JP6488768B2 - 光伝送装置及び光伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、光伝送装置及び光伝送システムに関する。
従来から、光ネットワーク通信において、複数のSub Carrier(サブキャリア)を1つの伝送単位として伝送を行うSuper Chanel(スーパーチャネル)がある。例えば、スーパーチャネルは、4つのサブキャリアで伝送を行うために、4波長の帯域を用いる。スーパーチャネルは、帯域の利用率が高く利用可能な空き帯域が少ない伝送路において、サブキャリアの数が多いほど帯域を確保することが容易ではない。そこで、送信側の光伝送装置において、伝送量を監視し、伝送量が光伝送装置の許容負荷を上回る場合に、光伝送装置の伝送性能を引き上げる制御を行う技術がある。
特開2013−207480号公報 特開2008−160227号公報
しかしながら、上記の技術では、次の問題がある。すなわち、新規のスーパーチャネルの新規パスを設定する場合や既存パスの障害対応として新規パスを設定する場合などにおいて、新規パスを設定する伝送路に、スーパーチャネルが用いる数だけのサブキャリアを確保できない。この問題を、図13A〜図14Bを参照して説明する。図13A〜図14Bは、従来技術に係るパス設定の処理の概要の一例を示す図である。
図13A及び図13Bは、新規のスーパーチャネルの新規パスを設定する場合において、新規パスに係るスーパーチャネルのサブキャリアが確保できない例を示す。図13Aに示すように、ノードAとノードZとの間の伝送路に既存パスとしてPath#1が設定され、ノードBとノードZとの間の伝送路に既存パスとしてPath#2が設定されている。このとき、ノードCとノードZとの間の伝送路に新規パスとしてPath#3を設定する。
しかし、図13Bに示すように、ノードAとノードZとの間を経由する伝送路にPath#3を設定しようとしても、Path#1が波長λ3のサブキャリアを使用している。このため、ノードAとノードZとの間を経由する伝送路においてPath#3が波長λ3のサブキャリアを使用することができず、結果として、ノードAとノードZとの間を経由する伝送路にPath#3を設定できない。同様に、ノードBとノードZとの間を経由する伝送路にPath#3を設定しようとしても、Path#2が波長λ1及びλ2のサブキャリアを使用している。このため、ノードBとノードZとの間を経由する伝送路においてPath#3の波長λ1及びλ2のサブキャリアを使用することができず、結果として、ノードBとノードZとの間を経由する伝送路にPath#3を設定できない。すなわち、上記の技術においては、スーパーチャネルのパス設定を柔軟に行うことができない。
1つの側面では、スーパーチャネルのパス設定を柔軟に行うことを目的とする。
実施形態の一態様によれば、光伝送装置は、第1の受信部、第2の受信部、遅延部を有する。第1の受信部は、スーパーチャネルに含まれる第1のサブキャリアで伝送された第1の光信号を受信する。第2の受信部は、スーパーチャネルに含まれる第2のサブキャリアで伝送された第2の光信号を受信する。遅延部は、第1の光信号及び第2の光信号がそれぞれ伝送された伝送路の経路長に基づいて第1の光信号を遅延させる。
1つの側面では、スーパーチャネルのパス設定を柔軟に行うことができる。
図1は、実施形態1(実施形態2)に係る光伝送システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態1に係るCDCブロック部の構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態1に係るパス設定の処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図4Aは、実施形態1に係るパス設定の処理の概要の一例を示す図である。 図4Bは、実施形態1に係るパス設定の処理の概要の一例を示す図である。 図5Aは、光遅延の概要の一例を示す図である。 図5Bは、光遅延の概要の一例を示す図である。 図6Aは、波長と波長分散の関係の一例を示す図である。 図6Bは、波長と群遅延の関係の一例を示す図である。 図7は、実施形態1に係る遅延量補償の処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8Aは、実施形態1に係る遅延補償(光信号レベル)の処理の概要の一例を示す図である。 図8Bは、実施形態1に係る遅延補償(電気信号レベル)の処理の概要の一例を示す図である。 図9Aは、実施形態1の適用例を示す図である。 図9Bは、実施形態1の適用例を示す図である。 図10は、実施形態2に係るパス設定の処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図11Aは、実施形態2に係るパス設定の処理の概要の一例を示す図である。 図11Bは、実施形態2に係るパス設定の処理の概要の一例を示す図である。 図12は、実施形態3に係る光伝送システムの構成の一例を示す図である。 図13Aは、従来技術に係るパス設定の処理の概要の一例を示す図である。 図13Bは、従来技術に係るパス設定の処理の概要の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して実施形態に係る光伝送装置及び光伝送システムについて説明する。なお、以下の実施形態の説明では、重複する同一又は類似の構成もしくは処理について説明を省略する。また、以下の実施形態は開示の技術を限定するものではない。各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[実施形態1]
(実施形態1に係る光伝送システムの構成)
図1は、実施形態1に係る光伝送システムの構成の一例を示す図である。実施形態1に係る光伝送システム1Aは、NMS(Network Management System)10A、送信側光伝送装置20、受信側光伝送装置30を有する。送信側光伝送装置20及び受信側光伝送装置30は、光伝送路に設定されたPath1及びPath2で接続される。また、NMS10Aは、送信側光伝送装置20及び受信側光伝送装置30と通信可能に接続される。なお、送信側光伝送装置、受信側光伝送装置及びPathの数は、図1に示す数に限らない。また、図1では、説明の便宜上、送信側光伝送装置20及び受信側光伝送装置30のように、送信及び受信を機能分離して説明するが、各光伝送装置は、送受信双方の機能を有してもよい。
