JP6498058B2 - ロールオン容器 - Google Patents
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Description
1.容器本体の口部にロールオン式の塗布具を備えるロールオン容器において、
前記塗布具は、塗布ボールと、該塗布ボールに沿って延在して該塗布ボールを転動自在に抱持する抱持壁と、抱持壁の底部に形成された連通孔と、該連通孔を取り囲んで前記抱持壁から垂下する筒壁とを備えると共に、前記口部に対して上端位置と下端位置との間で上下方向に移動可能に設けられており、
前記ロールオン容器は、前記筒壁の先端部を上下方向に摺動可能に収容する有底筒状の収容凹部と、該収容凹部の底壁を貫通して前記容器本体の内容物の充填空間に通じる貫通孔と、前記貫通孔に設けられた逆止弁と、前記塗布具に上方から被さって前記容器本体の口部に直接又は間接的に着脱可能に装着されるオーバーキャップとを備え、
前記オーバーキャップと前記塗布具とのそれぞれには、互いに係合することで、前記オーバーキャップの取外しに伴い前記塗布具を前記上端位置まで移動させる係合部が設けられていることを特徴とするロールオン容器。
前記外筒壁の内周側には、前記容器本体の前記口部に対して固定された案内筒壁が設けられており、
前記外筒壁の下部内周面と前記案内筒壁の上部外周面とのそれぞれには、互いに当接することで前記塗布具を抜け止め保持する抜け止め突起が形成されている、前記1又は2のロールオン容器。
前記塗布具の前記筒壁の内周側には、前記塗布具が下端位置にあるときに前記弁体を押圧して着座状態を保持する押圧突起が設けられている、前記1〜4のいずれかのロールオン容器。
前記オーバーキャップの頂壁には、該頂壁から垂下して、前記係合部の係合状態において前記塗布ボールを前記環状突起に押し付ける押し込み部が設けられている、前記1〜5のいずれかのロールオン容器。
前記容器本体の前記口部には、中栓が取り付けられており、
前記中栓は、前記口部の外周面に係止される筒状の係止壁と、該係止壁の上部に連なると共に前記口部の上端面に当接する内向きフランジと、該内向きフランジの内周縁から垂下する筒状の内壁と、該内壁の下部に連なる底壁と、該底壁を貫通する貫通孔とを備える、前記1〜6のいずれかのロールオン容器。
前記口部の下部には前記収容凹部の底壁が一体に連結している、前記1〜6のいずれかのロールオン容器。
なお、本明細書において、上下方向とは、容器本体10の口部13の中心軸線Oに沿う方向を意味し、上方とは、口部13に対して塗布ボール41が位置する側(図1(a)における上方)を意味し、下方とはその反対側を意味する。
図4〜図5に示すように、本実施形態に係るロールオン容器2は、容器本体60と、支持部材70と、逆止弁部材30と、塗布具40’と、オーバーキャップ50とを備えている。また、塗布具40’は、本実施形態では、塗布ボール41と抱持部材42と押圧部材43とで構成されている。
10 容器本体
11 外層体
12 内層体
13 口部
14 胴部
15 底部
16 外気導入孔
17 係止突起
18 縦リブ
20 中栓
21 係止壁
21a 係止突起
21b 縦リブ
21c 雄ねじ
22 内向きフランジ
23 内壁
24 底壁
24a 貫通孔
25 案内筒壁
25a 抜け止め突起
25b 横リブ
26 弁座(逆止弁)
30 逆止弁部材
31 筒体
32 弁体(逆止弁)
40,40’ 塗布具
41 塗布ボール
42 抱持部材
42a 筒壁
42b 摺動部
42c 押圧突起
42d 抱持壁
42e 連通孔
42f 外筒壁
42g 抜け止め突起
42h 外向きフランジ
42i 環状壁
42j 凹凸部(係合部)
42k 環状突起
43 押圧部材
43a 管体
43b 押圧突起
50 オーバーキャップ
51 外周壁
51a 雌ねじ
51b 凹凸部(係合部)
52 頂壁
52a 押し込み突起(押し込み部)
60 容器本体
61 胴部
62 底部
63 口部
63a 底壁
63b 貫通孔
63c 弁座
63d 係止突起
63e 縦リブ
70 支持部材
71 係止壁
71a 係止突起
71b 縦リブ
71c 雄ねじ
72 内向きフランジ
73 案内筒壁
73a 抜け止め突起
73b 横リブ
74 突起
S 充填空間
O 軸線
R 収容凹部
Claims (8)
- 容器本体の口部にロールオン式の塗布具を備えるロールオン容器において、
前記塗布具は、塗布ボールと、該塗布ボールに沿って延在して該塗布ボールを転動自在に抱持する抱持壁と、抱持壁の底部に形成された連通孔と、該連通孔を取り囲んで前記抱持壁から垂下する筒壁とを備えると共に、前記口部に対して上端位置と下端位置との間で上下方向に移動可能に設けられており、
