JP6486378B2 - ローラコンベヤ用ブレーキ装置、ローラコンベヤ、およびローラコンベヤ用ブレーキ装置の製造方法 - Google Patents

ローラコンベヤ用ブレーキ装置、ローラコンベヤ、およびローラコンベヤ用ブレーキ装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ローラコンベヤ用ブレーキ装置、当該ブレーキ装置を備えるローラコンベヤ、およびブレーキ装置の製造方法に関する。
ローラコンベヤ上を運ばれてくる品物、例えば小包などを、コンベヤパスの所定の場所で止めるため、ローラコンベヤには所定の搬送ローラを所定の時点で減速もしくは停止させるためのブレーキ装置が設けられている。この目的のため、文献CH414455には、ローラコンベヤの搬送ローラに組み込まれるブレーキ装置が開示されている。このシステムにおいて、ブレーキ装置を取り替えたり修理したりするのは、ブレーキ装置を搬送ローラから取り外す必要があるので、複雑となる。
CH414455
ローラコンベヤの作業中断時間を減らすため、取り換えが容易なブレーキ装置が必要とされている。
独立請求項の構成要件によれば、上記課題を解決する。本発明のさらなる効果を従属請求項に記載する。
本発明の第1の態様によれば、
ローラコンベヤの少なくとも1つの搬送ローラの外周に係合する少なくとも1つのブレーキパッドと、
前記ブレーキパッドを前記搬送ローラに対して近づけたり遠ざけたりする第1の偏心器を有する偏心軸と、
前記偏心軸を回転させるステッピング、サーボ又はステッピングモータと、
を備えるローラコンベヤ用ブレーキ装置が提供される。
ブレーキパッドをローラコンベヤの搬送ローラの外周に係合させることで、ブレーキ装置全体を、ローラコンベヤにおける搬送ローラの外側に、つまり外付けで取り付けることができる。このように、故障の際には、ブレーキ装置を新たなブレーキ装置へ容易に取り換えることができる。偏心軸によりブレーキパッドを搬送ローラに対して近づけたり遠ざけたりすることで、モータによって、所定の時点で正確に減速させることができる。さらに、ブレーキパッドを搬送ローラから遠ざけることによりブレーキを緩めたときに意図しないブレーキの係合を抑制できる。
好ましくは、モータが24VのDCモータである。
好ましくは、ブレーキパッドが、第1の偏心器を回転自在に収容する1つの孔を有する。これにより、ブレーキパッドを偏心軸の輪郭に対応して一定に移動させることができる。
好ましくは、偏心軸の駆動ギアをステッピングモータの従動ギアと係合させることにより、ステッピングモータの駆動軸を搬送ローラからさらに遠くに配置して搬送ローラを減速させ、これによりブレーキ装置全体の小型化を実現できる。
さらに好ましくは、偏心軸は、第1の偏心器に対してオフセットに(ずれて)配置されて回転ローラを軸受するベアリングシートとして作用する第2の偏心器を少なくとも1つ有する。
偏心軸が第2の偏心器をさらに備えることによって、回転ローラによりブレーキパッドを遠ざけた後に、ローラコンベヤの搬送ローラ用の駆動ベルトをすでに減速されたローラコンベヤの搬送ローラに対して押し当て、駆動ベルトと搬送ローラとを適切に摩擦係合させて搬送ローラを駆動させる。すなわち、ブレーキパッドは、第1の偏心器により搬送ローラに向かって動かされ、搬送ローラに押し当てられて搬送ローラを減速させる一方、必要に応じて搬送ローラを減速駆動させた後には、第1のブレーキパッドは第1の偏心器により搬送ローラから遠ざけられ、それと同時に、第2の偏心器が搬送ローラに近づけられることが好ましい。このように、駆動ベルトを搬送ローラに対して押し当てるために、ブレーキパッドを搬送ローラから遠ざけると同時に、搬送ローラを駆動すべく回転ローラを搬送ローラに近づける。
好ましくは、回転ローラはプラスチック材料で成形されている。さらに好ましくは、回転ローラは1対のローラ軸受を有する。例えば、ボール軸受、ニードル軸受などが挙げられる。ただし、スライド軸受も同様に用いることができる。
ブレーキパッドがヨークやリッジにより互いに連結された1対の摩擦面を有することが好ましく、例えば、このブレーキ装置により隣接する2つの搬送ローラを同時に減速させることができる。
好ましい態様によれば、偏心軸が多角形断面の基体をさらに有しており、偏心軸およびブレーキ装置は、駆動ギアと第1および第2の偏心器が基体にフォームロック機構で連結されることにより、モジュール構成されている。そのため、ブレーキ装置および偏心軸の他の機器構成は容易に入手することができる。基体は、例えば六角形のロッド部材で形成されることが好ましい。
ステッピングモータは、所定期間もしくは予め決定可能な又は調整可能な期間が経過して、所定の電流値もしくは予め決定可能な又は調整可能な電流値を超えたときに、電力供給を停止もしくは制限する制御装置を有することがさらに好ましい。ここで、制御装置は、ブレーキ装置が外部からブレーキ信号のみを受信できるように、ブレーキ装置またはステッピングモータの中に組み込まれ、もしくは配置されている。電力供給の停止または制限は内部制御装置により行われる。
偏心軸およびステッピングモータはともにブレーキ装置のフレームに取り付けられることが好ましい。これにより、ブレーキ装置は、ローラコンベヤに取り付けられるような小型ユニットを構成でき、必要に応じて容易に取り換えができる。ブレーキ装置を組み立て/分解するため、ブレーキ装置はねじ、ボルト、ホック、クイックファスナ等の適切な取り付け手段により、ローラコンベヤのフレームに引っかけられたり固定されたりする。
さらに他の態様によれば、ローラコンベヤは、フレーム内に配置され、好ましくは搬送ローラと摩擦係合する平ベルトにより駆動される、回転可能な複数の搬送ローラを有する。ここで、少なくとも1つの搬送ローラを減速させるために、上述したブレーキ装置の少なくとも1つがローラコンベヤのフレームに取り付けられる。
さらに他の態様によれば、ローラコンベヤ用のブレーキ装置を製造する方法が提供され、その方法は以下の工程を有する。すなわち、多角形断面の偏心軸を準備する工程と、偏心軸上に、少なくとも1つの第1の偏心器を、偏心軸に対して相対回転しないように、フォームロック機構で配置する工程と、第一の偏心器に少なくとも1つのブレーキパッドを係合させる工程と、偏心軸を駆動させるステッピングモータを準備する工程と、を有する。
ここで、添付図面を参照して本発明を一実施形態により詳細に説明する。
ブレーキ装置の断面図である。 ブレーキ装置の斜視図である。 駆動ギアが取り付けられた偏心軸の詳細な斜視図である。 図3の偏心軸に第1の偏心器と1対の第2の偏心器を取り付けたときの図である。 図4の偏心軸に第2の偏心器に軸受を取り付けたときの図である。 1対のブレーキ面を有するブレーキパッドの斜視図である。 偏心軸のローラ軸受に取り付ける前のローラの斜視図である。 平ベルトにより駆動される搬送ローラを備えるローラコンベヤの斜視図である。
図1および図2に示すように、ブレーキ装置は、低電圧での制御により動作に対応して所定の角度単位ごとに停止するステッピングモータ(ステッパーモータ)10またはサーボモータを有する。例えば、ステッピングモータは、1.8°ごとに、すなわち1回転当たり200回、正確に停止する。ステッピングモータ10は、偏心軸20に固定連結されている駆動ギア22によって偏心軸20を駆動させるための従動ギア12を有している。
好ましくは、偏心軸20およびステッピングモータ10はともにブレーキ装置のフレーム80に取り付けられている。これにより、ブレーキ装置は、ローラコンベヤに取り付けられるような小型ユニットを構成でき、必要に応じて容易に取り換えができる。ブレーキ装置を組み立て/分解するため、ブレーキ装置は、ねじ、ボルト、ホック、クイックファスナ等の適切な取り付け手段により、ローラコンベヤのフレーム50に引っかけられたり固定されたりする(図8参照)。
この目的のため、偏心軸は、例えば図3に示すように、多角形断面の基体21を有する。例えば、多角形断面の基体21としては六角棒が用いられており、駆動ギア22は、基体21をフォームロック機構で係合させるため、対応する六角孔(不図示)を有している。ただし、本発明は六角棒に限定されず、基体21に他の多角形断面を適用することもできる。例えば、三角形断面、楕円形断面、五角形断面、八角形断面、矩断面等の断面でもよい。さらに、多数歯断面でもよい。
