JP6488808B2 - 時間差測位システム - Google Patents
時間差測位システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6488808B2 JP6488808B2 JP2015060912A JP2015060912A JP6488808B2 JP 6488808 B2 JP6488808 B2 JP 6488808B2 JP 2015060912 A JP2015060912 A JP 2015060912A JP 2015060912 A JP2015060912 A JP 2015060912A JP 6488808 B2 JP6488808 B2 JP 6488808B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time difference
- signal
- correlation function
- unit
- matching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Description
以下、この発明の実施の形態1について説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る時間差測位システムの構成図を表す。以下の実施の形態では、説明を簡単にするために、センサ局は3つとし、2次元平面内での測位について説明を行う。センサ局数は4つ以上でもよく、この場合には3次元空間内での測位も可能である。図1において、100、110、120は、測位の対象となる信号源から放射された信号を受信し、信号処理するセンサ局である。この3つのセンサ局の内部の構成は同一である。以下の構成の説明では、センサ局100を例に説明する。101は、センサ局100に搭載され信号を受信する空中線部である。102は、空中線部101が受信した受信信号に対して、センタ局200等で設定された特定の周波数の信号を抽出するフィルタ、周波数変換器、アナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器等の構成要素を備えた受信信号処理部である。103は、受信信号処理部で処理されたデジタル信号を、センタ局200に伝送する信号伝送部である。
次に、この発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2では、参照相関関数生成部203の構成が実施の形態1とは別の構成となっている。図3は、この発明の実施の形態2に係る時間差測位システムの参照相関関数生成部203の構成図を表す。図3において、203−3は、デジタル信号f1(t)、f2(t)、f3(t)をフーリエ変換するフーリエ変換部である。203−4は、フーリエ変換により算出された各デジタル信号のスペクトルの平均振幅スペクトル信号を算出するスペクトル平均化処理部である。203−5は、平均振幅スペクトル信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換部である。なお、実施の形態1と同符号のものは、同じ構成要素であることを示す。
次にこの発明の実施の形態3について説明する。実施の形態3では、参照相関関数生成部203の構成が実施の形態1、2とは別の構成となっている。図4は、この発明の実施の形態3に係る時間差測位システムの参照相関関数生成部203の構成図を表す。図4において、203−6は、平均振幅スペクトル信号に各スペクトル信号の位相値を乗算した複素平均スペクトル信号を出力する位相情報付与部である。なお、実施の形態1、2と同符号のものは、同じ構成要素であることを示す。
について、各々を絶対値に変換した後平均を算出し、平均した結果を参照相関関数として出力する。波形マッチング部204、到来時間差測定部205、信号源位置推定部206は、上記と同様の処理を実施し、信号源位置を推定する。
次にこの発明の実施の形態4について説明する。実施の形態4では、参照相関関数生成部203の構成が実施の形態1〜3とは別の構成となっている。図5は、この発明の実施の形態4に係る時間差測位システムの参照相関関数生成部203の構成図を表す。図5において、203−7は、各受信信号をフーリエ変換したスペクトルの帯域幅を測定するスペクトル幅推定部である。203−8は、スペクトルの帯域幅と対応付けられた基本参照相関関数を記録したデータベースを有し、帯域幅との照合を行うデータベース照合部である。なお、実施の形態1〜3と同符号のものは、同じ構成要素であることを示す。
101、111、121 空中線部
102、112、122 受信信号処理部
103,113、123 信号伝送部
200 センタ局
201 信号受信部
202 相関処理部
203 参照相関関数生成部
203−1 自己相関算出部
203−2 平均化処理部
203−3 フーリエ変換部
203−4 スペクトル平均化処理部
203−5 逆フーリエ変換部
203−6 位相情報付与部
203−7 スペクトル幅推定部
203−8 データベース照合部
204 波形マッチング部
205 到来時間差測定部
206 信号源位置推定部
Claims (5)
- 到来した信号を受信する複数の空中線部と、
前記複数の空中線部の中から2つの空中線部を1組とする少なくとも2組の前記空中線部を選択し、選択された各組の前記空中線部で受信された2つの受信信号の間に相互時間差を仮定して一方の前記受信信号と前記相互時間差を持たせた他方の前記受信信号との積の時間平均値である相互相関値を前記相互時間差に対して決定する相互相関関数を求める相互相関処理を実施し、各組に対応する少なくとも2つの前記相互相関関数を出力する相関処理部と、
