JP6489284B2 - 送風機 - Google Patents

送風機 Download PDF

Info

Publication number
JP6489284B2
JP6489284B2 JP2018509022A JP2018509022A JP6489284B2 JP 6489284 B2 JP6489284 B2 JP 6489284B2 JP 2018509022 A JP2018509022 A JP 2018509022A JP 2018509022 A JP2018509022 A JP 2018509022A JP 6489284 B2 JP6489284 B2 JP 6489284B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
air
charges
charging device
electrostatic charging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018509022A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017169859A1 (ja
Inventor
昇一 今東
昇一 今東
俊彦 村木
俊彦 村木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Publication of JPWO2017169859A1 publication Critical patent/JPWO2017169859A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6489284B2 publication Critical patent/JP6489284B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/28Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/66Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

関連出願への相互参照
本出願は、2016年3月31日に出願された日本特許出願番号2016−70721に基づくもので、ここにその記載内容が参照により組み入れられる。
本開示は、空気流を発生させる送風機に関するものである。
従来、この種の送風機として、例えば特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された送風機は、遠心式多翼ファンであり、ブレードの前縁を曲率半径が小さい急峻な角形状に形成することにより、前縁での空気流れの剥離を抑制するものである。
特許第5140986号公報
しかしながら、従来の送風機は、ブレードの前縁での剥離領域の縮小効果はあるものの剥離領域は依然存在しており、ファン効率の向上や低騒音化への障害となっている。また、側板での空気流れの剥離も発生しており、これもファン効率の向上や低騒音化への障害となっている。
本開示は、ファン効率の向上および騒音の低減を図ることを目的とする。
本開示の1つの観点によれば、送風機は、回転して空気流を発生させるファンと、ファンに吸入される空気およびファンに対して、異なる極性の電荷を帯電させる静電気帯電装置とを備える。
これによると、ファンに吸入される空気はクーロン力によりファンに引き寄せられて空気流れの剥離が抑制されるため、ファン効率の向上および騒音の低減を図ることができる。
本開示の一実施形態に係る送風機を示す模式的な図である。 図1のファンの一部を示すII−II断面図である。 図1のファンおよびケーシングの一部を示すIII−III断面図である。 一実施形態に係る送風機の変形例を示す要部の断面図である。 他の実施形態に係る送風機を示す模式的な図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態の送風機は、車両用空調装置に適用される。
図1〜図3に示すように、送風機は、回転軸11を有する電動モータ1と、この電動モータ1により回転駆動されて空気流を発生させる樹脂製のファン2とを備える。送風機は更に、このファン2を収納するとともに、ファン2から吹き出す空気を集合させる渦巻き状の流路31を有する樹脂製のケーシング3を備える。送風機は更に、ファン2に導入する空気を選択する内外気切換ユニット4と、静電気を発生させる第1静電気帯電装置5と、静電気を発生させる第2静電気帯電装置6とを備えている。
内外気切換ユニット4は、車室内気を導入するための内気導入口41と外気を導入するための外気導入口42を選択的に開閉する内外気切換ドア43を備えている。また、内外気切換ユニット4は、導入空気中の埃を捕集するフィルタ44を備えている。
ケーシング3には、回転軸11と同軸上に円形の吸入口32が形成されている。この吸入口32の外周部には、吸入空気を吸入口32に導くベルマウス33が形成されている。
ファン2は、回転軸11の周りに板状のブレード21が多数枚配設されている。このブレード21は、吸入口32側の端部が環状の側板22によって連結されている。また、ブレード21は、反吸入口側の端部が環状の主板23によって連結されている。
主板23は、その中心部において回転軸11に結合されている。電動モータ1の駆動力が回転軸11を介して主板23に伝達されることにより、ファン2が回転駆動される。そして、ファン2は、電動モータ1によって回転駆動されることにより、ファン回転軸方向の一端側に位置する吸入口32からファン2内に空気を吸引し、その吸入した空気をファン径方向の外側に向かって吹き出すようになっている。すなわち、ファン2は、遠心式多翼ファンである。
第1静電気帯電装置5は、内外気切換ユニット4のケースに固定され、極性が負(すなわち−)の静電気を発生する。第1静電気帯電装置5は、図1に示すように、内外気切換ドア43と吸入口32との間に配置される。より詳しくは、第1静電気帯電装置5は、図1に示すように、内外気切換ドア43とフィルタ44との間に配置される。第1静電気帯電装置5は、内外気切換ユニット4のケース内における内気導入口41および外気導入口42よりも空気流れ下流側で且つフィルタ44よりも空気流れ上流側に静電気を放出し、ファン2に吸入される空気に負電荷を帯電させる。空気に負電荷を帯電させることにより、空気の除菌や清浄効果が期待できる。
第2静電気帯電装置6は、ケーシング3における反吸入口側に固定され、ブレード21に対向して配置されている。第2静電気帯電装置6は、極性が正(すなわち+)の静電気を発生し、発生させた静電気をケーシング3内に放出し、ファン2のブレード21と側板22と主板23に正電荷を帯電させる。換言すると、第1静電気帯電装置5および第2静電気帯電装置6は、ファン2に吸入される空気およびファン2に対して、異なる極性の電荷を帯電させる。
なお、ファン2の材質は、ポリプロピレンやナイロン等の樹脂を採用することができる。ナイロンを採用した場合、正電荷が帯電しやすいという利点がある。また、ガラス繊維入りの樹脂を採用した場合も、正電荷が帯電しやすいという利点がある。ポリプロピレンはPPとも表される。
上記構成において、電動モータ1がファン2を回転させて空気流を発生させ、第1静電気帯電装置5および第2静電気帯電装置6に静電気を発生させる。すると、隣接するブレード21間を、より詳細には、ブレード21と側板22と主板23で囲まれた空間を、負電荷を帯電した空気の流れAが通過する。
ここで、第1静電気帯電装置5および第2静電気帯電装置6は、ファン2に吸入される空気およびファン2に対して、異なる極性の電荷を帯電させている。したがって、ファン2に吸入される空気はクーロン力によりブレード21と側板22と主板23に引き寄せられて空気流れの剥離が抑制される。
したがって、本実施形態によると、空気流れの剥離が抑制されるため、ファン効率の向上および騒音の低減を図ることができる。
なお、上記実施形態においては、樹脂製のファン2を用いたが、図4に示す変形例のように、樹脂製のファン2の表面に、正電荷を帯電させやすくする物質よりなるコーティング層7を設けてもよい。この場合、コーティング層7の物質は、例えば雲母、すなわちマイカ、を採用することができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、本開示を車両用空調装置の送風機に適用したが、本開示は車両用空調装置以外の用途の送風機にも適用することができる。
また、上記実施形態では、ファン2として遠心式多翼ファンを示したが、本開示は遠心式多翼ファン以外のファン2にも適用することができる。
また、上記実施形態では、第1静電気帯電装置5および第2静電気帯電装置6は、ファン2に吸入される空気に負電荷を帯電させ、ファン2に正電荷を帯電させた。しかし、第1静電気帯電装置5および第2静電気帯電装置6は、ファン2に吸入される空気に正電荷を帯電させ、ファン2に負電荷を帯電させてもよい。
また、上記実施形態では、第1静電気帯電装置5は、内外気切換ドア43とフィルタ44との間に配置される。しかし、第1静電気帯電装置5は、フィルタ44と吸入口32との間に配置されてもよい。この場合、第1静電気帯電装置5は、フィルタ44よりも空気流れ下流側で且つ吸入口32よりも空気流れ上流側に静電気を放出し、ファン2に吸入される空気に負電荷を帯電させる。このようにすることで、フィルタ44の帯電量を低減することができる。
また、本開示は上記した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
また、上記実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上記実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、上記実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記実施形態で示された第1の観点によれば、送風機は、回転して空気流を発生させるファンと、ファンに吸入される空気およびファンに対して、異なる極性の電荷を帯電させる静電気帯電装置とを備える。
また、第2の観点によれば、静電気帯電装置は、ファンに吸入される空気に負電荷を帯電させ、ファンに正電荷を帯電させる。これによると、空気の除菌や清浄効果が期待できる。
また、第3の観点によれば、ファンはポリプロピレンよりなる。これによると、正電荷が帯電しやすくなり、空気流れの剥離が一層確実に抑制される。
また、第4の観点によれば、ファンは、ガラス繊維入りの樹脂よりなる。これによると、正電荷が帯電しやすくなり、空気流れの剥離が一層確実に抑制される。
また、第5の観点によれば、ファンの表面に、正電荷を帯電させやすくする物質よりなるコーティング層を有する。これによると、正電荷が帯電しやすくなり、空気流れの剥離が一層確実に抑制される。
また、第6の観点によれば、前記静電気帯電装置は、前記ファンに導入する空気を選択する内外気切換ドアと、前記ファンの吸入口との間に配置される。
また、第7の観点によれば、前記静電気帯電装置は、前記ファンに吸入される空気および前記ファンの一方に負電荷を帯電させる装置と、前記ファンに吸入される空気および前記ファンの他方に正電荷を帯電させる装置とを有する。そして、前記負電荷を帯電させる装置と前記正電荷を帯電させる装置は、異なる位置に配置されている。