NMS10Aは、送信側光伝送装置20及び受信側光伝送装置30を管理及び制御する。NMS10Aは、パス設定部11A、パス情報通知部12Aを有する。パス設定部11Aは、図示しないオペレータ端末から、送信側光伝送装置20及び受信側光伝送装置30の間に、スーパーチャネルのパスを設定するパス設定要求を受け付ける。スーパーチャネルは、帯域が異なる複数のサブキャリア、すなわち複数のサブチャネルを含む。
パス設定部11Aは、パス設定要求を受け付けると、Path1及びPath2の空き帯域を確認する。パス設定部11Aは、送信側光伝送装置20及び受信側光伝送装置30の間に設定するスーパーチャネルの各サブキャリアを、Path1及び/又はPath2の空き帯域のうち、各サブキャリアの波長と合致する帯域に割り当てる。
パス設定部11Aは、各サブキャリアの波長と合致する帯域が、Path1において全て空き帯域となっていれば、全てのサブキャリアをPath1に割り当てることにより、スーパーチャネルのパスをPath1に設定する。また、パス設定部11Aは、各サブキャリアの波長と合致する帯域が、Path2において全て空き帯域となっていれば、全てのサブキャリアをPath2に割り当てることにより、スーパーチャネルのパスをPath2に設定する。
また、パス設定部11Aは、各サブキャリアの波長と合致する帯域のうち、一部がPath1において空き帯域となっており、残りがPath2において空き帯域となっている場合には、次のようにスーパーチャネルのパスをPath1及びPath2に設定する。すなわち、パス設定部11Aは、一部の帯域と合致する波長のサブキャリアをPath1に割り当て、残りの帯域と合致する波長のサブキャリアをPath2に割り当てることにより、スーパーチャネルのパスをPath1及びPath2に分割して設定する。
パス情報通知部12Aは、パス設定部11Aが設定したスーパーチャネルのパスの方路情報及び各方路において使用する帯域の情報を含むパス設定情報、各方路の伝送距離、ファイバ種別等を、送信側光伝送装置20及び受信側光伝送装置30へ通知する。パス設定情報、各方路の伝送距離、ファイバ種別等の情報は、通信を行う送信側光伝送装置20の送信器及び受信側光伝送装置30の受信器の組ごとの情報である。送信側光伝送装置20及び受信側光伝送装置30は、パス情報通知部12Aから通知された方路情報に従って通信を行う。
送信側光伝送装置20は、送信器21−1〜21−8、CDCブロック部22、波長選択部23a〜23b、増幅器24a〜24bを有する。送信機21−1〜21−8は、図示しない端末から出力された電気信号が電光変換された光信号をCDCブロック部22へ入力する。なお、送信器21−1〜21−8の数、波長選択部23a〜23bの数、増幅器24a〜24bの数は、図1に図示の数に限られない。
CDCブロック部22は、Add/Dropする光信号を、波長(Color)及び方路(Direction)に関わらず、信号衝突(Contention)させることなく送受信するための機能部である。CDCは、Coloress, Directionless and Contentionlessの略である。CDCブロック部22は、各送信器21−1〜21−8から出力された光信号を、NMS10Aから通知されたパス設定情報が指定するPathである方路と対応する波長選択部23a〜23bへ入力する。
波長選択部23aは、CDCブロック部22から入力された光信号の波長成分のうち、NMS10Aから通知されたパス設定情報が指定するPath1において使用する帯域に合致する波長成分を選択し、増幅器24aへ入力するスイッチである。波長選択部23bは、CDCブロック部22から出力された光信号の波長成分のうち、NMS10Aから通知されたパス設定情報が指定するPath2において使用する帯域に合致する波長成分を選択し、増幅器24bへ入力する。増幅器24a〜24bは、入力された波長成分の光信号を増幅して、Path1及びPath2へそれぞれ出力する。
受信側光伝送装置30は、増幅器31a〜31b、波長選択部32a〜32b、CDCブロック部33、光遅延器34−1〜34−8、光電変換器35−1〜35−8、バッファ36−1〜36−8、受信器37−1〜37−8を有する。なお、増幅器31a〜31bの数、波長選択部32a〜32bの数、光遅延器34−1〜34−8の数、光電変換器35−1〜35−8の数、バッファ36−1〜36−8の数、受信器37−1〜37−8の数は、図1に図示の数に限られない。
増幅器31a〜31bは、Path1及びPath2をそれぞれ経由して受信した光信号を増幅して、波長選択部32a〜32bへそれぞれ入力する。波長選択部32aは、増幅器31aから入力された光信号の波長成分のうち、NMS10Aから通知されたパス設定情報が指定する、Path1において使用する帯域に合致する波長成分を選択し、CDCブロック部33へ入力するスイッチである。波長選択部32bは、増幅器31bから入力された光信号の波長成分のうち、NMS10Aから通知されたパス設定情報が指定する、Path2において使用する帯域に合致する波長成分を選択し、CDCブロック部33へ入力するスイッチである。
CDCブロック部33は、CDCブロック部22と同様の機能を有する。CDCブロック部33は、波長選択部32aから入力された光信号を、NMS10Aから通知されたパス設定情報が指定するPathである方路と対応する光遅延器34−1〜34−8へ入力する。光遅延器34−1〜34−8は、光遅延算出部38から通知された伝送距離に基づく遅延情報等に基づき、CDCブロック部33から入力された各サブキャリアに該当する各光信号を光遅延させ、各遅延量が同一となるように光遅延補償する。この光遅延補償の詳細については、後述する。光遅延器34−1〜34−8は、光遅延補償した各サブキャリアに該当する各光信号を、対応する光電変換器35−1〜35−8へ入力する。
光電変換器35−1〜35−8は、入力された光信号を光電変換した電気信号を、対応するバッファ36−1〜36−8へ入力する。バッファ36−1〜36−8は、光遅延算出部38の指示により、入力された各サブキャリアに該当する各電気信号を遅延させ、各遅延量が同一となるように遅延補償する。この遅延補償の詳細については、後述する。バッファ36−1〜36−8は、遅延させた各サブキャリアに該当する各電気信号を、対応する受信器37−1〜37−8へ入力する。受信器37−1〜37−8は、入力された各サブキャリアに該当する各電気信号の波長差分による遅延を検出し、後述の光遅延算出部38へ通知する。
光遅延算出部38は、受信器37−1〜37−8から通知された各サブキャリアに該当する各電気信号の波長差分による遅延情報に基づく各サブキャリアの残留分散をモニタし、この残留分散から遅延差を求める。また、光遅延算出部38は、遅延差の算出の際に、NMS10Aから通知された、各サブキャリアの伝送路の伝送距離及びファイバ種別も用いる。光遅延算出部38が行う遅延差の算出の詳細については、後述する。
(実施形態1に係るCDCブロック部の構成)
図2は、実施形態1に係るCDCブロック部の構成の一例を示す図である。実施形態1に係るCDCブロック部22,33は、同一の構成であるので、CDCブロック部22を代表させて説明する。CDCブロック部22は、8×16マルチキャストスイッチの一例である。CDCブロック部22は、Addブロック部22a、Dropブロック部22bを有する。
Addブロック部22aは、CDCブロック部22の送信側機能である。Addブロック部22aは、それぞれにいずれかの送信器Tx(例えばx=1〜8)が接続される8個の8×1SW(SWitch、スイッチ)、それぞれにいずれかの方路Dx(例えばx=1〜8)が接続される8個の1×16CPL(CouPLer、カプラ)を有する。8×1SWは、各送信器Txが出力する光信号の出力先の方路Dxを切り替える。1×16CPLは、各送信器Txに対応する各8×1SWから入力された光信号を合波し、対応する方路Dxへ出力することで、各送信機Txから出力された光信号をいずれの方路へ出力するかを選択する。
Dropブロック部22bは、CDCブロック部22の受信側機能である。Dropブロック部22bは、それぞれにいずれかの受信器Rx(例えばx=1〜8)が接続される8個の1×8SW(SWitch、スイッチ)、それぞれにいずれかの方路Dx(例えばx=1〜8)が接続される8個の1×16SPL(SPLitter、スプリッタ)を有する。1×16SPLは、各方路Dxから入力された光信号を分波する。1×8SWは、各方路Dxから入力された光信号の入力先の受信器Rxを切り替え、各方路Dxから入力された光信号をいずれの受信器Rxで受信するかを選択する。
(実施形態1に係るパス設定の処理)
図3は、実施形態1に係るパス設定の処理の手順の一例を示すフローチャートである。なお、図3に示すパス設定の処理は、光伝送装置である各ノード及び伝送路の態様が、図4A及び図4Bに示すものである例を示す。実施形態1に係るパス設定の処理は、パス設定の要求(デマンド)発生の都度、実行される。
先ず、NMS10Aのパス設定部11Aは、送信側光伝送装置20であるノードCから受信側光伝送装置30であるノードZへのλ4〜λ6の波長を帯域とするスーパーチャネルのパス設定のデマンド発生を認識する(ステップS11)。ここで、パス設定のデマンドは、図示しない端末から入力されたものでもあってよいし、NMS10Aの自律的判断によるものであってもよい。次に、パス設定部11Aは、Path n(n=1,2)の空き帯域を確認する(ステップS12)。次に、パス設定部11Aは、Path1にλ4〜λ6の波長の帯域が空いているか否かを判定する(ステップS13)。パス設定部11Aは、Path1にλ4〜λ6の波長の帯域が空いていると判定した場合(ステップS13Yes)、ステップS18へ処理を移す。一方、パス設定部11Aは、Path1にλ4〜λ6の波長の帯域が空いていないと判定した場合(ステップS13No)、ステップS14へ処理を移す。
ステップS14では、パス設定部11Aは、Path2にλ4〜λ6の波長の帯域が空いているか否かを判定する。パス設定部11Aは、Path2にλ4〜λ6の波長の帯域が空いていると判定した場合(ステップS14Yes)、ステップS19へ処理を移す。一方、パス設定部11Aは、Path2にλ4〜λ6の波長の帯域が空いていないと判定した場合(ステップS14No)、ステップS15へ処理を移す。
ステップS15では、パス設定部11Aは、Path1+Path2にλ4〜λ6の波長の帯域が空いているか否かを判定する。パス設定部11Aは、Path1+Path2にλ4〜λ6の波長の帯域が空いていると判定した場合(ステップS15Yes)、ステップS16へ処理を移す。一方、パス設定部11Aは、Path1+Path2にλ4〜λ6の波長の帯域が空いていないと判定した場合(ステップS15No)、ステップS20へ処理を移す。
ステップS16では、パス設定部11Aは、λ4〜λ6の波長の帯域をそれぞれPath1及びPath2のいずれかで空いている各帯域へ分割する。次に、パス設定部11Aは、ステップS16で分割したPath1及びPath2の各帯域に、λ4〜λ6のスーパーチャネルの各サブキャリアの帯域を設定するよう、ノードC及びノードZへ指令する(ステップS17)。このように、パス設定部11Aは、波長の帯域をそれぞれPath1及びPath2のいずれかで空いている各帯域へ分割し、Path1及びPath2それぞれにスーパーチャネルのサブキャリアを設定する。よって、柔軟にスーパーチャネルのパス設定を行うことができる。
一方、ステップS18では、パス設定部11Aは、Path1に、λ4〜λ6のスーパーチャネルの各サブキャリアの帯域を設定するよう、ノードC及びノードZへ指令する。また、ステップS19では、パス設定部11Aは、Path2に、λ4〜λ6のスーパーチャネルの各サブキャリアの帯域を設定するよう、ノードC及びノードZへ指令する。また、ステップS20では、パス設定部11Aは、Path1及びPath2のいずれにも、λ4〜λ6のスーパーチャネルの各サブキャリアの帯域を設定できず伝送不可であるとする。
ステップS17〜S20の各処理が終了すると、パス設定部11Aは、ステップS21へ処理を移す。ステップS21では、NMS10Aのパス情報通知部12Aは、ステップS17〜S19からの処理移行の場合は各サブキャリアの伝送路の伝送距離及びファイバ種別をノードC及びノードZへ通知する。また、ステップS21では、パス情報通知部12Aは、ステップS20からの処理移行の場合は、伝送不可である旨をノードC及びノードZへ通知する。ステップS21の処理が終了すると、実施形態1に係るパス設定処理は終了する。
(実施形態1に係るパス設定の処理の概要)
図4A及び図4Bは、実施形態1に係るパス設定の処理の概要の一例を示す図である。図4A及び図4Bは、図3に示す実施形態1に係るパス設定の処理において、ステップS15〜S17が実行される場合を示す。
図4A及び図4Bに示すように、Path1のノードA及びノードZ間において、送信機T1及び受信器R1間の通信に、波長λ1及びλ2を帯域とするチャネルVch−1が用いられている。また、Path1のノードA及びノードZ間において、送信機T2及び受信器R2間の通信に、波長λ3及びλ4を帯域とするチャネルVch−2が用いられている。一方、Path2のノードB及びノードZ間において、送信機T3及び受信器R3間の通信に、波長λ5及びλ6を帯域とするチャネルVch−3が用いられている。このような状況のもと、ノードC及びノードZ間において、送信機T4及び受信器R4間の通信に、波長λ4〜λ6を帯域とするチャネルVch−2を用いるスーパーチャネルを設定するデマンドが発生するとする。
このとき、図4Bに示すように、デマンドが要求するチャネルVch−2は、波長λ4〜λ6の帯域を用いるが、Path1及びPath2のいずれも、波長λ4〜λ6の全帯域が空いているという状況ではない(図3のステップS13及びS14がともにNo)。しかし、図4Bに示すように、Path1は波長λ5及びλ6の両帯域が空いており、Path2は波長λ4の帯域が空いている(図3のステップS15がYes)。よって、NMS10Aは、デマンドのVch−2を波長λ4と、波長λ5及びλ6に分割する(図3のステップS16)。
そして、NMS10Aは、波長λ5及びλ6の帯域をPath1のVch−3へ割り当て、波長λ4の帯域をPath2のVch−2の一部へ割り当て、ノードC及びノードZ間のスーパーチャネルを設定する(図3のステップS17)。このように、NMS10Aは、ノードC及びノードZ間において、単一のPathにスーパーチャネルの伝送路を設定できない場合であっても、スーパーチャネルのサブキャリアを各Pathの空き帯域へ分割して割り当てる。これにより、実施形態1は、スーパーチャネルの伝送路を柔軟に設定することができる。
(光遅延補償について)
実施形態1は、スーパーチャネルのサブキャリアを各Pathの空き帯域へ分割して割り当てることで、スーパーチャネルの伝送路を設定することができる。しかし、1つのスーパーチャネルをサブキャリアへ分割して伝送する場合に、波長分散の違い、光ファイバの伝送路種別の違い、経路長の違い等により、各サブキャリアの受信器への到着時間が異なり、スキューが発生する。図5A及び図5Bは、光遅延の概要の一例を示す図である。
例えば、図5Aに示すように、各サブキャリアの伝送路が同一であり、サブキャリアが隣接している場合、遅延量は相対的に小さいものの、波長分散の違い等により、各サブキャリア間で光遅延が発生する。図5Bに示すように、各サブキャリアの伝送路が同一であるが、サブキャリアが隣接していない場合、波長分散の違い等により、各サブキャリア間でより大きな光遅延が発生する。さらに、各サブキャリアの伝送路が同一でない場合、光ファイバの伝送路種別の違い、経路長等の違い等により、各サブキャリア間の光遅延の遅延量は、さらに大きくなる。
一般的に、ディジタルコヒーレントシステムでは、受信端で検知される残留分散から遅延を求めることができる。図6Aは、波長と波長分散の関係の一例を示す図である。また、図6Bは、波長と群遅延の関係の一例を示す図である。例えば、同一伝送路を経由したサブキャリア1及びサブキャリア2の遅延差を求めることを考える。図6Aに光信号の波長と波長分散の関係が示される光ファイバは、受信端で検知されるサブキャリア1の残留分散RD1が、波長λ1=約1,500nmの場合にRD1=約14ps/nmである。また、図6Aに光信号の波長と波長分散の関係が示される光ファイバは、受信端で検知されるサブキャリア2の残留分散RD2が、波長λ2=約1,550nmの場合にRD2=約16.5ps/nmである。そして、図6Aに示す直線において波長分散が0ps/nmとなるゼロ分散波長λ0=約1,250nmである。
そして、図6Bに示す、ゼロ分散波長λ0に対する波長λ1及びλ2の群遅延は、図6Aに示す直線を区間[λ0,λ1]及び区間[λ0,λ2]でそれぞれ積分した値となる。すなわち、ゼロ分散波長λ0に対する波長λ1及びλ2の群遅延は、下記の(1)式及び(2)式で表される。そして、下記の(2)式から(1)式を減算した下記の(3)式により、波長λ1及びλ2の遅延差を求めることができる。
Figure 0006488768
また、例えば、同一でない伝送路を経由したサブキャリア1及びサブキャリア2の遅延差を求めることを考える。同一でない伝送路を経由したサブキャリア1及びサブキャリア2の遅延差は、下記の(8)式に示すように求められる。下記の(8)式は、上記の(3)式と比較して、経路の違いによる遅延差の項(T2−T1)を有する点が異なり、その他の項は同様である。
Figure 0006488768
なお、上記の(8)式におけるT1及びT2は、それぞれ上記の(6)式及び(7)式により定義される。さらに、上記の(6)式及び(7)式におけるL1及びL2は、それぞれ上記の(4)式及び(5)式により定義される。ここで、Dcoeff(*)は、SMF(Single Mode Fiber、シングルモードファイバー)において、1,550nm波長当たり約16ps/nm/kmとなる分散値である。
すなわち、上記の(4)式は、波長λ1のサブキャリアが経由した伝送路の距離L1は、波長λ1のサブキャリアの残留分散RD1を波長λ1のサブキャリアの分散係数で除算した値である。また、上記の(5)式は、波長λ2のサブキャリアが経由した伝送路の距離L2は、波長λ2のサブキャリアの残留分散RD2を波長λ2のサブキャリアの分散係数で除算した値である。そして、上記の(8)式の遅延差の項(T2−T1)における“T1”は、“L1”を光速及び伝送路の光ファイバの屈折率で除算した値である。また、上記の(8)式の遅延差の項(T2−T1)における“T2”は、“L2”を光速及び伝送路の光ファイバの屈折率で除算した値である。
(実施形態1に係る遅延量補償の処理)
図7は、実施形態1に係る遅延量補償の処理の手順の一例を示すフローチャートである。実施形態1に係る遅延量補償の処理の処理主体は、受信側光伝送装置30である。実施形態1に係る遅延量補償の処理は、受信器37−1〜37−8で残留分散が検出される都度もしくは定期的に実行される。受信側光伝送装置30は、スーパーチャネルの各サブキャリアの波長、伝送路の距離、伝送路のファイバ種別等が、NMS10Aから予め通知されている。
