JP6498018B2 - 情報処理装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法およびプログラム Download PDF

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開示の技術は、情報処理装置、制御方法およびプログラムに関する。
近年、病院情報システム(HIS)や画像保管通信システム(PACS)、放射線情報システム(RIS)等の医療情報システムの普及に伴い、医用画像及び医用文書の電子化が進んでいる。
この電子化された医療情報の利用方法として、X線画像、CT画像等の画像の種類を縦軸、X線画像等の取得タイミングを横軸にし、X線画像等のサムネイル画像をマトリクス状に表示することが知られている。医師はマトリクス状に表示されたサムネイル画像を参照することで患者の情報の全体像を容易に把握することができる。
特許文献1には、医療情報としてサムネイル画像がモダリティ種別毎に時系列に沿ってマトリクス状に表示されることが開示されている。
特開2012−38349号公報
しかしながら、マトリクス状に表示する医療情報が増えるにつれて、医師にとっては所望の医療情報を探すことは困難となってしまう。すなわち、視認性が低下してしまう。
開示の技術は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、医療情報の視認性を向上させることを目的とする。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的の1つとして位置付けることができる。
上記目的を達成するための一手段として、開示の情報処理装置は、横軸および縦軸の一方を医療情報の種別を示す第1の軸とし他方を医療情報が取得された時を示す第2の軸とする表示部における座標上に、医療情報を表示させる表示制御手段と、画像と前記画像の付帯情報とを前記医療情報として前記座標上に表示させる第1のモードと前記画像を前記座標上に表示させることなく前記付帯情報を前記医療情報として前記座標上に表示させる第2のモードとのいずれかのモードを選択する選択手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記選択手段によって選択されたモードに基づいて前記医療情報を前記座標上に表示させる。
開示の技術によれば、視認性のよい医療情報の表示を提供することが可能となる。
第1実施形態における情報処理装置を備える医用情報システムの概略構成の一例を示す図である。 第1実施形態における情報処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1実施形態における情報処理装置の医療情報の取得処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1実施形態における情報処理装置の各種医療情報の整列処理と表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1実施形態における情報処理装置の表示処理の一例(マトリクス表示)を示す図である。 第1実施形態における情報処理装置の表示処理の一例(リスト表示)を示す図である。 第1実施形態における情報処理装置の表示処理の一例(カラーバー)を示す図である。 第1実施形態における情報処理装置の表示処理の一例(フィルタリング処理)を示す図である。 第1実施形態における情報処理の表示処理の一例(関連情報表示)を示す図である。 第1実施形態における情報処理の表示処理の一例(外部施設マーク選択時の表示)を示す図である。 第1実施形態における情報処理の表示処理の一例(医療情報の表示、非表示の切り替え)を示す図である。 第2実施形態における情報処理装置の表示処理の一例(検査部位)を示す図である。 第2実施形態における情報処理装置の表示処理の一例(リスト表示時における情報帯)を示す図である。 第3実施形態における情報処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第3実施形態における画像取り込み装置の外部起動ボタンの一例を示す図である。 情報処理装置の画面図の一例である。
以下、添付の図面を参照して、本実施形態に係る情報処理装置について説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は本明細書及び図面に開示された構成に限定されるものではない。
<実施例1>
図1は第1実施形態における情報処理装置を備える医用情報システムの概略構成の一例を示す図である。
医療情報システムはモダリティ101、HIS102、RIS103、PACS104、情報処理装置105、ネットワーク100、クラウド112および情報機器113を備える。
図1において、ネットワーク100には、モダリティ101、院内システムとしてHIS102、RIS103、PACS104、情報処理装置105、情報記録部としてクラウド112、情報機器113が互いに通信可能な状態で接続されている。
モダリティ101は、被検体の検査対象部位を撮影することにより、その部位を二次元もしくは三次元的に表した医用画像を生成する。具体的には、CT、MRI、超音波撮像装置等がモダリティ101の一例に該当する。この医用画像にDICOM規格で規定された情報を付加し、医療情報として出力する装置も、モダリティ101に含まれる。なお、医用画像に付加される情報の中には画像に付随するテキスト情報、例えば、画像種別、医療従事者のコメント、撮影時の設定情報(色やコントラスト等の画像調整値)、比較画像へのリンク先情報等を含んでも良い。画像種別には、モダリティ101に対応した情報が含まれており、具体的はモダリティ名等が当てはまる。また、撮影された医用画像または医療情報は、ネットワーク100を介して、HIS102、RIS103、PACS104に送信される。なお、図1においてモダリティ101は1つのみ示しているが、これに限定されるものではなく、複数の異なるモダリティがネットワーク100に接続されていても良い。例えば、X線撮影装置、CT撮影装置、眼科撮影装置等がネットワーク100に接続されることとしてもよい。