選択された前記空中線部で受信された複数の前記受信信号から、仮定する参照時間差に対して参照相関値を決定する参照相関関数を生成する参照相関関数生成部と、
前記相関処理部より出力される少なくとも2つの前記相互相関関数の各々と前記参照相関関数生成部より出力される前記参照相関関数との間にマッチング時間差を仮定して、前記参照相関関数が前記参照時間差に対して決める前記参照相関値と前記参照時間差に前記マッチング時間差を加えた前記相互時間差に対して前記相互相関関数が決める前記相互相関値との積の時間平均値であるマッチング値を前記マッチング時間差に対して決定するマッチング関数を求めるマッチング処理を実施し、少なくとも2つの前記マッチング関数を出力するマッチング部と、
少なくとも2つの前記マッチング関数の各々についてピーク値をとる前記マッチング時間差を求め、前記マッチング時間差を前記マッチング関数に対応する組の前記空中線部に到来する信号の到来時間差として出力する到来時間差測定部と、
前記到来時間差測定部が出力する少なくとも2つの前記到来時間差から到来した信号の信号源の位置を推定する信号源位置推定部とを備えた時間差測位システム。 - 前記参照相関関数生成部は、選択された複数の前記空中線部の各々について前記空中線部で受信された前記受信信号と前記参照時間差を持たせた前記受信信号の積の時間平均値を自己相関値として前記参照時間差に対して決定する複数の自己相関関数を求め、前記参照時間差に対して複数の前記自己相関関数の各々が決める複数の前記自己相関値の平均値を前記参照時間差に対する前記参照相関値として決める前記参照相関関数を生成する、請求項1に記載の時間差測位システム。
- 前記参照相関関数生成部は、選択された複数の前記空中線部の各々について前記空中線部で受信された前記受信信号のフーリエ変換を実施し、複数の前記受信信号の各々をフーリエ変換することで算出される各スペクトル信号の振幅の絶対値である振幅スペクトル信号を算出し、複数の前記振幅スペクトル信号を周波数毎に平均して平均振幅スペクトル信号を算出し、前記平均振幅スペクトル信号を逆フーリエ変換した時間波形信号を算出し、前記時間波形信号と前記参照時間差を持たせた前記時間波形信号との積の時間平均値を前記参照相関値として前記参照時間差に対して決定する前記参照相関関数を生成する、請求項1に記載の時間差測位システム。
- 前記参照相関関数生成部は、選択された複数の前記空中線部の各々について前記空中線部で受信された前記受信信号のフーリエ変換を実施し、複数の前記受信信号の各々をフーリエ変換することで算出される各スペクトル信号の振幅の絶対値である振幅スペクトル信号を算出し、複数の前記振幅スペクトル信号を周波数毎に平均して平均振幅スペクトル信号を算出し、前記平均振幅スペクトル信号に複数の前記受信信号の各々をフーリエ変換することで算出される前記スペクトル信号の周波数毎の位相を乗算して複数の複素スペクトル信号を算出し、複数の前記複素スペクトル信号の各々を逆フーリエ変換して複数の時間波形信号を算出し、複数の前記時間波形信号の各々について前記時間波形信号と前記参照時間差を持たせた前記時間波形信号の積との時間平均値を自己相関値として前記参照時間差に対して決定する自己相関関数を求め、前記参照時間差に対して複数の前記自己相関関数の各々が決める複数の前記自己相関値の平均値を前記参照時間差に対する前記参照相関値として決める前記参照相関関数を生成する、請求項1に記載の時間差測位システム。
- 前記参照相関関数生成部は、選択された前記空中線部の各々について前記空中線部で受信された前記受信信号のフーリエ変換を実施し、複数の前記受信信号の各々をフーリエ変換することで算出される各スペクトル信号の帯域幅を算出し、前記帯域幅に対応する予め登録されている基本参照相関関数を選択し、複数の前記基本参照相関関数を平均して前記参照相関関数を生成する、請求項1に記載の時間差測位システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015060912A JP6488808B2 (ja) | 2015-03-24 | 2015-03-24 | 時間差測位システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015060912A JP6488808B2 (ja) | 2015-03-24 | 2015-03-24 | 時間差測位システム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016180679A JP2016180679A (ja) | 2016-10-13 |
JP2016180679A5 JP2016180679A5 (ja) | 2018-03-29 |
JP6488808B2 true JP6488808B2 (ja) | 2019-03-27 |
Family
ID=57131762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015060912A Active JP6488808B2 (ja) | 2015-03-24 | 2015-03-24 | 時間差測位システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6488808B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6712080B2 (ja) * | 2017-03-23 | 2020-06-17 | 株式会社カイザー | タグ位置推定システム |