先ず、受信側光伝送装置30の光遅延算出部38は、上記の(4)式〜(7)式に基づき、経路による光遅延量を算出する(ステップS121)。次に、光遅延算出部38は、上記の(1)式〜(3)式に基づき、波長による光遅延量を算出する(ステップS122)。次に、光遅延算出部38は、上記の(8)式に基づき、各サブキャリアの遅延量を求め、遅延量最小のサブキャリアを求める(ステップS123)。次に、光遅延算出部38は、上記の(8)式に基づき、ステップS123で求めた遅延量最小のサブキャリアからの各サブキャリアの遅延量を求める(ステップS124)。
次に、光遅延算出部38は、光遅延器34−1〜34−8を制御して、全てのサブキャリアの遅延量が、ステップS123で求めた遅延量最小のサブキャリアと同一になるように、各サブキャリアの遅延量を光信号レベルで補償する(ステップS125)。次に、光遅延算出部38は、バッファ36−1〜36−8を制御して、全てのサブキャリアの遅延量が、ステップS123で求めた遅延量最小のサブキャリアと同一になるように、各サブキャリアの遅延量を電気信号レベルで補償する(ステップS126)。ステップS126が終了すると、光遅延算出部38は、遅延量補償の処理を終了する。
(遅延補償の処理の概要)
図8Aは、実施形態1に係る遅延補償(光信号レベル)の処理の概要の一例を示す図である。図8Bは、実施形態1に係る遅延補償(電気信号レベル)の処理の概要の一例を示す図である。Path2を経由したフレームよりもPath1を経由したフレームが、遅延する場合に、先ず、図8Aに示すように、光信号レベルでPath2を経由したフレームを遅延させる。そして、図8Bに示すように、光信号レベルで遅延補償を行った後、Path2を経由したフレームをビット単位でさらに遅延させる。このようにして、Path1及びPath2の別伝送路を経由した各サブキャリアのフレームの遅延差が補償される。
一般的に、遅延補償は、補償量が大きい場合に、電子回路の規模が大きくなってしまう。このため、実施形態1は、図7のステップS125に示す光信号レベルで行う遅延補償と、図7のステップS126に示す電気信号レベル行う遅延補償を併用する。光信号レベルで行う遅延補償は相対的に補償量が大きいため補償効率が高い一方、電気信号レベルで行う遅延補償はビット単位で行い相対的に補償量が小さいが微調整が可能である。このように、光信号レベルで行う遅延補償と、電気信号レベル行う遅延補償を併用することで、迅速かつ精密な遅延補償を実現できる。または、光信号レベル及び電気信号レベルの遅延補償を併用することにより、例えば補償回路の増大を抑制しつつ遅延補償を行うことができる。
(実施形態1の適用例)
図9A及び図9Bは、実施形態1の適用例を示す図である。図9A及び図9Bは、既に設定済みのPath1〜Path3のうち、Path3において障害が発生した場合に、Path3に設定されていたスーパーチャネルを、Path1及びPath2へ分散させて再設定する場合を示す。Path3に設定されていたスーパーチャネルをPath1及びPath2へ分散させて設定する手順は、図4A及び図4Bに示したデマンドのパス設定と同様である。このように、実施形態1は、伝送路で発生した障害により、あるPathに設定されていたスーパーチャネルを他Pathへ再設定する際にも、迅速にスーパーチャネルを切り替えて再設定できることから、スーパーチャネルの耐障害性を高めることができる。
(実施形態1による効果)
実施形態1は、光伝送装置間にスーパーチャネルを設定する際に、スーパーチャネルの各サブチャネルを同一パスに設定できない場合、各サブチャネルを異なるパスに設定するので、例えばスーパーチャネルのパス設定を柔軟に行うことができる。
また、実施形態1は、異なるパスを経由して受信した各サブチャネルの信号の遅延補償を光信号レベル及び電気信号レベルで行うので、例えばスーパーチャネルの各サブチャネルを異なるパスに設定でき、スーパーチャネルのパス設定を柔軟に行うことができる。また、光信号レベルで各サブチャネルの信号の遅延補償を行うことにより、比較的大きく遅延補償を行うことができ、電気信号レベルで各サブチャネルの信号の遅延補償を行うことにより、例えばビット単位で遅延補償を行うことができる。よって、実施形態1は、光信号レベル及び電気信号レベルの遅延補償を併用することにより、例えば迅速かつ精密な遅延補償を行うことができる。または、実施形態1は、光信号レベル及び電気信号レベルの遅延補償を併用することにより、例えば補償回路の増大を抑制しつつ遅延補償を行うことができる。
[実施形態2]
(実施形態2に係るパス設定の処理)
実施形態2は、スーパーチャネルのサブキャリアのうち、設定できる空き帯域が設定対象のいずれのPathにも存在しない場合の処理を示す。すなわち、実施形態2は、空き帯域が存在しない波長のサブキャリアを、設定可能なPathの空き帯域の波長へ波長変更して設定する例である。
図10は、実施形態2に係るパス設定の処理の手順の一例を示すフローチャートである。図10に示す実施形態2に係るパス設定の処理のステップS11〜S19は、図3に示す実施形態1に係るパス設定の処理のステップS11〜S19と同一である。実施形態2に係るパス設定の処理が実施形態1に係るパス設定の処理と異なる点は、次の点である。すなわち、図3のステップS15No〜ステップS20の処理に代えて、図10に示すように、NMS10Bのパス設定部11B(図1参照)が、ステップS15a〜S15j、ステップS20aの処理を実行する。なお、図10に示すパス設定の処理は、光伝送装置である各ノード及び伝送路の態様が、図11A及び図11Bに示すものである例を示す。
パス設定部11Bは、Path1+Path2にλ4〜λ6の波長の帯域が空いていると判定した場合(ステップS15Yes)、ステップS16へ処理を移す。一方、パス設定部11Bは、Path1+Path2にλ4〜λ6の波長の帯域が空いていないと判定した場合(ステップS15No)、ステップS15aへ処理を移す。
ステップS15aでは、パス設定部11Bは、Path1でλ4〜λ6の3波長分の帯域が空いているか否かを判定する。パス設定部11Bは、Path1でλ4〜λ6の3波長分の帯域が空いていると判定した場合(ステップS15aYes)、ステップS15dへ処理を移す。一方、パス設定部11Bは、Path1でλ4〜λ6の3波長分の帯域が空いていないと判定した場合(ステップS15aNo)、ステップS15bへ処理を移す。
