JP6496600B2 - 露光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、立体ワーク(露光対象物)の表面上にフォトリソグラフィ技術を利用して回路等のパターンを形成する際の露光方法及び露光装置に関し、特に立体ワークの側面に露光可能な露光方法及び露光装置に関する。
従来からフォトリソグラフィ技術では、露光用マスクに描画されたパターンが平行光により立体ワークの上面及び/又は下面に垂直に投影され、立体ワーク上に塗布されたレジスト等が露光され、その露光された部分か、その逆に露光されていない部分がエッチングにより除去されて転写パターンを形成する。その際の露光装置としては、一般的に露光用マスクを立体ワークの光源側に接触又は近接させるマスクアライナー、又は、露光用マスクのパターンを等倍又は縮小して立体ワーク上に繰り返しステップ露光するステッパーが用いられている。
また、また、水晶振動子等の一部の立体ワークでは、立体ワークの上面及び/又は下面に限らず、側面にもパターンを形成することから、立体ワークの側面を垂直に露光する露光装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、断面が台形や直方体形状の立体ワークの上面や側面に対してその立体ワークの斜め上から傾斜させて露光(傾斜露光)させるために、光源、露光光学系、立体ワーク(又は立体ワークを載せたステージ/テーブル)の少なくとも一つを光軸に対して傾けて設置することで傾斜露光させることができる露光装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、例えば、露光用の投影ビームを横切ってビームを90°変化させるように光軸に対して約45°に傾けられたミラー付ブレードを移動させる露光装置が知られている(例えば、特許文献3を参照)
また、一般的なフィルム面(結像面)と、レンズ主面と、撮影対象物面とが平行平面で交わることがないカメラに対して、シャインプルーフの原理(側面から見たフィルム面とレンズ主面とが延長線上の一点で交わるように傾いて配置される時、ピントが合っている物面(物体面)の延長線はやはりその一点で交わるという原理)に基づいて設計された蛇腹式の大、中型のシャインプルーフカメラが知られている。
特開2005−134364号公報 特開2005−017273号公報 特開2006−339634号公報
しかしながら、上述したような傾斜露光を実施するためには、露光光の光源及び光学系を傾斜させるか、あるいは立体ワーク側を傾斜させて固定する必要があり、そのための複雑な装置が追加設置されて露光装置が大型化/複雑化/高コスト化する。また、露光光に対して被露光面が垂直面でなく傾斜した面であると、被露光面の傾斜方向に沿って焦点位置が変動し、焦点合わせの制御が複雑になり、立体ワークの側面にほぼ均一な光強度の露光光を照射する制御が難しくなる。そこでさらに、立体ワークを傾斜させる場合は、立体ワークを立体ワーク載置用ステージ平面上にフラットに置く場合に比べて、傾斜した下端側を含む自重により支持部への負荷が増加することになり、その際に立体ワークの傾斜方向の剛性が不足していると変形することになり、それによっても焦点位置が変動するので露光装置の位置決め精度が低下することがある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、露光光の光源、露光光学系、あるいは立体ワークを傾斜させることなく、垂直を含む任意角度の立体ワークの側面にマスク上のパターンを露光させることができ、さらに立体ワークの側面露光に必要な工数、時間及びコストを抑制でき、さらに立体ワークを露光用ステージ面上に平坦に置くことができ、露光装置の位置決め精度の低下を抑制できる露光方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の露光装置は、照明光の主光線(例えば、光学系の中心部の場合は光軸を通る光線であり、中心部以外の場合は光軸に平行で当該照明領域の中心を通る光線)に対して任意角度の表面を有する立体ワークの表面を露光可能な投影露光装置であって、照明光の主光線に対して直角未満の第1の傾斜角度に配置される露光用マスクパターンと、露光用マスクパターンを通過した照明光を、第1の傾斜角度よりも主光線に対して絶対値が小さい第2の傾斜角度で、立体ワーク上の結像面に向けて反射させる反射面を有するミラーと、を少なくとも有する。
好ましくは、本発明の露光装置の第1の傾斜角度と第2の傾斜角度が、露光用マスクパターン上の任意の点から結像面上の点に対応する点までの異なる経路を通過する各光路長が等しくなるように設定されるようにするとよい。
好ましくは、本発明の露光装置のミラーは、反射面を回動可能であるようにするとよい。
好ましくは、本発明の露光装置のミラーは、複数の前記反射面を有し、露光用マスクパターンは、各反射面に対応するマスクパターン面を有するようにするとよい。
好ましくは、本発明の露光装置が、複数の反射面への照射光を部分遮光して照射光を選択可能な照明ブラインドを有するようにするとよい。
好ましくは、本発明の露光装置のミラーの各反射面は、異なる方向に複数の表面を有する立体ワークの各表面に向けて、対応する照明光を反射可能に向けられるようにするとよい。
本発明の露光装置によれば、照明光の主光線に対して直角未満の第1の傾斜角度に配置される露光用マスクパターンと、露光用マスクパターンを通過した照明光を、第1の傾斜角度よりも主光線に対して絶対値が小さい第2の傾斜角度で、立体ワーク上の結像面に向けて反射させる反射面を有するミラーと、を少なくとも有することで、立体ワーク側面にマスクパターンを結像させ露光する際に必要な工数、時間及びコストを抑制することができる。また、本発明の露光装置によれば、立体ワーク側面にマスクパターンを結像させる場合であっても、立体ワークを斜めに保持する必要が無く、露光用ステージ面上に平坦に置くことができるので、露光装置の位置決め精度の低下を抑制できる。
一般的な投影露光装置における光学系の概略構成を縦断面的に示した概要図である。 図1の投影露光装置における投影レンズアセンブリの前後を抜き出して示した概要図である。 図2における物体面上の点A1、A2、A3の各点の周囲に微小領域の物体面を設けた場合を示した概要図である。 図3における微小物体面を所定の傾斜角で傾けた場合、微小結像面を対応する所定傾斜角で傾けることで結像させることができることを示した概要図である。 図4の微小な領域の照明光を、表面反射ミラーにて方向を変更することで、微小結像面の傾斜角を任意の傾斜角に変換して結像させることが可能であることを示した第1実施形態の概要図である。 図5の所定傾斜角度以外の微小物体面からの照射光を所定傾斜角度以外の表面反射ミラーによる反射させて垂直面の微小結像面に結像させることが可能であることを示した第2実施形態の概要図である。 図5のように構成された露光システムにおける物体面上の任意の微小物体面への照明光の供給を選択的に切り替える場合の照明光学系の構成を示した第3実施形態の概要図である。 図7の複数の微小物体面(マスク)と複数の表面反射ミラーをそれぞれ一体化させた構成を示した第4実施形態の概要図である。 (a)〜(f)は、図8に示された露光において、XYZ回転ステージ上の立体ワークが複数であり、かつ、所定のルールに従って配列されている場合に行われる繰り返し露光におけるXYZ回転ステージの動作と照明ブラインドによる照明光の切り替えを示す図である。 (a)〜(b)は、XYZ回転ステージ80上の複数の立体ワークの形状と配列の例を示す図である。 複数の立体ワークの4方向側面を1台の露光機で露光する場合の構成を示す図である。
以下、本発明に係る立体ワークの露光方法、露光装置、及び露光用マスクパターンの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<周辺技術説明>
図1は、ステッパー等の投影露光する一般的な投影露光装置における光学系の概略構成を縦断面的に示した概要図である。主光線100は,二次発光面51から出射され物体面10を照明する照明光200の主光線である。二次発光面51から主光線100を中心として放出された照明光200は、コンデンサーレンズ52を通過すると、ケーラー照明手段により、主光線100に垂直で結像面30と平行な平面である照明面60を均一に照明する。この光学系は、物体側のテレセントリック光学系になっている。照明面60には、露光されるパターンが描画されたレチクルマスク等の露光用マスクが配置され、主光線100に垂直で結像面30と平行な平面である物体面10となる。従って、照明面60と物体面10とは一致する。
二次発光面51は、不図示の露光装置のランプ(光源)等の発光点からの光が、インテグレータ等の光学系を通過することで、均一な照明が可能な照明光(露光光)に変換された発光面である。照明光の光源としては、例えばi線(波長365nm)又はg線(波長436nm)を放出する高圧水銀灯の出力光を光学系により平行光にして出力したもの、KrFエキシマレーザー(波長248nm)、ArFエキシマレーザー(波長193nm)等) が用いられる。
物体面10は、主光線100に垂直な照明面60と一致する平面であり、露光される露光用マスクが配置される。投影レンズアセンブリ20は、物体面10側の第1レンズ21と、結像面30側の第2レンズ22と、両レンズ間で照明光200について、限られた開口数の光のみを通過させて制限する絞り23を有し、絞り23上の何れの経路の光の光路長も同じになるように設計/製造される。物体面10を透過した照明光200は投影レンズアセンブリ20に達し、投影レンズアセンブリ20により、物体面10上のパターンが主光線100に垂直で物体面10と平行な平面である結像面30に結像される。この光学系は、像側のテレセントリック光学系になっており、限定された開口数の光のみで結像する。
物体面10上の直径の一端近傍に位置する第1の点をA1とし、物体面10上の中心に位置して主光線100との交点となる第2の点をA2とし、物体面10上の直径の他端近傍に位置する第3の点をA3とする。主光線110は,物体面10上の第1の点A1から出射され対応する結像面30上の第1の点A1’に結像される第1照明光210の主光線である。同様に主光線120は,物体面10上の第2の点A2から出射され対応する結像面30上の第2の点A2’に結像される第2照明光220の主光線であり、主光線130は,物体面10上の第3の点A3から出射され対応する結像面30上の第3の点A3’に結像される第3照明光230の主光線である。
図2は、図1の投影露光装置における投影レンズアセンブリの前後を抜き出して示した概要図である。点D1は、絞り23の開口における直径の一端の点である。点D2は、絞り23の開口平面における主光線120と交叉する中心の点であり、この点D2は、主光線110と主光線130も斜めに交叉する。点D3は、絞り23の開口における前記直径(点D1を含む)の他端の点である。
第1照明光210は、第1の点A1から出射され、投影レンズアセンブリ20を介して対応する結像面30上の第1の点A1’に結像される。同様に、第2照明光220は、第2の点A2から出射され、投影レンズアセンブリ20を介して対応する結像面30上の第2の点A2’に結像され、第3照明光230は、第3の点A3から出射され、投影レンズアセンブリ20を介して対応する結像面30上の第3の点A3’に結像される。
ここで投影レンズアセンブリ20内の照明光について、より詳しく説明する。物体面10上の点A1から出た照明光は、投影レンズアセンブリ20内の物体側の第1レンズ21を通過し、絞り23に到達する。絞り23では、通過する照明光を、点D1〜D3の直径の範囲の光のみが通過し、これ以外の領域は通過できないように制限する。従って、この絞り23により、物体面10上の点A1、A2、A3から出た照明光は、ある限られた開口数の光のみが絞り23を通過することになる。
絞り23の開口において、物体面10上の点A1からの照明光のうち主光線110を通る照明光は、主光線110と絞り23の開口の中心部で交わる点D2を通過する。絞り23を通過する残りの照明光は、絞り23の一端部(点D1)と他端部(点D3)の間を通過する。同様にして物体面10上の点A2、A3から出た照明光も、主光線110を通る照明光は点D2を通過し、残りの照明光は点D1と点D3の間を通過する。
図2に示したように、投影レンズアセンブリ20の物体側の光学系は、絞り23の中心部である点D2を通過する照明光が物体面10上の点A1、A2、A3の各点においてその物体面10を垂直に通過する光学系、すなわち、物体側テレセントリック光学系となっている。一般的にこのように物体側テレセントリック光学系に構成されることが多い。さらに、絞り23を通過した照明光は、投影レンズアセンブリ20内の第2レンズ22を通過し、投影レンズアセンブリ20から出射され、結像面30上の点A1’、A2’、A3’に結像する。この時、絞り23により限定された照明光になっていることから、ある限られた開口数にて結像をすることになる。特に絞り23の中心D2を通過する照明光がA1’、A2’、A3’の各点で結像面に垂直である光学系、すなわち、像側テレセントリック光学系に構成されることが多い。
投影レンズアセンブリ20は、物体面10上の点A1からの照明光を結像面30上の点A1’に結像させる時、絞り23上の点D1、 D2、 D3のどの経路を通った照明光であっても、各光路長が同じになるように設計製造される。同様にA2からA2’、 A3からA3’に結像する場合も、絞り23上の点D1、 D2、 D3のどの経路を通った時も同じ光路長になっている。ここで、点A1から出射して、D1、 D2、 D3の何れかの経路を通り、点A1’に結像する照明光を、絞り23上の点D1、 D2、 D3のどの経路を通った照明光でも各光路長は同じであるので「光路長1」とする。同様にして、点A2から出射して点A2’に結像する照明光を「光路長2」、点A3から出射して点A3’に結像する照明光を「光路長3」とする。すると、絞り23上のD1、 D2、 D3の何れかの経路を通る各光路長1〜3には以下の等式が成り立つ。
光路長1 : A1D1A1’=A1D2A1’=A1D3A1’・・・(1)
光路長2 : A2D1A2’=A2D2A2’=A2D3A2’・・・(2)
光路長3 : A3D1A3’=A3D2A3’=A3D3A3’・・・(3)
さらに、物体面10が平面であり、結像面30が平面であり、物体面10と結像面30が平行という条件を満足する場合、光路長1=光路長2=光路長3となり、物体面10から結像面30までの全ての光路長がほぼ等しくなる。また、各光路長が等しくならない場合、つまり、物体面10上の点A1、A2、A3の各点を微小領域光路長1、光路長2、光路長3が平面上で微小に異なる理由は、例えば、投影レンズアセンブリ20の第1レンズ21と第2レンズ22等において、いわゆる光学収差の中に像面湾曲が微小に存在するためである。
図3は、図2における物体面10上の点A1、A2、A3の各点の周囲に微小領域の物体面を設けた場合を示した概要図である。物体面10上の点A1の周囲に例えば円形の微小平面領域を設定し、その微少平面領域における点A1を通過するひとつの直径の両端に点B1、C1を設定する。そして物体面10上の直径B1A1C1を含み、主光線110に垂直な微少平面領域を設定して第1微小物体面11とする。同様にして結像面30側においても、結像面30上の点A1’の周囲に例えば円形の微小平面領域を設定し、その微少平面領域における点A1’を通過するひとつの直径の両端に点B1’、C1’を設定する。そして結像面30上の直径B1’A1’C1’を含み、主光線110に垂直な微少平面領域を設定して第1微小結像面31とする。すると第1微小物体面11を通過した第1テレセントリック光310は、投影レンズアセンブリ20を介して、第1微小結像面31上に結像する。
同様にして、物体面10上の点A2、A3の周囲に各々直径B2A2C2を含む第2微小物体面12と、直径B3A3C3を含第3微小物体面13を設定し、結像面30上の点A2’、A3’の周囲に各々直径B2’A2’C2’を含む第2微小物体面32と、直径B3’A3’C3’を含む第3微小物体面33を設定する。すると第2微小物体面12を通過した第2テレセントリック光320は、投影レンズアセンブリ20を介して、第2微小結像面32上に結像し、第3微小物体面13を通過した第3テレセントリック光330は、投影レンズアセンブリ20を介して、第3微小結像面33上に結像する。
この時、投影レンズアセンブリ20の像面湾曲が無視できるほど小さいならば、絞り23上の点D2を少なくとも通る各光路長4〜6には以下の等式が成り立つ。
光路長4 : A1D2A1’=B1D2B1’=C1D2C1’・・・(4)
光路長5 : A2D2A2’=B2D2B2’=C2D2C2’・・・(5)
光路長6 : A3D2A3’=B3D2B3’=C3D2C3’・・・(6)
図4は、図3における微小物体面を所定の傾斜角で傾けた場合、微小結像面を各々対応する所定傾斜角で傾けることで結像させることができることを示した概要図である。なお、本明細書において、傾斜角は特に記載のない限り、水平面に対する傾斜角ではなく、主光線に対する傾斜角とする。この微小物体面と微小結像面を傾斜させても結像させることができる場合は、投影レンズアセンブリ20の焦点深度を含む結像性能が保存される範囲において成り立つ。より具体的には、例えば、第1微小物体面11aを所定の傾斜角θ1で傾けた場合、第1微小結像面31aを対応する所定傾斜角θ1’(図4の場合はθ1=θ1’)で傾けることで結像させることができる。同様にして、第2微小物体面12aを所定の傾斜角θ2で傾けた場合、第2微小結像面32aを対応する所定傾斜角θ2’(図4の場合はθ2=θ2’)で傾けることで結像させることができ、第3微小物体面13aを所定の傾斜角θ3で傾けた場合、第3微小結像面33aを対応する所定傾斜角θ3’(図4の場合はθ3=θ3’)で傾けることで結像させることができる。(図4の場合はθ1≠θ2≠θ3、θ1’ ≠θ2’ ≠θ3’)
投影レンズアセンブリ20の倍率を−βとすると、微小物体面の所定の傾斜角と、微小結像面の対応する所定傾斜角の関係には以下の等式が成り立つ。
傾斜角θ1’ : θ1’=−θ1/β・・・(7)
傾斜角θ2’ : θ2’=−θ2/β・・・(8)
傾斜角θ3’ : θ3’=−θ3/β・・・(9)
が成り立ち、この場合の光路長は、前記したものと同様に以下が成り立つ。
光路長4 : A1D2A1’=B1D2B1’=C1D2C1’・・・(4)
光路長5 : A2D2A2’=B2D2B2’=C2D2C2’・・・(5)
光路長6 : A3D2A3’=B3D2B3’=C3D2C3’・・・(6)
上記の図4の関係は、いわゆるシャインプルーフの関係が、主光線100を外れた微小な物体面の領域と、投影レンズアセンブリと、微小な結像面の領域においても成り立っていることになる。
<第1実施形態>
図5は、図4の微小な領域の照明光を、表面反射ミラーにて方向を変更することで、微小結像面の傾斜角を任意の傾斜角に変換して結像させることが可能であることを示した第1実施形態の概要図である。より詳しくは、図5では、図4に示したような傾斜した第1微小物体面11b、第2微小物体面12b、第3微小物体面13b等の物体面10の微小な領域から出射した照明光について、シャインプルーフの関係を成り立たせながら、投影レンズアセンブリ20を通過した後のその照明光を表面反射ミラー41b、42b、43bにて方向を変更することで、傾斜角がシャインプルーフの関係にならない垂直や水平等の任意の傾斜角の第1微小結像面31b(傾斜角が垂直)、第2微小結像面32b(傾斜角が水平)、第3微小結像面33b(傾斜角が垂直)上に結像させることが可能であることを示している。
以下、説明を容易にするために、図5における投影レンズアセンブリ20の倍率β=1とする。図5において、垂直面である第1微小結像面31bに結像させる場合は、例えば、第1微小物体面11bの傾斜角θ1=+45°、第1表面反射ミラー41bの傾斜角θ1”=−(θ1)/2=−22.5°にすることで、左斜め上側からの照射光により結像させることができる。垂直面である第3微小結像面33bに結像させる場合は、例えば、第3微小物体面13bの傾斜角θ3=−45°、第3表面反射ミラー43bの傾斜角θ3”=−(θ3)/2=+22.5°にすることで、右斜め上側からの照射光により結像させることができる。水平面である第2微小結像面32bに結像させる場合は、例えば、第2微小物体面12bの傾斜角θ2=+45°、第2表面反射ミラー42bの傾斜角θ2”=−(θ2)/2=+22.5°にすることで、右斜め上側からの照射光により結像させることができる。
<第2実施形態>
図6は、図5の所定傾斜角θ1=±45°の第1〜3微小物体面11b〜13bからの照射光を所定傾斜角θ1”=±22.5°の第1〜3表面反射ミラー41b〜43bにより反射させて垂直面の微小結像面31b〜33bに結像させることが、所定傾斜角θ1=±45°以外の微小物体面で、所定傾斜角θ1”=±22.5°以外の表面反射ミラーを使用しても可能であることを示した第2実施形態の概要図である。図6においても、説明を容易にするために、投影レンズアセンブリ20の倍率β=1とする。
図6において、垂直面である第1微小結像面31cに結像させる場合は、例えば、第1微小物体面11cの傾斜角θ1=+45°、第1表面反射ミラー41cの傾斜角θ1”=−(θ1)/2=−22.5°にすることで、左斜め上側からの照射光により結像させることができる。垂直面である第3微小結像面33cに結像させる場合は、例えば、第3微小物体面13cの傾斜角θ3=+60°、第3表面反射ミラー43cの傾斜角θ3”=−(θ3)/2=−30°にすることで、左斜め上側からの照射光により結像させることができる。水平面である第2微小結像面32cに結像させる場合は、例えば、第2微小物体面12cの傾斜角θ2=+30°、第2表面反射ミラー42cの傾斜角θ2”=−(θ2)/2=―15°にすることで、右斜め上側からの照射光により結像させることができる。
<第3実施形態>
図7は、図5のように構成された露光システムにおける物体面上の任意の微小物体面への照明光の供給を選択的に切り替える場合の照明光学系の構成を示した第3実施形態の概要図である。図7における全般的な照明光の供給は、基本的に図1に示したような二次発光面51、コンデンサーレンズ52等を有する通常の照明光学系を使用すればよい。微小物体面への照明光(露光光)の供給を切り替えるには、露光システムにおける物体面10の光源(二次発光面51)側に、目的の微小物体面以外への照明光を遮光し、目的の微小物体面のみに照明光を供給することが可能な照明領域選択開口部54を有する部分的遮光機構の照明ブラインド53を使用する。照明ブラインド53は、照明領域選択開口部54の位置を不図示の制御装置と駆動装置により移動させることにより、左斜め上側からの照射光による垂直面である第1微小結像面31bへの結像と、右斜め上側からの照射光による垂直面である第3微小結像面33bへの結像と、右斜め上側からの照射光による水平面である第2微小結像面32bへの結像を切り替えて露光することが可能である。
図1に示したように物体面が水平であれば物体面10=照明面60であり、図5に示したような傾斜角θ1を有する微小物体面11bには、微小物体面11bと交叉して水平である第1微少照明面61が対応する。同様にして、傾斜角θ1を有する微小物体面12bには、微小物体面12bと交叉して水平である第2微少照明面62が対応し、傾斜角θ1を有する微小物体面13bには、微小物体面13bと交叉して水平である第3微少照明面63が対応する。図7では、照明ブラインド53により、照明領域選択開口部54で第1微少照明面61のみに照明光を供給し、第1微少照明面61以外(例えば、第2微少照明面62、第3微少照明面63等)への照明光を遮光している。従って、図7に示された場合では、照明ブラインド53を切り替えることで、第1微少照明面61のみを照射することにより、微小物体面11b(マスク)上のパターンのみを通過した第1テレセントリック光310を、投影レンズアセンブリ20を介して、垂直面である第1微小結像面31bへ左斜め上側からの照射光により結像させることができる。
同様にして、照明ブラインド53を切り替えることで、第2微少照明面62のみを照射することにより、微小物体面12b(マスク)上のパターンのみを通過した第2テレセントリック光320を、投影レンズアセンブリ20を介して、水平面である第2微小結像面32bへ右斜め上側からの照射光により結像させることができる。さらに、照明ブラインド53を切り替えることで、第3微少照明面63のみを照射することにより、微小物体面13b(マスク)上のパターンのみを通過した第3テレセントリック光330を、投影レンズアセンブリ20を介して、垂直面である第3微小結像面33bへ右斜め上側からの照射光により結像させることができる。このように照明ブラインド53を切り替える制御を、一般的な投影露光装置のXYZ回転ステージの制御と共に実施することで、例えば、直方体(六面体)形状、又は、側面を有するような厚みのある平板形状の立体ワークにおける上面に加えて4側面の表面上に、マスク上の回路パターン等を投影露光させ、フォトリソグラフィの手法により回路パターン等を形成することが可能になる。
<第4実施形態>
図8は、図7の第1〜第3微小物体面11b〜13b(マスク)と第1〜第3表面反射ミラー41b〜43bをそれぞれ一体化させた構成を示した第4実施形態の概要図である。部品の一体化は、実際の投影露光装置に本発明を適用する場合に、設計上からや、制御の容易化/効率化や部品点数を減少させるために考慮されるものである。
図8では、図7の物体面60(第1微少照明面61、第2微少照明面62、第3微少照明面63等を含む)に対応する位置にマスクホルダ15が設けられ、マスクホルダ15における図7の第1微小物体面11bと第3微小物体面13bに対応する位置に同様な傾斜角の第1長方形マスク16と第3長方形マスク18が一体に保持され、さらに図9には不図示であるが、それらと直交する位置に図11に示されるように同様な傾斜角の第2長方形マスク17と第4長方形マスク19が一体に保持される。各長方形マスク16〜19にはライン状にパターンが刻まれており、図8では、左斜め上側からの照射光により垂直面である第1結像面36に結像させることができる長方形マスク16と、右斜め上側からの照射光により垂直面である第3結像面38へ結像させることができる第3長方形マスク18が、それぞれマスクホルダ15に短手方向で+45°と−45°の傾斜角を有する状態で保持されている。
4面反射ミラー45は、四角錐形の上部を切り取った4つの側面を有する四角錐台形であり、主光線120と同軸に設置され、その4つの側面に図7の第1〜第3表面反射ミラー41b〜43bと同様な角度で、第1反射面46b、第2反射面47b、図9には不図示で図12に示された第3反射面48b、第4反射面49bが一体に設けられたミラーである。
第1立体ワーク71は、例えば、上面と下面とそれらと直角な4側面(第1結像面36、第2結像面37、第3結像面38、第4結像面39)を有する直方体(六面体)であり、各面上にはマスク上の回路パターン等が投影露光され、フォトリソグラフィの手法により回路パターン等を形成することが可能な立体ワークである。
XYZ回転ステージ80は、露光装置で露光される第1立体ワーク71等を載置して露光のための位置決めをするステージであり、例えば、立体ワークを載置した状態でX方向、Y方向、Z方向に移動可能であり、更に回転可能なXYZ回転ステージである。従って、第1立体ワーク71は、XYZ回転ステージ80上に保持されてXYZ回転方向に移動可能である。
第1立体ワーク71の位置等のアライメントは、投影レンズアセンブリ20付近に設置されたアライメントカメラ90によって検出された位置情報に基づいて、不図示のコンピュータ等の制御手段により調整される。
図8に示された場合では、照明ブラインド53を切り替えることで、マスクホルダ15上の傾斜角を有する第1長方形マスク16のみを照射することにより、第1長方形マスク16上のパターンのみを通過した第1テレセントリック光310を、投影レンズアセンブリ20を介して、垂直面である第1立体ワーク71の第1結像面36へ左斜め上側からの照射光により結像させることができる。なお、本実施形態の場合も、各長方形マスク16、18と各結像面36、38を傾斜させても結像させることができる場合は、投影レンズアセンブリ20の焦点深度を含む結像性能が保存される範囲において成り立つ。
さらに図8に示された場合では、同様に照明ブラインド53を切り替えるとともに、XYZ回転ステージ80により第1立体ワーク71の位置をアライメントすることで、第3長方形マスク18のみを照射することにより、第3長方形マスク18上のパターンのみを通過した第3テレセントリック光330を、垂直面である第1立体ワーク71の第3結像面38へ右斜め上側からの照射光により結像させることができる。
さらに図8に加えて図11を参照することで示されるように、同様に照明ブラインド53を切り替えるとともに、により第1立体ワーク71の位置をアライメントすることで、第2長方形マスク17のみを照射することにより、第2長方形マスク17上のパターンのみを通過した第2テレセントリック光320を、垂直面である第2結像面37へ斜め上側からの照射光により結像させることができ、同様にして、第4長方形マスク19のみを照射することにより、第4長方形マスク19上のパターンのみを通過した第4テレセントリック光340を、垂直面である第4結像面39へ斜め上側からの照射光により結像させることができる。
例えば、図8における第1立体ワーク71の左側面である第1結像面36へ左斜め上側からの照射光により結像させる場合、第1立体ワーク71の位置が、4面反射ミラー45の第1反射面46bで反射された左斜め上側からの照射光により、第1立体ワーク71の左側の第1結像面36を結像できる位置となるように、XYZ回転ステージ80を、アライメントカメラ90の位置情報に基づき移動させる。それとともに、照明ブラインド53を、マスクホルダ15上の傾斜角を有する第1長方形マスク16のみを照射するように切り替える。その後、二次発光面51が所望の露光量になるようランプのシャッターを稼働し光らせる。これにより、第1長方形マスク16のパターンのみを第1立体ワーク71の垂直な左側面である第1結像面36へ露光することができる。
次に、図8における第1立体ワーク71の右側面である第3結像面38へ右斜め上側からの照射光により結像させる場合、第1立体ワーク71の位置が、4面反射ミラー45の第2反射面47bで反射された右斜め上側からの照射光により、第1立体ワーク71の右側の第3結像面38を結像できる位置となるように、XYZ回転ステージ80を、アライメントカメラ90の位置情報に基づき移動させる。それとともに、照明ブラインド53を、マスクホルダ15上の傾斜角を有する第3長方形マスク18のみを照射するように切り替える。その後、二次発光面51が所望の露光量になるようランプのシャッターを稼働し光らせる。これにより、第3長方形マスク18のパターンのみを第1立体ワーク71の垂直な右側面である第3結像面38へ露光することができる。
図9(a)〜図9(f)は、図8に示された露光におけるXYZ回転ステージ80上の第1立体ワーク71が複数であり、かつ、所定のルールに従って配列されている場合に行われるステップアンドリピート露光におけるXYZ回転ステージ80の動作と照明ブラインド53による照明光の切り替えを示す図である。図9(a)〜図9(f)のXYZ回転ステージ80上には、第1立体ワーク71、第2立体ワーク72、第3立体ワーク73が所定の間隔を空けて配列されている。
まず、図9(a)では、XYZ回転ステージ80上の左端の第1立体ワーク71における垂直な左側面である第1結像面36に対して、第1長方形マスク16上のパターンのみを通過した第1テレセントリック光310が照射され、第1立体ワーク71の第1結像面36が露光される。次の図9(b)では、XYZ回転ステージ80を各ワークの間隔に相当する分の所定距離だけ左に移動させて、真ん中の第2立体ワーク72における垂直な左側面である第1結像面36に対して、第1長方形マスク16上のパターンのみを通過した第1テレセントリック光310が照射され、第2立体ワーク72の第1結像面36が露光される。さらに次の図9(c)では、XYZ回転ステージ80をもう一度各ワークの間隔に相当する分の所定距離だけ左に移動させて、右端の第3立体ワーク73における垂直な左側面である第1結像面36に対して、第1長方形マスク16上のパターンのみを通過した第1テレセントリック光310が照射され、第3立体ワーク73の第1結像面36が露光される。以上の動作を1列に配置された立体ワークの数だけステップアンドリピート露光で繰り返し、1列の最後に配置された立体ワークの最後の第1結像面36が露光されたら、その最後の立体ワークにおける垂直な右側面である第3結像面38に対して、第3長方形マスク18上のパターンのみを通過した第3テレセントリック光330を照射できる位置まで、XYZ回転ステージ80を左に移動させる。この移動は、ステップアンドリピート時の移動距離よりも大きくなる場合がある。
次に、図9(d)では、XYZ回転ステージ80上の右端の第3立体ワーク73における垂直な右側面である第3結像面38に対して、第3長方形マスク18上のパターンのみを通過した第3テレセントリック光330が照射され、第3立体ワーク73の第3結像面38が露光される。次の図9(e)では、XYZ回転ステージ80を各ワークの間隔に相当する分の所定距離だけ右に移動させて、真ん中の第2立体ワーク72における垂直な右側面である第3結像面38に対して、第3長方形マスク18上のパターンのみを通過した第3テレセントリック光330が照射され、第3立体ワーク73の第3結像面38が露光される。さらに次の図9(f)では、XYZ回転ステージ80をもう一度各ワークの間隔に相当する分の所定距離だけ右に移動させて、左端の第1立体ワーク71における垂直な右側面である第3結像面38に対して、第3長方形マスク18上のパターンのみを通過した第3テレセントリック光330が照射され、第1立体ワーク71の第3結像面38が露光される。以上の動作を1列に配置された立体ワークの数だけステップアンドリピート露光で繰り返し、1列の最後に配置された立体ワークの最後の第3結像面38が露光されたら、次の立体ワークの列に移動して、上記処理を繰り返し、未処理の列が無くなったら処理を終了する。
図10(a)と図10(b)は、XYZ回転ステージ80上の複数の立体ワークの形状と配列の例を示す図である。図10(a)で、XYZ回転ステージ80上に所定の等間隔で繰り返し配列された立体ワーク71a〜78aは、ステップアンドリピート露光が可能な間隔で繰り返し配列された正立方体であり、特に、各正立方体の各露光面が一直線上に配置されているのがステップアンドリピート露光をする上で望ましい。図10(b)で、XYZ回転ステージ80上に所定の等間隔で繰り返し配列された立体ワーク71b〜76bは、長方体であり、ステップアンドリピート露光が可能な間隔で繰り返し配列された正立方体であり、特に、各正立方体の各露光面が一直線上に配置されているのがステップアンドリピート露光をする上で望ましい。
図11は、複数の立体ワーク71c〜75cの4方向側面を1台の露光機で露光する場合の構成を示す図である。マスクホルダー15上には、4方向の第1長方形マスク16〜第4長方形マスク19が、図8に示したようなそれぞれに必要な方向で傾斜角45°で設置されている。投影レンズアセンブリ20の下にある表面反射ミラー45は、図8のところでも説明したように四角錐台形の形状をしており、それぞれの面が主光線120またはそれと平行な軸線に対して22,5°(水平面に対して67.5°)になるように加工されている。第1長方形マスク16〜第4長方形マスク19の各パターンが、第1結像面36〜第4結像面39に投影されるように各部が構成されている。4方向の第1長方形マスク16〜第4長方形マスク19のパターンは、不図示の照明ブラインド(図7または図8の符号53)により、各々個別に遮光することが可能になっている。図11のようにマスクホルダー15上に4方向の長方形マスクを設置し、4方向に反射可能な表面反射ミラー45とXYZ回転ステージ80を適切に制御して、ステップアンドリピート露光をそれぞれ4方向で行うことで、立体ワーク71c〜75cの4方向の側面を1台の露光機にて露光することが可能となりコストと露光の工数を低減させることができる。
このようにして本発明の各実施形態の露光装置では、露光光の光源、露光光学系、あるいは立体ワークを傾斜させることなく、垂直を含む任意角度の立体ワークの側面にマスク上のパターンを露光させることができるので、露光に必要な工数と時間、コスト、及びマスク数を抑制でき、さらに立体ワークを露光用ステージ面上に平坦に置くことができ、露光装置の位置決め精度の低下を抑制できる。
また、上記した本発明を応用することにより、1立体ワークセットにおける4側面同時露光とさらに上面露光も可能になり、イン領域をステップ&リピート露光することが可能になり、側面に傾斜露光する場合の最小線幅を細くすることができ、既存の投影露光レンズを使用することができ、既存の投影露光レンズでも大きなウエハに対応することが可能になるので、コストアップを抑制できる。
10 (主光線に垂直な)物体面、
11 (主光線に垂直な)第1微少物体面、
11a (第1傾斜角θ1の)第1微少物体面、
11b、11c (第1傾斜角−θ1の)第1微少物体面、
12 (主光線に垂直な)第2微少物体面、
12a (第2傾斜角θ2の)第2微少物体面、
12b (第2傾斜角−θ1の)第2微少物体面、
12c (第2傾斜角θ2の)第2微少物体面、
13 (主光線に垂直な)第3微少物体面、
13a (第3傾斜角θ3の)第3微少物体面、
13b (第3傾斜角θ1の)第3微少物体面、
13c (第3傾斜角θ3の)第3微少物体面、
15 マスクホルダ、
16 第1長方形マスク、
17 第2長方形マスク、
18 第3長方形マスク、
19 第4長方形マスク、
20 投影レンズアセンブリ、
21 第1レンズ、
22 第2レンズ、
23 絞り、
30 結像面、
31 第1微少結像面、
31a (第1傾斜角θ1’の)第1微少結像面、
31b、31c (第1反射角θ1”の)第1微少結像面、
32 第2微少結像面、
32a (第2傾斜角θ2’の)第2微少結像面、
32b (第1反射角θ1”の)第2微少結像面、
32c (第2反射角θ2”の)第2微少結像面、
33 第3微少結像面、
33a (第3傾斜角θ3’の)第3微少結像面、
33b (第1反射角θ1”のミラー(反射面)で反射した)第3微少結像面、
33c (第3反射角θ3”のミラー(反射面)で反射した)第3微少結像面、
34b (第1反射角θ1”のミラー(反射面)で反射した)第4微少結像面、
36 (第1反射角θ1”のミラー(反射面)で反射した)第1結像面、
37 (第1反射角θ1”のミラー(反射面)で反射した)第2結像面、
38 (第1反射角θ1”のミラー(反射面)で反射した)第3結像面、
39 (第1反射角θ1”のミラー(反射面)で反射した)第4結像面、
41b、41c (第1反射角θ1”の)第1ミラー、
42b (第1反射角−θ1”の)第2ミラー、
42c (第2反射角θ2”の)第2ミラー、
43b (第1反射角−θ1”の)第3ミラー、
43c (第3反射角θ3”の)第3ミラー、
45 4面反射ミラー、
46b (4面反射ミラーの)第1反射面、
47b (4面反射ミラーの)第2反射面、
48b (4面反射ミラーの)第3反射面、
49b (4面反射ミラーの)第4反射面、
51 二次発光面、
52 コンデンサーレンズ、
53 照明ブラインド、
54 照明領域選択開口部、
60 (主光線に垂直な)照明面、
61 (主光線に垂直な)第1微少照明面、
62 (主光線に垂直な)第2微少照明面、
63 (主光線に垂直な)第3微少照明面、
71、71a、71b、71c、 第1立体ワーク、
72、72a、72b、72c、 第2立体ワーク、
73、73a、73b、73c、 第3立体ワーク、
74、74a、74b、74c、 第4立体ワーク、
75、75a、75b、75c、 第5立体ワーク、
76、76a、76b、76c、 第6立体ワーク、
77、77a、77b、77c、 第7立体ワーク、
78、78a、78b、78c、 第8立体ワーク、
80 XYZ回転ステージ、
90 アライアントカメラ、
100 (二次発光面から出射される照明光の)主光線、
110 (点A1から出射される照明光の)第1主光線、
120 (点A2から出射される照明光の)第2主光線、
130 (点A3から出射される照明光の)第3主光線、
200 照明光、
210 (点A1から出射される)第1照明光、
220 (点A2から出射される)第2照明光、
230 (点A3から出射される)第3照明光、
310 (第1微少物体面を通過する)第1テレセントリック光、
320 (第2微少物体面を通過する)第2テレセントリック光、
330 (第3微少物体面を通過する)第3テレセントリック光、
A1 物体面(照明面)上の(直径の一端近傍の)第1の点、
A2 物体面(照明面)上の(中心の)第2の点、
A3 物体面(照明面)上の(直径の他端近傍の)第3の点、
A1’ 結像面30上の(直径の一端近傍の)第1の点、
A2’ 結像面30上の(中心の)第2の点、
A3’ 結像面30上の(直径の他端近傍の)第3の点、
D1 (絞りの)開口直径の一端、
D2 (絞りの)開口中心、
D2 (絞りの)開口直径の他端、
θ1 (第1微少物体面の)第1傾斜角、
θ2 (第2微少物体面の)第2傾斜角、
θ3 (第3微少物体面の)第3傾斜角、
θ1’ (第1微少結像面の)第1傾斜角、
θ2’ (第2微少結像面の)第2傾斜角、
θ3’ (第3微少結像面の)第3傾斜角、
θ1” (第1ミラーの)第1反射角(=|(θ1)|/2)
θ2” (第2ミラーの)第2反射角(=|(θ2)|/2)
θ3” (第3ミラーの)第3反射角(=|(θ3)|/2)

Claims (6)

  1. 照明光の主光線に対して任意角度の表面を有する立体ワークの表面を露光可能な投影露光装置であって、
    前記主光線に対して直角未満の第1の傾斜角度に配置される露光用マスクパターンと、
    前記露光用マスクパターンを通過した照明光を、前記第1の傾斜角度よりも前記主光線に対して絶対値が小さい第2の傾斜角度で前記立体ワーク上の結像面に向けて反射させる反射面を有するミラーと、
    を少なくとも有する投影露光装置。
  2. 前記第1の傾斜角度と前記第2の傾斜角度が、
    前記露光用マスクパターン上の任意の点から前記結像面上の前記点に対応する点までの異なる経路を通過する各光路長が等しくなるように設定される
    請求項1に記載の投影露光装置。
  3. 前記ミラーが、前記反射面を回動可能である
    請求項1又は2に記載の投影露光装置。
  4. 前記ミラーが、複数の前記反射面を有し、
    前記露光用マスクパターンは、前記各反射面に対応するマスク面を有する
    請求項1〜3の何れか1項に記載の投影露光装置。
  5. 前記複数の反射面への照射光を部分遮光して前記照射光を選択可能な照明ブラインドを有する
    請求項4に記載の投影露光装置。
  6. 前記ミラーの各反射面が、異なる方向に複数の表面を有する前記立体ワークの各表面に向けて、対応する照明光を反射可能に向けられる
    請求項5に記載の投影露光装置。
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