JP6494832B1 - 情報処理装置、ゲームプログラム、及び、情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、ゲームプログラム、及び、情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】特典の付与後、引き続き抽選を行なうための動機付けを与える情報処理装置、ゲームプログラム、及び、情報処理方法の提供。
【解決手段】特別ゲームコンテンツをプレイヤーに付与する場合に、抽選回数が強制選出回数に到達する前では当選確率に従って抽選する一方で、抽選回数が強制選出回数に到達したときには、当選確率によらず、強制的に選出し、かつ、通常ゲームコンテンツをプレイヤーに付与する場合には、抽選回数に関係なく、当選確率に従って抽選する抽選処理部と、抽選回数が特典情報に設定されたいずれかの景品ゲームコンテンツに対応付けられた獲得確定回数に到達する度に、その到達した獲得確定回数が対応付けられた景品ゲームコンテンツをプレイヤーに付与する特典付与処理部と、景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数を比較可能に画面表示するための画面データを生成する画面データ生成処理部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、ゲームプログラム、及び、情報処理方法に関する。
プレイヤーの操作に応答して、総収容個数の少ない特別ゲームコンテンツ(例えば、レアコンテンツ)と、それよりも総収容個数の多い通常ゲームコンテンツ(レアコンテンツ以外)を収容するデッキの中から、そのプレイヤーに付与されるゲームコンテンツを無作為に選出するゲームプログラムが知られている(たとえば、特許文献1)。
また、プレイヤーの操作に応答して、低い当選確率が設定された特別ゲームコンテンツ(レアコンテンツ)と、それよりも高い当選確率が設定された通常ゲームコンテンツ(レアコンテンツ以外)を収容するデッキの中から、それぞれに設定された当選確率に基づいて、そのプレイヤーに付与されるゲームコンテンツを抽選するゲームプログラムが知られている(たとえば、特許文献1)。
特許第5335969号公報
特許文献1のような前者の抽選方式において、プレイヤーの抽選回数が景品ゲームコンテンツの獲得確定回数に到達したことで、景品ゲームコンテンツを特典としてそのプレイヤーに付与する場合がある。この場合、景品ゲームコンテンツを獲得したことで満足したプレイヤーは、このタイミングで抽選を止めてしまう虞がある。しかし、前者の抽選方式では、デッキ内の全ゲームコンテンツが無くなるまで抽選回数を増やすことによって、やがて特別ゲームコンテンツを確実に獲得できることを、プレイヤーに予め把握させることができる。そのため、景品ゲームコンテンツを獲得したプレイヤーに対し、さらに特別ゲームコンテンツの獲得を目指して引き続き抽選を行なうための動機付けを与えることができる。
その一方で、後者の抽選方式では、このようにして景品ゲームコンテンツを特典として付与しようとした場合、特別ゲームコンテンツを獲得できるまでの抽選回数を正確に予測できないため、景品ゲームコンテンツを獲得したプレイヤーに対し、さらに特別ゲームコンテンツの獲得を目指して引き続き抽選を行なうための動機付けを与えることが難しかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、後者の抽選方式において、特典の付与後、さらに特別ゲームコンテンツの獲得を目指して引き続き抽選を行なうための動機付けを与えることにある。
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、
特典としての景品ゲームコンテンツに獲得確定回数が対応付けて設定された特典情報が記憶されると共に、前記獲得確定回数よりも多い強制選出回数と当選確率が対応付けられた特別ゲームコンテンツ、及び、前記特別ゲームコンテンツよりも高い当選確率が対応付けられた通常ゲームコンテンツが設定されたデッキ情報が記憶される記憶部と、
プレイヤーによって抽選操作が行われる度に、前記デッキ情報に設定されたいずれかのゲームコンテンツを抽選し、その抽選されたゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する抽選処理部であって、
前記特別ゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する場合に、抽選回数が強制選出回数に到達する前では当選確率に従って抽選する一方で、抽選回数が強制選出回数に到達したときには、当選確率によらず、強制的に選出し、かつ、前記通常ゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する場合には、抽選回数に関係なく、当選確率に従って抽選する抽選処理部と、
抽選回数が前記特典情報に設定されたいずれかの景品ゲームコンテンツに対応付けられた獲得確定回数に到達する度に、その到達した獲得確定回数が対応付けられた景品ゲームコンテンツを、前記プレイヤーに付与する特典付与処理部と、
景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数を比較可能に画面表示するための画面データを生成する画面データ生成処理部と、
を備えたことを特徴とする情報処理装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
ゲームシステム1の全体構成例を示す図である。 サーバー装置10の機能上の構成を示すブロック図である。 キャラクター情報のデータ構造例を示す図である。 プレイヤー情報のデータ構造例を示す図である。 所有キャラクター情報のデータ構造例を示す図である。 デッキ情報のデータ構造例を示す図である。 特典情報のデータ構造例を示す図である。 プレイヤー端末20の機能上の構成を示すブロック図である。 本実施形態にかかるゲームシステム1の動作例を説明するためのフローチャートである。 抽選画面50の一例を示す図である。 抽選を6回行った後の抽選画面50の一例を示す図である。 抽選を89回行った後の抽選画面50の一例を示す図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
即ち、特典としての景品ゲームコンテンツに獲得確定回数が対応付けて設定された特典情報が記憶されると共に、前記獲得確定回数よりも多い強制選出回数と当選確率が対応付けられた特別ゲームコンテンツ、及び、前記特別ゲームコンテンツよりも高い当選確率が対応付けられた通常ゲームコンテンツが設定されたデッキ情報が記憶される記憶部と、
プレイヤーによって抽選操作が行われる度に、前記デッキ情報に設定されたいずれかのゲームコンテンツを抽選し、その抽選されたゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する抽選処理部であって、
前記特別ゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する場合に、抽選回数が強制選出回数に到達する前では当選確率に従って抽選する一方で、抽選回数が強制選出回数に到達したときには、当選確率によらず、強制的に選出し、かつ、前記通常ゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する場合には、抽選回数に関係なく、当選確率に従って抽選する抽選処理部と、
抽選回数が前記特典情報に設定されたいずれかの景品ゲームコンテンツに対応付けられた獲得確定回数に到達する度に、その到達した獲得確定回数が対応付けられた景品ゲームコンテンツを、前記プレイヤーに付与する特典付与処理部と、
景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数を比較可能に画面表示するための画面データを生成する画面データ生成処理部と、
を備えたことを特徴とする情報処理装置である。
このような情報処理装置によれば、特別ゲームコンテンツに対して強制選出回数が設定されており、かつ、景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数が比較可能に画面表示されるため、低い当選確率に基づき抽選が繰り返し行われたとしても、やがて抽選回数が強制選出回数に達することによって特別ゲームコンテンツを確実に獲得できることを、プレイヤーに予め把握させることができる。これにより、ゲームコンテンツの当選確率に従って抽選する方式であっても、景品ゲームコンテンツを獲得したプレイヤーに対し、さらに特別ゲームコンテンツの獲得を目指して引き続き抽選を行なうための動機付けを与えることが可能となる。
また、かかる情報処理装置であって、