Claims (7)

  1. 回転して空気流を発生させるファン(2)と、
    前記ファンに吸入される空気および前記ファンに対して、異なる極性の電荷を帯電させる静電気帯電装置(5、6)とを備える送風機。
  2. 前記静電気帯電装置は、前記ファンに吸入される空気に負電荷を帯電させ、前記ファンに正電荷を帯電させる請求項1に記載の送風機。
  3. 前記ファンはポリプロピレンよりなる請求項2に記載の送風機。
  4. 前記ファンは、ガラス繊維入りの樹脂よりなる請求項2または3に記載の送風機。
  5. 前記ファンの表面に、正電荷を帯電させやすくする物質よりなるコーティング層(7)を有する請求項2ないし4のいずれか1つに記載の送風機。
  6. 前記静電気帯電装置は、前記ファンに導入する空気を選択する内外気切換ドア(43)と、前記ファンの吸入口(32)との間に配置される請求項1ないし5のいずれか1つに記載の送風機。
  7. 前記静電気帯電装置は、前記ファンに吸入される空気および前記ファンの一方に負電荷を帯電させる装置(5)と、前記ファンに吸入される空気および前記ファンの他方に正電荷を帯電させる装置(6)とを有し、
    前記負電荷を帯電させる装置と前記正電荷を帯電させる装置は、異なる位置に配置されている請求項1ないし6のいずれか1つに記載の送風機。
JP2018509022A 2016-03-31 2017-03-16 送風機 Expired - Fee Related JP6489284B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016070721 2016-03-31
JP2016070721 2016-03-31
PCT/JP2017/010758 WO2017169859A1 (ja) 2016-03-31 2017-03-16 送風機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017169859A1 JPWO2017169859A1 (ja) 2018-06-14
JP6489284B2 true JP6489284B2 (ja) 2019-03-27

Family

ID=59965348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018509022A Expired - Fee Related JP6489284B2 (ja) 2016-03-31 2017-03-16 送風機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6489284B2 (ja)
WO (1) WO2017169859A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021085402A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 株式会社Soken 送風装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002213391A (ja) * 2001-01-15 2002-07-31 Matsushita Seiko Co Ltd 遠心送風羽根車
JP2011168195A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Denso Corp 車両用空気浄化装置
JP5916114B2 (ja) * 2012-05-24 2016-05-11 シャープ株式会社 送風装置
JP6303654B2 (ja) * 2014-03-14 2018-04-04 株式会社デンソー 遠心式多翼送風機

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017169859A1 (ja) 2017-10-05
JPWO2017169859A1 (ja) 2018-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10641282B2 (en) Fan device and vacuum cleaner including the same
JP6303654B2 (ja) 遠心式多翼送風機
CN108713101B (zh) 离心送风机
US20180177373A1 (en) Blower device and vacuum cleaner including the same
US20180180050A1 (en) Fan device and vacuum cleaner including the same
JP6111914B2 (ja) 送風機
EP2045473A1 (en) Air Inlet Cover
JP6489284B2 (ja) 送風機
WO2015025498A1 (ja) 送風機
JP2016094932A (ja) タービン
JP6250145B2 (ja) 遠心送風機及び電気掃除機
JP6765278B2 (ja) 電動送風機及びそれを搭載した電気掃除機
CN110494654B (zh) 远心风扇、成型用模具及流体输送装置
JP2019103355A (ja) モータ、及び、それを有する送風装置
JP2019100314A (ja) 送風装置
JP2002005091A (ja) 多翼ファン
JP2006266484A (ja) ギア並びにこれを用いた駆動装置、画像形成装置及び現像器
JP2011064096A (ja) 電動送風機及びこれを用いた電気掃除機
JP5022185B2 (ja) 遠心式多翼送風機
JP2016070075A (ja) 遠心送風機
JP2019178616A (ja) 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機
JP3197232U (ja) タービン
JP6008083B2 (ja) クロスフローファン
JP2018138297A (ja) 分離装置
JPS62113893A (ja) 遠心型送風機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190211

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6489284

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees