JP6498973B2 - 電気コネクタ端子及び電気接続箱 - Google Patents

電気コネクタ端子及び電気接続箱 Download PDF

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Description

本発明は、主に、基板に取り付けられる電気コネクタ端子に関する。
従来から、例えば自動車用の電気接続箱等において、回路基板上に実装される構成の電気コネクタ端子が用いられている。この種の電気コネクタ端子は、例えば特許文献1及び2に開示されている。
特許文献1が開示する基板用コネクタにおいては、コネクタハウジング内に長端子の接触用上タブと短端子の接触用下タブとを突出させ、短端子の折曲された基板用タブと並列に長端子の基板用タブをクランク状屈曲部を介して折曲形成し、両端子の基板用タブが基板に対して横一線に配列されている。特許文献1は、この構成により、端子を多極化した場合でも端子と基板との接続部の省スペース化を図ることができるとする。
特許文献2は、異なるサイズの複数の端子をコネクタハウジング内に互いに平行に配設し、コネクタハウジングの後壁から突出する各端子を、互いに平行な関係を保ちながら下向きにL字状に屈曲させて、その屈曲させた各端子の先端部を基板に接続する基板用コネクタを開示する。この基板用コネクタにおいて、異なるサイズの複数の端子が混在する端子群を1単位としてのブロックとし、このブロックが左右方向に複数並べて配置されている。特許文献2は、この構成により、無駄な空間を少なくして端子密度を高めることができ、基板用コネクタの小型化を実現できるとする。
特開平6−36838号公報 特開2007−305342号公報
しかし、上記特許文献1及び2の構成は、端子の機械的な強度を向上させ、又は端子に流すことが可能な電流量を更に増大させる点で十分ではなく、改善の余地があった。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、端子の密度を十分に確保しつつ、端子の機械的な強度を向上させるとともに、大電流を流すことが可能な電気コネクタ端子を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成の電気コネクタ端子が提供される。即ち、この電気コネクタ端子は、第1端子部と、第2端子部と、を備える。前記第1端子部は、基板に固定される導電体からなる。前記第2端子部は、前記基板に固定される導電体からなる。前記第1端子部及び前記第2端子部は、それぞれ、脚部と、平板部と、を備える。前記脚部の一端は、前記基板に接続される。前記平板部は、前記脚部の他端に接続するとともに、当該接続箇所から延びるように一体的に形成される。前記第1端子部の前記脚部及び前記第2端子部の前記脚部は、前記基板から同じ側に突出するように配置される。前記第1端子部の前記平板部及び前記第2端子部の前記平板部は、前記脚部との接続箇所から同じ側に延びるように配置されるとともに、その厚み方向が前記基板の厚み方向とほぼ一致するように配置される。前記第1端子部の脚部が前記基板に接続する箇所と、前記第2端子部の脚部が前記基板に接続する箇所と、が並ぶ方向を脚部並べ方向と呼ぶときに、前記第1端子部の前記平板部の前記脚部並べ方向での幅の両端と、前記第2端子部の前記平板部の前記脚部並べ方向での幅の両端とが、前記基板に垂直な方向で見たときにほぼ同一である。前記基板と垂直な方向で見たときに、前記第1端子部の脚部の幅と前記第2端子部の脚部の幅は何れも、前記平板部の幅内に収まっている。前記第1端子部の前記平板部は、前記第2端子部の前記平板部よりも前記基板から遠い側に配置されている。前記第1端子部において前記脚部が前記平板部に接続する部分の幅が、当該脚部が前記第2端子部の前記脚部と並んでいる部分の幅よりも大きい。
これにより、電気コネクタ端子のコンパクト化(特に、第1端子部及び第2端子部において脚部が基板に接続する箇所のコンパクト化)が容易になると同時に、機械的強度を増大でき、また、第1端子部及び第2端子部に大電流を流すことも容易になる。更に、脚部同士での電流のリークを防止しつつ、第1端子部の脚部の機械的強度を向上できるとともに、当該脚部に大電流を流すことも容易になる。
前記の電気コネクタ端子においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記第1端子部においては、前記平板部の端部のうち、前記脚部並べ方向の一端部に前記脚部が接続している。前記第2端子部においては、前記平板部の端部のうち、前記脚部並べ方向の他端部に前記脚部が接続している。
これにより、平板部の幅内のコンパクトな空間に脚部を合理的に配置することができる。また、脚部の幅を確保し易くなるので、機械的強度に優れ、また、大電流を流すことも容易になる。
前記の電気コネクタ端子においては、前記第1端子部の前記脚部の幅は、前記第2端子部の前記脚部と並んでいる部分より前記基板から遠い部分で、大きくなっていることが好ましい。
これにより、脚部の幅が広く形成されるので、抵抗が減るために発熱を低減することができ、放熱面積が増大することで冷却効果も大きくできる。また、脚部同士の間の絶縁距離を確保できるので、電流のリークを防止し、信頼性を向上させることができる。
前記の電気コネクタ端子においては、前記基板に垂直な方向で見たときに、前記第1端子部の前記脚部の幅は、前記第2端子部の前記脚部の幅と重複しないように配置されていることが好ましい。
これにより、端子の曲げ工程において、第1端子部及び第2端子部を同時に曲げることが容易であるので、製造工程を簡素化することができる。
前記の電気コネクタ端子においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記第1端子部及び前記第2端子部が、前記脚部並べ方向に複数並べられている。前記第1端子部及び前記第2端子部のうち少なくとも何れかにおいて、隣り合う前記平板部同士が、当該平板部に一体的に形成された連結部を介して接続されている。
これにより、隣り合う端子部同士での電気的な接続を実現することができる。また、連結部が形成された端子部において、平板部の機械的強度を大幅に向上させることができるとともに、大電流を流すことも容易になる。
前記の電気コネクタ端子においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記第1端子部の前記平板部は、前記第2端子部の前記平板部よりも前記基板から遠い側に配置されている。隣り合う前記第1端子部の前記平板部同士は、前記連結部を介して接続されている。
このように、脚部が長くなる(即ち、抵抗が大きいため発熱が大きくなる)第1端子部の平板部同士が連結されることで、抵抗及び発熱を効果的に低減することができる。また、長い脚部を有する第1端子部の機械的強度を効果的に向上させることができる。
本発明の他の観点によれば、前記の電気コネクタ端子を備える電気接続箱が提供される。
本発明の一実施形態に係る電気コネクタ端子を備えるリレーボックスの全体的な構成を示す斜視図。 リレーボックスのケースを取り外した状態を示す斜視図。 第1小型端子を詳細に示す斜視図。 第1小型端子の平面図。 第2小型端子を詳細に示す斜視図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電気コネクタ端子を備えるリレーボックス1の全体的な構成を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態のリレーボックス(電気接続箱)1は、樹脂製のハウジング2を備える。このハウジング2は、一側を開放した中空箱状のケース3と、ケース3の開放部分を閉鎖する蓋部4と、を備える。
図2には、リレーボックス1から上記のケース3を取り外した状態が示されている。この図2に示すように、ケース3の内部にはリレー基板11が収容されている。このリレー基板11には、当該リレー基板に対して図略のワイヤハーネスを接続するための多数のコネクタ12が設けられている。
リレー基板11はやや細長い矩形状に構成され、短手方向の一側及び他側の縁部には、コネクタ12を構成する多数のコネクタ端子13が並べて配置されている。
それぞれのコネクタ端子13は何れも、リレー基板11に半田付け等の方法で固定され、リレー基板11から離れる方向に延びた後、ほぼ垂直に折り曲げられて外側に突出するように延びている。殆どのコネクタ端子13において、当該コネクタ端子13が外側に突出する部分は、リレー基板11の厚み方向(図2においては、上下方向)で2つ並ぶように配置されている。
リレー基板11の短手方向の一側の縁部には、前記蓋部4が固定され、反対側の縁部には、端子保持体5が固定されている。蓋部4及び端子保持体5には、コネクタ端子13を差し込む孔が形成されており、コネクタ端子13においてリレー基板11と平行に延びる部分を機械的に保持している。これにより、例えば外部からの衝撃によりコネクタ端子13が曲がってしまうのを防止することができる。
