JP6494550B2 - 作業管理装置、パッケージ生成方法及びパッケージ生成プログラム - Google Patents

作業管理装置、パッケージ生成方法及びパッケージ生成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、作業管理装置、パッケージ生成方法及びパッケージ生成プログラムに関する。
近年、インターネットを通じて不特定多数の人に仕事等の作業を依頼するクラウドソーシングが注目されている。例えば、作業場所及び作業時間が限定される地図情報の更新作業や設備の点検作業は、作業を依頼された作業者が特定の場所に出向いて作業を行う必要があり、多くのコストがかかっていたものの、クラウドソーシングによって、特定の場所から近い位置にいるユーザにこれらの作業を依頼することができる。例えば、特許文献1には、作業場所が作業者の位置から所定距離未満の作業を、当該作業者に依頼するシステムが開示されている。
特許第3852781号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、作業場所が作業者の位置から所定距離未満の作業を、当該作業者に依頼することから、作業場所が作業者の位置から所定距離以上の作業については、作業者に依頼されずに残ってしまうという問題がある。このため、作業者に依頼されずに残る作業を効率的に作業者に依頼することが求められている。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、作業の実施率を高めることができる作業管理装置、パッケージ生成方法及びパッケージ生成プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る作業管理装置は、複数の作業の実施場所及び実施時間を示す情報を取得する第1取得部と、前記作業を実施する可能性がある候補者の行動範囲を示す行動範囲情報を取得する第2取得部と、前記作業の実施場所及び実施時間と、前記行動範囲とに基づいて、複数の前記作業を組み合わせた作業パッケージを生成する生成部と、を備える。
前記生成部は、実施時間が所定時間内の複数の作業のうち、前記実施場所が前記候補者の前記行動範囲の一部から所定範囲内に含まれない作業を選択し、当該作業の実施場所から前記所定範囲内を実施場所とする他の作業を選択し、新たに選択された作業の実施場所から前記所定範囲内に、前記行動範囲の一部が含まれるまで、新たに選択された作業の実施場所から前記所定範囲内に実施場所が含まれる新たな作業の選択を繰り返し、選択された複数の前記作業を組み合わせることにより前記作業パッケージを生成してもよい。
前記第2取得部は、前記候補者の日時ごとの行動範囲を示す行動範囲情報を取得し、前記生成部は、前記新たに選択される作業の実施場所が、当該作業の実施時間における前記候補者の前記行動範囲の一部から前記所定範囲に含まれるまで、新たに選択された作業の実施場所から前記所定範囲内に実施場所が含まれる新たな作業の選択を繰り返し、選択された複数の前記作業を組み合わせることにより前記作業パッケージを生成してもよい。
前記所定範囲は、前記候補者が取り得る複数の移動手段のそれぞれに対して定められており、前記生成部は、複数の前記移動手段のそれぞれについて、当該移動手段に対して定められている所定範囲に基づいて前記他の作業を選択することにより、前記作業パッケージを生成してもよい。
前記生成部は、前記候補者の行動範囲と、選択された複数の作業の実施場所とに基づいて、複数の作業の実施場所の全てを前記候補者が訪問するのにかかる移動時間を算出し、選択された複数の作業の実施時間と、前記移動時間とに基づいて、選択された複数の作業を含む作業パッケージを前記候補者が実施可能と判定すると、当該複数の作業を組み合わせた作業パッケージを生成してもよい。
前記作業管理装置は、前記作業パッケージに含まれる複数の前記作業のそれぞれの実施場所と、前記候補者の前記行動範囲とに基づいて、前記作業パッケージの実施に対する対価を設定する設定部をさらに備えてもよい。
前記設定部は、前記作業パッケージに含まれる複数の作業の実施時間と、複数の作業の実施場所の全てを前記候補者が訪問するのにかかる移動時間とに基づいて、前記作業パッケージの実施に対する対価を設定してもよい。
前記生成部は、前記候補者が取り得る複数の移動手段として徒歩又は自転車を用いる場合について前記作業パッケージを生成し、前記設定部は、前記作業パッケージに含まれる複数の作業の実施場所の高低差に基づいて、前記作業パッケージの実施に対する対価を設定してもよい。
本発明の第2の態様に係るパッケージ生成方法は、コンピュータにより実行される、一以上の作業の実施場所及び実施時間を示す情報を取得するステップと、前記作業を実施する可能性がある候補者の行動範囲を示す行動範囲情報を取得するステップと、前記作業の実施場所及び実施時間と、前記行動範囲とに基づいて、複数の前記作業を組み合わせた作業パッケージを生成するステップと、を備える。
本発明の第3の態様に係るパッケージ生成プログラムは、コンピュータを、複数の作業の実施場所及び実施時間を示す情報を取得する第1取得部、前記作業を実施する可能性がある候補者の行動範囲を示す行動範囲情報を取得する第2取得部、及び、前記作業の実施場所及び実施時間と、前記行動範囲とに基づいて、複数の前記作業を組み合わせた作業パッケージを生成する生成部、として機能させる。
本発明によれば、作業の実施率を高めることができるという効果を奏する。
第1実施形態に係るタスク管理システムの概要を示す図である。 第1実施形態に係るタスク管理装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る案件情報の一例を示す図である。 案件IDに対応するタスク情報の一例を示す図である。 行動ログ情報の一例を示す図である。 行動範囲情報の一例を示す図である。 タスクマッピング情報の一例を示す図である。 更新後のタスクマッピング情報の一例を示す図である。 リスト作成処理に係る処理の流れを示すフローチャートである。 タスクパッケージ情報の一例を示す図である。 パッケージ依頼先情報の一例を示す図である。 タスクパッケージを生成する例を説明する図である。
<第1実施形態>
[タスク管理システムSの概要]
図1は、第1実施形態に係るタスク管理システムSの概要を示す図である。タスク管理システムSは、作業管理装置としてのタスク管理装置1と、依頼者端末2と、候補者端末3とを備える。タスク管理システムSは、不特定多数の人に仕事等のタスクを依頼するクラウドソーシングを管理するシステムである。ここで、タスクは、短時間で実施可能な作業であるマイクロタスク等である。タスクは、インターネット等の通信ネットワークを介してタスクを実施する可能性がある不特定多数の候補者に依頼される。
タスク管理装置1は、依頼者端末2及び候補者端末3と通信ネットワークを介して接続されるサーバである。依頼者端末2は、タスクの実施を依頼する依頼者が使用するコンピュータであり、パーソナルコンピュータや、スマートフォン等である。候補者端末3は、依頼者から依頼されたタスクを実施する可能性がある候補者が使用するコンピュータであり、スマートフォン等の携帯端末である。なお、図1では、依頼者端末2及び候補者端末3は、それぞれ1台ずつ表示されているが、依頼者端末2及び候補者端末3は、複数存在しているものとする。
第1実施形態において、タスク管理装置1は、依頼者端末2から、タスクの実施場所及び実施時間を示す情報の登録を受け付けることにより、これらの情報を取得する(図1の(1)、(2))。タスク管理装置1は、候補者端末3を使用する候補者の行動ログを取得し(図1の(3))、当該行動ログに基づいて候補者の行動範囲を分析する(図1の(4))。タスク管理装置1は、タスクの実施場所及び実施時間と、候補者の行動範囲とに基づいて、複数のタスクを組み合わせたタスクパッケージを生成する(図1の(5))。
タスク管理装置1は、生成されたタスクパッケージに含まれる複数のタスクのそれぞれの実施場所と、候補者の行動範囲とに基づいて、タスクパッケージの実施に対して候補者に付与する対価を設定する(図1の(6))。タスク管理装置1は、設定された対価を含む見積情報を依頼者端末2に通知する(図1の(7))。依頼者は、見積結果を確認し、依頼者端末2を操作して、タスク管理装置1にタスクの依頼要求を行う(図1の(8))。タスク管理装置1は、タスクの依頼要求が行われたことに応じて、候補者端末3にタスクパッケージに含まれる複数のタスクを依頼する依頼情報を送信する(図1の(9)、(10))。
このように、タスク管理装置1は、候補者の行動範囲から離れているタスクと、当該タスクの近傍に位置するとともに依頼者の行動範囲の近傍に位置するタスクとをまとめてタスクパッケージとする。候補者は、自身の行動範囲から離れているタスクを単独で実施する場合に比べて、タスクパッケージに含まれている複数のタスクを効率よく実施することができるとともに高い報酬を得ることができるので、当該候補者が複数のタスクを実施する可能性が高くなる。よって、タスク管理装置1は、タスクの実施率を高めることができる。
以下、タスク管理装置1の構成について説明する。
[タスク管理装置1の構成例]
図2は、第1実施形態に係るタスク管理装置1の構成を示す図である。
タスク管理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを備える。
通信部11は、インターネット等の通信ネットワークを介して外部装置と通信を行う。通信部11は、依頼者端末2及び候補者端末3と通信を行う。
記憶部12は、例えば、ROM及びRAM等である。記憶部12は、タスク管理装置1を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部12は、タスク管理装置1の制御部13を、後述する第1取得部131、第2取得部132、生成部133、設定部134、及び依頼部135として機能させる対価設定プログラムを記憶する。
制御部13は、例えばCPUである。制御部13は、記憶部12に記憶されている各種プログラムを実行することにより、タスク管理装置1に係る機能を制御する。制御部13は、第1取得部131と、第2取得部132と、生成部133と、設定部134と、依頼部135とを備える。
第1取得部131は、一以上のタスクの実施場所及び実施時間を示す情報を含む案件情報を取得し、取得した案件情報を記憶部12に記憶させる。具体的には、第1取得部131は、依頼者端末2から、図3に示すように、一以上のタスクを含む案件を識別する案件IDと、当該案件の内容と、一のタスクの想定実施時間と、案件に対して支払う金額を示す依頼総額と、案件の実施日時と、案件に含まれるタスクの詳細を示すタスク情報とを含む案件情報を受信する。
タスク情報には、タスクを識別するタスクIDと、タスクの実施場所と、実施場所の位置情報(例えば、緯度経度情報)とが含まれている。図4は、案件IDに対応するタスク情報の一例を示す図である。図4に示されるように、一の案件IDに対して、複数のタスク情報が関連付けられていることが確認できる。
第2取得部132は、タスクを実施する可能性がある候補者の行動範囲を示す行動範囲情報を取得する。具体的には、第2取得部132は、候補者端末3から、複数の時刻のそれぞれにおける候補者端末3の位置を示す位置情報と、候補者を識別する候補者IDとを含む行動ログ情報を受信する。例えば、第2取得部132は、所定時間おきに(例えば、1日に1回)、候補者端末3から行動ログ情報を受信し、当該行動ログ情報を記憶部12に記憶させる。図5は、行動ログ情報の一例を示す図である。図5に示すように、行動ログ情報は、候補者IDと、日時と、位置情報とを含んでいることが確認できる。
第2取得部132は、行動ログ情報を分析することにより、候補者端末3を使用する候補者の行動範囲を示す行動範囲情報を取得する。例えば、第2取得部132は、地域メッシュに基づく行動範囲情報を取得する。ここで、地域メッシュとは、緯度、経度に基づいて地域を格子状に分割することにより得られる複数の領域(以下、セルという。)に分けたものである。第1実施形態において、地域メッシュにおける一のセルの一辺の長さは、約250mであるものとするが、これに限らず、一のセルの一辺の長さを、約500m、約1kmとしてもよい。
第2取得部132は、記憶部12に記憶されている行動ログ情報に基づいて、候補者が滞在又は通過するセルを特定する。また、第2取得部132は、特定したセルにおける候補者の移動速度を特定するとともに、当該移動速度に基づいて当該セルにおける候補者の移動手段を特定する。第2取得部132は、候補者IDと、候補者が滞在又は通過したセルのセルIDと、当該セルにおける滞在時間と、当該セルにおける移動速度とを含む行動範囲情報を生成する。図6は、行動範囲情報の一例を示す図である。図6に示すように、行動範囲情報は、候補者IDと、地域メッシュにおけるセルを識別するセルIDと、当該セルにおける候補者の滞在時間と、当該セルにおける候補者の移動速度と、候補者の移動方法とを含んでいることが確認できる。
生成部133は、タスクの実施場所及び実施時間と、候補者の行動範囲とに基づいて、複数のタスクを組み合わせたタスクパッケージを生成する。
具体的には、まず、生成部133は、案件情報に含まれる複数のタスクの実施場所に対応する位置情報に基づいて、地域メッシュにおける、複数のタスクのそれぞれに対応するセルを特定する。生成部133は、複数のタスクのそれぞれに対応するセルを特定すると、タスクパッケージの生成に用いる探索Noを生成し、探索Noと、特定したセルIDと、タスクに対応する案件IDと、当該タスクのタスクIDとを関連付けて、タスクマッピング情報として記憶部12に記憶させる。
図7は、タスクマッピング情報の一例を示す図である。図7に示すように、タスクマッピング情報には、タスクに対応するセルに付される探索Noと、当該セルを識別するセルIDと、当該タスクに対応する案件の案件IDと、当該タスクのタスクIDとが関連付けて記憶されていることが確認できる。
続いて、生成部133は、複数のタスクのそれぞれに対応するセルについて、当該セルの近傍に位置する候補者の行動範囲との距離と、近傍の他のタスクとを特定する。ここで、タスクに対応するセルと候補者の行動範囲との距離は、タスクに対応するセルから、候補者の行動範囲に対応する複数のセルとの距離のうち、最も短い距離である。
生成部133は、候補者の行動範囲との距離と、近傍の他のタスクとを特定すると、タスクマッピング情報にこれらの情報を関連付けることにより、タスクマッピング情報を更新する。図8は、更新後のタスクマッピング情報の一例を示す図である。図8に示すように、タスクマッピング情報には、探索Noと、セルIDと、案件IDと、タスクIDと、候補者の行動範囲との距離と、近傍の他のタスクに対応する探索Noとが関連付けられていることが確認できる。ここで、候補者の行動範囲との距離が「−1」である場合、タスクに対応するセルの近傍(例えばセルから所定範囲内)に候補者の行動範囲に対応するセルが存在しないことを示している。
生成部133は、更新後のタスクマッピング情報を参照しながら、実施時間が所定時間内の複数のタスクのうち、実施場所が候補者の行動範囲に含まれないタスクを選択し、当該タスクの実施場所から所定範囲内を実施場所とする他のタスクを選択する。そして、生成部133は、新たに選択されたタスクの実施場所から所定範囲内に、行動範囲の一部が含まれるまで、新たに選択されたタスクから所定範囲内に含まれる新たなタスクの選択を繰り返す。生成部133は、選択された複数のタスクを組み合わせることによりタスクパッケージを生成する。ここで、生成部133は、移動手段が徒歩である場合に対応するタスクパッケージを生成するものとする。所定範囲は、「徒歩」に対応するタスクパッケージを生成する場合、タスクに対応するセルを中心とする7セル×7セルの領域であるものとする。
具体的には、生成部133は、リスト作成処理を実行することにより、タスクパッケージを生成する。以下、リスト作成処理について、フローチャートを参照しながら説明する。図9は、リスト作成処理に係る処理の流れを示すフローチャートであり、案件ごとに実施されるものとして説明している。しかし、これに限らず、複数の案件に対応し、案件ごとにタスクを区別せずに実施されるようにしてもよい。また、図9に示すフローチャートは、一例であり、生成部133は、タスクパッケージを生成可能であれば、図9に示す処理とは異なる処理によってタスクパッケージを生成してもよい。
まず、生成部133は、実施時間が所定時間内の複数のタスクのうち、実施場所が候補者の行動範囲から所定範囲内に含まれないタスクを選択する(S1)。
続いて、生成部133は、選択したタスクのタスクIDを記憶部12に記憶されているパッケージ候補リストに追加する(S2)。ここで、パッケージ候補リストは、タスクパッケージに含めるタスクのタスクIDを一時的に記憶するためのリストである。
続いて、生成部133は、現時点で選択されているタスク、又は過去に選択されたタスクの実施場所から所定範囲内に、未選択の他のタスクの実施場所が存在するか否かを判定する(S3)。生成部133は、所定範囲内に他のタスクの実施場所が存在すると判定すると、S4に処理を移し、所定範囲内に他のタスクの実施場所が存在しないと判定すると、S8に処理を移す。
S4において、生成部133は、所定範囲内に実施場所が存在する他のタスクを選択する。続いて、生成部133は、選択された他のタスクのタスクIDを、記憶部12に記憶されているパッケージ候補リストに追加する(S5)。
続いて、生成部133は、選択されたタスクの実施場所から所定範囲内に、候補者の行動範囲があるか否かを判定する(S6)。具体的には、生成部133は、選択されたタスクの実施場所から所定範囲内に、候補者の行動範囲に対応するセルの少なくとも一部が含まれているか否かを判定する。生成部133は、所定範囲内に候補者の行動範囲があると判定すると、S7に処理を移し、所定範囲内に候補者の行動範囲がないと判定すると、S3に処理を移す。
S7において、生成部133は、タスクパッケージに含まれるタスクを実施する候補者を示す情報を一時的に記憶する候補者リストに、選択されたタスクの実施場所から所定範囲内を行動範囲とする候補者の候補者IDを追加する。S7の処理が終了すると、生成部133は、S3に処理を移す。
S8において、生成部133は、記憶部12に記憶されているパッケージ候補リストに複数のタスクIDが含まれているか否かを判定する。生成部133は、パッケージ候補リストに複数のタスクIDが含まれていると判定すると、S9に処理を移し、パッケージ候補リストに複数のタスクIDが含まれていないと判定すると、S10に処理を移す。
S9において、生成部133は、パッケージ候補リスト及び候補者リストに基づいてタスクパッケージを生成する。具体的には、生成部133は、候補者リストに含まれる候補者の行動範囲と、パッケージ候補リストに含まれる、選択された複数のタスクの実施場所とに基づいて、複数のタスクの実施場所の全てを候補者が訪問するのにかかる移動時間を算出する。また、生成部133は、図3に示す案件情報を参照して、複数のタスクのそれぞれに対応する実施時間(想定実施時間)を特定する。そして、生成部133は、選択された複数のタスクの想定実施時間と、算出された移動時間とに基づいて、選択された複数のタスクを含むタスクパッケージを候補者が実施可能と判定すると、当該複数のタスクを組み合わせた一のタスクパッケージを生成する。
生成部133は、選択された複数のタスクを含むタスクパッケージを候補者が実施不可能と判定すると、複数のタスクパッケージを生成する。ここで、生成部133は、選択された複数のタスクに基づいて、一以上のタスクと、一以上のタスクパッケージとに分類してもよい。
生成部133は、パッケージIDを生成し、図10に示すように、当該パッケージIDと、パッケージ候補リストに含まれるタスクIDに対応する案件IDと、タスクIDと、タスクの実施場所に対応するセルIDとを関連付けてタスクパッケージ情報を生成することにより、タスクパッケージを生成する。また、生成部133は、候補者リストに基づいて当該タスクパッケージに対応する行動範囲を有する候補者の候補者IDを特定する。そして、生成部133は、図11に示すように、パッケージIDと、当該タスクパッケージに対応する行動範囲を有する候補者の候補者IDと、当該行動範囲に対応するセルのうち、タスクパッケージに含まれるタスクの実施場所から所定範囲に含まれるセルのセルIDとを関連付けてパッケージ依頼先情報として記憶部12に記憶させる。
S10において、生成部133は、実施場所が候補者の行動範囲に含まれていないタスクのうち、未選択のタスクが存在するか否かを判定する。生成部133は、未選択のタスクが存在すると判定すると、S1に処理を移し、未選択のタスクが存在しないと判定すると、本フローチャートに係る処理を終了する。
本フローチャートを実行することにより、生成部133は、案件情報に含まれる複数のタスクを、少なくとも一のタスクが候補者の行動範囲に対応するタスクパッケージと、全てのタスクが候補者の行動範囲に対応していないタスクパッケージと、他のタスクの実施場所が所定範囲内に存在しないとともに、候補者の行動範囲にも対応しない単一のタスクとに分類することができる。ここで、他のタスクが所定範囲内に存在しないとともに、候補者の行動範囲に対応する単一のタスクについては、本フローチャートでは選択されないので、生成部133は、選択されていないタスクを、他のタスクが所定範囲内に存在しないとともに、候補者の行動範囲に対応する単一のタスクに分類する。
以下の説明において、他のタスクが所定範囲内に存在しないとともに候補者の行動範囲に対応する単一のタスクを、候補者に紐づく単一タスク、少なくとも一のタスクが候補者の行動範囲に対応するタスクパッケージを、候補者に紐づくタスクパッケージ、全てのタスクが候補者の行動範囲に対応していないタスクパッケージを、候補者に紐付かないタスクパッケージ、他のタスクが所定範囲内に存在しないとともに候補者の行動範囲にも対応しない単一のタスクを、候補者に紐付かない単一タスクという。
なお、上述の説明では、所定範囲は、候補者の移動手段が徒歩であることを想定して設定したが、これに限らない。所定範囲は、候補者が取り得る複数の移動手段(例えば、車、電車、自転車、徒歩等)のそれぞれに定められていてもよい。そして、生成部133は、複数の移動手段のそれぞれについて、当該移動手段に対して定められている所定範囲に基づいて他のタスクを選択することにより、タスクパッケージを生成してもよい。
図12は、タスクパッケージを生成する例を説明する図である。図12では、便宜上、セルに座標を割り当てて、当該座標に基づいてセルの位置を表現する。図12では、右上のセルの位置を原点(0,0)として説明を行う。また、TA、TB、TC、TDは、タスクであるものとする。また、UA、UB、UCは、候補者の滞在場所、UA、UB、UCを結ぶ線は、候補者の行動範囲であるものとする。
図12において、生成部133は、候補者の行動範囲に含まれないタスクとして、タスクTAを選択したとする。生成部133は、選択したタスクTAのタスクIDをパッケージ候補リストに追加する。生成部133は、選択したタスクTAの実施場所から所定範囲内に実施場所がある他のタスクを選択する。ここで、生成部133は、選択したタスクTAの実施場所に対応するセルから近い順に、他のタスクを探索する。ここでは、タスクTAの実施場所から所定範囲内には、タスクTBの実施場所が存在していることから、生成部133は、タスクTBを選択し、当該タスクTBのタスクIDをパッケージ候補リストに追加する。
タスクTBの実施場所から所定範囲内には、タスクTCの実施場所が存在していることから、生成部133は、タスクTCを選択し、当該タスクTCのタスクIDをパッケージ候補リストに追加する。
タスクTCの実施場所から所定範囲内には、タスクTDの実施場所が存在していることから、生成部133は、タスクTDを選択し、当該タスクTDのタスクIDをパッケージ候補リストに追加する。
タスクTDの実施場所から所定範囲内には、候補者の行動範囲の一部が含まれていることから、生成部133は、パッケージ候補リストに含まれているタスクIDに基づいて、タスクTA、TB、TC及びTDを含むタスクパッケージを生成する。
設定部134は、単一タスク、及びタスクパッケージに含まれる複数のタスクのそれぞれの実施場所と、想定実施時間と、候補者の行動範囲とに基づいて、単一タスク及びタスクパッケージに含まれるタスクの実施に対する対価を設定する。設定部134は、タスクパッケージに含まれるタスクの対価を設定する場合には、タスクパッケージに含まれる複数のタスクのそれぞれの実施場所と、候補者の行動範囲とに基づいて算出される、パッケージに含まれる全てのタスクを候補者が訪問するのにかかる移動時間と、全てのタスクの想定実施時間とに基づいて対価を設定する。
候補者に紐づく単一タスクをT1、候補者に紐づくタスクパッケージをPt2、タスクパッケージPt2に含まれるタスクをT2、候補者に紐づかないタスクパッケージをPt3、タスクパッケージPt3に含まれるタスクをT3、候補者に紐付かない単一タスクをT4とし、T1〜T4に関する各情報を以下のように定義する。
NT1〜NT4:T1〜T4の個数
UPT1〜UPT4:T1〜T4の単価
UPRT1〜UPRT4:T1〜T4の単価比率
NPt2:Pt2の個数
NPt3:Pt3の個数
NT2p:Pt2内のタスクの個数(ただし、pは0からNPt2−1のいずれか)
NT3p:Pt3内のタスクの個数(ただし、pは0からNPt3−1のいずれか)
ST2pi:T2のタスクの特性(ただし、pは0からNPt2−1のいずれか、iは、0からNT2pのいずれか)
ST3pi:T3のタスクの特性(ただし、pは0からNPt3−1のいずれか、iは、0からNT3pのいずれか)
FT2p:Pt2の対価(ただし、pは0からNPt2−1のいずれか)
FT3p:Pt3の対価(ただし、pは0からNPt3−1のいずれか)
ここで、単価比率は、T1〜T4の単価の比率であり、第1取得部131によって、依頼者から受け付けるものとする。例えば、候補者に紐づく単一タスクT1は、候補者が実施しやすいタスクであるので、単一タスクT1に対応する単価比率UPRT1は、最も低く設定される。また、候補者に紐づくタスクパッケージPt2に含まれるタスクT2の単価比率UPRT2は、UPRT1よりも高く設定される。なお、単価比率は、依頼者から受け付けることとしたが、これに限らず、タスク管理装置1において予め設定されていてもよい。
また、設定部134は、候補者に紐づくタスクパッケージPt2に含まれるタスクT2、及び候補者に紐付かないタスクパッケージPt3に含まれるタスクT3のそれぞれについて、想定実施時間と、パッケージに含まれる全てのタスクを候補者が訪問するのにかかる移動時間とに基づいて、タスクの特性ST2pi、ST3piを算出する。例えば、特性ST2pi、ST3piは、想定実施時間及び移動時間が長いほど、大きい値となる。なお、設定部134は、タスクパッケージに対応する移動手段が徒歩又は自転車である場合には、当該タスクパッケージに含まれる複数のタスクの実施場所の高低差に基づいて、タスクの特性を算出する。例えば、特性の値は、高低差が大きいほど、大きい値となる。
設定部134は、以下の式(1)に示すように、全てのタスクの実施コストが、依頼者が案件に対して支払う金額を示す依頼総額AFを上回らないように単価を設定する。
AF>=NT1*UPT1+NT2*UPT2
+NT3*UPT3+NT4*UPT4・・・(1)
ここで、T2〜T4の単価は、単価比率を用いて式(2−1)〜式(2−3)で表される。
UPT2=UPT1*UPRT2/UPRT1・・・(2−1)
UPT3=UPT1*UPRT3/UPRT1・・・(2−2)
UPT4=UPT1*UPRT4/UPRT1・・・(2−3)
式(1)に式(2−1)〜式(2−3)を適用すると、式(3)が得られる。
AF>=NT1*UPT1
+NT2*UPT1*UPRT2/UPRT1
+NT3*UPT1*UPRT3/UPRT1
+NT4*UPT1*UPRT4/UPRT1・・・(3)
式(3)を変形すると、T1の単価UPT1は、式(4−1)で示される。
UPT1<=AF/(NT1+NT2*UPRT2/UPRT1+NT3*UPRT3/UPRT1+NT4*UPRT4/UPRT1)・・・(4−1)
同様の手順で、T2〜T4の単価UPT2〜UPT4は、式(4−2)〜式(4−4)で表される。
UPT2<=AF/(NT1*UPRT1/UPRT2+NT2+NT3*UPRT3/UPRT2+NT4*UPRT4/UPRT2)・・・(4−2)
UPT3<=AF/(NT1*UPRT1/UPRT3+NT2*UPRT2/UPRT3+NT3+NT4*UPRT4/UPRT3)・・・(4−3)
UPT4<=AF/(NT1*UPRT1/UPRT4+NT2*UPRT2/UPRT4+NT3*UPRT3/UPRT4+NT4)・・・(4−4)
また、候補者に紐づくタスクパッケージPt2の対価FT2p、候補者に紐づかないタスクパッケージPt3の対価FT3pは以下の式(5−1)、(5−2)で示される。
FT2p=Σ(i=0..NT2p−1)(UPT2*ST2pi)・・・(5−1)
FT3p=Σ(i=0..NT3p−1)(UPT3*ST3pi)・・・(5−2)
依頼部135は、設定部134が設定した単一タスクの単価、及びタスクパッケージの対価を含む見積情報を依頼者端末2に送信する。依頼者は、見積結果を確認し、依頼者端末2を操作して、タスク管理装置1にタスクの依頼要求を行う。ここで、依頼者は、見積情報に含まれる単一タスクの単価、及びタスクパッケージの対価を変更するようにしてもよい。
依頼部135は、タスクの依頼要求が行われたことに応じて、設定部134によって設定された対価に基づいて候補者端末3にタスクを依頼する依頼情報を送信する。
具体的には、依頼部135は、記憶部12に記憶されているパッケージ依頼先情報を参照し、候補者に紐付くタスクパッケージを依頼する候補者を特定する。そして、依頼部135は、特定した候補者に、当該タスクパッケージに含まれるタスクの依頼を行う。ここで、候補者に紐付くタスクパッケージを依頼する候補者が複数特定された場合には、依頼部135は、特定された複数の候補者に、当該タスクパッケージに含まれるタスクの依頼を行い、先着順でタスクの実施を受け付けるようにしてもよい。
また、依頼部135は、候補者に紐づく単一タスク、候補者に紐付かないタスクパッケージ、候補者に紐付かない単一タスクについては、複数の候補者に提示し、先着順でタスクの実施要求を受け付ける。なお、依頼部135は、設定された対価に比べて低い価格の提示を複数の候補者から受け付け、最も低い価格を提示した依頼者にタスクの実施を依頼してもよい。
[第1実施形態における効果]
以上の通り、第1実施形態に係るタスク管理システムSでは、タスク管理装置1は、一以上のタスクの実施場所及び実施時間を示す情報を含む案件情報を取得し、タスクを実施する可能性がある候補者の行動範囲を示す行動範囲情報を取得し、タスクの実施場所及び実施時間と、行動範囲とに基づいて、複数のタスクを組み合わせたタスクパッケージを生成する。
このようにすることで、タスクパッケージには、候補者の行動範囲から離れているタスクと、当該タスクの近傍に位置するとともに、依頼者の行動範囲の近傍に位置するタスクとが含まれる。したがって、候補者は、当該タスクパッケージに含まれるタスクを効率よく実施することができる。また、タスクパッケージには複数のタスクが含まれており、単一タスクに比べて報酬が高くなることから、候補者が実施する可能性が高くなる。よって、タスク管理装置1は、タスクの実施率を高めることができる。
また、実施場所が候補者から遠いタスクが残ると、候補者に当該タスクの実施を依頼するために報酬を大幅に上げて魅力的なタスクとする必要がある。これに対して、タスク管理装置1は、実施場所が候補者から遠いタスクをタスクパッケージに含めることにより、候補者に依頼されずに残るタスクを減らすことができるので、タスクの実施に掛かるコストを削減することができる。
<第2実施形態>
[候補者の日時ごとの行動範囲を特定する]
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、タスク管理装置1が、候補者の日時ごとの行動範囲を特定する点で第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と異なる部分について説明を行う。第1実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。
第2実施形態において、第2取得部132は、候補者の日時ごとの行動範囲を示す行動範囲情報を取得する。具体的には、第2取得部132は、候補者端末3から、行動ログ情報を受信するとともに、候補者端末3を使用する候補者のスケジュールを示すスケジュール情報を受信する。また、第2取得部132は、候補者端末3から、候補者の行先を示すナビゲーション情報を受信してもよい。第2取得部132は、受信した各種情報を分析することにより、候補者の日時ごと(例えば、曜日ごと、平日又は休日)の行動範囲を示す行動範囲情報を取得する。
生成部133は、新たに選択されるタスクの実施場所が、当該タスクの実施時間における候補者の行動範囲の一部から所定範囲に含まれるまで、新たに選択されたタスクの実施場所から所定範囲内に実施場所が含まれる新たなタスクの選択を繰り返し、選択された複数のタスクを組み合わせることによりタスクパッケージを生成する。例えば、案件情報に含まれるタスクが土曜日に実施される場合には、生成部133は、土曜日の候補者の行動範囲に基づいてタスクを選択することにより、タスクパッケージを生成する。
[第2実施形態における効果]
以上の通り、第2実施形態に係るタスク管理装置1は、新たに選択されるタスクの実施場所が、当該タスクの実施時間における候補者の行動範囲の一部から所定範囲に含まれるまで、新たなタスクの選択を繰り返し、選択された複数のタスクを組み合わせることによりタスクパッケージを生成する。このようにすることで、タスク管理装置1は、タスクの実施時間に対応する候補者の行動範囲に基づいて、最適なタスクパッケージを生成することができるので、タスクの実施率をさらに高めることができる。
<第3実施形態>
続いて、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、タスク管理装置1が、タスクパッケージの対価が設定された場合に、候補者がタスクパッケージに対応するタスクの依頼を受けるか否かを判定する点で第1実施形態と異なる。
第3実施形態において、設定部134は、タスクパッケージの対価が設定された場合に、候補者がタスクパッケージに対応するタスクの依頼を受けるか否かを判定する。例えば、設定部134は、過去に候補者にタスクパッケージを依頼した場合における、タスクパッケージに含まれるタスクに対して算出されたタスクの特性と、当該タスクに設定された単価と、当該タスクパッケージの実施を受けたか否かを示す情報とを教師データとしてSVM(Support Vector Machine)等を用いた機械学習を行い、分類モデルを算出する。
そして、設定部134は、タスクパッケージの対価を設定すると、当該対価の設定の過程で算出されたタスクの特性と、当該タスクパッケージに含まれるタスクに対して設定された単価とのそれぞれを分類モデルに入力することにより、候補者が当該タスクパッケージを実施するか否かを分類する。そして、設定部134は、タスクパッケージの対価と、候補者が当該タスクパッケージを実施するか否かの分類結果とを含む見積情報を依頼者端末2に送信する。
なお、設定部134は、タスクの特性の代わりに、当該特性の算出に用いられる移動時間、実施場所の高低差等を用いて分類モデルを算出してもよい。また、設定部134は、タスクの実施時間、休日か平日かといった日時の種別、候補者の特性(性別、年齢、職業等)を用いて分類モデルを算出してもよい。
[第3実施形態における効果]
以上の通り、第3実施形態に係るタスク管理装置1は、タスクパッケージの対価を設定する場合において、算出されたタスクの特性と、当該タスクパッケージに含まれるタスクに対して設定された単価とのそれぞれを分類モデルに入力することにより、候補者が当該タスクパッケージを実施するか否かを分類し、タスクパッケージの対価と、候補者が実施するか否かの分類結果とを含む見積情報を依頼者端末2に送信する。このようにすることで、依頼者は、過去の実施状況を考慮した分類結果を確認して、タスクパッケージに含まれるタスクが実施されるか否かを確認し、より適切な対価(例えば、タスクが実施されやすい対価)を設定することができる。これにより、依頼者は、最小限の費用負担でタスクの実施率を高めることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。例えば、上述の実施形態では、タスクの実施に対する対価として、金銭を支払うものとして説明したが、これに限らない。例えば、対価として、金銭の代わりにポイントや各種商品等が用いられてもよい。
また、上述の実施形態において、生成部133は、案件ごとにタスクパッケージを生成したが、これに限らず、複数の案件に含まれる複数のタスクを含むタスクパッケージを生成してもよい。
また、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1・・・タスク管理装置、11・・・通信部、12・・・記憶部、13・・・制御部、131・・・第1取得部、132・・・第2取得部、133・・・生成部、134・・・設定部、135・・・依頼部、2・・・依頼者端末、3・・・候補者端末、S・・・タスク管理システム

Claims (10)

  1. 複数の作業の実施場所及び実施時間を示す情報を取得する第1取得部と、
    前記作業を実施する可能性がある候補者の行動範囲を示す行動範囲情報を取得する第2取得部と、
    前記作業の実施場所及び実施時間と、前記行動範囲とに基づいて、複数の前記作業を組み合わせた作業パッケージを生成する生成部と、
    を備える作業管理装置。
  2. 前記生成部は、実施時間が所定時間内の複数の作業のうち、前記実施場所が前記候補者の前記行動範囲の一部から所定範囲内に含まれない作業を選択し、当該作業の実施場所から前記所定範囲内を実施場所とする他の作業を選択し、新たに選択された作業の実施場所から前記所定範囲内に、前記行動範囲の一部が含まれるまで、新たに選択された作業の実施場所から前記所定範囲内に実施場所が含まれる新たな作業の選択を繰り返し、選択された複数の前記作業を組み合わせることにより前記作業パッケージを生成する、
    請求項1に記載の作業管理装置。
  3. 前記第2取得部は、前記候補者の日時ごとの行動範囲を示す行動範囲情報を取得し、
    前記生成部は、前記新たに選択される作業の実施場所が、当該作業の実施時間における前記候補者の前記行動範囲の一部から前記所定範囲に含まれるまで、新たに選択された作業の実施場所から前記所定範囲内に実施場所が含まれる新たな作業の選択を繰り返し、選択された複数の前記作業を組み合わせることにより前記作業パッケージを生成する、
    請求項2に記載の作業管理装置。
  4. 前記所定範囲は、前記候補者が取り得る複数の移動手段のそれぞれに対して定められており、
    前記生成部は、複数の前記移動手段のそれぞれについて、当該移動手段に対して定められている所定範囲に基づいて前記他の作業を選択することにより、前記作業パッケージを生成する、
    請求項2又は3に記載の作業管理装置。
  5. 前記生成部は、前記候補者の行動範囲と、選択された複数の作業の実施場所とに基づいて、複数の作業の実施場所の全てを前記候補者が訪問するのにかかる移動時間を算出し、選択された複数の作業の実施時間と、前記移動時間とに基づいて、選択された複数の作業を含む作業パッケージを前記候補者が実施可能と判定すると、当該複数の作業を組み合わせた作業パッケージを生成する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の作業管理装置。
  6. 前記作業パッケージに含まれる複数の前記作業のそれぞれの実施場所と、前記候補者の前記行動範囲とに基づいて、前記作業パッケージの実施に対する対価を設定する設定部をさらに備える、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の作業管理装置。
  7. 前記設定部は、前記作業パッケージに含まれる複数の作業の実施時間と、複数の作業の実施場所の全てを前記候補者が訪問するのにかかる移動時間とに基づいて、前記作業パッケージの実施に対する対価を設定する、
    請求項6に記載の作業管理装置。
  8. 前記生成部は、前記候補者が取り得る複数の移動手段として徒歩又は自転車を用いる場合について前記作業パッケージを生成し、
    前記設定部は、前記作業パッケージに含まれる複数の作業の実施場所の高低差に基づいて、前記作業パッケージの実施に対する対価を設定する、
    請求項6又は7に記載の作業管理装置。
  9. コンピュータにより実行される、
    複数の作業の実施場所及び実施時間を示す情報を取得するステップと、
    前記作業を実施する可能性がある候補者の行動範囲を示す行動範囲情報を取得するステップと、
    前記作業の実施場所及び実施時間と、前記行動範囲とに基づいて、複数の前記作業を組み合わせた作業パッケージを生成するステップと、
    を備えるパッケージ生成方法。
  10. コンピュータを、
    複数の作業の実施場所及び実施時間を示す情報を取得する第1取得部、
    前記作業を実施する可能性がある候補者の行動範囲を示す行動範囲情報を取得する第2取得部、及び、
    前記作業の実施場所及び実施時間と、前記行動範囲とに基づいて、複数の前記作業を組み合わせた作業パッケージを生成する生成部、
    として機能させるパッケージ生成プログラム。

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