JP6484525B2 - 警報装置およびプロセス制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、警報装置およびプロセス制御システムに関する。
熱処理や化学処理といったプロセスの異常を判別する技術が開発されている。熱処理装置については、正常な温度制御がなされた場合の温度の時間プロファイルである基準時間プロファイルを予め記憶しておき、各熱処理時の時間プロファイルと基準時間プロファイルとの差を逐次評価しながら熱処理装置の異常有無を判定する方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−263134号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法では、1回の熱処理に要する時間よりも長い時間間隔で、熱処理装置が経時的に異常状態へ近づく傾向を捉えることができないため、熱処理装置の異常状態を早期に発見できない虞がある。その結果、熱処理装置のメンテナンス不良が見過ごされがちになり、安全や環境の面で問題が引き起こされる可能性がある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、処理装置の異常状態を早期に発見できる警報装置およびプロセス制御システムを提供することを目的とする。
本発明に係る警報装置は、時系列で複数回実行されるバッチ処理のプロセス毎に、バッチ処理のプロセス開始から特定時間経過した後の物理量を測定した結果を示す値を取得する測定取得部と、測定取得部が複数回実行されるバッチ処理のプロセス毎に取得した値の移動平均値を求める平均取得部と、測定取得部が取得した値と、平均取得部が求めた移動平均値と、を比較した結果に基づき、測定取得部が取得した値が複数のバッチ処理のプロセスにわたって単調増加又は単調減少するバッチ処理のプロセスの数である指標値を求める指標取得部と、指標取得部が求めた指標値が、所定の閾値を超えているか否か判別する判別部と、判別部が指標値が所定の閾値を超えていると判別した場合に、バッチ処理のプロセスに異常が発生したことを報知する報知部と、を備え、平均取得部は、測定取得部が複数の異なるバッチ処理のプロセスについて取得した値を用いて一つの移動平均値を求める。
実施の形態に係るプロセス制御システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る警報装置の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る処理信号、トリガ信号および圧力値、温度との関係を示すタイムチャートである。 実施の形態に係る警報装置の動作説明図であり、(A)は代表値に突発異常値が含まれない場合、(B)は代表値に突発異常値が含まれる場合を示す。 実施の形態に係る警報装置で信号の例である。 実施の形態について、(A)は圧力値判定データベースの内容を示す図、(B)は温度判定データベースの内容を示す図である。 実施の形態に係る警報装置が実行する異常判定処理1を示すフローチャートである。 変形例に係るヒータオン信号、トリガ信号および温度との関係を示すタイムチャートである。 変形例に係る温度判定データベースの内容を示す図である。 変形例に係る警報装置が実行する異常判定処理2を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1に示すように、本実施の形態に係るプロセス制御システムは、プロセスを実行する成膜装置20と、警報装置10と、を備える。警報装置10は、成膜処理を繰り返し実行する成膜装置20に異常が発生したときに警報を発報する装置である。
成膜装置20は、反応炉を有する成膜装置等から構成される。成膜装置20は、反応炉21と、反応炉21の内圧を測定する圧力計22と、反応炉21内の温度を測定する温度計23と、成膜装置20全体を統括的に制御する成膜装置制御部24と、を備える。反応炉21は、例えば半導体ウェハが載置されるウェハ台(図示せず)、ウェハ台に載置された半導体ウェハ表面へ材料ガスやバッファガス等を供給する供給源(図示せず)、反応炉21内部を加熱するヒータ(図示せず)等を備える。成膜装置20はこのような構成により圧力と温度が変動するプロセスを、時系列で複数回(少なくともM+2回以上)実行する。
圧力計22は、測定した圧力を示す圧力データを成膜装置制御部24へ出力する。温度計23は、測定した温度を示す温度データを成膜装置制御部24へ出力する。圧力計22と温度計23は、警報装置10と通信可能であり、警報装置10からのデータ要求信号に応じて圧力データと温度データを警報装置10へ出力する。
