JP6492578B2 - 車両用ガラスアンテナ及び車両用窓ガラス - Google Patents

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Description

本発明は、車両の窓ガラスに設けられるガラスアンテナ、及びガラスアンテナを備える窓ガラスに関する。
従来、複数のアンテナで受信した信号について、受信した信号を合成したり、電波状況の優れたアンテナの信号を優先的に用いたりすることによって、通信品質や信頼性を向上させるダイバーシティアンテナが知られている。
車両用ガラスアンテナにおいても、例えば、地上波デジタルテレビ放送のような高周波で広帯域の放送周波数帯の電波を車両が走行中に1つのアンテナで良好に電波を受信するのは難しいためダイバーシティアンテナが用いられており、例えば、ガラスに一体的に設けられた車載用ダイバーシティアンテナ装置(特許文献1)が開示されている。
特開2009−44634号公報
しかし、従来技術である特許文献1に開示されている車載用ダイバーシティアンテナ装置の場合、送受信する周波数帯が近い第3のメディアのアンテナが車両の窓ガラス上の近い箇所に配設されると、第3のメディアのアンテナがダイバーシティアンテナに対して干渉してしまうという問題がある。
そこで本発明は、送受信する周波数帯が近い第3のメディアのアンテナが車両の窓ガラス上の近い箇所に配設される場合でも、第3のメディアのアンテナの干渉を低減することができるガラスアンテナを提供する。
上記目的を達成するため、本発明に係るガラスアンテナは、
車両の窓ガラスの上方または下方に設けられ、第1の給電点を有する第1のアンテナ導体と、第2の給電点を有する第2のアンテナ導体とを備えたガラスアンテナであって、
前記第1のアンテナ導体と前記第2のアンテナ導体は互いに車幅方向に所定の間隔をあけて設けられ、
前記第2のアンテナ導体は、前記第2の給電点を起点に車幅方向に対し略垂直な方向でかつ前記車両の窓ガラスの下辺方向に延伸する第1のエレメントと、前記第2の給電点を起点に車幅方向に略平行で前記第1のアンテナ導体と反対方向に延伸して終端部が開放するか、または、前記第1のエレメントの終端部を起点に車幅方向に略平行で前記第1のアンテナ導体と反対方向に延伸して終端部が開放する第2のエレメントと、を有し、
前記第1のアンテナ導体と前記第2のアンテナ導体とは、受信可能な周波数帯域が同じであり、
前記受信可能な周波数帯域において、前記第2のアンテナ導体の利得がピークとなる周波数が、前記第1のアンテナ導体の利得がピークとなる周波数よりも低いことを特徴とするものである。
また、本発明に係るガラスアンテナは、
車両の窓ガラスの上方または下方に設けられ、第1の給電点を有する第1のアンテナ導体と、第2の給電点を有する第2のアンテナ導体とを備えたガラスアンテナであって、
前記第1のアンテナ導体と前記第2のアンテナ導体は互いに車幅方向に所定の間隔をあけて設けられ、
前記第2のアンテナ導体は、前記第2の給電点を起点に車幅方向に対し略垂直な方向でかつ前記車両の窓ガラスの下辺方向に延伸する第1のエレメントと、前記第2の給電点を起点に車幅方向に略平行で前記第1のアンテナ導体と反対方向に延伸するか、または、前記第1のエレメントの終端部を起点に車幅方向に略平行で前記第1のアンテナ導体と反対方向に延伸する、第2のエレメントのみを有し、
前記第1のアンテナ導体と前記第2のアンテナ導体とは、受信可能な周波数帯域が同じであり、
前記受信可能な周波数帯域において、前記第2のアンテナ導体の利得がピークとなる周波数が、前記第1のアンテナ導体の利得がピークとなる周波数よりも低いことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る窓ガラスは、該ガラスアンテナを備えるものである。
本発明によれば、車両の窓ガラスに設けられるガラスアンテナにおいて、多方向からの電波を受信しても良好な受信性能を得ることができ、かつ、周波数帯が近い第3のメディアのアンテナが近い箇所に配設される場合でも、第3のメディアのアンテナの干渉を低減することができる。
本発明のガラスアンテナの、第1の実施形態の平面図である。 図1とは別の実施形態のガラスアンテナの平面図である。 第1のアンテナ導体のパターン図である。 第2のアンテナ導体のパターン図である。 第2のアンテナ導体の、別の実施形態のパターン図である。 第2の実施形態のガラスアンテナの平面図である。 第3のアンテナ導体のパターン図である。 実施例1、2における第1のアンテナ導体のパターン図である。 実施例1における第2のアンテナ導体のパターン図である。 実施例1におけるアンテナ100の周波数と利得を示す測定結果である。 実施例2における第2のアンテナ導体のパターン図である。 実施例2における第3のアンテナ導体のパターン図である。 実施例2における第2のアンテナ導体のL+Wの長さが90mmの時の第2のアンテナ導体の優先帯域の全周平均利得を示す実測値のグラフである。 実施例2における第2のアンテナ導体のL+Wの長さが90mmの時のS21アイソレーションを示す実測値のグラフである。 実施例2における第2のアンテナ導体のL+Wの長さが110mmの時の第2のアンテナ導体の優先帯域の全周平均利得を示す実測値のグラフである。 実施例2における第2のアンテナ導体のL+Wの長さが110mmの時のS21アイソレーションを示す実測値のグラフである。 実施例2における第2のアンテナ導体のL+Wの長さが130mmの時の第2のアンテナ導体の優先帯域の全周平均利得を示す実測値のグラフである。 実施例2における第2のアンテナ導体のL+Wの長さが130mmの時のS21アイソレーションを示す実測値のグラフである。 実施例2における第2のアンテナ導体の別の実施形態のパターン図である。 実施例2において、第2のアンテナ導体が図18のパターンであり、第2のアンテナ導体のL+Wの長さが110mmの時の第2のアンテナ導体の優先帯域の全周平均利得を示す実測値のグラフである。 実施例2において、第2のアンテナ導体が図18のパターンであり、第2のアンテナ導体のL+Wの長さが110mmの時のS21アイソレーションを示す実測値のグラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態の説明を行う。なお、形態を説明するための図面において、方向について特に記載しない場合には図面上での方向をいうものとし、各図面の向きは、記号、数字の方向に対応する。また、平行、直角などの方向は、本発明の効果を損なわない程度のズレを許容するものである。また、アンテナ導体の角部は、直角に限らず、弓状に丸みを帯びていてもよい。また、それらの図面は、窓ガラスの面を対向して見たときの図であり、窓ガラスが車両に取り付けられた状態での車内視の図であるが、車外視の図として参照してもよい。各図面上での上下方向が車両の上下方向に相当し、各図の下側が路面側に相当する。例えば、窓ガラスが車両の前部に取り付けられるフロントガラスである場合、図面上での左右方向が車幅方向に相当する。また、本発明は、フロントガラスに限定されず、車両の後部に取り付けられるリアガラスでもよい。
本発明において、基本的態様として、図1に示されているように、第1のアース部13と第2のアース部23が設けられていない場合と、図2に示されているように、第1のアース部13と第2のアース部23が設けられている場合との2態様がある。第1のアース部13と第2のアース部23が窓ガラス40に設けられていない場合には、単極アンテナとなり、第1の給電11および第2の給電21の受信信号が受信機(不図示)に送られる。これに対して、第1のアース部13と第2のアース部23が窓ガラス40に設けられている場合には、双極アンテナとなり、第1の給電11と第1のアース部13との間の受信信号と、第2の給電21と第2のアース部23との間の受信信号とが受信機に送られる。第1のアース部13が設けられる場合には、第1のアース部13が第1の給電11の近傍領域に設けられ、第2のアース部23が設けられる場合には、第2のアース部23が第2の給電点21の近傍領域に設けられる。なお、第1の給電11と第1のアース部13との間の最短間隔、および第2の給電21と第2のアース部23との間の最短間隔は、ともに2〜30mmであることが好ましい。
以後の説明において、第1のアンテナ導体10及び第2のアンテナ導体20についての説明は、単極アンテナ及び双極アンテナ共通の説明とする。
また、以下の実施形態では、周波数帯が近いため互いに干渉し易い二つのメディアの送信または受信を行うアンテナの例として、760MHzを中心周波数とするITS用のアンテナと、受信周波数の上限値が735MHzである地上波デジタルテレビ放送用のアンテナとを想定する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態であるガラスアンテナ100の平面図である。ガラスアンテナ100は、車両の窓ガラス40に設けられた第1の給電点11を有する第1のアンテナ導体10と、第1のアンテナ導体と互いに車幅方向に離間して、第2の給電点21を有する第2のアンテナ導体20が設けられている。図1では、第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体は、窓ガラス40の上方に配置されているが、第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体は、窓ガラス40の下方に配置されていてもよい。
また、図1では、第1の給電点11と第2の給電点21は、窓ガラス40の重心を通る上下方向の中心線60を対称軸として線対称に配置されているが、第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体20が、互いに車幅方向に離間して設けられていればよく、窓ガラス40の重心を通る上下方向の中心線60を対称軸として線対称に配置されていなくてもよい。
また、図1では、第1のアンテナ導体10が窓ガラス40の重心を通る上下方向の中心線60の左側に配置され、第2のアンテナ導体20が、窓ガラス40の重心を通る上下方向の中心線60の右側に配置されているが、第1のアンテナ導体10が窓ガラス40の重心を通る上下方向の中心線60の右側に配置され、第2のアンテナ導体20が窓ガラス40の重心を通る上下方向の中心線60の左側に配置されていてもよく、第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体20が、ともに窓ガラス40の重心を通る上下方向の中心線60の右側、もしくは左側に配置されていてもよい。
第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体20で受信された信号は、第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体20に設けられた第1の給電点11と第2の給電点21より取り出し可能になっていて、受信信号が車体に搭載された受信機(不図示)に伝達される。
ガラスアンテナ100は、受信機が第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体の受信電力を合成させる最大比合成する、ダイバーシティアンテナであってよい。また、ガラスアンテナ100は、受信機が第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体とで受信状態の良い方のアンテナ導体からの受信信号を優先的に選択するスイッチング合成する、ダイバーシティアンテナであってもよい。
第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体が受信可能な周波数帯域は、例えば地上波デジタルテレビ放送の受信を行うアンテナである場合、435MHzから735MHz帯である。
図3は、第1のアンテナ導体の、アンテナパターンの一例である。図3で示されている第1のアンテナ導体10は、第1の給電点11を起点に、第2のアンテナ導体20とは反対方向で、かつ車幅方向に対し略平行(第3の方向)に延伸するエレメント14と、エレメント14の終端部を起点に、車幅方向に対し略垂直な方向で、かつ前記車両の窓ガラスの下辺方向(第1の方向)に延伸するエレメント15と、エレメント15の終端部を起点に、第2のアンテナ導体20が配置されている方向で、かつ車幅方向に対し略平行(第2の方向)に延伸するエレメント16と、エレメント16の終端部を起点に、第の方向に延伸するエレメント17と、エレメント17の終端部を起点に、第3の方向に延伸するエレメント18とを備える。また、エレメント15を起点に、第2の方向に延伸するエレメント19を備えていてもよい。
なお、第1のアンテナ導体のアンテナパターンは、第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体20とが、受信可能な周波数帯域が同じであり、受信可能な周波数帯域において、第2のアンテナ導体20の利得がピークとなる周波数が、第1のアンテナ導体10の利得がピークとなる周波数よりも低くなるパターンであればこの限りではない。
図4Aは、第2のアンテナ導体20のアンテナパターンの一例である。図4Aで示されている第2のアンテナ導体20は、第2の給電21を起点に、第1の方向に延伸するエレメント24と、第2の給電21を起点に第2の方向に延伸するエレメント25からなるエレメント22を備える。なお、第2のアンテナ導体20は、図4Bに示すように、エレメント25がエレメント24の終端部を起点に第2の方向に延伸してもよい。
ここで「終端部」は、エレメントの延伸の終点であってもよいし、その終点手前の導体部分である終点近傍であってもよい。
図4A、図4Bではエレメント24とエレメント25のみが示されているが、第2のアンテナ導体20のアンテナパターンは、第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体20とが、受信可能な周波数帯域が同じであり、受信可能な周波数帯域において、第2のアンテナ導体20の利得がピークとなる周波数が、第1のアンテナ導体10の利得がピークとなる周波数よりも低くなるパターンであれば、その他の付加エレメントが設けられていてもよい。
図1に示されたガラスアンテナ100において、図3に示されている第1のアンテナ導体10と、図4Aまたは図4Bに示されている第2のアンテナ導体20が設けられている場合、第1のアンテナ導体10の利得がピークとなる周波数と、第2のアンテナ導体20の利得がピーク値となる周波数とが異なる。また、受信可能な周波数帯域において、第2のアンテナ導体20の利得のピークとなる周波数は、第1のアンテナ導体10の利得がピークとなる周波数よりも低くなる。
この時、同一の車両の窓ガラス40上に、第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体20とが受信可能な周波数帯と近い周波数帯域の電波を送受信する第3のアンテナ導体が設けられていても、第3のアンテナ導体からの送信信号による、第1のアンテナ導体10または第2のアンテナ導体20への干渉を軽減することが出来る。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態であるガラスアンテナ200の平面図である。ガラスアンテナ200は、車両の窓ガラス40に設けられた第1の給電点11を有する第1のアンテナ導体10と、第1のアンテナ導体10と互いに車幅方向に離間して、第2の給電点21を有する第2のアンテナ導体20と、第2のアンテナ導体20を挟んで、第1のアンテナ導体10とは車幅方向に反対側に、所定の間隔をあけて配置され、第3の給電点31と第3のアンテナエレメント32を備える第3のアンテナ導体30が設けられている。
図5では、第3のアンテナ導体30は第3の給電点31の近傍に第4の給電点33を備え、第4の給電点33を起点に延伸する第4のエレメント34を備える双極アンテナの場合を例示しているが、第3のアンテナ導体30は単極アンテナであってもよい。
第2の実施形態であるガラスアンテナ200において、第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体20は、第1の実施形態と同じであるため、説明は省略する。
第3のアンテナ導体30が送受信可能な周波数帯域は、第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体20とが受信可能な周波数帯域において高域側に近い周波数帯、例えばITS信号の送受信を行うアンテナである場合、760MHz帯である。
図6は、第3のアンテナ導体30のアンテナパターンの一例である。図6で示されている第3のアンテナ導体30は、第3の給電31を起点に、第2の方向に延伸するエレメント35と、エレメント35の終端部を起点に、第1の方向に延伸するエレメント36と、エレメント36の終端部を起点に、第3の方向に延伸するエレメント37とを備える。また、第3の給電31と互いに近接して配置される第4の給電33と、第4の給電点33を起点に、第1の方向に延伸するエレメント34を備えていてもよい。この場合、エレメント34は、エレメント37の終端部と近傍まで延伸される。したがって、図6に示されている第3のアンテナ導体30は、第3の給電31、第4の給電33、エレメント35、エレメント36、エレメント37、エレメント34とで構成され、一部に切り欠き部を有するループ形状となる。
なお、第3のアンテナ導体30は、上述するパターンのみならず、第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体20とが受信可能な周波数帯域近傍の周波数帯域にて、信号の送受信が可能であれば、この限りではない。
図5に示されたガラスアンテナ200においては、図3に示されている第1のアンテナ導体10と、図4Aまたは図4Bに示されている第2のアンテナ導体20が設けられ、図6に示されている第3のアンテナ導体が、第2のアンテナ導体20を挟んで、第1のアンテナ導体10とは車幅方向に反対側に、所定の間隔をあけて配置されている。
このとき、第2のアンテナ導体20が、図4A、図4Bに示すように、エレメント24が第2の給電21を起点に第1の方向に延伸し、エレメント25が第2の給電21を起点に第2の方向に延伸する、またはエレメント24の終端部を起点に第2の方向に延伸すると、第1のアンテナ導体10に対し、第2のアンテナ導体20が第3のアンテナ導体からの送信電波に対するシールド効果を奏するため、第1のアンテナ導体10と第3のアンテナ導体30のアイソレーションを高めることが出来る。
すなわち、第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体20とが、例えば435MHzから735MHz帯の地上波デジタルテレビ放送の受信を行うアンテナであり、第3のアンテナ導体30が、例えば760MHz帯のITS信号の受送信用アンテナである場合、第2のアンテナ20の利得がピークとなる周波数は、第1のアンテナ導体10の利得がピークとなる周波数よりも低いため、第3のアンテナ導体30が、第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体20とが受信可能な周波数帯である435MHzから735MHz帯の、高域側に近い周波数帯である760MHz帯のITS信号の受送信用アンテナであったとしても、第3のアンテナ導体30からの送信信号による第2のアンテナ導体20への干渉を軽減することができ、さらに第1のアンテナ導体10とのアイソレーションを高めることが出来る。
したがって、同一の車両の窓ガラス40上で、車体開口縁50近傍に第3のアンテナ導体30が、第2のアンテナ導体20を挟んで第1のアンテナ導体10とは車幅方向に反対側に所定の間隔をあけて配置された場合でも、第3のアンテナ導体30からの送信信号による第2のアンテナ導体20への干渉を軽減し、さらに第1のアンテナ導体10とのアイソレーションを高めることが出来る。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳説したが、本発明は上述した実施形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施形態に種々の変形、改良及び置換を加えることができる。
(実施例1)
図1に示すガラスアンテナ100の形態を、実際の車両のフロントガラスの車内視上方に取り付けることにより作成されたガラスアンテナについて、その周波数特性や指向性などの測定結果について説明する。
アンテナ利得は、ガラスアンテナが形成されたフロントガラスを、ターンテーブル上の自動車の窓枠に水平面に対して約25°傾けた状態で組みつけて実測した。給電にはコネクタが取り付けられていて、フィーダ線を介してネットワークアナライザに接続される。水平方向からフロントガラスに対して全方向から電波が照射されるように、ターンテーブルが回転する。
アンテナ利得の測定は、ターンテーブルの中心に、ガラスアンテナのガラスを組みつけた自動車の車両中心をセットして、自動車を360°回転させて行われる。アンテナ利得のデータは、回転角度3°毎に、地上波デジタルテレビ放送帯の周波数範囲において低周波側は6MHz毎に、高周波側は12MHzまたは15MHz毎に測定される。電波の発信位置とアンテナ導体との仰角は略水平方向(地面と平行な面を仰角=0°、天頂方向を仰角=90°とする場合、仰角=0°の方向)で測定した。アンテナ利得は、半波長ダイポールアンテナを基準とし、半波長ダイポールアンテナのアンテナ利得が0dBとなるように標準化した。
図7は、ガラスアンテナ100の第1のアンテナ導体10の模式図であり、図8は、第2のアンテナ導体20の模式図である。第1のアンテナ導体10の各部の寸法は、図7に示した値とした(単位はmm)。第2のアンテナ導体20の各部の寸法は、図8に示した値とした(単位はmm)。
図9は、実施例1におけるアンテナ100の、指向性を四分割した際の右方向90°における周波数と利得を示す測定結果である。
図9に示すように、受信する周波数が460MHzから760MHzの範囲において、第1のアンテナ導体10と第2のアンテナ導体20との利得の合成効果を損なうことなく、第1のアンテナ導体10の利得がピークとなる周波数と、第2のアンテナ導体20の利得がピークとなる周波数とが異なることが分かる。さらに、第1のアンテナ導体10の利得がピークとなる周波数は、第2のアンテナ導体20の利得がピークとなる周波数よりも低くなっていることが分かる。
(実施例2)
図5に示すガラスアンテナ200の形態を、実際の車両のフロントガラスの車内視上方に取り付けることにより作成されたガラスアンテナについて、その周波数特性や指向性などの測定結果について説明する。アンテナ利得の測定は実施例1と同じなため、説明を省略する。
図7は、ガラスアンテナ200の第1のアンテナ導体10の模式図であり、図10は第2のアンテナ導体20の模式図であり、図11は、本発明係るガラスアンテナ200の第3のアンテナ導体30の模式図である。第1のアンテナ導体10、第2のアンテナ導体20および第3のアンテナ導体30は、高周波数帯の電波の受信に適しているが、第1のアンテナ導体10および第2のアンテナ導体20は、特に、地上波デジタルテレビ放送帯(435〜735MHz)の受信に適しており、第3のアンテナ導体30は、ITS信号帯(760MHz)の送受信に適している。
(実施例2−1)
図10に示す第2のアンテナ導体20において、エレメント24の長さをL、エレメント25の長さをWとした時にL+Wの和が90mmとなる場合で、L、Wの各長さを変えた時の、第2のアンテナ導体の優先帯域(435MHz〜575MHz)の全周平均利得[dBd]、第2のアンテナ導体20と第3のアンテナ導体30のS21アイソレーション[dB]、および第1のアンテナ導体10と第3のアンテナ導体30のS21アイソレーション[dB]の実測結果を表1、図12、図13に示す。
なお、第1のアンテナ導体10の各部の寸法は、図7に示した値とした(単位はmm)。第3のアンテナ導体30の各部の寸法は、図11に示した値とした(単位はmm)。
Figure 0006492578
表1、図12に示すように、第2のアンテナ導体20において、エレメント24の長さLを0mm〜90mmに10mm毎に変化させ、エレメント25の長さWを90mm〜0mmに10mm毎に変化させた時の、それぞれの第2のアンテナ導体20の優先帯域(435MHz〜575MHz)の全周平均利得[dBd]は、L=0mm〜40mmの範囲で−5dBd以上を示しており、良好な全周平均利得であることが分かる。
また、表1、図13に示すように、信号の周波数が760MHzにおいて、第2のアンテナ導体20と第3のアンテナ導体のS21パラメータ(第2のアンテナ導体20と第3のアンテナ導体30のアイソレーション)は、L=0mm〜40mmの範囲及び80mm〜90mmの範囲で−27dB以下を示しており、良好なアイソレーション特性を示すことが分かる。さらに、第1のアンテナ導体10と第3のアンテナ導体のS21パラメータ(第1のアンテナ導体10と第3のアンテナ導体30のアイソレーション)も、L=40mm〜60mmの範囲で−27dB以下を示しており、第3のアンテナ導体30は、第2のアンテナ導体20のみならず、第1のアンテナ導体とも良好なアイソレーション特性を示すことが分かる。
(実施例2−2)
図10に示す第2のアンテナ導体20において、エレメント24の長さをL、エレメント25の長さをWとした時にL+Wの和が110mmとなる場合で、L、Wの各長さを変えた時の、第2のアンテナ導体20の優先帯域(435MHz〜575MHz)の全周平均利得[dBd]、第2のアンテナ導体20と第3のアンテナ導体30のS21アイソレーション[dB]、および第1のアンテナ導体10と第3のアンテナ導体30のS21アイソレーション[dB]の実測結果を表2、図14、図15に示す。
なお、第1のアンテナ導体10の各部の寸法は、図7に示した値とした(単位はmm)。第3のアンテナ導体30の各部の寸法は、図11に示した値とした(単位はmm)。
Figure 0006492578
表2、図14に示すように、第2のアンテナ導体20において、エレメント24の長さLを0mm〜110mmに10mm毎に変化させ、エレメント25の長さWを110mm〜0mmに10mm毎に変化させた時の、それぞれの第2のアンテナ導体20の優先帯域(435MHz〜575MHz)の全周平均利得[dBd]は、L=10mm〜80mmの範囲で−5dBd以上を示しており、良好な全周平均利得であることが分かる。
また、表2、図15に示すように、信号の周波数が760MHzにおいて、第2のアンテナ導体20と第3のアンテナ導体30のS21パラメータ(第2のアンテナ導体20と第3のアンテナ導体30のアイソレーション)は、L=0mm〜50mmの範囲及び80mm〜110mmの範囲で−27dB以下を示しており、良好なアイソレーション特性を示すことが分かる。さらに、第1のアンテナ導体10と第3のアンテナ導体30のS21パラメータ(第1のアンテナ導体10と第3のアンテナ導体30のアイソレーション)も、L=40mm〜80mmの範囲で−27dB以下を示しており、第3のアンテナ導体30は、第2のアンテナ導体20のみならず、第1のアンテナ導体10とも良好なアイソレーション特性を示すことが分かる。
(実施例2−3)
図10に示す第2のアンテナ導体20において、エレメント24の長さをL、エレメント25の長さをWとした時にL+Wの和が130mmとなる場合で、L、Wの各長さを変えた時の、第2のアンテナ導体20の優先帯域(435MHz〜575MHz)の全周平均利得[dBd]、第2のアンテナ導体20と第3のアンテナ導体30のS21アイソレーション[dB]、および第1のアンテナ導体10と第3のアンテナ導体30のS21アイソレーション[dB]の実測結果を表3、図16、図17に示す。
なお、第1のアンテナ導体10の各部の寸法は、図7に示した値とした(単位はmm)。第3のアンテナ導体30の各部の寸法は、図11に示した値とした(単位はmm)。
Figure 0006492578
表3、図16に示すように、第2のアンテナ導体20において、エレメント24の長さLを0mm〜130mmに10mm毎に変化させ、エレメント25の長さWを130mm〜0mmに10mm毎に変化させた時の、それぞれの第2のアンテナ導体20の優先帯域(435MHz〜575MHz)の全周平均利得[dBd]は、L=40mm〜80mmの範囲で−5dBd以上を示しており、良好な全周平均利得であることが分かる。