リレー基板11の短手方向の中央部(蓋部4と端子保持体5の間の部分)には、複数のリレー21が並べて実装されている。なお、図2においては、コネクタ端子13の様子を分かり易く示すため、リレー21を一部のみ図示するとともに、蓋部4、端子保持体5及びリレー21を鎖線で透視的に示している。
上記のコネクタ端子13は、特徴的な構成により省スペース化を実現した端子である2種類の電気コネクタ端子(第1小型端子31及び第2小型端子32)を含んでいる。
初めに、図3及び図4を中心に参照して、第1小型端子31を詳細に説明する。図3は、第1小型端子31を詳細に示す斜視図である。図4は、第1小型端子31の平面図である。
図3に示すように、第1小型端子31は、第1端子(第1端子部)41と、第2端子(第2端子部)42と、を備えている。第1端子41と第2端子42は、互いに対となるように配置されている。
第1端子41は、導電体である金属の板に対して打抜き加工及び折曲げ加工を行うことで構成され、その一端がリレー基板11に固定されている。
第2端子42も第1端子41と同様に、導電体である金属の板に対して打抜き加工及び折曲げ加工を行うことで構成され、その一端がリレー基板11に固定されている。
第1端子41及び第2端子42は何れもタブ状端子として構成され、脚部26と、平板部27と、を備える。第1端子41及び第2端子42の何れにおいても、脚部26と平板部27とは一体的に形成されている。
脚部26は細長い平板状に構成されており、その一端がリレー基板11に接続されている。脚部26は、リレー基板11との接続箇所から当該リレー基板11とほぼ垂直な方向(リレー基板11の厚み方向)に直線状に延び、その先端はほぼ垂直に折り曲げられて、当該折曲箇所の近傍が平板部27に接続されている。
平板部27は、脚部26よりも大きな幅を有する平板状に構成されており、その厚み方向が、リレー基板11の厚み方向と平行になるように配置されている。平板部27とリレー基板11との間には、リレー基板11の厚み方向で適宜の間隔が形成されている。
平板部27は細長い矩形状に形成されており、その長手方向一端が前記脚部26の端部に接続される一方、長手方向他端がリレー基板11から突出するように配置されている。この突出部分(タブ状の部分)に、上記のワイヤハーネスの端子を電気的に接続することができる。
第1端子41の脚部26と第2端子42の脚部26は、その長手方向同士が互いに平行となるように配置されている。また、第1端子41の脚部26は、第2端子42の脚部26よりも長く形成されている。従って、第1端子41の平板部27は、第2端子42の平板部27よりもリレー基板11から遠い側に配置されている。第1端子41の平板部27と、第2端子42の平板部27との間には、リレー基板11の厚み方向で適宜の間隔が形成されている。
第1端子41の平板部27の形状は、第2端子42の平板部27と対応した形状となっている(更に言えば、第1端子41の平板部27の形状は、第2端子42の平板部27と実質的に同一の形状である)。従って、第1端子41の平板部27の長手方向の寸法と、第2端子42の平板部27の長手方向の寸法は、ほぼ等しくなっている。また、第1端子41の平板部27と、第2端子42の平板部27とは、リレー基板11の厚み方向(図3の上下方向)で実質的に対応する位置に配置されている。
第1端子41の脚部26と、第2端子42の脚部26とは、細長い矩形状に形成された平板部27の幅方向に並べられている。なお、以下では、第1端子41の脚部26と、第2端子42の脚部26と、が並ぶ方向を「脚部並べ方向」と呼ぶことがある。また、以下の説明において、単に「脚部の幅」及び「平板部の幅」という場合は、脚部並べ方向における脚部26の幅及び平板部27の幅を意味するものとする。
上述したように、第1端子41と第2端子42とで平板部27の形状同士が実質的に対応している。また、第1端子41と第2端子42とで、平板部27の位置もリレー基板11の厚み方向(平板部27の厚み方向)で対応している。従って、図4のようにリレー基板11に垂直な方向で見た場合において、第1端子41における平板部27の幅H1の両端と、第2端子42における平板部27の幅H2の両端とが、ほぼ同一となっている。言い換えれば、第1端子41の平板部27の幅H1と、第2端子42の平板部27の幅H2と、がほぼ全部重複している。
また、図4で示すように、リレー基板11に垂直な方向で見た場合において、第1端子41における脚部26の幅H3と、第2端子42における脚部26の幅H4と、が何れも、平板部27の幅H1,H2に収まっている(幅H1,H2からハミ出していない)。
これにより、第1端子41及び第2端子42をコンパクトな空間内に配置でき、リレーボックス1の空間を効率的に活用することができる(具体的には、リレー21を配置するスペースを広く確保できる)。一方で、平板部27を幅広に構成できるので、端子の機械的強度の向上を実現できるとともに、断面積を大きくできるので大電流を流すことも容易である。
更に、図4で示すように、リレー基板11に垂直な方向で見た場合において、第1端子41における脚部26の幅H3と、第2端子42における脚部26の幅H4と、が、互いに重複しないように配置されている。これにより、第1端子41と第2端子42を同時に曲げることが容易になるので、製造工程を簡素化することができる。
本実施形態において、第1小型端子31は直線状に複数並べて配置されており、当該第1小型端子31が並べられる方向は、上記の脚部並べ方向と一致している。従って、全体としてコンパクトな配置を実現することができる。
また、第1端子41においては、平板部27の長手方向端部のうち、当該平板部27の幅H1の一端側に脚部26が接続している。一方、第2端子42においては、平板部27の長手方向の端部のうち、当該平板部27の幅H2の他端側に脚部26が接続している。このように構成することで、それぞれの脚部26の幅を確保しながら第1小型端子31のコンパクト化を実現することができる。
次に、第1端子41の脚部26の構成について説明する。図3に示すように、第1端子41が有する脚部26は、第2端子42の脚部26と並んで互いに平行にリレー基板11から突出する部分と、第2端子42の脚部よりも更に突出する部分(単独で延びて第1端子41の平板部27に接続する部分)と、を有している。そして、第1端子41において脚部26が平板部27に接続する部分の幅(幅H3)が、当該脚部26が第2端子42の脚部26と並んでいる部分の幅よりも大きく形成されている。なお、第1端子41の脚部26の中途部には段差28が形成されており、この段差28を境界として、当該脚部26の幅が、(第2端子42の脚部26と並んでいる部分よりリレー基板11から遠い部分で、また、第2端子42の平板部27よりもリレー基板11から遠い部分で)大きくなっている。これにより、脚部26同士での電流のリークを防止しつつ、機械強度の更なる向上、及び、流すことが可能な電流量の更なる増大を図ることができる。
以上に説明したように、本実施形態の第1小型端子31は、第1端子41と、第2端子42と、を備える。第1端子41は、リレー基板11に固定される導電体からなる。第2端子42は、リレー基板11に固定される導電体からなる。第1端子41及び第2端子42は、それぞれ、脚部26と、平板部27と、を備える。脚部26の一端は、リレー基板11に接続される。平板部27は、脚部26の他端に接続するとともに、当該接続箇所から延びるように一体的に形成される。第1端子41の脚部26及び第2端子42の脚部26は、リレー基板11から同じ側に突出するように配置される。第1端子41の平板部27及び第2端子42の平板部27は、脚部26との接続箇所から同じ側に延びるように配置されるとともに、その厚み方向がリレー基板11の厚み方向とほぼ一致するように配置される。第1端子41の平板部27の前記脚部並べ方向(第1端子41の脚部26がリレー基板11に接続する箇所と、第2端子42の脚部26がリレー基板11に接続する箇所と、が並ぶ方向)での幅H1の両端と、第2端子42の平板部27の脚部並べ方向での幅H2の両端とが、リレー基板11に垂直な方向で見たときにほぼ同一である。リレー基板11と垂直な方向で見たときに、第1端子41の脚部26の幅H3と第2端子42の脚部26の幅H4は何れも、平板部27の幅H1,H2内に収まっている。
これにより、第1小型端子31のコンパクト化(特に、第1端子41及び第2端子42において脚部26がリレー基板11に接続する箇所のコンパクト化)が容易になると同時に、機械的強度を増大でき、また、第1端子41及び第2端子42に大電流を流すことも容易になる。
また、本実施形態の第1小型端子31の第1端子41においては、平板部27の端部のうち、前記脚部並べ方向の一端部に脚部26が接続している。第2端子42においては、平板部27の端部のうち、前記脚部並べ方向の他端部に脚部26が接続している。
これにより、平板部27の幅内のコンパクトな空間に、脚部26を合理的に配置することができる。また、脚部26の幅を確保し易くなるので、機械的強度に優れ、また、大電流を流すことも容易になる。
また、本実施形態の第1小型端子31において、第1端子41は、第2端子42よりもリレー基板11から遠い側に配置されている。第1端子41において脚部26が平板部27に接続する部分の幅が、当該脚部26が第2端子42の脚部26と並んでいる部分の幅よりも大きい。
これにより、脚部26同士での電流のリークを防止しつつ、第1端子41の脚部26の機械的強度を向上できるとともに、当該脚部26に大電流を流すことも容易になる。
また、本実施形態の第1小型端子31において、第1端子41の脚部26の幅は、第2端子42の脚部26と並んでいる部分よりリレー基板11から遠い部分(段差28)で、大きくなるように変化している。
これにより、第1端子41の脚部26の幅が広く形成されるので、抵抗が減るために発熱を低減することができ、放熱面積が増大することで冷却効果も大きくできる。また、脚部26同士の間の絶縁距離を確保できるので、電流のリークを防止し、信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態の第1小型端子31においては、リレー基板11に垂直な方向で見たときに、第1端子41の脚部26の幅H3は、第2端子42の脚部26の幅H4と重複しないように配置されている。
これにより、第1小型端子31を製造する際の端子の曲げ工程において、第1端子41及び第2端子42を同時に曲げることが容易であるので、製造工程を簡素化することができる。
次に、図5を参照して、第2小型端子32を詳細に説明する。図5は、第2小型端子32を詳細に示す斜視図である。なお、第2小型端子32は第1小型端子31を変形させたものということができるので、以下の説明においては、前述の第1小型端子31と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
第2小型端子32も第1小型端子31と同様に、第1端子41xと、第2端子42xと、を備えている。第1端子41x及び第2端子42xは、それぞれ音叉状端子とされており、前述の脚部並べ方向に多数並べて配置されている。
この第2小型端子32において、脚部並べ方向で隣り合う第1端子41xの平板部27同士は、当該平板部27に一体的に形成された連結部29を介して互いに接続されている。これにより、機械的強度を一層良好に向上させることができる。
なお、本実施形態の第2小型端子32において、平板部27同士が連結部29により連結されるのは第1端子41xのみであり、第2端子42x同士は互いに連結されていない。このように、連結部29は、(脚部26が長いため抵抗、発熱、及び機械的強度の点で第2端子42xよりも不利である)第1端子41xの方に形成されることが好ましい。ただし、第2端子42xにおいても、隣り合う平板部27同士を連結する構成とすることもできる。
以上に説明したように、本実施形態の第2小型端子32において、第1端子41x及び第2端子42xが、脚部並べ方向に複数並べられている。第1端子41xにおいて、隣り合う平板部27同士が、当該平板部27に一体的に形成された連結部29を介して互いに接続されている。
これにより、隣り合う第1端子41x同士での電気的な接続を実現することができる。また、連結部29が形成された第1端子41xにおいて、平板部27の機械的強度を大幅に向上させることができるとともに、大電流を流すことも容易になる。
また、本実施形態の第2小型端子32において、第1端子41xの平板部27は、第2端子42xの平板部27よりもリレー基板11から遠い側に配置されている。隣り合う第1端子41xの平板部27同士は、連結部29を介して接続されている。
このように、脚部26が長くなる(即ち、抵抗が大きいため発熱が大きくなる)第1端子41xの平板部27同士が連結されることで、抵抗及び発熱を効果的に低減することができる。また、長い脚部26を有する第1端子41xの機械的強度を効果的に向上させることができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
平板部27の端子の形状は、タブ状や音叉状とすることに限定されず、ワイヤハーネスの構成等に応じて適宜変更することができる。また、例えば、第1端子41の平板部27をタブ状に構成し、第2端子42の平板部27を音叉状に構成しても良い。
上記の実施形態では、リレー基板11の厚み方向で平板部27が2つ並べられる構成となっているが、例えば3つ以上並べられる構成であっても良い。
第1小型端子31及び第2小型端子32は、リレー基板11の任意の位置に配置して良い。
本発明の構成は、リレーボックス1の電気コネクタ端子に限らず、基板に実装する構成の電気コネクタ端子に広く適用することができる。
1 リレーボックス
11 リレー基板
12 コネクタ
26 脚部
27 平板部
31 第1小型端子(電気コネクタ端子)
32 第2小型端子(電気コネクタ端子)
41 第1端子(第1端子部)
42 第2端子(第2端子部)
H1 脚部並べ方向での第1端子の平板部の幅
H2 脚部並べ方向での第2端子の平板部の幅
H3 第1端子の脚部の幅
H4 第2端子の脚部の幅

Claims (7)

  1. 基板に固定される導電体からなる第1端子部と、
    前記基板に固定される導電体からなる第2端子部と、
    を備え、
    前記第1端子部及び前記第2端子部は、それぞれ、
    一端が前記基板に接続される脚部と、
    前記脚部の他端に接続するとともに、当該接続箇所から延びるように一体的に形成される平板部と、
    を備え、
    前記第1端子部の前記脚部及び前記第2端子部の前記脚部は、前記基板から同じ側に突出するように配置され、
    前記第1端子部の前記平板部及び前記第2端子部の前記平板部は、前記脚部との接続箇所から同じ側に延びるように配置されるとともに、その厚み方向が前記基板の厚み方向とほぼ一致するように配置され、
    前記第1端子部の脚部が前記基板に接続する箇所と、前記第2端子部の脚部が前記基板に接続する箇所と、が並ぶ方向を脚部並べ方向と呼ぶときに、前記第1端子部の前記平板部の前記脚部並べ方向での幅の両端と、前記第2端子部の前記平板部の前記脚部並べ方向での幅の両端とが、前記基板に垂直な方向で見たときにほぼ同一であり、
    前記基板と垂直な方向で見たときに、前記第1端子部の脚部の幅と前記第2端子部の脚部の幅は何れも、前記平板部の幅内に収まっており、
    前記第1端子部の前記平板部は、前記第2端子部の前記平板部よりも前記基板から遠い側に配置されており、
    前記第1端子部において前記脚部が前記平板部に接続する部分の幅が、当該脚部が前記第2端子部の前記脚部と並んでいる部分の幅よりも大きいことを特徴とする電気コネクタ端子。
  2. 請求項1に記載の電気コネクタ端子であって、
    前記第1端子部においては、前記平板部の端部のうち、前記脚部並べ方向の一端部に前記脚部が接続しており、
    前記第2端子部においては、前記平板部の端部のうち、前記脚部並べ方向の他端部に前記脚部が接続していることを特徴とする電気コネクタ端子。
  3. 請求項1又は2に記載の電気コネクタ端子であって、
    前記第1端子部の前記脚部の幅は、前記第2端子部の前記脚部と並んでいる部分より前記基板から遠い部分で、大きくなっていることを特徴とする電気コネクタ端子。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の電気コネクタ端子であって、
    前記基板に垂直な方向で見たときに、前記第1端子部の前記脚部の幅は、前記第2端子部の前記脚部の幅と重複しないように配置されていることを特徴とする電気コネクタ端子。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の電気コネクタ端子であって、
    前記第1端子部及び前記第2端子部が、前記脚部並べ方向に複数並べられており、
    前記第1端子部及び前記第2端子部のうち少なくとも何れかにおいて、隣り合う前記平板部同士が、当該平板部に一体的に形成された連結部を介して接続されていることを特徴とする電気コネクタ端子。
  6. 請求項に記載の電気コネクタ端子であって、
    前記第1端子部の前記平板部は、前記第2端子部の前記平板部よりも前記基板から遠い側に配置されており、
    隣り合う前記第1端子部の前記平板部同士は、前記連結部を介して接続されていることを特徴とする電気コネクタ端子。
  7. 請求項1からまでの何れか一項に記載の電気コネクタ端子を備えることを特徴とする電気接続箱。
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