HIS102は病院情報システムであり、患者の個人情報として、氏名、性別、年齢、身長、体重、国籍等が保持する。また、HIS102は、患者情報として、患者の病状、既往歴、検査結果、診断結果、読影レポート、医用画像等の院内にある患者に関する情報全般が保持する。ここで、HIS102は、例えば電子カルテシステム等が該当する。なお、HIS102が上記の情報を保持(記憶)することとしたが、これに限定されるものではなく、クラウド内のHIS情報記憶部112aが上記の情報を保持することとしてもよい。
RIS103は放射線情報システムであり、超音波、内視鏡、眼底などの非放射線機器による検査結果と治療の記録をはじめ、検査予約情報に関する情報全般を保持する。なお、RIS103が上記の情報を保持(記憶)することとしたが、これに限定されるものではなく、クラウド内のRIS情報記憶部113aが上記の情報を保持することとしてもよい。
PACS104は、医用画像保管通信システムであり、各モダリティにより撮影された医用画像とそれに付随する情報を医療情報として保持する。付随する情報には、個々の画像を識別する画像ID、被写体を識別する患者ID、検査日や検査時刻等の医用画像に関する情報全般が含まれる。また読影レポートの有無を示す情報も付随する情報に含まれる。なお、読影レポートを作成した場合は、読影医氏名、読影画像、所見等の読影に関する情報全般もPACS104に記録される。さらに、付随する情報には医用画像のシリーズ数、スタディ数等が含まれることとしてもよい。また、医用画像ではなく同意書等の文書が保存される場合にはファイル数が付随する情報に含まれる。さらに、付随する情報には医用画像または文書が作成された施設、担当医の情報が含まれることとしてもよい。また、付随する情報には情報処理装置105を所有する施設と異なる施設(外部施設)で作成された医用画像または文書であることを示す情報が含まれることとしてもよい。例えば、情報処理装置105を所有する施設と医用画像または文書が作成された施設との比較に基づいて外部施設で作成された医用画像または文書であるかは判断される。
また、PACS104で扱う画像にはDICOM規格画像が少なくとも含まれる。なお、DICOM規格とは、米国放射線学会と北米電子機器工業会が開発した、CTやMRI等で撮影した医用画像のフォーマットを含む情報全般を指す。DICOM規格では、画像以外の情報も内包可能であるため、動画や音声データも含む。
情報処理装置105は、モダリティ101、HIS102,ROS103,PACS104,情報記憶部112および情報機器113の少なくとも1つから医療情報を取得し、医師等の医療情報システムの操作者に対して医療情報を表示する。
情報処理装置105は、CPU(Central Processing Unit)106、記憶部107および表示部108を備える。
CPU106は、各種の処理を実行する。具体的にはCPU106は、記憶部107に記憶されたプログラムを実行することで取得手段109、表示制御手段110および選択手段111として機能する。なお、情報処理装置105が備えるCPU106および記憶部107は1つであってもよいし複数であってもよい。すなわち、少なくとも1以上の処理装置(CPU)と少なくとも1つの記憶装置(ROMまたはRAM等)とが接続されており、少なくとも1以上の処理装置が少なくとも1以上の記憶装置に記憶されたプログラムを実行した場合に情報処理装置105は上記の各手段として機能する。
取得手段109は、ネットワーク100を介してモダリティ101、HIS102,ROS103,PACS104および情報記憶部112の少なくとも1つから医療情報を取得する。また、取得手段109は取得した医療情報を記憶部107に記録することとしてもよい。例えば、取得手段109は不図示のキーボードまたはマウス等の指定手段により指定された患者識別情報に基づいて、当該患者識別情報を有する医用画像等の医療情報をPACS104等から取得する。すなわち、指定手段によって指定された患者に関する医療情報を取得手段109は取得する。
表示制御手段110は、取得手段109によって取得された医療情報を表示部108に表示させる。表示制御手段110は、取得手段109によって取得された医療情報を例えば図5に示すように表示部108に表示させる。より具体的には、表示制御手段110は、表示部108における表示領域において縦軸を医療情報の種別を示す軸(第1の軸)とし横軸を医療情報がモダリティ101等によって取得された時刻を示す軸(第2の軸)とする座標に複数の医療情報を表示させる。すなわち、表示制御手段110は、縦軸を医療情報種別、横軸を時間とするマトリクスに医療情報を配置する。
表示制御手段110は例えば、モダリティ101から取得した医療情報に付加された情報が示すモダリティの種別および撮影日時等に基づいて上記のマトリクスにおける表示位置を決定する。表示制御手段110は、所定の患者に関する他の医療情報に対しても上記と同様の処理を行いマトリクス上の表示位置を決定する。すなわち、表示部108の表示領域における医療情報の表示位置を表示制御手段110は決定する。図5の例においては、例えば、取得手段109がPACS104からX線画像を取得し、表示制御手段110はX線画像に付加されている情報から当該画像がX線撮影装置で撮影されたことおよび撮影された日時は3月10日であると判断する。そして、表示制御手段110は縦軸の単純X線に相当する行と横軸の3月10日が示す列との交点に当該X線画像を表示させる。より具体的には表示制御手段110はCT画像を示すサムネイル画像を表示部108に表示させる。また、表示制御手段110は同意書等の文書画像に関してはアイコン画像を表示する。
なお、上記の例では縦軸を医療情報の種別とし、横軸を時間(日時)としたがこれに限定されるものではなく、縦軸を時間を示す軸、横軸を医療情報の種別を示す軸としてもよい。すなわち、表示制御手段110は、横軸および縦軸の一方を医療情報の種別を示す第1の軸とし他方を医療情報が取得された時を示す第2の軸とする表示部における座標上に、医療情報を表示させる表示制御手段の一例に相当する。
図9に表示制御手段110により表示部108に表示される医療情報の一例を示す。図9に示す例では、画像(サムネイル画像)1000および付帯情報1004が一つの医療情報に含まれる。表示制御手段110は例えば医用画像に付加されている情報に基づいて付帯情報1004を画像1000に重ねて表示部108に表示させる。すなわち、表示制御手段は、第1のモードが選択された場合、画像に前記付帯情報を重ねて表示部に表示させる。付帯情報1004はシリーズ数またはファイル数を示す表示1001、外部施設を示す表示1002および読影レポートの有無を示す表示1003の少なくとも一つを含む。各表示についての詳細は後述する。すなわち、付帯情報は、画像が含まれるシリーズのシリーズ数を示す情報、画像が取得された施設を示す情報、画像に対する読影レポートの有無を示す情報の何れかを含む。
また、表示制御手段110は、後述する選択手段111によって選択されたモードに基づいて表示部108に表示させる医療情報を変更する。具体的には、図9に示す画像1000および付帯情報1004を医療情報として表示部108に表示させる表示制御と、画像1000を表示することなく付帯情報1004のみを医療情報として表示させる表示制御とを表示制御手段110は選択的に実行する。図11に示す1200は、表示制御手段110が表示部108に画像1000および付帯情報1004を医療情報として表示させた場合の表示画面の一例を示している。一方、図11に示す1205は、表示制御手段110が表示部108に画像1000を表示することなく付帯情報1004のみを医療情報として表示させた場合の表示画面の一例を示している。すなわち、表示制御手段111は、選択手段によって選択されたモードに基づいて医療情報を表示部に表示させる。
なお、付帯情報1004を表示することで、画像1000を表示しなくても画像が存在することを操作は理解することが可能となる。すなわち、付帯情報1004は画像の有無を示す情報の一例に相当する。例えば、付帯情報1004を図9に示す形態に代えて単に「画像あり」とのメッセージにしてもよい。
選択手段111は、画像1000および付帯情報1004を医療情報として表示部108に表示させるモード及び画像1000を表示せず付帯情報1004のみを医療情報として表示部108に表示させるモードのいずれかのモードを選択する。
例えば、図11に示す表示切り替えボタン1201がクリックされた場合にマウス等の操作手段から出力される信号を選択手段111が受信することで、選択手段111は表示制御のモードを選択する。図11の1200が示す表示状態において表示切り替えボタン1201がクリックされると、選択手段111は画像1000を表示せず付帯情報1004のみを医療情報として表示部108に表示させるモード(第2のモード)を選択する。この選択の結果1200に示す表示状態から1205に示す表示状態に遷移する。一方、図11の1205が示す表示状態において表示切り替えボタン1201がクリックされると、選択手段111は画像1000および付帯情報1004を医療情報として表示部108に表示させるモード(第1のモード)を選択する。この選択の結果1205に示す表示状態から1200に示す表示状態に遷移する。すなわち、選択手段111は、画像と画像の付帯情報と医療情報として表示部に表示させる第1のモードと画像を表示部に表示させることなく付帯情報を医療情報として表示させる第2のモードとのいずれかのモードを選択する選択手段の一例に相当する。また、選択手段111は、画像を医療情報として表示部に表示させる第1のモードと画像を表示部に表示させることなく画像の有無を示す情報を前記医療情報として表示させる第2のモードとのいずれかのモードを選択する選択手段の一例に相当する。
なお、表示切り替えボタン1201は医療情報の種別毎に設けられており、選択手段111は医療情報の種別毎に表示制御のモードを選択することが可能である。すなわち、選択手段は、第1の軸に示される種別毎に第1のモードまたは第2のモードを選択する。
記憶部107は各種の情報を記憶する。例えば、記憶部107は、ROM、RAM、HDDおよびSSDの少なくとも1つを含む。また、記憶部107は取得手段109が取得した医療情報を記憶することとしてもよい。さらに、記憶部107がROMおよびRAMを備える場合、ROMには制御プログラムが記憶され、CPU106はROMに記憶された制御プログラムをRAMに展開し実行することにより上述の各手段として機能する。
表示部108は、各種の情報を表示するLCD等のモニタである。例えば、表示部108は表示制御手段110の制御に基づいて医療情報をマトリクス状に表示する。より具体的には図5に示すように医療情報を表示する。
クラウド112は、ネットワーク経由でアクセス可能なコンピュータ資源の集合体である。クラウド112は、各種の情報を記憶する。クラウド112がHIS102,RIS103,PACS104が記憶する情報を記憶することとしてもよいし、記憶部107が記憶する情報をクラウド112が記憶することとしてもよい。また、クラウド112は、院外、院内どこに置かれていてもかまわない。
情報機器113は、医用情報システムにセンサを通じて情報を読み込む機械装置である。情報機器113には、撮影機器113a、複写機113b、記憶媒体全般113c及び携帯情報端末113dのいずれかを含む。
図2は、第1実施形態における情報処理装置105の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS301では、取得手段109がネットワーク100を介して、モダリティ101、HIS102、RIS103、PACS104等に含まれる患者の医療情報を取得する。具体的には情報処理装置105に入力された患者識別情報に基づいて、当該患者識別情報を有する医療情報を取得手段109は取得する。図16の1702は患者識別情報を入力するための画面の一例である。操作者は例えば図16の1702の画面を用いて患者識別情報を入力する。なお、ステップS301の前に情報処理装置105にログインするための画面として、例えば図16の1701に示す画面を表示制御手段110は表示部108に表示させる。操作者が情報処理装置105にログインすると表示制御手段110は表示部108に例えば図16の1702に示す画面を表示させる。
なお、医療情報を取得する際に、取得手段109は、取得した情報が院内の情報か外部施設等から取得された情報かを識別し、識別結果を医療情報に付加し情報記録部107に記録することとしてもよい。例えば、取得した医療情報が存在した装置に応じて取得手段109は取得した情報が院内の情報か外部施設等から取得された情報かを識別することが可能である。情報処理装置105は予めモダリティ101等の存在する場所が院内か院外かを示す対応情報を保持し、取得手段109は取得した医療情報が存在した装置と対応情報との比較結果に基づいて情報が院内の情報か外部施設等から取得された情報かを識別できる。
ステップS302では、表示制御手段110は、取得した医療情報に基づき、医療情報を時系列と各データ種別に従い整列させて表示部108に表示させる。例えば、ステップS302において表示制御手段110は医療情報を図5に示すように表示部108に表示させる。なお、表示制御手段110によるデフォルトの表示を図5に示す表示形態としてもよいし、図6に示す表示形態としてもよい。また、図5の表示形態と図6の表示形態とは表示制御手段110により切り替え可能である。
ステップS303では、表示制御手段110は、ステップS302で整列させた医療情報に対し、各種表示処理をユーザから与えられた任意の表示指示に従い実行する。ステップS303の詳細な処理については図4を用いて後述する。
以上ステップS301〜S303のステップにより、任意の表示指示に従いカスタマイズされた医療情報が提示される。
図3は第1実施形態における情報処理装置105が医療情報を取得する処理の流れの一例を示すフローチャートである。すなわち、図3に示すフローチャートは図2のステップS301の詳細な処理を示す。
ステップS401では、ユーザが不図示の操作手段を用いて医療情報を閲覧したい患者を指定する。患者の指定方法は、グラフィカルユーザインターフェースの検索ボックス等から患者ID番号や患者名を入力して指定してもよいし、コマンドラインから指定してもよい。
ステップS402では、取得手段109が、ステップS401で指定された患者の医療情報を、HIS102、RIS103、PACS104,クラウド112,情報機器113等から取得する。例えば、取得手段109は、患者氏名、生年月日、性別等の患者情報と診断結果、検査結果、特記事項等の患者属性情報として数値や画像情報および画像に付随する情報等を取得する。なお、取得手段109は、取得したこれらの情報にはそれぞれタグ付けを行い、項目毎(種類毎)に分類する。
ステップS403では、取得手段109がステップS402で取得した患者情報を情報記録部109に一時的に記録する。記録時にはステップS402で付けたタグ情報を元に分類して記録する。
以上S401〜S403のステップにより、情報処理装置105は患者の医療情報を取得する。
図4は本発明の第1実施形態における情報処理装置の各種医療情報の整列処理と表示処理の一例の流れを示すフローチャートである。すなわち、図4に示すフローチャートは図2のステップS302,303の詳細な処理を示す。具体的には図4に示す5302がステップS302の詳細に相当し、図4に示す5303がステップS303の詳細に相当する。
ステップS501では、図2のステップS301で取得した医療情報から、表示制御手段110は、各種検査結果等の検査時刻またはデータ取得時刻を取得する。例えば、表示制御手段110は、X線画像またはCT画像であれば、DICOM情報に含まれる撮影時刻(日時)を表示制御手段110は取得する。また電子カルテ等の情報であれば当該カルテが作成された時刻を表示制御手段110は取得する。
ステップS502では、表示制御手段110は、図2のステップS301で取得した医療情報から、各種検査結果等の種別(タグ情報)を取得する。種別の具体例には、大分類として画像の規格やフォーマット(DICOM、Non−DICOM、文書画像)等を、中分類として取得した画像が含まれる検査機器の種類(CT、MG)等、小分類として検査部位(胸部、腹部)等が挙げられる。
ステップS503では、表示制御手段110は、ステップS501で取得した時刻情報とステップS502で取得した種別(タグ情報)に基づき、各医療情報を時系列上に規則的に配置する。この時、画像として存在する情報、例えば、検査画像や症例写真、読影レポート等は、元画像を縮小したサムネイル画像として表示する。また、画像以外の情報の場合は、元情報のままか、代替したアイコン画像等で表示する。表示例として、図5のように縦軸を画像種別601毎、横軸を時間軸602としたマトリクス表示600や、図6のように項目701毎にリスト表示700する。また図5の縦軸を時間軸、横軸を画像種別としても構わないし、図6の項目順も入れ替え可能である。なお、表示方法は図5,7に限定されるものではない。
ここで、図7を用いてステップS502で取得した種別情報に基づくカラーバー表示の方法を説明する。
図7は第1実施形態における情報処理装置の表示処理の一例(カラーバー)を示す図である。表示制御手段110は、カラーバーをステップS502で述べた種別の大分類に基づき、対象となる画像の周辺(左右上下等)に表示させる。例えば、図5のマトリクス表示600では画像種別601の領域にカラーバーが表示される。
表示制御手段110は、画像種別に応じて異なる色でカラーバーを表示部108に表示させる。従って、操作者は、複数の種別の画像が混在していても、瞬時に画像種別を判別することができる。カラーバーの表示の具体例として、図7の801はDICOMの画像種別のカラーバー、図7の802はNon−DICOMの画像種別のカラーバー、図7の803は文書等のカラーバーを指す。ここで、801,802,803はそれぞれ異なる色で表示される。なお、色の選択はユーザが指定した任意の色でも良いし、本情報処理装置側で一意に指定しても良い。また、図7の例では801,802,803はそれぞれ異なる色としたが、異なる種別の医療情報が判別可能であればよく、色は同一であるが図7のようにカラーバーを斜線等で示すことで他のカラーバーと差別化することとしてもよい。
ステップS504では、ステップS503で表示された医療情報の状態(図5のマトリクス表示または図6のリスト表示)から表示の変更指示を受けたか否かを表示制御手段110が判定する。表示変更指示には、ステップS505のフィルタリング表示、ステップS506の関連情報表示、ステップS507の畳み込み表示が挙げられる。なお、表示変更指示は、グラフィカルユーザインターフェースの各表示指示ボタンの押下やマウスオーバーで指定することとしてもよいし、コマンドラインから指定してもよい。
ステップS504で表示制御手段110がフィルタリング表示の指示を受けたと判定した場合ステップS505へ進む。ここで、図8を用いてステップS505のフィルタリング処理の表示処理を説明する。
図8は第1実施形態における情報処理装置の表示処理の一例(フィルタリング処理)を示す図である。マトリクス表示600時でのフィルタリング処理の場合、該当タブ901を押下すると、タブに登録された情報と合致する医療情報のみを抽出する指示が行われる。表示制御手段110はこのタブの押下げにより発生したフィルタリング処理の指示を受け付ける。
具体的には、DICOM規格のタグ情報が登録されたタブ903を押下した場合、表示制御手段110は、処理後マトリクス表示902のようにDICOM規格のタグ情報が付与された医療情報のみ抽出する。リスト表示700時でのフィルタリング処理の場合も同様に、操作者がDICOM規格のタグ情報が登録されたタブ903を押下した場合、表示制御手段110は、処理後リスト表示905のようにDICOM規格のタグ情報が付与された医療情報のみ抽出する。
ステップS505で抽出した医療情報を用いて、表示制御手段110はステップS508で表示処理を実行する。すなわち、表示制御手段110は表示部108に処理後マトリクス表示902または処理後リスト表示905に示す画面を表示させる。ただし、マトリクス表示時600に該当タブを押下した場合は非該当の医療情報を非表示にしてもマトリクス表示内の非表示のセル904は提示される。しかし、リスト表示時700の場合は、該当情報を提示画面の上から詰めて表示するため、非該当情報の帯は表示されない。これはマトリクス表示時においてセル904が属する帯を非表示にした場合、他の医療情報の表示位置が大幅に変更されてしまい、視認性が低下してしまうためである。このように、本実施形態では、マトリクス表示内の非表示のセル904も表示することで視認性を担保している。
ステップS504で表示制御手段110が関連情報表示の指示を受けたと判定した場合ステップS506へ進む。ここで図9を用いてステップS506の付帯情報の表示指示を説明する。
図9は第1実施形態における情報処理装置の表示処理の一例(関連情報表示)を示す図である。図9に示すように、マトリクス表示600時には、画像(サムネイル画像またはアイコン画像)1000に加えて、該画像のシリーズ数またはファイル数を示す表示1001、外部施設を示す表示1002、読影レポートの有無を示す表示1003が付帯情報1004として表示される。表示制御手段110は画像1000に付帯情報1004を重ねて表示させることとしてもよいし、画像1000と付帯情報1004とを並べて表示させることとしてもよい。ここで、サムネイル画像は被検体の画像のサムネイル画像である。また、ファイル数を示す表示1001とは、アイコン画像が示す医療情報のファイル数を示している。すなわち、ファイル数を示す表示1001はアイコン画像に対応付けられたファイル数を示す情報に相当する。
1001は、DICOM規格画像の場合、シリーズ数を表示し、DICOM規格画像以外で複数の情報が含まれる場合は、ファイル数を表示する。シリーズ数はモダリティ101、HIS102、RIS103、PACS104,クラウド112,情報機器113等から取得した後、表示制御手段110がカウントした値を提示することとしてもよい。ファイル数も同様に、モダリティ101、HIS102、RIS103、PACS104,情報機器113等から取得した後、表示制御手段110がカウントした値を提示することとしてもよい。なお、1シリーズしか存在しない場合、若しくは1ファイルしか存在しない場合は表示しなくてもよいし、「1」と表示してもよい。
1002の外部施設を示す表示は、ステップS301で取得した医療情報が院外の情報であると判定された際に表示される。例えば、取得した医療情報に外部施設で得られた情報であることを示す情報が含まれている場合に、表示制御手段110は外部施設を示す表示1002を表示部108に表示させる。また医療情報に外部施設で得られた情報であることを示す情報が含まれてない場合でも、上述した取得手段109による外部施設で得られた情報であるか否かの判断結果を用いて表示制御手段110は外部施設を示す表示1002表示させることが可能である。
1003の読影レポートの有無を示す表示は、画像1000を用いた読影レポートが存在する場合のみ表示する。読影レポートの有無は、例えば、PACS104等から医療取得した後、表示制御手段110が医用画像と読影レポートとの関連性を判断して表示することとしてもよい。関連性の判断の具体例として、対象となる医用画像が、いずれかの読影レポート内に含まれていた場合(キー画像等である場合)は、その画像に対して関連する読影レポートと判断し、読影レポートが有と判断する等が挙げられる。他にも、オーダリングシステム等から画像を起点として読影依頼を行った場合、それらの情報は読影レポート等に関連付けされるため、対象となる画像は読影レポート有と判断される。なお、取得した医療情報に読影レポートの有無を示す情報が含まれている場合、上記のような関連性を判断することなく表示制御手段110は読影レポートの有無を示す表示1003を表示部108に表示させることができる。
ステップS506では、マトリクス表示600時に表示される上述した付帯情報表示部1004の関連情報を抽出する。ステップS506では、例えば、外部施設を示す表示1002上でマウスオーバー、若しくは押下が行われると、表示制御手段110は画像に対応付けられている情報から外部施設に関する情報を取得する。表示制御手段110が取得する外部施設に関する情報(関連情報)は例えば、検査施設名、部位および担当医の少なくとも1つの情報を含む。
ステップS508において、表示制御手段110は、図10のように関連情報拡大表示部1101をポップアップ等で表示部108に表示させる。ポップアップ内に含まれる情報の具体例には、画像1000の検査施設名、画像1000の部位情報、画像1000の患者の担当医等が挙げられる。なお、院外の情報の取得方法は、情報機器113から医用情報処理装置105へ読み込む場合や、クラウド112の情報を読み込む場合を少なくとも含む。情報機器113から医用情報解析処理装置105へ読み込む場合の具体例として、CD−ROMを用いて関連情報を読み込む場合や、複写機113bで読み込んだ文書情報から帳票認識技術等を用いて関連情報を抽出する等が挙げられる。
また、ステップS506では、例えば、読影レポートの有無を示す表示1003を示す表示上でマウスオーバー、若しくは押下が行われると、表示制御手段110は、画像1000に関連した読影レポート(関連情報)を取得する。そして、ステップS508において、表示制御手段110は、取得した読影レポートを表示部108に表示させる。
ステップS504で表示制御手段110が畳み込み表示の指示を受けたと判定した場合ステップS507へ進む。ここで図11を用いてステップS507の畳み込み表示の指示を説明する。ここで、畳み込み表示の指示とは、図9に示した画像1000の表示・非表示を切り替える指示である。
図11は第1実施形態における情報処理装置の表示処理の一例(医療情報の表示、非表示の切り替え)を示す図である。リスト表示時ではなくマトリクス表示600時にステップS507の処理を実行することができる。医療情報の表示状態1200から医療情報の非表示状態1204の切り替え指示は、表示切り替えボタン1201の押下処理によって実行される。表示制御手段110はこの表示切り替えボタン1201の押下げにより発生した切り替え指示(畳み込み表示の指示)を受け付ける。
表示制御手段110は、表示状態1200から非表示状態1204への切り替え指示を受け付けた場合には画像1202を非表示にして付帯情報1203のみを表示させると決定する。また、非表示状態1204から表示状態1200への切り替え指示を受け付けた場合には画像1202および付帯情報1203を表示させると決定する。
ステップS507の表示指示を受けて、ステップS508で表示制御手段110は表示処理を実行する。例えば、全ての画像種別の画像1202を非表示状態にした場合、ステップS508において表示制御手段110は非表示状態1205に示す表示を表示部108に表示させる。なお、表示・非表示状態の切り替えは画像種別毎に行うことが可能である。なお、図12から明らかなように医療情報の種別毎に割り当てられる領域の大きさは表示状態1200の時に比べて非表示状態1204の時の方が縦軸方向において狭くなっている。すなわち、表示制御手段は、表示部において第2のモードが選択された種別に割り当てられる領域を、表示部において前記第1のモードが選択された種別に割り当てられる領域よりも第1の軸方向において狭くする。より具体的には、非表示状態1204の時 医療情報の種別毎に割り当てられる領域の大きさは付帯情報1203のみを表示できる大きさとなっている。すなわち、表示制御手段は、表示部において第2のモードが選択された種別に割り当てられる領域を付帯情報のみを表示できる大きさにする。
画像1202の表示状態1200ではマトリクス表示上の1セルに対し、画像1202と付帯情報表示1203が表示され、カラーバー1204はマトリクス表示のセルの大きさに合わせた長さで表示される。この時、表示切り替えボタン1201の色や形状は表示状態を示すボタンになる。医療情報の非表示状態1205では、付帯情報1203のみ表示され、この時、表示切り替えボタン1201の色や形状は非表示状態を示すボタンになる。具体的には、表示状態を示すボタンは下向きの三角形である一方、非表示状態を示すボタンは横向きの三角形である。また、表示状態を示すボタンの色と非表示状態を示すボタンの色とは異なる色であってもよいし同じ色であってもよい。
なお、マトリクス表示600の初期状態の表示については、画像1202の表示若しくは非表示をユーザが任意に指定してもよいし、情報処理装置105側で一意に指定してもよい。図16の1703で示す画面はマトリクス表示の初期状態を設定する画面の一例である。図16に示す1703のカスタマイズ画面は、ユーザ毎によってシステム動作を変更する設定機能を提供する。なお設定は個人、診療科、病院等の単位で変更可能である。具体的な設定項目として、1702の患者検索画面から患者を指定した際の画面遷移先をマトリクス表示にするかリスト表示にするかの指定や、画像1000の表示、非表示の指定等が挙げられる。他にも、1703と1704で提示する種別名のカスタマイズや、1703に提示する種別の並び替え等も可能である。
ステップS507、ステップS508の画像1202の表示・非表示の切り替えにより、多岐の種別に渡る情報群に対しても、一画面内での情報表示を実現するため、俯瞰性が高まる。また、医療現場では医師、看護師、技師等、様々な役割のユーザの利用が想定されるため、表示、非表示切り替えによりユーザ毎に頻用する情報の選別が可能になり、視認性が向上する。例えば、頻用する種別の画像1000は表示し、他の種別の画像1000は非表示にして付帯情報のみを表示させることとすることで、操作者にとっての視認性が向上する。
ステップS509では、表示情報の確認を行う。ステップS508の表示処理実行後に表示指示を変更する場合はステップS504の表示指示の判定まで戻り、表示情報の確認を終了する場合は、マトリクス表示600、若しくはリスト表示700の表示処理を変更しない。
本実施形態によれば、画像1000(または1202)の表示・非表示を任意に切り替えることが可能であり、所望の画像を容易に把握することが可能な表示を提供することができる。
また、カラーバーにより一見して画像種別を把握することが可能であり、この観点からも操作者は所望の画像を容易に把握することが可能となる。
さらに、シリーズ数等の付帯情報を表示することで操作者は画像に関連する情報を画像を開くことなく容易に把握することが可能となる。また、
しかしながら、マトリクス状に表示する医療情報が増えるにつれて、医師にとっては所望の医療情報を探すことは困難となってしまう。すなわち、視認性が低下してしまう。
開示の技術は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、医療情報の視認性を向上させ
<実施例2>
図12は、第2実施形態における情報処理装置の表示処理の一例を示す図である。医療現場では、医師は患者情報を迅速に把握しなければならないが、膨大な医療情報が表示された環境下では文字を誤認し、医療事故に繋がる可能性が高まる。具体的には、「胸部」と「腹部」という文字を列挙した場合、字面が似ているため、判別しにくい。そこで、ステップS301で取得した医療画像がDICOM規格画像の場合は、表示制御手段110はリスト表示700時に撮影部位情報を表示部108に表示させる。
DICOM規格画像の撮影部位の情報には膨大な種類が存在するが、リスト表示700時には、この膨大な種類の撮影部位情報を身体の各部位毎に振り分けて表示する。具体例として、1301は頭部、1302は胸部、1303は腹部、1304は骨盤部、1305は脊髄部、1306は上肢部、1307は下肢部を撮影部位として表している。図12に示した図をリスト表示700に付加した場合を、図13を用いて説明する。
図13は、第2実施形態における情報処理装置の表示処理の一例(リスト表示時における情報帯)を示す図である。表示制御手段110は、リスト表示700に図12に対応する撮影部位情報1400を含めて表示させる。また、表示制御手段110は、カラーバー1204、医療画像1202、撮影画像の撮影日時、若しくは検査日時1401、医療画像の種別1402、読影レポートの有無を示す表示1003、検査施設名1404、該患者で特記すべき情報1405を並べて表示する。なお、情報の並び順は図13に示す例に限定されるものではなく、他の並び順であってもよい。
撮影部位情報1400として「胸部」などの文字だけではなく、図12に示した撮影部位を示す模式図を付加することで医師等による誤認を防ぐことが可能となる。更に言えば、図12に示した撮影部位を示す模式図を「胸部」などの文字の真横に並べて表示することで医師等は部位を把握しようとする際には必ず撮影部位を示す模式図を見ることとなるため、医師等による誤認を防ぐことが可能となる。なお、撮影部位を示す模式図は「胸部」などの文字の真上または真下に表示することとしてもよい。
<実施例3>
図14は、第3実施形態における情報処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS303が実行された後、ステップS1501で画像取り込み装置の起動指示が行われたか否かを取得手段109が判断する。図15のマトリクス表示、若しくはリスト表示上の外部起動ボタン1601が操作者により押下られると、ステップS1502へ進む。ステップS1502では、取得手段109が画像取り込み装置を起動する。ここで、画像取り込み装置とは例えば、情報機器113により得られた画像情報や動画情報等を情報処理装置105へ取り込むためのアプリケーションである。アプリケーションは情報処理装置105外の情報処理装置で起動されることとしてもよいし、情報処理装置105内で起動されることとしてもよい。
画像取り込み装置を起動した後、ステップS1503では、取得手段109が画像取り込み装置から情報を取得する。例えば、画像取り込み装置に情報が既に取り込まれている場合には、取得手段109は情報を取得することができる。画像取り込み装置を用いた情報の取り込みは操作者等により行われる。
取得手段109が情報を取得できた場合ステップS1504へ進む。ステップS1504では、表示制御手段110がステップS1504で取得した情報を表示部108に表示させる。例えば、表示制御手段110は、ステップS1504で取得した情報をマトリクス表示600、若しくはリスト表示700に即座に追加する。
ステップS1503で取得手段109が画像取り込み装置から情報を取得できない場合は、ステップS1505へ進む。ステップS1505では、取得手段109が画像取り込み装置を閉じ、S303実行後画面へ戻る。
また、ステップS1501で画像取り込み装置を起動しなかった場合、ステップS1506により画像取り込み装置を起動せず、ステップS303の実行後の画面へ戻る。
以上ステップS1501〜S1506により、画像取り込み装置からの情報を素早く閲覧することができる。
なお、取得手段109はポーリング等により自動的に画像取り込み装置を起動し、画像取り込み装置に取り込まれている情報を自動的にマトリクス表示600、若しくはリスト表示700に追加できるようにしてもよい。
また、情報機器113により画像が撮影された場合、情報機器113はネットワーク100を介して画像を情報処理装置105へ送信してもよい。この場合、取得手段109は情報機器113によって送信された画像を取得して、表示制御手段110は取得手段109が取得した画像をマトリクス表示600、若しくはリスト表示700に追加する。
すなわち、情報機器113により撮影された画像が即座にマトリクス表示600、若しくはリスト表示700に追加される。
また、情報機器113により撮影された画像は所定の記憶部に記憶されることとしてもよい。この場合、情報処理装置は定期的に所定の記憶部を参照し、新たな画像がある場合には取得手段109により画像を取得して、表示制御手段110は取得手段109が取得した画像をマトリクス表示600、若しくはリスト表示700に追加することとしてもよい。
本実施形態によれば、新たな医療情報が得られた場合においても適切なタイミングで表示部108に追加することができるため、医師は患者の医療情報を漏れなく把握することが可能となる。
<その他の実施形態>
以上、実施形態例を詳述したが、開示の技術は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体(記憶媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。係る記憶媒体は言うまでもなく、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
105 情報処理装置
106 CPU
107 記憶部
108 表示部
109 取得手段
110 表示制御手段
111 選択手段

Claims (12)

