JP6488671B2 - 穀物乾燥機の排塵管の詰り検出装置 - Google Patents

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本発明は、籾すり機や乾燥機において、機体内で発生する籾殻や塵挨を機外に排出する排塵管で発生する詰り現象を迅速に検出して作業者に報知する排塵管の詰り検出装置に関する。
例えば、籾すり機の安全装置として、特開2007−167732号公報に記載の技術が有る。この技術は、籾殻搬送パイプを通って排出される籾殻が排出中に詰ったことを検出するために、籾殻搬送パイプの側面に筒内の異常内圧で安全弁が開く非常口を設けた構成で、非常口から籾殻が噴出することで作業者に知らせるようにしている。
特開2007−167732号公報
前記の籾殻搬送パイプの側面に筒内の異常内圧で非常口の安全弁が開く構成では、非常口を籾殻搬送パイプの始端側に設けると籾すり機から籾殻搬送パイプ内へ吹き出す籾殻が非常口の安全弁に直接当たってその衝撃で開いてしまうことがあるために、籾殻搬送パイプの詰まり現象を正確に検出できない。
本発明は、排塵管内へ吐き出される排塵物の影響で詰り検出が不正確になるのを防いで、排塵管の先端や中間部での詰りを正確に検出して直ちに作業者に知らせるようにした排塵管の詰り検出装置とすることを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、
機枠(1)内に貯留室(2)と乾燥部(3)を備え、バーナ(6)の燃焼で乾燥する穀物乾燥機において、
機枠(1)の天板上に排塵装置(34)を設け、排塵ケース(36)内の排塵ファンで貯留室(2)内に発生する塵埃を空気と共に排塵管(21)に排気し、
塵挨等を含んだ排風を通す排塵管(21)の始端近傍内に排塵送り方向(A)に向かった開口端面(22a)を排塵管(21)内に形成する内圧検出菅(22)を設け、この内圧検出菅(22)の内圧上昇を検出する異常内圧検出手段(40)を設け、
異常内圧検出手段(40)を内圧検出菅(22)の出口に設ける閉鎖付勢した蓋(26)が開くことで検出し、
該蓋(26)が開くと、バーナ(6)の燃焼を停止し、通風運転に切り換わり、次回の乾燥運転時には通風運転を行わないと乾燥運転に入らないようにしたことを特徴とする穀物乾燥機とする。
請求項2に記載の発明は、内圧検出菅22の出口に設ける蓋26の閉鎖付勢力を調整可能にした請求項1に記載の穀物乾燥機とする。
請求項3に記載の発明は、前記内圧検出管(22)の開口端面(22a)を排塵送り方向(A)に向ける構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の穀物乾燥機とする。
請求項1に記載の発明で、排塵管21に設ける内圧検出菅22の開口端面22aが排塵送り方向Aに向かって開口していることで、排塵管21に吹き込む排塵風圧が内圧検出菅22に直接吹き込むことなく、排塵管21先端や中間部などのどこかに詰りが発生することによる異常内圧上昇を内圧検出菅22に設ける異常内圧検出手段4で検出するので、正確に詰りを検出できる。
また、異常内圧検出手段4が内圧検出菅22の蓋26が開くことで異常内圧上昇を検出する構成で簡単である。
また、次回の乾燥運転時には点検モードとして通風運転をしてから乾燥運転を行うことができる
請求項2に記載の発明で、請求項1の効果に加えて、詰り時の異常内圧の検出設定変更が容易である。
請求項3に記載の発明で、排塵ケース36から吹き出す塵挨が内圧検出管(22)に直接入り込まないようにすることができる。
穀物乾燥機の正面図である。 穀物乾燥機の側断面図である。 (a)制御盤見取図、(b)タッチパネル表示例である。 穀物乾燥機上部の排塵装置の斜視図である。 排塵管の始端部側面図である。 排塵管の側断面図である。 別実施例の排塵管の側断面図である。 別実施例の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。
穀物乾燥機は、その正面図および側断面図をそれぞれ図1、図2に示すように、その機枠1の内部に上から貯留室2、乾燥部3、集穀室4の順に形成し、その外周部に設けた昇降機5の駆動によって穀物を昇降循環させながら、バーナ6の燃焼と吸引ファン7とにより発生する熱風を乾燥部3で浴びせて乾燥する公知の形態である。乾燥部3の穀物出口には正逆に回転しながら所定量の穀物を流下させる繰出しドラム8を備え、その繰出し穀物を昇降機5に通じる集穀室4の下部移送装置9に受け、昇降機5で上昇し、上部側に接続する上部移送装置10で貯留室2の拡散盤11に供給することにより、張込み穀物が貯留室2の全面に均一に堆積貯留される。貯留室2に設けた張込量測定器2aは、張込み穀物の堆積上面高さ位置を測定することにより張込量を把握することができる。
また、機枠1の天板上に排塵装置34を設け、排塵ケース36内の排塵ファンで貯留室2内に発生する塵挨を空気と共に吸引ケース20から吸引して排塵管21に排気する。
モータ35で内部の吸引ファンを駆動する排塵ケース36を下部に設ける引継ケース32を吸引ケース20の側面に取り付け、排塵ケース36に排塵管21の始端部を連結している。引継ケース32の上部には内部を掃除するための点検窓38を設け、スライド蓋33で開閉可能にしている。
排塵管21の始端部には、本発明の異常内圧検出手段40であるところの、内圧検出菅22を管内へ直角に差し込み、蓋支持枠23を側面に固着している。蓋支持枠23には、内圧検出菅22の出口を閉じる蓋26のアーム27を支軸25で枢支する支柱24を設け、蓋26が開いてアーム27が上方へ回動すると検出する蓋センサ31を設けている。
蓋26には上方へボルト28を突設し、複数の座金29をナット30で締めつけて、座金29の数を変更して蓋26を閉じる付勢力の調整が出来るようにしている。
また、蓋支持枠23には、前記蓋センサ31をボルト39とナット41で取り付けているが、このボルト39に前記座金29の予備を取り付けている。
蓋センサ31は、蓋26が開いたことを検出して、警告ランプや警報を作動して作業者に詰りの発生を知らせ、バーナ6の燃焼をを停止して通風のみに切り換える。そして、一度詰りが発生すると、次回の乾燥機運転時には点検モードとして通風運転をしないと乾燥運転に入らないようにする。
排塵管21内の内圧検出菅22の端面22aは、図6に示す如く、排塵送り方向Aに向かっていて、排塵ケース36から吹き出す塵挨が直接入り込まないようにしている。また、図7に示す如く、内圧検出菅22の内側端部を排塵送り方向Aと平行に曲げて、端面22aを直角に切り落とした形状にしても良い。
なお、排塵管21の詰り検出方法として、図8に示す如く、排塵管21の出口上部に張り出したアーム45に蝶番或いは紐等の吊具44で錘42を吊り下げ、排気の圧力で振れた錘42の動き量を近接センサ43で監視し、振れ角度が少なくなるか或いは停止すると詰り発生として報知するようにしても良い。
バーナ6および昇降機5をはじめとする穀物循環機構等は、運転制御に必要な制御プログラムや各種データ等を記憶するメモリを備えるコンピュータによって行なわれる。即ち、操作盤12には、その制御盤見取図を図3(a)に示すように、タッチパネル形態の設定表示部13とデジタル表示部13aを設け、この表示部13,13aの下縁に沿って押しボタン形態の運転スイッチ14〜17、及び緊急停止スイッチ18等を配置して構成する。
設定表示部13は、その拡大表示例を図3(b)に示すように、穀物設定、張込量、水分設定、速度設定、乾燥モード、水分補正を選択操作する例であり、具体的には、上記速度設定は、「ふつう」を中心に、「おそい」「ややおそい」「ややはやい」「はやい」の5段階の乾燥速度から選択でき、上記乾燥モードは、速度設定の乾燥速度V0による「標準モード」、後述の水分斑収束の取扱いを含む「水分斑収束モード」等があり、合わせてガイドメッセージを表示する。
デジタル表示部13aは、乾燥指標となる温度、水分、残時間の3項目を切替式に英数字表示し、また、該当する場合は異常内容コード番号等を表示する。
運転スイッチ14〜17は、順に、張込・通風・乾燥・排出の各運転用スイッチである。
内蔵の制御部は操作盤12のスイッチ情報や乾燥機の機枠1の各部に配設したセンサ類からの検出情報等を受けて所定の演算処理により、バーナ燃焼量の制御、穀物循環系の起動・停止制御、表示部13,13aの表示内容制御等を行う。上記操作盤12は、張込・乾燥・排出・通風の各設定のほか、タイマ増・減等を設定できる。
本発明は、乾燥機や籾すり機以外の塵挨を機外に排出する装置全般に応用できる。
A 排塵送り方向
21 排塵管
22 内圧検出菅
22a 開口端面
26 蓋
31 蓋センサ
40 異常内圧検出手段

Claims (3)

  1. 機枠(1)内に貯留室(2)と乾燥部(3)を備え、バーナ(6)の燃焼で乾燥する穀物乾燥機において、
    機枠(1)の天板上に排塵装置(34)を設け、排塵ケース(36)内の排塵ファンで貯留室(2)内に発生する塵埃を空気と共に排塵管(21)に排気し、
    塵挨等を含んだ排風を通す排塵管(21)の始端近傍内に排塵送り方向(A)に向かった開口端面(22a)を排塵管(21)内に形成する内圧検出菅(22)を設け、この内圧検出菅(22)の内圧上昇を検出する異常内圧検出手段(40)を設け、
    異常内圧検出手段(40)を内圧検出菅(22)の出口に設ける閉鎖付勢した蓋(26)が開くことで検出し、
    該蓋(26)が開くと、バーナ(6)の燃焼を停止し、通風運転に切り換わり、次回の乾燥運転時には通風運転を行わないと乾燥運転に入らないようにしたことを特徴とする穀物乾燥機
  2. 内圧検出菅(22)の出口に設ける蓋(26)の閉鎖付勢力を調整可能にした請求項1に記載の穀物乾燥機
  3. 前記内圧検出管(22)の開口端面(22a)を排塵送り方向(A)に向ける構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の穀物乾燥機
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