JP6492405B2 - パネル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カバーの開口を通じて視認されるディスプレイユニットを具備するパネル装置に関する。
従来、プリンタ、スキャナ、コピー機、電話機、ファクシミリ機等において、液晶ディスプレイなどのディスプレイユニットを有するパネル装置が設けられたものがある。パネル装置の表面は、製造時や輸送時などにおいて、ゴミが付着したり傷つけられたりすることを防止するために保護フィルムが貼られている。保護フィルムは、ユーザが購買後に装置を使用するときに剥がされる(特許文献1〜3)。
特開平10−307668号公報 特開平7−313949号公報 特開2012−64068号公報
ディスプレイユニットをカバーの開口を通じて外部から視認可能に構成されたパネル装置では、開口より内側においてディスプレイユニットの表面に保護フィルムが貼り付けられる必要がある。しかし、保護フィルムの外形寸法と開口の外形寸法との差が小さければ、開口の周縁のカバーに接触しないように保護フィルムをディスプレイユニットの表面に貼り付ける作業が困難となる。他方、保護フィルムの外形寸法と開口の外形寸法との差が大きければ、開口付近においてディスプレイユニットの表面に保護フィルムが貼り付けられていない部分も大きくなり、保護フィルムが貼り付けられていない部分にゴミが付着したり傷がついたりするおそれがある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、カバーの開口から露出されたディスプレイユニットの露出領域に保護フィルムが貼り付けやすく、且つ保護フィルムが貼り付けられていない露出領域の傷が目立たない手段を提供することにある。
(1) 本発明に係るパネル装置は、開口を有するカバーと、上記開口を通じて外部へ露出される面である露出領域を有する透光部材を具備しており、画像を表示するディスプレイユニットと、を備えたものである。上記露出領域は、上記開口の周縁に位置する第1領域と、当該第1領域に囲まれた第2領域と、を有する。上記第2領域は、保護フィルムが貼り付け可能な平滑な面である。上記第1領域は、上記第2領域より粗い面である。
第2領域に保護フィルムが貼り付けられることによって、第2領域が保護される。第1領域においては保護フィルムが剥がし易い。また、仮に、第1領域に傷が付いても目立ち難い。
(2) 上記パネル装置は、少なくとも上記第2領域を覆う上記保護フィルムを更に有するものであってもよい。
(3) 上記保護フィルムの外形は、上記露出領域より小さく、且つ上記第2領域より大きくてもよい。
これにより、カバーの開口周縁にはみ出すことなく、第2領域を保護フィルムで覆うことが容易である。
(4) 上記第1領域として、シボ加工された面が挙げられる。
(5) 上記第1領域及び上記第2領域は、同一面であってもよい。
これにより、第2領域が外観上目立ち難い。
(6) 上記透光部材は、上記カバーの開口に挿入される凸部を有しており、上記露出領域は、上記凸部の突出端面であってもよい。
これにより、透光部材の凸部の突出端面と開口周縁のカバーの表面との段差を小さくできる。
(7) 上記ディスプレイユニットは、液晶ディプレイを有しており、上記透光部材は、上記液晶ディスプレイと係合されたものであってもよい。
これにより、部品点数を少なくできる。
(8) 上記透光部材は、上記露出領域よりも外側の表面であって、上記カバーの開口周縁に位置する周縁領域を有しており、当該周縁領域がシボ加工されたものであってもよい。
これにより、透光部材の周縁領域を通じてパネル装置の内部が見え難くなる。
本発明によれば、カバーの開口から露出されたディスプレイユニットの露出領域に保護フィルムが貼り付けやすく、且つ保護フィルムが貼り付けられていない露出領域の傷が目立ち難い。
図1は、複合機10の外観斜視図である。 図2は、プリンタ部12の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3(A)は、パネル装置60の平面図であり、図3(B)は、パネル装置60の正面図であり、図3(C)は、パネル装置60の背面図であり、図3(D)は、パネル装置60の左側面図であり、図3(E)は、パネル装置60の右側面図である。 図4は、パネル装置60の底面図である。 図5は、透光部材78の六面図であり、(A)には平面図が示されており、(B)には正面図が示されており、(C)には背面図が示されており、(D)には左側面図が示されており、(E)には右側面図が示されており、(F)には底面図が示されている。 図6は、図3(A)のA−A断面図である。 図7は、図6の破線部分の拡大図である。 図8は、図3(A)の破線部分の拡大図であり、(A)には保護フィルム72が貼り付けられていない状態が示されており、(B)には保護フィルム72が貼り付けられた状態が示されている。 図9は、凸部49が変形例の形状である場合における図3(A)のA−A断面図である。 図10は、凸部49が変形例の形状である場合における図3(A)のA−A断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、開口13が設けられている側を手前側(正面)として前後方向8が定義され、複合機10を手前側(正面)から見て左右方向9が定義される。また、以下の各部材の説明では、当該各部材が複合機10に組み付けられた状態で、上下方向7と前後方向8と左右方向9とが定義されるものとする。
[複合機10の全体構成]
図1に示されるように、複合機10は、概ね直方体に形成されている。複合機10は、その上部に、記録用紙などの原稿に記録された画像をイメージセンサによって読み取って画像データを取得するスキャナ部11を備えている。また、複合機10は、その下部に、上記画像データなどに基づいて、記録用紙15(図2参照)に画像を記録するプリンタ部12を備えている。
スキャナ部11は所謂フラットベッドスキャナとして構成されているが、ここでは、スキャナ部11の内部構成の詳細な説明は省略される。
プリンタ部12は、概ね直方体に形成されており、正面に開口13が形成されたプリンタ筐体14を有している。
図2に示されるように、プリンタ部12におけるプリンタ筐体14の内部には、給紙トレイ20、給紙ローラ19、搬送ローラ対63及び排出ローラ対66、及び記録部24などが配置されている。給紙トレイ20は、開口13から前後方向8に挿入及び脱抜可能であって内部に記録用紙15が収容される。給紙ローラ19は、給紙トレイ20に収容された記録用紙15を搬送路23へ給送する。搬送ローラ対63及び排出ローラ対66は、搬送路23へ給送された記録用紙15を搬送路23に沿って搬送させる。記録部24は、スキャナ部11によって原稿から読み取られた画像データなどに基づいて、搬送路23を搬送される記録用紙15に画像を記録する。
画像が記録された記録用紙15は、給紙トレイ20の上方に設けられた排紙トレイ21に排出され、排紙トレイ21に支持される。ここで、排紙トレイ21は、給紙トレイ20の上方に給紙トレイ20と重ねられて設けられており、給紙トレイ20と一体に開口13を通じてプリンタ筐体14に挿入及び脱抜される。
[搬送路23]
図2に示されるように、搬送路23は、給紙トレイ20の後端部を基点として、下方から上方に延びつつUターンしてから、前向きに延びて排紙トレイ21に至る通路である。搬送路23は、所定間隔を隔てて互いに対向する第1ガイド部材31及び第2ガイド部材32によって構成される空間である。記録用紙15は、搬送路23を、図2に破線の矢印で示される向きである搬送向き16に搬送される。
[搬送ローラ対63及び排出ローラ対66]
図2に示されるように、搬送路23における記録部24よりも搬送向き16の上流側には、搬送ローラ61及びピンチローラ62よりなる搬送ローラ対63が設けられている。ピンチローラ62は、ばねなどの弾性部材(不図示)によって搬送ローラ61のローラ面に圧接されている。搬送路23における記録部24よりも搬送向き16の下流側には、排出ローラ64及び拍車ローラ65よりなる排出ローラ対66が設けられている。拍車ローラ65は、ばねなどの弾性部材(不図示)によって排出ローラ64のローラ面に圧接されている。
搬送ローラ61及び排出ローラ64は、搬送用モータ(不図示)から駆動力が伝達されることによって回転する。駆動力が伝達された搬送ローラ61及び排出ローラ64は、ピンチローラ62及び拍車ローラ65との間に記録用紙15を挟持しつつ搬送向き16へ搬送する。
[記録部24]
図2に示されるように、記録部24は、搬送路23の上方に配置されている。記録部24は、搬送路23に対向する位置に設けられた記録ヘッド37と、記録ヘッド37を搭載したキャリッジ38とを備えている。記録ヘッド37には、インクカートリッジ(不図示)から供給されたインクを搬送路23に向けて吐出するための複数のノズル36が形成されている。キャリッジ38は、左右方向9に往復移動可能に構成されている。キャリッジ38が左右方向9へ往復移動しながら、搬送路23に沿って搬送される記録用紙15に向かってノズル36からインク滴が吐出される。これにより、記録用紙15に画像が記録される。
なお、本実施形態において、記録部24が記録用紙15に画像を記録する方式は、インクジェット記録方式であるが、インクジェット記録方式に限らず、例えば電子写真方式などであってもよい。
[パネル装置60の全体構成]
図1に示されるように、複合機10には、パネル装置60と、パネル装置60を所定の回転角度に保持する保持機構(不図示)とが搭載されている。パネル装置60は、プリンタ筐体14に回動可能に支持されている。保持機構には、公知のチルト機構などが採用されている。保持機構はパネル装置60とプリンタ筐体14との間に設けられているが、保持機構は本発明と直接的に関係がないため、ここでは保持機構の構造の詳細な説明は省略される。
図3、図6、及び図8に示されるように、パネル装置60は、以下に詳述するカバー70と、ディスプレイユニット71と、保護フィルム72とを備えている。
[カバー70]
図示されていないが、カバー70の上端部近傍は、プリンタ筐体14の前面41(図1参照)を含む部材によって回動可能に支持されている。例えば、カバー70の上端部近傍の左右方向9の両端には、外側に延びた突起が形成されおり、プリンタ筐体14における上記突起と対向する位置には、孔(不図示)が形成されている。上記突起が上記孔に挿通されることにより、カバー70は、左右方向9に沿った回動軸線周りに回動可能である。
なお、カバー70の突起は、カバー70の上端部近傍以外に設けられていてもよく、例えば、カバー70の下端部近傍に設けられていてもよい。また、カバー70の回動軸線は、左右方向9以外に沿って延びていてもよく、例えば、上下方向7に沿って延びていてもよい。
図3及び図4に示されるように、カバー70は、一方が開放された概ね直方体の箱形状である。カバー70は、表面板73と、表面板73の後端部から立設された後側板74と、表面板73の前端部から後側板74と対向するように立設された前側板75と、表面板73の右端部から後側板74及び前側板75と同じ側に立設された右側板76と、表面板73の左端部から右側板76と対向するように立設された左側板77とを備えている。
カバー70の箱内部、つまりカバー70において表面板73及び各側板74、75、76、77によって構成される空間には、ディスプレイユニット71及び操作ユニット(不図示)などが配置されている。
図6に示されるように、ディスプレイユニット71は、画像を表示する液晶ディスプレイ28を備えており、この液晶ディスプレイ28に画像を表示するものである。ディスプレイユニット71については、後に詳細に説明される。操作ユニットは、基板と、当該基板上に所定配列で実装された複数のキーとを備えており、これらのキーが押圧されることにより複合機10の動作を指示する信号を出力するものである。
ディスプレイユニット71及び操作ユニットは、両面テープによって表面板73の裏面44(図4参照)に貼り付けられている。また、図4に示されるように、ディスプレイユニット71は、裏面44から突出し且つその突出先端が屈曲した突起68と係合されている。なお、ディスプレイユニット71及び操作ユニットは、両面テープ以外によって、例えばビスによって裏面44に取り付けられていてもよい。ここで、裏面44は、カバー70がプリンタ筐体14に回動可能に支持された状態において外部に露出する表面板73の表面46(図1及び図3(A)参照)の反対側の面である。
図3(A)に示されるように、表面板73には、複数の開口42、43が形成されている。開口42は、表面板73の左側に設けられている。図6に示されるように、ディスプレイユニット71は、開口42と対向する位置に配置される。これにより、ディスプレイユニット71を構成する部材の一つである後述する透光部材78の突出端面51が、開口42を通じて外部へ露出した状態となる(図1及び図3(A)参照)。
開口43は、表面板73の右側に設けられている。操作ユニットは、基板に実装された複数のキーの各々が各開口43と対向する位置に配置される。これにより、各キーが、開口43を通じて外部へ露出した状態となる。
[ディスプレイユニット71]
図6及び図7に示されるように、ディスプレイユニット71は、上述した液晶ディスプレイ28と、液晶ディスプレイ28を支持する透光部材78とを備えている。
液晶ディスプレイ28は、液晶、電極、偏光フィルタ、及びバックライトなどが積層されたディスプレイ本体29と、ディスプレイ本体29と貼り合わされた基板30とを備えている。ディスプレイ本体29には、画像が表示される。基板30には、コネクタ47及びケーブル48を介してディスプレイ本体29と接続され且つディスプレイ本体29における画像の表示を制御する制御回路が実装されている。
透光部材78は、アクリル樹脂で構成された透明の部材である。透光部材78は、透明であるために、光を透過する。透光部材78は、一体成形されている。なお、透光部材78は、アクリル樹脂以外の樹脂、例えばポリカーボネート、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリエチレン、ABS、ポリスチレンなどで構成されていてもよい。
図5に示されるように、透光部材78は、一方が開放された概ね直方体の箱形状である。透光部材78は、表面板55と、表面板55の後端部から立設された後側板56と、表面板55の前端部から後側板56と対向するように立設された前側板57と、表面板55の右端部から後側板56及び前側板57と同じ側に立設された右側板58と、表面板55の左端部から右側板58と対向するように立設された左側板59とを備えている。
図5(F)に示されるように、左側板59に、凸部67が形成されている。凸部67は、右側板58に向けて突出している。凸部67と表面板55との間には、隙間が設けられている。図7に示されるように、この隙間に、液晶ディスプレイ28の左端部(詳細には、ディスプレイ本体29に貼り付けられた基板30の左端部)が挿入され、液晶ディスプレイ28は凸部67に支持されている。これにより、透光部材78は、液晶ディスプレイ28と係合されている。
図5及び図7に示されるように、透光部材78は、表面板55の表面50における周縁側の面53を除いた領域から突出した凸部49を備えている。凸部49は、突出端面51と、突出端面51の外側に形成されており当該突出端面51の外縁及び上述した面53を繋ぐ突出側面52(本発明の周縁領域の一例)とで構成されている。つまり、表面板55の表面50は、突出端面51、突出側面52、及び面53で構成されている。
凸部49は、開口42と同形状(長方形)であり、凸部49の外形は、開口42より若干小さい。また、開口42は、凸部49と対向する位置に形成されている。これにより、透光部材78がカバー70に組み付けられた状態において、凸部49は、開口42に挿入される。また、これにより、突出側面52が、カバー70の開口42周縁に位置する。なお、凸部49が開口42に挿入された状態において、透光部材78の面53が、両面テープによってカバー70の表面板73の裏面44(図4及び図7参照)に貼り付けられている。
また、図7に示されるように、突出側面52は、カバー70の表面板73に形成された開口42の外形を構成する側面54と略平行である。また、突出側面52の突出方向の長さは、カバー70の表面板73の厚み方向における長さと略同一である。これにより、突出端面51と表面板73の表面46とが略同一平面上となる。また、これにより、凸部49が開口42に挿入された状態において、突出端面51は外部に露出されているが、突出側面52は外部に露出されていない状態となる。つまり、凸部49の突出端面51が本発明における露出領域となる。
なお、突出側面52と側面54とは、平行でなくてもよい。また、突出側面52の突出方向の長さは、表面板55の厚み方向における長さと異なっていてもよい。
上述した液晶ディスプレイ28は、突出端面51と平行となるように且つ突出端面51と対向するように配置される。これにより、液晶ディスプレイ28に表示された画像は、外部から透明な部材である突出端面51を介して視認可能となる。
[突出端面51及び突出側面52]
図8(A)に示されるように、突出端面51は、カバー70の表面板73の開口42の周縁に位置する第1領域91(図8(A)においてハッチングで示された領域)と、第1領域91に囲まれた第2領域92とを有している。第1領域91及び第2領域92は、いずれも突出端面51に設けられている。つまり、第1領域91及び第2領域92は、同一面である。
本実施形態において、第1領域91の幅Wは、略0.5mmであり、第2領域92の長辺L及び短辺Sはそれぞれ48mm及び40mmであるが、第1領域91の幅及び第2領域92の長辺及び短辺の長さは、上述した値に限らない。
第1領域91及び突出側面52には、細かな凹凸が存在しており、第2領域92よりも粗い面である。本実施形態では、第領域9及び突出側面52がシボ加工されることによって、第領域9及び突出側面52に細かな凹凸を発生させている。なお、第領域9及び突出側面52に細かな凹凸を発生させる方法はシボ加工に限らず、公知の方法が採用され得る。公知の方法としては、例えばショットブラスト加工が挙げられる。
第2領域92は、表面に殆ど凹凸がない平滑な面である。第2領域92が平滑であるため、後述する保護フィルム72が第2領域92に貼り付け可能であり、しかも貼り付けられた保護フィルム72は剥がれにくい。
また、第2領域92は平滑な面であり、第1領域91は第2領域92よりも粗い面であるため、液晶ディスプレイ28における第2領域92と対向する領域に表示された画像は、第1領域91と対向する領域に表示された画像よりも、外部から突出端面51を介して視認し易い。
[保護フィルム72]
保護フィルム72は、外部に露出した突出端面51を汚れや損傷から保護するために突出端面51の少なくとも第2領域92を覆うように貼り付けられるシートであり、公知のものが採用され得る。保護フィルム72は、透明であってもよいし、透明以外(例えば青色など)であってもよい。
