形金型及び粉末成形品の製造方法 | |
JP5573389B2 (ja) | 歯車成形装置及び方法 | |
JP6487525B1 (ja) | はすば歯車の成形装置 | |
JP5861965B2 (ja) | サイジング用金型 | |
JP6537132B2 (ja) | 焼結部品の製造装置および製造方法 | |
JP2006346749A (ja) | 成形体製造装置 | |
JP6229828B2 (ja) | 焼結部品の製造方法 | |
JP6541108B2 (ja) | 筒状焼結部品の製造方法 | |
JP2007098460A (ja) | 粉末成形用プレス金型 | |
JP5810465B2 (ja) | 粉末成形用金型 | |
JP6156912B2 (ja) | 焼結部品の製造方法 | |
JP2014140877A (ja) | 粉末成形用金型 | |
JP2010149169A (ja) | 粉末成形金型装置および粉末成形方法 | |
WO2017154775A1 (ja) | 成型金型、成型方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20180423 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190131 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190308 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6503612 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |