JP6497311B2 - 薬剤散布車両 - Google Patents
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Description
請求項1記載の発明は、キャビン前部フレーム(21a)と、中間フレーム(21d)と、後部フレーム(21e)とを有し、乗降用の開閉扉(25)を設けたオペレータ操縦室となるキャビン(20)と、キャビン(20)の後方に設けられた薬剤タンク(30)と、左右方向に延びる薬液散布姿勢と、開閉扉(25)の側方を前後方向に延びる収納姿勢とに切り替え可能な構成を備えた薬剤を散布する防除ブーム(40)と、キャビン(20)の上部に設けられ且つキャビン(20)の開閉扉(25)を前後方向に動作させるように案内するための案内具(31,32,25a)であって、開閉扉(25)が、キャビン(20)より前側に向かって開く動作をする案内具(31,32,25a)と、を備え、キャビン(20)の外側に、防除ブーム(40)がキャビン(20)に衝突することを防止するためのガード(49)を設け、前記案内具(31,32,25a)は、上下に間隔をあけて配置された開閉アーム(31)を有し、上側の開閉アーム(31)と下側の開閉アーム(31)の回動支点(34b)は、前記中間フレーム(21d)に設けられ、前記各開閉アーム(31)の他端は、前記開閉扉(25)に取り付けられ、開閉扉(25)の上端にピン(25a)を固定し、ピン(25a)はガイド板(32)のガイド溝(32a)に嵌められてガイド溝(32a)に沿って移動する構成とし、前記各開閉アーム(31)は、Jの字状に曲がった形状であり、前記各開閉アーム(31)が前記中間フレーム(21d)の外側方を迂回するように、前記回動支点(34b)を中心として回動可能に構成され、前記開閉扉(25)は、前記防除ブーム(40)と前記キャビン(20)との間の空間部の範囲内で開閉可能に支持され、前記開閉扉(25)は、開閉扉(25)が開放される場合に、前記キャビン(20)の外側方に向かって移動しながら前方に平行移動した後、前記開閉扉(25)の前側部が前記キャビン(20)の本体側に寄るように回転移動しながらキャビン(20)の前方に移動し、バックミラーを取り付けているアーム(27)にホルダ(26)を設け、前記開閉扉(25)が開放される場合に、前記開閉扉(25)側のストライカ(29)がキャビン(20)側のホルダ(26)に入り込んで前記開閉扉(25)が開いた状態で保持されることを特徴とする薬剤散布車両である。
また、請求項1記載の発明によれば、開閉扉(25)の開放時に、開閉扉(25)が薬剤タンク(30)に当接することがないので安全に開閉扉(25)の開放動作を行うことができる。
キャビン(20)の外側にガード(49)を設けたので、外側の防除ブーム(40b)がキャビン(20)に衝突するのを防止できる。
さらに、請求項1記載の発明によれば、開閉扉(25)を開いた状態で保持することができ、オペレータの乗降時に誤って開閉扉(25)が移動してオペレータが負傷する事故を抑制できる。
また、空調用のコンプレッサ(47)をキャビン(20)の右側後部下側であって、薬剤タンク(30)の前側に配置したので、薬剤タンク(30)を走行車体から外すとメンテナンスが容易となる。
また、冷媒の循環系統をキャビン(20)側のみで行うように完結するので、走行車体に対してキャビン(20)の着脱が容易となる。
左右の前部フレーム21a、21a、中間前フレーム21aC及びメインフレーム3で囲われる部分にはフロント下部ガラス板を配置する。また、左右の補助フレーム21baは、薬剤タンク30の上方の形状に沿って形成されている。
図2に示すように、冷却風を生成するエアコン本体75は、キャビン20の天井部に配置されており、キャビン20の上部を覆うキャビンルーフ22で覆われている。
図17にキャビン20の筐体を右後方から見た状態の斜視図を示すがキャビン20の空調用のコンプレッサ47をキャビン20の右側後部下側であって、図示しない薬剤タンクの前側に配置している。また、コンデンサ48をキャビン20の右側後部上側に配置している。このように、冷媒の循環系統をキャビン20側のみで行うように完結することで、走行車体2に対してキャビン20の着脱が容易となる。従ってコンプレッサ47をキャビン20から取り外すことで、走行車体2に対してキャビン20の脱着時にエアコン用冷媒の充填と回収を容易に行うことができる。
2 走行車体
3 メインフレーム
4 運転座席
6 前輪
7 後輪
20 キャビン
21 キャビンフレーム
22 キャビンルーフ
25 開閉扉
26 ホルダ
27 前方突出アーム
29 ストライカ
31 開閉アーム
32 ガイド板
34 ドアフレーム
34a 第一支点
34b 第二支点
35 ミラー
36 支持プレート
38 前側ガラス板
39 後側ガラス板
42 前側ロック用ノブ
43 後側ロック用ノブ
44 連結フレーム
45 ブームポスト
47 コンプレッサ
48 コンデンサ
49 ガード
52 ハンドキャッチャー
53 ファン
55 レシーバドライヤ
57 リヤガラス
58 インシュレータ
59 ネット
60 コンデンサカバー
61 ネットレール
63 コンデンサプレート
64 ハーネス
65 ノブボルト
80 ブーム受け
Claims (2)
- キャビン前部フレーム(21a)と、中間フレーム(21d)と、後部フレーム(21e)とを有し、乗降用の開閉扉(25)を設けたオペレータ操縦室となるキャビン(20)と、
キャビン(20)の後方に設けられた薬剤タンク(30)と、
左右方向に延びる薬液散布姿勢と、開閉扉(25)の側方を前後方向に延びる収納姿勢とに切り替え可能な構成を備えた薬剤を散布する防除ブーム(40)と、
キャビン(20)の上部に設けられ且つキャビン(20)の開閉扉(25)を前後方向に動作させるように案内するための案内具(31,32,25a)であって、開閉扉(25)が、キャビン(20)より前側に向かって開く動作をする案内具(31,32,25a)と、
を備え、
キャビン(20)の外側に、防除ブーム(40)がキャビン(20)に衝突することを防止するためのガード(49)を設け、
前記案内具(31,32,25a)は、上下に間隔をあけて配置された開閉アーム(31)を有し、
上側の開閉アーム(31)と下側の開閉アーム(31)の回動支点(34b)は、前記中間フレーム(21d)に設けられ、
前記各開閉アーム(31)の他端は、前記開閉扉(25)に取り付けられ、
開閉扉(25)の上端にピン(25a)を固定し、ピン(25a)はガイド板(32)のガイド溝(32a)に嵌められてガイド溝(32a)に沿って移動する構成とし、
前記各開閉アーム(31)は、Jの字状に曲がった形状であり、前記各開閉アーム(31)が前記中間フレーム(21d)の外側方を迂回するように、前記回動支点(34b)を中心として回動可能に構成され、
前記開閉扉(25)は、前記防除ブーム(40)と前記キャビン(20)との間の空間部の範囲内で開閉可能に支持され、
前記開閉扉(25)は、開閉扉(25)が開放される場合に、前記キャビン(20)の外側方に向かって移動しながら前方に平行移動した後、前記開閉扉(25)の前側部が前記キャビン(20)の本体側に寄るように回転移動しながらキャビン(20)の前方に移動し、
バックミラーを取り付けているアーム(27)にホルダ(26)を設け、前記開閉扉(25)が開放される場合に、前記開閉扉(25)側のストライカ(29)がキャビン(20)側のホルダ(26)に入り込んで前記開閉扉(25)が開いた状態で保持される
ことを特徴とする薬剤散布車両。 - 開閉扉(25)の後方であってキャビン(20)本体の上部に空調用のコンデンサ(48)を配置し、
前記コンデンサ(48)の外側にコンデンサ(48)を保護するガード(49)を設け、
前記キャビン(20)は、後部補助フレーム(21b)と上部フレーム(21c)とを有し、
前記上部フレーム(21c)と前記後部フレーム(21e)と前記後部補助フレーム(21b)との間に、コンデンサプレート(63)を設け、
前記コンデンサプレート(63)に、コンデンサ(48)に用いる電装品を設け
空調用のコンプレッサ(47)をキャビン(20)の右側後部下側であって、薬剤タンク(30)の前側に配置した
ことを特徴とする請求項1記載の薬剤散布車両。
Priority Applications (1)
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JP2015242290A JP6497311B2 (ja) | 2015-12-11 | 2015-12-11 | 薬剤散布車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015242290A JP6497311B2 (ja) | 2015-12-11 | 2015-12-11 | 薬剤散布車両 |
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ID=59057956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015242290A Active JP6497311B2 (ja) | 2015-12-11 | 2015-12-11 | 薬剤散布車両 |
Country Status (1)
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