成膜装置制御部24は、圧力計22から入力される圧力データと、温度計23から入力される温度データと、を用いて、供給源からの材料ガスやバッファガスの供給量、ヒータの温度等を制御する。また、成膜装置制御部24は、成膜処理中、成膜処理を実行していることを示す処理信号を警報装置10へ出力する。
警報装置10は、成膜装置20の異常を報知する報知部12と、成膜装置20から取得する情報に基づいて報知部12を制御する制御部11と、を備える。制御部11は、物理的には、CPU(Central Processing Unit)11aと主記憶部11bと補助記憶部11cと計時部11dとインタフェース部11eと各部を接続するシステムバス11fとを備える。
主記憶部11bは、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリから構成される。主記憶部11bは、CPU11aの作業領域として用いられる。
補助記憶部11cは、ROM(Read Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリなどの不揮発性メモリから構成される。補助記憶部11cは、CPU11aが実行するプログラムおよび各種パラメータなどを記憶している。また、CPU11aによる処理結果などを順次記憶する。補助記憶部11cは、圧力計22、温度計23で測定された圧力値、温度が記録されたプロセスデータベース(物理量データベース)131と、圧力判定データベース132と、温度判定データベース133と、を含む。圧力判定データベース132は、反応炉21内の圧力の異常判定に用いられる情報が記録されている。温度判定データベース133は、反応炉21内の温度の異常判定に用いられる情報が記録されている。
計時部11dは、ハードウェアタイマ等から構成されている。計時部11dは、後述する異常判定処理1に必要な時間データを計測するために用いられる。
インタフェース部11eは、LANインタフェース、シリアルインタフェース、パラレルインタフェース、アナログインタフェースなどから構成され、成膜装置20を含む外部装置とのインターフェースとして機能する。具体的にはインタフェース部11eは、成膜装置20が含む圧力計22、温度計23等の物理量センサからプロセスの物理量のデータを取得する。また、成膜装置制御部24から、反応炉21の状態を示す信号を受信する。インタフェース部11eは、取得したデータをCPU11aに伝達する。
報知部12は、警報音を鳴動するスピーカ、警告灯や警報画面を表示する表示装置等から構成される。報知部12は、CPU11aからのコマンドに応答してユーザに反応炉21のプロセスの異常傾向を報知する。
なお、報知部12は、例えばインターネット等に接続され、警報メッセージをインターネットを介してユーザが所持する携帯端末等へ送信する機能を有するものであってもよい。
次に、本実施の形態に係る警報装置10の制御部11の機能構成について説明する。制御部11は、CPU11aが補助記憶部11cに記憶されたプログラムを読み出して実行することで、図2に示すように、抽出部111、トリガ発生部112、算出部113、比較部114、極性管理部115、判定部116および報知制御部117として機能する。
抽出部111は、インタフェース部11eが取得した成膜装置20が実行する各成膜処理中に測定された計測時間が異なる複数の物理量(圧力値、温度)を示すデータのうち、特定の時刻における反応炉21内の圧力値、温度を示す値(代表値)を抽出して、プロセスデータベース131に記録する。
ここで、特定の時刻は、トリガ発生部112からトリガ信号が入力された時刻から、予め設定された時間だけ経過した後の時刻に設定される。
トリガ発生部112は、成膜装置20からの処理信号の入力有無に応じて、トリガ信号を生成して抽出部111へ出力する。例えば成膜装置20においてN回目の成膜処理が開始されると、図3に示すように、成膜装置20から警報装置10へ電圧Vrの処理信号の入力が開始される。このとき、トリガ発生部112は、電圧Vtrの矩形パルス状のトリガ信号を生成して抽出部111へ出力する。ここで、抽出部111は、計時部11dのカウント値を参照して、トリガ信号が入力された時刻T0から予め設定された基準時間t1だけ経過後の時刻T1における圧力データ、温度データを抽出する。抽出部111は複数回生成されるトリガ信号に対応して複数の代表値を抽出する。
このように、インタフェース部11eと、抽出部111と、トリガ発生部112と、は共同して、時系列で複数回実行されるプロセスの物理量を測定した代表値を複数取得する。
算出部113は、抽出部111が新たな代表値を抽出する度、プロセスデータベース131に記録された各物理量(圧力値、温度)の移動平均値をそれぞれ算出する。ここで移動平均(単純移動平均)とは、図4に示すように直近に所得した代表値をS(N)とすると、S(N)からM回(MはNより小さい正の整数)まで過去に取得した代表値S(N−M)までの平均値は式(1)
Avr(N)=(S(N)+S(N−1)+、…、+S(N−M))/M ・・・ (1)
であらわされる。
新たに代表値S(N+1)を取得した場合、移動平均は式(2)
Avr(N+1)=(S(N+1)+S(N)、…、+S(N−M+1))/M ・・・ (2)
であらわされる。本実施形態では、Mの値はプロセスに合わせてユーザが自由に設定可能であるが、ここでは10に設定される。算出部113は、新たな抽出部111が新たな代表値を抽出する毎に、新たな移動平均値を算出する。そして、算出した移動平均値を代表値に対応するデータベース(圧力判定データベース132又は温度判定データベース133)に記憶する。
なお、N−1回目の成膜より以前の成膜処理それぞれに対応する代表値(圧力、温度)は、すべてプロセスデータベース131に記録されているものとする。
また、算出部113は、移動平均値Avs(N)に対して代表値(圧力値、温度)が外れ値か否かの判定基準となる数値範囲(対象範囲ともいう)を求める。ここでは、S(N)・・・S(N−M)を標本とした場合の95%信頼区間を対象範囲とする。なお、95%信頼区間はAvr(N)−1.96*s/M^(1/2)からAvr(N)+1.96*s/M^(1/2)の区間である。ただし、sは標本S(N)・・・S(N−M)の標準偏差とする。対象範囲は99%信頼区間であっても良い。また、ユーザの設定により、所定の数値範囲(例えば5hp(ヘクトパスカル)、50℃)の範囲としてもよい。
比較部114は、プロセスデータベース131から直近に抽出された代表値を読み出し、読み出した値が算出部113が設定した対象範囲に含まれるか否か判別する。そして、読み出した値が対象範囲内である場合には、この値は外れ値ではないので、対応するデータベース(圧力値である場合には圧力判定データベース132、温度である場合には温度判定データベース133)に記憶する(図4(A))。一方、対象範囲外である場合には、外れ値として以降の処理から除外する(図4(B))。
プロセス内の時間を横軸に、物理量を縦軸にしたグラフをプロセスの実行順に並べた測定例を図5に示す。図5の例では、N+1回目に他とは異なる大きく異なる形のグラフが表れている。このような場合は、例えばセンサ(圧力計22や温度計23)におけるノイズの発生やプロセスの中断など、他の回でのプロセスでは発生しなかった異常が起こったと考えられる。算出部113で対象範囲を設定し、比較部114で対象範囲外の値を除外することで、このような極端な値の影響を取り除くことができる。
比較部114は、新たに抽出された代表値が外れ値でない場合、対応するデータベース(圧力値である場合には圧力判定データベース132、温度である場合には温度判定データベース133)から、過去の移動平均値を読み出す。そして、代表値と過去の移動平均値とを比較して大小関係を特定する。ここでは、代表値S(N)とを所得した場合に、一つ前の移動平均Avr(N−1)と比較して大小関係を特定する。
そして、特定した大小関係を示す値(極性値)を対応するデータベース(圧力値である場合には圧力判定データベース132、温度である場合には温度判定データベース133)に記憶する。ここで、極性値は、比較対象値が移動平均値よりも大きい場合「1」であり、比較対象値が平均値より小さい場合「0」である。また、比較対象値が移動平均値と等しい場合、直前の極性値と同一の値と取る。
極性管理部115は、圧力判定データベース132、温度判定データベース133に記録された極性値について、直近に抽出された圧力値、温度に対応する極性値と同一の極性値の継続数を示す同一極性継続数を算出する。そして、極性管理部115は、算出した同一極性継続数を圧力判定データベース132、温度判定データベース133に記録する。
圧力判定データベース132は、例えば図6(A)に示すように、処理回数を示す数値と、算出部113が算出した圧力平均値と、直近に抽出された圧力値と、圧力平均値と直近に抽出された圧力値との大小関係を示す極性値と、同一極性継続数と、が対応付けられて記録されている。ここで、同一極性継続数とは、同じ極性値が何回継続したかを示す数値である。温度判定データベース133は、例えば図6(B)に示すように、算出部113が算出した温度平均値と、直近に抽出された温度と、温度平均値と直近に抽出された温度との大小関係を示す極性値と、同一極性継続数と、が対応付けられて記録されている。