ステップS15bでは、パス設定部11Bは、Path2でλ4〜λ6の3波長分の帯域が空いているか否かを判定する。パス設定部11Bは、Path2でλ4〜λ6の3波長分の帯域が空いていると判定した場合(ステップS15bYes)、ステップS15fへ処理を移す。一方、パス設定部11Bは、Path2でλ4〜λ6の3波長分の帯域が空いていないと判定した場合(ステップS15bNo)、ステップS15cへ処理を移す。
ステップS15cでは、パス設定部11Bは、Path1+Path2にλ4〜λ6の3波長分の帯域が空いているか否かを判定する。パス設定部11Bは、Path1+Path2にλ4〜λ6の3波長分の帯域が空いていると判定した場合(ステップS15cYes)、ステップS15hへ処理を移す。一方、パス設定部11Bは、Path1+Path2にλ4〜λ6の3波長分の帯域が空いていないと判定した場合(ステップS15cNo)、ステップS20aへ処理を移す。ステップS20aでは、パス設定部11Bは、Path1及びPath2のいずれにも、λ4〜λ6のスーパーチャネルの各サブキャリアの帯域を設定できず伝送不可であるとする。パス設定部11Bは、ステップS20aの処理が終了すると、ステップS21へ処理を移す。
ステップS15dでは、パス設定部11Bは、Path1で空いている3波長分の帯域へλ4〜λ6のうち波長変更を要する波長を変更する。このとき、波長変更のシフト量は、最小となるように最適化されるので、波長変更の処理を迅速に行うことができる。そして、パス設定部11Bは、Path1で空いている3波長分の帯域へスーパーチャネルの各サブキャリアの帯域を設定するよう、ノードC及びノードZへ指令する。次に、パス設定部11Bは、Path1において、ステップS15dで変更した波長の各帯域へ、スーパーチャネルの3波長分の各サブキャリアの帯域を設定する(ステップS15e)。パス設定部11Bは、ステップS15eの処理が終了すると、ステップS21へ処理を移す。
一方、ステップS15fでは、パス設定部11Bは、Path2で空いている3波長分の帯域へλ4〜λ6のうち波長変更を要する波長を変更する。このとき、波長変更のシフト量は、最小となるように最適化されるので、波長変更の処理を迅速に行うことができる。そして、パス設定部11Bは、Path2で空いている3波長分の帯域へスーパーチャネルの各サブキャリアの帯域を設定するよう、ノードC及びノードZへ指令する。次に、パス設定部11Bは、Path2において、ステップS15fで変更した波長の各帯域へ、スーパーチャネルの3波長分の各サブキャリアの帯域を設定する(ステップS15g)。パス設定部11Bは、ステップS15gの処理が終了すると、ステップS21へ処理を移す。
他方、ステップS15hでは、パス設定部11Bは、λ4〜λ6の波長の帯域をそれぞれPath1及びPath2のいずれかへ振り分けるよう分割する。次に、パス設定部11Bは、ステップS15hで分割した各帯域を、Path1及びPath2の各空き帯域にそれぞれ設定可能なように波長を変更する(ステップS15i)。このとき、波長変更のシフト量は、最小となるように最適化されるので、波長変更の処理を迅速に行うことができる。そして、パス設定部11Bは、Path1及びPath2において、ステップS15iで変更した波長の各帯域へ、λ4〜λ6のスーパーチャネルの各サブキャリアの帯域を設定するよう、ノードC及びノードZへ指令する(ステップS15j)。パス設定部11Bは、ステップS15jの処理が終了すると、ステップS21へ処理を移す。
ステップS21では、NMS10Bのパス情報通知部12Bは、ステップS17〜S19、S15e、S15g、S15jからの処理移行の場合は各サブキャリアの伝送路の伝送距離及びファイバ種別をノードC及びノードZへ通知する。また、ステップS21では、パス情報通知部12Bは、ステップS20aからの処理移行の場合は、伝送不可である旨をノードC及びノードZへ通知する。ステップS21の処理が終了すると、実施形態2に係るパス設定処理は終了する。
(実施形態2に係るパス設定の処理の概要)
図11A及び図11Bは、実施形態2に係るパス設定の処理の概要の一例を示す図である。図11A及び図11Bは、図10に示す実施形態2に係るパス設定の処理において、ステップS15a、S15b、S15c、S15h、S15i、S15jが実行される場合を示す。
図11A及び図11Bに示すように、サブキャリアがλ4〜λ6のスーパーチャネルが設定されたPath3において、伝送路障害が発生したとする。このとき、図11Aに示すように、Path1のノードA及びノードZ間において、送信機T1及び受信器R1間の通信に、波長λ1及びλ2を帯域とするチャネルVch−1が用いられている。また、Path1のノードA及びノードZ間において、送信機T2及び受信器R2間の通信に、波長λ3及びλ4を帯域とするチャネルVch−2が用いられている。一方、Path2のノードB及びノードZ間において、送信機T3及び受信器R3間の通信に、波長λ3〜λ6を帯域とするチャネルVch−2及びVch−3が用いられている。このような状況のもと、ノードC及びノードZ間において、送信機T4及び受信器R4間の通信に、波長λ4〜λ6を帯域とするチャネルVch−2を用いる代替のスーパーチャネルを設定するデマンドが発生するとする。
このとき、図11Bに示すように、デマンドが要求するチャネルVch−2は、波長λ4〜λ6の帯域を用いるが、Path1及びPath2のいずれも、波長λ4〜λ6の全帯域が空いているという状況ではない(図10のステップS15がNo)。しかし、図11Bに示すように、Path1は波長λ5及びλ6の両帯域が空いており、Path2は波長λ1及びλ2の両帯域が空いている(図10のステップS15cがYes)。
よって、NMS10Bは、デマンドのVch−2を波長λ4と、波長λ5及びλ6に分割する(図10のステップS15h)。そして、NMS10Bは、波長λ4を波長λ2へ波長変更する(図10のステップS15i)。このとき、波長変更のシフト量は、最小となるように最適化されるので、波長変更の処理を迅速に行うことができる。そして、NMS10Bは、波長λ5及びλ6の帯域をPath1のVch−3へ割り当て、波長λ2の帯域をPath2のVch−1の一部へ割り当て、ノードC及びノードZ間のスーパーチャネルを設定する(図10のステップS15j)。このように、NMS10Bは、ノードC及びノードZ間において、単一のPathにスーパーチャネルの伝送路を設定できず、いずれの伝送路でも確保できない帯域がある場合、少なくとも一部のサブキャリアの波長を変更する。そして、NMS10Bは、波長変更後、スーパーチャネルの各サブキャリアを各Pathの空き帯域へ分割して割り当てる。これにより、実施形態2は、スーパーチャネルのパスを柔軟に設定することができる。
