JP6503612B2 - 圧粉体の製造方法 - Google Patents

圧粉体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6503612B2
JP6503612B2 JP2015158290A JP2015158290A JP6503612B2 JP 6503612 B2 JP6503612 B2 JP 6503612B2 JP 2015158290 A JP2015158290 A JP 2015158290A JP 2015158290 A JP2015158290 A JP 2015158290A JP 6503612 B2 JP6503612 B2 JP 6503612B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
green compact
lower punch
die
short cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015158290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016093837A (ja
Inventor
昌宏 西川
昌宏 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd filed Critical Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd
Publication of JP2016093837A publication Critical patent/JP2016093837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6503612B2 publication Critical patent/JP6503612B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

本発明は圧粉体の製造方法に関する。さらに詳しくは、金型を用いて粉末材料から圧粉体を製造する方法に関する。
比較的複雑な形状を有する機械部品などを製造する技術として粉末冶金法がある。この方法では、鉄系材料を含む種々の組成の粉末材料を所望の形状に加圧成形し、得られた圧粉体を加熱して焼結させる。このような成形および焼結工程を経て焼結体が製造される。
前記圧粉体は、通常、ダイ、上下のパンチ及びコアなどの金型を備えたプレス成型機を用いて製造される。例えば、図8に示される形状の圧粉体Wは、図9〜10に示されるようなダイ30、第1下パンチ31、第2下パンチ32、第3下パンチ33、第1上パンチ34、第2上パンチ35及びコアロッド36を有する金型を備えたプレス成型機を用いて製造される。
圧粉体Wは、円板形状を呈しており、短円筒部40と、フランジ部41と、アーム部42とで構成されている。短円筒部40の軸方向一端の外周にフランジ部41が形成されており、軸方向他端の内周にアーム部42が突設されている。圧粉体Wの中央には丸孔43が形成されており、フランジ部41の外周には複数の歯44が形成されている。
ダイ30は、中央に開口部としての丸孔37を有している。平面視したときに前記丸孔37内に位置するように前記第1下パンチ31、第2下パンチ32、第3下パンチ33、第1上パンチ34、第2上パンチ35及びコアロッド36が配設されている。具体的に、ダイ30の丸孔37内において外側から順に第1下パンチ31、第2下パンチ32及び第3下パンチ33が配設されている。また、第1下パンチ31、第2下パンチ32及び第3下パンチ33の上方において、前記ダイ30の丸孔37内に外側から順に第1上パンチ34及び第2上パンチ35が配設されている。そして、前記第3下パンチ33の内側にコアロッド36が配設されている。
各パンチは円筒形状を呈しており、各パンチ及びコアロッド36は、油圧又はモータによって互いに独立して作動可能にされている。第1下パンチ31は、その上端面31aが圧粉体Wのフランジ部41の下面41a(図8の(b)における下面)と当接可能な位置に配設されており、第2下パンチ32は、その上端面32aが圧粉体Wの短円筒部40の下端面40aと当接可能な位置に配設されている。第3下パンチ33は、その上端面33aが圧粉体Wのアーム部42の下面42aと当接可能な位置に配設されている。
一方、第1上パンチ34は、その下端面34aが圧粉体Wのフランジ部41の上面41b(図8の(b)における上面)と当接可能な位置に配設されており、第2上パンチ35は、その下端面35aが圧粉体Wの短円筒部40の上端面40b及びアーム部42の上面42bと当接可能な位置に配設されている。
ダイ30の内周には、前記圧粉体Wの歯44に対応する形状の凹部が周方向に沿って複数形成されている。また、ダイ30の内周を摺動する第1下パンチ31及び第1上パンチ34の各外周には、前記凹部と対応する形状の歯、すなわち圧粉体Wの歯44と同じ形状の歯が周方向に沿って複数形成されている。
