JP6485077B2 - 情報処理装置、文字入力方法、および文字入力プログラム - Google Patents

情報処理装置、文字入力方法、および文字入力プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、文字入力制御方法、および文字入力制御プログラムに関する。
文字入力にタッチパネルを用いるスマートフォン、およびタブレット端末などの情報処理装置が急速に普及してきている。これに伴い、タッチパネルを用いた文字入力の操作性の向上が望まれている。以下の説明では、文字入力にタッチパネルを用いるスマートフォン、およびタブレット端末などの情報処理装置のことを、単に情報処理装置とも言う。
パソコンなどに用いられるハードウェアキーボード上のハードキーと異なり、タッチパネルを用いたソフトウェアキーボード上のソフトキーは、物理的な境界がなく、キーが小さい形状のため、複数の文字を素早く入力することが困難である。ソフトウェアキーボードとは、ソフトウェアで再現された複数のソフトキーを含む入力装置のことである。
そこで、情報処理装置の文字入力では、ユーザの文字入力の操作性を向上するため、タッチパネルで文字が選択されたとき、対応する文字列を情報処理装置が有する表示画面に表示し、ユーザからの文字列の選択を受け付ける入力予測機能が用いられている。
情報処理装置は、入力予測機能を用いて、使用しているアプリケーション、前後の文脈、時刻、および位置情報などを考慮した入力予測をする。そして、情報処理装置は、入力されると予測した文字列を表示画面に表示し、ユーザからの文字列の選択を受け付ける。これにより、ユーザは、複数の文字を素早く入力することができる。以上のように、入力予測機能は、文字入力の操作性を向上させるのに有効な機能である。
関連する他の技術として、表示装置は、文字が割り当てられたキーを表示する表示部と、接触物が接触すると、接触の位置を検出し、検出結果を出力するタッチセンサとを有する。表示装置は、タッチセンサの出力に基づき、接触物が接触し、接触物の接触の位置が接触された位置を始点として変位したとき、接触の始点の位置に対応するキーに割り当てられた文字に関連する予測変換候補を表示部に表示させる制御をする制御部を有する。さらに、制御部は、予測変換候補が表示された状態で、タッチセンサが予測変換候補に対応する位置を検出すると、検出された位置に対応する予測変換候補を選択する制御をする。このとき、制御部は、始点を基準とした変位の方向を除く領域に、予測変換候補を表示するように表示部を制御する技術が知られている。
また、関連する他の技術として、テキスト入力方法は、データベースに格納された候補語の第1のセットを選択することを含む。テキスト入力方法は、ユーザに選択させるために、候補語の第1のセットのうちの少なくとも1つを画面に表示することを含む。テキスト入力方法は、ユーザは連続入力パターンを生成し、連続入力パターンに沿ってまたは近接して配置されている1つまたは複数の候補語を識別することを含む。テキスト入力方法は、識別された1つまたは複数の候補語はテキスト入力フィールドに入力されることを含む。そして、テキスト入力方法は、連続入力パターンが予め定義されたリフレッシュジェスチャをなぞるかまたは予め定義された領域に入るかもしくはそこから出ると、表示された候補語をリフレッシュすることを含む技術が知られている。
さらに、関連する他の技術として、携帯端末は、タッチパネルディスプレイと、文字列に関連付けられた入力予測候補を記憶する入力予測公報記憶部とを備える。また、携帯端末は、タッチパネルディスプレイから入力された文字列に基づいて入力予測候補記憶部を参照し、該当する入力候補予測候補を画像付きのシンボルとしてカーソルの周囲に表示するシンボル生成部を備える。さらに、携帯端末は、一のオブジェクトが選択されたことを検知すると、オブジェクトに含まれる入力予測候補をカーソルに入力する入力制御部を備える技術が知られている(例えば、特許文献1〜特許文献3)。
特開2012−89020号公報 特開2014−147063号公報 国際公開第2012/132767号
前述した文字入力技術を有する情報処理装置では、最初に表示された文字列以外の選択をするとき、ユーザは、他の文字列を表示するための専用キーをタッチし、表示される文字列を切替える操作をするため、文字入力操作の作業効率が低下することがある。
本発明は、一側面として、文字入力操作の作業効率を向上する技術を提供する。
本明細書で開示する情報処理装置のひとつに、表示部と、検出部と、制御部とを備える情報処理装置がある。表示部は、画像を表示する。検出部は、タッチを検出する。制御部は、検出部により、タッチが検出されたあと、タッチが検出されている状態で、タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される文字列を表示部に表示させる制御をする。さらに、制御部は、表示部に文字列を表示させたあと、検出部により、タッチが検出されている状態で、タッチの位置が第1方向と逆方向に移動し、さらに、タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される他の文字列を表示部に表示させる制御をする。
1実施態様によれば、文字入力操作の作業効率を向上することができる。
文字列を選択する操作の一例を示す図(その1)である。 情報処理装置の一実施例を示す機能ブロック図である。 入力情報の一例を示す図である。 候補情報の一例を示す図(その1)である。 候補情報の一例を示す図(その2)である。 頁情報の一例を示す図である。 文字列を選択する操作の一例を示す図(その2)である。 文字列を選択する操作の一例を示す図(その3)である。 文字列を選択する操作の一例を示す図(その4)である。 文字列を選択する操作の一例を示す図(その5)である。 文字入力処理を示すフローチャート(その1)である。 文字入力処理を示すフローチャート(その2)である。 文字入力処理を示すフローチャート(その3)である。 文字入力処理を示すフローチャート(その4)である。 コンピュータ装置の一実施例を示すブロック図である。
[実施形態]
実施形態の情報処理装置について説明する。
図1は、文字列を選択する操作の一例を示す図(その1)である。
図1を参照して、文字列を選択する操作の一例を説明する。
情報処理装置1は、図1(a)に示すように、文字入力処理を開始すると、ソフトウェアキーボード3を表示部30に表示する。そして、ソフトウェアキーボード3上のソフトキーには、「あ」、「か」、「さ」、「た」…「※」、「わ」、および「♯」などが割り当てられ、割り当てられた文字および記号の入力を受け付ける。
以下の説明において、情報処理装置1は、後述する検出部40が表示部30上に重ねて配置され、ユーザ2の指がソフトウェアキーボード3上のどのソフトキーをタッチしたかを検出可能であるものとする。ユーザ2の指のことは、単にユーザ2とも言う。さらに、文字および記号は、単に文字とも言い、「※」、および「♯」などの記号も含むものとする。また、各ソフトキー上に表示された文字は、表示文字とも言う。そして、ソフトキーに表示された文字がタッチされたとき、表示文字、文字、「あ」、「か」、「さ」、「た」…「※」、「わ」、および「♯」がタッチされたとも言う。
情報処理装置1は、図1(a)に示すように、ユーザ2により「た」がタッチされたとき、ユーザ2により「た」が選択されたことを受け付ける。そして、情報処理装置1は、ユーザ2により「た」が選択されたことを示す文字表示4を表示する。以下の説明において、文字表示4は、ユーザ2により選択されている文字を示す表示であり、選択されている文字の背景をドットパターン表示することで、選択表示するものとする。また、ユーザ2により文字が選択されたことは、単に、文字が選択されたとも言う。さらに、ユーザ2により文字がタッチされたことは、単に、文字がタッチされたとも言う。
情報処理装置1は、図1(b)の矢印に示すように、ユーザ2のタッチしている位置が右方向に移動すると、文字表示4において、タッチしている位置の移動方向上にある「て」の選択を受け付ける。このとき、文字表示4では、図1(b)に示すように「て」が選択表示される。タッチしている位置の移動とは、スライド、およびフリック操作などのことである。以下の説明において、ユーザ2のタッチしている位置のことは、タッチの位置とも言う。
情報処理装置1は、例えば、タッチパネルを用いて表示部30上の位置を示す位置座標を取得し、タッチの位置が移動したとき、タッチの位置の変位量を求める。そして、情報処理装置1は、タッチされた表示文字と、タッチの位置の変位の方向と、変位量とに応じて、選択された文字を判定する。このとき、情報処理装置1は、例えば、後述する設定情報24に各文字を選択するときの基準の表示文字と、タッチの位置の移動方向と、タッチの位置の変位量とを関連付けて記憶しても良い。
そして、情報処理装置1は、設定情報24を参照し、選択された表示文字と、タッチの位置の移動方向と、表示文字の位置座標からのタッチの位置の変位量とに応じて、選択された文字を判定しても良い。以下の説明において、情報処理装置1は、同様の処理を実行することにより、選択された文字を判定するものとする。ただし、情報処理装置1による選択された文字の判定は、これに限らず、適宜任意の処理を用いることができる。
情報処理装置1は、図1(a)に示すように、「た」が選択された状態で、所定の時間が経過すると、「た」の選択を確定する。以下の説明において、選択を確定とは、その後タッチの位置が移動しても、所定時間の間、選択を受け付けた表示文字を変更しないことを言う。
また、情報処理装置1は、図1(a)の位置から、タッチの位置が左方向に移動したとき、タッチしている位置の移動方向上にある「ち」が選択されたことを受け付ける。情報処理装置1は、図1(a)の位置から、タッチの位置が上方向に移動したとき、タッチしている位置の移動方向上にある「つ」が選択されたことを受け付ける。情報処理装置1は、図1(a)の位置から、タッチの位置が下方向に移動したとき、タッチしている位置の移動方向上にある「と」が選択されたことを受け付ける。以下の説明では、文字が選択されたことを受け付けることを、単に文字が選択されたとも言う。
そして、情報処理装置1は、図1(c)に示すように、「て」が選択されたとき、「て」に関連する文字列を含む文字列表示5を表示する。なお、文字列表示5は、複数の文字列に限らず、1以上の文字列を表示すれば良い。
情報処理装置1は、「た」の選択を確定したとき、「た」に関連する文字列を含む文字列表示5を表示する。また、情報処理装置1は、「ち」が選択されたとき、「ち」に関連する文字列を含む文字列表示5を表示する。さらに、情報処理装置1は、「つ」が選択されたとき、「つ」に関連する文字列を含む文字列表示5を表示する。そして、情報処理装置1は、「と」が選択されたとき、「と」に関連する文字列を含む文字列表示5を表示する。
情報処理装置1は、図1(d)に示すように、文字列表示5が表示された状態で、さらに、タッチの位置が右方向に移動すると、文字列表示5において、タッチの位置の移動方向上にある「天気」の選択を受け付ける。
情報処理装置1は、例えば、タッチパネルを用いて表示部30上の位置を示す位置座標を取得し、タッチの位置が移動したとき、タッチの位置の変位量を求める。そして、情報処理装置1は、選択された文字と、タッチの位置の変位の方向と、変位量とに応じて、選択された文字を判定する。このとき、情報処理装置1は、例えば、後述する設定情報24に文字と、タッチの位置の移動方向と、タッチの位置の変位量とを関連付けて記憶しても良い。
そして、情報処理装置1は、設定情報24を参照し、選択された文字と、タッチの位置の移動方向と、選択された文字の位置座標からのタッチの位置の変位量とに応じて、選択された文字列を判定しても良い。以下の説明において、情報処理装置1は、同様の処理を実行することにより、選択された文字列を判定するものとする。ただし、情報処理装置1による選択された文字列の判定は、これに限らず、適宜任意の処理を用いることができる。
情報処理装置1は、図1(c)に示すように、文字列表示5が表示された状態で、さらに、タッチの位置が右上方向に移動すると、文字列表示5において、タッチの位置の移動方向上にある「テレビ番組」の選択を受け付ける。また、情報処理装置1は、図1(c)に示すように、文字列表示5が表示された状態で、さらに、タッチの位置が右下方向に移動すると、文字列表示5において、タッチの位置の移動方向上にある「テキスト」の選択を受け付ける。以下の説明において、文字列表示5に表示された文字列を選択することを、単に文字列の選択とも言う。
情報処理装置1は、文字列表示5に表示した文字列以外の文字列の選択を、ユーザ2から受け付するため、文字列切り替えの専用キーを設ける。そして、情報処理装置1は、専用キーがタッチされると、専用キーの入力を受け付け、文字列表示5に他の文字列を表示させる。これにより、情報処理装置1は、ユーザ2からの他の文字列の選択を受け付ける技術がある。この技術では、文字入力操作時に、ユーザ2の指の移動距離が大きくなり、文字入力操作の作業効率が低下することがある。
そこで、実施形態の情報処理装置1は、ユーザ2のスライド操作により、文字列表示5に表示する選択可能な文字列を切り替える処理を実行する。これにより、実施形態の情報処理装置1は、文字列の入力を容易にし、ユーザ2による文字入力操作の作業効率を向上する。
図2は、情報処理装置の一実施例を示す機能ブロック図である。
図2を参照して、実施形態の情報処理装置1について説明する。
情報処理装置1は、制御部10と、記憶部20と、表示部30と、検出部40と、入出力部50と、送受信部60とを備える。情報処理装置1は、例えば、後述するコンピュータ装置100である。
記憶部20は、入力情報21と、候補情報22と、頁情報23と、設定情報24とを記憶する。
これにより、記憶部20は、複数の文字列と複数の文字列それぞれの優先度とを関連付けて記憶する。優先度には、入力されると予測される文字列の中で、ユーザ2が選択する可能性が高い文字列ほど高い優先度が設定される。文字列の優先度とは、例えば、候補情報22に含まれる後述する順位である。
また、記憶部20は、文字と、文字が割り当てられた第1領域からタッチの位置が移動する方向に対応する文字とを関連付けて記憶し、さらに、文字それぞれと対応する複数の文字列とを関連付けて記憶する。第1領域とは、例えば、ソフトキーの表示領域である。
記憶部20は、1以上の文字列を含む複数の文字列群と複数の文字列群それぞれの優先度とを関連付けて記憶する。文字列群の優先度とは、例えば、候補情報22に含まれる後述する頁である。文字列群とは、例えば、後述する文字列のグループのことである。
図3〜図6を参照して、記憶部20に記憶される情報の一例を具体的に説明する。
図3は、入力情報の一例を示す図である。
図3を参照して入力情報21について説明する。
入力情報21は、入力操作と、文字とを関連付けて格納する。
入力操作には、ユーザ2の入力操作を識別する情報が格納される。入力操作には、例えば、移動なし、左方向、上方向、右方向、および下方向が格納される。入力操作は、これに限らず、適宜任意の操作を設定しても良い。
移動なしとは、ユーザ2が表示文字をタッチしたあと、タッチの位置を所定時間移動しない入力操作である。左方向とは、ユーザ2が表示文字をタッチしたあと、タッチをした状態で、タッチの位置を左方向に移動する入力操作である。上方向とは、ユーザ2が表示文字をタッチしたあと、タッチをした状態で、タッチの位置を上方向に移動する入力操作である。右方向とは、ユーザ2が表示文字をタッチしたあと、タッチをした状態で、タッチの位置を右方向に移動する入力操作である。下方向とは、ユーザ2が表示文字をタッチしたあと、タッチをした状態で、タッチの位置を下方向に移動する入力操作である。
移動なしを含むフィールドには、ソフトウェアキーボード3上のソフトキーに表示される表示文字が格納される。表示文字は、表示文字をタッチしたあと、タッチの位置を所定時間移動しないとき、選択が確定される。
左方向のフィールドには、同じレコードに属する表示文字をタッチしたあと、左方向の入力操作を行なったとき、選択される文字が格納される。
上方向のフィールドには、同じレコードに属する表示文字をタッチしたあと、上方向の入力操作を行なったとき、選択される文字が格納される。
右方向のフィールドには、同じレコードに属する表示文字をタッチしたあと、右方向の入力操作を行なったとき、選択される文字が格納される。
下方向のフィールドには、同じレコードに属する表示文字をタッチしたあと、下方向の入力操作を行なったとき、選択される文字が格納される。
図4、図5は、候補情報の一例を示す図である。
図4を参照して候補情報22について説明する。
候補情報22は、選択文字と、順位と、文字列と、頁とを関連付けて格納する。
選択文字には、ユーザ2の入力操作により選択される文字が格納される。
順位には、文字列表示5に表示する文字列の優先度が格納される。優先度とは、文字列表示5に表示する文字列を切り替えるとき、先に表示される文字列を指定する情報である。
文字列には、文字列表示5に表示して、ユーザ2からの入力操作を受け付ける文字列が格納される。
頁には、複数の文字列を含むグループを識別する識別子が格納される。頁は、例えば、文字列のグループの優先度として用いられる。そして、制御部10は、文字列のグループを文字列表示5に表示し、複数の文字列の選択を同時に受け付けるとき、選択可能な文字列のグループの切り替えが要求されると、頁番号順に選択を受け付ける文字列のグループを切り替えて文字列表示5に表示する。
図5を参照して候補情報22の具体例を説明する。
図5は、入力情報21において、表示文字「た」のレコードに属する文字に対応する候補情報22を示したものである。
選択文字には、それぞれ「た」、「ち」、「つ」、「て」、および「と」の表示文字が格納される。
順位には、それぞれ1から9…の数字が格納される。図5の例では、数字が小さいほど関連付けられた文字列の優先度が高いものとする。
文字列には、それぞれ表示文字に対応する文字列が格納される。
頁には、それぞれ1から3…の数字が格納される。図5の例では、同じ頁数が関連付けられている文字列が同じグループに含まれるものとする。また、図5の例では、数字が小さいほど関連付けられた文字列のグループの優先度が高いものとする。
候補情報22を参照して、制御部10による文字列表示5に表示する、選択可能な文字列の切り替え処理の一例を説明する。以下の説明では、「た」が選択されたときについて述べるが、他の文字が選択されたときにも同様の処理をすることにより、選択可能な文字列の切り替えが実行される。
制御部10は、「た」の選択が確定され、文字列表示5を表示させる操作を受け付けると、候補情報22を参照して、頁1に属する優先度1〜3に関連付けられた「台風」、「タクシー」、および「宝くじ」を、文字列表示5に表示させる処理を実行する。さらに、制御部10は、他の文字列を表示させる操作が実行されると、候補情報22を参照して、頁2に属する優先度4〜6に関連付けられた「タイル」、「誰」、および「たわし」を、文字列表示5に表示させる処理を実行する。制御部10は、これ以降同様の処理を繰り返すことにより、複数の文字列を切り替えて表示する処理を実行する。他の文字列を表示させる操作は、後述する。
図6は、頁情報の一例を示す図である。
図6を参照して頁情報23について説明する。
頁情報23は、図6(a)に示すように、段と、頁とを関連付けて格納する。
段には、段を示す文字が格納される。段とは、あ段、い段、う段、え段、およびお段が格納される。
頁には、複数の文字列のグループを識別する識別子が格納される。そして、頁は、ユーザ2が表示文字を選択したあと、同じ段の文字が連続して選択されると、インクリメントされる。また、頁は、文字列表示5を表示したあと、異なる段の文字が選択されると、リセットされる。
候補情報22を参照して、制御部10による頁のインクリメント処理の一例を説明する。以下の説明では、「て」が選択されたときについて述べるが、他の文字が選択されたときにも同様の処理をすることにより、選択可能な文字列の切り替えが実行される。
制御部10は、「て」が選択され、図6(b)の頁情報23のえ段の頁2を参照し、図5の候補情報22の「て」に関連付けられた頁1の文字列のグループに含まれる「天気」、「テレビ番組」、および「テキスト」を、文字列表示5に表示させる。その後、制御部10は、「た」の方向にタッチの位置が移動すると、図6(b)に示すように、「て」に対応するえ段の頁をインクリメントする。そして、制御部10は、さらに連続して「て」が選択されると、図6(b)の頁情報23のえ段の頁2を参照し、図5の候補情報22の「て」に関連付けられた頁2の文字列のグループに含まれる「テスト」、「手」、および「デモ」を、文字列表示5に表示させる。
図2を参照して説明する。
表示部30は、画像を表示する。検出部40は、タッチを検出する。入出力部50は、ユーザや接続された機器からの情報の入力を受け付ける。また、入出力部50は、制御部10から出力される情報を接続された機器に出力する。送受信部60は、通信接続された機器から情報を受信する。さらに、送受信部60は、通信接続された機器へ情報を送信する。制御部10は、検出部40によりタッチが検出されたとき、検出部40から検出された情報が入力されることにより、タッチ、タッチの位置の座標、およびタッチの解除などの情報を取得する。
以下の説明では、具体例として、表示文字「た」が選択されたときの処理を説明するが、他の表示文字が選択されたときにも同様の処理が実行されるものとする。また、あ段に対応する「た」が選択されたときの処理と、え段に対応する「て」が選択されたときの処理とを説明するが、他の段の文字が選択されたときにも同様の処理が実行されるものとする。そして、制御部10が参照する情報は、図3に示す入力情報21と、図5に示す候補情報22と、図6に示す頁情報23と、図2に示す設定情報24であるものとする。
制御部10は、検出部40により、タッチが検出されたあと、タッチが検出されている状態で、タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される文字列を表示部30に表示させる制御をする。第1方向とは、例えば、左方向、上方向、右方向、および下方向のいずれかの方向でも良い。
図7は、文字列を選択する操作の一例を示す図である。
図7を参照し、「て」が選択されたときの処理を用いて、上述の処理を説明する。下記の説明では、文字列表示5に複数の文字列を含むグループを表示する例を示すが、これに限らず、文字列表示5に優先度順に1つの文字列を表示しても良い。このとき、候補情報22では、順位と、頁とが同じ数字にしても良い。以下の他の説明においても同様であるものとする。
制御部10は、図7(a)に示すように、ユーザ2により、「た」がタッチされたあと、図7(b)に示すように、タッチの位置が右方向に移動したとき、入力情報21を参照し、「た」と右方向に対応する「て」の選択を受け付ける。
すると、制御部10は、図6(a)に示す頁情報23を参照して、選択を受け付けた「て」に対応するえ段の頁1を抽出する。そして、制御部10は、図7(c)に示すように、候補情報22の「て」と頁1に関連付けられている「天気」、「テレビ番組」、および「テキスト」を含む文字列表示5を、表示部30に表示させる。このとき、制御部10は、候補情報22を参照して、優先度が高い文字列を、選択しやすい位置に配置して、文字列表示5に表示しても良い。図7(c)に示す例では、右上方向、および右下方向にタッチの位置を移動する操作よりも選択しやすいと考えられる、右方向にタッチの位置を移動する操作で、優先度1と関連付けられている「天気」を選択可能なように、文字列表示5に文字列を配置している。