前記ロールオン容器は、前記筒壁の先端部を上下方向に摺動可能に収容する有底筒状の収容凹部と、該収容凹部の底壁を貫通して前記容器本体の内容物の充填空間に通じる貫通孔と、前記貫通孔に設けられた逆止弁と、前記塗布具に上方から被さって前記容器本体の口部に直接又は間接的に着脱可能に装着されるオーバーキャップとを備え、
前記オーバーキャップと前記塗布具とのそれぞれには、互いに係合することで、前記オーバーキャップの取外しに伴い前記塗布具を前記上端位置まで移動させる係合部が設けられていることを特徴とするロールオン容器。 - 前記係合部は、前記オーバーキャップの内周面と前記塗布具の外周面とのそれぞれに設けられ互いに係合する凹凸部である、請求項1に記載のロールオン容器。
- 前記塗布具は、前記筒壁を取り囲んで前記抱持壁から垂下する外筒壁を備え、
前記外筒壁の内周側には、前記容器本体の前記口部に対して固定された案内筒壁が設けられており、
前記外筒壁の下部内周面と前記案内筒壁の上部外周面とのそれぞれには、互いに当接することで前記塗布具を抜け止め保持する抜け止め突起が形成されている、請求項1又は2に記載のロールオン容器。 - 前記案内筒壁の外周面には、前記塗布具が前記下端位置に達したときに前記外筒壁の抜け止め突起を乗り越えさせる横リブが設けられている、請求項3に記載のロールオン容器。
- 前記逆止弁は、前記収容凹部の前記底壁の上面で形成された弁座と、該弁座に対して着座するように弾性力を付与された弁体とを備え、
前記塗布具の前記筒壁の内周側には、前記塗布具が下端位置にあるときに前記弁体を押圧して着座状態を保持する押圧突起が設けられている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のロールオン容器。 - 前記抱持壁の底部上面には、前記連通孔を取り囲んで上方に突出する環状突起が設けられており、
前記オーバーキャップの頂壁には、該頂壁から垂下して、前記係合部の係合状態において前記塗布ボールを前記環状突起に押し付ける押し込み部が設けられている、請求項1〜5のいずれか一項に記載のロールオン容器。 - 前記容器本体は、該容器本体の外郭を形成する外層体と、該外層体の内側で内容物の充填空間を形成する内層体とを備え、前記内層体の減容変形に伴い前記外層体と前記内層体との間に外気を導入可能な二重容器であり、
前記容器本体の前記口部には、中栓が取り付けられており、
前記中栓は、前記口部の外周面に係止される筒状の係止壁と、該係止壁の上部に連なると共に前記口部の上端面に当接する内向きフランジと、該内向きフランジの内周縁から垂下する筒状の内壁と、該内壁の下部に連なるとともに前記収容凹部の前記底壁である底壁と、該底壁を貫通する前記貫通孔とを備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載のロールオン容器。 - 前記容器本体はチューブ容器であり、
前記口部の下部には前記収容凹部の前記底壁が一体に連結しており、前記底壁には、前記貫通孔が形成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のロールオン容器。
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JP2015131669A JP6498058B2 (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | ロールオン容器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015131669A JP6498058B2 (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | ロールオン容器 |
Publications (2)
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JP2017013832A JP2017013832A (ja) | 2017-01-19 |
JP6498058B2 true JP6498058B2 (ja) | 2019-04-10 |
Family
ID=57827779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015131669A Active JP6498058B2 (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | ロールオン容器 |
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2015
- 2015-06-30 JP JP2015131669A patent/JP6498058B2/ja active Active
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