保護フィルム72の外形は、突出端面51より小さく、且つ第2領域92より大きい。つまり、図8(B)に示されるように、保護フィルム72は、当該保護フィルム72の外側の縁が第1領域91上に位置するように、突出端面51に貼り付けられる。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、第2領域92に保護フィルム72が貼り付けられることによって、第2領域92が保護される。第1領域91においては保護フィルム72が剥がし易い。また、仮に、第1領域91に傷が付いても目立ち難い。
また、本実施形態によれば、保護フィルム72の外形が突出端面51より小さい。そのため、保護フィルム72が貼り付けられている透光部材78を、保護フィルム72を剥がすことなく、カバー70に組み付けることができる。
また、本実施形態によれば、保護フィルム72の外形が突出端面51全体より小さく且つ第2領域92より大きいため、カバー70の開口42周縁にはみ出すことなく、第2領域92を保護フィルム72で覆うことが容易である。つまり、カバー70の開口42から露出されたディスプレイユニット71の突出端面51に保護フィルム72が貼り付けやすい。
また、本実施形態によれば、第1領域91及び第2領域92が同一面であるため、第2領域92が外観上目立ち難い。
また、本実施形態によれば、透光部材78の凸部49の突出端面51が開口42を通じて外部へ露出される面であるため、凸部49の突出端面51と開口42周縁のカバー70の表面46との段差を小さくできる。
また、本実施形態によれば、透光部材78が液晶ディスプレイ28と係合されているため、部品点数を少なくできる。
また、本実施形態によれば、透光部材78の突出側面52がシボ加工されたものであるため、突出側面52を通じてパネル装置60の内部が見え難くなる。
[変形例]
上述の実施形態では、第1領域91及び第2領域92は、同一面であったが、同一面でなくてもよい。例えば、図9に示されるように、凸部49において、第2領域92が第1領域91よりも長く突出していてもよい。
上述の実施形態では、透光部材78は凸部49を有していたが、図10に示されるように、凸部49を有していなくてもよい。この場合、カバー70の開口42を介して外部から視認可能な領域93が、本発明の露出領域となる。そして、領域93のうち開口42の側面54の近傍領域が、第2領域となり、当該第2領域以外の領域が、第1領域となる。
上述の実施形態では、保護フィルム72の外形は、突出端面51より小さく、且つ第2領域92より大きかった。しかし、保護フィルム72の外形は、突出端面51より大きくてもよいし、第2領域92より小さくてもよい。
10・・・複合機
42・・・開口
60・・・パネル装置
70・・・カバー
71・・・ディスプレイユニット
72・・・保護フィルム
78・・・透光部材
91・・・第1領域
92・・・第2領域

Claims (8)

  1. 開口を有するカバーと、
    上記カバーの上記開口に挿入される凸部を有する透光部材を具備しており、画像を表示するディスプレイユニットと、を備えており、
    上記凸部は、その突出端面が上記開口を通じて外部へ露出される露出領域を有し、且つ、その突出側面が上記露出領域よりも外側であって、上記開口の周縁に位置する周縁領域を有しており、
    上記露出領域は、上記開口の周縁に位置する第1領域と、当該第1領域に囲まれた第2領域と、を有しており、
    上記第2領域は、保護フィルムが貼り付け可能な平滑な面であり、
    上記第1領域及び上記周縁領域は、上記第2領域より粗い面であるパネル装置。
  2. 少なくとも上記第2領域を覆う上記保護フィルムを更に有する請求項1に記載のパネル装置。
  3. 上記保護フィルムの外形は、上記露出領域より小さく、且つ上記第2領域より大きい請求項2に記載のパネル装置。
  4. 上記第2領域は、上記第1領域より突出している請求項3に記載のパネル装置。
  5. 上記第1領域及び上記第2領域は、同一面である請求項1からのいずれかに記載のパネル装置。
  6. 上記第1領域は、シボ加工された面である請求項1から5のいずれかに記載のパネル装置。
  7. 上記ディスプレイユニットは、液晶ディプレイを有しており、
    上記透光部材は、上記液晶ディスプレイと係合されたものである請求項1から6のいずれかに記載のパネル装置。
  8. 記周縁領域は、シボ加工されたものである請求項1から7のいずれかに記載のパネル装置。
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