図9は、文字列を選択する操作の一例を示す図である。
図9を参照し、「た」が選択されたとの処理を用いて、上述の処理を説明する。
制御部10は、図9(a)に示すように、ユーザ2により、「た」がタッチされたあと、図9(b)に示すように、タッチの位置が所定時間移動しないとき、入力情報21を参照し、「た」と移動なしに対応する「た」の選択を受け付け、「た」の選択を確定する。
そして、制御部10は、図9(c)に示すように、タッチの位置が右方向に移動したとき、図6(a)に示す頁情報23を参照して、選択を受け付けた「た」に対応するあ段の頁1を抽出する。そして、制御部10は、図9(c)に示すように、候補情報22の「た」と頁1に関連付けられている「タクシー」、「台風」、および「宝くじ」を含む文字列表示5を、表示部30に表示させる。このとき、制御部10は、候補情報22を参照して、優先度が高い文字列を、選択しやすい位置に配置して、文字列表示5に表示しても良い。図9(c)に示す例では、右上方向、および右下方向にタッチの位置を移動する操作よりも選択しやすいと考えられる、右方向にタッチの位置を移動する操作で、優先度1と関連付けられている「台風」を選択可能なように、文字列表示5に文字列を配置している。
図2を参照して説明する。
制御部10は、表示部30に文字列を表示させたあと、検出部40により、タッチが検出されている状態で、タッチの位置が第1方向と逆方向に移動し、さらに、タッチの位置が第1方向に移動したとき、他の文字列を表示部30に表示させる制御をする。他の文字列とは、先に表示した文字列よりも優先度が低い、入力されると予測される文字列でも良い。
図7、図8を参照し、「て」が選択されたときの処理を用いて、上述の処理を説明する。
制御部10は、図7(d)に示すように、図7(c)のタッチの位置の移動方向と逆方向である、左方向にタッチの位置が移動したことを受け付ける。すると、制御部10は、図6(b)に示すように、「て」に対応するえ段の頁をインクリメンとする。
さらに、制御部10は、図8(e)に示すように、図7(c)で移動したタッチの位置の方向と同じ方向である右方向にタッチの位置が移動しことを受け付けると、図6(b)に示す頁情報23を参照して、選択を受け付けた「て」に対応するえ段の頁2を抽出する。そして、制御部10は、図8(e)に示すように、候補情報22の「て」と頁2に関連付けられている「手」、「テスト」、および「デモ」を含む文字列表示5を、表示部30に表示させる。
図9、図10を参照し、「た」が選択されたときの処理を用いて、上述の処理を説明する。
制御部10は、図9(d)に示すように、図9(c)のタッチの位置の移動方向と逆方向である、左方向にタッチの位置が移動したことを受け付ける。すると、制御部10は、図6(c)に示すように、「た」に対応するあ段の頁をインクリメンとする。
さらに、制御部10は、図10(e)に示すように、図9(c)で移動したタッチの位置の方向と同じ方向である右方向にタッチの位置が移動しことを受け付けると、図6(c)に示す頁情報23を参照して、選択を受け付けた「た」に対応するあ段の頁2を抽出する。そして、制御部10は、図10(e)に示すように、候補情報22の「た」と頁2に関連付けられている「タイル」、「誰」、および「たわし」を含む文字列表示5を、表示部30に表示させる。
図2を参照して説明する。
制御部10は、優先度の高い順に、表示部30に文字列群を表示させる制御をする。文字列群とは、候補情報22において、同じ頁に関連付けられている文字列のグループのことである。また、制御部10は、関連付けられた優先度の高い順に、表示部30に文字列を表示させる制御をしても良い。すなわち、制御部10は、文字列表示5に選択を受け付ける文字列を表示させるとき、候補情報22を参照し、優先度の高い文字列から順番に文字列を表示させる。
図7、図8を参照し、「て」が選択されたときの処理を用いて、上述の処理を説明する。
制御部10は、図7(c)に示すように、候補情報22において、優先度の高い文字列のグループを表示したあと、文字列を切り替える処理が実行されると、図8(e)に示すように、候補情報22において、次に優先度の高い文字列のグループを表示する。制御部10は、上述の処理を繰り返し実行することで、優先度の高い文字列のグループを順番に文字列表示5に表示し、文字列の選択を受け付ける。
制御部10は、例えば、候補情報22を参照して、選択可能な文字列を切り替えるとき、頁1に関連する文字列のグループ、頁2に関連する文字列のグループ、頁3に関連する文字列のグループ…の順で、選択可能な文字列を切り替えて、文字列表示5に表示する。
図2を参照して説明する。
制御部10は、検出部40により、第1領域に対応する位置のタッチが検出されたあと、タッチが検出された状態で、タッチの位置が移動したとき、タッチの位置が移動した方向に対応する文字に関連付けられた文字列を表示部30に表示させる制御をする。
図3、図7を参照し、「て」が選択されたときの処理を用いて、上述の処理を説明する。
制御部10は、図7(a)に示すように、第1領域として、「た」の選択を受け付けるソフトキーがタッチされたあと、図7(b)に示すように、右方向にタッチの位置が移動されると、入力情報21を参照する。そして、制御部10は、「た」と同じレコードに属する右方向の入力操作に関連付けられた「て」の選択を受け付ける。制御部10は、他の文字についても同様に選択を受け付ける処理をする。
さらに、制御部10は、図7(c)に示すように、選択を受け付けた「て」に対応する文字列を文字列表示5に表示し、文字列の選択を受け付ける。
図2を参照して説明する。
制御部10は、検出部40により、文字が割り当てられた第1領域に対応する位置のタッチが検出され、タッチが検出された状態で、タッチの位置が第1時間経過すると、第1領域に割り当てられた文字の選択を確定する。そして、制御部10は、タッチの位置が第1方向に移動したとき、第1領域に割り当てられた文字に関連付けられた文字列を表示部に表示させる制御をする。第1時間は、設定された所定時間であり、設定情報24に格納されても良い。
図3、図9を参照し、「た」が選択されたときの処理を用いて、上述の処理を説明する。
制御部10は、図9(a)に示すように、第1領域として、「た」の選択を受け付けるソフトキーがタッチされたあと、図9(b)に示すように、所定時間タッチの位置が移動しないとき、入力情報21を参照する。そして、制御部10は、「た」と同じレコードに属する移動なしの入力操作に関連付けられた「た」の選択の受け付けを確定する。制御部10は、他の文字についても同様に選択を受け付ける処理をする。
さらに、制御部10は、図9(c)に示すように、タッチの位置が移動したとき、選択を確定した「た」に関連付けられた文字列を文字列表示5に表示し、文字列の選択を受け付ける。このとき、タッチの位置の移動方向は、任意の方向でも良い。
図2を参照して説明する。
制御部10は、文字列が表示されているとき、検出部40により、タッチが検出されている状態で、タッチの位置が、表示されている文字列の選択を受け付ける第2領域に向かう第2方向へ移動されると、第2方向に表示されている文字列の選択を受け付ける制御をする。第2領域は、第1領域とことなる領域であり、適宜設定され、その座標が設定情報24に格納されても良い。
図8を参照し、「て」が選択されたときの処理を用いて、上述の処理を説明する。
