JP6484488B2 - コネクタ - Google Patents

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本発明は、保持体がターミナルを保持するコネクタに関する。
下記特許文献1に記載のインサート端子では、端子本体の長手方向両端部にテーパ部が設けられると共に、端子本体の長手方向中間部に定着部が設けられており、端子本体が定着部においてインサート成形部に保持されている。
ここで、このインサート端子では、テーパ部と定着部との形状が相違している。
特開2011−171101号公報
本発明は、上記事実を考慮し、ターミナルの製造コストを低減できるコネクタを得ることを目的とする。
請求項1に記載のコネクタは、長手方向端部に端傾斜面が設けられると共に、長手方向中間部に中間傾斜面が設けられ、前記端傾斜面と前記中間傾斜面との長手方向に対する傾斜角度が同一にされるターミナルと、前記ターミナルを前記中間傾斜面において保持する保持体と、を備えている。
請求項2に記載のコネクタは、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記ターミナルの長手方向両端部に前記端傾斜面が設けられると共に、前記ターミナルの長手方向中間部に前記中間傾斜面が一対設けられ、かつ、前記ターミナルの長手方向一端側の前記端傾斜面と前記ターミナルの長手方向他端側の前記中間傾斜面との前記ターミナル長手方向に対する傾斜角度が同一にされると共に、前記ターミナルの長手方向他端側の前記端傾斜面と前記ターミナルの長手方向一端側の前記中間傾斜面との前記ターミナル長手方向に対する傾斜角度が同一にされる。
請求項3に記載のコネクタは、請求項1又は請求項2に記載のコネクタにおいて、前記ターミナルの前記中間傾斜面位置が前記ターミナルの前記端傾斜面位置に対し最小径寸法を同一又は大きくされる。
請求項1に記載のコネクタでは、ターミナルの長手方向端部に端傾斜面が設けられると共に、ターミナルの長手方向中間部に中間傾斜面が設けられており、保持体がターミナルを中間傾斜面において保持する。
ここで、端傾斜面と中間傾斜面とのターミナル長手方向に対する傾斜角度が同一にされている。このため、端傾斜面と中間傾斜面とを同一の加工具によって設けることができ、ターミナルの製造コストを低減できる。
請求項2に記載のコネクタでは、ターミナルの長手方向両端部に端傾斜面が設けられると共に、ターミナルの長手方向中間部に中間傾斜面が一対設けられている。
ここで、ターミナルの長手方向一端側の端傾斜面とターミナルの長手方向他端側の中間傾斜面とのターミナル長手方向に対する傾斜角度が同一にされると共に、ターミナルの長手方向他端側の端傾斜面とターミナルの長手方向一端側の中間傾斜面とのターミナル長手方向に対する傾斜角度が同一にされる。このため、一対の中間傾斜面を設ける加工具によって一対の端傾斜面を設けることができる。
請求項3に記載のコネクタでは、ターミナルの中間傾斜面位置がターミナルの端傾斜面位置に対し最小径寸法を同一又は大きくされている。このため、ターミナルが中間傾斜面位置において切損することを抑制できる。
本発明の実施形態に係るコネクタを示す左右方向から見た断面図である。 本発明の実施形態に係るコネクタの主要部を示す左右方向から見た断面図である。
図1には、本発明の実施形態に係るコネクタ10が左右方向から見た断面図にて示されており、図2には、コネクタ10の主要部が左右方向から見た断面図にて示されている。なお、図面では、コネクタ10の前方を矢印FRで示し、コネクタ10の上方を矢印UPで示す。
本実施形態に係るコネクタ10は、所謂オスコネクタにされている。
図1に示す如く、コネクタ10には、保持体としての樹脂製で直方体形箱状のケース12が設けられており、ケース12内は、前側に開放されている。
図1及び図2に示す如く、ケース12には、金属製で長尺略正方形柱状のターミナル14(端子)が所定数設けられており、ターミナル14は、前後方向に延伸されている。ケース12は、ターミナル14のインサート成形により製造されており、ターミナル14は、ケース12の後壁に貫通されて保持されている。
ターミナル14の前端部には、端縮径部としての四角錘台状の先端縮径部16が同軸上に形成されており、先端縮径部16は、前方へ向かうに従い上下方向及び左右方向の径が徐々に小さくされている。先端縮径部16の上面、下面、左面及び右面は、端傾斜面としての台形平面状の先端傾斜面16Aにされており、先端傾斜面16Aは、前方へ向かうに従いターミナル14の中心軸線側へ向かう方向に傾斜されている。
ターミナル14の後端部には、端縮径部としての四角錘台状の基端縮径部18が同軸上に形成されており、基端縮径部18は、後方へ向かうに従い上下方向及び左右方向の径が徐々に小さくされている。基端縮径部18の上面、下面、左面及び右面は、端傾斜面としての台形平面状の基端傾斜面18Aにされており、基端傾斜面18Aは、後方へ向かうに従いターミナル14の中心軸線側へ向かう方向に傾斜されている。
ターミナル14の前後方向(中心軸線方向、長手方向)中間部(中央部でなくてもよい)には、ケース12の後壁位置において、中間縮径部としての四角錘台状の前保持部20及び後保持部22が同軸上に形成されており、前保持部20は、後保持部22の直前に配置されている。前保持部20は、後方へ向かうに従い上下方向及び左右方向の径が徐々に小さくされており、後保持部22は、前方へ向かうに従い上下方向及び左右方向の径が徐々に小さくされている。前保持部20の上面、下面、左面及び右面は、中間傾斜面としての台形平面状の前傾斜面20Aにされており、前傾斜面20Aは、後方へ向かうに従いターミナル14の中心軸線側へ向かう方向に傾斜されている。後保持部22の上面、下面、左面及び右面は、中間傾斜面としての台形平面状の後傾斜面22Aにされており、後傾斜面22Aは、前方へ向かうに従いターミナル14の中心軸線側へ向かう方向に傾斜されている。
先端縮径部16、基端縮径部18、前保持部20及び後保持部22は、同一形状かつ同一大きさにされている。このため、先端縮径部16の先端傾斜面16A、基端縮径部18の基端傾斜面18A、前保持部20の前傾斜面20A及び後保持部22の後傾斜面22Aのターミナル14中心軸線に対する傾斜角度は、同一にされている。さらに、先端縮径部16の最小径寸法(ターミナル14前端面の上下方向及び左右方向の寸法)と、基端縮径部18の最小径寸法(ターミナル14後端面の上下方向及び左右方向の寸法)と、前保持部20及び後保持部22の最小径寸法(前保持部20と後保持部22との境界面の上下方向及び左右方向の寸法)と、は同一にされている。
ターミナル14の前保持部20及び後保持部22の外周全体には、外周断面V字状のV溝24が形成されており、V溝24は、ケース12の後壁内に配置されている。V溝24には、ケース12の樹脂が侵入しており(食込んでおり)、これにより、ターミナル14の前後方向への移動が制限されて、ケース12のターミナル14保持力が確保されている。
ケース12内には、前側から所謂メスコネクタ(図示省略)が挿入可能にされており、ターミナル14の前部は、メスコネクタの端子孔に挿入されて、メスコネクタに電気的に接続される。また、ターミナル14の前端部に先端縮径部16が設けられているため、ターミナル14前部の端子孔への挿入が先端縮径部16によって案内されて補助される。
ターミナル14の後部は、基板(図示省略)の接続孔に挿入されており、ターミナル14の後部は、例えばはんだ(図示省略)を介して基板に電気的に接続されている。また、ターミナル14の後端部に基端縮径部18が設けられているため、ターミナル14後部の接続孔への挿入が基端縮径部18によって案内されて補助される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のコネクタ10では、ターミナル14を製造する際に、原料材としての長尺正方形柱状の長尺材(線材)を加工設備(図示省略)に挿入した状態で、加工設備の一対の加工具によって長尺材を上下方向において狭持圧縮して、先端縮径部16の上面及び下面の先端傾斜面16Aと基端縮径部18の上面及び下面の基端傾斜面18Aとを形成すると共に、加工設備の他対の加工具によって長尺材を左右方向において狭持圧縮して、先端縮径部16の左面及び右面の先端傾斜面16Aと基端縮径部18の左面及び右面の基端傾斜面18Aとを形成する。これにより、長尺材に先端縮径部16及び基端縮径部18を形成(プレス加工)する。
次に、長尺材を加工設備に対し中心軸線方向に移動させた後に、一対の加工具によって長尺材を上下方向において狭持圧縮して、前保持部20の上面及び下面の前傾斜面20Aと後保持部22の上面及び下面の後傾斜面22Aとを形成すると共に、他対の加工具によって長尺材を左右方向において狭持圧縮して、前保持部20の左面及び右面の前傾斜面20Aと後保持部22の左面及び右面の後傾斜面22Aとを形成する。これにより、長尺材に前保持部20及び後保持部22を形成(プレス加工)する。
さらに、長尺材を加工設備に対し中心軸線方向に移動させつつ、上述の長尺材に先端縮径部16及び基端縮径部18を形成する工程と長尺材に前保持部20及び後保持部22を形成する工程とを交互に繰返して、長尺材に中心軸線方向に沿って先端縮径部16及び基端縮径部18と前保持部20及び後保持部22とを交互に形成する。
その後、長尺材を前保持部20と後保持部22との境界部分において切断して、複数のターミナル14を製造する。
ここで、ターミナル14では、先端縮径部16の先端傾斜面16A、基端縮径部18の基端傾斜面18A、前保持部20の前傾斜面20A及び後保持部22の後傾斜面22Aのターミナル14中心軸線に対する傾斜角度が、同一にされている。このため、同一の加工設備(一対の加工具及び他対の加工具)によって、ターミナル14に先端縮径部16及び基端縮径部18と前保持部20及び後保持部22とを形成できる。これにより、ターミナル14に先端縮径部16及び基端縮径部18を形成する加工設備とターミナル14に前保持部20及び後保持部22を形成する加工設備とを別々に設ける必要をなくすことができ、設備費を抑制できて、ターミナル14の製造コストを低減できる。
また、ターミナル14では、前保持部20及び後保持部22の最小径寸法が先端縮径部16の最小径寸法及び基端縮径部18の最小径寸法と同一にされている。このため、ターミナル14が前保持部20と後保持部22との境界部分において折損することを抑制できる。
なお、本実施形態では、先端縮径部16の全ての先端傾斜面16A、基端縮径部18の全ての基端傾斜面18A、前保持部20の全ての前傾斜面20A及び後保持部22の全ての後傾斜面22Aのターミナル14中心軸線に対する傾斜角度を同一にした。しかしながら、先端縮径部16の少なくとも1つの先端傾斜面16Aと後保持部22の少なくとも1つの後傾斜面22Aとのターミナル14中心軸線に対する傾斜角度を同一にすると共に、基端縮径部18の少なくとも1つの基端傾斜面18Aと前保持部20の少なくとも1つの前傾斜面20Aとのターミナル14中心軸線に対する傾斜角度を同一にすればよい。この場合、加工設備における加工具のターミナル14を圧縮する部分の形状を調整してもよい。
さらに、本実施形態では、前保持部20及び後保持部22の最小径寸法を先端縮径部16の最小径寸法及び基端縮径部18の最小径寸法と同一にした。しかしながら、前保持部20及び後保持部22の最小径寸法を先端縮径部16の最小径寸法及び基端縮径部18の最小径寸法の少なくとも一方に比し大きくしてもよい。この場合、加工設備における加工具によるターミナル14の圧縮量を調整してもよい。
10 コネクタ
12 ケース(保持体)
14 ターミナル
16A 先端傾斜面(端傾斜面)
18A 基端傾斜面(端傾斜面)
20A 前傾斜面(中間傾斜面)
22A 後傾斜面(中間傾斜面)

Claims (3)

  1. 長手方向端部に端傾斜面が設けられると共に、長手方向中間部に中間傾斜面が設けられ、前記端傾斜面と前記中間傾斜面との長手方向に対する傾斜角度が同一にされるターミナルと、
    前記ターミナルを前記中間傾斜面において保持する保持体と、
    を備えたコネクタ。
  2. 前記ターミナルの長手方向両端部に前記端傾斜面が設けられると共に、前記ターミナルの長手方向中間部に前記中間傾斜面が一対設けられ、かつ、前記ターミナルの長手方向一端側の前記端傾斜面と前記ターミナルの長手方向他端側の前記中間傾斜面との前記ターミナル長手方向に対する傾斜角度が同一にされると共に、前記ターミナルの長手方向他端側の前記端傾斜面と前記ターミナルの長手方向一端側の前記中間傾斜面との前記ターミナル長手方向に対する傾斜角度が同一にされる請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ターミナルの前記中間傾斜面位置が前記ターミナルの前記端傾斜面位置に対し最小径寸法を同一又は大きくされる請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
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