前記抽選処理部は、プレイヤーが所定条件を満たすことにより、景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数との差が少なくなるように制御することとしてもよい。
このような情報処理装置によれば、景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数との差が少なくなることによって、景品ゲームコンテンツを獲得したプレイヤーに対し、さらに特別ゲームコンテンツの獲得を目指して引き続き抽選を行なうための動機付けをより強く与えることが可能となる。
また、かかる情報処理装置であって、
前記画面データ生成処理部は、
前記デッキ情報に設定された各ゲームコンテンツに関連付けて各々の当選確率を一覧表示するための画面データを生成するものであって、
特別ゲームコンテンツ及び通常ゲームコンテンツのうちの特別ゲームコンテンツについては、抽選回数が強制選出回数に到達する2回以上前では、前記特別ゲームコンテンツに関連付けてその当選確率を表示する一方で、抽選回数が強制選出回数に到達する1回前では、次回の抽選では前記特別ゲームコンテンツの当選確率が100%であることを表示することとしてもよい。
このような情報処理装置によれば、残り1回の抽選が行なわれることで、確実に特別ゲームコンテンツを獲得できることを、プレイヤーに簡単に把握させることができる。
また、かかる情報処理装置であって、
前記特典付与処理部は、抽選回数が所定回数以上になった場合には、
景品ゲームコンテンツの獲得確定回数が特別ゲームコンテンツの強制選出回数に近いほど、低いパラメーターが設定された景品ゲームコンテンツを付与することとしてもよい。
このような情報処理装置によれば、抽選回数が所定回数以上になると、抽選回数が景品ゲームコンテンツの獲得確定回数する度に、価値の低い特典が付与されることになるので、景品ゲームコンテンツの獲得で満足せずに特別ゲームコンテンツの獲得を目指して、抽選回数が特別ゲームコンテンツの強制選出回数に達するまでより積極的に抽選を行なうようになる。
次に、コンピューターに、
特典としての景品ゲームコンテンツに獲得確定回数が対応付けて設定された特典情報と共に、前記獲得確定回数よりも多い強制選出回数と当選確率が対応付けられた特別ゲームコンテンツ、及び、前記特別ゲームコンテンツよりも高い当選確率が対応付けられた通常ゲームコンテンツが設定されたデッキ情報を記憶部に記憶する処理と、
プレイヤーによって抽選操作が行われる度に、前記デッキ情報に設定されたいずれかのゲームコンテンツを抽選し、その抽選されたゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する抽選処理であって、
前記特別ゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する場合に、抽選回数が強制選出回数に到達する前では当選確率に従って抽選する一方で、抽選回数が強制選出回数に到達したときには、当選確率によらず、強制的に選出し、かつ、前記通常ゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する場合には、抽選回数に関係なく、当選確率に従って抽選する抽選処理と、
抽選回数が前記特典情報に設定されたいずれかの景品ゲームコンテンツに対応付けられた獲得確定回数に到達する度に、その到達した獲得確定回数が対応付けられた景品ゲームコンテンツを、前記プレイヤーに付与する特典付与処理と、
景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数を比較可能に画面表示するための画面データを生成する画面データ生成処理と、
を実行させることを特徴とするゲームプログラムである。
このようなゲームプログラムによれば、ゲームコンテンツの当選確率に従って抽選する方式であっても、景品ゲームコンテンツを獲得したプレイヤーに対し、さらに特別ゲームコンテンツの獲得を目指して引き続き抽選を行なうための動機付けを与えることが可能となる。
次に、コンピューターが、
特典としての景品ゲームコンテンツに獲得確定回数が対応付けて設定された特典情報と共に、前記獲得確定回数よりも多い強制選出回数と当選確率が対応付けられた特別ゲームコンテンツ、及び、前記特別ゲームコンテンツよりも高い当選確率が対応付けられた通常ゲームコンテンツが設定されたデッキ情報を記憶部に記憶し、
プレイヤーによって抽選操作が行われる度に、前記デッキ情報に設定されたいずれかのゲームコンテンツを抽選し、その抽選されたゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する際、
前記特別ゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する場合に、抽選回数が強制選出回数に到達する前では当選確率に従って抽選する一方で、抽選回数が強制選出回数に到達したときには、当選確率によらず、強制的に選出し、かつ、前記通常ゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する場合には、抽選回数に関係なく、当選確率に従って抽選し、
抽選回数が前記特典情報に設定されたいずれかの景品ゲームコンテンツに対応付けられた獲得確定回数に到達する度に、その到達した獲得確定回数が対応付けられた景品ゲームコンテンツを、前記プレイヤーに付与し、
景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数を比較可能に画面表示するための画面データを生成する、
ことを特徴とする情報処理方法である。
このような情報処理方法によれば、ゲームコンテンツの当選確率に従って抽選する方式であっても、景品ゲームコンテンツを獲得したプレイヤーに対し、さらに特別ゲームコンテンツの獲得を目指して引き続き抽選を行なうための動機付けを与えることが可能となる。
===実施形態===
<<ゲームシステム1の構成について>>
図1は、ゲームシステム1の全体構成の一例を示す図である。ゲームシステム1は、ネットワーク2(例えば、インターネット等)を介してゲームに関する各種サービスをプレイヤーに提供するものであり、サーバー装置10と、複数のプレイヤー端末20と、を含んで構成される。
本実施形態に係るゲームシステム1は、ゲームコンテンツの一例としてのキャラクターカード(以下、単に「キャラクター」とも呼ぶ)の獲得を目的とする抽選ゲームをプレイヤーに提供することができる。
本実施形態の抽選ゲームでは、プレイヤーの操作によって抽選が開始されると、抽選対象となるキャラクターを複数収容する収容デッキ(単に「デッキ」とも呼ぶ)の中から、キャラクター毎に設定された当選確率に基づき選出されたキャラクターが、そのプレイヤーに対して付与される。
このデッキには、希少価値に応じて分類されたレア度を有するキャラクターが複数収容されており、高いレア度のキャラクターであるほど低い当選確率が設定されている。そのため、高いレア度のキャラクターであるほど、そう簡単には入手できないようになっている。特に、デッキ内で最も高いレア度のキャラクター(以下、「特別キャラクター」とも呼ぶ)については、滅多に獲得することができないようになっている。
また、この抽選ゲームでは、プレイヤーが抽選を繰り返し行なって行くことで、抽選の結果によってどのレア度のキャラクターを獲得できたか否かに関係なく、特典として景品キャラクターを獲得できるようになっている。例えば、プレイヤーが抽選を繰り返し行なった結果、そのプレイヤーの抽選回数が最初の獲得確定回数に到達すると、1つ目の景品キャラクターが付与され、その次の獲得確定回数に到達すると、2つ目の景品キャラクターが付与される。
プレイヤーによっては、抽選の結果によって特別キャラクターを獲得できなくても、特典としての景品キャラクターを入手できたことで満足してしまって、このタイミングで抽選を止めてしまう可能性がある。また、この抽選ゲームは、いずれかのキャラクターをデッキの中から当選確率に基づき選出する方式で行われるため、特別キャラクターを入手するまでに必要となる抽選回数は、確率的に予測するしかない。実際に行なわれる抽選回数は、確率的な予測(期待値)とは必ずしも一致せず、むしろ多少なりとも予測値から外れることが多い。したがって、このような抽選方式では、特別キャラクターを獲得できるまでの抽選回数を正確に予測することができない。そのため、景品キャラクターを入手したプレイヤーに対し、さらに特別キャラクターの獲得を目指して引き続き抽選を行なうための動機付けを与えることが困難となる。