制御部10は、図8(e)に示すように、文字列表示5に「手」、「テスト」、および「デモ」が表示されているとき、「デモ」が表示されている右下方向にタッチの位置が移動されると、図8(f)に示すように「デモ」の選択を受け付ける。このとき、第2領域は、図8(e)でタッチされている位置の右下側の領域である。そして、第2方向は、右下方向である。制御部10は、他の文字列についても同様に選択を受け付ける処理をする。
図10を参照し、「た」が選択されたときの処理を用いて、上述の処理を説明する。
制御部10は、図10(e)に示すように、文字列表示5に「タイル」、「誰」、および「たわし」が表示されているとき、「誰」が表示されている右方向にタッチの位置が移動されると、図10(f)に示すように「誰」の選択を受け付ける。このとき、第2領域は、図10(e)でタッチされている位置の右側の領域である。そして、第2方向は、右方向である。制御部10は、他の文字列についても同様に選択を受け付ける処理をする。
図2を参照して説明する。
制御部10は、表示部30に、文字列を表示させたあと、検出部40により、タッチが検出されている状態で、タッチの位置が他の文字が割り当てられた位置に移動し、第2時間が経過すると、他の文字に対応する文字列を表示部30に表示させる制御をしても良い。第2時間は、所定時間であり、設定情報24に格納されても良い。これにより、情報処理装置1は、文字列を表示させたあと、所定時間経過するまで、他の文字が割り当てられた位置にタッチの位置が移動しても、文字列の受け付けを継続するので、誤操作を防止し、文字入力操作の作業効率を向上することができる。
制御部10は、表示部30に文字列が表示されたあと、検出部40により、タッチが検出されている状態で、タッチの位置が第1位置に移動し、さらに、タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される他の文字列を表示部に表示させても良い。これにより、制御部10は、表示部30に文字列を表示させたあと、タッチの位置が第1位置に移動すれば、タッチの移動が逆方向を経由しなくても、その後にタッチの位置が第1方向に移動すると、入力されると予測される他の文字列を表示部30に表示させる。したがって、情報処理装置1は、文字列表示5に表示する文字列を切り替えるときのタッチの位置の移動操作に幅を持たせ、文字入力操作の作業効率を向上することができる。
制御部10は、タッチが解除されたとき、選択されている文字、および文字列の入力を受け付ける。
図11〜図14は、文字入力処理を示すフローチャートである。
図11〜図14を参照して、実施形態の情報処理装置1による文字入力処理を説明する。以下の説明において、制御部10は、検出部40によるタッチの検出が入力されることにより、ユーザ2のタッチによる入力操作を受け付けるものとする。
制御部10は、ソフトウェアキーボード3上のソフトキーがタッチされた否かを判定する(S101)。制御部10は、ソフトキーがタッチされていないとき(S101にてNo)、S101の処理を繰り返し実行する。
制御部10は、ソフトキーがタッチされたとき(S101にてYes)、タッチされた文字の選択を受け付け、所定時間が経過したか否かを判定する(S102)。制御部10は、所定時間が経過していないとき(S102にてNo)、タッチの位置が移動したか否かを判定する。そして、制御部10は、タッチの位置が移動していないとき(S103にてNo)、S102の処理を実行する。
制御部10は、タッチの位置が移動したとき(S103にてYes)、入力情報21を参照し、タッチされた文字と移動方向に対応する段の文字の選択を受け付ける(S104)。
そして、制御部10は、前回選択された段と同じ段が選択されたか否かを判定する(S105)。制御部10は、前回選択された段と異なる段が選択されたとき(S105にてNo)、頁情報23をリセットする(S106)。そして、制御部10は、S107の処理を実行する。このとき、頁情報23は、例えば、図6(a)に示すように、全ての段のページが1となる。なお、制御部10は、S101でソフトキーのタッチがされたあと、S104において、初めて段の選択を受け付けたとき、S106の処理を実行しても良い。
制御部10は、前回選択された段と同じ段が選択されたとき(S105にてYes)、S107の処理を実行する。
図12を参照して説明する。
制御部10は、頁情報23に応じて文字列を表示する(S107)。すなわち、制御部10は、S104で選択を受け付けた段に対応する頁数を頁情報23から抽出する。そして、制御部10は、候補情報22において、抽出した頁数に対応する文字列のグループを、表示部30に表示させる。
S101、S103、S107の処理を実行することにより、制御部10は、検出部40により、タッチが検出されたあと、タッチが検出されている状態で、タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される文字列を表示部30に表示させる制御をする。
制御部10は、タッチの位置がさらに移動し、文字列が選択されたか否かを判定する(S108)。制御部10は、文字列が選択されたとき(S108にてYes)、タッチが解除されたか否かを判定する(S109)。制御部10は、タッチが解除されていないとき(S109にてNo)、S108の処理を実行する。
制御部10は、タッチが解除されたとき(S109にてYes)、文字列の入力を確定し、S108で選択された文字列の入力を受け付ける。そして、制御部10は、文字入力処理を終了する。なお、制御部10は、S110限らず、タッチが解除されたとき、文字、および文字列の入力を確定し、その時点で選択されている文字、および文字列の入力を受け付けても良い。
制御部10は、S108において、文字列が選択されていないとき(S108にてNo)、タッチの位置がS103での移動歩行と逆方向に移動したか否かを判定する(S111)。制御部10は、タッチの位置が逆方向に移動していないとき(S111にてNo)、S109の処理を実行する。制御部10は、S111にてNoのあと、S109にてタッチが解除されたと判定すると、文字の入力を確定し、S101でタッチされたソフトキーに対応する表示文字の、S104で選択された段に対応する文字の入力を受け付ける。
制御部10は、タッチの位置が逆方向に移動したとき(S111にてYes)、頁情報23の、S104で選択された段の頁をインクリメントする(S112)。そして、制御部10は、S102の処理を実行する。これにより、制御部10は、S104で続けて同じ段が選択されたとき、S107において、候補情報22と頁情報23とを参照することにより、次に優先度の高い文字列のグループを表示部30に表示させる処理をする。
S111、S112の処理を実行することにより、制御部10は、表示部30に文字列を表示させたあと、検出部40により、タッチが検出されている状態で、タッチの位置が第1方向と逆方向に移動し、さらに、タッチの位置が前記第1方向に移動したことを受け付ける。そして、S105でYesのあと、S107の処理を実行することにより、制御部10は、入力されると予測される他の文字列を表示部に表示させる制御をする。
図11を参照して説明する。
S102において、制御部10は、所定時間が経過していないとき(S102にてYes)、S113の処理を実行する。
図13を参照して説明する。
制御部10は、あ段の選択の確定を受け付ける(S113)。
そして、制御部10は、前回選択された段と同じ段が選択されたか否かを判定する(S114)。制御部10は、前回選択された段と異なる段が選択されたとき(S114にてNo)、頁情報23をリセットする(S115)。そして、制御部10は、S116の処理を実行する。このとき、頁情報23は、例えば、図6(a)に示すように、全ての段のページが1となる。なお、制御部10は、S101でソフトキーのタッチがされたあと、S113において、初めて段の選択を受け付けたとき、S115の処理を実行しても良い。
