JPH03268900A - 粉末成形方法 - Google Patents

粉末成形方法

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Publication number
JPH03268900A
JPH03268900A JP7103590A JP7103590A JPH03268900A JP H03268900 A JPH03268900 A JP H03268900A JP 7103590 A JP7103590 A JP 7103590A JP 7103590 A JP7103590 A JP 7103590A JP H03268900 A JPH03268900 A JP H03268900A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
core rod
die
punch
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP7103590A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Satoie
郷家 康雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Publication of JPH03268900A publication Critical patent/JPH03268900A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ3発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フェライト磁石材料、ソフトフェライト材料
、希土類磁石材料等を乾式にて円筒状及びリング状に成
形する粉末成形方法の改良に係り、特に成形体のスプリ
ングバックによる成形体の抜き出し圧力の増大を押さえ
、コアロッド等の破損の防止を可能にした粉末成形方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図に示すように基台1、下パンチ2、ダイス3、コ
アロッド4、上パンチ5、上バンチ圧力板6、下部シリ
ンダー7、上部シリンダー8、粉末原料9、成形体10
よりなる粉末成形装置において、円筒状及びリング状の
成形体10を成形する際、従来の粉末成形方法ではダイ
ス3、下パンチ2及びコアロッド4により形成される成
形空間内に粉末供給装置により粉末原料9の充填を行い
、その後、粉末成形装置の上部シリンダー8により上パ
ンチ5が下降し、上部シリンダー8の加圧により所定の
圧縮成形が行われる。圧縮成形が完了後、下部シリンダ
ー7に連結されたダイス3、コアロット4が下部シリン
ダー7の圧力により下降し、成形体を抜き出す。
第4図に従来の上述した粉末成形装置の作動線図を示し
、横軸に従来の粉末成形装置の作動を図示したもので、
縦軸は粉末成形装置の作動した距離を示したものである
。即ち、下部シリンダーによってダイスとコアロッドは
上昇し、下部はダイス、コアロッドを表し、(1)は下
部上昇を示す。(2)は上部下降を示し、上部シリンダ
によって上パンチ圧力板を介して上パンチが下降する。
粉末原料が充填されており、(3)は加圧成形、(4)
は加圧保持、(5)は上部上昇、(6)は成形体引き抜
き、(7)は成形体取出を示している。この時、第1図
(b)に示すように成形体10はスプリングバックP1
を起こして、成形空間内でダイス3、コアロッド4、上
下パンチ5,6の面に対して反力が発生し、成形体を抜
き出す際には多大の圧力を必要とし、コアロフトの破損
する例が多い、又成形体の抜き出しが困難になり、成形
体の破損も多くなる。
[発明が解決しようとする課題〕 本発明は、これらの欠点を除去するために圧縮成形完了
後、下部シリンダーによってダイス、コアロット及び成
形体を下パンチから引き離して一定時間、即ち一定距離
だけ成形体と下パンチを分離することによって成形体の
スプリングバックを吸収させ、それにより成形空間に対
する圧力を低下させ成形体の抜き出しを容易ならしめ、
抜き出し圧力の低下及びコアロッドの破損防止を目的と
している。
口1発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 本発明は下部シリンダー、ダイス、コアロッド、上部シ
リンダー、上パンチ及び下パンチにより構成される粉末
成形装置において、ダイス、下パンチ及び コアロッド
によって形成された成形空間に粉末原料を充填し、該粉
末原料を圧縮成形する粉末成形装置の下パンチを、圧縮
成形完了後−旦引下げ、下パンチ面と成形体の間に空間
を設け、スプリングバックをこの空間にて吸収し、成形
体の抜き出しが容易になり、抜き出し圧力の増大及びコ
アロッドの破損を防止した粉末成形方法である。
即ち本発明は、上パンチ、下パンチ、ダイス及びコアロ
ッドにより形成された成形空間に粉末原料を充填し、前
記粉末原料を圧縮成形する粉末成形方法において、粉末
の成形体を抜き出す前に、一定時間下パンチと成形体を
引き離して成形体のスプリングバックを吸収し、抜き出
し圧力を低下させることを特徴とする粉末成形方法であ
る。
〔作用〕
本発明は、下部シリンダー、ダイス、コアロッド、上部
シリンダー、上バンチ及び下パンチ等によって構成され
る粉末成形装置において、ダイス、下パンチ及びコアロ
ッドによって形成された成形空間に粉末原料を充填して
、この粉末原料を上パンチと下パンチによって圧縮成形
して、圧縮成形完了後に下パンチを引き上げるか、又は
下部シリンダによって成形体も一緒にダイス及びコアロ
ッドと共に上昇させ、下パンチと成形体との間に空間を
形成すると、成形体に加わっていた圧力が形成された空
間に吸収されて成形体の抜き出し圧力の低減し、コアロ
ッドの破損を防止することができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図を用いて説明する。第1図(a
)は本発明の成形体の粉末成形方法を示す粉末成形装置
の正面断面図で、第1図(b)は成形体の加圧成形状態
を示す部分拡大断面図である。第2図は本発明による粉
末成形装置の基本的な作動線図を示す。
第1図(a)は本発明による第1図(b)の矢印の方向
に加圧されて起こるスプリングバックP1を空間Aに逃
した状態を示す。第1図(a)の粉末成形装置は成形寸
法φ30×φ27X20が得られるように設定されてい
る。即ち前記成形体10を所定の寸法に形成出来るよう
に下パンチ2、ダイス3、コアロッド4、上バンチ5が
構成されている。基台1に載置した中空円筒体の下パン
チ2の外周にダイス3が配置され、下パンチ2の中空部
に挿入するコアロッド4があり、ダイス3とコアロッド
4は下部シリンダー7により一体で上昇され、所定の成
形空間を形成する。所定の成形空間に市販のNd−Fe
B系磁性粉末MQ−1(以下MQ−1と称する)にエポ
キシ樹脂を混合し加熱処理によりボンド磁石となる乾燥
した粉末原料9を粉末供給装置により充填し、上バンチ
圧力板6を介して上部シリンダ8−と連結された上バン
チ5を下降させ、該上部シリンダー8の加圧及び上部シ
リンダー8と同期させた下部シリンダーによりダイス3
、コアロッド4を一定比率にて引下げダイフローティン
方式により疑似上下加圧6tOn/C12により所定の
成形体10を得た。その時、第1図(b)に示すように
成形体10にスプリングバックP1が発生し、成形体1
0の抜き出しが困難になる。
そこで、第2図の作動線図において、横軸には粉末成形
装置の作動を記載しており、縦軸は作動距離を示してい
る。下パンチは固定であり、下部シリンダーによってダ
イスとコアロッドは上昇する。(1)は下部上昇を示す
。(2)は上部下降で、上部シリンダーによって上パン
チ圧力板を介して上パンチの下降を示している。(3)
は加圧成形で、成形空間に粉末原料が充填されて上パン
チの下降により粉末原料が加圧成形されていることを示
している。(4)は加圧保持で、(5)は上部上昇、(
6)は下部−次上昇を表しており、ダイスとコアロッド
が一次上昇することにより成形体がダイスとコアロッド
と共に上昇して、下パンチと成形体との間に空間Aを作
ることを示し、(7)は粉末原料が圧縮成形されて成形
体が出来上がり、成形体引き抜きを示している。(8)
は成形体の取り出しを示している。
即ち、第1図(a)に示す下パンチ2と成形体10の間
に空間Aが設けられ、その空間AにスプリングバックP
1が吸収され、成形体10の抜き出しが容易となり、良
好な成形体を得ることができた。又、当初QM−1粉末
は圧粉密度が上がることにより磁気特性が向上すること
が確認されており、そのため加圧力を増大することが必
要となり、本発明による粉末成形方法においては 15ton/cm2という高圧成形にても何ら問題なく
成形体の抜き出しが容易にでき、良好な成形体を得るこ
とができた。
以下余白 ハ1発明の効果 〔発明の効果〕 以上本発明によれば、下部シリンダーと連結されたダイ
ス、コアロフトを一次的に上昇させ、それと共に成形体
が上昇し、基台に固定された下パンチとの間に空間が生
じ、成形体のスプリングバックが本空間に吸収され、ダ
イス及びコアヘッドの反力が軽減され、成形体の抜き出
しが容易となり、コアロッドの破損がなくなり、経済的
な粉末成形方法を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図(a>は成形体の粉末成形方法を示す粉末成形装
置の正面断面図、第1図(b)は加圧成形状態を表す部
分拡大断面図。 第2図は、本発明による粉末成形装置の基本的な作動線
図。 第3図は、従来の成形体の粉末成形方法を示す粉末成形
装置の正面断面図。 第4図は、従来の粉末成形装置の基本的な作動線図。 1・・・基台、2・・・下パンチ、3・・・ダイス、4
・・コアロッド、5・・・上パンチ、6・・上パンチ圧
力板、7・・・下部シリンダー、8・・・上部シリンダ
ー、9・・粉末原料、9−1・・・成形体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、上パンチ、下パンチ、ダイス及びコアロッドにより
    形成された成形空間に粉末原料を充填し、前記粉末原料
    を圧縮成形する粉末成形方法において、粉末の成形体を
    抜き出す前に、一定時間下パンチと成形体を引き離して
    成形体のスプリングバックを吸収し、抜き出し圧力を低
    下させることを特徴とする粉末成形方法。
JP7103590A 1990-03-20 1990-03-20 粉末成形方法 Pending JPH03268900A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016093837A (ja) * 2014-11-11 2016-05-26 住友電工焼結合金株式会社 圧粉体の製造方法
JP2017074618A (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 住友電工焼結合金株式会社 圧粉体の製造方法

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JP2016093837A (ja) * 2014-11-11 2016-05-26 住友電工焼結合金株式会社 圧粉体の製造方法
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