同一極性継続数は、取得した代表値が単調増加又は単調減少している数を示す。つまり、同一極性継続数が大きいと、長い期間の連続した多くのプロセスで物理量の代表値が単調に増加又は減少していることを意味する。
判定部116は、圧力判定データベース132、温度判定データベース133に記録されている同一極性継続数が、予め設定された継続数閾値以上であるか否かに基づいて、成膜装置20に異常が発生したか否かを判定する。例えば図6(A)および(B)に示すように、判定閾値が「6」に設定されている場合、判定部116は、圧力判定データベース132および温度判定データベース133に記録されている同一極性継続数の少なくとも一方が「6」に達すると、成膜装置20が異常であると判定する。判定部116は、成膜装置20に異常があると判定すると、異常通知信号を報知制御部117へ出力する。
このように、比較部114と極性管理部115と判定部116とは、取得した代表値が時系列で単調増加又は単調減少している程度を表す指標値(同一極性継続数)が、所定の閾値(ここでは「6」)を超えているか否か判別する。
報知制御部117は、判定部116が成膜装置20に異常が発生したと判定すると、報知部12に警報を発報させる。ここで、報知制御部117は、判定部116から異常通知信号が入力されたことを契機として報知部12を駆動してユーザに成膜装置20の異常を通知する。
次に、本実施の形態に係る警報装置10の制御部11が実行する異常判定処理1について、図7を参照しながら説明する。異常判定処理1は、例えばユーザが警報装置10へ電源を投入したことを契機として開始される
まず、トリガ発生部112は、図7に示すように、成膜装置20から処理信号の入力が開始されたか否かを判定する(ステップS1)。トリガ発生部112は、成膜装置20から処理信号の入力が無い限り(ステップS1:No)、待機状態を維持する。
一方、処理信号の入力が開始されると(ステップS1:Yes)、抽出部111が、圧力値、温度を抽出する(ステップS2)。ここでは、トリガ発生部112が、抽出部111へトリガ信号を出力する。そして、抽出部111は、トリガ信号が入力された時刻から予め設定された基準時間だけ経過した時刻に測定された圧力値、温度を抽出する。抽出部111は、抽出した圧力値、温度を、プロセスデータベース131に記録する。
次に、算出部113は、平均値算出対象数をMとしたときに、抽出された圧力値、温度を示す圧力データ、温度データがそれぞれM+1個以上、プロセスデータベース131に蓄積されたか否かを判定する(ステップS3)。プロセスデータベース131に蓄積された圧力データ、温度データが、それぞれM+1個未満である限り(ステップS3:No)、ステップS1およびステップS2の処理が繰り返し実行される。
一方、プロセスデータベース131に圧力データ、温度データがそれぞれM+1個以上蓄積されている場合(ステップS3:Yes)、算出部113は、プロセスデータベース131に記録されている圧力値と温度の代表値から移動平均値を算出する(ステップS4)。具体的には、圧力値の代表値のうち、直近に抽出された代表値M+1個から直近の一つを除いたM個の平均値を算出して移動平均値とする。同様に、温度についても移動平均値を求める。
続いて、算出部113は、圧力値、温度それぞれについて、比較部114が圧力値、温度の平均値との比較を実行する対象とするか否かの判定基準となる対象範囲を算出する(ステップS5)。
その後、比較部114は、直近に抽出された圧力値、温度がそれぞれ圧力値、温度についての対象範囲に含まれるか否かを判定する(ステップS6)。比較部114が直近に抽出された圧力値、温度の代表値少なくとも一方が対象範囲に含まれないと判定した場合(ステップS6:No)、その圧力値の代表値は圧力判定データベース132に記録されず、その温度の代表値も温度判定データベース133に記録されない。そして、そのままステップS1の処理が実行される。なお、ここで説明した構成の代わりに、複数種類の物理量の代表値のうち一部のみが対象範囲に含まれない場合に、対象範囲外の代表値のみを除外する構成を採用しても良い。
一方、直近に抽出された圧力値、温度の代表値の両方が対象範囲に含まれると判定されると(ステップS6:Yes)、比較部114は、その圧力値の代表値を圧力判定データベース132に記録する。またその温度の代表値を温度判定データベース133に記録する(ステップS7)。
次に、比較部114は、直近に抽出された圧力値、温度の代表値が、それぞれ移動平均値より大きいか、小さいか、あるいは同じであるかに応じて極性値を求める。そして、求めた極性値を圧力値、温度それぞれについて圧力判定データベース132、温度判定データベース133に記録する(ステップS8)。具体的には、比較部114は、直近に抽出された物理量(圧力値又は温度)の代表値がステップS4で算出された移動平均値より大きい場合、極性値「1」を選択し、小さい場合、極性値「0」を選択する。移動平均値と等しい場合、一つ前のループで選択された極性値と同様の値を選択する。
次に、極性管理部115は、圧力判定データベース132について、極性値に変化があるか否かを判定する(ステップS9)。ここで、極性管理部115は、直近に抽出された圧力値に対応する成膜処理について記録された極性値と、この成膜処理よりも1つ前に実行された成膜処理について記録された極性値とを比較し、これらが互いに異なる場合極性値に変化があると判定する。例えば図5(A)に示す圧力判定データベース132の場合、極性管理部115は、直近に抽出された圧力値に対応するのがN回目の成膜処理であるとすると、N回目の成膜処理に対応する極性値「0」と、N−1回目の成膜処理に対応する極性値「1」とが異なるので、極性値に変化があると判定する。
圧力判定データベース132について極性値に変化があると判定されると(ステップS9:Yes)、極性管理部115は、圧力判定データベース132の同一極性継続数を「1」に設定し(ステップS10)する。その後ステップS12の処理が実行される。ここで、極性管理部115は、直近に抽出された圧力値に対応する同一極性継続数を「1」に設定する。
一方、圧力判定データベース132について極性値に変化が無いと判定されると(ステップS9:No)、極性管理部115は、圧力判定データベース132の同一極性継続数を「1」だけインクリメントし(ステップS11)、その後ステップS12の処理が実行される。ここで、極性管理部115は、直近に抽出された圧力値に対応する同一極性継続数を「1」だけインクリメントする。
ステップS10又はステップS11の後、ステップS12において、極性管理部115は、温度判定データベース133について、極性値に変化があるか否かを判定する(ステップS12)。ここで、極性管理部115は、直近に抽出された温度に対応する極性値と、この直近に抽出された温度に対応する成膜処理よりも1つ前の成膜処理に対応する極性値とを比較し、これらが互いに異なる場合極性値に変化があると判定する。例えば図5(B)に示す温度判定データベース133の場合、極性管理部115は、直近に抽出された温度に対応するのがN回目の成膜処理であるとすると、N回目の成膜処理に対応する極性値「0」と、N−1回目の成膜処理に対応する極性値「1」とが異なるので、極性値に変化があると判定する。
温度判定データベース133について極性値に変化があると判定されると(ステップS12:Yes)、極性管理部115は、温度判定データベース133の同一極性継続数を「1」に設定し(ステップS13)、その後ステップS15の処理が実行される。ここで、極性管理部115は、直近に抽出された温度に対応する同一極性継続数を「1」に設定する。
一方、温度判定データベース133について極性値に変化が無いと判定されると(ステップS12:No)、極性管理部115は、温度判定データベース133の同一極性継続数を「1」だけインクリメントし(ステップS14)、その後ステップS15の処理が実行される。ここで、極性管理部115は、直近に抽出された温度に対応する同一極性継続数を「1」だけインクリメントする。
ステップS10又はステップS11の後、ステップS15において、判定部116は、圧力判定データベース132および温度判定データベース133に記憶されている同一極性継続数のうち少なくとも一方が、予め設定された継続数閾値以上であるか否かを判定する(ステップS15)。同一極性継続数が継続数閾値に満たない限り(ステップS15:No)、ステップS1からステップS14までの処理が繰り返し実行される。一方、何れかの物理量の極性継続数が継続数閾値に一致した場合(ステップS15:Yes)、判定部116は、異常通知信号を報知制御部117へ出力し、報知制御部117は、判定部116から異常通知信号が入力されると、報知部12を駆動して警報を発報する(ステップS16)。