制御部10は、前回選択された段と同じ段が選択されたとき(S114にてYes)、S116の処理を実行する。
制御部10は、タッチの位置が移動したか否かを判定する(S116)。このときのタッチの位置の移動は、任意の方向でも良い。制御部10は、タッチの位置が移動しないとき(S116にてNo)、S116の処理を繰り返し実行する。
制御部10は、タッチの位置が移動したとき(S116にてYes)、S117の処理を実行する。
図14を参照して説明する。
制御部10は、頁情報23に応じて文字列を表示する(S117)。すなわち、制御部10は、S113で選択を受け付けた段に対応する頁数を頁情報23から抽出する。そして、制御部10は、候補情報22において、抽出した頁数に対応する文字列のグループを、表示部30に表示させる。S101、S102、S116、S117の処理を実行することにより、制御部10は、検出部40により、タッチが検出されたあと、タッチが検出されている状態で、タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される文字列を表示部30に表示させる制御をする。
制御部10は、タッチの位置がさらに移動し、文字列が選択されたか否かを判定する(S118)。制御部10は、文字列が選択されたとき(S118にてYes)、タッチが解除されたか否かを判定する(S119)。制御部10は、タッチが解除されていないとき(S119にてNo)、S118の処理を実行する。
制御部10は、タッチが解除されたとき(S119にてYes)、文字、および文字列の入力を確定し、S118で選択された文字列の入力を受け付ける(S120)。そして、制御部10は、文字入力処理を終了する。なお、制御部10は、S120限らず、タッチが解除されたとき、文字、および文字列の入力を確定し、その時点で選択されている文字、および文字列の入力を受け付けても良い。
制御部10は、S118において、文字列が選択されていないとき(S118にてNo)、タッチの位置がS116での移動歩行と逆方向に移動したか否かを判定する(S121)。制御部10は、タッチの位置が逆方向に移動していないとき(S121にてNo)、S119の処理を実行する。制御部10は、S121にてNoのあと、S119にてタッチが解除されたと判定すると、文字の入力を確定し、S101でタッチされたソフトキーに対応する表示文字の、S113で選択された段に対応する文字の入力を受け付ける。
制御部10は、タッチの位置が逆方向に移動したとき(S121にてYes)、頁情報23の、S113で選択された段の頁をインクリメントする(S122)。そして、制御部10は、S102の処理を実行する。これにより、制御部10は、S113で続けて同じ段の選択が確定されたとき、S117において、候補情報22と頁情報23とを参照することにより、次に優先度の高い文字列のグループを表示部30に表示させる処理をする。
S121、S122の処理を実行することにより、制御部10は、表示部30に文字列を表示させたあと、検出部40により、タッチが検出されている状態で、タッチの位置が第1方向と逆方向に移動し、さらに、タッチの位置が前記第1方向に移動したことを受け付ける。そして、S114でYesのあと、S117の処理を実行することにより、制御部10は、入力されると予測される他の文字列を表示部に表示させる制御をする。
なお、制御部10は、文字入力処理の実行中に、タッチの位置が他の文字が割り当てられたソフトキーの位置に移動し、所定時間が経過すると、S101の処理を実行し、新たなソフトキーのタッチがあったと判定する。
図15は、コンピュータ装置の一例を示すブロック図である。
図15を参照して、コンピュータ装置100の構成について説明する。
図15において、コンピュータ装置100は、制御回路101と、記憶装置102と、読書装置103と、記録媒体104と、通信インターフェイス105と、入出力インターフェイス106と、表示装置107と、入力装置108と、タッチパネル109とを含む。また、通信インターフェイス105は、ネットワーク110と接続されている。そして、各構成要素は、バス111により接続されている。
制御回路101は、コンピュータ装置100全体の制御をする。そして、制御回路101は、例えば、CPU、マルチコアCPU、FPGA(Field Programmable Gate Array)およびPLD(Programmable Logic Device)などのプロセッサである。制御回路101は、例えば、図2において、制御部10として機能する。なお、図2において、記憶部20に記憶された入力情報21と、候補情報22と、頁情報23と、設定情報24とは、例えば、CPU、FPGA、およびPLDのキャッシュに記憶されても良い。
記憶装置102は、各種データを記憶する。そして、記憶装置102は、例えば、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などのメモリや、HDなどである。記憶装置102は、例えば、図2において、記憶部20として機能する。
また、ROMは、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAMは、制御回路101のワークエリアとして使用される。HDは、OS、アプリケーションプログラム、ファームウェアなどのプログラム、および各種データを記憶している。
記憶装置102は、例えば、制御回路101を、制御部10として機能させる文字入力プログラムを記憶する。
情報処理装置1は、記憶装置の制御をするとき、記憶装置102に記憶された文字入力プログラムをRAMに読み出す。RAMに読み出された文字入力プログラムを制御回路101で実行することにより、情報処理装置1は、文字入力処理を実行する。
なお、文字入力プログラムは、制御回路101が通信インターフェイス105を介してアクセス可能であれば、ネットワーク110上のサーバが有する記憶装置に記憶されていても良い。
読書装置103は、制御回路101に制御され、着脱可能な記録媒体104のデータのリード/ライトを行なう。そして、読書装置103は、例えば、FDD(Floppy Disk Drive)、CDD(Compact Disc Drive)、DVDD(Digital Versatile Disk Drive)、BDD(Blu−ray(登録商標) Disk Drive)およびUSB(Universal Serial Bus)などである。
記録媒体104は、各種データを保存する。記録媒体104は、例えば、文字入力プログラムを記憶する。さらに、記録媒体104は、図2に示す、入力情報21と、候補情報22と、頁情報23と、設定情報24とを記憶しても良い。
そして、記録媒体104は、読書装置103を介してバス111に接続され、制御回路101が読書装置103を制御することにより、データのリード/ライトが行なわれる。また、記録媒体104は、例えば、SDメモリーカード(SD Memory Card)、FD(Floppy Disk)、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu−ray(登録商標) Disk)、およびフラッシュメモリなどの非一時的記録媒体である。
通信インターフェイス105は、ネットワーク110を介してコンピュータ装置100と他の装置とを通信可能に接続する。そして、通信インターフェイス105は、例えば、図2において、送受信部60として機能する。
また、通信インターフェイス105は、無線LANの機能を有するインターフェイス、および近距離無線通信機能を有するインターフェイスを含んでも良い。そして、無線LANインターフェイスは、例えば、無線LAN規格として、Wi−Fi(登録商標)をサポートしても良い。近距離無線インターフェイスは、例えば、近距離無線通信規格として、Bluetooth(登録商標)をサポートしても良い。LANは、Local Area Networkの略である。