CN112702231B (zh) * | 2020-12-21 | 2022-12-16 | 交控科技股份有限公司 | 一种网络延时的测量方法及系统 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7667649B2 (en) * | 2007-12-10 | 2010-02-23 | Trueposition, Inc. | Detection of time of arrival of CDMA signals in a wireless location system |
JP2009186241A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 受信装置、測距システム、測位システム、コンピュータプログラム及び受信時点特定方法 |
US7777676B2 (en) * | 2008-07-11 | 2010-08-17 | Toa Systems, Inc. | Method of lightning location using time difference of arrival technology with auto correlation |
JP5410812B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2014-02-05 | 三星電子株式会社 | 無線通信装置、無線通信システム、及び直接波の受信タイミング検出方法 |
DE102010014108A1 (de) * | 2010-04-07 | 2011-10-13 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Verfahren und System zur Ortbestimmung einer ein elektromagnetisches Signal aussendenden Vorichtung |
JP6032462B2 (ja) * | 2012-03-29 | 2016-11-30 | 国立大学法人東京工業大学 | 発信源推定方法およびそれを利用した発信源推定装置 |
-
2015
- 2015-03-24 JP JP2015060912A patent/JP6488808B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016180679A (ja) | 2016-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4783481B1 (ja) | 超音波測定方法および超音波測定装置 | |
JP5535024B2 (ja) | レーダ装置 | |
JP6818541B2 (ja) | レーダ装置および測位方法 | |
JP5331097B2 (ja) | 測位のためのシステムおよび方法 | |
EP2549812B1 (en) | RF Fingerprinting for Location Estimate | |
JP6123974B2 (ja) | レーダ装置 | |
JP7096754B2 (ja) | 距離決定の方法 | |
JP7487417B2 (ja) | 到達時間ベースの測距のハイブリッド方法 | |
JP6696575B2 (ja) | 移動目標探知システム及び移動目標探知方法 | |
JP6488808B2 (ja) | 時間差測位システム | |
JP6916142B2 (ja) | 測距システム | |
JP2020008589A (ja) | 推定装置および推定方法 | |
JP2015161582A (ja) | レーダ装置、誘導装置及びレーダ信号処理方法 | |
JP6839679B2 (ja) | 測距システム | |
CN111263321A (zh) | 一种提高toa室内超宽带定位精度的方法 | |
JP4771875B2 (ja) | 無線周波信号源の位置標定装置 | |
JP2013152112A (ja) | 時間差方位探知装置 | |
KR101342540B1 (ko) | 교차 상관 연산에 기초한 시간 지연 추정 방법 및 그 장치 | |
JP2016180679A5 (ja) | ||
JP6399512B2 (ja) | 発信源推定方法およびそれを利用した発信源推定装置 | |
JP7022116B2 (ja) | 位置を測定するための方法及び装置 | |
US9791537B2 (en) | Time delay estimation apparatus and time delay estimation method therefor | |
JP6959174B2 (ja) | 通信システム | |
JP6916141B2 (ja) | 測距システム | |
JP2016158229A (ja) | 周波数オフセットの測定方法、および通信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180215 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190123 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190211 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6488808 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |