JP6488540B2 - 眼科測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被検眼の角膜厚の測定を行う眼科測定装置に関する。
従来より、被検眼に対して斜め方向から測定光を投光し、被検眼の角膜前面からの測定光の反射光と、被検眼の角膜後面からの測定光の反射光とを利用することによって角膜厚を測定する装置が知られている。
例えば、特許文献1には、角膜前面からの反射光と角膜後面からの反射光とを一次元ラインセンサ等の受光素子の異なる位置で受光し、受光素子の各位置での受光強度を示す一次元的な受光強度分布を用いて角膜厚の測定を行う装置が記載されている。
特開2012−143492号公報
ところで、角膜における測定光の散乱が、受光素子に入射する反射光に影響する場合が考えられる。例えば、角膜の異常、角膜表面の付着物等によって、測定光が散乱されてしまう場合がある。また、角膜内部での測定光の散乱光が受光素子に入射してしまう場合がある。従来の装置では、角膜の前後面の位置を一次元的に求めているにすぎず、受光素子に入射する散乱光の影響は、考慮されていなかった。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、より良好な角膜厚の測定値を得ることのできる眼科測定値を提供することを目的とする。
眼科測定装置であって、可視光源を有し、被検眼に対して正面方向から固視標を呈示する固視光学系と、前記被検眼に対して斜め方向から測定光を投光する投光光学系と、前記測定光が前記被検眼の角膜前面で鏡面反射されることによって形成される第1角膜輝点と、前記測定光が前記被検眼の角膜後面で鏡面反射されることによって形成される第2角膜輝点を二次元受光素子にて受光するために、前記固視光学系の固視光軸に関して前記投光光学系の光軸と略対称な光軸上に配置される受光光学系と、前記二次元受光素子から出力された受光信号における前記第1角膜輝点と前記第2角膜輝点の位置情報に基づいて被検眼の角膜厚を得る演算処理手段と、を備え、前記演算処理手段は、角膜の厚み方向に沿った少なくとも2つ以上のライン上での前記第1角膜輝点の中心位置と前記第2角膜輝点の中心位置を、前記第1角膜輝点および前記第2角膜輝点の各々のエッジの中間として検出し、各ラインでの前記第1角膜輝点の中心位置と前記第2角膜輝点の中心位置との距離を用いることで前記第1角膜輝点の中心と前記第2角膜輝点の中心との間に生じる散乱光によるノイズの影響が抑制された前記角膜厚を得ることを特徴とする。
本発明の眼科測定装置によれば、より良好な角膜厚の測定値を得ることができる。
本実施形態の眼科測定装置における測定部の概略構成を示している。 角膜にて反射される角膜厚測定光学系からの光線を示した模式図である。 (a)は、角膜厚測定光学系の受光素子を用いて撮像された画像を示した図であり、(b)は、(a)の画像に対して行われる画像処理を説明するための図である。 本実施形態の眼科測定装置における制御系の概略構成を示したブロック図である。 眼科測定装置のCPUによって実行される角膜厚測定処理を示したフローチャートである。 本発明の変容例に係る測定手法を説明するための模式図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の典型的な実施形態を説明する。まず、図1を参照して、本実施形態における眼科測定装置1の測定部の概略構成について説明する。
図1に示す眼科測定装置1は、被検眼Eの角膜厚を測定する。また、本実施形態では、非接触で眼圧を測定する。
眼科測定装置1は、観察光学系30と、角膜厚測定光学系80(図1の80aおよび80b)と、を主に備える。また、本実施形態において、眼科測定装置1は、アライメント光学系40、固視光学系50、角膜変形検出光学系60(図1の60a及び60b)、第1作動距離検出光学系70(図1の60aおよび70b)、を備えている。更に、本実施形態の眼科測定装置1は、眼圧測定部10を備える。
本実施形態では、これらの光学系等を含む眼科測定装置1の測定部は、図示無き筐体に内蔵されている。筐体は、XYZ駆動機構20(図4参照)の駆動によって、被検眼Eに対して3次元的に移動される。筐体の移動は、例えば、操作部材(例えば、ジョイスティック21、図4参照)を介した検者の指示に基づいて行われてもよい。
観察光学系30は、被検眼Eの前眼部正面像を観察するために用いられる。観察光学系30は、ビームスプリッタ32、対物レンズ33、ビームスプリッタ34、撮像レンズ35、フィルタ36および二次元撮像素子37を、観察光軸L1上に備える。また、観察光源として赤外照明光源31が使用される。赤外照明光源31によって照明された被検眼像が、ビームスプリッタ32〜フィルタ36までの光路を経て、二次元撮像素子37に結像される。ここで、フィルタ36は、光源31及びアライメント用光源41からの光を透過し、後述する角膜変形検出用の光源61の光及び可視光に対して不透過の特性を持つ。二次元撮像素子37に結像した像は、モニタ38に表示される
アライメント光学系40は、光源41と、投影レンズ42とを有する。また、本実施形態では、光軸L1上に配置されるビームスプリッタ32〜二次元撮像素子37までの構成を、観察光学系30と兼用する。アライメント用の赤外光源41から投影レンズ42を介して投影された赤外光は、ビームスプリッタ32によって反射され、被検眼Eに対して正面方向から投影される。光源41によって角膜頂点に形成される角膜輝点(角膜反射像)は、ビームスプリッタ32〜フィルタ36を介して二次元撮像素子37に結像する。詳細は後述するが、この角膜輝点は、上下左右方向のアライメント検出に利用される。
固視光学系50は、可視光源(固視灯)51、および投影レンズ52を有している。また、本実施形態では、光軸L1上に配置されるビームスプリッタ34からビームスプリッタ32までの構成を、観察光学系30等と共用する。可視光源51が点灯されることによって、被検眼Eに対し、正面方向から固視標が呈示される。その結果として、正面方向の固視点の方向に、被検眼Eの視線方向が固定される。この場合、光軸L1は固視光軸として用いられる。可視光源51には、例えば、LED、レーザなどの光源が用いられてもよい。また、可視光源51には、例えば、点光源、スリット光源、リング光源などのパターン光源の他、液晶ディスプレイなどの二次元表示器が用いられてもよい。
角膜変形検出光学系60は、角膜Ecの変形状態を検出するために用いられる。角膜変形検出光学系60は、投光光学系60aと、受光光学系60bと、を有する。投光光学系60aは、眼Eの角膜Ecに向けて斜め方向から照明光を照射する。投光光学系60aは、光源61と、ビームスプリッタ62と、投影レンズ63と、を有する。一方、受光光学系60bは、投光光学系60aからの角膜反射光を、光検出器67で受光する。受光光学系60bは、光検出器67の他に、レンズ64、ビームスプリッタ65、およびピンホール板66を有する。本実施形態において、角膜変形検出光学系60は、被検眼Eが所定の変形状態(例えば、偏平状態)のときに光検出器67における受光量が最大になるように配置されている。よって、被検眼Eの変形は、受光量に関して光検出器67から出力される受光信号に基づいて検出される。
なお、被検眼Eの変形は、眼圧測定部10のノズル6から所定量の圧縮流体(例えば、圧縮空気)が被検眼Eに対して吹き付けられることによって行われる。圧縮流体は、流体供給部10a(図4参照)から供給される。本実施形態における眼科測定装置1では、圧縮流体が吹き付けられたときに光検出器67を用いて検出される被検眼Eの変形量に基づいて、眼圧測定が行われる。
第1作動距離検出光学系70は、作動距離方向(Z方向)のアライメント(粗調整)に利用される。第1作動距離検出光学系70は、投光光学系60aを、角膜変形検出光学系と共用する。また、第1作動距離検出光学系70は、受光光学系70bを有する。受光光学系70bは、集光レンズ72、および位置撮像素子73を有する。投光光学系60aから出射された光は、角膜Ecにおいて指標像を形成する。投光光学系60aからの光の角膜反射光は、レンズ64から集光レンズ72を介して位置検出素子73に入射する。一検出素子73上の受光位置は、測定部と被検眼E(角膜Ec)との作動距離方向(Z方向)の位置関係に応じて変位する。よって、位置検出素子73からの出力信号に基づいて作動距離に関する情報が得られる。なお、本実施形態の位置検出素子73からの出力信号は、作動距離方向(Z方向)のアライメント(粗調整)に利用される。第1作動距離検出光学系の受光光学系70bは後述する受光光学系80bほど倍率が大きくない。そのため、位置検出素子73のZ方向の距離検出範囲は受光素子87より広くなる。位置検出素子73の距離検出範囲は、例えば、アライメント基準位置から±3〜4mmの範囲になる。
角膜厚測定光学系80(80a,80b)は、被検眼Eの角膜厚を測定するために用いられる。角膜厚測定光学系80は、投光光学系80aと、受光光学系80bと、を有する。
投光光学系80aは、観察光学系の光軸方向に対して斜め方向から角膜厚測定用の測定光(照明光)を投光するために用いられる。本実施形態において、投光光学系80aは、
測定光源81、集光レンズ82、光制限部材83、凹レンズ84、ビームスプリッタ65、ビームスプリッタ71、およびレンズ64、を有する。これらの部材は、投光光軸である光軸L2上に配置されている。光軸L2は、固視光軸である光軸L1に対し、斜めに傾いている。よって、投光光学系80aは、被検眼Eに向けて、固視光軸の斜め方向から照明光(測定光)を照射する。測定光源81には、可視光源若しくは赤外光源(近赤外を含む)が用いられ、例えば、LED、レーザなどの光源が用いられる。集光レンズ82は、測定光源81から出射された光を集光する。
光制限部材83は、投光光学系80aの光路に配置され、測定光源81から出射された光(測定光)を制限する。本実施形態において、光制限部材83は、角膜厚の測定時においては、角膜Ecの後面と略共役な位置に配置される。本実施形態において、光制限部材83としては、ピンホール板が用いられる。なお、必ずしもこれに限られるものではなく、光制限部材83として、スリット板などが用いられてもよい。光制限部材83は、測定光源81から出射された一部の光を通過させ、他の光を遮断する。その結果として、投光光学系80aは、角膜Ecに所定のパターン光束(本実施形態では、スポット光束)を投影する。
本実施形態において、受光光学系80bは、二次元受光素子87を有する。受光光学系80bは、投光光学系80aからの測定光が被検眼Eの角膜前面(角膜表面、角膜上皮)及び角膜後面(角膜裏面、角膜内皮)で反射(鏡面反射)されたものを二次元受光素子87に受光させる。本実施形態において、受光光学系80bの光軸L3は、観察光学系30の観察光軸(光軸L1)に関して投光光学系80aの光軸L2と略対称に配置されている。また、本実施形態において、受光光学系80bは、ダイクロイックミラー62、受光レンズ85、および受光素子87を、光軸L3上に有する。なお、詳細は後述するが、本実施形態において、受光光学系80bによって、被検眼Eに対するZ方向の詳細なアライメント状態が検出される。
本実施形態において、二次元受光素子87は、角膜前面及び後面からの反射光をそれぞれ受光する。二次元受光素子87には、例えば、二次元エリアセンサ、およびCCD等の二次元撮像素子を用いることができる。
角膜厚測定光学系80の受光光学系80bは、第1作動距離検出光学系70に対し、高倍率で撮像を行う。故に、本実施形態において、受光素子87のZ方向の距離検出範囲は、位置検出素子73より狭くなる。例えば、アライメント基準位置から±1mmの範囲になる。
測定光源81から出射された光は、集光レンズ82によって集光され、光制限部材83を背後から照明する。そして、測定光源81からの光は、光制限部材83によって制限された後、レンズ64によって角膜Ec付近で結像(集光)される。本実施形態では、角膜Ec付近において、ピンホール像が結像される。このとき、測定光源81からの光は、角膜Ec上における視軸との交差部分の近傍で結像される。
投光光学系80aによって角膜Ecに測定光が投光されると、角膜Ecでの測定光の反射光は、光軸L1に関して投光光束とは対称な方向に進行する。そして、反射光は、受光レンズ85によって受光素子87上の受光面上で結像される。
図2に示すように、投光光学系80aから角膜Ecへ照射された測定光の一部は、角膜前面で反射される。その結果として、図3(a)に示すように、二次元受光素子87上に、第1角膜反射像R1(以下、「第1反射像R1」と省略する)が形成される。また、投光光学系80aからの測定光の一部は、角膜後面で反射される。その結果として、図3(a)に示すように、二次元受光素子87上に、第2角膜反射像R2(以下、「第1反射像R1」と省略する)が形成される。角膜前面での反射光(実線参照)と角膜後面での反射光(破線参照)は、反射光路が異なるため、2つの反射像R1,R2は、全部又は一部が離間して結像される。例えば、図3(a)では、第1反射像R1に対し、第2反射像R2の全部が離間して形成されている。角膜厚が大きいほど、2つの反射像に関する反射光路は離れる。よって、2つの反射像は、角膜厚が大きいほど二次元受光素子87上で離れた位置に形成される。そこで、本実施形態の眼科測定装置1は、二次元受光素子87上での第1反射像R1と第2反射像R2との位置関係に基づいて角膜厚の測定を行う。
本実施形態では、例えば、図1に示すように、投光光学系60aと、受光光学系80bとが光軸L3を共有し、投光光学系80aと、受光光学系60bと、受光光学系70bとが、光軸L2を共有する。もちろん、これに限定されない。
なお、受光光学系60b、70b及び投光光学系80aで兼用されるレンズ64は、光源61による角膜Ecでの反射光をピンホール板66の穴の中央部に集光させ、かつ、測定光源81からの測定光を角膜Ecの前面及び後面で集光させる位置に配置される。
次に、眼科測定装置1の制御系を説明する。本実施形態の眼科測定装置1は、装置全体の制御と、測定結果の算出とを行う制御部100を有している。
本実施形態において、制御部100は、流体供給部10a、XYZ駆動部20、操作部21、記憶装置105、各種光源31,41,51,61,81、および、各種受光素子31,67,73,87、等の各々に接続される。
また、制御部100は、CPU101と、ROM102と、RAM103とを備えている。CPU101は、眼科測定装置1に関する各種の処理(例えば、制御処理および演算処理等)を実行するための処理装置(プロセッサ)である。ROM102は、制御プログラムおよび固定データ等が格納された、不揮発性の記憶装置である。RAM103は、書き換え可能な揮発性の記憶装置である。RAM103には、例えば、眼科測定装置1による被検眼Eの撮影および測定に用いる一時データが格納される。
記憶装置105は、書き換え可能な不揮発性の記憶装置である。本実施形態において、記憶装置105には、前眼部測定処理を制御部100に実行させるためのプログラムが、少なくとも格納されている。また、記憶装置105には、眼科測定装置1によって撮影される画像、および、眼科測定装置1による測定結果等が保存されてもよい。
以上のような構成を備える装置において、その動作について説明する。
ここでは、角膜厚の測定動作を中心に説明する。本実施形態では、図5に示す角膜厚測定処理がCPU101(制御部100)で実行されることによって、眼科測定装置1は、角膜厚を測定する。
本実施形態では、角膜厚が測定される際、事前に、眼科測定装置1の測定部のアライメント(位置あわせ)が行われる。アライメントは、被検眼Eを測定部に対向して配置させ、被検者に固視標を注視させた状態で行われる。本実施形態において、XY方向(上下左右方向)のアライメントは、モニタ38上に表示されるアライメント情報に基づいて検者がジョイスティック21を操作することによって行われてもよい。例えば、検者はジョイスティック21を操作して、モニタ38上に表示される図示なきレチクルに対し、光源41によって形成される角膜反射像(輝点)が所定の位置に配置されるようにする。なお、CPU101が、二次元撮像素子37の撮像結果として得られるアライメント情報に基づいて、自動的に上下左右方向のアライメント調整を行うようにしてもよい。この場合、CPU101は、光源41による角膜輝点が、予め二次元撮像素子37上に設定されたアライメント位置(例えば、光軸L1と二次元撮像素子37の撮像面の交点位置)に形成されるようにXYZ駆動機構20を制御する。このようにして、CPU101は、XY方向に関するアライメント完了位置に測定部を移動させる。
次に、Z方向(前後方向)のアライメントが行われる。前述したように、本実施形態では、Z方向のアライメントは、CPU101がXYZ駆動機構20の動作を、位置検出素子73および受光素子87から得られる作動距離情報に基づいて制御することによって、自動的に行われる。
はじめに、位置検出素子73によって角膜反射光が検出されると、CPU101は、位置検出素子73から得られた作動距離情報に基づいて、測定部をZ方向に移動させる。その結果として、本実施形態では、測定光源81からの光による反射光(第1反射像R1又は第2反射像R2)が二次元受光素子87で検出される範囲まで測定部が移動される。移動が完了すると、CPU101は、二次元受光素子87による受光信号に基づいて、Z方向における測定部と被検眼Eとの位置関係を、更に詳細に調節する。より具体的には、例えば、被検眼Eの角膜後面と二次元受光素子87とが、光学的に共役な位置関係となるように調節される。例えば、本実施形態では、二次元受光素子87の中央部分に第2反射像R2が形成されるときに、二次元受光素子87は被検眼Eの角膜後面と共役となる。詳細なアライメント調整の結果、二次元受光素子87上に形成される第2反射像R2が最も明瞭になる。角膜後面での投光光学系80aからの光の反射は、角膜前面での反射に比べて弱いため、第2反射像R2は、第1反射像R1に比べて、小さく、不明瞭な像となりやすい。本実施形態では、詳細なアライメント調整によって第2反射像R2がより明瞭にされるので、第2反射像R2の位置および形状等の検出が容易になる。
このようなアライメント調整の後、本実施形態では、図5に示した角膜厚測定処理がCPU101によって実行されることで角膜厚の測定が行われる。なお、角膜厚測定処理は、アライメント調整の完了をトリガとして開始されても良い。また、角膜厚測定処理は、検者からの指示に基づいて開始されても良い。
ここで、図5を参照して、角膜厚測定処理を説明する。本実施形態の角膜厚測定処理では、CPU101は、第1反射像R1と第2反射像R2の位置情報を二次元的に検出し、二次元的に検出された位置情報を用いて角膜厚が得られる。詳しくは、第1反射像R1と第2反射像R2の位置情報を得て、各反射像間の距離から角膜厚を求める。
まず、CPU101は、第1反射像R1および第2反射像R2を含む画像を、二次元受光素子87からの受光信号に基づいて取得する(S1)。この処理では、例えば、図3(a)に示す画像が、画像データとして取得される。
次に、CPU101は、S1の処理によって取得された画像に含まれる第1反射像R1および第2反射像R2の輪郭情報を検出する(S2)。詳細は後述するが、この角膜厚測定処理では、角膜厚の算出に、輪郭情報に基づいて規定された反射像R1,R2の位置情報が用いられる。
輪郭情報は、例えば、第1反射像R1および第2反射像R2の輝度の勾配情報に基づく。各反射像R1,R2のエッジの位置情報が、輪郭情報として検出されてもよい。このとき、エッジの位置を定めるために、各反射像R1,R2の経線方向の輝度分布を用いる方法が考えられる。例えば、S1の処理によって取得された画像に対して二値化処理が行われ、その結果として得られた像の境界部分がエッジとして検出されてもよい。また、例えば、各反射像R1,R2の輝度分布において、上限と下限とが定められた一定の輝度範囲の領域が各反射像R1,R2のエッジとして検出されてもよい。
次に、CPU101は、S2の処理によって検出された各々の反射像R1,R2の輪郭情報(例えば、エッジ)に対し、近似処理(フィッティング処理)を行う(S3)。近似処理(S3)では、例えば、直線、曲線、および図形等が、それぞれの反射像R1,R2の輪郭に対してフィッティングされてもよい。図形としては、例えば、楕円、円等の曲線図形、多角形等の直線図形の他、直線と曲線とが混在したものであってもよい。本実施形態において、近似処理(S3)は、各反射像R1,R2の輪郭に対する近似図形の設定(図形フィッティング)によって行われるものとして説明する。一例として、以下の説明では、第1反射像R1と第2反射像R2とのそれぞれに近似楕円F1,F2が設定される(図3(b)参照)場合を説明する。
次に、CPU101は、二次元的に検出された各反射像R1,R2の位置情報から角膜厚を求める(S4)。本実施形態では、近似処理された輪郭情報に基づいて規定される各反射像の位置情報が使用されて、角膜厚が得られる。例えば、CPU101は、近似楕円F1,F2の中心間距離を求め、算出された中心間距離に基づいて角膜厚を取得してもよい。例えば、演算式及びテーブルの少なくともいずれかを用いて、近似楕円F1,F2の中心間距離を、角膜厚の測定値に変換する。得られた測定値は、記憶装置105等に記憶される。演算式の場合、演算式は、例えば、空気と角膜との屈折率との相違、角膜曲率の相違などを考慮して、光学シミュレーションなどによって作成されてもよい。また、テーブルの場合、テーブルは、例えば、厚みがそれぞれ異なる既知の眼(例えば、模型眼)を用いたキャリブレーションなどによって作成されてもよい。
なお、角膜厚の測定(S1からS4の処理)が複数回行われ、各測定の平均値、中央値等が角膜厚の測定値として取得されても良い。
このように、本実施形態の角膜厚測定処理では、第1反射像R1と第2反射像R2の位置情報が二次元的に検出され、二次元的に検出された位置情報を用いて角膜厚が測定される。本実施形態では、各反射像R1,R2の二次元的な位置情報が考慮されて測定が行われるので、1ライン(一次元)の輝度情報に基づいて角膜厚を測定する従来技術に対し、角膜の異常、角膜への付着物、ノイズN等に起因する角膜厚の測定誤差が抑制されやすくなる。
例えば、本実施形態では、各反射像R1,R2の一部が角膜の異常等の影響で凸凹していたとしても、近似楕円F1,F2を設定することによって、凸凹の影響が近似楕円F1,F2全体に分散される。その結果、近似楕円F1,F2の位置関係から得られる角膜厚の測定値では、角膜の異常等に起因する測定誤差が抑制される。
また、近似処理(S3)が、第1反射像R1および第2反射像R2の輪郭のうち角膜内側部分を除いた輪郭(エッジ)に対して行われることによって、近似図形の設定位置が、ノイズNに影響され難くなる。その結果として、角膜厚測定処理によって、より正確な角膜厚の測定値を得ることができる。
以上、実施形態に基づき説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、様々な変形が可能である。
例えば、近似処理(S3)においては、必ずしも各反射像R1,R2の全周の輪郭情報(例えば、エッジ)は必要とされなくてもよい。例えば、各反射像R1,R2の一部分の輪郭情報を用いてフィッティングが行われてもよい。
例えば、角膜に異常があったり、角膜前面にゴミ等の付着物があったりする場合に、第1反射像R1および第2反射像R2の境界の一部が不鮮明になる場合がある。このように境界が不鮮明な箇所は、フィッティングに使用されなくてもよい。境界が不鮮明な箇所は、境界が鮮明な箇所に対し、反射像の経線方向における輝度変化(輝度勾配)が緩やかになっている。そこで、輝度変化の度合いを考慮して近似処理が行われてもよい。例えば、像の経線方向における輝度の変化度合い(例えば、輝度勾配)が所定の閾値よりも大きことを、フィッティングに使用されるエッジの検出条件の一つとしてもよい。より詳細には、像の経線方向における輝度の変化度合いが所定の閾値よりも小さい場合は、その領域からエッジを検出しないようにしてもよい。その結果として、反射像R1,R2の輪郭に対してより好適なフィッティングが行われ、より良好な角膜厚の測定値を得られる。
また、図3(a)に示すように、二次元受光素子87上において、第1反射像R1と第2反射像R2との間には、帯状のノイズNが生じる場合がある。このノイズNは、投光光学系80aからの光が角膜Ecの内部(前面と後面の間)で散乱されたことによって、光軸L3方向へ導かれたノイズ光が、例えば一つの原因として考えられる。第1反射像R1および第2反射像R2の各像の角膜内側部分(図3において、第1反射像R1の右側部分、第2反射像R2の左側部分)は、ノイズNと重なるため、境界が不明確になりやすい。そこで、第1反射像R1と第2反射像R2との間に生じるノイズ成分(ノイズN)を除外して近似処理が行われても良い。例えば、角膜内側部分が除かれたエッジが、フィッティングで使用されてもよい。その結果、ノイズ成分の影響を抑えてフィッティングすることができ、より良好な角膜厚の測定値を得られる。
また、ノイズ成分と、各反射像R1,R2との輝度情報(輝度値、および、輝度勾配)の違いを利用して、ノイズ成分が除外されても良い。なお、第1反射像R1と第2反射像R2の両方からノイズ成分が除外されてもよく、一方だけから除外されてもよい。
また、光源81から出力される光量、又は、二次元受光素子87のゲインが大きいことによって、第1反射像R1と第2反射像R2とが一部重なってしまう場合が考えられる。この場合も、各反射像R1,R2の境界が正確に特定され難くなる。そこで、S3の処理において、角膜内側部分が除かれたエッジが、フィッティングで使用されてもよい。その結果、ノイズ成分の影響を抑えてフィッティングすることができ、より良好な角膜厚の測定値を得られる。
また、上記実施形態では、第1反射像R1および第2反射像R2の位置関係と二次元的な形状とに基づいて角膜厚を測定する手法の一例として、第1反射像R1と第2反射像R2とに対して近似図形を設定する場合について説明した。しかし、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、図6に示すように、角膜厚測定処理において、角膜の厚み方向に沿った少なくとも2つ以上のライン(L0,L1,L2,・・・)上での第1角膜反射像R1と第2角膜反射像R2の位置情報を検出し、各ラインでの位置情報を用いて角膜厚が得られるようにしてもよい。例えば、図6では、2つの反射像R1,R2のそれぞれを通過する角膜の厚み方向に沿った複数のライン(L0,L1,L2,・・・)が、二次元受光素子87を用いて得られた画像に対して設定されている。例えば、CPU101が、各ラインにおける第1反射像R1の中心位置と第2反射像の中心位置との距離から、ライン毎の角膜厚の値を求める。そのうえで、各ラインの角膜厚の値を考慮して、最終的な角膜厚の測定値をCPU101が取得してもよい。例えば、各ラインの角膜厚の平均値が、測定値として取得されても良い。各反射像R1,R2の中心位置は、例えば、ライン上において輝度値のピークとなる位置であってもよい。また、各反射像R1,R2のエッジの中間であってもよい。
また、ライン毎に得られた角膜厚の中で、他のラインについて得られた角膜厚との誤差が一定値以上大きいものについては、最終的な角膜厚の測定値(例えば、各ラインの角膜厚の平均値)を求める際に、除外されるようにしてもよい。ここでいう、角膜厚の誤差は、例えば、全ラインについて得られた角膜厚の分布(の基準値)に対する誤差であってもよい。例えば、図6に示した例では、第1反射像R1にノイズNが重なっている。このため、ラインL0において、反射像R1の中心位置は、ラインL1,L2における反射像R1の中心位置に対し、角膜内側へずれている。その結果、ラインL0について得られる角膜厚は、ラインL1、L2の各々について得られる角膜厚よりも小さな値となる。このとき、例えば、ラインL0の角膜厚が、ラインL0〜L2についての角膜厚の分布の基準値(平均値、中央値等)に対して、一定以上の誤差を有する場合に、ラインL1,ラインL2についての角膜厚を用いて最終的な測定値を算出する。その結果、眼科測定装置1は、ノイズNの影響が抑制された角膜厚の測定値を取得できる。
また、角膜厚測定処理において、CPU101は、第1反射像R1および第2反射像R2の各像の重心位置を求め、重心位置間の距離から角膜厚の測定値を取得するようにしてもよい。
また、例えば、眼科測定装置1は、角膜変形検出光学系60の光検出器67からの受光信号に基づいて得られた眼圧の測定値を、角膜厚測定処理の結果として得られる角膜厚を用いて補正してもよい。上述したように、角膜厚測定処理によって得られる正確な角膜厚を用いて眼圧の測定値が補正されるので、眼圧の補正結果として適正な値が得られやすい。
なお、上記説明においては、第1反射像R1と第2反射像R2の両方の位置情報を二次元的に検出したが、これに限定されない。例えば、第1反射像R1と第2反射像R2のいずれかの位置情報を二次元的に検出した場合であっても、一定の効果は得られる。
80a 投光光学系
80b 受光光学系
87 二次元受光素子
100 制御部
101 CPU
R1 第1反射像
R2 第2反射像

Claims (1)

  1. 可視光源を有し、被検眼に対して正面方向から固視標を呈示する固視光学系と、
    前記被検眼に対して斜め方向から測定光を投光する投光光学系と、
    前記測定光が前記被検眼の角膜前面で鏡面反射されることによって形成される第1角膜輝点と、前記測定光が前記被検眼の角膜後面で鏡面反射されることによって形成される第2角膜輝点を二次元受光素子にて受光するために、前記固視光学系の固視光軸に関して前記投光光学系の光軸と略対称な光軸上に配置される受光光学系と、
    前記二次元受光素子から出力された受光信号における前記第1角膜輝点と前記第2角膜輝点の位置情報に基づいて被検眼の角膜厚を得る演算処理手段と、
    を備え、
    前記演算処理手段は、角膜の厚み方向に沿った少なくとも2つ以上のライン上での前記第1角膜輝点の中心位置と前記第2角膜輝点の中心位置を、前記第1角膜輝点および前記第2角膜輝点の各々のエッジの中間として検出し、各ラインでの前記第1角膜輝点の中心位置と前記第2角膜輝点の中心位置との距離を用いることで前記第1角膜輝点の中心と前記第2角膜輝点の中心との間に生じる散乱光によるノイズの影響が抑制された前記角膜厚を得ることを特徴とする眼科測定装置。
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