入出力インターフェイス106は、例えば、入力装置108、およびタッチパネル109と接続され、接続された入力装置108から各種情報を示す信号が入力されると、バス111を介して入力された信号を制御回路101に出力する。また、入出力インターフェイス106は、制御回路101から出力された各種情報を示す信号がバス111を介して入力されると、接続された各種装置にその信号を出力する。入出力インターフェイス106と、入力装置108と、タッチパネル109とは、例えば、図2において、入出力部50として機能する。
表示装置107は、各種情報を表示する。表示装置は、タッチパネル109からの入力を受け付けるための情報を表示しても良い。表示装置107は、例えば、図2において、表示部30として機能する。なお、タッチパネル109は、透過型の入力手段として表示装置107と重ねて配置されても良い。そして、タッチパネルは、感圧方式、静電方式、および光学方式などのさまざまな方式のタッチパネルを採用しても良い。
入力装置108は、例えば、キーボード、マウスなどであり、ユーザ2からの情報の入力を受け付ける。
タッチパネル109は、ユーザ2によるタッチを検出し、タッチ、タッチの位置、およびタッチの解除などの検出情報を制御回路101に入力する。タッチパネル109は、例えば、図2において、検出部40として機能する。
以上のように、実施形態の情報処理装置1は、タッチの位置が第1方向に移動したとき、文字列を表示し、さらに、第1方向と逆方向にタッチの位置が移動し、タッチの位置が第1方向に移動したとき、他の文字列を表示し、文字列の選択を受け付ける。このように、情報処理装置1は、文字列の切り替え用の専用キーを用いずに、ユーザ2のフリック操作により入力可能な文字列を切り替えるので、文字列の入力を容易にし、ユーザ2による文字入力操作の作業効率を向上することができる。
実施形態の情報処理装置1は、優先度の高い順に入力されると予測される文字列を切り替えて表示し、表示した文字列の選択を受け付ける。これにより、情報処理装置1は、ユーザ2が入力する可能性が高い文字列から順に、文字列の選択を受け付けし、ユーザ2による文字入力操作の作業効率を向上することができる。
実施形態の情報処理装置1は、フリック操作により選択された文字に関連する文字列を表示し、連続したフリック操作により文字列の選択を受け付けるので、文字列の入力を容易にし、ユーザ2による文字入力操作の作業効率を向上することができる。
実施形態の情報処理装置1は、文字列を表示したあと、他の文字が選択されると、他の文字に対応する文字列を表示し、文字列の選択を受け付ける。これにより、情報処理装置1は、ユーザ2が文字の選択を間違えても、タッチの位置を移動するだけで、他の文字列を表示するので、ユーザ2による文字入力操作の作業効率を向上することができる。
実施形態の情報処理装置1は、文字列を表示するとき、複数の文字列を同時に表示し、複数の文字列の選択を同時に受け付けるので、ユーザ2による文字入力操作の作業効率を向上することができる。
実施形態の情報処理装置1は、第1位置がタッチされ、タッチの位置が第1方向に移動したとき、文字列を表示し、さらに、第1位置にタッチの位置が移動し、タッチの位置が第1方向に移動したとき、他の文字列を表示し、文字列の選択を受け付ける。このように、情報処理装置1は、文字列の切り替え用の専用キーを用いずに、ユーザ2のフリック操作により入力可能な文字列を切り替えるので、文字列の入力を容易にし、ユーザ2による文字入力操作の作業効率を向上することができる。
なお、本実施形態は、以上に述べた実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
1 情報処理装置
2 ユーザ
3 ソフトウェアキーボード
4 文字表示
5 文字字列表示
10 制御部
20 記憶部
30 表示部
40 検出部
50 入出力部
60 送受信部
100 コンピュータ装置
101 制御回路
102 記憶装置
103 読書装置
104 記録媒体
105 通信インターフェイス
106 入出力インターフェイス
107 表示装置
108 入力装置
109 タッチパネル
110 ネットワーク
111 バス

Claims (9)

  1. 画像を表示する表示部と、
    タッチを検出する検出部と、
    前記検出部により、タッチが検出されたあと、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される文字列を前記表示部に表示させる制御と、
    前記表示部に文字列を表示させたあと、前記検出部により、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が前記第1方向と逆方向に移動し、さらに、前記タッチの位置が前記第1方向に移動したとき、入力されると予測される他の文字列を前記表示部に表示させる制御と、
    をする制御部と、
    文字と対応する複数の前記文字列とを関連付けて記憶する記憶部と、を備え
    前記制御部は、
    前記検出部により、文字が割り当てられた第1領域に対応する位置のタッチが検出され、タッチが検出された状態で、前記タッチの位置が第1時間経過したあと、前記タッチの位置が前記第1方向に移動したとき、前記第1領域に割り当てられた文字に関連付けられた文字列を前記表示部に表示させる制御をする
    報処理装置。
  2. 画像を表示する表示部と、
    タッチを検出する検出部と、
    前記検出部により、タッチが検出されたあと、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される文字列を前記表示部に表示させる制御と、
    前記表示部に文字列を表示させたあと、前記検出部により、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が前記第1方向と逆方向に移動し、さらに、前記タッチの位置が前記第1方向に移動したとき、入力されると予測される他の文字列を前記表示部に表示させる制御と、
    をする制御部と、
    1以上の文字列を含む複数の文字列群と複数の前記文字列群それぞれの優先度とを関連
    付けて記憶する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記優先度の高い順に、前記表示部に前記文字列群を表示させる制御をする
    報処理装置。
  3. 画像を表示する表示部と、
    タッチを検出する検出部と、
    前記検出部により、タッチが検出されたあと、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される文字列を前記表示部に表示させる制御と、
    前記表示部に文字列を表示させたあと、前記検出部により、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が前記第1方向と逆方向に移動し、さらに、前記タッチの位置が前記第1方向に移動したとき、入力されると予測される他の文字列を前記表示部に表示させる制御と、
    をする制御部と、
    文字と、前記文字が割り当てられた第1領域から前記タッチの位置が移動する方向に対応する文字とを関連付けて記憶し、さらに、前記文字それぞれと対応する複数の前記文字列とを関連付けて記憶する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記検出部により、前記第1領域に対応する位置のタッチが検出されたあと、タッチが検出された状態で、前記タッチの位置が移動したとき、前記タッチの位置が移動した方向に対応する文字に関連付けられた文字列を前記表示部に表示させ、
    前記表示部に、前記文字列を表示させたあと、前記検出部により、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が他の文字が割り当てられた位置に移動し、第2時間が経過すると、他の文字に対応する入力されると予測される文字列を前記表示部に表示させる制御をする
    報処理装置。
  4. 画像を表示する表示部と、タッチを検出する検出部とを有する情報処理装置のプロセッサにより実行される文字入力方法であって、
    前記検出部により、タッチが検出されたあと、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される文字列を前記表示部に表示させ、
    前記表示部に文字列を表示させたあと、前記検出部により、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が前記第1方向と逆方向に移動し、さらに、前記タッチの位置が前記第1方向に移動したとき、入力されると予測される他の文字列を前記表示部に表示させ
    前記検出部により、文字が割り当てられた第1領域に対応する位置のタッチが検出され、タッチが検出された状態で、前記タッチの位置が第1時間経過したあと、前記タッチの位置が前記第1方向に移動したとき、前記第1領域に割り当てられた文字に関連付けられた文字列を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする文字入力方法。
  5. 画像を表示する表示部と、タッチを検出する検出部とを有する情報処理装置のプロセッサにより実行される文字入力方法であって、
    前記検出部により、タッチが検出されたあと、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される文字列を前記表示部に表示させ、
    前記表示部に文字列を表示させたあと、前記検出部により、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が前記第1方向と逆方向に移動し、さらに、前記タッチの位置が
    前記第1方向に移動したとき、入力されると予測される他の文字列を前記表示部に表示させ、
    1以上の文字列を含む複数の文字列群と複数の前記文字列群それぞれの優先度とを関連付けて記憶する記憶部の情報を基に、前記優先度の高い順に、前記表示部に前記文字列群を表示させる
    ことを特徴とする文字入力方法。
  6. 画像を表示する表示部と、タッチを検出する検出部とを有する情報処理装置のプロセッサにより実行される文字入力方法であって、
    前記検出部により、タッチが検出されたあと、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される文字列を前記表示部に表示させ、
    前記表示部に文字列を表示させたあと、前記検出部により、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が前記第1方向と逆方向に移動し、さらに、前記タッチの位置が前記第1方向に移動したとき、入力されると予測される他の文字列を前記表示部に表示させ、
    前記表示部に、前記文字列を表示させたあと、前記検出部により、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が他の文字が割り当てられた位置に移動し、第2時間が経過すると、他の文字に対応する入力されると予測される文字列を前記表示部に表示させ、
    文字と、前記文字が割り当てられた第1領域から前記タッチの位置が移動する方向に対応する文字とを関連付けて記憶し、さらに、前記文字それぞれと対応する複数の前記文字列とを関連付けて記憶する記憶部の情報を基に、前記検出部により、前記第1領域に対応する位置のタッチが検出されたあと、タッチが検出された状態で、前記タッチの位置が移動したとき、前記タッチの位置が移動した方向に対応する文字に関連付けられた文字列を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする文字入力方法。
  7. タッチを検出する検出部により、タッチが検出されたあと、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される文字列を、画像を表示する表示部に表示させ、
    前記表示部に文字列を表示させたあと、前記検出部により、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が前記第1方向と逆方向に移動し、さらに、前記タッチの位置が前記第1方向に移動したとき、入力されると予測される他の文字列を前記表示部に表示させ
    前記検出部により、文字が割り当てられた第1領域に対応する位置のタッチが検出され、タッチが検出された状態で、前記タッチの位置が第1時間経過したあと、前記タッチの位置が前記第1方向に移動したとき、前記第1領域に割り当てられた文字に関連付けられた文字列を前記表示部に表示させる
    処理を情報処理装置が有するプロセッサに実行させることを特徴とする文字入力プログラム。
  8. タッチを検出する検出部により、タッチが検出されたあと、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される文字列を、画像を表示する表示部に表示させ、
    前記表示部に文字列を表示させたあと、前記検出部により、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が前記第1方向と逆方向に移動し、さらに、前記タッチの位置が前記第1方向に移動したとき、入力されると予測される他の文字列を前記表示部に表示させ、
    1以上の文字列を含む複数の文字列群と複数の前記文字列群それぞれの優先度とを関連付けて記憶する記憶部の情報を基に、前記優先度の高い順に、前記表示部に前記文字列群
    を表示させる
    処理を情報処理装置が有するプロセッサに実行させることを特徴とする文字入力プログラム。
  9. タッチを検出する検出部により、タッチが検出されたあと、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が第1方向に移動したとき、入力されると予測される文字列を、画像を表示する表示部に表示させ、
    前記表示部に文字列を表示させたあと、前記検出部により、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が前記第1方向と逆方向に移動し、さらに、前記タッチの位置が前記第1方向に移動したとき、入力されると予測される他の文字列を前記表示部に表示させ、
    前記表示部に、前記文字列を表示させたあと、前記検出部により、タッチが検出されている状態で、前記タッチの位置が他の文字が割り当てられた位置に移動し、第2時間が経過すると、他の文字に対応する入力されると予測される文字列を前記表示部に表示させ、
    文字と、前記文字が割り当てられた第1領域から前記タッチの位置が移動する方向に対応する文字とを関連付けて記憶し、さらに、前記文字それぞれと対応する複数の前記文字列とを関連付けて記憶する記憶部の情報を基に、前記検出部により、前記第1領域に対応する位置のタッチが検出されたあと、タッチが検出された状態で、前記タッチの位置が移動したとき、前記タッチの位置が移動した方向に対応する文字に関連付けられた文字列を前記表示部に表示させる
    処理を情報処理装置が有するプロセッサに実行させることを特徴とする文字入力プログラム。
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