JP6489031B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

この明細書における開示は、Hブリッジ回路と、電流検出抵抗を有する電流検出部と、電流検出部の検出値が目標値に追従するように、Hブリッジ回路のスイッチをフィードバック制御する制御部と、を備えたモータ制御装置に関する。
特許文献1には、Hブリッジ回路と、電流検出抵抗を有する電流検出部と、電流検出部の検出値が目標値に追従するように、Hブリッジ回路を構成するスイッチをフィードバック制御する制御部と、を備えたモータ制御装置が開示されている。Hブリッジ回路は、電源に並列に接続された2つの上アームスイッチを含む上アーム回路と、グランドに並列に接続された2つの下アームスイッチを含む下アーム回路と、を有する。そして、対応する上アームスイッチ及び下アームスイッチが直列に接続されてなる第1接続点及び第2接続点のうち、第1接続点が直流モータの第1端子に電気的に接続され、第2接続点が直流モータの第2端子に電気的に接続されている。
特開2002−238290号公報
制御部は、フィードバック制御として、通常制御及び還流制御を交互に実行する。通常制御では、直流モータを介して電源からグランドに電流が流れるように、上アームスイッチのひとつと下アームスイッチのひとつを同時にオンさせる。還流制御では、通常制御時に直流モータに蓄積されたエネルギにより、直流モータに通常制御時と同方向の電流が流れるように、すべての上アームスイッチ及びすべての下アームスイッチの一方を同時にオンさせる。
特許文献1に開示された従来のモータ制御装置では、電流検出抵抗が、直流モータに対して一端側にのみ配置されている。たとえば、直流モータの正転時に、通常制御でモータの上流側となる位置、すなわち電位の基準を電源とする位置に電流検出抵抗が配置された構成について考える。還流制御においてすべての上アームスイッチを同時にオンさせる場合、直流モータの逆転時に、通常制御では電流検出抵抗の電位の基準がグランドとなり、還流制御では電流検出抵抗の電位の基準が電源となる。また、還流制御においてすべての下アームスイッチを同時にオンさせる場合、正転時に、通常制御では電流検出抵抗の電位の基準が電源となり、還流制御では電流検出抵抗の電位の基準がグランドとなる。
電源は変動するため、電流検出抵抗による検出値は、電源基準の場合とグランド基準の場合とで誤差範囲が異なる。すなわち、電流検出の精度が異なる。直流モータの回転方向が同じ通常制御と還流制御とで、電流検出抵抗の電位の基準が異なると、フィードバック制御を精度良く実行することができない。
本開示はこのような課題に鑑みてなされたものであり、正転時、逆転時のいずれにおいてもフィードバック制御の精度を向上できるモータ制御装置を提供することを目的とする。
本開示は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、技術的範囲を限定するものではない。
本開示のひとつは、第1端子(100a)及び第2端子(100b)を有する直流モータ(100)に流れる電流を制御するモータ制御装置であって、
電源に並列に接続された2つの上アームスイッチ(210,211)を含む上アーム回路(21)と、グランドに並列に接続された2つの下アームスイッチ(220,221)を含む下アーム回路(22)と、対応する上アームスイッチ及び下アームスイッチが直列に接続されてなる第1接続点(23)及び第2接続点(24)と、を有し、第1接続点が第1端子に電気的に接続され、第2接続点が第2端子に電気的に接続されたHブリッジ回路(20)と、
直流モータに流れる電流を検出するための電流検出抵抗(31)として、第1接続点と第1端子との間に配置された第1抵抗(310)と、第2接続点と第2端子との間に配置された第2抵抗(311)と、を有する電流検出部(30)と、
電流検出部の検出値が目標値に追従するように、Hブリッジ回路の上アームスイッチ及び下アームスイッチをフィードバック制御し、フィードバック制御として、直流モータを介して電源からグランドに電流が流れるように、上アームスイッチのひとつと下アームスイッチのひとつを同時にオンさせる通常制御と、通常制御時に直流モータに蓄積されたエネルギにより、直流モータに通常制御時と同方向の電流が流れるように、すべての上アームスイッチ及びすべての下アームスイッチの一方を同時にオンさせる還流制御と、を交互に実行するとともに、還流制御において、上アームスイッチ及び下アームスイッチのうちのオンさせる一方が、直流モータの正転時と逆転時とで同じとなるように制御する制御部(50)と、を備え、
制御部は、正転時において、第1抵抗及び第2抵抗の一方による検出値に基づいてフィードバック制御を実行し、逆転時において、第1抵抗及び第2抵抗のうちの正転時とは異なる方による検出値に基づいてフィードバック制御を実行するとともに、直流モータの回転方向が同じ通常制御及び還流制御において、第1抵抗及び第2抵抗のうち、通常制御と還流制御とで電位の基準が同じとなる一方による検出値に基づいて、フィードバック制御を実行する。
これによれば、電流検出抵抗(第1抵抗及び第2抵抗)が、直流モータの両端にそれぞれ設けられている。そして、制御部が、2つの電流検出抵抗のうち、回転方向が同じ通常制御と還流制御とで電位の基準が同じとなる一方による検出値に基づいて、フィードバック制御を実行する。通常制御と還流制御とで、電流検出抵抗の電位の基準が同じであり、電流検出精度が変わらないため、従来に較べてフィードバック制御の精度を向上することができる。また、電流検出抵抗が、直流モータの両端にそれぞれ設けられており、正転時と逆転時でフィードバック制御に適用する電流検出抵抗が異なる。したがって、正転時、逆転時のいずれにおいても、フィードバック制御の精度を向上することができる。
第1実施形態に係るモータ制御装置の概略構成を示す図である。 正転時の通常制御を説明するための図である。 正転時の通電パターン及び電圧Voの変化を示すタイミングチャートである。 逆転時の通常制御を説明するための図である。 参考例を示すタイミングチャートである。 第2実施形態に係るモータ制御装置の概略構成を示す図である。 正転時の通電パターン及び電圧Voの変化を示すタイミングチャートである。 第3実施形態に係るモータ制御装置の概略構成を示す図である。
図面を参照しながら、複数の実施形態を説明する。複数の実施形態において、機能的に及び/又は構造的に対応する部分には同一の参照符号を付与する。
(第1実施形態)
先ず、図1に基づき、本実施形態に係るモータ制御装置の概略構成を説明する。このモータ制御装置は、直流モータに流れる電流を制御する。本実施形態では、ウェイストゲートバルブの開度を調整する電動アクチュエータの直流モータを制御する。ウェイストゲートバルブは、過給器(ターボチャージャー)の過給圧を調整する。以下、直流モータを、単にモータと示す。
図1に示すように、モータ制御装置10は、Hブリッジ回路20、電流検出部30、及び制御部50を備えている。
Hブリッジ回路20は、上アーム回路21及び下アーム回路22を有している。上アーム回路21は、バッテリ電圧VB(たとえば12V)を供給する電源に対して並列に接続された2つの上アームスイッチ210,211を有している。上アームスイッチ210,211は、電源とモータ100との間に配置されている。上アームスイッチ210,211は、ハイサイドスイッチとも称される。
下アーム回路22は、グランド(GND)に並列に接続された、すなわち互いに並列に接地された2つの下アームスイッチ220,221を有している。下アームスイッチ220,221は、モータ100とグランドとの間に配置されている。下アームスイッチ220,221は、ローサイドスイッチとも称される。
上アームスイッチ210,211及び下アームスイッチ220,221としては、たとえばMOSFETを採用することができる。本実施形態では、nチャネル型のMOSFETを採用している。具体的には、上アームスイッチ210,211のドレインが電源側とされ、下アームスイッチ220,221のソースがグランド側とされている。そして、対応する上アームスイッチ210のソースと下アームスイッチ220のドレインが電気的に接続されている。また、対応する上アームスイッチ211のソースと下アームスイッチ221のドレインが電気的に接続されている。
このように、Hブリッジ回路20は、対応する上アームスイッチ210,211及び下アームスイッチ220,221が直列に接続されてなる上下アームを2組有している。一方の上下アームの第1接続点23は、モータ100の第1端子100aと電気的に接続されている。他方の上下アームの第2接続点24は、モータ100の第2端子100bと電気的に接続されている。第1端子100aはモータ100の正極(+)側の端子であり、第2端子100bは負極(−)側の端子である。モータ100の正転時には、第1端子100aから第2端子100bの向きに電流が流れ、逆転時には、第2端子100bから第1端子100aの向きに電流が流れる。
電流検出部30は、電流検出抵抗31、選択スイッチ32、差動増幅器33、及び出力用抵抗34を有している。
電流検出抵抗31は、モータ100に流れる電流を検出するための抵抗である。電流検出抵抗31の両端電圧は、モータ100に流れる電流値に応じた電圧値を示す。電流検出抵抗31は、第1抵抗310及び第2抵抗311を有している。第1抵抗310は、第1接続点23とモータ100の正極側の第1端子100aとの間に配置されている。よって、第1接続点23は、第1抵抗310を介して、第1端子100aと電気的に接続されている。第2抵抗311は、第2接続点24とモータ100の負極側の第2端子100bとの間に配置されている。よって、第2接続点24は、第2抵抗311を介して、第2端子100bと電気的に接続されている。正転時において、第1抵抗310がモータ100の上流側、第2抵抗311がモータ100の下流側となる。逆転時において、第1抵抗310がモータ100の下流側、第2抵抗311がモータ100の上流側となる。
選択スイッチ32は、第1抵抗310及び第2抵抗311の一方と差動増幅器33とを選択的に接続する。選択スイッチ32は、第1選択スイッチ320及び第2選択スイッチ321を有している。
第1選択スイッチ320は、後述するマイコン51からの指示信号に応じて、モータ100の第1端子100a及び第2端子100bの一方を、後述するオペアンプ330の非反転入力端子に選択的に接続する。すなわち、第1選択スイッチ320は、マイコン51からの指示信号に応じて、第1抵抗310のモータ100側の端子及び第2抵抗311のモータ100側の端子の一方を、オペアンプ330の非反転入力端子に選択的に接続する。
第2選択スイッチ321は、マイコン51からの指示信号に応じて、第1抵抗310の第1接続点23側の端子310a及び第2抵抗311の第2接続点24側の端子311aの一方を、オペアンプ330の反転入力端子に選択的に接続する。
差動増幅器33は、オペアンプ330と、オペアンプ330のゲインを設定するためのゲイン抵抗331,332,333,334,335を有している。オペアンプ330の非反転入力端子には、上記したように第1選択スイッチ320が電気的に接続されている。一方、反転入力端子には、第2選択スイッチ321が電気的に接続されている。オペアンプ330の出力端子は、出力用抵抗34を介してグランドに接続されている。これにより、差動増幅器33が吸い込みとなる場合において、差動増幅器33の出力が浮くのを抑制できる。
ゲイン抵抗331は、第1選択スイッチ320とオペアンプ330の非反転入力端子との間に配置されている。ゲイン抵抗332は、第2選択スイッチ321とオペアンプ330の反転入力端子との間に配置されている。ゲイン抵抗333は、ゲイン抵抗331と非反転入力端子との接続点と、グランドとの間に配置されている。よって、本実施形態では、差動増幅器の基準電圧がグランド(0V)となっている。ゲイン抵抗334は、ゲイン抵抗332と反転入力端子との接続点と、グランドとの間に配置されている。ゲイン抵抗335は、オペアンプ330の反転入力端子と出力端子との間に配置されている。
オペアンプ330の出力は、ローパスフィルタ40を介してマイコン51に入力される。電流検出値として、マイコン51には、電圧Voが入力される。ローパスフィルタ40は、抵抗400及びコンデンサ401を有している。抵抗400の一端は、オペアンプ330の出力端子と出力用抵抗34との接続点に接続されている。抵抗400の他端は、マイコン51の図示しない入力端子に接続されている。抵抗400の他端とグランドとの間に、コンデンサ401が配置されている。また、オペアンプ330の出力端子は、保護ダイオード41を介して、マイコン51に動作のための電圧VC(たとえば5V)を供給する電源が接続されている。保護ダイオード41は、差動増幅器33(オペアンプ330)の出力が、マイコン51のAD入力範囲を超えないように、アノードをオペアンプ330の出力端子側として接続されている。
制御部50は、マイコン51及び駆動回路52を有している。マイコン51は、CPU、ROM、RAM、AD変換器、及びI/Oポートなどを備えて構成されたマイクロコンピュータである。マイコン51は、たとえば実過給圧を取得し、目標過給圧と実過給圧との差に基づいて、ウェイストゲートバルブを駆動するモータ100に流れる電流を算出する。そして、目標過給圧となるように、モータ100への回転方向指令とモータ100に流す指令電流値を生成し、これら回転方向指令と指令電流値から、上アームスイッチ210,211及び下アームスイッチ220,221に指令するPWM信号のデューティ比を算出する。
また、マイコン51は、モータ100の駆動中において、電流検出部30の検出信号、すなわち電圧Voに基づいてモータ100に流れる電流値を検出する。そして、上記した指令電流値、すなわち目標電流値と、検出された電流値との差異に基づいて、PWM信号のデューティ比をフィードバック制御する。
駆動回路52は、マイコン51からのPWM信号に基づき、上アームスイッチ210,211及び下アームスイッチ220,221の各々をオンオフ制御するための駆動信号を生成し、上アームスイッチ210,211及び下アームスイッチ220,221へ出力する。
次に、図2〜図4に基づき、モータ100の正転時及び逆転時の制御について説明する。ここでは、下アーム回路22側で還流させるローサイド還流制御の例を示す。図2は、正転時の通常制御の状態を示している。実線矢印は通常制御時の電流経路を示している。参考線として、還流制御時の電流経路を破線矢印で示している。図4は、逆転時の通常制御の状態を示している。実線矢印は通常制御時の電流経路を示している。参考線として、還流制御時の電流経路を破線矢印で示している。
先ず、正転時の制御について説明する。制御部50は、モータ100を正転させる際、下アームスイッチ221の駆動信号をHレベル、すなわちデューティ比100%に保持し、上アームスイッチ211の駆動信号をLレベル、すなわちデューティ0%に保持する。すなわち、下アームスイッチ221がオン、上アームスイッチ211がオフとなるように制御する。上アームスイッチ210及び下アームスイッチ220については、目標開度に応じてデューティ制御する。上アームスイッチ210及び下アームスイッチ220については、駆動信号のHレベルとLレベルとが交互に反転するようにする。すなわち、上アームスイッチ210がオンのとき、下アームスイッチ220がオフとなり、上アームスイッチ210がオフのとき、下アームスイッチ220がオンとなるように制御する。
マイコン51は、図2に示すように、正転時において、オペアンプ330の非反転入力端子がモータ100の第2端子100bと電気的に接続され、且つ、反転入力端子が第2抵抗311の端子311aと電気的に接続されるように、選択スイッチ32(第1選択スイッチ320及び第2選択スイッチ321)を制御する。これにより、電流検出用として、電流の方向に対してモータ100の下流側に位置する第2抵抗311が選択される。正転時においては、通常制御、還流制御のいずれにおいても、第2抵抗311が選択される。
制御部50が、上アームスイッチ210をオン、下アームスイッチ220をオフさせる通常制御時において、電流経路は、図2に実線矢印で示すように、電源→上アームスイッチ210→第1抵抗310→モータ100→第2抵抗311→下アームスイッチ221→グランドとなる。上アームスイッチ210と下アームスイッチ221を同時にオンさせることで、モータ100を介して電源からグランドに正転方向の電流が流れる。第2抵抗311はモータ100の下流側に位置し、下アームスイッチ221がオンすることでグランドと電気的に接続される。したがって、第2抵抗311の電位の基準はグランドとなり、第2抵抗311の両端電圧はグランド基準で変化する。通常制御では、図3に示すように、電圧Voが上昇する。
一方、制御部50が、上アームスイッチ210をオフ、下アームスイッチ220をオンさせる還流制御時において、電流経路は、図2に破線矢印で示すように、グランド→下アームスイッチ220→第1抵抗310→モータ100→第2抵抗311→下アームスイッチ221→グランドとなる。下アームスイッチ220,221を同時にオンさせることで、通常制御期間においてモータ100に蓄積されたエネルギ(消弧エネルギ)により、下アーム回路22側に形成される閉回路(還流回路)に電流が流れる。すなわち、モータ100には、通常制御時と同方向の電流が流れる。還流制御時においても、第2抵抗311はグランドと電気的に接続されるため、第2抵抗311の両端電圧はグランド基準で変化する。還流制御では、図3に示すように、電圧Voが減衰する。
図3に示すように、通常制御と還流制御が交互に実行することで、電圧Voに応じた検出電流値が、目標電流値に近づく。上記したように、正転時には、通常制御及び還流制御のいずれにおいても、グランド基準でモータ100に流れる電流を検出することができる。
次に、逆転時の制御について説明する。制御部50は、モータ100を逆転させる際、下アームスイッチ220の駆動信号をHレベル、すなわちデューティ比100%に保持し、上アームスイッチ210の駆動信号をLレベル、すなわちデューティ0%に保持する。すなわち、下アームスイッチ220がオン、上アームスイッチ210がオフとなるように制御する。上アームスイッチ211及び下アームスイッチ221については、目標開度に応じてデューティ制御する。上アームスイッチ211及び下アームスイッチ221については、駆動信号のHレベルとLレベルとが交互に反転するようにする。すなわち、上アームスイッチ211がオンのとき、下アームスイッチ221がオフとなり、上アームスイッチ211がオフのとき、下アームスイッチ221がオンとなるように制御する。
マイコン51は、図4に示すように、逆転時において、オペアンプ330の非反転入力端子がモータ100の第1端子100aと電気的に接続され、且つ、反転入力端子が第1抵抗310の端子310aと電気的に接続されるように、選択スイッチ32(第1選択スイッチ320及び第2選択スイッチ321)を制御する。これにより、電流検出用として、電流の方向に対してモータ100の下流側に位置する第1抵抗310が選択される。逆転時においては、通常制御、還流制御のいずれにおいても、第1抵抗310が選択される。
制御部50が、上アームスイッチ211をオン、下アームスイッチ221をオフさせる還流制御時において、電流経路は、図4に実線矢印で示すように、電源→上アームスイッチ211→第2抵抗311→モータ100→第1抵抗310→下アームスイッチ220→グランドとなる。上アームスイッチ211と下アームスイッチ220を同時にオンさせることで、モータ100を介して電源からグランドに逆転方向の電流が流れる。第1抵抗310はモータ100の下流側に位置し、下アームスイッチ220がオンすることでグランドと電気的に接続される。したがって、第1抵抗310の電位の基準はグランドとなり、第1抵抗310の両端電圧はグランド基準で変化する。通常制御では、図3に示した通常制御同様、電圧Voが上昇する。
一方、制御部50が、上アームスイッチ211をオフ、下アームスイッチ221をオンさせる還流制御時において、電流経路は、図4に破線矢印で示すように、グランド→下アームスイッチ221→第2抵抗311→モータ100→第1抵抗310→下アームスイッチ220→グランドとなる。下アームスイッチ220,221を同時にオンさせることで、通常制御期間においてモータ100に蓄積されたエネルギにより、下アーム回路22側に形成される閉回路に電流が流れる。すなわち、モータ100には、通常制御時と同方向の電流が流れる。還流制御時においても、第1抵抗310はグランドと電気的に接続されるため、第1抵抗310の両端電圧はグランド基準で変化する。還流制御では、図3に示した通常制御同様、電圧Voが減衰する。
逆転時においても、通常制御と還流制御が交互に実行することで、電圧Voに応じた検出電流値が、目標電流値に近づく。上記したように、逆転時には、通常制御及び還流制御のいずれにおいても、グランド基準でモータ100に流れる電流を検出することができる。
次に、本実施形態に示したモータ制御装置10の効果について説明する。
図5は、参考例として、モータの一端のみに電流検出抵抗(本実施形態に示す第2抵抗311)を有する従来のモータ装置において、正転時に上アーム回路側で還流させる場合のタイミングチャートを示している。通常制御では、電流検出抵抗がモータの下流に位置し、グランドと電気的に接続される。一方、還流制御では、電流検出抵抗が電源と電気的に接続される。このように、通常制御ではグランド基準でモータに流れる電流が検出され、還流制御では電源基準でモータに流れる電流が検出される。電源が供給するバッテリ電圧VBは、複数の負荷に電力を供給しており、電圧変動がグランドに較べて大きい。このため、図3に示すように、通常制御と還流制御とで、電圧Voの値の誤差範囲が変わる。図3では、電圧Voのうち、実線は理論値であり、理論値の上下に示した一点鎖線が誤差範囲を示している。したがって、電圧Voは一点鎖線の範囲内で値をとり得る。このように、通常制御と還流制御とで、電流検出の精度が異なる。
これに対し、本実施形態では、電流検出抵抗31として、モータ100の第1端子100aに接続された第1抵抗310と、第2端子100bに接続された第2抵抗311を有している。制御部50は、正転させる際の通常制御及び還流制御において、第1抵抗310及び第2抵抗311のうち、モータ100の下流となる第2抵抗311を選択する。すなわち、電源及びグランドのうち、電気的な接続先が通常制御及び還流制御のいずれにおいてもグランドとなる電流検出抵抗31(第2抵抗311)を選択する。そして、第2抵抗311の両端電圧に基づいて、モータ100に流れる電流を検出する。このように、通常制御及び還流制御のいずれにおいても、グランド基準で電流検出がなされるため、図3に示すように、通常制御と還流制御とで電圧Voの誤差範囲がかわらない。すなわち、通常制御と還流制御とで、電流検出の精度が同じである。したがって、正転時には、従来に較べてフィードバック制御の精度を向上することができる。
また、制御部50は、逆転させる際の通常制御及び還流制御において、モータ100の下流となる第1抵抗310を選択する。すなわち、電源及びグランドのうち、電気的な接続先が通常制御及び還流制御のいずれにおいてもグランドとなる電流検出抵抗31(第1抵抗310)を選択する。そして、第1抵抗310の両端電圧に基づいて、モータ100に流れる電流を検出する。このように、通常制御及び還流制御のいずれにおいても、グランド基準で電流検出がなされるため、逆転時にも、従来に較べてフィードバック制御の精度を向上することができる。
特に本実施形態では、還流制御時に、すべての下アームスイッチ220,221を同時にオンさせるローサイド還流制御を実行する。図5に示したように、電源基準の場合、バッテリ電圧の変動があるため、グランド基準よりも電圧Voの誤差範囲が大きくなる。したがって、グランド基準とすることで、電流検出の精度を向上することができる。すなわち、フィードバック制御に精度をより向上することができる。
しかしながら、還流制御はローサイド還流制御に限定されない。ハイサイド還流制御を採用することもできる。ハイサイド還流制御を実行する場合、制御部50は、正転時においてモータ100の上流に位置する第1抵抗310を選択する。これにより、通常制御及び還流制御のいずれにおいても、電源基準でモータ100に流れる電流を検出することができる。また、制御部50は、逆転時においてモータ100の上流に位置する第2抵抗311を選択する。これにより、通常制御及び還流制御のいずれにおいても、電源基準でモータ100に流れる電流を検出することができる。このように、制御部50は、モータ100の回転方向が同じ通常制御及び還流制御において、第1抵抗310及び第2抵抗311のうち、通常制御と還流制御とで電位の基準が同じとなる一方による検出値に基づいて、フィードバック制御を実行すればよい。
また、本実施形態では、選択スイッチ32により、モータ100の回転方向に応じて、第1抵抗310の両端の電位差及び第2抵抗311の両端の電位差のいずれか一方を差動増幅器33により差動増幅するようになっている。このように、第1抵抗310及び第2抵抗311で同じ差動増幅器33を用いるため、正転時と逆転時での電流検出精度のばらつきを抑制することができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、先行実施形態を参照できる。このため、先行実施形態に示したモータ制御装置10と共通する部分についての説明は省略する。
本実施形態では、図6に示すように、電流検出部30が、グランドよりも高い所定の基準電圧を生成する基準電圧生成部35を有している。基準電圧生成部35は、オペアンプ350及び抵抗351,352を有している。抵抗351と抵抗352は、抵抗351を電圧VCの電源側、抵抗352をグランド側として直列に接続されている。そして、抵抗351,352による分圧の中点がオペアンプ350の非反転入力端子に接続されている。オペアンプ350の反転入力端子及び出力端子には、ゲイン抵抗333が接続されている。基準電圧生成部35は、たとえば2.5Vを生成する。
これによれば、モータ100に電流が流れていない状態で、グランドに接続された場合のように電圧Voが0Vとなるのではなく、電圧Voが2.5Vとなる。したがって、制御部50による制御上の回転方向とは逆向きの回転が生じたことを検出することができる。
具体的には、ウェイストゲートバルブの開度を制御する電動アクチュエータの場合、正転するように制御しても、過給圧の影響によりウェイストゲートバルブの開度が変化してモータ100が逆転し、これにより逆転方向に電流が流れることが起こり得る。本実施形態では、差動増幅器33の基準電圧がグランド(0V)よりも高い所定の電圧となっている。したがって、制御で意図した方向とは逆方向に電流が流れると、電流検出抵抗31は、制御上選択されたものであるため、図7に示すように、電圧Voが基準電圧(2.5V)よりも低い電圧値を示す。なお、図7では、波線より左側が制御にしたがって電流が流れた場合、右側が制御で意図した方向と逆方向に電流が流れた場合を示している。また、図7では、便宜上、電圧Voの理想値のみを図示している。
このように、本実施形態によれば、制御で意図した方向とは逆方向に流れる電流についても検出することができる。
上記構成は、ローサイド還流制御だけでなく、ハイサイド還流制御にも適用できる。
(第3実施形態)
本実施形態は、先行実施形態を参照できる。このため、先行実施形態に示したモータ制御装置10と共通する部分についての説明は省略する。
本実施形態では、図8に示すように、電流検出部30が、第1差動増幅器33a及び第2差動増幅器33bを有している。第1差動増幅器33aが第1抵抗310の両端に接続され、第2差動増幅器33bが第2抵抗311の両端に接続されている。このように、電流検出抵抗31と差動増幅器が一対一で設けられている。このため、モータ制御装置10が、選択スイッチ32を有していない。
第1差動増幅器33a及び第2差動増幅器33bの各々の構成は、第1実施形態(図1参照)で示した差動増幅器33と同じである。第1実施形態の関連する要素の符号に対して、第1差動増幅器33a側は末尾にa、第2差動増幅器33b側は末尾にbを付与している。
第1差動増幅器33aは、オペアンプ330a、ゲイン抵抗331a,332a,333a,334a,335a、及び出力用抵抗34aを有している。オペアンプ330aの非反転入力端子には、ゲイン抵抗331aを介して、モータ100の第2端子100bが接続されている。反転入力端子には、ゲイン抵抗332aを介して、第2抵抗311の端子311aが接続されている。また、抵抗400a及びコンデンサ401aを有するローパスフィルタ40aと、保護ダイオード41aについても、第1実施形態同様の構成となっている。
第2差動増幅器33bは、オペアンプ330b、ゲイン抵抗331b,332b,333b,334b,335b、及び出力用抵抗34bを有している。オペアンプ330bの非反転入力端子には、ゲイン抵抗331bを介して、モータ100の第1端子100aが接続されている。反転入力端子には、ゲイン抵抗332bを介して、第1抵抗310の端子310aが接続されている。また、抵抗400b及びコンデンサ401bを有するローパスフィルタ40bと、保護ダイオード41bについても、第1実施形態同様の構成となっている。
制御部50のマイコン51には、第2抵抗311の両端の電位差を差動増幅してなる電圧Vo1と、第1抵抗310の両端の電位差を差動増幅してなる電圧Vo2が入力される。マイコン51は、正転制御する際には、電圧Vo1に基づいてモータ100に流れる電流値を検出する。一方、逆転制御する際には、電圧Vo2に基づいてモータ100に流れる電流値を検出する。このように、マイコン51は、電圧Vo1,Vo2のうち、モータ100の回転方向に応じた電圧に基づいて、フィードバック制御を実行する。
これによれば、同じ構成の差動増幅器33a,33bを用いることで、正転及び回転のいずれにおいても、フィードバック制御が可能である。選択スイッチ32を新たに追加し、マイコン51から、回転方向に応じて選択スイッチ32を切り替えるための指示信号を出力しなくてもよい。
なお、図8に示すように、第1差動増幅器33a及び第2差動増幅器33bの基準電圧がグランドの場合、第1差動増幅器33a側の電圧Vo1は逆転時において0Vとなり、第2差動増幅器33b側の電圧Vo2は正転時において0Vとなる。
上記構成は、ローサイド還流制御だけでなく、ハイサイド還流制御にも適用できる。また、第2実施形態に示した基準電圧生成部35との組み合わせも可能である。
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。たとえば、開示は、実施形態において示された要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものと解されるべきである。
モータ制御装置10が、ウェイストゲートバルブの開度を調整する電動アクチュエータ(モータ100)の制御に適用される例を示したが、それ以外に適用することもできる。たとえば車両のスロットルバルブの開度を調整する電動アクチュエータ(直流モータ)の制御に適用することもできる。
10…モータ制御装置、20…Hブリッジ回路、21…上アーム回路、211,211…上アームスイッチ、22…下アーム回路、220,221…下アームスイッチ、23…第1接続点、24…第2接続点、30…電流検出部、31…電流検出抵抗、310…第1抵抗、310a…端子、311…第2抵抗、311a…端子、32…選択スイッチ、320…第1選択スイッチ、321…第2選択スイッチ、33,33a,33b…差動増幅器、330,330a,330b…オペアンプ、331,331a,331b,332,332a,332b,333,333a,333b,334,334a,334b,335,355a,355b…ゲイン抵抗、34,34a,34b…出力用抵抗、35…基準電圧生成部、350…オペアンプ、351,352…抵抗、40,40a,40b…ローパスフィルタ、400,400a,400b…抵抗、401,401a,401b…コンデンサ、41,41a,41b…保護ダイオード、50…制御部、51…マイコン、52…駆動回路、100…直流モータ、100a…第1端子、100b…第2端子

Claims (5)

  1. 第1端子(100a)及び第2端子(100b)を有する直流モータ(100)に流れる電流を制御するモータ制御装置であって、
    電源に並列に接続された2つの上アームスイッチ(210,211)を含む上アーム回路(21)と、グランドに並列に接続された2つの下アームスイッチ(220,221)を含む下アーム回路(22)と、対応する前記上アームスイッチ及び前記下アームスイッチが直列に接続されてなる第1接続点(23)及び第2接続点(24)と、を有し、前記第1接続点が前記第1端子に電気的に接続され、前記第2接続点が前記第2端子に電気的に接続されたHブリッジ回路(20)と、
    前記直流モータに流れる電流を検出するための電流検出抵抗(31)として、前記第1接続点と前記第1端子との間に配置された第1抵抗(310)と、前記第2接続点と前記第2端子との間に配置された第2抵抗(311)と、を有する電流検出部(30)と、
    前記電流検出部の検出値が目標値に追従するように、前記Hブリッジ回路の前記上アームスイッチ及び前記下アームスイッチをフィードバック制御し、前記フィードバック制御として、前記直流モータを介して前記電源から前記グランドに電流が流れるように、前記上アームスイッチのひとつと前記下アームスイッチのひとつを同時にオンさせる通常制御と、前記通常制御時に前記直流モータに蓄積されたエネルギにより、前記直流モータに前記通常制御時と同方向の電流が流れるように、すべての前記上アームスイッチ及びすべての前記下アームスイッチの一方を同時にオンさせる還流制御と、を交互に実行するとともに、前記還流制御において、前記上アームスイッチ及び前記下アームスイッチのうちのオンさせる一方が、前記直流モータの正転時と逆転時とで同じとなるように制御する制御部(50)と、を備え、
    前記制御部は、前記正転時において、前記第1抵抗及び前記第2抵抗の一方による検出値に基づいてフィードバック制御を実行し、前記逆転時において、前記第1抵抗及び前記第2抵抗のうちの前記正転時とは異なる方による検出値に基づいてフィードバック制御を実行するとともに、前記直流モータの回転方向が同じ前記通常制御及び前記還流制御において、前記第1抵抗及び前記第2抵抗のうち、前記通常制御と前記還流制御とで電位の基準が同じとなる一方による検出値に基づいて、フィードバック制御を実行するモータ制御装置。
  2. 前記制御部は、
    前記還流制御時に、すべての前記下アームスイッチを同時にオンさせるとともに、
    前記直流モータの下流側となる前記電流検出抵抗の前記検出値に基づいて、フィードバック制御を実行する請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記電流検出部は、前記電流検出抵抗の両端の電位差を差動増幅する差動増幅器として、前記第1抵抗の両端に接続された第1差動増幅器(33a)と、前記第2抵抗の両端に接続された第2差動増幅器(33b)と、を有し、
    前記制御部は、前記直流モータの回転方向に応じた前記第1差動増幅器及び前記第2差動増幅器の一方の出力に基づいて、フィードバック制御を実行する請求項1又は請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記電流検出部は、前記第1抵抗及び前記第2抵抗に共通の差動増幅器(33)と、前記第1抵抗及び前記第2抵抗の一方と前記差動増幅器とを選択的に接続する選択スイッチ(32)と、を有し、
    前記制御部は、前記直流モータの回転方向に応じて前記選択スイッチを制御する請求項1又は請求項2に記載のモータ制御装置。
  5. 前記電流検出部は、グランドよりも高い所定の基準電圧を生成する基準電圧生成部(35)を有し、
    前記差動増幅器が、前記基準電圧生成部に接続されている請求項3又は請求項4に記載のモータ制御装置。
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