JP6495158B2 - ミスト発生装置 - Google Patents

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Description

この発明は、加湿空気を室内や顔面に向けて送風するミスト発生装置に関するものである。
従来、この種のものでは、器具本体内に設置され所定量の水を貯める貯水室内に水を汲み上げる回転体が駆動モータの一端に軸支された駆動軸と軸着し、また、当該駆動モータの他端に軸支された駆動軸には駆動モータの駆動により空気を流動させる送風ファンが軸着しており、運転開始指示があると、駆動モータが駆動することで回転体及び送風ファンが回転し、貯水室内の水が回転体によって汲み上げられて周囲に飛散し、回転体の周囲に形成された壁状の衝突体に水が衝突することで微細化され貯水室の周囲に加湿空気が発生し、送風ファンによって吸気口から流入した空気が器具本体内に形成された空気流路を流動して、貯水室内で発生したミストを含む加湿空気を送風口から室内へ送風するミスト発生装置があり、室内の湿度向上や送風口から送風される加湿空気を顔面に当てることで顔面のケアを実施していた。(例えば、特許文献1)
特開2002−119844号公報
しかし、この従来のものでは、貯水室の下流側となる空気流路上に送風ファンと駆動モータとが位置していることから、貯水室で発生したミストを含む加湿空気が送風ファンを通過する時、ミスト内の水に含まれるカルキや空気中の細かなホコリ等が送風ファンに付着して汚れることがあり、また、回転体が駆動モータに軸支された駆動軸と軸着していることで、貯水室側から駆動軸を通じて駆動モータ内へ加湿空気中の水分が侵入し、駆動モータの故障を引き起こす可能性があることから、改善の余地があった。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、吸気口と送風口とを有する器具本体と、当該器具本体内に設置された貯水室と、前記器具本体内に形成され前記吸気口から前記貯水室を経て前記送風口へ空気が流動する空気流路と、当該空気流路上に設置され下部側と上部側とが回動可能である駆動モータと、当該駆動モータの下部側で軸支された駆動軸と軸着し回転して前記貯水室内の水を汲み上げる回転体と、当該回転体で汲み上げた水を破砕する衝突体と、当該駆動モータの上部側に設置され前記空気流路内の空気を前記吸気口から前記送風口へ送風する送風ファンと、前記駆動モータの周囲を囲い込み前記駆動軸が挿通される軸穴が形成された区画壁とを備え、
前記貯水室より上流側の前記空気流路上に前記区画壁に囲い込まれた前記駆動モータを配置し、前記区画壁の上部側に前記軸穴より径が大きく前記送風ファンが貫通する貫通孔を形成したことを特徴とした。
この発明によれば、貯水室より上流側の空気流路上に区画壁に囲い込まれた駆動モータを配置し、区画壁の上部側に軸穴より径が大きく送風ファンが貫通する貫通孔を形成したので、送風ファンからの送風が貫通孔を通じて区画壁で囲い込まれた空間内に流入することにより、駆動モータ周囲の静圧が高まるため、貯水室から駆動モータ方向への加湿空気の逆流を防止し、貯水室で発生した加湿空気が駆動モータ及び送風ファンに触れないことから、カルキやホコリ等による送風ファンの汚れを防止することができ、また、駆動モータの駆動軸方向から加湿空気が流入しないため、加湿空気中の水分による駆動モータの故障を未然に防止することができる。
この発明の一実施形態のミスト発生装置を示す断面図 同一実施形態のA−A断面図
次に、本発明の一実施形態におけるミスト発生装置を図に基づき説明する。
1は室内の加湿を行うミスト発生装置の器具本体、2は該器具本体1の上面に形成され加湿空気が吹き出す送風口、3は該送風口2の上部に設置され加湿空気の風向を変更するルーバー、4は前記器具本体1の上部に形成され使用者が手で握って持ち運び可能とするハンドル、5は前記器具本体1の背面に形成され周囲の空気を吸い込む吸気口である。
6は器具本体1内部に設置され所定量の水を貯める貯水室、7は当該貯水室6の上部に形成された処理室、8は当該処理室7の上部に設置され回転駆動する回転部位8aと、当該回転部位8aと隣接し固定された固定部位8bと、当該固定部位8bと回転部位8aとの間に設置され回転部位8aを回動可能とするボールベアリング8cとで構成されたアウターロータモータとしての駆動モータであり、当該駆動モータ8の回転部位8aは、下方へ伸び回動可能となるように軸支した駆動軸9と、駆動モータ8の上部側にあり当該駆動軸9と共に回動する上端面10とで構成されている。
また、11は当該駆動モータ8の上端面10と接続し駆動モータ8の駆動により回転して空気を流動させる送風ファン、12は前記駆動軸9と軸着した略中空逆円錐形状の回転体、13は当該回転体12の上部外周に所定間隔を保持して形成された長穴状の開口、14は前記回転体12の上部外周に設置され前記回転体12と共に回転し、全周壁に多数のスリットや金網やパンチングメタル等から成る衝突体としての多孔部である。
このように、前記駆動モータ8を駆動軸9と上端面10とが回動可能なアウターロータモータで構成したことで、駆動軸9上に送風ファン11と回転体12とを共に軸着する必要がないことから駆動軸9が長大にならないため、駆動軸9から発生する振動や音の増大を防止することができる。
前記駆動モータ8を駆動させ、回転体12を回転させることで発生する遠心力で貯水室6内の水が吸い上げられ開口13から水滴と共に空気が飛散し、多孔部14を通過することで水滴が破砕され、更に貯水室6の壁面に衝突することで水の粒子が微細化してナノメートル(nm)サイズのミストが生成されると共に、水の粒子の微細化によるレナード効果でマイナスイオンが多量に発生する。
15は前記処理室7の上部に設置されたタンク設置部16に設置可能な給水タンクであり、タンク設置部16の所定位置に給水タンク15を設置すると、タンク設置部16に設置された給水弁17により給水タンク15の先端に挿着された図示しないキャップの弁が開放され、給水タンク15内の水が処理室7の壁面を伝って貯水室6に案内される。
18は貯水室6の底部に備えられ貯水室6内の水を加熱する加熱ヒータ、19は貯水室6の側壁に設置され貯水室6内の水の温度を検知する温度センサであり、該温度センサ19での検知温度が所定範囲となるよう前記加熱ヒータ18のON/OFFを切り替える。
20は吸気口5から送風口2まで空気が流動可能となるよう器具本体1内に形成された空気流路であり、前記空気流路20は、吸気口5から送風ファン11の設置場所までを形成する第1空気流路21と、送風ファン11の設置場所から処理室7までを形成する第2空気流路22と、処理室7から送風口2までを形成する第3空気流路23とで構成されている。
24は前記第2空気流路22上に位置し上部区画壁25と下部区画壁26とで駆動モータ8及び送風ファン11の下部側の周囲を囲い込むように形成された区画空間であり、前記上部区画壁25には、送風ファン11と所定距離の隙間ができ送風ファン11が貫通する貫通孔27が形成され、また、前記下部区画壁26には、駆動軸9が挿通する軸穴28が形成されている。
なお、貫通孔27を境にして第2空気流路22と区画空間24とに分かれて位置する送風ファン11の割合は、第2空気流路22へ送風される風量と区画空間24内へ送風される風量とのバランスとで設定されるものであり、送風口2から送風される加湿空気量が低下せず、かつ処理室7から軸穴28を通じて加湿空気が逆流しない静圧を区画空間24内で保つことができる範囲内で、送風ファン11の鉛直上下方向の位置を変化させ区画空間24内に位置する割合を調節する。
また、前記軸穴28の径よりも前記貫通孔27の径が大きいことで、駆動モータ8が駆動し送風ファン11により処理室7方向へ向かう空気の流動が空気流路20内で発生した時、前記貫通孔27から区画空間24の内部方向へ所定量の空気が流入して区画空間24内部の静圧を高めることができるため、貯水室6で発生した加湿空気が処理室7から前記軸穴28を通じて区画空間24内部へ逆流することがなく、また、駆動モータ8及び送風ファン11が加湿空気に触れてカルキ溜まりが発生することを防止することができる。
29は図示しない操作部からの入力信号や温度センサ19の検知信号等を受けて加熱ヒータ18及び駆動モータ8の動作を制御するマイコンで構成された制御部であり、ミスト発生装置での各種運転状態を制御する。
次に、本実施形態における加湿運転時の空気の流動方向について説明する。
まず、器具本体1の表面に形成された図示しない操作部上にある運転開始スイッチが操作されたら、制御部29は、駆動モータ8の駆動を開始させる信号を出力することで送風ファン11及び回転体12が回転駆動し、空気流路20内を空気が循環する。
この時、吸気口5から吸い込まれた器具本体1外の空気は第1空気流路21内を流動し、送風ファン11の上部まで空気が達したら第2空気流路22へ向かう空気と貫通孔27から区画空間24内に流入する空気とに分流し、第2空気流路22を流動する空気が処理室7内に達して貯水室6で発生したナノミストとマイナスイオンとを含んだ加湿空気となり、第2空気流路22とは別位置に形成された第3空気流路23内を流動して送風口2から器具本体1外へ加湿空気を送風する。
このように、第1空気流路21内の空気が送風ファン11の上部まで達したら、区画空間24を構成する上部区画壁25の側面と当該上部区画壁25の側面に対向する側面壁30との間に形成された第2空気流路22内を通過する空気と、上部区画壁25に形成された貫通孔27内に流入する空気とに分流することで、処理室7内へ空気を送風しつつ区画空間24内の静圧を高め、処理室7から軸穴28を通じて区画空間24内へ加湿空気が逆流することを防止することで、駆動モータ8の故障や送風ファン11のカルキによる汚れを防止する。
なお、貫通孔27の径の大きさは第2空気流路22の径の大きさとの比率で決定するものであり、第2空気流路22から処理室7へ流入する空気流量が大幅に低下せず、かつ区画空間24内の静圧を高めることが可能な大きさに形成するため、第2空気流路22の径の大きさによって貫通孔27の大きさが変更されるものである。
以上のように、第2空気流路22途中に配置され上部区画壁25と下部区画壁26とで囲われた区画空間24内に駆動モータ8を設置し、上部区画壁25に形成された貫通孔27を貫通する送風ファン11が駆動モータ8の上端面10と接続したことで、加湿運転時に貯水室6で発生したナノミストとマイナスイオンとを含む加湿空気が駆動モータ8及び送風ファン11に触れることがないため、駆動モータ8内に加湿空気が流入することで発生する故障や、送風ファン11のファンに加湿空気中のカルキ成分が付着して汚れることを未然に防止することができる。
また、軸穴28の径よりも貫通孔27の径の方が大きくなるよう形成したことで、加湿運転時に第2空気流路22内を流動する空気の一部を区画空間24内に流入させ区画空間24内の静圧を高めることで、加湿運転時に処理室7から軸穴28を通じて区画空間24内に加湿空気が逆流することが防止できるため、駆動モータ8内に加湿空気が流入して故障することを未然に防止し、更に、送風ファン11が加湿空気中のカルキによって汚れることを防止することが可能となる。
また、本実施形態で用いたその他の構成は一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図しておらず、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 器具本体
2 送風口
5 吸気口
6 貯水室
8 駆動モータ
9 駆動軸
11 送風ファン
12 回転体
14 多孔部
20 空気流路
25 上部区画壁
26 下部区画壁
27 貫通孔
28 軸穴

Claims (1)

  1. 吸気口と送風口とを有する器具本体と、当該器具本体内に設置された貯水室と、前記器具本体内に形成され前記吸気口から前記貯水室を経て前記送風口へ空気が流動する空気流路と、当該空気流路上に設置され下部側と上部側とが回動可能である駆動モータと、当該駆動モータの下部側で軸支された駆動軸と軸着し回転して前記貯水室内の水を汲み上げる回転体と、当該回転体で汲み上げた水を破砕する衝突体と、当該駆動モータの上部側に設置され前記空気流路内の空気を前記吸気口から前記送風口へ送風する送風ファンと、前記駆動モータの周囲を囲い込み前記駆動軸が挿通される軸穴が形成された区画壁とを備え、
    前記貯水室より上流側の前記空気流路上に前記区画壁に囲い込まれた前記駆動モータを配置し、前記区画壁の上部側に前記軸穴より径が大きく前記送風ファンが貫通する貫通孔を形成したことを特徴とするミスト発生装置。
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