以上説明したように、本実施形態に係る警報装置10では、トリガ発生部112と抽出部111とが、反応炉21の内部で時間と共に進行するプロセスの物理量を測定した代表値を、測定時間を異にして複数取得する。そして、算出部113と比較部114と判定部116とが、取得した代表値が時系列で単調増加又は単調減少している程度を表す同一極性継続数が、所定の閾値を超えているか否か判別する。報知部12は、同一極性継続数が所定の閾値を超えていると判別した場合に、プロセスに異常が発生したことを報知する。そのため、プロセスの異常を早期に発見することができる。
通常、物理量の代表値を複数回のプロセスに渡って測定すると、プロセスそのものや測定時に発生するノイズの影響で代表値は頻繁に増減を繰り返す。つまり、単調増加又は単調減少している程度を表す指標値である同一極性継続数が大きくなることはないからである。
また、比較部114は、複数の代表値に基づいて算出部113が設定した設定範囲から外れた外れ値を除外する。そのため、プロセスの異常やセンサノイズ等の影響を小さくすることができる。よって、本実施形態の警報装置10は、異常判定の精度が高い。
さらに、極性管理部115は、抽出部111が抽出した代表値の移動平均値を用いて同一極性継続数を求める。そのため、単に抽出した代表値とその直前に抽出された代表値とを比較した結果を用いて同一極性継続数をもとめた場合よりもノイズの影響を受けにくい。そのため、本実施形態の警報装置10は異常判定の精度が高い
ところで、プロセスの異常発見のために、成膜装置20の正常時における成膜処理中の圧力値、温度の時間プロファイルを予め保持し、成膜処理中の各時刻で測定される圧力値、温度と正常時における時間プロファイルとの差を逐次評価する構成が考えられる。この構成の場合、1回の成膜処理中における全ての時刻での圧力値、温度が必要となり、処理すべきデータ量が膨大になってしまう。
これに対して、本実施の形態に係る警報装置10では、抽出部111が、成膜装置20が実行するほん各成膜処理について特定時刻に測定された圧力値、温度(代表値)を抽出し、抽出した圧力値、温度の極性値から警報装置10の異常有無を判定する。これにより、警報装置10で処理すべきデータ量を低減することができるので、警報装置10に要求されるデータ処理能力を軽減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述の実施形態によって限定されるものではない。例えば、実施の形態では、抽出部111が1回の成膜処理について1つの圧力値、温度(代表値)を抽出する例について説明したが、これに限らず、例えば抽出部111が1回の成膜処理について2つ以上の圧力値または2つ以上の温度を抽出するものであってもよい。
例えば図8に示すように、成膜装置20の制御部24がヒータをオンしている間に警報装置10へ電圧Vhonのヒータオン信号を出力し続けるものであるとする。ここにおいて、本変形例に係るトリガ発生部112は、ヒータオン信号の入力開始時刻T20、入力停止時刻T22において電圧Vtrのトリガ信号を警報装置10へ出力する構成であってもよい。この場合、抽出部111は、時刻T20から時間t21だけ経過した時刻T21と時刻T22から時間t22だけ経過した時刻T23とにおける温度を抽出する構成とすることができる。ここで、時間t21は、例えば成膜装置20の正常時における昇温時間プロファイルに基づいて予め設定される。また、時間t22は、例えば成膜装置20の正常時における降温時間プロファイルに基づいて予め設定される。時刻T21の温度は、ヒータの状態を反映するものであり、この温度が単調減少しているとヒータが異常状態に近づきつつあることになる。また、時刻T23の温度は、反応炉21の冷却系統の状態を反映するものであり、この温度が単調増加していると反応炉21の冷却系統が異常状態に近づきつつあることになる。
また、本変形例に係る温度判定データベース133は、例えば図9に示すように、温度平均値、直近に抽出された温度、極性値、同一極性継続数について、それぞれ時刻T21の温度に対応する値と時刻T23の温度に対応する値とが記録されている。なお、図9の最も左側の列は、成膜処理の処理回数の一例を示すものであり、実際に温度判定データベース133に記録されているものでなくてもよい。