(実施形態2による効果)
実施形態2は、空き帯域が存在しない波長のサブキャリアを、設定可能なPathの空き帯域の波長へ波長変更して設定するので、例えばスーパーチャネルのパスを柔軟に設定することができる。また、実施形態2は、波長変更のシフト量は、最小となるように最適化されるので、例えば、波長変更の処理を迅速に行い、空き帯域が存在しない波長のサブキャリアが存在しても、スーパーチャネルのパスを迅速に設定することができる。
[実施形態3]
(実施形態3に係る光伝送システムの構成)
上記実施形態1及び2では、光遅延算出及び遅延補償の機能が、受信側光伝送装置へ備えられるとする。しかし、これに限らず、実施形態3で示すように、光遅延算出及び遅延補償の機能が、送信側光伝送装置へ備えられるとしてもよい。
図12は、実施形態3に係る光伝送システムの構成の一例を示す図である。実施形態3に係る光伝送システム1Cは、NMS10C、送信側光伝送装置40、受信側光伝送装置50を有する。NMS10Cは、パス設定部11C、パス情報通知部12cを有する。送信側光伝送装置40及び受信側光伝送装置50は、光伝送路に設定されたPath1及びPath2で接続される。また、NMS10Cは、送信側光伝送装置40及び受信側光伝送装置50と通信可能に接続される。
送信側光伝送装置40は、送信器41−1〜41−8、バッファ42−1〜42−8、電光変換器43−1〜43−8、光遅延器44−1〜44−8、CDCブロック部45、波長選択部46a〜46b、増幅器47a〜47b、光遅延算出部48を有する。なお、送信器41−1〜41−8の数、バッファ42−1〜42−8の数、電光変換器43−1〜43−8の数、光遅延器44−1〜44−8の数、波長選択部46a〜46bの数、増幅器47a〜47bの数は、図12に図示の数に限られない。
送信機41−1〜41−8は、図示しない端末から出力された電気信号を、バッファ42−1〜42−8へそれぞれ入力する。バッファ42−1〜42−8は、光遅延算出部48の指示により、入力された各サブキャリアに該当する各電気信号を遅延させ、各遅延量が同一となるように遅延補償する。バッファ42−1〜42−8は、遅延させた各サブキャリアに該当する各電気信号を、対応する電光変換器43−1〜43−8へ入力する。電光変換器43−1〜43−8は、入力された電気信号を電光変換した光信号を、対応する光遅延器44−1〜44−8へ入力する。
光遅延器44−1〜44−8は、光遅延算出部48から通知された伝送距離に基づく遅延情報等に基づき、電光変換器43−1〜43−8から入力された各サブキャリアに該当する各光信号を光遅延させ、各遅延量が同一となるように光遅延補償する。光遅延器44−1〜44−8は、光遅延補償した各サブキャリアに該当する各光信号を、CDCブロック部45へ入力する。
CDCブロック部45は、各光遅延器44−1〜44−8から出力された光信号を、NMS10Cから通知されたパス設定情報が指定するPathである方路と対応する波長選択部46a〜46bへ入力する。
波長選択部46aは、CDCブロック部45から入力された光信号の波長成分のうち、NMS10Cから通知されたパス設定情報が指定するPath1において使用する帯域に合致する波長成分を選択し、増幅器47aへ入力するスイッチである。波長選択部46bは、CDCブロック部45から出力された光信号の波長成分のうち、NMS10Cから通知されたパス設定情報が指定するPath2において使用する帯域に合致する波長成分を選択し、増幅器47bへ入力する。増幅器47a〜47bは、入力された波長成分の光信号を増幅して、Path1及びPath2へそれぞれ出力する。
光遅延算出部48は、後述する受信側光伝送装置50の受信器54−1〜54−8から通知された各サブキャリアに該当する各電気信号の波長差分による遅延情報に基づく各サブキャリアの残留分散をモニタし、この残留分散から遅延差を求める。また、光遅延算出部48は、遅延差の算出の際に、NMS10Cから通知された、各サブキャリアの伝送路の伝送距離及びファイバ種別も用いる。
受信側光伝送装置50は、増幅器51a〜51b、波長選択部52a〜52b、CDCブロック部53、受信器54−1〜54−8を有する。増幅器51a〜51bは、Path1及びPath2をそれぞれ経由して受信した光信号を増幅して、波長選択部52a〜52bへそれぞれ入力する。
波長選択部52aは、増幅器51aから入力された光信号の波長成分のうち、NMS10Cから通知されたパス設定情報が指定する、Path1において使用する帯域に合致する波長成分を選択し、CDCブロック部53へ入力するスイッチである。波長選択部52bは、増幅器51bから入力された光信号の波長成分のうち、NMS10Cから通知されたパス設定情報が指定する、Path2において使用する帯域に合致する波長成分を選択し、CDCブロック部53へ入力するスイッチである。
CDCブロック部53は、CDCブロック部45と同様の機能を有する。CDCブロック部53は、波長選択部52aから入力された光信号を、NMS10Cから通知されたパス設定情報が指定するPathである方路と対応する受信器54−1〜54−8へ入力する。受信器54−1〜54−8は、入力された各サブキャリアに該当する各電気信号の波長差分による遅延を検出し、送信側光伝送装置40の光遅延算出部48へ通知する。
(実施形態3による効果)
実施形態3は、光遅延算出及び遅延補償の機能が、送信側光伝送装置へ備えられることにより、送信前に予め遅延補償した上で信号送信する。よって、実施形態3は、受信側伝送装置は、例えば、サブチャネルが異なる伝送路を経由して受信したスーパーチャネルの信号であってもサブキャリア間に信号遅延が発生しないので、迅速に信号を復号できる。
以上の実施形態1〜3によれば、スーパーチャネルが含むサブキャリアを全て同一伝送路ではなく、サブキャリア毎に異なる伝送路に設定できる。実施形態1〜3は、例えば各サブキャリアが経由する伝送路の距離に基づいて、各サブキャリアの信号の遅延補償を行う。例えば、異なる信号を多重化して送信するに過ぎないWDM(Wavelength Division Multiplex)は、ある波長の信号を別伝送路で送信する場合であっても、元来異なる信号であるため遅延補償を要さない。しかし、複数のサブキャリアを1つの信号に高密度多重化し、送信するスーパーチャネルは、各サブキャリアが経由する伝送路の違いにより遅延が発生すると、スーパーチャネルの目的である高密度多重化の伝送性能劣化を招く。このため、スーパーチャネルは、サブキャリアが経由する各伝送路の距離にもとづいて遅延補償することにより、伝送性能劣化を防ぎ、スーパーチャネルを含むネットワークを柔軟に構成することができる。
以上の実施形態1〜3において図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散及び/又は統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
また、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。または、各装置で行われる各種処理機能は、NP、MPU、MCU、ASIC、FPGA等のマイクロコンピュータ上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。ここで、NPはNetwork Processorであり、MPUはMicro Processing Unitであり、MCUはMicro Controller Unitであり、ASICはApplication Specific Integrated Circuitであり、FPGAはField-Programmable Gate Arrayである。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロコンピュータ)で解析実行するプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。
1A、1B、1C 光伝送システム
10A、10B、10C NMS
11A、11B、11C パス設定部
12A、12B、12C パス情報通知部
20 送信側光伝送装置
30 受信側光伝送装置
34−1〜34−8 光遅延器
36−1〜36−8 バッファ
37−1〜37−8 受信器
38 光遅延算出部
40 送信側光伝送装置
42−1〜42−8 バッファ
44−1〜44−8 光遅延器
48 光遅延算出部
50 受信側光伝送装置

Claims (4)

  1. スーパーチャネルに含まれる第1のサブキャリアで伝送された第1の光信号を受信する第1の受信部と、
    前記スーパーチャネルに含まれる第2のサブキャリアで伝送された第2の光信号を受信する第2の受信部と、
    前記第1の光信号を遅延させる第1の遅延部と、
    前記第2の光信号を遅延させる第2の遅延部と、
    前記第1の光信号及び前記第2の光信号がそれぞれ伝送される伝送路の経路長に基づいて、前記第1の光信号及び前記第2の光信号の遅延量を算出し、算出した前記第1の光信号及び前記第2の光信号の遅延量の内、最小の遅延量の光信号のサブキャリアを基準にし、もう一方の光信号のサブキャリアの遅延量を算出し、当該一方のサブキャリアの遅延量が基準のサブキャリアの遅延量と同一になるように前記第1の遅延部又は前記第2の遅延部を制御する制御部
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記第1の光信号と対応する第1の電気信号を、前記経路長に基づいて、前記第2の光信号と対応する第2の電気信号に対して遅延させるバッファ
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 光伝送装置間を接続する第1の伝送路及び第2の伝送路、並びに、前記光伝送装置を管理する管理装置を有する光伝送システムであって、
    前記光伝送装置は、
    スーパーチャネルに含まれる第1のサブキャリアで伝送された第1の光信号を受信する第1の受信部と、
    前記スーパーチャネルに含まれる第2のサブキャリアで伝送された第2の光信号を受信する第2の受信部と、
    前記第1の光信号を遅延させる第1の遅延部と、
    前記第2の光信号を遅延させる第2の遅延部と、
    前記第1の光信号及び前記第2の光信号がそれぞれ伝送される伝送路の経路長に基づいて、前記第1の光信号及び前記第2の光信号の遅延量を算出し、算出した前記第1の光信号及び前記第2の光信号の遅延量の内、最小の遅延量の光信号のサブキャリアを基準にし、もう一方の光信号のサブキャリアの遅延量を算出し、当該一方のサブキャリアの遅延量が基準のサブキャリアの遅延量と同一になるように前記第1の遅延部又は前記第2の遅延部を制御する制御部と
    を有し、
    前記管理装置は、
    前記光伝送装置間に、前記第1のサブキャリア及び前記第2のサブキャリアを含むスーパーチャネルを設定する際、前記第1のサブキャリア及び前記第2のサブキャリアの波長に該当する帯域が、前記第1の伝送路及び前記第2の伝送路で空いているかを判定する判定部と、
    前記判定部により、前記第1のサブキャリア及び前記第2のサブキャリアの波長に該当する帯域が前記第1の伝送路で空いていると判定される場合には、前記第1のサブキャリア及び前記第2のサブキャリアを前記第1の伝送路に割り当て、前記第1のサブキャリアの波長に該当する帯域が前記第1の伝送路で空いており、前記第2のサブキャリアの波長に該当する帯域が前記第2の伝送路で空いていると判定される場合には、前記第1のサブキャリアを前記第1の伝送路に割り当て、前記第2のサブキャリアを前記第2の伝送路に割り当てる設定部と
    を備えることを特徴とする光伝送システム。
  4. 前記設定部は、前記判定部により、前記第1のサブキャリアの波長に該当する帯域が前記第1の伝送路及び前記第2の伝送路で空いていないと判定される場合には、前記第1のサブキャリアの波長を、前記第1の伝送路又は前記第2の伝送路において空いている帯域に該当する波長へ変更し、変更した波長に該当する帯域が空いている前記第1の伝送路又は前記第2の伝送路に前記第1のサブキャリアを割り当てる
    ことを特徴とする請求項3に記載の光伝送システム。
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