JP6499669B2 - ロボットハンド及びロボット - Google Patents

ロボットハンド及びロボット

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Description

本発明は、ロボットアームの先端部に装着されるエンドエフェクタであるロボットハンド及びこれを備えたロボットに関する。
従来、産業用ロボットは、ロボットアームの先端部に作業に適したエンドエフェクタを装着して使用される。エンドエフェクタの一種として、2本のフィンガを有しワークを把持するロボットハンド(いわゆる、グリッパ)が知られている。この種のロボットハンドであって、回転運動を直線運動に変換するチェビシェフリンク機構を利用したものが、特許文献1において本願の出願人により提案されている。
特許文献1に記載のロボットハンドのフィンガは、基台に支持される基端部を中心にして回転駆動される原動節と、基端部が基台に回動可能に連結された従動節と、基端部が原動節の先端部に回動可能に連結されて中間部が従動節の先端部に回動可能に連結された中間節とを備えるチェビシェフリンク機構によって構成されている。そして、このチェビシェフリンク機構の中間節の先端部に指先部が設けられており、この指先部の移動軌跡がチェビシェフリンク機構の中間節が取り得る周状の移動軌跡のうちの直線部と対応するように原動節の回転範囲が定められている。
国際公開WO2010/007795号公報
上記特許文献1のチェビシェフリンク機構を利用したロボットハンドであって2本のフィンガを有するグリッパ形のものは、2つの原動節を有し、各原動節につきモータを備えている。2つの原動節の回転軸は平行に配設され、2つのモータは原動節が枢支された基台の一方側に集約配置されている。一般に、減速装置はモータと組み合わせて使用され、モータと減速装置は直列的に(つまり、同軸上に)配置されている。これらのモータ及び減速装置を含むフィンガの駆動部とロボットアームとの干渉を回避するために、ロボットハンドの可動範囲が制限される。そのため、フィンガの駆動部はなるべく小さいことが望ましい。
上記特許文献1のチェビシェフリンク機構を利用したロボットハンドは、フィンガの指先のストロークが固定節の長さよりも大きいので、要求される指先のストロークに対してフィンガを小型化することが可能である。このようにフィンガの小型化を実現したロボットハンドでは、フィンガの駆動部の小型化による、ロボットハンド全体の更なる小型化が望まれている。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、チェビシェフリンク機構を利用したロボットハンドの更なる小型化を実現するものである。
本発明の一態様に係るロボットハンドは、ロボットアームの先端に取り付けられるロボットハンドであって、前記ロボットアームの先端に取り付けられる底壁、及び、当該底壁から起立する一対の側壁とを有するベースと、把持爪と、前記一対の側壁の間に設けられて当該一対の側壁に支持されて前記ベースと前記把持爪とを連結するチェビシェフリンク機構と、前記ベースの前記一対の側壁のうちの一方において当該側壁を介して前記チェビシェフリンク機構と反対側に固定されたハウジングと、前記ベース及び前記ハウジングの少なくとも一方に回動可能に支持され、前記チェビシェフリンク機構へ動力を入力する入力軸と、前記入力軸と平行な出力軸を有するモータと、前記モータに設けられ当該モータの回転位置及び回転速度を検出する検出器と、前記入力軸と同軸上に配設され伝動軸と、前記出力軸から前記伝動軸へ動力を伝達する動力伝達機構と、前記伝動軸と前記入力軸との間に設けられた減速装置と、前記伝動軸上に設けられたブレーキ装置とを備える。そして、前記モータ、前記検出器、前記伝動軸、前記動力伝達機構、前記減速装置、及び前記ブレーキ装置が前記ハウジングに収容され、前記モータと前記減速装置及び前記ブレーキ装置とが並列に配置され、且つ、前記モータと前記検出器とを合わせた前記モータの軸方向長さの間に前記減速装置及び前記ブレーキ装置が配設されていることを特徴としている。
また、本発明の一態様に係るロボットは、ロボットアームを有するロボット本体と、前記ロボットアームの先端部に取り付けられた前記ロボットハンドと、前記ロボットアーム及び前記ロボットハンドの動作を制御するコントローラとを備えることを特徴としている。
上記構成のロボットハンド及びこれを備えたロボットによれば、モータと減速装置とを並列的に配置することができる。よって、モータと減速装置とが直列的に配置されたロボットハンドと比較して、ハウジングの大きさ(特に、モータの出力軸と平行な方向の大きさ)を小さくすることができる。ひいては、ロボットハンドの小型化を図ることができる。
本発明によれば、ロボットハンドの更なる小型化を図ることが可能である。
図1は本発明の一実施形態に係るロボットハンドを備えた多関節ロボットの概略側面図である。 図2はロボットハンドの概略構成を示す図である。 図3は指先が閉じられた状態のロボットハンドのフィンガを示す図である。 図4は指先が開かれた状態のロボットハンドのフィンガを示す図である。 図5はロボットハンドのフィンガの構造を示す図2のV矢視図である。 図6はフィンガの駆動部の構造を示す図2のVI−VI矢視断面図である。 図7は多関節ロボットの制御系統の構成を示す図である。 図8Aは本実施形態に係るロボットハンドの図、図8Bはサーボモータ、減速装置及びブレーキ装置が同軸上に配置された比較例に係るロボットハンドの図である。 図9は一般的なチェビシェフリンク機構及びその動きを説明する図である。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係るロボットハンドを備えた多関節ロボット10の概略側面図である。図1に示すように、本発明の一実施形態に係る多関節ロボット10は、ロボットアーム20を有するロボット本体2と、ロボットアーム20の先端部に装着されたロボットハンド1と、多関節ロボット10の動作を司るコントローラ3とから概ね構成されている。以下、多関節ロボット10の各構成要素について詳細に説明する。
まず、ロボット本体2について詳細に説明する。本実施形態に係るロボット本体2は、基台30と、基台30に支持されたロボットアーム20とを備えている。ロボットアーム20は、垂直な腕旋回軸21、水平な腕前後軸22、水平な腕上下軸23、腕上下軸23と略直交する手首回転軸24、手首回転軸24と略直交する手首曲げ軸25、及び、手首曲げ軸25と略直交する手首捻り軸26を有する。つまり、ロボット本体2は六軸垂直多関節型ロボットである。但し、本発明が適用されるロボット本体2はこれに限定されず、ロボットアーム20を有すればよい。ロボット本体2は、例えば、六軸以外の垂直多関節型ロボットや、水平多関節型ロボットなどであってもよい。
ロボットアーム20は、基台30に腕旋回軸21回りに回動可能に連結された第1アーム31と、第1アーム31の先端部に腕前後軸22回りに回動可能に連結された第2アーム32と、第2アーム32の先端部に腕上下軸23回りに回動可能に連結された第3アーム33と、第3アーム33と手首回転軸24回りに回動可能に接続された第4アーム34と、第4アーム34の先端部に手首曲げ軸25回りに回動可能に接続された手首35と、手首35と手首捻り軸26回りに連結されたハンドアダプタ36を備えている。ロボット本体2は、各軸21〜26回りに各アーム要素31〜35を回転駆動するサーボモータ61〜66(図7)などの駆動機構を更に備えている。
次に、ロボットハンド1について詳細に説明する。図2はロボットハンド1の概略構成を示す図であり、図3は指先が閉じられた状態のロボットハンド1のフィンガ42を示す図、図4は指先が開かれた状態のロボットハンド1のフィンガ42を示す図、図5はロボットハンド1のフィンガ42の構造を示す図2のV矢視図、図6はフィンガ42の駆動部43の構造を示す図2のVI−VI矢視断面図である。
図2〜6に示すように、ロボットハンド1は、ロボット本体2のハンドアダプタ36に固定されるベース41と、ベース41に支持された一対のフィンガ42と、一対のフィンガ42を駆動する駆動部43とを備えている。一対のフィンガ42の指先(先端部)にはそれぞれ把持爪44が取り付けられている。把持爪44のワークとの接触部分には緩衝材45が貼設されている。一対のフィンガ42のうち、一方のフィンガ42は後述するサーボモータ81から伝達された動力によって動作する主動系のフィンガ42Aであり、他方のフィンガ42は主動系のフィンガ42Aから伝達された動力(より詳細には、入力軸46から従動系入力軸47へ伝達された動力)によって動作するに従動系のフィンガ42Bである。この明細書では、主動系のフィンガ42Aと従動系のフィンガ42Bとを特に区別しないときは、フィンガ42と表すこととする。