そこで、この抽選ゲームでは、景品キャラクターの獲得確定回数よりも多い強制選出回数を、その特別キャラクターに対して設定している。このように強制選出回数を設定することで、特別キャラクターについて低い当選確率に基づき抽選が繰り返し行われたとしても、やがて抽選回数が強制選出回数に達することによって特別キャラクターを確実に獲得できるようになる。これにより、このような抽選方式であっても、景品キャラクターを獲得したプレイヤーに対し、さらに特別キャラクターの獲得を目指して引き続き抽選を行なうための動機付けを与えることが可能となる。
さらに、この抽選ゲームでは、景品キャラクターの獲得確定回数と特別キャラクターの強制選出回数を比較可能に画面表示することができるため、景品キャラクターを獲得した後でも、やがて抽選回数が強制選出回数に達することで、特別キャラクターを確実に獲得できることを、プレイヤーに予め把握させることができる。
<<サーバー装置10の構成について>>
図2は、サーバー装置10の機能上の構成を示すブロック図である。サーバー装置10は、システム管理者等が各種サービスを運営・管理する際に利用する情報処理装置(例えば、ワークステーションやパーソナルコンピューター等)である。サーバー装置10は、プレイヤー端末20から各種のコマンド(リクエスト)を受信すると、プレイヤー端末20上で動作可能なゲームプログラム・各種データや、プレイヤー端末20の規格に合わせたマークアップ言語(HTML等)で作成されたWebページ(ゲーム画面等)を送信(レスポンス)する。サーバー装置10は、制御部11と、記憶部12と、入力部13と、表示部14と、通信部15と、を有する。
制御部11は、各部間のデータの受け渡しを行うと共に、サーバー装置10全体の制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)が所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。本実施形態の制御部11は、少なくとも、抽選処理部111、特典付与処理部112、画面データ生成処理部113を備える。
抽選処理部111は、ゲームプログラムに従って抽選ゲームを進行させる処理を実行する機能を有している。本実施形態における抽選処理部111は、プレイヤーによって抽選操作が行われる度に、デッキの中からいずれかのキャラクターを抽選し、その抽選されたキャラクターをそのプレイヤーに対して付与する。この際、特別キャラクターを付与する場合に、抽選回数が特別キャラクターの強制選出回数に到達する前では、当選確率に従って抽選する一方で、抽選回数が特別キャラクターの強制選出回数に到達したときには、当選確率によらず、強制的に選出する。また、通常キャラクターを付与する場合には、抽選回数に関係なく、当選確率に従って抽選する。
特典付与処理部112は、抽選ゲームの進行に伴って特典を付与する処理を実行する機能を有している。本実施形態における特典付与処理部112は、抽選回数が景品キャラクターの獲得確定回数に到達する度に、その到達したときの景品キャラクターを、そのときの抽選操作を行なったプレイヤーに対して付与する。
画面データ生成処理部113は、ゲーム画面をプレイヤー端末20に表示させるための画面データを生成する処理を実行する機能を有している。本実施形態における画面データ生成処理部113は、景品キャラクターの獲得確定回数と特別キャラクターの強制選出回数を比較可能に画面表示するための画面データを生成する。
記憶部12は、システムプログラムが記憶された読み取り専用の記憶領域であるROM(Read Only Memory)と、制御部11による演算処理のワーク領域として使用される書き換え可能な記憶領域であるRAM(Random Access Memory)とを有しており、例えば、フラッシュメモリやハードディスク等の不揮発性記憶装置によって実現される。本実施形態における記憶部12は、キャラクター情報、プレイヤー情報等の各種データが記憶されている。なお、これら各種情報については追って詳述する。
入力部13は、システム管理者等がゲームサービスに関する各種データ(例えば、キャラクター情報や特典情報等)を入力するためのものであり、例えば、キーボードやマウス等によって実現される。
表示部14は、制御部11からの指令に基づいてシステム管理者用の操作画面を表示するためのものであり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等によって実現される。
通信部15は、プレイヤー端末20との間で通信を行うためのものであり、プレイヤー端末20から送信される各種データや信号を受信する受信部としての機能と、制御部11の指令に応じて各種データや信号をプレイヤー端末20へ送信する送信部として機能とを有している。通信部15は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。
図3は、キャラクター情報のデータ構造例を示す図である。このキャラクター情報には、キャラクターIDに対応付けて、少なくとも、キャラクター名、レア度、最大攻撃力、最大防御力、最大体力、初期攻撃力、初期防御力、初期体力等の各種パラメーターの初期値及び最大値が設定されている。レア度は、キャラクターの希少度を示す情報であり、希少価値に応じて複数クラスに分類されている。ここでは、「R5」>「R4」>「R3」>「R2」>「R1」の順番に従ってレア度を高く設定している。
図4は、プレイヤー情報のデータ構造例を示す図である。このプレイヤー情報には、プレイヤーIDに対応付けて、少なくともプレイヤー名、所有メダル、所有キャラクター情報、デッキ情報が設定されている。所有メダルは、プレイヤーが所有するメダルの数量を示す情報である。所有キャラクター情報は、プレイヤーが所有するキャラクター(以下、「所有キャラクター」とも呼ぶ)に関する情報である。デッキ情報は、プレイヤーに対して割り当てられたデッキに関する情報である。
図5は、所有キャラクター情報のデータ構造例を示す図である。この所有キャラクター情報には、所有キャラクターのキャラクターIDに対応付けて、少なくともレベル、攻撃力、防御力、体力の各種パラメーターの現在値が設定されている。
図6は、デッキ情報のデータ構造例を示す図である。このデッキ情報には、キャラクター情報に設定されたキャラクターのうちのプレイヤーに付与され得るキャラクターを、所定数毎に1つのセットにまとめた収容デッキを定義する情報である。このデッキ情報は、デッキIDに対応付けて、少なくともデッキ名、抽選回数、特典情報、キャラクターID、レア度、レベル、当選確率、強制選出回数、残り回数が設定されている。抽選回数は、プレイヤーの操作に従ってそのデッキでこれまでに抽選が行われた回数を示す情報である。特典情報は、そのデッキに対応付けられた特典に関する情報である。キャラクターIDは、そのデッキに収容されるキャラクターを示す識別情報である。レベルは、そのデッキに収容されるキャラクターの強さを示すパラメーターである。強制選出回数は、抽選時に当選確率によらず強制的にキャラクターを選出するために必要な抽選回数を示す情報であって、デッキ内で最も高いレア度を持つ特別キャラクター(レア度「R5」)のみに設定されている。本実施形態では、デッキに収容される全キャラクターの当選確率を合算すると100%になるように設定されている。また、高いレア度のキャラクターであるほど、低い当選確率が設定されている。そのため、このデッキを用いる抽選では、高いレア度のキャラクターであるほど選出されにくくなっている。残り回数は、これまでの抽選回数を強制選出回数から減算した回数(つまり、特別キャラクターの獲得が確定するまでの残り抽選回数)を示す情報である。
図7は、特典情報のデータ構造例を示す図である。この特典情報には、特典IDに対応付けて、少なくともキャラクターID、レア度、レベル、獲得確定回数、残り回数、獲得フラグが設定されている。キャラクターIDは、特典としてプレイヤーに付与される景品キャラクターを示す識別情報である。レベルは、その景品キャラクターの強さを示すパラメーターである。獲得確定回数は、そのデッキを用いた抽選を行なう際に景品キャラクターを特典(おまけ)としてプレイヤーに獲得させるために必要な抽選回数を示す情報である。本実施形態では、景品キャラクターの獲得確定回数が、特別キャラクターの強制選出回数よりも小さくなるように設定されている。残り回数は、これまでの抽選回数を獲得確定回数から減算した回数(つまり、景品キャラクターの獲得が確定するまでの残り抽選回数)を示す情報である。獲得フラグは、すでに景品キャラクターがプレイヤーに付与されたか否かを特定するためのフラグ情報である。
<<プレイヤー端末20の構成について>>
図8は、プレイヤー端末20の機能上の構成を示すブロック図である。プレイヤー端末20は、プレイヤーが所持し利用することができる情報処理装置(例えば、スマートフォン、携帯電話端末、タブレット端末等)である。プレイヤー端末20は、Webブラウザ機能を有しているため、サーバー装置10から送信されたWebページ(ゲーム画面等)を画面表示することができる。プレイヤー端末20は、プレイヤー端末20全体の制御を行う端末制御部21と、各種データ・プログラムを記憶する端末記憶部22と、プレイヤーが操作入力を行うための端末入力部23と、ゲーム画面・操作画面を表示する端末表示部24と、サーバー装置10との間で情報通信を行う端末通信部25を有している。
<<ゲームシステム1の動作について>>
<全体>
図9は、本実施形態におけるゲームシステム1の動作例を説明するためのフローチャートである。
先ず、サーバー装置10は、プレイヤーが選択したデッキを用いた抽選ゲームの開始要求をプレイヤー端末20から受け付けると、プレイヤーがその抽選ゲームをプレイするための抽選画面をそのプレイヤー端末20に表示させるための制御を行なう(ステップS101)。
具体的には、サーバー装置10の画面データ生成処理部113は、プレイヤー端末20からの開始要求と共に受信したプレイヤーID等に基づき、図4に示すプレイヤー情報を参照して、そのプレイヤーのデッキ情報を取得する。そして、図6に示すデッキ情報を参照して、そのプレイヤーが選択したデッキに収容されるキャラクターのレア度、当選確率、特別キャラクターの強制選出回数、残り回数などの各データを取得する。また、画面データ生成処理部113は、図6に示すデッキ情報を参照して、そのプレイヤーが選択したデッキの特典情報を取得する。そして、図7に示す特典情報を参照して、特典としての景品キャラクターのレア度、獲得確定回数、残り回数などの各データを取得する。
そして、画面データ生成処理部113は、その取得した各データに基づいて、プレイヤーがその抽選ゲームをプレイするための抽選画面に対応する画面データを生成する。その後、サーバー装置10は、画面データ生成処理部113によって抽選画面に対応する画面データが生成されると、その画面データを要求元のプレイヤー端末20に送信する。プレイヤー端末20は、サーバー装置10から送信された画面データを受信すると、その画面データを解析することにより、抽選画面を端末表示部24に表示させる。
図10は、プレイヤー端末20に表示される抽選画面50の一例を示す図である。この抽選画面50には、特別キャラクター用の回数表示領域51と、景品キャラクター用の回数表示領域52と、当選確率表示領域53と、メダルを消費させて抽選を開始するための操作ボタン54が含まれている。ここでは、初期状態の抽選画面50が表示されているものとして説明する。
特別キャラクター用の回数表示領域51は、特別キャラクターの強制選出回数に達するまでの残りの抽選回数が表示されている。抽選の結果により、デッキの中から通常キャラクターが抽選される度に、1つずつカウントダウンされることになる。ここでは、特別キャラクター(レア度「R5」)の強制選出回数が「90」であるものとし、その特別キャラクター(レア度「R5」)の強制選出回数に達するまでの残りの抽選回数が「90」であることが図示されている。つまり、未だ抽選が行われていないときの初期状態が表示されている。
景品キャラクター用の回数表示領域52は、景品キャラクターの獲得確定回数に達するまでの残りの抽選回数が順番に表示されている。抽選の結果により、デッキの中からいずれかのキャラクターが抽選される度に、1つずつカウントダウンされることになる。ここでは、先行する景品キャラクター(レア度「R2」)の獲得確定回数が「7」であり、次に後続する景品キャラクター(レア度「R3」)の獲得確定回数が「40」であるものとし、その先行する景品キャラクター(レア度「R2」)の獲得確定回数に達するまでの残りの抽選回数が「7」であり、その後続する景品キャラクター(レア度「R3」)の獲得確定回数に達するまでの残りの抽選回数が「40」であることが図示されている。つまり、未だ抽選が行われていないときの初期状態が表示されている。
当選確率表示領域53は、図6に示すデッキ情報に基づいて、デッキに収容される各キャラクターに関連付けて各々の当選確率が一覧表示されている。プレイヤーは、各キャラクターに関連付けられた当選確率を見ることで、各キャラクターの獲得し易さを把握することができる。
このように抽選画面50には、景品キャラクターの獲得確定回数と特別キャラクターの強制選出回数が比較可能に画面表示されている。そのため、プレイヤーは、抽選を繰り返し行なうことで、抽選回数が段階的に獲得確定回数に到達することによって景品キャラクターを確実に獲得できることを予め把握できるようになっている。そして、景品キャラクターを獲得した後にも、抽選を繰り返し行なうことで、やがて抽選回数が強制選出回数に達することによって特別キャラクターを確実に獲得できることを予め把握することができるようになっている。これにより、特別キャラクターに低い当選確率が設定されていても、景品キャラクターの獲得後、さらに特別キャラクターの獲得を目指して引き続き抽選を行なうための動機付けをプレイヤーに与えることが可能となる。
このようにして抽選画面50が表示されている際に、プレイヤーが操作ボタン54を選択すると、プレイヤー端末20はそのプレイヤーの抽選操作に基づく操作情報をサーバー装置10に送信する。
図9に戻り、次いで、サーバー装置10は、プレイヤー端末20から送信された操作情報を受信して、プレイヤーが抽選画面50にて操作ボタン54を選択することによって抽選操作を行なったか否かを判定する(ステップS102)。
すなわち、サーバー装置10の抽選処理部111は、その受信した操作情報に基づいて、そのプレイヤーが抽選画面50にて操作ボタン54を選択していないと判定した場合には(ステップS102:NO)、そのプレイヤーによって抽選操作が行われるまで待機する。その一方で、そのプレイヤーが抽選画面50にて操作ボタン54を選択したと判定した場合に(ステップS102:YES)、次のステップS103へ処理を進める。
次いで、サーバー装置10は、プレイヤーが抽選画面50にて操作ボタン54を選択することによって抽選操作を行なったと判定された場合に、そのプレイヤーの所有するメダルが不足しているか否かを判定する(ステップS103)。
具体的には、サーバー装置10の抽選処理部111は、プレイヤー端末20からの操作情報と共に受信したプレイヤーID等に基づき、図4に示すプレイヤー情報に設定されたそのプレイヤーの所有メダルを参照して、抽選を行なうために必要となるメダル(例えば、1枚)をそのプレイヤーが所有しているか否かを判定する。
この判定により、そのプレイヤーの所有するメダルが不足していると判定した場合に(ステップS103:YES)、この処理を終了する。その一方で、そのプレイヤーの所有するメダルが不足していないと判定した場合には(ステップS103:NO)、次に続くステップS104へ処理を進める。
次いで、サーバー装置10は、そのプレイヤーの所有するメダルが不足していないと判定された場合には、そのデッキを用いた抽選ゲームによってそのプレイヤーに獲得させるキャラクターを決定するための抽選処理を実行する(ステップS104)。
具体的には、先ず、サーバー装置10の抽選処理部111は、プレイヤー端末20からの操作情報と共に受信したプレイヤーID等に基づき、図4に示すプレイヤー情報に設定されたそのプレイヤーの所有メダルの更新を行なって、そのプレイヤーの所有メダルからその抽選ゲームをプレイするために必要となるメダル(例えば、1枚)を減ずる。
次に、サーバー装置10の抽選処理部111は、図4に示すプレイヤー情報を参照して、そのプレイヤーのデッキ情報(図6参照)を取得する。そして、抽選処理部111は、その取得したそのプレイヤーのデッキ情報を参照して、そのプレイヤーが選択したデッキに収容されるすべてのキャラクターの中から各々の当選確率に基づきいずれかのキャラクターを抽選する。
次いで、サーバー装置10の抽選処理部111は、このようにしてデッキに収容されるすべてのキャラクターの中からいずれかのキャラクターが抽選されると、その抽選によって特別キャラクターが当選したか否かを判定する(ステップS105)。
この判定により、その抽選によって特別キャラクターが当選しないと判定した場合に(ステップS105:NO)、後述するステップS108へ処理を進める。その一方で、その抽選によって特別キャラクターが当選したと判定した場合には(ステップS105:YES)、次に続くステップS106へ処理を進める。
次いで、サーバー装置10の抽選処理部111は、その抽選によって特別キャラクターが当選したと判定した場合には、その当選した特別キャラクターをプレイヤーに対して付与する(ステップS106)。
すなわち、サーバー装置10の抽選処理部111は、図4に示すプレイヤー情報を参照して、そのプレイヤーの所有キャラクター情報(図5参照)を取得する。そして、抽選処理部111は、その取得したそのプレイヤーの所有キャラクター情報を更新して、その当選した特別キャラクターをそのプレイヤーの所有キャラクターとして設定する。
次いで、サーバー装置10は、このようにしてその当選した特別キャラクターがプレイヤーに付与されると、今回の抽選処理が実行されたことに伴うカウント処理を実行する(ステップS107)。
具体的には、サーバー装置10の抽選処理部111は、図4に示すプレイヤー情報を参照して、そのプレイヤーのデッキ情報(図6参照)を取得する。そして、抽選処理部111は、その取得したそのプレイヤーのデッキ情報を更新して、そのプレイヤーが選択したデッキに対応付けられた抽選回数を今回の抽選分だけ増やす。また、抽選処理部111は、その取得したそのプレイヤーのデッキ情報を更新して、そのプレイヤーが選択したデッキに収容される特別キャラクターの獲得が確定するまでの残り抽選回数をリセットする(つまり、その残り回数を強制選出回数に一致させる)。
そして、サーバー装置10の特典付与処理部112は、図4に示すプレイヤー情報を参照して、そのプレイヤーのデッキ情報(図6参照)を取得する。そして、特典付与処理部112は、その取得したそのプレイヤーのデッキ情報を参照して、そのプレイヤーが選択したデッキに対応付けられた特典情報を取得する。その後、特典付与処理部112は、その取得したそのデッキの特典情報を更新して、特典としての景品キャラクターの獲得が確定するまでの残り抽選回数を今回の抽選分だけ減じる。
次いで、サーバー装置10の抽選処理部111は、上述したステップS105の処理において特別キャラクターが当選しないと判定した場合には(つまり、抽選によって通常キャラクターが当選したと判定された場合には)、そのデッキでのこれまでの抽選回数が、そのデッキに収容される特別キャラクターの強制選出回数に到達したか否かを判定する(ステップS108)。
すなわち、サーバー装置10の抽選処理部111は、図4に示すプレイヤー情報を参照して、そのプレイヤーのデッキ情報(図6参照)を取得する。先ず、抽選処理部111は、その取得したそのプレイヤーのデッキ情報を更新して、そのプレイヤーが選択したデッキに対応付けられた抽選回数を今回の抽選分だけ増やす。次に、抽選処理部111は、そのプレイヤーが選択したデッキの抽選回数と、そのプレイヤーが選択したデッキに収容される特別キャラクターの強制選出回数とを比較する。この比較により、そのデッキでのこれまでの抽選回数が、そのデッキに収容される特別キャラクターの強制選出回数に到達したか否かを判定する。
この判定により、そのデッキに収容される特別キャラクターの強制選出回数に到達しないと判定した場合に(ステップS108:NO)、後述するステップS110へ処理を進める。その一方で、そのデッキに収容される特別キャラクターの強制選出回数に到達したと判定した場合には(ステップS108:YES)、次に続くステップS109へ処理を進める。
次いで、サーバー装置10の抽選処理部111は、そのデッキに収容される特別キャラクターの強制選出回数に到達したと判定した場合には、上述したステップS104の処理において抽選された通常キャラクターを付与せずに、そのデッキに収容される特別キャラクターを強制的に選出してプレイヤーに対して付与する(ステップS109)。
すなわち、サーバー装置10の抽選処理部111は、図4に示すプレイヤー情報を参照して、そのプレイヤーの所有キャラクター情報(図5参照)を取得する。そして、抽選処理部111は、その取得したそのプレイヤーの所有キャラクター情報を更新して、その強制的に選出した特別キャラクターをそのプレイヤーの所有キャラクターとして設定する。その後、このようにして特別キャラクターが強制的に付与されたことにより、そのデッキを用いた抽選ゲームは終了する。
次いで、サーバー装置10の抽選処理部111は、上述したステップS108の処理においてそのデッキに収容される特別キャラクターの強制選出回数に到達しないと判定した場合には、上述したステップS104の処理において抽選で当選した通常キャラクターをプレイヤーに対して付与する(ステップS110)。
すなわち、サーバー装置10の抽選処理部111は、図4に示すプレイヤー情報を参照して、そのプレイヤーの所有キャラクター情報(図5参照)を取得する。そして、抽選処理部111は、その取得したそのプレイヤーの所有キャラクター情報を更新して、その当選した通常キャラクターをそのプレイヤーの所有キャラクターとして設定する。
次いで、サーバー装置10は、このようにしてその当選した通常キャラクターがプレイヤーに付与されると、今回の抽選処理が実行されたことに伴うカウント処理を実行する(ステップS111)。
具体的には、サーバー装置10の抽選処理部111は、図4に示すプレイヤー情報を参照して、そのプレイヤーのデッキ情報(図6参照)を取得する。そして、抽選処理部111は、その取得したそのプレイヤーのデッキ情報を更新して、そのプレイヤーが選択したデッキに対応付けられた抽選回数を今回の抽選分だけ増やす。また、抽選処理部111は、その取得したそのプレイヤーのデッキ情報を更新して、そのプレイヤーが選択したデッキに収容される特別キャラクターの獲得が確定するまでの残り抽選回数を今回の抽選分だけ減じる。
そして、サーバー装置10の特典付与処理部112は、図4に示すプレイヤー情報を参照して、そのプレイヤーのデッキ情報(図6参照)を取得する。そして、特典付与処理部112は、その取得したそのプレイヤーのデッキ情報を参照して、そのプレイヤーが選択したデッキに対応付けられた特典情報(図7参照)を取得する。その後、特典付与処理部112は、その取得したそのデッキの特典情報を更新して、特典としての景品キャラクターの獲得が確定するまでの残り抽選回数を減じる。
次いで、サーバー装置10は、上述したステップS106の処理によって当選した特別キャラクターが付与され、又は、上述したステップS110の処理によって当選した通常キャラクターが付与されると、そのデッキでのこれまでの抽選回数が、そのデッキに対応付けられた景品キャラクターの獲得確定回数に到達したか否かを判定する(ステップS112)。
すなわち、サーバー装置10の特典付与処理部112は、図4に示すプレイヤー情報を参照して、そのプレイヤーのデッキ情報(図6参照)を取得する。そして、特典付与処理部112は、その取得したそのプレイヤーのデッキ情報を参照して、そのプレイヤーが選択したデッキの抽選回数と、そのプレイヤーが選択したデッキに対応付けられた景品キャラクターの獲得確定回数とを比較する。この比較により、そのデッキでのこれまでの抽選回数が、そのデッキに対応付けられた景品キャラクターの獲得確定回数に到達したか否かを判定する。
この判定により、そのデッキに対応付けられた景品キャラクターの獲得確定回数に到達しないと判定した場合に(ステップS112:NO)、この処理を終了する。その一方で、そのデッキに対応付けられた景品キャラクターの獲得確定回数に到達したと判定した場合には(ステップS112:YES)、次に続くステップS113へ処理を進める。
次いで、サーバー装置10の特典付与処理部112は、そのデッキに対応付けられた景品キャラクターの獲得確定回数に到達したと判定した場合には、その獲得確定回数に到達した景品キャラクターをプレイヤーに対して付与する(ステップS113)。
すなわち、サーバー装置10の特典付与処理部112は、図4に示すプレイヤー情報を参照して、そのプレイヤーの所有キャラクター情報(図5参照)を取得する。そして、特典付与処理部112は、その取得したそのプレイヤーの所有キャラクター情報を更新して、その獲得確定回数に到達した景品キャラクターをそのプレイヤーの所有キャラクターとして設定する。またこの際、特典付与処理部112は、景品キャラクターを付与したことにより、そのプレイヤーが選択したデッキに対応付けられた特典情報に設定された獲得フラグを更新する。
次いで、サーバー装置10の特典付与処理部112は、そのプレイヤーが選択したデッキに対応付けられた景品キャラクター全てを、そのプレイヤーに対して付与したか否かを判定する(ステップS114)。
すなわち、サーバー装置10の特典付与処理部112は、図4に示すプレイヤー情報を参照して、そのプレイヤーのデッキ情報(図6参照)を取得する。そして、特典付与処理部112は、その取得したそのプレイヤーのデッキ情報を参照して、そのプレイヤーが選択したデッキに対応付けられた特典情報(図7参照)を取得する。その後、特典付与処理部112は、その取得したそのデッキの特典情報に設定された獲得フラグを参照して、そのプレイヤーが選択したデッキに対応付けられた景品キャラクター全てが付与済みであるか否かを判定する。
この判定により、そのデッキに対応付けられた景品キャラクター全てをそのプレイヤーに対して付与したと判定した場合に(ステップS114:YES)、この処理を終了する。その一方で、そのデッキに対応付けられた景品キャラクター全てをそのプレイヤーに対して付与していないと判定した場合には(ステップS114:NO)、次に続くステップS115へ処理を進める。