圧粉体Wは、図9〜10に示される工程を経て製造される。
まず、図9の(a)の左半分に示されるように、ダイ30、第1下パンチ31、第2下パンチ32、第3下パンチ33及びコアロッド36により画定されるスペースに給粉器(図示せず)を用いて鉄系材料を含む種々の組成の粉末材料Pが充填される。ついで、図9の(a)の右半分に示されるように、ダイ30及びコアロッド36を上昇させて、前記スペースに充填した粉末材料Pの上面を前記ダイ30及びコアロッド36の上端面よりも下方に位置させる(アンダーフィル)。
ついで、図9の(b)に示されるように、第1上パンチ34及び第2上パンチ35の下降と連動して、ダイ30、第1下パンチ31及びコアロッド36を下降させ、前記スペースを、圧縮成形により得られる圧粉体Wの断面形状の所定倍の上下寸法を有する断面形状のスペースに変形させる(トランスファー)。
ついで、図9の(c)に示されるように、第1上パンチ34及び第2上パンチ35を下降させて、スペース内に充填されている粉末材料Pを圧縮成形して圧粉体Wを作製する。その際、前記第1上パンチ34及び第2上パンチ35の下降と連動して、ダイ30、第3下パンチ33及びコアロッド36を所定距離だけ下降させる。
図9の(a)〜(c)の工程により粉末材料Pの圧縮成形が完了する。圧縮成形により得られる圧粉体Wは、図9の(d)及び図10の(e)〜(h)示される工程により金型から取り出される。
まず、図9の(d)に示されるように、ダイ30が所定距離だけ下降する。ダイ30は、その上面30aが圧粉体Wのフランジ部41の下面41aよりのわずかに下方に位置するまで下降する。図10の(e)はダイ30の下降が完了した状態を示している。圧粉体Wの圧縮成形が完了し、ダイ30が下方に作動する間、前記圧粉体Wには第1上パンチ34及び第2上パンチ35によって所定の大きさのホールドダウン圧が付与されている。このホールドダウン圧は、圧粉体Wの形状、サイズ等により異なるが、一般に5〜20t程度である。ホールドダウン圧は、後述する第1上パンチ34及び第2上パンチ35の上昇工程まで圧粉体Wに付与される。
ついで、図10の(f)に示されるように、コアロッド36を下降させる。
その後、図10の(g)に示されるように、第1上パンチ34及び第2上パンチ35を上昇させる。その際、第1上パンチ34及び第2上パンチ35を同時に上昇させると圧粉体Wが当該第1上パンチ34及び第2上パンチ35に付着して一緒に上昇する可能性があるため、第1上パンチ34の下端面34aが第2上パンチ35の下端面35aの位置に上昇するまでは、第2上パンチ35のアーム部42の上面42bへの押圧力を維持しつつ第1上パンチ34だけを上昇させる。そして、第1上パンチ34の下端面34aが第2上パンチ35の下端面35aの位置に上昇した後は、第1上パンチ34及び第2上パンチ35を所定高さまで上昇させる。
ついで、図10の(h)に示されるように、ダイ30、第1下パンチ3、第2下パンチ32及びコアロッド36を上昇させて、圧粉体Wを金型から取り出す。その際、第2下パンチ32は、その上端面32aが第1下パンチ31の上端面31aよりもわずかに上方に位置するように上昇させる。
しかし、前述した従来の製造方法では、次のような問題があった。
すなわち、圧縮成形後に圧粉体Wを取り出す工程においてダイ30を下降させているが、このときに、前述したホールドダウン圧及び圧粉体Wのスプリングバック圧によって第1上パンチ34が外側に膨らむように変形し、ダイ30の内周に強い力で接触する。そして、ダイ30が下降するにつれて当該ダイ30と第1上パンチ34との接触面積が小さくなり、その結果、両者の接触面圧力は高くなっていく。このため、ダイ30の内周の上端部分(入口部分)に異常摩耗が生じたり、第1上パンチ34の外周の先端部分に焼き付きやムシレが発生したりするという問題がある。かかる異常摩耗などが生じると、成形が困難になるため、新たな部材と交換する必要がある。
このような問題は、図8に示される形状の圧粉体Wを製造する場合に限らず、圧粉体において多くの粉末が存在する部分(図8に示される例では、短円筒部40が該当する)の外周と、ダイの内周との間に上パンチ又は下パンチが配置される場合に起こり得る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、圧縮成形後の圧粉体を金型から取り出すに際し、当該金型を構成するダイ及びパンチの摩耗や損傷を抑制することができる圧粉体の製造方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様に係る圧粉体の製造方法は、短円筒部の外周にフランジ部が形成された圧粉体を金型を用いて製造する方法であって、
前記金型は、中央に丸孔を有するダイと、前記ダイの丸孔内に配設された下パンチと、前記下パンチの上方において前記ダイの丸孔内に配設された上パンチと、前記下パンチの内側に配設されたコアロッドとを備えており、
前記下パンチおよび上パンチの少なくとも一方が前記ダイの丸孔内において外側から順に配設された第1パンチおよび第2パンチで構成されており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、前記コアロッドを抜き出すことにより当該圧粉体の短円筒部の内径側を開放させて前記圧粉体のスプリングバック圧を内径側に抜く。
本発明の他の態様に係る圧粉体の製造方法は、短円筒部の外周にフランジ部が形成され、当該短円筒部の内周にアーム部が形成された圧粉体を金型を用いて製造する方法であって、
前記金型は、中央に丸孔を有するダイと、前記ダイの丸孔内に外側から順に配設された第1下パンチ及び第2下パンチと、前記第1下パンチ及び第2下パンチの上方において前記ダイの丸孔内に外側から順に配設された第1上パンチ及び第2上パンチとを備えており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、当該圧粉体の短円筒部の内径側を開放させて前記圧粉体のスプリングバック圧を内径側に抜く。
上記発明によれば、圧縮成形後の圧粉体を金型から取り出すに際し、当該金型を構成するダイ及びパンチの摩耗や損傷を抑制することができる。
(a)は圧粉体の一例の平面説明図であり、(b)は同断面説明図である。 本発明の圧粉体の製造方法の一実施形態の工程説明図である。 本発明の圧粉体の製造方法の一実施形態の工程説明図である。 本発明の圧粉体の製造方法の他の実施形態の工程説明図である。 本発明の圧粉体の製造方法の他の実施形態の工程説明図である。 圧粉体の他の例の断面説明図である。 圧粉体の他の例の断面説明図である。 (a)は圧粉体のさらに他の例の平面説明図であり、(b)は同断面説明図である。 圧粉体の従来の製造方法の工程説明図である。 圧粉体の従来の製造方法の工程説明図である。
〔本発明の実施形態の説明〕
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
本発明の一態様に係る圧粉体の製造方法(以下、単に「製造方法」ともいう)は、
(1)短円筒部の外周にフランジ部が形成された圧粉体を金型を用いて製造する方法であって、
前記金型は、中央に丸孔を有するダイと、前記ダイの丸孔内に配設された下パンチと、前記下パンチの上方において前記ダイの丸孔内に配設された上パンチと、前記下パンチの内側に配設されたコアロッドとを備えており、
前記下パンチおよび上パンチの少なくとも一方が前記ダイの丸孔内において外側から順に配設された第1パンチおよび第2パンチで構成されており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、前記コアロッドを抜き出すことにより当該圧粉体の短円筒部の内径側を開放させて前記圧粉体のスプリングバック圧を内径側に抜く。
本態様に係る製造方法では、従来方法とは異なり、圧縮成形完了後にダイを下降させずに、コアロッドを抜き出し圧粉体の内径側を開放させている。これにより、圧粉体のスプリングバック圧を内径側に開放させることができる。その結果、前記圧粉体の短円筒部の外周面と当接するパンチ(上パンチ若しくは下パンチ、又はその両方)の外周面とダイの内周面との接触面圧力を低減させることができ、当該ダイやパンチの摩耗や損傷を抑制することができる。これにより、ダイ及びパンチの寿命を長くすることができ、圧粉体製造のコストダウンを図ることができる。
(2)上記(1)の製造方法において、前記下パンチが、前記ダイの丸孔内において外側から順に配設された第1下パンチおよび第2下パンチで構成されており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、前記短円筒部の内周面が露出する第1所定位置まで前記コアロッドを抜き出す第1押出工程、
第1押出工程後に、第1下パンチ、第2下パンチ、及び上パンチを同時に前記フランジ部の外周面が露出する第2所定位置まで上昇させる第2押出工程、及び
第2押出工程後に、前記短円筒部の下面を押圧する第2下パンチの上端面が前記フランジ部の下面を押圧する第1下パンチの上端面と面一になるまで、前記第上パンチで前記短円筒部の上面を押圧しつつ当該上パンチおよび前記第2下パンチを上昇させ、前記第2下パンチの上端面が前記第1下パンチの上端面と面一になった以降、前記上パンチを第3所定位置まで上昇させる第3押出工程
を含むものとすることができる。
この場合、圧縮成形完了後にダイを下降させずに、コアロッドを抜き出し圧粉体の短円筒部の内周面を露出させているので、当該短円筒部におけるスプリングバック圧を内径側へ開放させることができる。また、コアロッドを抜き出した後に、当該コアロッド及びダイ以外の、第1下パンチ、第2下パンチ及び上パンチを上昇させることで当該圧粉体をダイから抜き出している。その結果、ダイと第1下パンチとの接触面圧力を低減させることができ、当該ダイや第1下パンチの摩耗や損傷を抑制することができる。これにより、ダイ及び第1下パンチの寿命を長くすることができ、圧粉体製造のコストダウンを図ることができる。
本発明の他の態様に係る製造方法は、
(3)短円筒部の外周にフランジ部が形成され、当該短円筒部の内周にアーム部が形成された圧粉体を金型を用いて製造する方法であって、
前記金型は、中央に丸孔を有するダイと、前記ダイの丸孔内に外側から順に配設された第1下パンチ及び第2下パンチと、前記第1下パンチ及び第2下パンチの上方において前記ダイの丸孔内に外側から順に配設された第1上パンチ及び第2上パンチとを備えており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、当該圧粉体の短円筒部の内径側を開放させて前記圧粉体のスプリングバック圧を内径側に抜く。
本発明の他の態様に係る製造方法においても、従来方法とは異なり、圧縮成形完了後にダイを下降させずに、前記圧粉体の短円筒部の内周面と当接する下パンチ又はコアロッドを抜き出し圧粉体の短円筒部の内径側を開放させている。これにより、圧粉体のスプリングバック圧を内径側に開放させることができる。その結果、前記圧粉体の短円筒部の外周面と当接するパンチ(上パンチ若しくは下パンチ、又はその両方)とダイの内周面との接触面圧力を低減させることができ、当該ダイやパンチの摩耗や損傷を抑制することができる。これにより、ダイ及びパンチの寿命を長くすることができ、圧粉体製造のコストダウンを図ることができる。
(4)上記(3)の製造方法において、前記フランジ部は前記短円筒部の軸方向一端に形成されており、
前記アーム部は前記短円筒部の軸方向他端に形成されており、
前記金型は、前記第2下パンチの内側にさらに第3下パンチを備えるとともに、当該第3下パンチの内側に配設されたコアロッドを備えており、
前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、前記アーム部の内周面が露出する第1所定位置まで前記コアロッドを下降させる第1押出工程、
第1押出工程後に、前記短円筒部の内周面が露出する第2所定位置まで前記ダイ、第1下パンチ、第2下パンチ、第1上パンチ、第2上パンチ及びコアロッドを同時に上昇させる第2押出工程、
第2押出工程後に、第1下パンチ、第2下パンチ、第1上パンチ及び第2上パンチを同時に第3所定位置まで上昇させる第3押出工程、及び
第3押出工程後に、前記フランジ部の上面を押圧する第1上パンチの下端面が前記アーム部の上面を押圧する第2上パンチの下端面と面一になるまで、前記第2上パンチで前記アーム部の上面を押圧しつつ前記第1上パンチを上昇させ、前記第1上パンチの下端面が前記アーム部の上面を押圧する第2上パンチの下端面と面一になった以降、前記第1上パンチ及び第2上パンチを同時に第4所定位置まで上昇させ、ついで前記短円筒部の下端面と当接する第2下パンチを所定距離だけ上昇させる第4押出工程
を含むものとすることができる。
この場合、圧縮成形完了後にダイを下降させずに、コアロッドを下降させて圧粉体のアーム部の内周面を露出させているので、アーム部におけるスプリングバック圧を内径側へ開放させることができる。また、コアロッドを下降させた後に、圧粉体の短円筒部の内周面と接触している第3下パンチ以外の、ダイ、第1下パンチ、第2下パンチ、第1上パンチ、第2上パンチ及びコアロッドを上昇させることで当該圧粉体を第3下パンチから抜き出し、短円筒部の内周面を露出させている。これにより、圧粉体全体のスプリングバック圧を内径側に開放させることができる。その結果、ダイと第1上パンチとの接触面圧力を低減させることができ、当該ダイや第1上パンチの摩耗や損傷を抑制することができる。これにより、ダイ及び第1上パンチの寿命を長くすることができ、圧粉体製造のコストダウンを図ることができる。
〔本発明の実施形態の詳細〕
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の製造方法の実施形態を詳細に説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<第1実施形態>
本実施形態に係る製造方法で製造される圧粉体W1は、図1に示されるように、円板形状を呈している。圧粉体W1は、短円筒部1と、この短円筒部1の軸方向の一端の外周に形成されたフランジ部2とで構成されている。圧粉体W1の中央には丸孔3が形成されている。
圧粉体W1は、図2〜3に示されるようなダイ10、第1下パンチ11、第2下パンチ12、上パンチ13及びコアロッド14を有する金型を備えたプレス成型機を用いて製造される。
ダイ10は、中央に開口部としての丸孔15を有している。平面視したときに前記丸孔15内に位置するように前記第1下パンチ11、第2下パンチ12、上パンチ13及びコアロッド14が配設されている。具体的に、ダイ10の丸孔15内において外側から順に第1下パンチ11及び第2下パンチ12が配設されている。また、第1下パンチ11及び第2下パンチ12の上方において、前記ダイ10の丸孔15内に上パンチ13が配設されている。そして、前記第2下パンチ12の内側にコアロッド14が配設されている。
各パンチは円筒形状を呈しており、各パンチ及びコアロッド15は、油圧又はモータによって互いに独立して作動可能にされている。第1下パンチ11は、その上端面11aが圧粉体W1のフランジ部2の下面2a(図2の(b)における下面)と当接可能な位置に配設されており、第2下パンチ12は、その上端面12aが圧粉体W1の短円筒部1の下端面1aと当接可能な位置に配設されている。
一方、上パンチ13は、その下端面13aが圧粉体W1のフランジ部2の上面2b(図2の(b)における上面)及び短円筒部1の上端面1bと当接可能な位置に配設されている。
圧粉体W1は、図2〜3に示される工程を経て製造される。
まず、図2の(a)に示されるように、ダイ10、第1下パンチ11、第2下パンチ12及びコアロッド14により画定されるスペースに給粉器(図示せず)を用いて粉末材料Pが充填される。
ついで、図2の(b)に示されるように、上パンチ13を下降させて、スペース内に充填されている粉末材料Pを圧縮成形する。その際、前記上パンチ13の下降と連動して、ダイ10、第1下パンチ11及びコアロッド14をそれぞれ所定距離だけ下降させる。
図2の(a)〜(b)の工程により粉末材料の圧縮成形が完了する。圧縮成形の完了により得られる圧粉体W1は、図3の(c)〜(e)示される工程により金型から取り出される。
まず、従来技術のようにダイ10を下降させるのではなく、図3の(c)に示されるように、コアロッド14だけを圧粉体W1の短円筒部1の内周面1cが露出する位置(第1所定位置)まで抜き出す(第1押出工程)。圧粉体W1の短円筒部1の内周面1cを露出させることにより、当該短円筒部1におけるスプリングバック圧を内径側へ開放させることができる。その結果、ダイ10と第1下パンチ11との接触面圧力を低減させることができる。
ついで、図3の(d)に示されるように、第1下パンチ11の上端面11aがダイ10の上面10aと略同じ高さになる位置(第2所定位置)まで、第1下パンチ11、第2下パンチ12及び上パンチ13を同時に上昇させる(第2押出工程)。これにより、ダイ10の内周面と第1下パンチ11の外周面との接触面圧力を低減させた状態で当該ダイ10から圧粉体W1を抜き出すことができる。
ついで、前記短円筒部1の下端面1aを押圧する第2下パンチ12の上端面12aが前記フランジ部2の下面2aを押圧する第1下パンチ11の上端面11aと面一になるまで、前記上パンチ13で前記短円筒部1の上端面1bを押圧しつつ当該上パンチ13及び前記第2下パンチ12を上昇させる。そして、前記第2下パンチ12の上端面12aが前記第1下パンチ11の上端面11aと面一になった以降、前記上パンチ13を第3所定位置(圧粉体W1をハンドリング機構(図示せず)で取り出すことができる位置)まで上昇させる(第3押出工程)。
以上の第1〜第3押出工程を経ることにより、圧粉体W1をプレス成型機から取り出すことができる。
<第2実施形態>
本実施形態に係る製造方法で製造される圧粉体Wの構成は、図8に示されるものと同じである。したがって、簡単のため、圧粉体Wについての説明は省略する。また、圧粉体を製造するプレス成型機における金型の構成も図9〜10に示されるものと同じである。すなわち、本実施形態における金型も、図4〜5に示されるように、ダイ30、第1下パンチ31、第2下パンチ32、第3下パンチ33、第1上パンチ34、第2上パンチ35及びコアロッド36を有している。したがって、簡単のため、共通する構成要素については同一の参照符号を付し、それらについての説明は省略する。
図4〜5は、本実施形態に係る製造方法の工程説明図である。本実施形態に係る製造方法において、給粉から圧縮成形が完了するまでの工程(図4の(a)〜(c))は、図9の(a)〜(c)に示される従来の製造方法と同じであるが、圧縮完了後に圧粉体Wを金型から取り出す工程(図5の(d)〜(g))が図9の(d)及び図10に示される従来の製造方法と異なっている。
まず、図4の(a)の左半部に示されるように、ダイ30、第1下パンチ31、第2下パンチ32、第3下パンチ33及びコアロッド36により画定されるスペースに給粉器(図示せず)を用いて粉末材料Pが充填される。ついで、図4の(a)の右半部に示されるように、ダイ30及びコアロッド36が上昇して、前記スペースに充填した粉末材料Pの上面を前記ダイ30及びコアロッド36の上端面よりも下方に位置させる(アンダーフィル)。
ついで、図4の(b)に示されるように、第1上パンチ34及び第2上パンチ35の下降と連動して、ダイ30、第1下パンチ31及びコアロッド36を下降させ、前記スペースを、圧縮成形後の圧粉体Wの断面形状の所定倍の上下寸法を有する断面形状のスペースに変形させる(トランスファー)。この「所定倍」は、圧粉体Wの材料や用途などにより異なるが、通常、2〜2.5倍程度である。
ついで、図4の(c)に示されるように、第1上パンチ34及び第2上パンチ35を下降させて、スペース内に充填されている粉末材料Pを圧縮成形する。その際、前記第1上パンチ34及び第2上パンチ35の下降と連動して、ダイ30、第3下パンチ33及びコアロッド36を所定距離だけ下降させる。
図4の(a)〜(c)の工程により粉末材料の圧縮成形が完了する。圧縮成形の完了により得られる圧粉体Wは、図5の(d)〜(g)示される工程により金型から取り出される。
まず、従来技術のようにダイ30を下降させるのではなく、図5の(d)に示されるように、コアロッド36だけを圧粉体Wのアーム部42の内周面42cが露出する位置(第1所定位置)まで下降させる(第1押出工程)。圧粉体Wのアーム部42の内周面42cを露出させることにより、当該アーム部42におけるスプリングバック圧を内側へ開放させることができる。
ついで、図5の(e)に示されるように、圧粉体Wの短円筒部40の内周面40cと接触している第3下パンチ33以外の、ダイ30、第1下パンチ31、第2下パンチ32、第1上パンチ34、第2上パンチ35及びコアロッド36を前記短円筒部40の内周面40cが露出する位置(第2所定位置)まで上昇させる(第2押出工程)。これにより、圧粉体Wを第3下パンチ33から抜き出し、当該圧粉体Wの短円筒部40の内周面40cを露出させる。圧粉体Wの内周面を露出させることで、当該圧粉体W全体のスプリングバック圧を内側に開放させることができる。その結果、ダイ30と第1上パンチ34との接触面圧力を低減させることができる。
ついで、図5の(f)に示されるように、第1下パンチ31及び第2下パンチ32の各上端面31a、32aがダイ30の上面30aと略同じ高さになる位置(第3所定位置)まで、第1下パンチ31、第2下パンチ32、第1上パンチ34及び第2上パンチ35を同時に上昇させる(第3押出工程)。これにより、ダイ30と第1上パンチ34との接触面圧力を低減させた状態で当該ダイ30から圧粉体Wを抜き出すことができる。
ついで、前記フランジ部41の上面41bを押圧する第1上パンチ34の下端面34aが前記アーム部42の上面42bを押圧する第2上パンチ35の下端面35aと面一になるまで、前記第2上パンチ35で前記アーム部42の上面42bを押圧しつつ前記第1上パンチ34を上昇させる。そして、前記第1上パンチ34の下端面34aが前記アーム部42の上面42bを押圧する第2上パンチ35の下端面35aと面一になった後、前記第1上パンチ34及び第2上パンチ35を同時に所定の位置(圧粉体Wをハンドリング機構(図示せず)で取り出すことができる位置。第4所定位置)まで上昇させ、ついで、図5の(g)に示されるように、前記短円筒部40の下端面40aと当接する第2下パンチ32を所定距離(0.1cm程度)だけ上昇させる(第4押出工程)。
以上の第1〜第4押出工程を経ることにより、圧粉体Wをプレス成型機から取り出すことができる。
本実施形態(第1実施形態及び第2実施形態)に係る製造方法によれば、ダイ及びパンチの摩耗や損傷を軽減させることができるとともに、圧粉体に発生するバリの高さを小さくすることができる。圧粉体の製造工程では粉末材料がダイとパンチとの隙間に押し出され、当該圧粉体の端部(例えば、図8においてxで示される端部)にバリとして残るが、本実施形態に係る製造方法では、押出過程においてダイと圧粉体との接触面圧力が小さくなるので、前記バリの高さが従来方法で圧粉体を製造する場合よりも小さくすることができる。
〔その他の変形例〕
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、前述した実施形態では、圧粉体Wの短円筒部の軸方向一端の外周にフランジ部が形成され、軸方向他端の内周にアーム部が形成されているが、当該フランジ部及びアーム部の軸方向における位置は、図6の(a)〜(b)に示されるように、適宜変更することができる。例えば、図6の(a)に示される圧粉体では、短円筒部の軸方向の一端にフランジ部及びアーム部が形成されている。また、図6の(b)に示される圧粉体では、短円筒部の軸方向の端部ではなく、当該端部から若干中央寄りの位置にフランジ部及びアーム部が形成されている。
圧粉体W1についても、同様に、フランジ部の軸方向における位置は、図7の(a)〜(b)に示されるように、適宜変更することができる。
また、前述した実施形態では、圧粉体Wのフランジ部の外周に歯を形成しているが、かかる歯を形成しない圧粉体に対しても本発明を適用することができる。
また、前述した実施形態における圧粉体Wは、中央に丸孔が形成されているが、かかる丸孔を省略した形状とすることもできる。この場合、プレス成型機にコアロッドは不要であり、上パンチ及び下パンチによりアーム部を形成することができる。本明細書における「アーム部」は、図6の(a)〜(b)に示されるように、短円筒部の外周面から所定距離だけ内方に突出して中央に丸孔を提供するものだけでなく、図6の(c)に示されるように、中央に丸孔が形成されない蓋状のものも含まれる概念である。
また、前述した実施形態では、第4押出工程の最後の段階で圧粉体Wの短円筒部40の下端面40aと当接する第2下パンチ32を所定距離だけ上昇させているが、これは圧粉体Wを取り出しやすくするためであり、かかる上昇を省略しても圧粉体Wを取り出すことができることができる場合は、第4押出工程の最後の段階で第2下パンチ32を所定距離だけ上昇させる工程を省略することができる。
1 :短円筒部
1a:下端面
1b:上端面
1c:内周面
2 :フランジ部
2a:下面
3 :丸孔
10 :ダイ
10a:上端面
11 :第1下パンチ
11a:上端面
12 :第2下パンチ
12a:上端面
13 :上パンチ
13a:下端面
14 :コアロッド
15 :丸孔
30 :ダイ
30a:上面
31 :第1下パンチ
31a:上端面
32 :第2下パンチ
32a:上端面
33 :第3下パンチ
33a:上端面
34 :第1上パンチ
34a:下端面
35 :第2上パンチ
35a:下端面
36 :コアロッド
37 :丸孔
40 :短円筒部
40a:下端面
40b:上端面
40c:内周面
41 :フランジ部
41a:下面
41b:上面
42 :アーム部
42a:下面
42b:上面
42c:内周面
43 :丸孔
44 :歯
P :粉末材料
W :圧粉体
W1:圧粉体

Claims (4)

  1. 短円筒部の外周にフランジ部が形成された圧粉体を金型を用いて製造する方法であって、
    前記金型は、中央に丸孔を有するダイと、前記ダイの丸孔内に配設された下パンチと、前記下パンチの上方において前記ダイの丸孔内に配設された上パンチと、前記下パンチの内側に配設されたコアロッドとを備えており、
    前記下パンチおよび上パンチの少なくとも一方が前記ダイの丸孔内において外側から順に配設された第1パンチおよび第2パンチで構成されており、
    前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、前記コアロッドを抜き出すことにより当該圧粉体の短円筒部の内径側を開放させて前記圧粉体のスプリングバック圧を内径側に抜く
    、圧粉体の製造方法。
  2. 前記下パンチが、前記ダイの丸孔内において外側から順に配設された第1下パンチおよび第2下パンチで構成されており、
    前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、前記短円筒部の内周面が露出する第1所定位置まで前記コアロッドを抜き出す第1押出工程、
    第1押出工程後に、第1下パンチ、第2下パンチ、及び上パンチを同時に前記フランジ部の外周面が露出する第2所定位置まで上昇させる第2押出工程、及び
    第2押出工程後に、前記短円筒部の下面を押圧する第2下パンチの上端面が前記フランジ部の下面を押圧する第1下パンチの上端面と面一になるまで、前記上パンチで前記短円筒部の上面を押圧しつつ当該上パンチおよび前記第2下パンチを上昇させ、前記第2下パンチの上端面が前記第1下パンチの上端面と面一になった以降、前記上パンチを第3所定位置まで上昇させる第3押出工程
    を含む、請求項1に記載の圧粉体の製造方法。
  3. 短円筒部の外周にフランジ部が形成され、当該短円筒部の内周にアーム部が形成された圧粉体を金型を用いて製造する方法であって、
    前記金型は、中央に丸孔を有するダイと、前記ダイの丸孔内に外側から順に配設された第1下パンチ及び第2下パンチと、前記第1下パンチ及び第2下パンチの上方において前記ダイの丸孔内に外側から順に配設された第1上パンチ及び第2上パンチとを備えており、
    前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、当該圧粉体の短円筒部の内径側を開放させて前記圧粉体のスプリングバック圧を内径側に抜く、圧粉体の製造方法。
  4. 前記フランジ部は前記短円筒部の軸方向一端に形成されており、
    前記アーム部は前記短円筒部の軸方向他端に形成されており、
    前記金型は、前記第2下パンチの内側にさらに第3下パンチを備えるとともに、当該第3下パンチの内側に配設されたコアロッドを備えており、
    前記圧粉体の圧縮成形が完了した後に、前記アーム部の内周面が露出する第1所定位置まで前記コアロッドを下降させる第1押出工程、
    第1押出工程後に、前記短円筒部の内周面が露出する第2所定位置まで前記ダイ、第1下パンチ、第2下パンチ、第1上パンチ、第2上パンチ及びコアロッドを同時に上昇させる第2押出工程、
    第2押出工程後に、第1下パンチ、第2下パンチ、第1上パンチ及び第2上パンチを同時に第3所定位置まで上昇させる第3押出工程、及び
    第3押出工程後に、前記フランジ部の上面を押圧する第1上パンチの下端面が前記アーム部の上面を押圧する第2上パンチの下端面と面一になるまで、前記第2上パンチで前記アーム部の上面を押圧しつつ前記第1上パンチを上昇させ、前記第1上パンチの下端面が前記アーム部の上面を押圧する第2上パンチの下端面と面一になった以降、前記第1上パンチ及び第2上パンチを同時に第4所定位置まで上昇させ、ついで前記短円筒部の下端面と当接する第2下パンチを所定距離だけ上昇させる第4押出工程
    を含む、請求項3に記載の圧粉体の製造方法。
JP2015158290A 2014-11-11 2015-08-10 圧粉体の製造方法 Active JP6503612B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229096 2014-11-11
JP2014229096 2014-11-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016093837A JP2016093837A (ja) 2016-05-26
JP6503612B2 true JP6503612B2 (ja) 2019-04-24

Family

ID=56069982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015158290A Active JP6503612B2 (ja) 2014-11-11 2015-08-10 圧粉体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6503612B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3917277C2 (de) * 1989-05-24 1994-01-20 Mannesmann Ag Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Fertigteilen als Verbundkörper aus pulverförmigen Werkstoffen
JPH03268900A (ja) * 1990-03-20 1991-11-29 Tokin Corp 粉末成形方法
JP2765766B2 (ja) * 1991-04-16 1998-06-18 日立粉末冶金株式会社 段付き形状圧粉体の成形方法、およびその成形装置
JP3857116B2 (ja) * 2001-09-28 2006-12-13 三菱マテリアルPmg株式会社 粉末成形金型及び粉末成形品の製造方法
JP2007021520A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Sumitomo Denko Shoketsu Gokin Kk 異形斜歯歯車用粉末成形装置および粉末成形方法
JP2009072810A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Sumitomo Denko Shoketsu Gokin Kk 鍔つき圧粉体の成形金型

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016093837A (ja) 2016-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5609713B2 (ja) 歯形部品の製造方法、歯形部品の製造装置
JP2014528838A5 (ja)
KR102261694B1 (ko) 절삭 인서트 생형체를 제조하는 방법과 디바이스
JP2014500396A (ja) 成形アプリケーション用の粉末金属の軸方向及び径方向の保持部
JP4443847B2 (ja) 傘状粉末成形体の成形方法
JP5640814B2 (ja) 歯形部品の製造方法、歯形部品の製造装置
JP6503612B2 (ja) 圧粉体の製造方法
JP6516126B2 (ja) リング状焼結体のサイジング方法
JP4887178B2 (ja) 成形用金型
JP6503583B2 (ja) 圧粉体の製造方法
JP7018494B2 (ja) 成型金型、成型方法
JP3857116B2 (ja) 粉末成形金型及び粉末成形品の製造方法
JP5573389B2 (ja) 歯車成形装置及び方法
JP6487525B1 (ja) はすば歯車の成形装置
JP5861965B2 (ja) サイジング用金型
JP6537132B2 (ja) 焼結部品の製造装置および製造方法
JP2006346749A (ja) 成形体製造装置
JP6229828B2 (ja) 焼結部品の製造方法
JP6541108B2 (ja) 筒状焼結部品の製造方法
JP2007098460A (ja) 粉末成形用プレス金型
JP5810465B2 (ja) 粉末成形用金型
JP6156912B2 (ja) 焼結部品の製造方法
JP2014140877A (ja) 粉末成形用金型
JP2010149169A (ja) 粉末成形金型装置および粉末成形方法
WO2017154775A1 (ja) 成型金型、成型方法

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20180423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6503612

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250