  1. 横軸および縦軸の一方を医療情報の種別を示す第1の軸とし他方を医療情報が取得された時を示す第2の軸とする表示部における座標上に、医療情報を表示させる表示制御手段と、
    画像と前記画像の付帯情報とを前記医療情報として前記座標上に表示させる第1のモードと前記画像を前記座標上に表示させることなく前記付帯情報を前記医療情報として前記座標上に表示させる第2のモードとのいずれかのモードを選択する選択手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記選択手段によって選択されたモードに基づいて前記医療情報を前記座標上に表示させることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記選択手段は、前記第1の軸に示される種別毎にユーザの操作に応じて前記第1のモードまたは前記第2のモードを選択することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 横軸および縦軸の一方を医療情報の種別を示す第1の軸とし他方を医療情報が取得された時を示す第2の軸とする表示部における座標上に、医療情報を表示させる表示制御手段と、
    画像と前記画像の付帯情報とを前記医療情報として前記座標上に表示させる第1のモードと前記画像を前記座標上に表示させることなく前記付帯情報を前記医療情報として前記座標上に表示させる第2のモードとのいずれかのモードを前記第1の軸に示される種別毎にユーザの操作に応じて選択する選択手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記選択手段によって選択されたモードに基づいて前記医療情報を前記座標上に表示させ、
    前記表示制御手段は、前記表示部において前記第2のモードが選択された種別に割り当てられる領域を、前記表示部において前記第1のモードが選択された種別に割り当てられる領域よりも前記第1の軸方向において狭くすることを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記表示部において前記第2のモードが選択された種別に割り当てられる領域を前記付帯情報のみを表示できる大きさにすることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記第1のモードが選択された場合、前記画像に前記付帯情報を重ねて前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記画像は、被検体の画像であり、
    前記付帯情報は、前記画像に関するシリーズ数を示す情報、前記画像が取得された施設を示す情報、前記画像に対する読影レポートの有無を示す情報の何れかを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記画像は、アイコン画像であり、
    前記付帯情報は、前記アイコン画像に対応付けられたファイル数を示す情報であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示部において前記第1の軸は前記縦軸であり前記第2の軸は前記横軸であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 横軸および縦軸の一方を医療情報の種別を示す第1の軸とし他方を医療情報が取得された時を示す第2の軸とする表示部における座標上に、医療情報を表示させる表示制御手段と、
    画像を前記医療情報として前記座標上に表示させる第1のモードと前記画像を前記表示部に表示させることなく前記画像の有無を示す情報を前記医療情報として前記座標上に表示させる第2のモードとのいずれかのモードを前記第1の軸に示される種別毎にユーザの操作に応じて選択する選択手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記選択手段によって選択されたモードに基づいて前記医療情報を前記座標上に表示させ
    前記表示制御手段は、前記表示部において前記第2のモードが選択された種別に割り当てられる領域を、前記表示部において前記第1のモードが選択された種別に割り当てられる領域よりも前記第1の軸方向において狭くすることを特徴とする情報処理装置。
  10. 横軸および縦軸の一方を医療情報の種別を示す第1の軸とし他方を医療情報が取得された時を示す第2の軸とする表示部における座標上に、医療情報を表示させる表示制御工程と、
    画像と前記画像の付帯情報とを前記医療情報として前記座標上に表示させる第1のモードと前記画像を前記座標上に表示させることなく前記付帯情報を前記医療情報として前記座標上に表示させる第2のモードとのいずれかのモードを選択する選択工程と、を備え、
    前記表示制御工程において、前記選択工程において選択されたモードに基づいて前記医療情報を前記座標上に表示させることを特徴とする制御方法。
  11. 横軸および縦軸の一方を医療情報の種別を示す第1の軸とし他方を医療情報が取得された時を示す第2の軸とする表示部における座標上に、医療情報を表示させる表示制御工程と、
    画像と前記画像の付帯情報とを前記医療情報として前記座標上に表示させる第1のモードと前記画像を前記座標上に表示させることなく前記付帯情報を前記医療情報として前記座標上に表示させる第2のモードとのいずれかのモードを前記第1の軸に示される種別毎にユーザの操作に応じて選択する選択工程と、を備え、
    前記表示制御工程において、前記選択工程において選択されたモードに基づいて前記医療情報を前記座標上に表示させ、
    前記表示制御工程において、前記表示部において前記第2のモードが選択された種別に割り当てられる領域を、前記表示部において前記第1のモードが選択された種別に割り当てられる領域よりも前記第1の軸方向において狭くすることを特徴とする制御方法。
  12. 請求項10または請求項11記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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