次いで、サーバー装置10の特典付与処理部112は、そのデッキに対応付けられた景品キャラクター全てをそのプレイヤーに対して付与していないと判定した場合には、上述したステップS113の処理にて付与した景品キャラクターの次に出現させる景品キャラクター(つまり、景品キャラクター用の回数表示領域52に新たに表示される景品キャラクター)をセットする(ステップS115)。
すなわち、サーバー装置10の特典付与処理部112は、図4に示すプレイヤー情報を参照して、そのプレイヤーのデッキ情報(図6参照)を取得する。そして、特典付与処理部112は、その取得したそのプレイヤーのデッキ情報を参照して、そのプレイヤーが選択したデッキに対応付けられた特典情報(図7参照)を取得する。その後、特典付与処理部112は、その取得したそのデッキの特典情報を参照して、特典IDの順番に従って次の景品キャラクターをセットする。
<抽選画面の具体例1>
図11は、抽選を6回行った後の抽選画面50の一例を示す図である。
初期状態では、特別キャラクター(レア度「R5」)の強制選出回数が「90」であり、先行する景品キャラクター(レア度「R2」)の獲得確定回数が「7」であり、後続する景品キャラクター(レア度「R3」)の獲得確定回数が「40」であるものとする。
この初期状態の抽選画面50では、図10に示すように、特別キャラクター用の回数表示領域51において、特別キャラクター(レア度「R5」)の強制選出回数に達するまでの残りの抽選回数「90」が初期値のまま表示されている。また、景品キャラクター用の回数表示領域52では、先行する景品キャラクター(レア度「R2」)の獲得確定回数「7」が初期値のまま表示され、後続する景品キャラクター(レア度「R3」)の獲得確定回数「40」が初期値のまま表示されている。
その後、プレイヤーによって6回の抽選操作が行われて、そのプレイヤーによって選択されたデッキに収容されるキャラクターの中から、6体の通常キャラクターが抽選されたものとする。
この場合、この6回の抽選が行われた後の抽選画面50では、図11に示すように、特別キャラクター用の回数表示領域51において、特別キャラクター(レア度「R5」)の強制選出回数に達するまでの残りの抽選回数が6回分減って「84」であることが表示される。また、景品キャラクター用の回数表示領域52では、後続する景品キャラクター(レア度「R3」)の獲得確定回数に達するまでの残り回数が6回分減って「34」であることが表示される。
これに対して、先行する景品キャラクター(レア度「R2」)については、図11に示すように、6回分減って残りあと1回の抽選で獲得確定回数「7」に到達するので、次回の抽選によって景品キャラクター(レア度「R2」)を獲得できることが景品キャラクター用の回数表示領域52に表示される。
<抽選画面の具体例2>
図12は、抽選を89回行った後の抽選画面50の一例を示す図である。
初期状態では、特別キャラクター(レア度「R5」)の強制選出回数が「90」であり、先行する景品キャラクター(レア度「R2」)の獲得確定回数が「7」であり、後続する景品キャラクター(レア度「R3」)の獲得確定回数が「40」であるものとする。
この初期状態の抽選画面50では、図10に示すように、特別キャラクター用の回数表示領域51において、特別キャラクター(レア度「R5」)の強制選出回数に達するまでの残りの抽選回数「90」が初期値のまま表示されている。また、景品キャラクター用の回数表示領域52では、先行する景品キャラクター(レア度「R2」)の獲得確定回数「7」が初期値のまま表示され、後続する景品キャラクター(レア度「R3」)の獲得確定回数「40」が初期値のまま表示されている。
その後、プレイヤーによって89回の抽選操作が行われて、そのプレイヤーによって選択されたデッキに収容されるキャラクターの中から、89体の通常キャラクターが抽選されたものとする。また、獲得確定回数が「7」である景品キャラクター(レア度「R2」)は、7回の抽選操作が行われた際に、すでにそのプレイヤーに獲得されているものとする。同様に、獲得確定回数が「40」である景品キャラクター(レア度「R3」)も、40回の抽選操作が行われた際に、すでにそのプレイヤーに獲得されているものとする。
この場合、この89回の抽選が行われた後の抽選画面50では、図12に示すように、89回分減って残りあと1回の抽選で強制選出回数「90」に到達するので、次回の抽選によって特別キャラクター(レア度「R5」)を獲得できることが特別キャラクター用の回数表示領域51に表示される。
さらに、当選確率表示領域53においては、次回の抽選によって特別キャラクター(レア度「R5」)を確実に獲得できることから、その特別キャラクターの当選確率が本来の「1%」から「100%」に変更されたことが表示される。すなわち、この当選確率表示領域53では、特別キャラクター及び通常キャラクターのうちの特別キャラクターについては、抽選回数が強制選出回数に到達する2回以上前では、特別キャラクターに関連付けてその本来の当選確率(「1%」)が表示される一方で、抽選回数が強制選出回数に到達する1回前では、次回の抽選時に特別キャラクターの当選確率が「100%」であることが表示されることになる。
なお、景品キャラクター用の回数表示領域52には、図7に示す特典情報に設定された特典IDの順番に従って順次セットされた景品キャラクターについて、その獲得確定回数に達するまでの残り回数(「31回」や「5回」)が表示される。
<まとめ>
以上のように、本実施形態におけるゲームシステム1によれば、デッキ内の特別キャラクターに対して、景品キャラクターの獲得確定回数よりも多い強制選出回数を設定している。そのため、特別キャラクターについて低い当選確率に基づき抽選が繰り返し行われたとしても、やがて抽選回数が強制選出回数に達することによって特別キャラクターを確実に獲得できるようになる。そのため、景品キャラクターを獲得したプレイヤーに対し、さらに特別キャラクターの獲得を目指して引き続き抽選を行なうための動機付けを与えることができる。さらに、景品キャラクターの獲得確定回数と特別キャラクターの強制選出回数を比較可能に画面表示している。そのため、景品キャラクターを獲得した後でも、やがて抽選回数が強制選出回数に達することで、特別キャラクターを確実に獲得できることを、プレイヤーに予め把握させることができる。
===その他の実施形態===
上記の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
<獲得確定回数と強制選出回数との関係>
上記の本実施形態では、サーバー装置10の抽選処理部111は、プレイヤーが所定条件を満たすことによって、景品キャラクターの獲得確定回数と特別キャラクターの強制選出回数との差が少なくなるように制御することも可能である。
具体的には、サーバー装置10の抽選処理部111は、所定条件が成立した際に、特別キャラクターの強制選出回数を、初期値(例えば、90回)から下げた所定値(例えば、80回)に変動させてもよい。また、サーバー装置10の抽選処理部111は、所定条件が成立した際に、景品キャラクターの獲得確定回数を、初期値(例えば、40回)から上げた所定値(例えば、60回)に変動させてもよい。
また、所定条件の具体例としては、プレイヤーが行なった抽選回数が所定回数以上(例えば、200回以上)であること、プレイヤーがこれまでに消費したメダル数が所定数以上(例えば、200枚)になったこと、プレイヤーのゲーム結果によるランキングが上位(例えば、10位以上)であること等でもよい。
このように、景品キャラクターの獲得確定回数と特別キャラクターの強制選出回数との差が少なくなることによって、景品キャラクターを獲得したプレイヤーに対し、さらに特別キャラクターの獲得を目指して引き続き抽選を行なうための動機付けをより強く与えることができる。
<景品キャラクターの価値>
上記の本実施形態では、サーバー装置10の特典付与処理部112は、抽選回数が所定回数以上になったことにより、景品キャラクターの獲得確定回数が特別キャラクターの強制選出回数に近いほど、低いパラメーターが設定された景品キャラクターを付与することも可能である。
具体的には、サーバー装置10の特典付与処理部112は、抽選回数が所定回数以上(例えば、40回以上)になった場合に、その所定回数以降において抽選回数が増えるほど、獲得できる景品キャラクターのレベルが低くなるように制御する。すなわち、景品キャラクターの獲得確定回数と特典の価値との関係が比例関係にならないように制御する。なお、仮に比例関係にしてしまうと、抽選回数が増えるに連れて次々と強い景品キャラクターを確実に獲得できるようになる。そのため、本来であれば特別キャラクターの獲得を目指すはずのプレイヤーも、それで満足してしまい、特別キャラクターを確実に獲得できる強制選出回数まで抽選回数を増やさなくなる可能性が高くなってしまう。
これにより、抽選回数が所定回数以上になると、抽選回数が景品キャラクターの獲得確定回数する度に、低いレベルの景品キャラクター(つまり、弱い景品キャラクター)が付与されることになるので、景品キャラクターの獲得で満足せずに特別キャラクターの獲得を目指して、抽選回数が特別キャラクターの強制選出回数に達するまでより積極的に抽選を行なうようになる。
<ゲームコンテンツ>
上記の本実施形態では、キャラクターカードを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ゲームコンテンツは、電子的なゲームデータであれば良く、キャラクター自体、フィギュア、ゲームで使用される道具・アビリティ等のアイテムなどであっても良い。
<サーバー装置>
上記の本実施形態では、サーバー装置の一例として1台のサーバー装置10を備えたゲームシステム1を例に挙げて説明したが、これに限らず、サーバー装置の一例として複数台のサーバー装置10を備えたゲームシステム1としても良い。すなわち、複数台のサーバー装置10がネットワーク2を介して接続され、各サーバー装置10が各種処理を分散して行うようにしても良い。なお、サーバー装置10はコンピューターの一例である。
<情報処理装置>
上記の本実施形態におけるゲームシステム1では、ゲームプログラムに基づきサーバー装置10及びプレイヤー端末20を協働させて各種情報処理を実行する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、情報処理装置としてのプレイヤー端末20単体、または、サーバー装置10単体が、ゲームプログラムに基づき上記の各種情報処理を実行するようにしても良い。
また、情報処理装置としての機能の一部をプレイヤー端末20が担う構成としても良い。この場合には、サーバー装置10及びプレイヤー端末20が情報処理装置を構成する。
なお、情報処理装置はプロセッサー及びメモリを備えるコンピューターの一例である。
1 ゲームシステム
2 ネットワーク
10 サーバー装置
11 制御部
12 記憶部
13 入力部
14 表示部
15 通信部
20 プレイヤー端末
21 端末制御部
22 端末記憶部
23 端末入力部
24 端末表示部
25 端末通信部
50 抽選画面
51 回数表示領域
52 回数表示領域
53 当選確率表示領域
54 操作ボタン
111 抽選処理部
112 特典付与処理部
113 画面データ生成処理部

Claims (8)

  1. 特典としての景品ゲームコンテンツに獲得確定回数が対応付けて設定された特典情報が記憶されると共に、前記獲得確定回数よりも多い強制選出回数と当選確率が対応付けられた特別ゲームコンテンツ、及び、前記特別ゲームコンテンツよりも高い当選確率が対応付けられた通常ゲームコンテンツが設定されたデッキ情報が記憶される記憶部と、
    プレイヤーによって抽選操作が行われる度に、前記デッキ情報に設定されたいずれかのゲームコンテンツを抽選し、その抽選されたゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する抽選処理部であって、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選したと判定した場合に、当該特別ゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与し、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選しないと判定した場合であっても抽選回数が強制選出回数に到達したと判定した場合には、前記特別ゲームコンテンツを強制的に選出してプレイヤーに対して付与し、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選しないと判定した場合であり、かつ抽選回数が強制選出回数に到達しないと判定した場合には、前記抽選で当選した前記通常ゲームコンテンツをプレイヤーに対して付与する抽選処理部と、
    抽選回数が前記特典情報に設定されたいずれかの景品ゲームコンテンツに対応付けられた獲得確定回数に到達する度に、その到達した獲得確定回数が対応付けられた景品ゲームコンテンツを、前記プレイヤーに付与する特典付与処理部と、
    景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数を比較可能に画面表示するための画面データを生成する画面データ生成処理部と、
    を備え、
    前記抽選処理部は、プレイヤーが所定条件を満たすことにより、景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数との差が少なくなるように制御する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記画面データ生成処理部は、
    前記デッキ情報に設定された各ゲームコンテンツに関連付けて各々の当選確率を一覧表示するための画面データを生成するものであって、
    特別ゲームコンテンツ及び通常ゲームコンテンツのうちの特別ゲームコンテンツについては、抽選回数が強制選出回数に到達する2回以上前では、前記特別ゲームコンテンツに関連付けてその当選確率を表示する一方で、抽選回数が強制選出回数に到達する1回前では、次回の抽選では前記特別ゲームコンテンツの当選確率が100%であることを表示する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
    前記特典付与処理部は、抽選回数が所定回数以上になった場合には、
    景品ゲームコンテンツの獲得確定回数が特別ゲームコンテンツの強制選出回数に近いほど、低いパラメーターが設定された景品ゲームコンテンツを付与する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 特典としての景品ゲームコンテンツに獲得確定回数が対応付けて設定された特典情報が記憶されると共に、前記獲得確定回数よりも多い強制選出回数と当選確率が対応付けられた特別ゲームコンテンツ、及び、前記特別ゲームコンテンツよりも高い当選確率が対応付けられた通常ゲームコンテンツが設定されたデッキ情報が記憶される記憶部と、
    プレイヤーによって抽選操作が行われる度に、前記デッキ情報に設定されたいずれかのゲームコンテンツを抽選し、その抽選されたゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する抽選処理部であって、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選したと判定した場合に、当該特別ゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与し、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選しないと判定した場合であっても抽選回数が強制選出回数に到達したと判定した場合には、前記特別ゲームコンテンツを強制的に選出してプレイヤーに対して付与し、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選しないと判定した場合であり、かつ抽選回数が強制選出回数に到達しないと判定した場合には、前記抽選で当選した前記通常ゲームコンテンツをプレイヤーに対して付与する抽選処理部と、
    抽選回数が前記特典情報に設定されたいずれかの景品ゲームコンテンツに対応付けられた獲得確定回数に到達する度に、その到達した獲得確定回数が対応付けられた景品ゲームコンテンツを、前記プレイヤーに付与する特典付与処理部と、
    景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数を比較可能に画面表示するための画面データを生成する画面データ生成処理部と、
    を備え、
    前記特典付与処理部は、抽選回数が所定回数以上になった場合には、
    景品ゲームコンテンツの獲得確定回数が特別ゲームコンテンツの強制選出回数に近いほど、低いパラメーターが設定された景品ゲームコンテンツを付与する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. コンピューターに、
    特典としての景品ゲームコンテンツに獲得確定回数が対応付けて設定された特典情報と共に、前記獲得確定回数よりも多い強制選出回数と当選確率が対応付けられた特別ゲームコンテンツ、及び、前記特別ゲームコンテンツよりも高い当選確率が対応付けられた通常ゲームコンテンツが設定されたデッキ情報を記憶部に記憶する処理と、
    プレイヤーによって抽選操作が行われる度に、前記デッキ情報に設定されたいずれかのゲームコンテンツを抽選し、その抽選されたゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する抽選処理であって、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選したと判定した場合に、当該特別ゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与し、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選しないと判定した場合であっても抽選回数が強制選出回数に到達したと判定した場合には、前記特別ゲームコンテンツを強制的に選出してプレイヤーに対して付与し、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選しないと判定した場合であり、かつ抽選回数が強制選出回数に到達しないと判定した場合には、前記抽選で当選した前記通常ゲームコンテンツをプレイヤーに対して付与する抽選処理と、
    抽選回数が前記特典情報に設定されたいずれかの景品ゲームコンテンツに対応付けられた獲得確定回数に到達する度に、その到達した獲得確定回数が対応付けられた景品ゲームコンテンツを、前記プレイヤーに付与する特典付与処理と、
    景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数を比較可能に画面表示するための画面データを生成する画面データ生成処理と、
    を実行させ、
    前記抽選処理では、プレイヤーが所定条件を満たすことにより、景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数との差が少なくなるように制御する、
    ことを特徴とするゲームプログラム。
  6. コンピューターに、
    特典としての景品ゲームコンテンツに獲得確定回数が対応付けて設定された特典情報と共に、前記獲得確定回数よりも多い強制選出回数と当選確率が対応付けられた特別ゲームコンテンツ、及び、前記特別ゲームコンテンツよりも高い当選確率が対応付けられた通常ゲームコンテンツが設定されたデッキ情報を記憶部に記憶する処理と、
    プレイヤーによって抽選操作が行われる度に、前記デッキ情報に設定されたいずれかのゲームコンテンツを抽選し、その抽選されたゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する抽選処理であって、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選したと判定した場合に、当該特別ゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与し、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選しないと判定した場合であっても抽選回数が強制選出回数に到達したと判定した場合には、前記特別ゲームコンテンツを強制的に選出してプレイヤーに対して付与し、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選しないと判定した場合であり、かつ抽選回数が強制選出回数に到達しないと判定した場合には、前記抽選で当選した前記通常ゲームコンテンツをプレイヤーに対して付与する抽選処理と、
    抽選回数が前記特典情報に設定されたいずれかの景品ゲームコンテンツに対応付けられた獲得確定回数に到達する度に、その到達した獲得確定回数が対応付けられた景品ゲームコンテンツを、前記プレイヤーに付与する特典付与処理と、
    景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数を比較可能に画面表示するための画面データを生成する画面データ生成処理と、
    を実行させ、
    前記特典付与処理では、抽選回数が所定回数以上になった場合には、
    景品ゲームコンテンツの獲得確定回数が特別ゲームコンテンツの強制選出回数に近いほど、低いパラメーターが設定された景品ゲームコンテンツを付与する、
    ことを特徴とするゲームプログラム。
  7. コンピューターが、
    特典としての景品ゲームコンテンツに獲得確定回数が対応付けて設定された特典情報と共に、前記獲得確定回数よりも多い強制選出回数と当選確率が対応付けられた特別ゲームコンテンツ、及び、前記特別ゲームコンテンツよりも高い当選確率が対応付けられた通常ゲームコンテンツが設定されたデッキ情報を記憶部に記憶し、
    プレイヤーによって抽選操作が行われる度に、前記デッキ情報に設定されたいずれかのゲームコンテンツを抽選し、その抽選されたゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する際、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選したと判定した場合に、当該特別ゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与し、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選しないと判定した場合であっても抽選回数が強制選出回数に到達したと判定した場合には、前記特別ゲームコンテンツを強制的に選出してプレイヤーに対して付与し、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選しないと判定した場合であり、かつ抽選回数が強制選出回数に到達しないと判定した場合には、前記抽選で当選した前記通常ゲームコンテンツをプレイヤーに対して付与し、
    抽選回数が前記特典情報に設定されたいずれかの景品ゲームコンテンツに対応付けられた獲得確定回数に到達する度に、その到達した獲得確定回数が対応付けられた景品ゲームコンテンツを、前記プレイヤーに付与し、
    景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数を比較可能に画面表示するための画面データを生成し、
    さらに、
    その抽選されたゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する際には、プレイヤーが所定条件を満たすことにより、景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数との差が少なくなるように制御する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  8. コンピューターが、
    特典としての景品ゲームコンテンツに獲得確定回数が対応付けて設定された特典情報と共に、前記獲得確定回数よりも多い強制選出回数と当選確率が対応付けられた特別ゲームコンテンツ、及び、前記特別ゲームコンテンツよりも高い当選確率が対応付けられた通常ゲームコンテンツが設定されたデッキ情報を記憶部に記憶し、
    プレイヤーによって抽選操作が行われる度に、前記デッキ情報に設定されたいずれかのゲームコンテンツを抽選し、その抽選されたゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与する際、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選したと判定した場合に、当該特別ゲームコンテンツを前記プレイヤーに付与し、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選しないと判定した場合であっても抽選回数が強制選出回数に到達したと判定した場合には、前記特別ゲームコンテンツを強制的に選出してプレイヤーに対して付与し、
    前記抽選によって前記特別ゲームコンテンツが当選しないと判定した場合であり、かつ抽選回数が強制選出回数に到達しないと判定した場合には、前記抽選で当選した前記通常ゲームコンテンツをプレイヤーに対して付与し、
    抽選回数が前記特典情報に設定されたいずれかの景品ゲームコンテンツに対応付けられた獲得確定回数に到達する度に、その到達した獲得確定回数が対応付けられた景品ゲームコンテンツを、前記プレイヤーに付与し、
    景品ゲームコンテンツの獲得確定回数と特別ゲームコンテンツの強制選出回数を比較可能に画面表示するための画面データを生成し、
    さらに、
    その到達した獲得確定回数が対応付けられた景品ゲームコンテンツを、前記プレイヤーに付与する際、抽選回数が所定回数以上になった場合には、
    景品ゲームコンテンツの獲得確定回数が特別ゲームコンテンツの強制選出回数に近いほど、低いパラメーターが設定された景品ゲームコンテンツを付与する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
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