JP6499698B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ファンモータによる冷却機構を設けたモータ駆動装置に関する。
従来より、プリント基板に取り付けられた発熱する素子(以下、発熱素子という)を冷却するためのヒートシンクとファンモータとを備えるモータ駆動装置が知られている。ヒートシンクは、熱伝導グリスやソルダリング等を介して発熱素子に隣接して配置されて、装着される。ヒートシンクは、熱伝導グリスやソルダリング等を介して発熱素子との間で熱交換する。ヒートシンクは、ファンモータにより作られた冷却用の空気の風(以下、冷却風ともいう)に曝されることにより、空気との間で熱交換する。
ヒートシンクとファンモータとを用いた冷却構造として、ヒートパイプと集熱板を用いて発熱が大きい素子からヒートシンクに熱を伝えることにより、部品を冷却する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、部分的にダクト型になっているヒートシンクとファンモータとを組み合わせることで、発熱が大きい素子を効率的に冷却する装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−87956号公報 特開2007−5600号公報
特許文献1に開示された装置では、集熱板が発熱素子に対して取り付けられている。集熱板には、ヒートパイプが連結されている。そして、ヒートパイプは、ヒートシンクに取り付けられる。また、特許文献2に開示された装置では、ヒートシンクのダクトにファンモータにより作られた気流を流している。特許文献1及び特許文献2に記載のいずれの装置も、発熱素子を冷却することができる。
一方で、発熱素子の周囲にも熱に弱い別の素子や、自身が発熱する別の素子(例えば、電解コンデンサ等)が設けられることが一般的である。このような別の素子の熱を放置すると、熱暴走や、劣化速度の上昇、素子の破損等に繋がる場合があり得る。そこで、発熱素子の周囲の別の素子も冷却することができれば、大変有用である。
本発明は、ファンモータによる冷却機構を設けたモータ駆動装置であって、冷却機能をさらに向上させることにより発熱素子の周囲の別の素子も冷却することが可能なモータ制御装置を提供することを目的とする。
(1)本発明は、プリント基板(例えば、後述するプリント基板10)上の発熱素子(例えば、後述する発熱素子20)との間で熱交換することにより発熱素子を冷却するヒートシンク(例えば、後述するヒートシンク40)と、ファンモータ(例えば、後述するファンモータ50)とを有するモータ駆動装置(例えば、後述するモータ駆動装置1)であって、前記ヒートシンクは、発熱素子に隣接して配置される筒状の本体部(例えば、後述する本体部41)であって、冷却風(例えば、後述する冷却風F1)が流通する通風路(例えば、後述する通風路43)を有する本体部と、前記本体部の露出する外周面から前記通風路に連通する連通穴(例えば、後述する連通穴42)と、を備え、前記ファンモータは、前記通風路を流通する冷却風を生成するモータ駆動装置に関する。
(2) (1)のモータ駆動装置において、前記連通穴は、前記本体部の外周面から前記冷却風の下流側に傾斜して前記通風路に連通するのが好ましい。
(3) (1)又は(2)のモータ駆動装置において、前記モータ駆動装置は、前記本体部の外周面から突出し、前記連通穴を介して前記通風路に連通する筒状の枝状部(例えば、後述する枝状部44)を更に備えるのが好ましい。
(4) (3)のモータ駆動装置において、前記枝状部は、熱伝導性を有する部材であり、前記発熱素子の周辺に配置された別の素子(例えば、後述する周辺素子30)に近接して配置されるのが好ましい。
本発明によれば、ファンモータによる冷却機構を設けたモータ駆動装置であって、冷却機能をさらに向上させることにより発熱素子の周囲の別の素子も冷却することが可能なモータ制御装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るモータ駆動装置を示す概略平面図である。 図1のA−A線断面図である。 第2実施形態に係るモータ駆動装置のヒートシンクを示す概略平面図である。 第3実施形態に係るモータ駆動装置を示す概略平面図である。 第4実施形態に係るモータ駆動装置を示す概略平面図である。 第3実施形態及び第4実施形態に係るモータ駆動装置の変形例を示す概略側面図である。