判定部116は、時刻T21に対応する同一極性継続数が、予め設定された判定閾値に達すると、ヒータが異常であると判定し、時刻T23に対応する同一極性継続数が、予め設定された判定閾値に達すると、反応炉21の冷却系統が異常であると判定する。例えば図9に示すように、判定閾値が「6」に設定されている場合、判定部116は、時刻T21に対応する同一極性継続数が「6」に達すると、成膜装置20のヒータが異常であると判定し、ヒータの異常を通知するヒータ異常通知信号を報知制御部117へ出力する。また、判定部116は、時刻T23に対応する同一極性継続数が「6」に達すると、反応炉21の冷却系統が異常であると判定し、冷却系統の異常を通知する冷却異常通知信号を報知制御部117へ出力する。報知制御部117は、ヒータ異常通知信号が入力された場合と冷却異常通知信号が入力された場合とを区別して、ヒータまたは冷却系統が異常である旨をユーザに通知するようにしてもよい。
本構成によれば、成膜装置20の異常状態をその態様により区別してユーザに通知することができるので、ユーザは成膜装置20の異常原因を早期に把握することができ、ひいては成膜装置20を早期に復旧させることが可能となる。
実施の形態では、成膜装置制御部24は、成膜処理中、成膜処理を実行していることを示す処理信号を警報装置10へ出力し、警報装置10が、処理信号が入力されている間異常判定処理1を実行する例について説明した。これに限らず、例えば、成膜装置20が、成膜処理開始時と成膜処理終了後とに処理開始信号、処理終了信号を警報装置10へ出力し、警報装置10は、処理開始信号が入力されてから処理終了信号が入力されるまでの間、異常判定処理1を実行するものであってもよい。
また、上記実施の形態では、成膜装置20から取得したデータから、トリガ発生部112及び抽出部111を用いて代表値を抽出した。しかし、代表値を取得する方法はこれに限らず、トリガ信号の入力をプロセス装置から受けても良い。あるいは、代表値そのものを外部からインタフェース部11eを介して取得しても良い。
さらに、上述した実施形態中の式やアルゴリズムは、上記の例に限られない。例えば、上記実施形態では、移動平均として単純移動平均を用いたが、荷重移動平均を用いても良い。また、代表値と移動平均の値が同一であった場合には、極性値を前回の処理と同じとした。すなわち、広義の単調増加と広義の単調減少とを用いた。これに変えて、狭義の単調増加と狭義の単調減少を用いても良い。このためには、図7のステップS8にて、代表値と移動平均の値が同一であった場合には極性値を前回の処理と逆(「0」であった場合には「1」に、「1」であった場合には「0」)とすればよい。
実施の形態に係る警報装置10では、抽出部111が、成膜装置20の圧力計22、温度計23で測定される反応炉21内の圧力値、温度を抽出する例について説明した。これに限らず、例えば成膜装置20が、供給源から供給される材料ガスの流量を測定する流量計(図示せず)を備える場合、抽出部111が、1回の成膜処理中の特定の時刻における材料ガスの流量を抽出する構成であってもよい。また、成膜装置20が、反応炉21内の複数箇所の温度を複数の温度計で測定する構成であれば、抽出部111が、1回の成膜処理中の特定の時刻における複数箇所の温度を抽出する構成であってもよい。
また、抽出部111は、1回の成膜処理中に測定される反応炉21内の圧力値、温度の平均値またはメジアンを抽出する構成であってもよい。
実施の形態では、警報システムが成膜装置20を備える例について説明した。これに限らず、時系列でプロセスを複数回実行するという条件で、熱処理装置等他のプロセス装置を備えるものであってもよい。
上記実施形態では、圧力と温度という性質の異なる複数の物理量について、同一の閾値を用いて異常判定を行った。しかし、物理量のそれぞれに対応する異なる閾値を用いて判定を行う構成を用いても良い。このような構成によれば、物理量の性質に合わせた設定が可能となるため、利便性が高くなる。また、移動平均のMの値についても、同様に複数の物理量について異なる値を用いても良い。
この場合、判定に用いる閾値(ここでは圧力の判定に対して第1継続数閾値、温度に対して第2継続数閾値)を対応するデータベース(第1継続数閾値を圧力判定データベース132、第2継続数閾値を温度判定データベース133)に記憶しておく。そして、例えば図10の異常判定処理2のように、極性継続数が閾値を超えているか否かの判定を、対応する閾値を用いてそれぞれ行えばよい(図10のステップS11a、ステップS15a)。
なお、異常判定処理2のステップS8までは図7の異常判定処理1のステップS8までと同様であるので図10では省略している。また、ステップS9、S10、S11も異常判定処理1と同様に実行される。
異常判定処理2では、ステップS10又はステップS11の後、ステップS11aにおいて、判定部116が、圧力判定データベース132に記憶されている同一極性継続数が、対応する継続数閾値(第1継続数閾値)以上であるか否かを判定する(ステップS11a)。閾値に満たない場合(ステップS11a:No)、ステップS12が実行される。一方、第1継続数閾値以上である場合には場合(ステップS11a:Yes)、報知部12が警報を発報する(ステップS16)。
ステップS12〜ステップS14については異常判定処理1と同様に実行される。
異常判定処理2では、ステップS13又はステップS14の後、ステップS15aにおいて、判定部116が、温度判定データベース133に記憶されている同一極性継続数が、対応する継続数閾値(第2継続数閾値)以上であるか否かを判定する(ステップS15a)。閾値に満たない場合(ステップS15a:No)、温度と圧力の両方がそれぞれに対応する閾値未満であるため、ステップS1からステップS15aまでの処理が繰り返し実行される。一方、第2継続数閾値以上である場合には場合(ステップS15a:Yes)、報知部12が警報を発報する(ステップS16)。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…警報装置、11…制御部、11a…CPU、11b…主記憶部、11c…補助記憶部、11d…計時部、11e…インタフェース部、11f…システムバス、12…報知部、20…成膜装置、21…反応炉、22…圧力計、23…温度計、24…成膜装置制御部、111…抽出部、112…トリガ発生部、113…算出部、114…比較部、115…極性管理部、116…判定部、117…報知制御部、131…プロセスデータベース、132…圧力判定データベース、133…温度判定データベース。

Claims (4)

  1. 時系列で複数回実行されるバッチ処理のプロセス毎に、バッチ処理のプロセス開始から特定時間経過した後の物理量を測定した結果を示す値を取得する測定取得部と、
    前記測定取得部が複数回実行されるバッチ処理のプロセス毎に取得した値の移動平均値を求める平均取得部と、
    前記測定取得部が取得した値と、前記平均取得部が求めた移動平均値と、を比較した結果に基づき、前記測定取得部が取得した値が複数のバッチ処理のプロセスにわたって単調増加又は単調減少するバッチ処理のプロセスの数である指標値を求める指標取得部と、
    前記指標取得部が求めた指標値が、所定の閾値を超えているか否か判別する判別部と、
    前記判別部が前記指標値が前記所定の閾値を超えていると判別した場合に、バッチ処理のプロセスに異常が発生したことを報知する報知部と、
    を備え
    前記平均取得部は、前記測定取得部が複数の異なるバッチ処理のプロセスについて取得した値を用いて一つの移動平均値を求める、
    警報装置。
  2. 前記平均取得部が取得した移動平均値と、前記測定取得部が取得した値の分散と、に基づき、前記測定取得部が取得した値から外れ値を除外する除外部をさらに含む、
    請求項1に記載の警報装置。
  3. 前記測定取得部は、性質の異なる複数種類の物理量を測定した結果を示す値を取得し、
    前記平均取得部は、前記複数種類の物理量のそれぞれに対応して複数の移動平均値を求め、
    前記指標取得部は、前記複数種類の物理量のそれぞれに対応して複数の指標値を求め、
    前記判別部は、前記複数種類の物理量のそれぞれに対応した閾値を用いて判別を行う、
    請求項1又は2に記載の警報装置。
  4. 時系列でバッチ処理のプロセスを複数回実行するプロセス装置と、
    前記プロセス装置が実行したバッチ処理のプロセスの物理量を測定するセンサと、
    数回実行されるバッチ処理のプロセス毎に、バッチ処理のプロセス開始から特定時間経過した後に前記センサが測定した結果を示す値を取得する測定取得部と、
    前記測定取得部が複数回実行されるバッチ処理のプロセス毎に取得した値の移動平均値を求める平均取得部と、
    前記測定取得部が取得した値と、前記平均取得部が求めた移動平均値と、を比較した結果に基づき、前記測定取得部が取得した値が複数のバッチ処理のプロセスにわたって単調増加又は単調減少するバッチ処理のプロセスの数である指標値を求める指標取得部と、
    前記指標取得部が求めた指標値が、所定の閾値を超えているか否か判別する判別部と、
    前記判別部が前記指標値が前記所定の閾値を超えていると判別した場合に、バッチ処理のプロセスに異常が発生したことを報知する報知部と、
    を備え
    前記平均取得部は、前記測定取得部が複数の異なるバッチ処理のプロセスについて取得した値を用いて一つの移動平均値を求める、
    プロセス制御システム。
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