また、表2、図17に示すように、信号の周波数が760MHzにおいて、第2のアンテナ導体20と第3のアンテナ導体30のS21パラメータ(第2のアンテナ導体20と第3のアンテナ導体30のアイソレーション)は、L=0mm〜20mmの範囲及び70mm〜130mmの範囲で−27dB以下を示しており、良好なアイソレーション特性を示すことが分かる。さらに、第1のアンテナ導体10と第3のアンテナ導体30のS21パラメータ(第1のアンテナ導体10と第3のアンテナ導体30のアイソレーション)も、L=40mm〜70mmの範囲で−27dB以下を示しており、第3のアンテナ導体30は、第2のアンテナ導体20のみならず、第1のアンテナ導体10とも良好なアイソレーション特性を示すことが分かる。
(実施例2−4)
図18に第2のアンテナ導体20において、エレメント25は給電点21を起点に第3の方向に延伸している。
図18に示す第2のアンテナ導体20において、エレメント24の長さをL、エレメント25の長さをWとした時にL+Wの和が110mmとなる場合で、L、Wの各長さを変えた時の、第2のアンテナ導体20の優先帯域(435MHz〜575MHz)の全周平均利得[dBd]、第2のアンテナ導体20と第3のアンテナ導体30のS21アイソレーション[dB]、および第1のアンテナ導体10と第3のアンテナ導体30のS21アイソレーション[dB]の実測結果を表2、図14、図15に示す。
なお、第1のアンテナ導体10の各部の寸法は、図7に示した値とした(単位はmm)。第3のアンテナ導体30の各部の寸法は、図11に示した値とした(単位はmm)。
Figure 0006492578
表4、図19に示すように、第2のアンテナ導体20において、エレメント24の長さLを0mm〜110mmに10mm毎に変化させ、エレメント25の長さWを110mm〜0mmに10mm毎に変化させた時の、それぞれの第2のアンテナ導体20の優先帯域(435MHz〜575MHz)の全周平均利得[dBd]は、L=30mm〜90mmの範囲で−5dBd以上を示しているが、表2、図20に示すように、信号の周波数が760MHzにおいて、第2のアンテナ導体20と第3のアンテナ導体30のS21パラメータ(第2のアンテナ導体20と第3のアンテナ導体30のアイソレーション)は、L=0mm〜30mmの範囲及び70mm〜110mmの範囲で−27dB以下を示す一方で、第1のアンテナ導体10と第3のアンテナ導体30のS21パラメータ(第1のアンテナ導体10と第3のアンテナ導体30のアイソレーション)は、L=40mm〜60mmの範囲でのみ−27dB以下を示しており、実施例2−2に比べて、第3のアンテナ導体30の第1のアンテナ導体10及び第2のアンテナ導体20とのアイソレーション特性が良好ではないことが分かる。
以上の結果より、第2のアンテナ導体20は、第2の給電点21を起点に車幅方向に対し略垂直な方向でかつ車両の窓ガラス40の下辺方向(第1の方向)に延伸する第1のエレメント24と、第2の給電点21を起点に車幅方向に略平行で第1のアンテナ導体10と反対方向(第2の方向)に延伸する第2のエレメント25を有していると、第3のアンテナ導体30は、第2のアンテナ導体20のみならず、第1のアンテナ導体10とも良好なアイソレーション特性を示すことが分かる。
本発明は、例えば地上デジタルテレビの受信を行うアンテナと、ITSなど地上デジタルテレビの周波数に近い信号の送受信を行うアンテナとを同一のガラス面上に設けるために好適に用いることができる。
100、200 ガラスアンテナ
10 第1のアンテナ導体
11 第1の給電点
12 第1のアンテナエレメント
13 第1のアース部
20 第2のアンテナ導体
21 第2の給電点
22 第2のアンテナエレメント
23 第2のアース部
30 第3のアンテナ導体
31 第3の給電点
32 第3のアンテナエレメント
33 第4の給電点
34 第4のアンテナエレメント
40 窓ガラス
50 車体の開口縁
60 窓ガラス40の重心を通る上下方向の中心線

Claims (11)

  1. 車両の窓ガラスの上方または下方に設けられ、第1の給電点を有する第1のアンテナ導体と、第2の給電点を有する第2のアンテナ導体とを備えたガラスアンテナであって、
    前記第1のアンテナ導体と前記第2のアンテナ導体は互いに車幅方向に所定の間隔をあけて設けられ、
    前記第2のアンテナ導体は、前記第2の給電点を起点に車幅方向に対し略垂直な方向でかつ前記車両の窓ガラスの下辺方向に延伸する第1のエレメントと、前記第2の給電点を起点に車幅方向に略平行で前記第1のアンテナ導体と反対方向に延伸して終端部が開放するか、または、前記第1のエレメントの終端部を起点に車幅方向に略平行で前記第1のアンテナ導体と反対方向に延伸して終端部が開放する、第2のエレメントと、を有し、
    前記第1のアンテナ導体と前記第2のアンテナ導体とは、受信可能な周波数帯域が同じであり、
    前記受信可能な周波数帯域において、前記第2のアンテナ導体の利得がピークとなる周波数が、前記第1のアンテナ導体の利得がピークとなる周波数よりも低いことを特徴とする、ガラスアンテナ。
  2. 前記第1のエレメントは、前記第2の給電点を起点に車幅方向に対し略垂直な方向でかつ前記車両の窓ガラスの下辺方向に延伸して終端部が開放し、
    前記第2のエレメントは、前記第2の給電点を起点に車幅方向に略平行で前記第1のアンテナ導体と反対方向に延伸して終端部が開放する、請求項1に記載のガラスアンテナ。
  3. 車両の窓ガラスの上方または下方に設けられ、第1の給電点を有する第1のアンテナ導体と、第2の給電点を有する第2のアンテナ導体とを備えたガラスアンテナであって、
    前記第1のアンテナ導体と前記第2のアンテナ導体は互いに車幅方向に所定の間隔をあけて設けられ、
    前記第2のアンテナ導体は、前記第2の給電点を起点に車幅方向に対し略垂直な方向でかつ前記車両の窓ガラスの下辺方向に延伸する第1のエレメントと、前記第2の給電点を起点に車幅方向に略平行で前記第1のアンテナ導体と反対方向に延伸するか、または、前記第1のエレメントの終端部を起点に車幅方向に略平行で前記第1のアンテナ導体と反対方向に延伸する、第2のエレメントのみを有し、
    前記第1のアンテナ導体と前記第2のアンテナ導体とは、受信可能な周波数帯域が同じであり、
    前記受信可能な周波数帯域において、前記第2のアンテナ導体の利得がピークとなる周波数が、前記第1のアンテナ導体の利得がピークとなる周波数よりも低いことを特徴とする、ガラスアンテナ。
  4. 前記第1のアンテナ導体は、前記第1の給電点を起点に、前記車幅方向に略平行で前記第2のアンテナ導体と反対方向に延伸する第3のエレメントと、
    前記第3のエレメントの終端部を起点に、前記車幅方向に略垂直な方向である前記車両の窓ガラスの下辺方向に延伸する第4のエレメントと、
    前記第4のエレメントの終端部を起点に、前記車幅方向に略平行で前記第2のアンテナ導体の方向に延伸する第5のエレメントと、
    前記第5のエレメントの終端部を起点に、前記車幅方向に略垂直な方向である前記車両の窓ガラスの下辺方向に延伸する第6のエレメントと、
    前記第6のエレメントの終端部を起点に、前記車幅方向に略平行で前記第2のアンテナ導体と反対方向に延伸する第7のエレメント、を備える、請求項1から3のいずれか一項に記載のガラスアンテナ。
  5. 前記第1のアンテナ導体は、前記第4のエレメントを起点に、前記車幅方向に略平行で前記第2のアンテナ導体の方向に延伸する第8のエレメントをさらに備える、請求項4に記載のガラスアンテナ。
  6. 前記第2のアンテナ導体を挟んで、前記第1のアンテナ導体とは車幅方向に反対側に、所定の間隔をあけて、第3の給電点を有する第3のアンテナ導体が配置されている請求項1から5のいずれか一項に記載のガラスアンテナ。
  7. 前記第3のアンテナ導体は、前記第3の給電点を起点に、車幅方向に略平行で前記第2のアンテナ導体と反対方向に延伸する第9のエレメントと、
    前記第9のエレメントの終端部を起点に、前記車幅方向に略垂直な方向である前記車両の窓ガラスの下辺方向に延伸する第10のエレメントと、
    前記第10のエレメントの終端部を起点に、車幅方向に略平行で前記第2のアンテナ導体の方向に延伸する第11のエレメントと、を備える、請求項6に記載のガラスアンテナ。
  8. 前記第3のアンテナ導体は、前記第3の給電点と互いに近接して配置される第4の給電点を起点に、前記車幅方向に略垂直な方向である前記車両の窓ガラスの下辺方向に延伸する第12のエレメントを有し、
    前記第12のエレメントは、前記第11のエレメント近傍まで延伸し、
    前記第3の給電点、前記第4の給電点、前記第9のエレメント、前記第10のエレメント、前記第11のエレメントおよび前記第12のエレメントの構成により、一部に切り欠き部を有するループ形状となる、請求項7に記載のガラスアンテナ。
  9. 前記窓ガラスが、車両のフロントガラスである請求項1から8のいずれか一項に記載のガラスアンテナ。
  10. 前記第1のアンテナ導体と前記第2のアンテナ導体とが受信可能な周波数帯域が、435MHzから735MHzであり、前記第3のアンテナ導体が送受信可能な周波数帯が、760MHz帯である請求項1から9のいずれか一項に記載のガラスアンテナ。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のガラスアンテナを備える窓ガラス。
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