以下、本発明の各実施形態に係るモータ駆動装置1について、図1〜図6を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るモータ駆動装置1を示す概略平面図である。図2は、図1のA−A線断面図である。図3は、第2実施形態に係るモータ駆動装置1のヒートシンク40を示す概略平面図である。図4は、第3実施形態に係るモータ駆動装置1を示す概略平面図である。図5は、第4実施形態に係るモータ駆動装置1を示す概略平面図である。図6は、第3実施形態及び第4実施形態に係るモータ駆動装置1の変形例を示す概略側面図である。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態に係るモータ駆動装置1について、図1及び図2を参照して説明する。
モータ駆動装置1は、例えば、サーボアンプである。モータ駆動装置1は、箱状の筐体(図示せず)を有する。そして、モータ駆動装置1は、筐体(図示せず)の内部に、図1に示すように、プリント基板10と、発熱素子20と、発熱素子20の周囲に配置される別の素子(以下、周辺素子30という)と、ヒートシンク40と、ファンモータ50と、を備える。
プリント基板10は、筐体(図示せず)の内部に設けられる。本実施形態において、プリント基板10は、鉛直方向Rに板面を沿わせて配置される。
発熱素子20は、例えば、インバータ等の比較的大電流を扱うパワー素子である。発熱素子20は、プリント基板10上に配置される。発熱素子20は、比較的大電流を扱うことにより、より大きな熱を発生する。
周辺素子30は、例えば、電解コンデンサである。周辺素子30は、プリント基板10上に配置される。周辺素子30は、発熱素子20よりも少量の熱を発生する。
ヒートシンク40は、発熱素子20との間で熱交換することにより、発熱素子20の過熱を抑制する部材である。ヒートシンク40は、発熱素子20に隣接して配置される。なお、「隣接して配置」とは、ヒートシンクとしての熱交換による加熱の抑制機能を達成できるように配置されていることを意味する。例えば、ヒートシンク40と発熱素子20とが熱伝導性のグリス(図示せず)やソルダリング、熱伝導性のシート等の熱伝導性材料を介して両者の間に形成される空気層を除去して接触している態様が含まれる。ヒートシンク40は、図1に示すように、本体部41と、連通穴42と、を備える。
本体部41は、例えば、金属で形成される。本体部41は、筒状に形成され、内部に通風路43を備える。より具体的には、本体部41は、図2に示すように、角筒状に形成される。本体部41は、発熱素子20に隣接して配置される。例えば、熱伝導性のグリス(図示せず)を介して、本体部41の外周面の一面が発熱素子20に接触する。
通風路43は、本体部41の内周面によって画定される風の流路であり、本体部41をその長手方向に貫通する流路である。通風路43は、例えば、本体部41を冷却する冷却風F1が流通する流路であり、冷却風F1を流通可能な大きさ及び形状の断面で形成される。本実施形態において、通風路43は、鉛直方向Rに沿って本体部41を貫通する。
連通穴42は、本体部41の露出する外周面から通風路43に連絡する。即ち、連通穴42は、本体部41の外周面から内周面に向けて貫通する風の流路である。連通穴42は、通風路43に沿って複数設けられる。即ち、連通穴42は、鉛直方向Rに沿って複数設けられる。また、連通穴42は、本体部41の外周面のうち、周辺素子30に対向する面から通風路43に連絡する。複数の連通穴42は、冷却風F1が流通可能な大きさ及び形状の断面で形成される。本実施形態において、連通穴42は、図1に示すように、3つ設けられる。
ファンモータ50は、その吸引力により、モータ駆動装置1内に空気の流れ(冷却風F1)を作ることにより、モータ駆動装置1内から熱を排出するために設けられる。ファンモータ50は、ヒートシンク40に隣接して配置される。具体的には、ファンモータ50は、通風路43の一方の開口に隣接して配置される。本実施形態において、ファンモータ50は、通風路43の鉛直方向Rの上方側の開口に隣接して配置される。
次に、ヒートシンク40及びファンモータ50を用いた発熱素子20及び周辺素子30の冷却動作について説明する。
まず、発熱素子20は、動作することにより熱を発生する。また、周辺素子30は、動作することにより熱を発生する。
ヒートシンク40は、発熱素子20との間で熱交換することにより加熱される。ファンモータ50は、回転することにより、モータ駆動装置1の内部に冷却風F1を発生する。本実施形態において、ファンモータ50は、回転することにより、モータ駆動装置1(筐体(図示せず))の内部から上方に熱を排出する冷却風F1を発生する。ファンモータ50は、上方に熱を排出する冷却風F1を発生することにより、通風路43を流れる冷却風F1を発生する。
通風路43を流れる冷却風F1は、通風路43の他方の開口から一方の開口に向けて流れる。また、通風路43の内部に冷却風F1が発生することにより、本体部41の周囲の雰囲気と、通風路43内の雰囲気との間には気圧の差が発生する。即ち、本体部41の周囲の雰囲気は正圧となり、通風路43内の雰囲気は負圧となる。
本体部41の周囲の雰囲気と通風路43内の雰囲気との気圧差により、連通穴42には、本体部41の周囲から通風路43に向けて流れる空気の流れF2が発生する。これにより、ヒートシンク40の周辺に配置される発熱素子20とは別の周辺素子30が冷却される。具体的には、連通穴42の開口(本体部41の外周面に形成される開口)付近の周辺素子30が空気の流れF2により冷却される。
以上の本発明の第1実施形態に係るモータ駆動装置1によれば、以下のような効果を奏する。
(1)モータ駆動装置1を、ヒートシンク40と、ファンモータ50と、を含んで構成した。そして、ヒートシンク40を、発熱素子20に隣接して配置される筒状の本体部41であって、冷却風F1が流通する通風路43を有する本体部41と、本体部41の露出する外周面から通風路43に連通する連通穴42と、を含み構成した。また、ファンモータ50に、通風路43を流通する冷却風F1を生成させた。これにより、通風路43内の雰囲気が本体部41の外部の雰囲気に対しては負圧になるので、本体部41の外部の雰囲気から連通穴42を通って通風路43に流れる空気の流れF2を作ることができる。従って、ファンモータによる冷却機能を設けたモータ駆動装置において、冷却機能をさらに向上させることにより発熱素子20のみならず、ヒートシンク40の周囲に存在する別の素子(周辺素子30)を効率的に冷却することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係るモータ駆動装置1について、図3を参照して説明する。第2実施形態以降の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
第2実施形態に係るモータ駆動装置1は、図3に示すように、連通穴42が、本体部41の外周面から冷却風F1の下流側に傾斜して通風路43に連通する点で、第1実施形態と異なる。
次に、ヒートシンク40及びファンモータ50を用いた発熱素子20及び周辺素子30の冷却動作について説明する。
冷却風F1が通風路43を流れることにより、本体部41の周囲(周辺素子30の周囲)の雰囲気は正圧となり、通風路43内の雰囲気は負圧となる。また、周辺素子30の周囲の空気は、周辺素子30が発する熱により加熱され、鉛直方向に上昇する。連通穴42が本体部41の外周面から冷却風F1の下流側(本実施形態では鉛直方向Rの上方側)に傾斜して通風路43に連通するので、周辺素子30の周囲には、気圧差による空気の流れと、空気の対流作用による空気の流れとが合流した空気の流れF2が形成される。
以上の本発明の第2実施形態に係るモータ駆動装置1によれば、以下のような効果を奏する。
(2)連通穴42を、本体部41の外周面から冷却風F1の下流側に傾斜して通風路43に連通するように形成した。連通穴42の本体部41の外周面側の開口が通風路43側の開口よりも下方に配置される場合、空気の対流作用を用いて、連通穴42を通る空気の流量を増やすことができる。従って、ヒートシンク40の周囲に存在する素子をより効率的に冷却することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係るモータ駆動装置1について、図4及び図5を参照して説明する。
第3実施形態に係るモータ駆動装置1は、図4に示すように、枝状部44を更に備える点で第1実施形態及び第2実施形態と異なる。また、第3実施形態に係るモータ駆動装置1は、発熱素子20及び周辺素子30とは別の素子であり、ヒートシンク40に対して周辺素子30よりも更に離れている別の素子(以下、遠方素子60という)を備える点で第1実施形態及び第2実施形態と異なる。
枝状部44は、筒状に形成される。枝状部44は、本体部41の外周面から突出する。具体的には、枝状部44は、一端が本体部41に固定され、他端が自由端となる片持ち梁状に配置される。そして、枝状部44は、連通穴42を介して通風路43に連通する。枝状部44は、他端側が遠方素子60に近接して配置される。本実施形態において、枝状部44は、他端から一端に向けて冷却風F1の下流側(鉛直方向Rの上方側)に傾斜して本体部41に固定される。換言すると、枝状部44は、一端が他端よりも冷却風F1の下流側(鉛直方向Rの上方側)に配置され、一端が本体部41に固定される。また、枝状部44は、他端部の内径及び外径が他端縁に向かうにつれて拡径する。
次に、ヒートシンク40及びファンモータ50を用いた発熱素子20、周辺素子30、及び遠方素子60の冷却動作について説明する。
冷却風F1が通風路43を流れることにより、本体部41の周囲の雰囲気は正圧となり、通風路43内の雰囲気は負圧となる。また、枝状部44は、内部の雰囲気が負圧となる。これにより、枝状部44の他端の周囲には、枝状部44の他端へ流入する空気の流れF3が形成される。そして、流入した空気は、枝状部44の内部を通って通風路43に流通する。また、枝状部44の他端部の内径及び外径が拡径することから、拡径しない場合に比べ、より広範囲に空気の流れF3ができる。
以上の本発明の第3実施形態に係るモータ駆動装置1によれば、以下のような効果を奏する。
(3)モータ駆動装置1を更に、本体部41の外周面から突出し、連通穴42を介して通風路43に連通する筒状の枝状部44を含み構成した。枝状部44により、ヒートシンク40から離れた位置にある別の素子(遠方素子60)を冷却することができるので、冷却対象となる素子の範囲を広げることができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係るモータ駆動装置1について、図5を参照して説明する。
第4実施形態に係るモータ駆動装置1は、図5に示すように、枝状部44が更に、熱導電性を有する部材であり、発熱素子20の周辺に配置された別の素子(周辺素子30)に近接して配置されている点で第3実施形態と異なる。
枝状部44は、冷却する周辺素子30に近接すべく、適宜屈曲されて形成される。そして、枝状部44は、例えば、外面の一部が冷却する周辺素子30に接触した状態で配置される。
次に、ヒートシンク40及びファンモータ50を用いた発熱素子20、周辺素子30、及び遠方素子60の冷却動作について説明する。
冷却風F1が通風路43を流れることにより、本体部41の周囲の雰囲気は正圧となり、通風路43内の雰囲気は負圧となる。また、枝状部44は、内部の雰囲気が負圧となる。これにより、枝状部44の他端の周囲には、枝状部44の他端から流入する空気の流れF3が形成される。そして、流入した空気は、枝状部44の内部を通って通風路43に流通する。また、枝状部44の他端部の内径及び外径が拡径することから、拡径しない場合に比べ、より広範囲に空気の流れができる。
また、枝状部44は、発熱素子20の周辺に配置された周辺素子30との間で熱交換する。枝状部44の外周部には、周辺素子30との間で熱交換された熱がヒートシンク40に流れる熱の流れF4が形成される。
以上の本発明の第4実施形態に係るモータ駆動装置1によれば、以下のような効果を奏する。
(4)枝状部44を、熱伝導性を有する材料で形成し、発熱素子20の周辺に配置された別の素子(周辺素子30)に近接して配置されるようにした。熱伝導性を有する枝状部44が発熱素子20以外の素子と近接されるので、発熱素子20以外の素子と枝状部44とが熱交換することにより、発熱素子20以外の素子についても効果的に冷却することができる。
以上、本発明のモータ駆動装置の好ましい各実施形態につき説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良は本発明に含まれる。
例えば、上記実施形態において、連通穴42の数を3つとしたが、これに制限されない。即ち、連通穴42は、2以下又は4以上設けられていてもよい。また、連通穴42は、冷却する周辺素子30の設置位置に合わせて、本体部41の適当な位置に設けられてよい。
また、上記実施形態において、ファンモータ50が熱を外部に排出する形態を説明したが、逆に外部の空気を吸入ようにしてもよい。これにより、モータ駆動装置1の内部を正圧にすることができるので、ファンモータ50以外の場所からモータ駆動装置1の内部(筐体(図示せず)の内部)にゴミや埃等が入ることを抑制することができる。また、ファンモータ50の数は、1つに限定されず、複数設けられてもよい
また、上記実施形態において、通風路43を鉛直上方に沿って配置したが、これに制限されない。例えば、通風路43を横方向に配置する等、種々の方向に沿って配置することを採用することができる。
また、上記第3実施形態及び第4実施形態において、枝状部44は、図6に示すように、他端部をプリント基板10に近づけるように、傾斜されていてもよい。これにより、枝状部44は、他端側が一端部よりもプリント基板10に近づけて配置される。したがって、加熱された空気は、空気の対流により、枝状部44の他端側から一端側へより多く流れる。したがって、枝状部44の他端部の周辺の空気の流れがより多くなり、遠方素子60をより効率的に冷却することができる。
また、上記第3実施形態及において、枝状部44は、周辺素子30との干渉を避けるために屈曲されて配置されてもよい。
また、上記第4実施形態において、枝状部44は、周辺装置との間に、熱伝導性のグリス(図示せず)等の熱伝導性材料を介して接触してもよい。これにより、枝状部44の外面と周辺装置の外面との間の空気層を除去して、周辺素子30の冷却効率(熱交換効率)を向上することができる。
また、上記第4実施形態において、枝状部44を筒状のヒートパイプとすることができる。例えば、枝状部44は、内周面及び外周面を画定する壁部の内部に流体層(図示せず)を備える。流体層(図示せず)には、熱伝導性の高い熱交換用流体(図示せず)が封入される。熱交換用流体は、周辺素子30との間で熱交換することにより、液体から気体に相変化して、枝状部44の一端側へ移動する。熱交換用流体は、枝状部44の一端側で液体に戻り、枝状部44の他端側へ移動する。
1 モータ駆動装置
10 プリント基板
20 発熱素子
30 周辺素子
40 ヒートシンク
41 本体部
42 連通穴
43 通風路
44 枝状部
F1 冷却風

Claims (6)

  1. プリント基板上の発熱素子との間で熱交換することにより発熱素子を冷却するヒートシンクと、ファンモータとを有するモータ駆動装置であって、
    前記ヒートシンクは、発熱素子に隣接して配置される筒状の本体部を具備し
    該本体部が、
    前記ファンモータが生成する冷却風流通する通風路と
    前記本体部の露出する外周のうち周辺素子に対向する面側に配置され、前記外周側面から前記通風路と交差するように連通する連通穴と、
    を備えるモータ駆動装置。
  2. プリント基板上の発熱素子との間で熱交換することにより発熱素子を冷却するヒートシンクと、ファンモータとを有するモータ駆動装置であって、
    前記ヒートシンクは、発熱素子に隣接して配置される筒状の本体部であって、冷却風が流通する通風路を有する本体部と、前記本体部の露出する外周面から前記通風路に連通する連通穴と、を備え、
    前記連通穴は、前記本体部の外周面から前記冷却風の下流側に傾斜して前記通風路に連通し、
    前記ファンモータは、前記通風路を流通する冷却風を生成するモータ駆動装置。
  3. 前記連通穴は、前記本体部の外周面から前記冷却風の下流側に傾斜して前記通風路に連通する請求項1に記載のモータ駆動装置。
  4. プリント基板上の発熱素子との間で熱交換することにより発熱素子を冷却するヒートシンクと、ファンモータとを有するモータ駆動装置であって、
    前記ヒートシンクは、発熱素子に隣接して配置される筒状の本体部であって、冷却風が流通する通風路を有する本体部と、前記本体部の露出する外周面から前記通風路に連通する連通穴と、を備え、
    前記本体部の外周面から突出し、前記連通穴を介して前記通風路に連通する筒状の枝状部を更に備え
    前記ファンモータは、前記通風路を流通する冷却風を生成するモータ駆動装置。
  5. 前記本体部の外周面から突出し、前記連通穴を介して前記通風路に連通する筒状の枝状部を更に備える請求項1から3のいずれかに記載のモータ駆動装置。
  6. 前記枝状部は、熱伝導性を有する部材であり、前記発熱素子の周辺に配置された周辺素子に近接して配置される請求項4又は5に記載のモータ駆動装置。
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