さらに、偏心器24,26は、図4に示すように基体21に取り付けることができる。偏心器24,26は円形であることが好ましく、それらの収容孔は、偏心軸20が回転するときに、偏心器24,26が外周の中心点の周りに偏心回転できるように、偏心器24,26の外周の中心点からオフセットに配置されている。
ここで、第1の偏心器24は、後述するようにブレーキパッド(図4では不図示)を作動させる働きをする。さらに、図5に示すように、ローラベアリング32は、第2の偏心器26に取り付けられ、上述したように偏心軸20の周りに偏心回転することができる。
図6は、ヨーク又はリッジ43によって互いに連結される1対のブレーキ面42,42を有するブレーキパッド40を示す。ただし、本発明は、2つのブレーキ面42,42を配置することに限定されない。ブレーキ装置によって減速させるローラコンベヤの搬送ローラの本数にしたがって、ブレーキ面を1つ配置するか、もしくは2以上のブレーキ面42,42を配置してもよい。
さらに、ブレーキパッド40には、第1の偏心器24が挿入される円形孔44がある。このように、ブレーキパッド40は、第1の偏心器24が偏心軸20の回転に伴って動いたときに、搬送ローラに対して近づいて搬送ローラを減速させたり、搬送ローラから遠ざかったりする。そのため、駆動中の偏心器24からブレーキパッド40もしくはブレーキ面42,42へと動力を伝達させる手段、特に、スプリング等の復元手段を必要としない。したがって、レバーやスプリングを整列させたり取り付けたり、複数構成のブレーキ装置を組み立てたりする必要がない。
さらに、図7に示す回転ローラ30は、回転ローラ30のベアリングシート33にローラベアリング32の外輪を挿入することにより、ローラベアリング32,32に取り付けられる。好ましくは、ベアリングシート33は、ローラベアリング32の外輪を圧入するための締りばめ、あるいは、中間ばめを有する。ベアリングシート33は、回転ローラ30の内側で軸方向に延在する複数のリブ34から形成される。リブ34を強化するため、接続リッジ36の少なくとも1つが回転ローラ30の軸方向の中心に配置されていることが好ましい。回転ローラ30の軸方向の反対側には、回転ローラ30が1対のローラベアリング32,32によって1対の第2の偏心器26,26上に支持されるように、対応するベアリングシート33が配置されている。
特に図4に示すように、第1の偏心器24は、偏心軸20の周方向に第2の偏心器26,26に対してオフセットに、好ましくは約180°ずれて配置される。このように、ブレーキパッド40または回転ローラ30のいずれかがローラコンベヤの搬送ローラの方に移動する。
図1に示す偏心軸20の位置において、第1の偏心器24を搬送ローラの方へ移動させ、この第1の偏心器24によりブレーキパッド40をローラコンベヤの搬送ローラ(不図示)の方に移動させて、搬送ローラ(不図示)を減速させる。この位置において、第2の偏心器26,26を搬送ローラから遠ざけることにより、回転ローラ30を搬送ローラから遠ざける。逆に、偏心軸20を約180°回転させることにより、第1の偏心器24を搬送ローラから遠ざけて、ブレーキパッド40を搬送ローラと係合させないようにする。ここで、第2の偏心器26,26が搬送ローラの方に移動し、回転ローラ30は搬送ローラの駆動ベルト(不図示)にさからって動作する。このように、ブレーキ装置における第2の位置(不図示)において、回転ローラ30を搬送ローラの駆動ベルト(不図示)に押し当てて、駆動ベルトと搬送ローラとの摩擦係合を確保する。
ブレーキ装置の有利な一態様によれば、第1の偏心器24の上死点に到達する前に、すなわち、偏心器24における偏心軸20の中心点から最も離れた位置に到達する前に、ブレーキパッド40はすでに減速された搬送ローラに当接することになる。ステッピングモータ10は、ブレーキパッド40を確実に自動調整できるように、ブレーキパッド40が擦り減って薄くなったときに、これに対応するように偏心器24をさらに回転させる。これにより、レバー、スプリング、ケーブル引張等の調節手段または調整手段の追加が必要ない。
さらに好ましくは、ステッピングモータ10における電流またはトルクの制御装置によって、ブレーキパッド40の厚さに応じて偏心器24をさらに回転させる。減速させてブレーキパッド40を当てることでは、ステッピングモータ10は所定の角度分も回転しないが、ブレーキパッド40を搬送ローラのブレーキ面に当てると、ステッピングモータ10における電流の増加によってトルクの増加がステッピングモータ10の制御装置により検出される。
電流の増加が所定の又は予め決定可能な閾値を超えたことを検出して、所定の又は予め決定可能な時間が経過したら、上記期間の終了後に、電力供給を実質的に停止もしくは低電流値に調整する。このように、ステッピングモータの電流制御装置でブレーキパッドを調節することにより、さらなる機械部品を不要とすることができる。
高電力を供給する期間は、制御装置のタイマーにより、予め決定または調整する。ここでは、上記期間は例えば約500ミリ秒とする。ただし、例えば約100〜300ミリ秒もしくは1〜2秒など他の期間を予め決定もしくは調整することもできる。
さらに好ましくは、ブレーキ装置が外部からブレーキ信号のみを受信できるように、制御装置をブレーキ装置またはステッピングモータ内に組み込む、もしくは配置する。電源供給は内部制御装置により停止又は制限する。例えば、基板(不図示)、配線基板またはPCB(プリント配線基板)をブレーキ装置内、もしくは制御装置を備えるステッピングモータ10上に又はその内部に配置する。
図8に、複数の搬送ローラ60を有するローラコンベヤを示す。ここで、搬送ローラ60の延長部62をフレーム50における対応する溝52に装着することにより、搬送ローラ60をフレーム50に装着する。この場合、搬送ローラ60の軸端部を平ベルト70に載置し、搬送ローラ60の軸端部と平ベルト70とを摩擦係合させ、これにより搬送ローラ60を平ベルト70によって駆動させる。
ブレーキ装置をローラコンベヤの搬送ローラ60の下に取り付ける。搬送ローラ60を、その延長部62をフレーム50の溝52に挿入するだけでフレーム50に装着しているため、ブレーキ装置(図8では不図示)とのブレーキ係合により搬送ローラ60をわずかに持ち上げることができ、これにより搬送ローラ60は平ベルト70から遠ざかるとともに、ブレーキパッド40を用いたブレーキ係合により停止する。減速させた搬送ローラ60を再び駆動するときには、ステッピングモータ10を相応の分量だけ逆転させて、ブレーキパッド40を備えた偏心器24を搬送ローラ60から遠ざける一方で、1対の第2の偏心器26を回転ローラ30とともに搬送ローラ60の方へ移動させ、すでに減速された搬送ローラ60に対して平ベルト70を押し当てる。このように、搬送ローラ60が平ベルト70により再び駆動される。
搬送ローラ60は、フレーム50に装着する以外に、例えばスライドベアリングやローラベアリングにより装着することもできる。この場合、搬送ローラ60を持ち上げる必要がない。
好ましくは、ブレーキパッド40は、その表面にブレーキ面42,42が一体となるように製造または成形されている。
ローラベアリング32,32は市販のボールベアリングを用いることができる。ただし、ニードル軸受、滑り軸受などの他のピボット軸受も同様に用いることができる。第1の偏心器24、第2の偏心器26および駆動ギア22は、例えばサークリップ28を偏心軸20の溝に挿入することにより、偏心軸20上の軸方向に構成部材として固定されている。回転ローラ30は、例えばEPDM、POM、ABSプラスチック材料等のプラスチック材料で射出成型されていることが好ましい。
好ましくは、偏心軸20は、ステッピングモータ10にフランジで取り付けられ、フレーム80に回転自在に取り付けられている。ブレーキパッド40の孔44は、孔44に潤滑または給油するための給油孔46を少なくとも1つ有することが好ましい。
さらに好ましくは、第1の偏心器24が潤滑油を収容する油孔24aを有する。
本実施形態では、ブレーキパッドは第1の偏心器24により作動するが、本発明はこれに限定されない。偏心器24,26の代わりに、ステッピングモータ10の回転角度をブレーキパッド40および/または回転ローラ30の並進運動に変換するような異なる種類の変換装置を用いることもできる。例えば、レバー配置、シフトリンク、ロッカーおよび/またはフォロワーのついたカムシャフトなどが挙げられる。
10 ステッピングモータ
12 従動ギア
20 偏心軸
21 基体
22 駆動ギア
24 第1の偏心器
24a 油孔
26 第2の偏心器
28 サークリップ
30 回転ローラ
32 ローラ軸受
33 軸受シート
34 リブ
36 連結リッジ
40 ブレーキパッド
42 ブレーキ面
43 ヨークまたはリッジ
44 孔
46 油孔
50 フレーム
52 溝
60 搬送ローラ
62 延長部
70 平ベルト
80 フレーム

Claims (8)

  1. ローラコンベヤの少なくとも1つの搬送ローラの外周に係合する少なくとも1つのブレーキパッドと、
    前記ブレーキパッドを前記搬送ローラに対して近づけたり遠ざけたりする第1の偏心器を有する偏心軸と、
    前記偏心軸を回転させるステッピングモータと、を備え、
    前記ブレーキパッドが、前記第1の偏心器を回転自在に収容する1つの孔を有するとともに、前記搬送ローラの外周に係合するブレーキ面が表面に配置されるように1つの部品で形成され、
    前記偏心軸は、前記第1の偏心器に対してオフセット配置される第2の偏心器を少なくとも1つ有し、
    前記第2の偏心器は、前記第2の偏心器の外周に取り付けられるローラベアリングの内輪側のベアリングシートとして作用し、前記ローラベアリングは回転ローラを軸受し、前記回転ローラを前記搬送ローラの駆動ベルトに押し付けることで、前記駆動ベルトと前記搬送ローラとの摩擦係合を確保する、
    ローラコンベヤ用ブレーキ装置。
  2. 前記回転ローラは、プラスチック材料で成形され、および/または、1対のローラベアリングを有する、請求項1に記載のローラコンベヤ用ブレーキ装置。
  3. 前記ブレーキパッドは、前記ブレーキ面として、連結部で互いに連結されている1対のブレーキ面を有する、請求項1又は2に記載のローラコンベヤ用ブレーキ装置。
  4. 前記偏心軸は多角形断面の基体を有する、請求項1〜3のいずれかに記載のローラコンベヤ用ブレーキ装置。
  5. 前記ステッピングモータは、所定の又は予め決定可能な時間が経過して、所定の又は予め決定可能な電流値を超えたときに、電源供給を停止または制限する制御装置を有する、請求項1〜4のいずれかに記載のローラコンベヤ用ブレーキ装置。
  6. 前記偏心軸および前記ステッピングモータはともに前記ブレーキ装置のフレームに取り付けられている、請求項1〜5のいずれかに記載のローラコンベヤ用ブレーキ装置。
  7. フレームに配置されて、前記駆動ベルトとの摩擦係合により駆動される、回転可能な複数の搬送ローラを備えるコンベヤローラであって、請求項1〜6のいずれかに記載のローラコンベヤ用ブレーキ装置の少なくとも1つが、少なくとも1つの搬送ローラを減速させるように、前記フレームに取り付けられている、コンベヤローラ。
  8. 多角形断面の偏心軸を準備する工程と、
    前記偏心軸上に、少なくとも1つの第1の偏心器と少なくとも1つの第2の偏心器とをオフセット配置するとともに、前記偏心軸に対して相対回転しないように配置する工程と、
    前記第1の偏心器を回転自在に収容する1つの孔を有するとともに、前記搬送ローラの外周に係合するブレーキ面が表面に配置されるように1つの部品で形成されている、少なくとも1つのブレーキパッドを、前記第1の偏心器に係合させる工程と、
    前記第2の偏心器の外周にローラベアリングを取り付ける工程と、
    前記偏心軸を駆動させるステッピングモータを準備する工程と、を有し、
    前記第2の偏心器は、前記ローラベアリングの内輪側のベアリングシートとして作用し、前記ローラベアリングは回転ローラを軸受し、前記回転ローラを前記搬送ローラの駆動ベルトに押し付けることで、前記駆動ベルトと前記搬送ローラとの摩擦係合を確保する、
    ローラコンベヤ用ブレーキ装置の製造方法。
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