ベース41は、断面U字状(図5)に形成されており、ハンドアダプタ36に固定される底壁411と、底壁411から起立する一対の側壁412,412とを有している。一対の側壁412のうち一方には、駆動部43の構成要素が収容されたハウジング40が固定されている。この一方の側壁422を、駆動部43からフィンガ42へ動力を入力するための2本の平行な入力軸(入力軸46及び従動系入力軸47)が貫いており、2本の入力軸46,47はベース41内に突出している。
各フィンガ42は、チェビシェフリンク機構5を含むリンク機構として構成されている。換言すれば、把持爪44は、チェビシェフリンク機構5を含むリンク機構を介してベース41に支持されている。
図9は一般的なチェビシェフリンク機構5及びその動きを説明する図である。図9に示すように、チェビシェフリンク機構5は、原動節51、固定節50、従動節52及び中間節53の4つの節(リンク)を備えたリンク機構である。固定節50の基端部に原動節51の基端部が回動可能に連結され、固定節50の先端部に従動節52の基端部が回動可能に連結され、中間節53の基端部に原動節51の先端部が回動可能に連結され、中間節53の中間部に従動節52の先端部が回動可能に連結されている。原動節51の長さを「1」とすれば、固定節50の長さが「2」、従動節52の長さが「2.5」、中間節53の長さが「5」の比となっている。上記構成のチェビシェフリンク機構5において、原動節51が基端部を中心として1回転する間の、中間節53の先端部の移動軌跡500は、或る面内で固定節50と略平行な直線部501と、この直線部501の端部同士を繋ぐ曲線部502とから成る略D字形の周状である。起立状態の原動節51の回転角度を0度とし、反時計回りの回転方向を正の回転方向とすると、原動節51が0度から180度の間の回転運動に対応する中間節53の先端部の移動軌跡500が上記の直線部501となっている。
図2〜6に戻って、一対のフィンガ42はロボットハンド1のセンターを軸として対称(図2〜4の各紙面において左右対称)に構成されている。以下では、一方のフィンガ42の構造について詳細に説明し、他方のフィンガ42の構造についての説明は対応する部材を同じ参照符号で表すことで省略する。
フィンガ42は、原動節51、従動節52、中間節53、従動補助節54、中間補助節55、中間結合節56、及び、先端部結合節57を備えている。そして、これらの節51〜57、及び、固定節として機能するベース41によって、ベース41と把持爪44とを連結するリンク機構が構成されている。先端部結合節57にはアダプタ部57aが設けられており、このアダプタ部57aに把持爪44が図示されない締結具等によって着脱可能に固定される。
原動節51の基端部は入力軸46(又は従動系入力軸47)に固定されており、入力軸46(又は従動系入力軸47)と一体的に回動する。原動節51の先端部は、中間節53の基端部と第1関節軸71により回動可能に連結されている。従動節52の基端部は、ベース41の一対の側壁412に回動可能に支持された第2関節軸72に固定されている。従動節52の先端部は、第3関節軸73によって中間節53の長手方向中間位置と回動可能に連結されている。中間節53の先端部は、第4関節軸74によって先端部結合節57と回動可能に連結されている。
入力軸46、第1関節軸71、第2関節軸72、第3関節軸73、及び、第4関節軸74の各軸の軸心の延在方向は平行である。そして、入力軸46と第1関節軸71の距離を「1」としたとき、入力軸46と第2関節軸72の距離が「2」であり、第1関節軸71と第3関節軸73の距離は「2.5」であり、第2関節軸72と第3関節軸73の距離が「2.5」であり、第3関節軸73と第4関節軸74の距離が「2.5」となるように、各節の長さの比が決定されている。但し、この明細書において軸と軸の距離は、厳密には軸心から軸心までの距離のことを言う。
上記構成の原動節51、従動節52、中間節53、及び、固定節として機能するベース41の一部分によって、チェビシェフリンク機構5が構成されている。そして、チェビシェフリンク機構5の中間節53の先端部の移動範囲(移動軌跡)が、チェビシェフリンク機構5としてチェビシェフリンク機構5が取り得る周状の移動軌跡500(図9)のうち直線部501(図9)と対応するように、原動節51(つまり、入力軸46又は従動系入力軸47)の回動範囲が定められている。
従動補助節54の基端部は、入力軸46と第2関節軸72との間において、ベース41の一対の側壁412に回動可能に支持された第5関節軸75に固定されている。入力軸46、第2関節軸72、及び第5関節軸75は略同一直線上に並んでいる。この入力軸46と第2関節軸72を結ぶ直線を説明の便宜上「基準線L」ということとする。従動補助節54の先端部は、第6関節軸76によって中間結合節56と回動可能に連結されている。中間結合節56は、第3関節軸73によって従動節52と回動可能に連結されている。なお、図5に示すように、第3関節軸73の軸方向において、従動節52の内側に中間節53が配設され、更に、中間節53の内側に中間結合節56が配設されている。このようにして、フィンガ42のコンパクト化が図られている。
上記において、第2関節軸72と第5関節軸75との距離と、第3関節軸73と第6関節軸76との距離が等しい。また、第2関節軸72と第3関節軸73との距離と、第5関節軸75と第6関節軸76との距離が等しい。つまり、従動節52、従動補助節54、中間結合節56、及び、ベース41の一部分によって、基部側の四節平行リンク機構48が構成されている。
中間補助節55の基端部は、第6関節軸76によって中間結合節56と回動可能に連結されている。また、中間補助節55の先端部は、第7関節軸77によって先端部結合節57と回動可能に連結されている。上記において、第3関節軸73と第6関節軸76との距離と、第4関節軸74と第7関節軸77の距離が等しい。また、第3関節軸73と第4関節軸74との距離と、第6関節軸76と第7関節軸77との距離が等しい。つまり、中間節53の先端部側、中間補助節55、中間結合節56、及び、先端部結合節57によって、先端部側の四節平行リンク機構49が構成されている。
図6に示すように、フィンガ42の駆動部43は、サーボモータ81と、サーボモータ81からの動力が伝達される出力歯車82と、出力歯車82と噛合した従動歯車83と、サーボモータ81から出力歯車82までの動力伝達経路上に設けられた減速装置84及びブレーキ装置85とを備えている。
サーボモータ81は、その出力軸811が2つの入力軸46,47と略平行となるように配設され、ハウジング40に支持されている。サーボモータ81には、サーボモータ81の回転位置及び回転速度を検出するための検出器86が設けられている。検出器86は、例えば、ロータリエンコーダである。検出器86は検出器ケーブル86aによって後述するコントローラ3及びサーボアンプ97と電気的に接続されている。
ハウジング40の入力軸46の延長線上には、ハウジング40に回動可能に支持された伝動軸90が設けられている。入力軸46と伝動軸90とは同軸上に配置されており、サーボモータ81の出力軸811と伝動軸90との各軸心の延在方向は略平行である。
サーボモータ81の出力軸811には駆動プーリ87が嵌装されており、この駆動プーリ87と対応する従動プーリ88が伝動軸90に嵌装されている。駆動プーリ87と従動プーリ88には、無端状の伝動ベルト89が巻装されている。これらのプーリ87,88及び伝動ベルト89によりベルト式動力伝達機構8が形成されており、この動力伝達機構8によってサーボモータ81の出力が伝動軸90へ伝達される。
伝動軸90には、ブレーキ装置85が設けられている。本実施形態に係るブレーキ装置85は、コイルに通電することによって発生する電磁力で動作する電磁ブレーキであって、非通電時にブレーキが作動し、通電時にブレーキの作動が解除されるようになっている。このようなブレーキ装置85の動作により、ロボットハンド1(又は多関節ロボット10)の強制停止時などにロボットハンド1への電力供給が絶たれた場合でも、ロボットハンド1はワークを把持し続けることができる。
サーボモータ81から出力歯車82への動力伝達経路上において、ブレーキ装置85の後段に減速装置84が設けられている。より詳細には、伝動軸90と入力軸46との間、即ち、伝動軸90から入力軸46への動力伝達経路上に減速装置84が設けられている。減速装置84の入力部と伝動軸90とが連結されており、伝動軸90から減速装置84へ動力が入力される。減速装置84の出力部は出力歯車82と連結されており、減速装置84で減速された回転動力が出力歯車82から出力される。なお、本実施形態に係る減速装置84は、伝動軸90と連結されたウェーブ・ジェネレータ、出力歯車82と連結されたフレクスプライン、ハウジング40に固定されたサーキュラ・スプラインから成る波動歯車装置である。
減速装置84及びブレーキ装置85と、サーボモータ81とは、ハウジング40内において並列的に配置されている。本実施形態においては、サーボモータ81と検出器86とを合わせたサーボモータ81の軸方向長さ間に、減速装置84及びブレーキ装置85が配設されている。
出力歯車82と従動歯車83は、いずれもハウジング40に回動可能に支持されている。出力歯車82と従動歯車83は同一形状の歯車であって、出力歯車82には入力軸46が一体的に設けられており、従動歯車83には従動系入力軸47が一体的に設けられている。サーボモータ81から回転動力が出力歯車82に伝達されて出力歯車82が回転すると、これに噛合している従動歯車83も出力歯車82と同じ回転角度だけ逆向きに回転する。即ち、入力軸46と従動系入力軸47が同期して同じ回転角度だけ互いに逆向きに回転する。これにより、ロボットハンド1のフィンガ42の指先及び一対の把持爪44が同期して同じ量だけ互いに離間する方向又は近接する方向へ移動する。
続いて、コントローラ3について説明する。図7は多関節ロボット10の制御系統の構成を示す図である。この図では、特にロボットハンド1の制御に関連する制御系統の構成を示し、他を省略している。図7に示すように、コントローラ3には、ロボット本体2の各軸21〜26を回転駆動する各サーボモータ61〜66へ駆動電流を供給するサーボアンプ91〜96が接続されている。また、各サーボモータ61〜66には、例えば、エンコーダなどの検出器61a〜66aが設けられており、この検出器61a〜66aで検出されたサーボモータ61〜66の回転位置がコントローラ3(又は、コントローラ3及び各サーボモータ61〜66)へ入力される。また、コントローラ3には、ロボットハンド1のサーボモータ81へ駆動電流を供給するサーボアンプ97が接続されている。このサーボアンプ97には、検出器86で検出されたサーボモータ81の回転位置がコントローラ3(又は、コントローラ3及び各サーボモータ61〜66)へ入力される。更に、コントローラ3には、出力歯車82、従動歯車83、入力軸46及び従動系入力軸47のうちいずれか1つの回転位置を検出する回転位置検出器98が接続されている。この回転位置検出器98で検出された回転位置により、ロボットハンド1の一対のフィンガ42の指先及び一対の把持爪44の位置を推定することができる。
コントローラ3は、いわゆるコンピュータであって、CPU等の演算処理部、ROM、RAM等の記憶部を有している(いずれも図示せず)。記憶部には、演算処理部が実行するプログラム、各種固定データ等が記憶されている。演算処理部は、外部装置とのデータ送受信を行う。また、演算処理部は、各種センサからの検出信号の入力や各制御対称への制御信号の出力を行う。コントローラ3では、記憶部に記憶されたプログラム等のソフトウェアを演算処理部が読み出して実行することにより、多関節ロボット10の動作を制御するための処理が行われる。なお、コントローラ3は単一のコンピュータによる集中制御により各処理を実行してもよいし、複数のコンピュータの協働による分散制御により各処理を実行してもよい。また、コントローラ3は、マイクロコントローラ、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)等から構成されていてもよい。
上記コントローラ3でプログラムが実行されると、プログラムに則ってロボットハンド1が目標位置へ移動するように、検出器61a〜66aで検出された回転位置に基づいて、コントローラ3から各サーボアンプ91〜96へ制御信号が出力される。各サーボアンプ91〜96は、制御信号に応じた駆動電流をサーボモータ61〜66へ供給する。また、プログラムに則って、一対の把持爪44を近接させてワークを把持するためにフィンガ42の指先を閉じたり(図3)、一対の把持爪44を離間させてワークを放すためにフィンガ42の指先を開いたり(図4)するように、検出器86及び回転位置検出器98で検出された回転位置に基づいて、コントローラ3からサーボアンプ97へ制御信号が出力される。サーボアンプ97は、制御信号に応じた駆動電流をサーボモータ81へ供給する。このように、コントローラ3は、ロボットアーム20と同様に一対のフィンガ42に対しても、一対のフィンガ42の位置、方位、姿勢などを制御量として、目標値に追従するような自動制御(即ち、サーボ制御)を行う。
以上に説明したように、本実施形態のロボットハンド1は、ベース41と、把持爪44と、ベース41と把持爪44とを連結するチェビシェフリンク機構5と、ベース41に固定されたハウジング40と、チェビシェフリンク機構5へ動力を入力する入力軸46と、入力軸46と平行な出力軸811を有するサーボモータ81と、入力軸46と同軸上に配設された伝動軸90と、出力軸811から伝動軸90へ動力を伝達する動力伝達機構8と、伝動軸90と入力軸46との間に設けられた減速装置84とを備えている。上記において、入力軸46と伝動軸90はそれぞれハウジング40に回動可能に支持されており、サーボモータ81はハウジング40に支持されている。
上記構成のロボットハンド1では、伝動軸90及び入力軸46がサーボモータ81の出力軸811と平行に設けられ、この伝動軸90及び入力軸46と同軸上に減速装置84が配置されているので、サーボモータ81と減速装置84とを並列的に配置することが可能となる。図8Aには本実施形態に係るロボットハンド1を示されており、図8Bはサーボモータ81、減速装置84及びブレーキ装置85が同軸上に直列的に配置された比較例に係るロボットハンド101が示されている。図8Aと図8Bとを比較すれば明らかなように、サーボモータ81と減速装置84とが直列的に配置された比較例に係るロボットハンド101のハウジング40’は、本実施形態に係るロボットハンド1のハウジング40よりもサーボモータ81の軸方向長さに対応するΔHだけ長くなる。このように、比較例に係るロボットハンド101と比較して、本実施形態に係るロボットハンド1ではフィンガ42の駆動部43が収容されたハウジング40の大きさ(特に、サーボモータ81の軸方向と平行な方向の大きさ)を小さくすることができる。ロボットハンド1は、小型化を図ってチェビシェフリンク機構5により構成されたフィンガ42を備えたものであり、上記のように駆動部43及びそのハウジング40の小型化が可能であることで、ロボットハンド1全体の更なる小型化を実現することができる。
また、本実施形態のロボットハンド1は、前述の主動系の把持爪44と対を成す従動系の把持爪44と、従動系の把持爪44とベース41とを連結する従動系のチェビシェフリンク機構5と、従動系のチェビシェフリンク機構5へ動力を入力する入力軸46と平行な従動系の従動系入力軸47と、入力軸46から従動系の従動系入力軸47へ動力を伝達するギア機構(出力歯車82と従動歯車83)と、を更に備えている。
上記構成のロボットハンド1では、1つのサーボモータ81によって2つのチェビシェフリンク機構5(フィンガ42)が駆動される。このように、チェビシェフリンク機構5(フィンガ42)の数が増加してもサーボモータ81の数が変化しないので、フィンガ42の駆動部43を収容したハウジング40の大型化を抑えることができる。
また、本実施形態のロボットハンド1は、伝動軸90上に設けられたブレーキ装置85を更に備えている。
上記構成のロボットハンド1では、サーボモータ81の出力軸811と平行に伝動軸90が設けられ、この伝動軸90と同軸上に減速装置84及びブレーキ装置85が配置されるので、サーボモータ81と減速装置84及びブレーキ装置85とを並列的に配置することが可能となる。よって、比較例に係るロボットハンド101(図8B)と比較して、フィンガ42の駆動部43を収容したハウジング40の大きさ(特に、サーボモータ81の軸方向と平行な方向の大きさ)を小さくすることができる。
また、本実施形態のロボットハンド1は、チェビシェフリンク機構5が、基端部が入力軸46(又は従動系入力軸47)に固定された原動節51と、基端部がベース41に回動可能に支持された従動節52と、基端部が原動節51の先端部と連結され、中間部が従動節52の先端部と連結された中間節53とを備えている。このロボットハンド1は、従動節52を含んで四節平行リンク機構48を構成するための、基端部がベース41に回動可能に支持された従動補助節54、及び、従動節52の先端部と従動補助節54の先端部とを連結する中間結合節56を備えている。このロボットハンド1は、更に、中間節53及び中間結合節56を含んで四節平行リンク機構49を構成するための、基端部が中間結合節56と連結された中間補助節55、及び、中間節53の先端部と中間補助節55の先端部とを連結する先端部結合節57を備えている。そして、先端部結合節57に把持爪44が固定されている。
さらに、本実施形態のロボットハンド1では、チェビシェフリンク機構5の中間節53の先端部が取り得る周状の移動軌跡500(図9)のうちの直線部501(図9)が中間節53の先端部の移動範囲となるような所定角度範囲内で、原動節51(つまり、入力軸46又は従動系入力軸47)が回転する。
上記構成のロボットハンド1では、チェビシェフリンク機構5の作用により、中間節53の先端部(即ち、フィンガ42の指先)は基準線Lとの距離を一定に保ちつつ移動する。併せて、基部側の四節平行リンク機構48、及び、先端部側の四節平行リンク機構49の作用により、フィンガ42の指先に位置する先端部結合節57及びこれに固定された把持爪44は、基準線Lと平行に移動する。上記の通り、把持爪44は、基準線Lとの距離を一定に保ちながら、基準線Lと平行に移動することができる。このように、基準線Lから把持爪44の距離が変化しないので、把持爪44の位置を把握しやすく、また、一対の把持爪44によるワークの把持を容易に行うことができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記ロボットハンド1の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記実施形態に係るロボットハンド1において、入力軸46及び従動系入力軸47はハウジング40に支持されているが、ベース41とハウジング40の少なくとも一方に支持されていてもよい。
また、上記実施形態に係るロボットハンド1において、出力軸811から伝動軸90へ動力を伝達する動力伝達機構8はベルト式動力伝達機構であるが、動力伝達機構8はこれに限定されない。例えば、出力軸811から伝動軸90へ動力を伝達する動力伝達機構8として、噛合する駆動ギアと従動ギアとから成る歯車式動力伝達機構、又は、駆動スプロケットと従動スプロケットとこれらに巻回されたチェーンとから成るチェーン式動力伝達機構が用いられてもよい。
また、上記実施形態に係るロボットハンド1において、サーボモータ81とブレーキ装置85とが別々に設けられている。但し、サーボモータ81及びブレーキ装置85に代えて、これらの機能を併せ備えたブレーキ機能付サーボモータをサーボモータ81の代わりに採用してもよい。この場合、伝動軸90上のブレーキ装置85は省略される。
また、上記実施形態に係るロボットハンド1において、主動系のフィンガ42Aの動きと同期させて従動系のフィンガ42Bを動作させるために、出力歯車82とこれに噛合する従動歯車83とから成るギア機構が設けられている。このように出力歯車82と従動歯車83とが直接的に噛合していることが主動系のフィンガ42Aと従動系のフィンガ42Bとの同期誤差を低減するうえで望ましいが、出力歯車82と従動歯車83との間に少なくとも1つ以上の歯車が介在していてもよい。また、出力歯車82と従動歯車83との間、又は、従動歯車83と従動系入力軸47との間にクラッチなどの動力断続切替機構が介在していてもよい。これにより、一方のフィンガ42(主動系のフィンガ42A)のみを動作させることができる。
また、上記実施形態に係るロボットハンド1は、主動系のフィンガ42Aと従動系のフィンガ42Bとを1つずつ備えているが、1つ以上の従動系のフィンガ42Bを増やすこともできる。例えば、従動系のフィンガ42Bを1つ追加して、3本のフィンガ42を有するロボットハンド1としてもよい。この場合、従動系入力軸47もフィンガ42の数と対応させて追加し、この従動系入力軸47と一体的に設けられた従動歯車83と出力歯車82とを噛合させるように、駆動部43が構成される。
1 ロボットハンド
2 ロボット本体
3 コントローラ
5 チェビシェフリンク機構
8 動力伝達機構
10 多関節ロボット
20 ロボットアーム
40 ハウジング
41 ベース
42 フィンガ
(42A 主動系のフィンガ)
(42B 従動系のフィンガ)
43 駆動部
44 把持爪
46 (主動系の)入力軸
47 (従動系の)入力軸
48,49 四節平行リンク機構
50 固定節
51 原動節
52 従動節
53 中間節
54 従動補助節
55 中間補助節
56 中間結合節
57 先端部結合節
61〜66 サーボモータ
81 サーボモータ
811 出力軸
82 出力歯車
83 出力歯車
84 減速装置
85 ブレーキ装置
86 検出器
90 伝動軸
91〜97 サーボアンプ
98 回転位置検出器

Claims (5)

  1. ロボットアームの先端に取り付けられるロボットハンドであって、
    前記ロボットアームの先端に取り付けられる底壁、及び、当該底壁から起立する一対の側壁とを有するベースと、
    把持爪と、
    前記一対の側壁の間に設けられ当該一対の側壁に支持されて前記ベースと前記把持爪とを連結するチェビシェフリンク機構と、
    前記ベースの前記一対の側壁のうちの一方において当該側壁を介して前記チェビシェフリンク機構と反対側に固定されたハウジングと、
    前記ベース及び前記ハウジングの少なくとも一方に回動可能に支持され、前記チェビシェフリンク機構へ動力を入力する入力軸と、
    前記入力軸と平行な出力軸を有するモータと、
    前記モータに設けられ当該モータの回転位置及び回転速度を検出する検出器と、
    前記入力軸と同軸上に配設され伝動軸と、
    前記出力軸から前記伝動軸へ動力を伝達する動力伝達機構と、
    前記伝動軸と前記入力軸との間に設けられた減速装置と、
    前記伝動軸上に設けられたブレーキ装置と、を備え
    前記モータ、前記検出器、前記伝動軸、前記動力伝達機構、前記減速装置、及び前記ブレーキ装置が前記ハウジングに収容され、前記モータと前記減速装置及び前記ブレーキ装置とが並列に配置され、且つ、前記モータと前記検出器とを合わせた前記モータの軸方向長さの間に前記減速装置及び前記ブレーキ装置が配設されてい
    ロボットハンド。
  2. 前記把持爪と対を成す従動系の把持爪と、
    前記従動系の把持爪と前記ベースとを連結する従動系のチェビシェフリンク機構と、
    前記従動系のチェビシェフリンク機構へ動力を入力する、前記入力軸と平行な従動系の入力軸と、
    前記入力軸から前記従動系の入力軸へ動力を伝達するギア機構と、
    を更に備える、請求項1に記載のロボットハンド。
  3. 前記チェビシェフリンク機構が、基端部が前記入力軸に固定された原動節と、基端部が前記ベースに回動可能に支持された従動節と、基端部が前記原動節の先端部と連結され、中間部が前記従動節の先端部と連結された中間節とを有し、
    前記従動節を含んで四節平行リンク機構を構成するための、基端部が前記ベースに回動可能に支持された従動補助節、及び、前記従動節の先端部と前記従動補助節の先端部とを連結する中間結合節と、
    前記中間節及び前記中間結合節を含んで四節平行リンク機構を構成するための、基端部が前記中間結合節と連結された中間補助節、及び、前記中間節の先端部と前記中間補助節の先端部とを連結する先端部結合節と、を更に備え、
    前記先端部結合節に前記把持爪が固定されている、
    請求項1又は2に記載のロボットハンド。
  4. 前記チェビシェフリンク機構が、基端部が前記入力軸に固定された原動節と、基端部が前記ベースに回動可能に支持された従動節と、基端部が前記原動節の先端部と連結され、中間部が前記従動節の先端部と連結された中間節とを有し、
    前記中間節の先端部が取り得る周状の移動軌跡のうちの直線部が前記中間節の先端部の移動範囲となるような所定角度範囲内で前記入力軸が回転する、
    請求項1〜のいずれか一項に記載のロボットハンド。
  5. ロボットアームを有するロボット本体と、
    前記ロボットアームの先端部に取り付けられた、請求項1〜のいずれか一項に記載のロボットハンドと、
    前記ロボットアーム及び前記ロボットハンドの動作を制御するコントローラと、を備える、
    ロボット。
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