JP6485167B2 - 認証システム、認証制御装置用プログラム - Google Patents
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Description
・第1の発明は、第1通行口及び第2通行口を有する通路を開閉可能なゲート装置(40)と、前記第1通行口において認証対象の保持する認証媒体(10)から認証信号を検出し、前記認証信号に基づく認証情報を取得する第1検出装置(200)と、前記第2通行口において認証対象の保持する認証媒体から認証信号を検出し、前記認証信号に基づく認証情報を取得する第2検出装置(300)と、前記第1通行口と前記第2通行口との間において認証対象の保持する認証媒体から認証信号を検出し、前記認証信号に基づく認証情報を取得する補助検出装置(400)と、前記第1検出装置又は前記第2検出装置で取得された認証情報を認証サーバに送信する認証制御装置(23)と、を備え、前記認証情報に対する前記認証サーバの認証結果に基づいて前記ゲート装置の開閉が制御される認証システムであって、前記認証制御装置は、前記第1検出装置又は前記第2検出装置の一方で取得された認証情報を認証サーバに送信した後、認証情報が前記補助検出装置で取得された場合、前記第1検出装置又は前記第2検出装置の他方で取得された認証情報に基づく前記ゲート装置の開閉を中止することを特徴とする認証システム(1)である。
・第2の発明は、第1の発明の認証システムにおいて、前記認証制御装置(23)は、前記第1検出装置(200)又は前記第2検出装置(300)の一方で取得された認証情報を前記認証サーバに送信した後、認証情報が前記補助検出装置(400)で取得された場合、前記第1検出装置又は前記第2検出装置の他方で取得された認証情報の前記認証サーバへの送信をキャンセルすることを特徴とする認証システム(1)である。
・第3の発明は、第1又は第2の発明の認証システムにおいて、前記認証制御装置(23)は、前記第1検出装置(200)又は前記第2検出装置(300)の一方で取得された認証情報を前記認証サーバに送信した後、前記認証サーバに送信した認証情報と同じ認証情報が前記補助検出装置(400)で取得された場合、前記第1検出装置又は前記第2検出装置の他方で取得された認証情報の前記認証サーバへの送信をキャンセルすることを特徴とする認証システム(1)である。
・第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明の認証システムにおいて、前記認証制御装置(23)は、前記第1検出装置(200)又は前記第2検出装置(300)の一方で取得された認証情報を前記認証サーバに送信した後、規定時間内に前記認証サーバに送信した前記認証情報と同じ認証情報が前記補助検出装置(400)で取得された場合、前記第1検出装置又は前記第2検出装置の他方で取得された認証情報の前記認証サーバへの送信をキャンセルすることを特徴とする認証システム(1)である。
・第5の発明は、第1から第3までのいずれかの発明の認証システムにおいて、前記認証制御装置(23)は、前記第1検出装置(200)又は前記第2検出装置(300)の一方で取得された認証情報を前記認証サーバに送信した後、規定時間内に前記認証サーバに送信した前記認証情報と同じ認証情報が前記補助検出装置で取得され且つ前記認証サーバに送信した前記認証情報と同じ認証情報が前記第1検出装置又は前記第2検出装置の他方で取得された場合、前記第1検出装置又は前記第2検出装置の他方で取得された認証情報の前記認証サーバへの送信をキャンセルすることを特徴とする認証システム(1)である。
・第6の発明は、第1から第5までのいずれかの発明の認証システムにおいて、前記認証媒体(10)と前記認証制御装置(23)との間の通信手段として電界通信が用いられることを特徴とする認証システムである。
・第7の発明は、第6の発明の認証システムにおいて、前記認証媒体(10)は、固有の認証情報を保持するICカード(30)と、前記ICカードとの間で情報を送受信するリーダライタ(11)と、認証対象に変調電界を誘起する信号電極(121)と、前記信号電極により誘起された変調電界により、認証対象を介して前記認証制御装置との間で通信を行う電界通信部(12)と、前記リーダライタが前記ICカードから受信した前記認証情報を電界通信用の認証信号に変換し、前記認証信号を前記電界通信部から前記認証制御装置に送信する通信制御部(15)と、を備えることを特徴とする認証システム(1)である。
・第8の発明は、第1から第7までのいずれかの発明の認証システムにおいて、前記第1通行口に前記第1検出装置(200)が設置され、前記第2通行口に第2検出装置(300)が設置され、前記第1通行口と前記第2通行口との間に前記補助検出装置(400)が設置されることを特徴とする認証システム(1)である。
・第9の発明は、第8の発明の認証システムにおいて、前記第1検出装置(200)、前記第2検出装置(300)及び前記補助検出装置(400)の少なくとも一つは、前記認証媒体から認証信号を検出する信号検出用アンテナを複数備えることを特徴とする認証システム(1)である。
・第10の発明は、認証情報に対する認証サーバの認証結果に基づいてゲート装置(40)の開閉が制御される認証システムにおいて、認証対象の保持する認証媒体(10)から取得された認証情報を認証サーバに送信する認証制御装置の認証制御装置用プログラムであって、コンピュータを、一方の検出装置において認証対象の保持する認証媒体から取得された認証情報を前記認証サーバに送信した後、前記認証サーバに送信した認証情報と同じ認証情報が前記一方の検出装置と他方の検出装置との間に設置された補助検出装置で取得された場合、前記他方の検出装置で取得された認証情報に基づく前記ゲート装置の開閉を中止する制御手段として機能させることを特徴とする認証制御装置用プログラムである
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態における入室管理システム1の全体構成を示すブロック図である。図2は、カードホルダ10の外観図である。
図1に示すように、入室管理システム1は、カードホルダ10、認証コントローラ20、ゲート装置40、認証サーバ50及びゲート開閉管理部60を備える。
カードホルダ10は、入室管理システム1の利用者が保持する携帯端末である。カードホルダ10は、図2に示すように、箱枠形状の筐体100により構成される。筐体100の内部には、後述するリーダライタ11等の電子部品が配置されている。筐体100は、ICカード30(後述)を保持可能な第1面101及び第1面101とは反対側の第2面102とを有する。
リーダライタ11は、ICカード30との間で非接触により情報を送受信する、NFC規格に対応したリーダライタである。ICカード30がカードホルダ10に保持されると、ICカード30とリーダライタ11との間で電磁誘導による情報の送受信が行われ、ICカード30のメモリに記憶された認証情報がリーダライタ11で読み取られる。リーダライタ11で読み取られた認証情報は、記憶部13(後述)に記憶される。
電源部14は、リーダライタ11、端末側通信部12、記憶部13、端末側制御部15等に電力を供給する。電源部14は、バッテリ本体、バッテリ制御ドライバ等(いずれも不図示)により構成される。
端末側制御部15は、カードホルダ10にICカード30が挿入されると、リーダライタ11を介してICカード30から認証情報の読み出しを実行し、読み出した認証情報を記憶部13に記憶させる。また、端末側制御部15は、カードホルダ10からICカード30が抜き取られると、記憶部13に記憶されている認証情報を削除する。
認証コントローラ20は、カードホルダ10から、人体を介した電界通信により取得した認証情報に基づいて、ゲート装置40(後述)の開閉を制御する。認証コントローラ20は、図1に示すように、認証側通信部21(第1検出装置、第2検出装置及び補助検出装置)と、記憶部22と、認証側制御部(認証制御装置)23と、を備える。なお、図1では、認証コントローラ20の機能的な構成を模式的に示している。認証側通信部21は、後述する図3に示すように、認証コントローラ20の外部に設置されている。
それぞれの電極マットから認証側制御部23へ送信される認証情報は、同じ場合もあれば、異なる場合もある。以下の説明においては、第1認証情報、第2認証情報及び第3認証情報を総称して「認証情報」ともいう。また、第1電極マット200及び第2電極マット300を総称して「電極マット」ともいう。
認証コントローラ用プログラムは、コンピュータとしての認証側制御部23を、第1電極マット200又は第2電極マット300の一方において利用者の保持するカードホルダ10から取得された認証情報を認証サーバ50に送信した後、認証サーバ50に送信した認証情報と同じ認証情報が補助電極マット400で取得された場合、第1電極マット200又は第2電極マット300の他方において取得された認証情報に基づくゲート装置40の開閉を中止する制御手段として機能させるためのプログラムである。
認証側制御部23は、第1電極マット200又は第2電極マット300で取得された認証情報を認証サーバ50(後述)に送信して、受信した認証情報の認証(正当性の検証)を委託する。
図3に示すように、ゲート装置40は、第1通行口W1及び第2通行口W2(後述)を有する通路Wを開閉可能な装置である。ゲート装置40は、ゲート側壁41及び42と、ゲート43と、を備える。
補助電極マット400は、第1電極マット200と第2電極マット300との中間に設置されている。すなわち、補助電極マット400は、平面視において、ゲート43の直下に設置されている。第1電極マット200又は第2電極マット300のいずれかの側から進入した利用者Pは、認証に成功してゲート43のゲートバーが開いた場合にのみ、反対側の通行口まで移動できる。利用者Pがゲート43を通過するときに、補助電極マット400が踏まれることにより、補助電極マット400において利用者Pの認証情報が取得される。このとき、補助電極マット400で取得された認証情報は、主に利用者Pがゲート43を通過したことを確認するために使用される。そのため、補助電極マット400で取得された認証情報は、原則として、認証サーバ50に送信されない。
認証サーバ50は、例えば、入室管理システム1の管理会社により管理・運営されるサーバであり、通信ネットワーク2を介して入室管理システム1と接続されている。認証サーバ50のデータベース(不図示)には、予め登録された利用者の認証情報等に関するデータが保存されている。認証サーバ50において、データベースに保存されているデータの管理及び認証側制御部23(認証コントローラ20)との間のデータの送受信は、制御部(不図示)により実行される。
なお、ゲート開閉管理部60と認証サーバ50との間は、専用回線で接続されていてもよいし、通信ネットワーク2又は不図示の他の通信ネットワークを介して接続されていてもよい。
図3に示すように、ゲート43のそれぞれのゲートバーが閉じられた状態で、利用者Pがゲート装置40の第1通行口W1に設置された第1電極マット200を踏むと、第1電極マット200に内蔵された信号検出用アンテナ201とカードホルダ10(端末側通信部12)との間で、利用者Pの人体を介した電界通信による信号の送受信が開始される。これにより、認証コントローラ20の認証側通信部21から発せられた通信開始信号が、利用者Pの人体を介した電界通信により、認証コントローラ20からカードホルダ10へ送信される。また、ICカード30から読み取られた認証情報は、利用者Pの人体を介した電界通信により、カードホルダ10から認証コントローラ20へ送信される。
S103において、認証側制御部23は、取得した認証情報を、認証サーバ50に送信する。
ここで、認証情報を受信した認証サーバ50側の処理について説明する。
認証サーバ50の制御部は、受信した認証情報に基づいて認証処理を実行する。認証サーバ50の制御部は、認証成功であれば、ゲート開閉管理部60にゲート開放信号を送信する。そして、ゲート開閉管理部60からゲート装置40に開操作信号さ送信されることにより、ゲート43が開放される。このように、認証成功の場合には、ゲート装置40のゲート43が開かれるため、利用者は、通路Wを通行できる。一方、認証失敗であれば、ゲート開閉管理部60にゲート開放信号が送信されないため、ゲート43は開放されない。このように、認証失敗の場合には、ゲート装置40のゲート43が開かれないため、利用者は、通路Wを通行することができない。このような認証サーバ50側の処理は、先に説明した非接触の近距離通信により認証情報を取得する入室管理システム1Aにおいても同じである。
S105において、認証側制御部23は、タイマユニットで計時している経過時間t1が、規定時間t2に達したか否かを判定する。ここで、規定時間t2は、利用者が通常の速度で歩行した場合に、第1電極マット200又は第2電極マット300から補助電極マット400に達するまでの標準的な時間に基づいて設定される。
S106において、認証側制御部23は、中間の補助電極マット400で認証情報が取得されたか否かを判定する。S106の判定がYESであれば、処理はS107へ移行する。また、S106の判定がNOであれば、処理はS105へ戻る。
S107において、認証側制御部23は、S106で取得した認証情報が、S102で記憶部22に記憶させた前回の認証情報(S103で認証サーバ50に送信した認証情報)と一致するか否かを判定する。S107の判定がNOの場合、処理はS110へ移行する。また、S107の判定がYESであれば、処理はS111へ移行する。
(1)入室管理システム1においては、入側の電極マットで利用者の認証情報が取得された後、経過時間t1が規定時間t2に達するまでの間に、認証サーバ50に送信した前回の認証情報と一致する認証情報が補助電極マット400で取得された場合、出側の電極マットで取得された認証情報に基づくゲート装置40の開閉が中止される。そのため、入室管理システム1においては、同じカードホルダ10を保持した利用者の認証情報が、入側と出側の電極マットで連続して取得されることにより、利用者がゲート43を通過した後、再びゲート43が開く不具合を抑制できる。したがって、入室管理システム1においては、セキュリティ性を向上させることができる。
また、入室管理システム1において、認証側制御部23は、補助電極マット400で取得された認証情報と認証サーバ50に送信した前回の認証情報とが一致するか否かを判定する。そのため、入室管理システム1においては、入側の電極マットから補助電極マットの位置まで移動した利用者をより正確に特定できる。
また、入室管理システム1において、入側の電極マットで利用者の認証情報が取得された後、経過時間t1が規定時間t2に達するまでの間に、中間の補助電極マット400で認証情報が取得されなければ、ゲート装置40が閉じられるため、セキュリティ性をより向上させることができる。
図5は、第2実施形態の認証側通信部21における補助電極マット400Aの構成を説明する図(平面図)である。なお、図5(及び後述の図6)では、利用者P、ゲート43等の図示を省略する。また、異なる符号を付した同一名称の構成要件(分割電極マット等)については、適宜に符号を省略する。
図5に示すように、第2実施形態において、補助電極マット400Aは、分割電極マット410、420及び430により構成される。分割電極マット410、420及び430は、それぞれ信号検出用アンテナ411、421及び431を備える。本実施形態において、第1電極マット200及び第2電極マット300の構成は、第1実施形態と同じであるため、図5では同一符号を付している。
本実施形態において、認証側制御部23(図1参照)は、利用者が分割電極マット410、420及び430のいずれかを踏むことにより、補助電極マット400Aとしての認証情報を取得する。
図6(a)は、第3実施形態の認証側通信部21における第1電極マット200A及び第2電極マット300Aの構成を説明する図(平面図)である。以下、異なる符号を付した同一名称の構成要件(分割電極マット等)については、適宜に符号を省略する。
図6(a)に示すように、第3実施形態において、第1電極マット200Aは、分割電極マット210、220及び230により構成される。分割電極マット210、220及び230は、それぞれ信号検出用アンテナ211、221及び231を備える。また、第2電極マット300Aは、分割電極マット310、320及び330により構成される。分割電極マット310、320及び330は、それぞれ信号検出用アンテナ311、321及び331を備える。
本実施形態において、認証側制御部23(図1参照)は、利用者が分割電極マット210、220及び230のいずれかを踏むことにより、第1電極マット200Aとしての認証情報を取得する。同様に、認証側制御部23は、利用者が分割電極マット310、320及び330のいずれかを踏むことにより、第2電極マット300Aとしての認証情報を取得する。
第1電極マット200Aにおいて、分割電極マット210、220及び230は、第1実施形態の第1電極マット200よりも、細長い短冊状に形成されている。分割電極マット210、220及び230にそれぞれ設けられた信号検出用アンテナ211、221及び231についても、その領域が細長い短冊状に形成されている。また、第1電極マット200Aにおいて、分割電極マット210、220及び230は、利用者の進行方向に沿って等間隔に配置されている。
図6(b)は、第4実施形態の認証側通信部21における第1電極マット200B及び第2電極マット300Bの構成を説明する図(平面図)である。以下、異なる符号を付した同一名称の構成要件(分割電極マット等)については、適宜に符号を省略する。
図6(b)に示すように、第4実施形態において、第1電極マット200Bは、9枚の分割電極マット240により構成される。各分割電極マット240は、所定の間隔でマトリクス状に配置されている。また、各分割電極マット240は、それぞれ信号検出用アンテナ241を備える。第1電極マット200Bにおいて、各分割電極マット240は、等辺の矩形状に形成されている。また、各信号検出用アンテナ241についても、その領域が等辺の矩形状に形成されている。なお、各分割電極マット240及び各信号検出用アンテナ241の構成は同一であるため、図6(b)では、そのうちの一つに符号を付している。
本実施形態において、認証側制御部23(図1参照)は、利用者が各分割電極マット240のいずれかを踏むことにより、第1電極マット200Bとしての認証情報を取得する。同様に、認証側制御部23は、利用者が各分割電極マット340のいずれかを踏むことにより、第2電極マット300Bとしての認証情報を取得する。
(1)第1実施形態では、補助電極マット400で取得された認証情報と認証サーバ50に送信した前回の認証情報とが一致するか否かを判定する例について説明した(図4のS109参照)。これに限らず、補助電極マット400で認証情報が取得された場合、その認証情報が認証サーバ50に送信した前回の認証情報と同一であるとみなし、2つの認証情報が一致するか否かの判定を省略してもよい。このように、2つの認証情報が一致するか否かの判定を省略した場合は、認証コントローラ20によるゲート開閉処理を簡素化できるため、通常よりも歩行速度の速い利用者が通行した場合でも、出側の電極マットで取得された認証情報に基づくゲート装置40の開閉をより早く中止できる。
このように、ゲート開閉管理部60を認証コントローラ20に設けた場合においても、同じカードホルダ10を保持した利用者の認証情報が、入側と出側の電極マットで連続して取得されることにより、利用者がゲート43を通過した後、再びゲート43が開いてしまう不具合を抑制できる。
(5)第1実施形態では、人体を介した電界通信により認証情報を取得する入室管理システム1において、認証側通信部21を、ゲート装置40の通行口等に設置される電極マットとした例について説明した。これに限らず、認証側通信部21をゲート側壁41又は42の壁面に設置される電極シートとしてもよい。この場合、カードホルダ10を保持した利用者がゲート装置40を通行する際に電極シートに触れることにより、人体を介した電界通信による情報の送受信が可能となる。また、本発明は、人体を介した電界通信に限らず、近距離の無線通信により利用者の認証情報を取得する認証システムにも適用することができる。
(10)第3実施形態の第1電極マット200Aを、第1若しくは第2実施形態の第1電極マット200又は第4実施形態の第1電極マット200Bに置き換えてもよい。また、第3実施形態の第2電極マット300Aを、第1若しくは第2実施形態の第2電極マット300又は第4実施形態の第2電極マット300Bに置き換えてもよい。
また、第2実施形態〜第4実施形態に示した各分割電極マットの形状は、図示の例に限らず、他の形状であってもよい。例えば、分割電極マットの形状を、円形、楕円形、三角形、5角形以上の多角形としてもよい。
10 カードホルダ
11 リーダライタ
12 端末側通信部
13 記憶部
15 端末側制御部
20 認証コントローラ
21 認証側通信部
23 認証側制御部
30 ICカード
40 ゲート装置
50 認証サーバ
60 ゲート開閉管理部
121 信号電極
200、200A、200B 第1電極マット
300、300A、300B 第2電極マット
400、400A 補助電極マット
201、211、221、231、241、301、311、321、331、341、401、411、421、431 信号検出用アンテナ
Claims (10)
- 第1通行口及び第2通行口を有する通路を開閉可能なゲート装置と、
前記第1通行口において認証対象の保持する認証媒体から認証信号を検出し、前記認証信号に基づく認証情報を取得する第1検出装置と、
前記第2通行口において認証対象の保持する認証媒体から認証信号を検出し、前記認証信号に基づく認証情報を取得する第2検出装置と、
前記第1通行口と前記第2通行口との間において認証対象の保持する認証媒体から認証信号を検出し、前記認証信号に基づく認証情報を取得する補助検出装置と、
前記第1検出装置又は前記第2検出装置で取得された認証情報を認証サーバに送信する認証制御装置と、を備え、
前記認証情報に対する前記認証サーバの認証結果に基づいて前記ゲート装置の開閉が制御される認証システムであって、
前記認証制御装置は、
前記第1検出装置又は前記第2検出装置の一方で取得された認証情報を認証サーバに送信した後、認証情報が前記補助検出装置で取得された場合、前記第1検出装置又は前記第2検出装置の他方で取得された認証情報に基づく前記ゲート装置の開閉を中止すること、
を特徴とする認証システム。 - 請求項1に記載の認証システムにおいて、
前記認証制御装置は、
前記第1検出装置又は前記第2検出装置の一方で取得された認証情報を前記認証サーバに送信した後、認証情報が前記補助検出装置で取得された場合、前記第1検出装置又は前記第2検出装置の他方で取得された認証情報の前記認証サーバへの送信をキャンセルすること、
を特徴とする認証システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の認証システムにおいて、
前記認証制御装置は、
前記第1検出装置又は前記第2検出装置の一方で取得された認証情報を前記認証サーバに送信した後、前記認証サーバに送信した認証情報と同じ認証情報が前記補助検出装置で取得された場合、前記第1検出装置又は前記第2検出装置の他方で取得された認証情報の前記認証サーバへの送信をキャンセルすること、
を特徴とする認証システム。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の認証システムにおいて、
前記認証制御装置は、
前記第1検出装置又は前記第2検出装置の一方で取得された認証情報を前記認証サーバに送信した後、規定時間内に前記認証サーバに送信した前記認証情報と同じ認証情報が前記補助検出装置で取得された場合、前記第1検出装置又は前記第2検出装置の他方で取得された認証情報の前記認証サーバへの送信をキャンセルすること、
を特徴とする認証システム。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の認証システムにおいて、
前記認証制御装置は、
前記第1検出装置又は前記第2検出装置の一方で取得された認証情報を前記認証サーバに送信した後、規定時間内に前記認証サーバに送信した前記認証情報と同じ認証情報が前記補助検出装置で取得され且つ前記認証サーバに送信した前記認証情報と同じ認証情報が前記第1検出装置又は前記第2検出装置の他方で取得された場合、前記第1検出装置又は前記第2検出装置の他方で取得された認証情報の前記認証サーバへの送信をキャンセルすること、
を特徴とする認証システム。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の認証システムにおいて、
前記認証媒体と前記認証制御装置との間の通信手段として電界通信が用いられること、
を特徴とする認証システム。 - 請求項6に記載の認証システムにおいて、
前記認証媒体は、
固有の認証情報を保持するICカードと、
前記ICカードとの間で情報を送受信するリーダライタと、
認証対象に変調電界を誘起する信号電極と、
前記信号電極により誘起された変調電界により、認証対象を介して前記認証制御装置との間で通信を行う電界通信部と、
前記リーダライタが前記ICカードから受信した前記認証情報を電界通信用の認証信号に変換し、前記認証信号を前記電界通信部から前記認証制御装置に送信する通信制御部と、を備えること、
を特徴とする認証システム。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の認証システムにおいて、
前記第1通行口に前記第1検出装置が設置され、前記第2通行口に第2検出装置が設置され、前記第1通行口と前記第2通行口との間に前記補助検出装置が設置されること、
を特徴とする認証システム。 - 請求項8に記載の認証システムにおいて、
前記第1検出装置、前記第2検出装置及び前記補助検出装置の少なくとも一つは、前記認証媒体から認証信号を検出する信号検出用アンテナを複数備えること、
を特徴とする認証システム。 - 認証情報に対する認証サーバの認証結果に基づいてゲート装置の開閉が制御される認証システムにおいて、認証対象の保持する認証媒体から取得された認証情報を認証サーバに送信する認証制御装置の認証制御装置用プログラムであって、
コンピュータを、
一方の検出装置において認証対象の保持する認証媒体から取得された認証情報を前記認証サーバに送信した後、前記認証サーバに送信した認証情報と同じ認証情報が前記一方の検出装置と他方の検出装置との間に設置された補助検出装置で取得された場合、前記他方の検出装置で取得された認証情報に基づく前記ゲート装置の開閉を中止する制御手段、
として機能させることを特徴とする認証制御装置用プログラム。
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